JP7274849B2 - 収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 - Google Patents
収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7274849B2 JP7274849B2 JP2018197583A JP2018197583A JP7274849B2 JP 7274849 B2 JP7274849 B2 JP 7274849B2 JP 2018197583 A JP2018197583 A JP 2018197583A JP 2018197583 A JP2018197583 A JP 2018197583A JP 7274849 B2 JP7274849 B2 JP 7274849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- shelf
- rail
- width direction
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Description
すなわち、本発明に係る収納ユニットは、板面が対向するように、幅方向に隣り合って配置された複数の板材と、隣り合う前記板材どうしを連結する連結部材と、隣り合う前記板材の間に配置された棚板と、前記棚板を前記板材に支持させる棚板支持手段と、を備え、該連結部材は、前記板材における隣り合う前記板材側を向く面の上部且つ後部に連結され、前記複数の板材のうち少なくとも1枚の前記板材は、前記幅方向に離れて配置された壁に固定され、少なくとも1枚の前記棚板は、前記幅方向の両端部が、棚板固定手段により前記板材に固定され、前記板材における前記棚板側を向く面には、レールが設けられ、前記棚板支持手段は、前記棚板に係合される棚板被係合部と、前記レールに係合されるレール被係合部と、を有することを特徴とする。
また、側板を壁に固定することで、収納ユニットは設置される。よって、後方の壁の補強桟等に固定する必要がなく、後方の壁の仕様が限定されず、あるいは後方に壁が配置されていなくてもよいため、レイアウトの自由度を高めることができる。
また、中仕切板を設置する際には、中仕切板を第一連結部材に当接するように配置すればよく、中仕切板の位置決めがしやすい。
図1は、本発明の一実施形態に係る収納ユニットの斜視図である。
本実施形態の収納ユニットは、居室の収納空間等に設置されるものである。図1に示すように、収納ユニット100は、一対の側板(板材)1Aと、中仕切板(板材)1Dと、上桟(連結部材)3と、幅木4と、各種オプション取付部材OPと、を備えている。本実施形態では、オプション取付部材OPとして、棚板5、L字棚板ユニット6A、ハンガーパイプ7、フック8、サイドバー9と、を有している。
なお、以下の説明において、側板1A及び中仕切板1Dを総称して、板材1と称することがある。
便宜上、一対の側板1Aの離間方向を幅方向と称し、幅方向と直交する水平方向を前後方向と称する。また、前後方向のうち、横桟側と後側とし、横桟側と反対側を前側と称する。
図2に示すように、側板1Aは、横芯材11と縦芯材12とを組付けた形成された枠体10と、枠体10の両側(収納ユニット100の幅方向の両側)に配置された面材15と、を有したいわゆるフラッシュ構造である。
まず、板材1に設けられたレール2について説明する。
レール2は、板材1の取付面1mに設けられている。レール2は、前後方向に沿って延び、板材1の前後方向の略全長にわたって設けられている。
図3に示すように、板材1の取付面1mには、板厚方向に向かって凹む溝18が形成されている。溝18は、前後方向に沿って延び、板材1の前後方向の略全長にわたって設けられている。
図1に示すように、棚板5は、隣り合う板材1の間に配置されている。棚板5は、板状に形成されている。棚板5は、板厚方向を上下方向に向けて配置されている。棚板5には、物品等が載置可能である。
以下の説明において、棚板5における収納ユニット100の幅方向を棚幅方向と称することがある。
図3及び図4に示すように、棚板5は、棚板支持手段である棚受け金具(係合部材)500を介して板材1に支持されている。棚受け金具500は、棚板5の嵌合キャップ51と対応する箇所に設けられている。
図1の第2収納内部空間S2の上部には、L字棚板ユニット6Aが設けられている。
なお、下記のL字棚板ユニット6Aや他のオプション取付部材OPの構造及び取付構造説明において、前述したオプション取付部材OPの一部と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、棚板5の後端部は、棚幅方向の両端部が棚受け金具500を介して板材1に支持されている。棚板5の前部では、棚幅方向の両端部が棚固定金具550を介して棚板5に固定されている。棚板5の前端部では、棚受け金具500に替えてL字棚受け金具600を介して板材1に支持されている。
図6に示すように、L字棚受け金具600は、支持面部601と、棚係合爪511と、レール係合片521と、を有している。
図7に示すように、ジョイント部材650は、取付面部651と、下面部661と、上面部671と、を有している。
図1に示すように、ハンガーパイプ7は、パイプ受け700を介して板材1のレール2に取り付けられている。ハンガーパイプ7には、ハンガー等を掛けることができる。
図1に示すように、フック8は、上下面部81と、レール係合片711(図2に示すパイプ受け700のレール係合片711参照。以下同じ。)と、鉤状部86と、を有している。フック8には、紐状や鉤状等の物品を掛けることができる。
サイドバー9は、上下面部81と、レール係合片711(図2に示すパイプ受け700のレール係合片711参照。以下同じ。)と、連結壁部96と、を有している。サイドバー9には、鉤状等の物品を掛けることができる。
まず、一方の側板1Aの側板固定工程を行う。
ここでは、まず、壁W1に面した側板1A(以下、側板1AAとする。図1参照。)を設置するものとする。壁W1に面して側板1AAを配置して、側板1AAを螺子で壁W1に固定する。また、側板1AAの下端部を螺子で床に固定し、螺子には螺子隠しキャップ16を被せる。なお、側板1AAや後述する中仕切板1Dには、予めレール2が設けられている。
