JP2001097583A - 給紙方法及び記録装置 - Google Patents
給紙方法及び記録装置Info
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- JP2001097583A JP2001097583A JP27770999A JP27770999A JP2001097583A JP 2001097583 A JP2001097583 A JP 2001097583A JP 27770999 A JP27770999 A JP 27770999A JP 27770999 A JP27770999 A JP 27770999A JP 2001097583 A JP2001097583 A JP 2001097583A
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
に搬送し、連続紙のときはスキュー取りをしないで給送
すること。 【解決手段】 ロール紙モードにより給送されたロール
紙PRの先端が用紙検知器PEで紙検知されると、搬送
ローラを規定の駆動ステップ数を正転させ、長さLの前
出しを行うと、同時に給紙ローラを正転させてリセット
位置に待機させる(図(a))。搬送ローラ4のみを逆
転させた後(図(b))、そして給紙ローラと搬送ロー
ラ4を同時に正転させ、一定長L0の頭出しを行う(図
(c))。連続紙モードではスキュー取りをしないの
で、連続紙の先端が給紙方向に対して斜めに切れられて
いても給紙方向に正しく頭出しができ、また搬送ローラ
の停止で給紙ローラが回転することが無いので、スリッ
プが起こらず、それに伴う音の発生も無く、静音化が図
れる。
Description
装置に係り、特に単票紙と連続紙を同一の搬送路にて搬
送する給紙方法及び記録装置に関する。
装置は単票紙を扱うものが一般的であり、複数枚の単票
紙をホッパに積層させておき、プリンタの印字動作と連
動して一番上に位置する単票紙を一枚ずつ印字ヘッドが
在る印字部へ自動搬送する単票紙用のオートシートフィ
ーダが良く知られている。 一方、最近では、通称
「ロール紙」と呼ばれている、巻芯に印刷紙が巻回され
た形態の連続紙を用紙として使用することが増えてい
る。ロール紙を使用する場合には、支持軸にロール紙の
貫通孔が貫通されて使用されるため、ロール紙を支持す
る構造は単票紙を支持する構造とは基本的に異なる。そ
こで従来のプリンタにおいては、単票紙用とロール紙用
とは、殆どが別々に作られている。共通のプリンタで単
票紙とロール紙の両方を使えるものも提供されている
が、その基本構造は単票紙用のシートフィーダとロール
紙用のそれとは、別々にプリンタ本体に取り付けられて
いる。
用のシートフィーダとロール紙ホルダとを、それぞれ別
々にプリンタ本体に取り付ける構造では、例えば単票紙
用のシートフィーダの後方にロール紙ホルダを取り付け
ることになる。そのため、前側に位置するシートフィー
ダの上端部を越えてロール紙の送給を可能となるように
当該ロール紙を保持するためには、当該ロール紙ホルダ
をどうしても大型化せざるを得ず、その結果プリンタ全
体としても大型化する。
カッタやハサミなどにより切断しなければならない。こ
のとき、ユーザが手切りすると、ロール紙の切り端部分
が側縁に対し直角かつ真っ直ぐにならず、斜めになった
りすることがある。このようにロール紙の切断には、あ
る程度の熟練を必要とする。斜めにカットされたロール
紙に対し、次回の印刷時にスキュー取りすると、カット
された斜めの切り端に合わせたスキュー取りが行われ
る。従って、ロール紙が斜めになったまま印刷部へ給送
されてしまう為、正しく印刷できなくなったり、ロール
紙に送りしわが起こり該部分に印刷不良が発生するなど
の問題が起こる。
を給送する方式では、スキュー取り動作や頭出し動作に
おいて、給紙ローラと搬送ローラとの間に回転上のタイ
ミングのずれが生ずる。特に、搬送ローラが停止し給紙
ローラがリセット位置へ回転するときに上記のスリップ
が起こる。最近では、高画質印刷用の単票紙やロール
紙、例えば光沢紙の使用が盛んになってきたが、このよ
うな用紙の給紙においては給紙ローラや搬送ローラがス
リップするとスリップ音が発生し易く、騒音対策が望ま