側板1AAの上端部且つ後端部に、上桟固定金具36を螺子37zで固定する。上桟固定金具36の支持片39に、上桟(第一連結部材)3の端部3aを載せて、螺子38zで上桟3を上桟固定金具36に固定する。
側板1AAの下端部且つ後端部に、幅木4の端部4aを突き当てて、幅木4をタッカー等で後方の壁W3に固定する。
中仕切板1Dにおいて、第1収納内部空間S1側を向く面に、上記と同様にして、上桟固定金具36を螺子37zで固定する。
中仕切板1Dの下端部を螺子で床に固定し、螺子には螺子隠しキャップ16を被せる。
壁W2に面して側板1A(以下、側板1ABとする。図1参照。)を配置して、側板1ABを螺子で壁W2に固定する。また、側板1ABの下端部を螺子で床に固定し、螺子には螺子隠しキャップ16が被せる。なお、側板1AAを壁W1に固定する工程で、側板1ABも壁W2に固定しておいてもよい。
中仕切板1Dにおける第2収納内部空間S2側を向く面の上端部且つ後端部に、上桟固定金具36を螺子37zで固定する。側板1ABの上端部且つ後端部に、上桟固定金具36を螺子37zで固定する。各上桟固定金具36の支持片39に、上桟(第二連結部材)3の端部を載せて、螺子38zで上桟3を上桟固定金具36に固定する。
幅木4の端部4a,4bを、中仕切板1D及び側板1ABの下端部且つ後端部に突き当てて、幅木4をタッカー等で後方の壁W3に固定する。
なお、第二連結部材連結工程及び幅木設置工程において、第2収納内部空間S2の開口寸法(中仕切板1Dと側板1ABとの離間寸法)に合わせて、現場で上桟3及び幅木4を切断するようにしてもよい。
棚板5を設置する箇所のレール2に、棚受け金具500を係合させる。この際に、棚受け金具500を、棚受け金具500の上向き部523が下方に向かうにしたがって次第に板材1から離間するように傾斜させて、棚受け金具500の先端部(係合部525)をレール2の上下の内向き壁部24の間に挿入する。その後、上向き部523が板材1に沿うように、係合部525を中心として棚受け金具500を回転させて、係合部525をレール2の内向き壁部24に係合させる。
棚板5を側板1Aに固定する箇所では、棚固定金具550を板材1に取付面1mに配置し、第1片部551を螺子553で板材1に固定するとともに、第2片部561を螺子563で棚板5に固定する。
次に、本発明の変形例に係る収納システムについて、主に図8を用いて説明する。
下記に示す変形例の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図8は、本発明の一実施形態の変形例に係る収納ユニットを備えた収納システムの斜視図である。
図8に示すように、本変形例の収納システム101は、第1収納ユニット100Aと、第2収納ユニット100Bと、を備えている。第1収納ユニット100A及び第2収納ユニット100Bで、平面視で全体として略L字状に配置されている。
1A…側板(板材)
1D…中仕切板(板材)
1m…取付面
2…レール
3…上桟(連結部材)
4…幅木
5…棚板
6…L字用棚板
6A…L字棚板ユニット
7…ハンガーパイプ
8…フック
9…サイドバー
10…枠体
15…面材
18…溝
19…接着剤
21…レール底壁部
22…レール側壁部
23…レールフランジ壁部
24…内向き壁部
25…外向き壁部
36…上桟固定金具
52…棚係合穴
100…収納ユニット
100A…第1収納ユニット
100B…第2収納ユニット
500…棚受け金具(係合部材)
501…支持面部
511…棚係合爪(棚板被係合部)
521…レール係合片(レール被係合部)
550…棚固定金具
600…L字棚受け金具
650…ジョイント部材
700…パイプ受け
OP…オプション取付部材
S1…第1収納内部空間
S2…第2収納内部空間
t1…隙間
W1,W2,W3…壁
Claims (3)
- 板面が対向するように、幅方向に隣り合って配置された複数の板材と、
隣り合う前記板材どうしを連結する連結部材と、
隣り合う前記板材の間に配置された棚板と、
前記棚板を前記板材に支持させる棚板支持手段と、を備え、
該連結部材は、前記板材における隣り合う前記板材側を向く面の上部且つ後部に連結され、
前記複数の板材のうち少なくとも1枚の前記板材は、前記幅方向に離れて配置された壁に固定され、
少なくとも1枚の前記棚板は、前記幅方向の両端部が、棚板固定手段により前記板材に固定され、
前記板材における前記棚板側を向く面には、レールが設けられ、
前記棚板支持手段は、
前記棚板に係合される棚板被係合部と、
前記レールに係合されるレール被係合部と、を有することを特徴とする収納ユニット。 - 前記板材は、
前記幅方向に離間して配置された一対の側板と、
該一対の側板の間に配置された中仕切板と、を有し、
前記一対の側板は、前記壁に固定されている請求項1に記載の収納ユニット。 - 一対の側板を幅方向に離間して配置し、前記一対の側板を前記幅方向に離れて配置された壁に固定する側板固定工程と、
前記幅方向に延びる第一連結部材の一端部を、前記一対の側板のうち一方の側板における前記幅方向の内側を向く面の上部且つ後部に連結する第一連結部材設置工程と、
前記一対の側板の間に中仕切板を配置して、前記中仕切板における前記一方の側板側を向く面の上部且つ後部に前記第一連結部材の他端部を連結する中仕切板連結工程と、
前記中仕切板の下端部を床に固定する中仕切板固定工程と、
前記中仕切板と前記一対の側板のうち他方の側板との間に、前記幅方向に延びる第二連結部材を配置し、該第二連結部材の一端部を、前記中仕切板における前記他方の側板側を向く面の上部且つ後部に連結するとともに、前記第二連結部材の他端部を、前記他方の側板における前記中仕切板側を向く面の上部且つ後部に連結する第二連結部材連結工程と、
前記側板と前記中仕切板との間に棚板を配置して、該棚板を前記側板及び前記中仕切板に支持させる棚板支持工程と、
少なくとも1枚の前記棚板を、前記側板及び前記中仕切板に固定する棚板固定工程と、を備えることを特徴とする収納ユニットの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018197583A JP7274849B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018197583A JP7274849B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020062328A JP2020062328A (ja) | 2020-04-23 |