れている。
用紙を同一の搬送路に搬送し、連続紙のときはスキュー
取りをしないで給送する給紙方法、およびその給送方法
により記録部に用紙を給送し記録を行う記録装置を提供
することにある。
紙と連続紙の両方の用紙を同一の給紙ローラと搬送ロー
ラにて給送する給紙方法において、単票紙に印刷する単
票紙モード及び連続紙に印刷する連続紙モードとを有
し、単票紙モードのときは搬送ローラにてスキュー取り
した後、頭出し動作を行うと共に、連続紙モードのとき
はスキュー取りをしないで頭出し動作を行うことを特徴
とする。請求項1の発明によれば、連続紙モードのとき
はスキュー取りしないので、連続紙の先端が給紙方向に
対して斜めに切れられていても連続紙を給紙方向に正し
く頭出しができる。
て、給紙ローラが用紙と接触する円弧部と用紙から離間
する直線部とを有する側視D型の形状になっており、頭
出し動作は給紙ローラと搬送ローラの間で用紙の先端を
検知し、該紙検知から給紙ローラの直線部が用紙に対向
した位置を検知するまで給紙ローラと搬送ローラを正転
させて頭出し量より大きい量の前出しした後、搬送ロー
ラのみを逆転させて前出し位置から頭出し位置より手前
に用紙を戻し、更に給紙ローラと搬送ローラを同時に逆
転させて用紙を戻し、続いて給紙ローラと搬送ローラを
同時に正転させて頭出しおよび給紙ローラの直線部が用
紙に対向した位置に停止させることを特徴とする。請求
項2の発明によれば、給紙開始から頭出し終了まで給紙
ローラおよび搬送ローラと用紙との間にスリップが起こ
らないので、それに伴うスリップ音の発生がなく、静音
化が図れる。
て、用紙が光沢紙であることを特徴とする。請求項3の
発明によれば、光沢紙と給紙ローラ、搬送ローラの間で
スリップが起こると大きなスリップ音が発生するが、ス
リップを起こさせないことで有効な騒音対策となる。
1〜3のいずれかに記載の給紙方法により単票紙または
該単票紙の積載されるホッパを利用してセットされ、該
ホッパに設けられたエッジガイドにより給紙方向に直角
な方向の移動が規制された連続紙に対して頭出しをした
後に記録部へ給送して記録を行うことを特徴とする。請
求項4の発明によれば、単票紙のホッパを利用して連続
紙をセットすることにより、コンパクトで使い勝手が良
くなると共に、ホッパのエッジガイドが連続紙のガイド
になり、かつスキュー取りをしないので、連続紙の先端
が給紙方向に対して斜めに切れられていても連続紙を給
紙方向に正しく頭出しができる。
て、単票紙モードと連続紙モードを選択するモード選択
手段を備えていることを特徴とする。請求項5の発明に
よれば、モード選択により単票紙モードまたは連続紙モ
ードを設定するので、セットする単票紙または連続紙と
選択するモードとの対応がユーザに分かり易くなる。
明において、連続紙を切断する手段を備えていないこと
を特徴とする。請求項6の発明によれば、連続紙を切断
する手段を備えていなくてもスキュー取り動作を行わな
いことで、正規の頭出しができる為、前記切断手段を持
たない構成により簡素化が図れる。
る。図1は本発明に係る記録装置における単票紙の給紙
系の模式図、図2は本発明に係る記録装置における連続
紙の給紙系の模式図である。本実施例において、単票
紙、連続紙の共通する給紙制御の説明においては、単に
「用紙P」を使用する。
概略を説明する。給紙装置ASFは、複数枚積層された
単票紙PSを1枚づつ給送する機能を有し、主な構成と
して複数枚の単票紙PSを積層してセットするホッパ1
と、ホッパ1の最上位の単票紙PSを1枚づつピックア
ップして給送する給紙ローラ2と、最上位の単票紙P S
と共に重送される単票紙PSを分離する分離パッド3と
を備えている。
弧部2aと単票紙PSから離間する直線部2bとを有す
る側視D型の形状になっており、少なくともその表面
は、例えばゴム等の高摩擦材で構成されている。給紙ロ
ーラ2の円弧部2aと分離パッド3との当接状態で1回
転する間に1枚の単票紙PSが用紙ガイド8を通して搬
送ローラ4へ給送される。ここで、給紙ローラ2の1回
転は、給紙ローラ2の直線部2bがカット紙PSに対向
している位置(リセット位置)から回転を始め、再び直
線部2bが単票紙PSに対向する位置(リセット位置)
で回転を終了する。搬送ローラ4と従動ローラ5の協働
により、単票紙PSのスキュー取りが行われた後、一定
長の頭出し動作を行ってから記録タイミングに合わせて
単票紙PSを記録部を構成する記録ヘッド6の領域に送
り、記録を行う。記録された単票紙PSは、排出ローラ
7によって排出される。
する。ホッパ1から単票紙PSを外し、ロール紙PRを
セットする。ロール紙PRを巻き解いてホッパ1の単票
紙積載部に載せ、その先端を単票紙PSの先端と同じに
なるよう位置させる。給紙が開始されるとホッパ1がホ
ッパアップし、ロール紙PRの先端部分を給紙ローラ2
がピックアップし、給送する。そしてスキュー取りしな
いで頭出しを行ってから記録タイミングに合わせてロー
ル紙PRを記録ヘッド6の領域に送り、記録を行う。記
録されたロール紙PRは、排出ローラ7によって排出さ
れ、装置に組み込まれていないカッタなどの切断手段に
より切断する。
解斜視図、図4は図3に示す給紙装置の正面図である。
図3に示した如く、給紙装置ASFの主構成要素の一つ
となる単票紙用のシートフィーダ10が、プリンタ本体
(二点鎖線の仮想線で示す)の後部上面に斜め上方に傾
いて取り付けられている。シートフィーダ10は、公知
の構造のものであり、以下その構造の概略を説明する。
シートフィーダ10は、下端基部がネジ9によってプリ
ンタ本体に固定されている。シートフィーダ10は、フ
レーム11の左右に位置する側壁12,13と、該側壁
12,13の間に設けられるホッパ1とを備え、このホ
ッパ1部分に複数枚の単票紙を積載するようになってい
る。ホッパ1は、図示しないホッパバネおよびカム機構
を介して下端が揺動し、給紙ローラ2に向かって接離す
るように構成されている。
置を規制するエッジガイド14が該ホッパ1の面に平行
で左右方向に移動可能に取り付けられている。前記側壁
12,13のうち一方の側壁13(図3の手前側の側
壁)は、エッジガイド14と対をなして単票紙の幅方向
の他端側の位置を規制するエッジガイドの機能を兼備し
ている。すなわち、位置固定されている側壁13の内面
(エッジガイド14と対向する面)と、エッジガイド1
4とが対をなして単票紙の幅方向を両サイドから規制す
ることにより、単票紙が真っ直ぐにプリンタの印刷(記
録)部(図3及び図4に示す記録ヘッド10)に搬送さ
れることを補助する機能を有している。
ローラ軸は図示を省略されている)、この給紙ローラ2
と分離パッド3によりホッパ1上に積層された単票紙が
一枚ずつ印刷部へ送られるようになっている。またシー
トフィーダ10の上端には、図示を省略したぺ一パサポ
ートを着脱自在に装着するための着脱受け部15が設け
られている。
在なロール紙ホルダ20について説明する。図3に示す
如く、ロール紙ホルダ20は、中央に位置するホルダ本
体21と、該ホルダ本体21の左右両側に形成された一
対のアーム22,23とを備えて成り、ホルダ本体21
の中央には上記シートフィーダ10の着脱受け部15に
対して装着可能なホルダ側の着脱係合部24が突設形成
されている。なお、本実施例では、シートフィーダ10
側に雌型の着脱受け部15が形成され、ロール紙ホルダ
20側に雄型の着脱係合部24が形成されているが、こ
れらの関係は逆でも良く、また2つの部材を動かないよ
うに着脱可能に接続できる構造であれば、従来公知の種
有の着脱構造を採用することもできる。
紙セット領域30が形成されており、また各アーム2
2,23の自由端側の内側には受け部25が形成されて
いる。両受け部25には、ロール支持軸26の両端に形
成された回転軸27が収まるようになっている。このよ
うにしてロール支持軸26は、各受け部25に対して回
転可能に且つ横方向には動きを規制された状態で保持さ
れる。
切断するためのカッタの走査受け溝28が形成されてい
る。この走査受け溝28は、カッタ(図示せず)でロー
ル紙PRを幅方向に切断するときのガイド溝となるもの
で、このガイド溝に沿って、操作者がカッタを移動(走
査)させれば、その位置でロール紙PRをきれいに切断
できるようになっている。
PSを使用する場合には、ロール紙ホルダ20をシート
フィーダ10に取り付ける必要はなく、シートフィーダ
10のホッパ1上に複数枚の単票紙PSを積載して一枚
ずつプリンタの印刷部へ供給する。ロール紙PRを使用
する場合には、ロール支持軸26をロール紙PRに非拘
束状態(ロール支持軸26に対してロール紙PRが自由
回転可能な状態)で差込み、ロール支持軸26の両回転
軸27をロール紙ホルダ20の受け部25に入れ込むよ
うにして、ロール紙PRをロール紙ホルダ20にセット
する。そして、ロール紙ホルダ20の着脱係合部24を
シートフィーダ10の着脱受け部15に嵌め込み、ロー
ル紙ホルダ20をシートフィーダ10にセットする。
き解し、シートフィーダ10のホッパ1に沿わせてロー
ル紙PRの端部を該シートフィーダ10の用紙搬送路に
セットする。このときロール紙PRの幅に合わせてエッ
ジガイド14を移動し、ロール紙PRがホッパ1内で横
方向にぶれないように規制する。即ち、エッジガイド1
4は、単票紙PSとロール紙PRの両方のエッジをガイ
ドすることができるようになっている。よって、繰り出
されたロール紙PRの幅方向位置は規制されており、印
刷中、ロール紙PRから巻き解された紙は、真っ直ぐ印
刷部に供給されるようになる。
ローラ4の送り力によって行われるが、ロール紙PRは
ロール紙ホルダ20に非拘束状態で保持されているた
め、一旦搬送ローラ4によって引っ張られたロール紙P
Rは、慣性力により余分に回転する。そのため紙が余分
に巻き解されて弛みを形成する。これにより、ロール紙
PRが印刷部へ送られるときにバックテンションが掛か
らず、紙送り精度の向上に貢献することができる。
とを独立したモータで駆動するよう構成されており、各
モータは選択された給紙シーケンスに従って制御され
る。図5は給紙制御ブロックを示す。制御部40は、記
録装置の主制御部等(図示せず)のプリントドライバか
ら送られて来るプリント情報を受信し、このプリント情
報の判断結果から予め用意された複数の給紙シーケンス
の中から選択し、給紙指令により選択された給紙シーケ
ンスを実行し、用紙検知器PEからの紙検知に基づいて
給紙ローラ駆動部41および搬送ローラ駆動部42を制
御する。
P用シート、光沢紙、光沢フィルム、葉書等のカットシ
ート、封筒などの用紙の種類に関する情報(紙種情
報)、解像度に関する情報(解像度情報)、給紙速度、
単票紙、連続紙などのモード選択情報などである。給紙
シーケンスは、給紙ローラ2および搬送ローラ4を通常
の給紙速度で回転させる動作、給紙ローラ2を通常の給
紙速度より速い給紙速度(高速モード)で回転させる動
作、給紙ローラ2および搬送ローラ4を通常の給紙速度
で正転又は逆転させる動作などの組み合わせた動作によ
り構成される。
実施例に係る給紙動作を説明する。図6は用紙Pの先端
を検出するまでのシーケンスを示す。図7は給紙ルーチ
ンを示す。ここでは、給紙ローラ2及び搬送ローラ4の
回転をそれぞれのモータ(ASFモータ13,PFモー
タ14)の駆動ステップ数にて表す。
ットし(ステップ100)、ASFモータ13を起動し
給紙ローラ2を正転させ用紙Pを給紙する(ステップ1
01)。用紙Pの先端を紙検知器PEが検知したか否か
を判断し、紙無しの場合は紙検カウンタをインクリメン
ト(n=n+1)し(ステップ102)、再度紙検知器
PEが用紙Pの先端を検知したか否かの判断を行う(ス
テップ103)。所定回数(n8)の紙検知において、
用紙Pが検知されないときは給紙ローラ2が摩耗などの
性能劣化により滑り、用紙がピックアップできない(ノ
ンフィード)、紙詰まりやホッパ1の用紙切れを判断す
る(ステップ104)。ASFモータ13側では、所定
回数n8で紙検知が無ければASFモータ13を減速停
止する(ステップ105)。
れると、ASFモータ13の回転を停止させ(ステップ
106)、給紙装置ASFに「次の動作=通常」を設定
する(ステップ107)。“start”にリターンす
る。紙無し検知によりASFモータ13を停止させた
後、紙無し処理を行いリターンする。
されると、先ず給紙装置ASFの動作確認を行った後
(ASF Preset Routine)(ステップ200)、図6に示
す給送された用紙の検知を行う(Top of Paper Detect
Routine)(ステップ201)。続いて、次に実行すべ
き処理を判断し(ステップ202)、“再給紙”の場合
はステップ220へ移り、“Retry”の場合はリトライ
ルーチン(Retry Routine)(ステップ203)へ移
る。図6のステップ107で“通常”がセットされてい
る場合はステップ204以降の処理が行われる。先ず、
ロール紙モードであるか否かを判断し(ステップ20
4)、ロール紙モードであればスキュー取り無し給紙ル
ーチン(NON Skew Routine)(ステップ205)へ移
る。ステップ204で単票紙が判断された場合にはデー
タ有りかを判断し、データが無ければステップ205へ
移る。データ有りの場合は、紙種が“紙1”“紙2”
“紙3”であるかを判断し(ステップ207)、それぞ
れの紙種に応じてスキュー取りルーチン(Skew Remove
1, Skew Remove 2, Skew Remove 3)(ステップ208
〜210)へ移る。ステップ203,205,208〜
210の処理が終了した後、頭出し・ASFリセット動
作を実行する(ステップ211)。
ドの給紙ルーチンを説明する。図8は単票紙モードにお
ける頭出しまでの給紙ルーチンの一例を示す。図9はロ
ール紙モードにおける頭出しまでの給紙ルーチンの一例
を示す。図10は単票紙モードにおける給紙タイミング
チャート、図11はロール紙モードにおける給紙タイミ
ングチャート、図12の(a)〜(d)は単票紙モード
の単票紙の流れを示す模式図、図13の(a)〜(d)
はロール紙モードのロール紙の流れを示す模式図であ
る。
2を参照しながら説明する。本実施例に適用したスキュ
ー取りは、搬送ローラ4に用紙を食い付かせた後、給紙
ローラ2を停止状態で搬送ローラ4を逆転して吐き出
し、スキューを矯正する、いわゆる食い付き吐出し方式
である。これ以外のスキュー取り方式でも同様である。
以下の説明において、単票紙、ロール紙を単に「用紙」
と言う。給紙が開始されると、給紙ローラ2が正転し、
ホッパ1がアップして最上位の用紙PSを給送する。給
送された用紙PSの先端が用紙検知器PEで紙検知され
ると、搬送ローラ4をm1 steps正転させ、長さLの前出
しをし、この間に給紙ローラ2を位相検知のopen信号か
ら更にn1 steps正転させてリセット位置に待機させる
(図12(a))。搬送ローラ4のm1 steps正転は、同
時回転させた給紙ローラ2が1回転し、位相検知のopen
信号が得られるのに必要な駆動ステップ数である。
ーラ4をm2 steps逆転させる。このm2 steps逆転は、後
述の頭出し工程のときの給紙ローラ2との同時正転時に
合わせるよう搬送ローラ4のみで逆送りを行う(図12
(b))。その後給紙ローラ2をn7 steps逆転と搬送ロ
ーラ4をm4 steps逆転させ、くさび解除を行う(図12
(c))。給紙ローラ2を停止させた状態で更に搬送ロ
ーラ4をm steps逆転させて吐き出し、スキュー取りを
行う(図12(d))。スキュー取り後、給紙ローラ2
を正転させ、同時に搬送ローラ4をm5 steps正転させ、
一定長L0の頭出しを行う(図12(e))。上記「く
さび」とは、ホッパ1から1枚づつ用紙を給送する際、
給送される最上位の用紙に続く用紙が友連れして分離パ
ット3と給紙ローラ2の間に食い込む現象であり、この
状態で次の用紙を給紙すると更にその下の用紙が送ら
れ、重送させてしまうという不具合が起こる。これを防
ぐため、給紙ローラ2を逆転させ、最上位の用紙の戻し
を利用して友連れの用紙をホッパに戻す操作が「くさび
解除」である。このように給紙制御を行うことにより搬
送ローラ4の停止状態で給紙ローラ2が回転することが
無いので、スリップが起こらず、それに伴う音の発生も
無くなり、静音化が図れる。
13を参照しながら説明する。尚、ロール紙の給紙制御
は、単票紙の給紙制御におけるスキュー取り工程を持た
ないだけで、その他は同じである。給紙が開始される
と、給紙ローラ2が正転し、ロール紙から解かれた用紙
PRを給送する。給送された用紙PRの先端が用紙検知
器PEで紙検知されると、搬送ローラ4をm1 steps正転
させ、長さLの前出しをし、この間に給紙ローラ2を位
相検知のopen信号から更にn1 steps正転させてリセッ
ト位置に待機させる(図13(a))。
ーラ4をm2 steps逆転させる。このm2 steps逆転は、後
述の頭出し工程のときの給紙ローラ2との同時正転時に
合わせるよう搬送ローラ4のみで逆送りを行う(図13
(b))。そして、給紙ローラ2を正転させ、同時に搬
送ローラ4をm4 steps正転させ、一定長L0の頭出しを
行う(図13(c))。このように単票紙とロール紙の
給紙制御を行うことにより搬送ローラ4の停止状態で給
紙ローラ2が回転することが無いので、スリップが起こ
らず、それに伴う音の発生も無くなり、静音化が図れ
る。
ドのときはスキュー取りしないので、連続紙の先端が給
紙方向に対して斜めに切れられていても連続紙を給紙方
向に正しく頭出しができる。また、給紙開始から頭出し
終了まで給紙ローラおよび搬送ローラと用紙との間にス
リップが起こらないので、それに伴うスリップ音の発生
がなく、静音化が図れる。
パを利用して連続紙をセットすることにより、コンパク
トで使い勝手が良くなると共に、ホッパのエッジガイド
が連続紙のガイドになり、かつスキュー取りをしないの
で、連続紙の先端が給紙方向に対して斜めに切れられて
いても連続紙を給紙方向に正しく頭出しができる。
様を示す模式図である。
様を示す模式図である。
である。
出するまでのシーケンスを示すフロー図である。
を示すフロー図である。
スキュー取り・頭出しルーチンを示すフロー図である。
ンスを示すフロー図である。
の給紙タイミングチャートを示す図である。
の給紙タイミングチャートを示す図である。
の動作説明図である。
の動作説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 単票紙と連続紙の両方の用紙を同一の給
紙ローラと搬送ローラにて給送する給紙方法において、 前記単票紙に印刷する単票紙モード及び前記連続紙に印
刷する連続紙モードとを有し、前記単票紙モードのとき
は搬送ローラにてスキュー取りした後、頭出し動作を行
うと共に、連続紙モードのときはスキュー取りをしない
で頭出し動作を行うことを特徴とする給紙方法。 - 【請求項2】 前記給紙ローラが用紙と接触する円弧部
と用紙から離間する直線部とを有する側視D型の形状に
なっており、前記頭出し動作は給紙ローラと搬送ローラ
の間で用紙の先端を検知し、該紙検知から前記給紙ロー
ラの直線部が用紙に対向した位置を検知するまで給紙ロ
ーラと搬送ローラを正転させて頭出し量より大きい量の
前出しした後、搬送ローラのみを逆転させて前記前出し
位置から頭出し位置より手前に用紙を戻し、更に給紙ロ
ーラと搬送ローラを同時に逆転させて用紙を戻し、続い
て給紙ローラと搬送ローラを同時に正転させて頭出しお
よび給紙ローラの直線部が用紙に対向した位置に停止さ
せることを特徴とする請求項1記載の給紙方法。 - 【請求項3】 用紙が光沢紙であることを特徴とする請
求項2記載の給紙方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の給紙方
法により単票紙または該単票紙の積載されるホッパを利
用してセットされ、該ホッパに設けられたエッジガイド
により給紙方向に直角な方向の移動が規制された連続紙
に対して頭出しをした後に記録部へ給送して記録を行う
ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 単票紙モードと連続紙モードを選択する
モード選択手段を備えていることを特徴とする請求項4
記載の記録装置。 - 【請求項6】 連続紙を切断する手段を備えていないこ
とを特徴とする請求項4または5の記録装置。
Priority Applications (18)
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---|---|---|---|
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AT00107113T ATE385902T1 (de) | 1999-04-06 | 2000-04-06 | Tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
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