JP7274849B2 true JP7274849B2 (ja) | 2023-05-17 |
Family
ID=70387964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018197583A Active JP7274849B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7274849B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002078539A (ja) | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Arflex Japan Ltd | 組立て家具 |
JP2003093171A (ja) | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Kokuyo Co Ltd | 部材の取付構造 |
JP2007063793A (ja) | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toyo Plywood Kk | 壁面収納庫及びその施工方法 |
JP2018104956A (ja) | 2016-12-26 | 2018-07-05 | Dic株式会社 | 壁面収納及び壁面収納の設置方法 |
JP2018104950A (ja) | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 株式会社デザインアーク | 収納ユニットの取付方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49113924U (ja) * | 1973-01-24 | 1974-09-28 |
-
2018
- 2018-10-19 JP JP2018197583A patent/JP7274849B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002078539A (ja) | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Arflex Japan Ltd | 組立て家具 |
JP2003093171A (ja) | 2001-09-26 | 2003-04-02 | Kokuyo Co Ltd | 部材の取付構造 |
JP2007063793A (ja) | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toyo Plywood Kk | 壁面収納庫及びその施工方法 |
JP2018104956A (ja) | 2016-12-26 | 2018-07-05 | Dic株式会社 | 壁面収納及び壁面収納の設置方法 |
JP2018104950A (ja) | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 株式会社デザインアーク | 収納ユニットの取付方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020062328A (ja) | 2020-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101561174B1 (ko) | 파티션의 연결장치 | |
US20130305638A1 (en) | Modular wall assembly system | |
JP7274849B2 (ja) | 収納ユニット及び収納ユニットの施工方法 | |
JP2018104950A (ja) | 収納ユニットの取付方法 | |
JP7325175B2 (ja) | 収納ユニット | |
JP4916142B2 (ja) | 収納装置 | |
JP4274065B2 (ja) | 支持部材の取付装置 | |
JP3580157B2 (ja) | 収納棚の防震装置 | |
JP6886582B2 (ja) | 壁面収納及び壁面収納の設置方法 | |
JP5193968B2 (ja) | 配線保持具 | |
JP3134714U (ja) | 棚受け具 | |
JP4803654B2 (ja) | 机上パネル付き机及び机上パネル用補強部材 | |
KR102481300B1 (ko) | 조립식 간살 파티션 | |
JP5502554B2 (ja) | キッチン構造およびキッチン構造の施工方法 | |
JP5917585B2 (ja) | 収納ユニット | |
JP2014113437A (ja) | テーブルの配線ダクト装置 | |
US20230313527A1 (en) | Pre-assembled internal frame for modular wall section | |
JP6178606B2 (ja) | 収納部構造 | |
JP7340823B2 (ja) | 収納装置 | |
JP7190287B2 (ja) | 洗面化粧台用の補強部材及び洗面化粧台の設置方法 | |
JP2007143983A (ja) | 現地組立タイプのカウンター等の家具とその組立方法 | |
JP2015164522A (ja) | 収納箱の組立て方法 | |
JP3389894B2 (ja) | 可動間仕切壁 | |
JP2006223459A (ja) | 収納装置 | |
JP2000041767A (ja) | 押入れ等の収納空間の組立て収納棚 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20210120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221213 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7274849 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |