JP2001096675A - 耐摩耗性を有する化粧材 - Google Patents
耐摩耗性を有する化粧材Info
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Abstract
し且つ高意匠とする。 【解決手段】 化粧材Dは、基体1上に内部絵柄層2
と、フィラーFを含有しリコート性を有するリコート性
電離放射線硬化性樹脂層3と、撥液性インキで内部絵柄
層の絵柄に同調する様に部分的に撥液インキ層4を順次
形成後、撥液インキ層上の全面に硬化性樹脂塗液を塗布
して撥液インキ層部分ではじかせる事で表面に凹凸状に
透明樹脂層5を形成する。透明樹脂層には電離放射線硬
化性樹脂や熱硬化性樹脂が良い。撥液性インキは、メラ
ミンアルキド樹脂とニトロセルロース系樹脂との混合樹
脂をバインダー樹脂とし、撥液剤を含有するものが良
い。
Description
の表面装飾用の化粧紙等として用いられる化粧材に関す
る。特に、家具の水平面等に使用できる耐摩耗性等の耐
久物性を有する化粧材に関する。
に使用する化粧材のうち、トップコート層とする最表面
の透明樹脂層には、ウレタン樹脂等からなる熱硬化性の
2液硬化型樹脂や、或いは紫外線や電子線等の電離放射
線で硬化する電離放射線硬化性樹脂等の硬化性樹脂が、
耐摩耗性、耐汚染性表面の耐久物性の点から使用されて
いる。そして、2液硬化型ウレタン樹脂等の熱硬化性樹
脂に比べて電離放射線硬化性樹脂ではより優れた表面物
性を透明樹脂層に付与できるが、この様な場合でも、特
に耐摩耗性や表面硬度をより向上させる為には、該透明
樹脂層中にフィラーを添加する事が多い。例えば、特許
第2740943号公報(特開平8−183147号公
報)では、基体上に絵柄層を形成した後、その上の最表
面層として架橋性樹脂(電離放射線硬化性樹脂や熱硬化
性樹脂等)にフィラーを含有させた耐摩耗性樹脂層を設
けた構成の化粧材を開示している。また、特開平10−
119226号公報では、基体上に絵柄層を形成し、該
絵柄層上に、中間層用熱乾燥型電離放射線硬化性樹脂層
を形成した上で、最表面層としてトップコート層用電離
放射線硬化性樹脂層を形成するが、フィラーは前記の中
間層用熱乾燥型電離放射線硬化性樹脂層に含有させた構
成の化粧材を開示している。
許第2740943号公報の様に、最表面層となる層に
フィラーを含有させた場合、水平面に使用できる十分な
耐摩耗性等の物性は付与できるが、その反面、フィラー
によって表面の艶が低下すると共に、表面にフィラーが
頭出しし、表面ざらつき感が生じ、実際にこれを例えば
内装用途(水平面)に使用すると、接触したものを損傷
させたり、摩耗させたりする問題があった。一方、前記
特開平10−119226号公報の様に、フィラーを最
表面層には含有させずに、内部の層(中間層用熱乾燥型
電離放射線硬化性樹脂層)に含有させて、その上にトッ
プコート層を設けた場合では、表面が平滑であり、意匠
感・表面質感に乏しいものしか得られなかった。
ると共に表面のざらつき感も無く、且つ意匠性にも優れ
た化粧材を提供する事である。また、製造時の加熱も比
較的低温(例えば150℃程度)で良く、薄紙や樹脂シ
ート等で高熱で変形し易い様な基体でも可能な化粧材を
提供することである。
に、本発明の耐摩耗性を有する化粧材では、基体上に内
部絵柄層を形成し、該内部絵柄層上にフィラーを含有し
リコート性を有するリコート性電離放射線硬化性樹脂層
を形成し、該リコート性電離放射線硬化性樹脂層上に撥
液性インキで前記内部絵柄層の絵柄に同調する様に部分
的に撥液性インキ層を形成し、該撥液性インキ層上の全
面に硬化性樹脂塗液を塗布して撥液性インキ層部分では
じかせる事で表面に凹凸状に透明樹脂層を形成してなる
構成とした。
離放射線硬化性樹脂層に含有させて、且つ該樹脂層をリ
コート性のリコート性電離放射線硬化性樹脂層として、
この上に透明樹脂層を塗布形成してあるので、特に耐摩
耗性に優れる上、フィラー添加による表面のざらつき感
も発生しない。したがって、内装用途(水平面)等で表
面に接触したものを損傷・摩耗させたりする問題を起こ
さずに、優れた耐摩耗性が得られる。しかも、最表面層
としての透明樹脂層は、内部絵柄層に同調させた撥液性
インキ層の撥液作用によって(内部絵柄層に同調し
た)、表面が凹凸状になっているので、意匠感・表面質
感も豊かなものとなる。
は、上記構成の化粧材に於いて、透明樹脂層を形成する
硬化性樹脂塗液が熱硬化性樹脂からなる構成とした。こ
の様に、透明樹脂層に熱硬化性樹脂を使用する事によ
り、安価且つ平易に優れた耐摩耗性が得られる。
は、前記構成の化粧材に於いて、透明樹脂層を形成する
硬化性樹脂塗液が電離放射線硬化性樹脂からなる構成と
した。この様に、透明樹脂層に電離放射線硬化性樹脂を
使用する事により、極めて優れた耐摩耗性が得られる。
は、上記いずれかの構成の化粧材において、撥液性イン
キが、メラミンアルキド樹脂とニトロセルロース系樹脂
との混合樹脂をバインダーの樹脂として撥液剤を含有す
る構成とした。この様な内容の撥液性インキを使用する
事で、製造時に撥液性インキの硬化の為の加熱に例えば
180℃等の高温を必要とせず、比較的低温(例えば1
50℃程度)での加熱硬化でも可能となり、従来は熱に
弱くて使用できなかった薄紙や樹脂フィルム等で高熱で
変形し易い様な基体でも使用できる様になる。
明の耐摩耗性を有する化粧材について、実施の形態を説
明する。
化粧材Dの一形態を示す断面図であり、化粧材Dは、基
体1上に、内部絵柄層2として全ベタ層2A及び全ベタ
層2A上の柄パターン層2Bとが形成された上に、フィ
ラーFを含有するリコート性電離放射線硬化性樹脂層3
が形成され、更にリコート性電離放射線硬化性樹脂層3
の上に、撥液性インキで内部絵柄層3の絵柄に同調する
様に部分的に撥液性インキ層4を形成し、この撥液性イ
ンキ層4上の全面に硬化性樹脂塗液を塗布して撥液性イ
ンキ層部分ではじかせる事で表面に凹凸状に透明樹脂層
5を形成した構成である。
しては、熱可塑性樹脂でも良いが、好ましくは硬化性樹
脂、例えば熱硬化性樹脂、より好ましくは電離放射線硬
化性樹脂を用いるのが、耐摩耗性の他、耐汚染性の点で
も良い。また、撥液性インキには、メラミンアルキド樹
脂とニトロセルロース系樹脂との混合樹脂をバインダー
の樹脂とし撥液剤を含有する撥液性インキを用いると、
撥液性インキの加熱硬化を低温(例えば150℃程度)
で出来、基体として薄紙や樹脂フィルム等の高熱に弱い
基体も使用できる点で好ましい。
の他特性等は特に制限は無い。例えば形状は、シートの
他、板、立体物などでも良い。また、材質は、紙系、木
質系、金属系、無機非金属系(セラミック系、非セラミ
ックス窯業系等)、樹脂系等である。また、インキ浸透
性のあるもの(紙、不織布等)、インキ浸透性の無いも
の(樹脂シート等)、いずれでも良い。中でも紙系、或
いは樹脂系のシート(フィルム)は代表的であり、これ
らを基体として用いれば、本発明の化粧材は化粧シート
となり得る。特に、本発明に於いて撥液性インキに、前
記アミノアルキド樹脂等からなる特定のインキを用いる
形態では、製造時に撥液性インキの加熱硬化に例えば1
80℃等の高温加熱が不要で、比較的低温(例えば15
0℃程度)で良く、従来は熱に弱くて使用できなかった
薄紙等の紙系や樹脂系(シート)の基体でも使用でき、
これら基体は好適な基体である。
上質紙、リンター紙、バライタ紙、硫酸紙、和紙等の紙
である。また、紙は、紙の繊維間乃至は他層と紙との層
間強度を強化したり、ケバ立ち防止の為、紙に、更に、
アクリル樹脂、スチレンブタジエンゴム、メラミン樹
脂、ウレタン樹脂等の樹脂を添加(抄造後樹脂含浸、又
は抄造時に内填)させたものでも良い。
リエステル樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、ビニロン、
硝子等の繊維からなる不織布等も用いられる。不織布は
前記紙系の場合と同様に、アクリル樹脂、スチレンブタ
ジエンゴム、メラミン樹脂、ウレタン樹脂等の樹脂を添
加(抄造後樹脂含浸、又は抄造時に内填)させたもので
も良い。
プロピレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー等のポ
リオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン
樹脂、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体等のビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル
樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチ
ル、ポリメタクリル酸エチル等のアクリル樹脂、ポリス
チレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重
合体(ABS樹脂)、三酢酸セルロース、セロハン、ポ
リカーボネート等の樹脂等の樹脂材料がある。これら樹
脂は、シート、板、立体物として使用される。また、樹
脂系では、フェノール樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂
等の熱硬化性樹脂からなる熱硬化性樹脂板、フェノール
樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート
樹脂等の樹脂を、硝子繊維不織布、布帛、紙、その他各
種繊維質基体に含浸硬化させて複合化した所謂FRP
(繊維強化プラスチック)板、等の樹脂板も有る。
ラワン、チーク等からなる単板、合板、パーティクルボ
ード、繊維板、集成材等の木質材料がある。木質系はシ
ート、板、立体物として使用される。また、金属系で
は、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、銅等の
金属材料がある。金属系はシート(箔)、板、立体物と
して使用される。また、無機非金属系では、例えば、押
し出しセメント、スラグセメント、ALC(軽量気泡コ
ンクリート)、GRC(硝子繊維強化コンクリート)、
パルプセメント、木片セメント、石綿セメント、ケイ酸
カルシウム、石膏、石膏スラグ等の非セラミックス窯業
系材料、土器、陶器、磁器、セッ器、硝子、琺瑯等のセ
ラミックス系材料等がある。無機非金属系は主として板
や立体物として使用される。
剤、熱融着等の公知の手段により積層して複合化した基
体等も挙げられる。例えば、樹脂含浸紙やFRP等はそ
の一例でもある。
の有無等である。例えば、インキ浸透性の無い基体は、
塩化ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリオレフィン系樹脂等による樹脂シート等であ
り、インキ浸透性の有る基体は、例えば印刷用純白紙、
紙間強化紙、硬化性樹脂を含浸させた含浸紙等の紙類、
織布、不織布等のその他の繊維質基体である。
るが、例えば紙系の様な繊維質基体を使用する場合は、
坪量で50〜150g/m2 程度で、厚みが50〜30
0μm程度が望ましい。
る意匠表現や要求物性等に応じて、化粧材に於ける従来
公知の形成方法・材料で形成すれば良く、特に限定は無
い。なお、内部絵柄層の「内部」とは、基体に対して表
面側に導管溝柄等として形成される撥液性インキ層に対
して内側である事を明示的に示す為の表現である。
クリーン印刷、オフセット印刷、電子写真複写、手描
(例えば筆描等)等の従来公知の印刷等による形成方法
及び材料で形成すれば良い。内部絵柄層が表す絵柄は任
意であり、用途に合わせて、例えば木目模様、石目模
様、布目模様、タイル調模様、煉瓦調模様、皮絞模様、
文字、幾何学模様、全面ベタ等である。なお、全面ベタ
の全ベタ層はグラビアコート、ロールコート等の公知の
塗工法によって塗料で形成する事もできる。なお、内部
絵柄層としては、全面に形成される全ベタ層2Aと、所
望のパターン形状を表現する為に部分的に形成される柄
パターン層2Bとがある。全ベタ層2Aと柄パターン層
2Bとは各々単独で使用される事もあるが、通常は、下
地としての全ベタ層2Aとその上に形成した柄パターン
層2Bとの組合せが多い(図1参照)。
般的なインキ(又は塗料)同様に、バインダー等からな
るビヒクル、顔料や染料等の着色剤、これに適宜加える
各種添加剤からなる。バインダーの樹脂には、例えば、
塩素化ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、セルロース系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ポリウレタン樹脂等といった汎用の樹脂を選択
出来、単体又はこれらを含む混合物として使用する。但
し、リコート性電離放射線硬化性樹脂層との密着性の点
で、バインダーの樹脂としては、ニトロセルロース系や
アクリル樹脂系は望ましい樹脂である。
白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン
黄、黄鉛、カーボンブラック等の無機顔料、イソインド
リノン、ハンザイエローA、キナクリドン、パーマネン
トレッド4R、フタロシアニンブルー、インダスレンブ
ルーRS、アニリンブラック等の有機顔料(或いは染料
も含む)、アルミニウム、真鍮、等の金属顔料、二酸化
チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光
沢(パール)顔料等を使用すれば良い。
コート性電離放射線硬化性樹脂層3は、層中にフィラー
を含有し、且つリコート性(後塗装適性)を有する電離
放射線硬化性樹脂からなる層である。また、本発明では
このリコート性電離放射線硬化性樹脂層は、該層上に他
の層を形成する前に完全硬化させた後でも密着良く積層
できる。したがって、リコート性電離放射線硬化性樹脂
層を未硬化又は半硬化等の完全硬化前の状態を維持し
て、該層上に撥液性インキ層や透明樹脂層を、印刷・塗
工等で形成しなくても密着良く積層できる。これに対し
て、撥液性インキ層や透明樹脂層等を、リコート性電離
放射線硬化性樹脂を完全硬化前の状態としてその上に形
成し、この後で、リコート性電離放射線硬化性樹脂層を
完全硬化させる場合には、撥液性インキ層や透明樹脂層
形成時には、リコート性電離放射線硬化性樹脂層は非粘
着状態としなければ、印刷機や塗工機で撥液性インキ層
や透明樹脂層を形成する事ができない。ところが、リコ
ート性電離放射線硬化性樹脂層が完全硬化後でも撥液性
インキ層や透明樹脂層を密着良く形成できる場合には、
リコート性電離放射線硬化性樹脂層は完全硬化前の状態
では粘着状態でも液状状態でも良く、要求物性等に応じ
て電離放射線硬化性樹脂をその分自由に選択できる利点
がある。
この(リコート性)電離放射線硬化性樹脂層上に、塗膜
として、ウレタン系樹脂、電離放射線硬化性樹脂、メラ
ミンアルキド樹脂、その他樹脂等からなる、撥液性イン
キ層や透明樹脂層を、インキや塗液によって積層した際
に、実使用上十分な密着性が保持されることを意味す
る。具体的には例えば、JIS K 5400 で規定
する付着性試験(リコート後の塗膜表面のシリコーンや
汚れを消しゴムで除去した後、カッターナイフで少なく
ともリコート性電離放射線硬化性樹脂層にまで達する切
り込みを入れ、表面に貼り付けたセロハン粘着テープを
剥がして塗膜の剥離状況で評価する方法等)で、リコー
ト性電離放射線硬化性樹脂層と、その上に形成された撥
液性インキ層や透明樹脂層との層間で、これら層同士が
剥離しない密着強度を有する事である。なお、内部絵柄
層に同調してパターン状に形成する撥液性インキ層はイ
ンキを用いた印刷で積層し、一旦は全面に塗布する透明
樹脂層は通常は塗工で形成する。そこで、「リコー
ト」、すなわち、再塗工(或いは再塗装)は、塗工法の
みならず印刷等の他の手法による積層に対する意味も包
含する。
層に用いる電離放射線硬化性樹脂としては、分子中にア
クリロイル基等のラジカル重合性不飽和結合、又はエポ
キシ基等のカチオン重合性官能基を有する、プレポリマ
ー(所謂オリゴマーも包含する)及び/又はモノマーか
らなる組成物で、紫外線や電子線等の電離放射線により
硬化可能なものが用いられる。また、プレポリマー、モ
ノマーは単体又は複数種を混合して用いる。なお、ここ
で電離放射線とは、分子を重合或いは架橋させ得るエネ
ルギーを有する電磁波又は荷電粒子を意味し、通常、紫
外線(UV)又は電子線(EB)が用いられる。
テル類、ポリアクリレート類、カチオン重合型エポキシ
類等が使用され、モノマーには、スチレン系、アクリル
酸エステル系、不飽和カルボン酸アミド等が使用される
を有するプレポリマーの例としては、ポリエステル(メ
タ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エ
ポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリ
レート、トリアジン(メタ)アクリレート、シリコーン
(メタ)アクリレート等が使用できる。なお、(メタ)
アクリレートとはメタクリレート又はアクリレートの意
味である。また、分子中にカチオン重合性官能基を有す
るプレポリマーの例としては、ビスフェノール型エポキ
シ樹脂、ノボラック型エポキシ化合物等のエポキシ系樹
脂、脂肪酸系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル
等のビニルエーテル系樹脂のプレポリマーがある。
有するモノマーの例としては、単官能モノマーでは、メ
チル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート等がある。また、多官能モノマーでは、ジエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリメチールプロパント
リ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチ
レンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等もある。
からなる層に付与してリコート性電離放射線硬化性樹脂
層とする為には、電離放射線硬化性樹脂硬化物の平均架
橋間分子量が200〜1000程度になる様に設計する
事が好ましい。平均架橋間分子量を制御する手段とし
て、平均架橋間分子量を上げる場合は、添加モノマー濃
度を減らす、プレポリマーやアクリレートモノマーの官
能基数を減らすといった手段がある。一方、平均架橋間
分子量を下げる場合は、逆にモノマー濃度を増やした
り、3官能以上のアクリレートモノマーを添加してやれ
ば良い。なお、平均架橋間分子量とは、平均架橋間分子
量=全体の分子量/架橋点の数であり、全体の分子量は
Σ(各成分の配合モル数×各成分の分子量)であり、架
橋点の数はΣ〔{(各成分の官能基数−1)×2}×各
成分のモル数〕である。
場合には、上記電離放射線硬化性樹脂に、さらに光重合
開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基を有する樹
脂系の場合は、光重合開始剤として、アセトフェノン
類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル類を単独又は混合して用
いることができる。また、カチオン重合性官能基を有す
る樹脂系の場合は、光重合開始剤として、芳香族ジアゾ
ニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族ヨードニウム
塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル
等を単独又は混合物として用いることができる。なお、
これらの光重合開始剤の添加量としては、電離放射線硬
化性樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部程
度である。
源としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、
カーボンアーク灯、ブラックライト型蛍光灯、メタルハ
ライドランプ等の光源が使用される。紫外線の波長とし
ては通常190〜380nmの波長域が主として用いら
れる。また、電子線源としては、コッククロフトワルト
ン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧
器型、或いは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等
の各種電子線加速器を用い、100〜1000keV、
好ましくは、100〜300keVのエネルギーをもつ
電子を照射するものが使用される。電子線の照射量は、
通常2〜15Mrad程度である。
ィラーFを含有させる事によって、耐摩耗性が向上す
る。この様なフィラーとしては、例えば、α−アルミ
ナ、シリカ、炭化ケイ素等の無機粒子、架橋アクリル樹
脂ビーズ等の有機粒子等を上記した電離放射線硬化性樹
脂からなる組成物に添加して使用する。フィラーの粒子
形状、粒径は任意であるが、リコート性電離放射線硬化
性樹脂層を形成する為の塗液の塗工装置の摩耗の問題か
ら球状が望ましい。またフィラーの粒径は平均粒径で通
常はリコート性電離放射線硬化性樹脂層の厚みの0.3
〜2倍程度とするのが良い。0.3未満では十分な耐摩
耗性を得にくく、2を超えるとリコート性電離放射線硬
化性樹脂層の表面にフィラーがはみ出して脱落する恐れ
が出る。くわえて、表面凹凸の為に撥液性インキ層や透
明樹脂層の印刷適性・塗工適性が悪くなる。なお、フィ
ラーの含有量は、リコート性電離放射線硬化性樹脂層を
透して下の内部絵柄層が見える程度以上の透明性が損な
われない範囲内で、要求物性等により適宜量とすれば良
い。
線硬化性樹脂は、通常は常温(室温乃至は適宜加熱した
塗工温度において)にて液状の塗液として、ロールコー
ト、フローコート等の従来公知の塗工法で塗工する。な
お、リコート性電離放射線硬化性樹脂層の厚さは、要求
される耐摩耗性の程度等の要求物性に応じて適宜厚さと
すれば良く特に制限は無いが、例えば10〜50μm程
度とする。
撥液性インキでパターン状に部分的に、印刷や塗工等の
公知の手法で、リコート性電離放射線硬化性樹脂層上に
形成すれば良い。この際、印刷法等で、内部絵柄層の絵
柄に同調する様に部分的に撥液性インキ層を形成すれ
ば、より高意匠の化粧材が得られる点で好ましい。例え
ば、内部絵柄層は木目柄として、この木目柄に同調した
柄として、この撥液性インキ層で木目導管溝柄を形成す
る等である。なお、図1は概念図であり、(部分形成さ
れている)全ての撥液性インキ層4は内部絵柄層2の構
成要素となる柄パターン層2Bの上に大体位置する様に
描いてある。しかし、例えば柄パターン層2Bb上には
撥液性インキ層4を描いて無い様に、全ての柄パターン
層2B上に必ず撥液性インキ層4があるとは限らない事
は、もちろん、従来公知の絵柄同調の場合と同様であ
る。
印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、電子写
真複写、手描(例えば筆描等)等の従来公知の印刷等に
よる形成方法及び材料で形成すれば良い。撥液性インキ
層が表す絵柄は任意であり、用途に合わせて、例えば木
目模様、石目模様、布目模様、タイル調模様、煉瓦調模
様、皮絞模様、文字、幾何学模様等である。なお、スプ
レー塗装等の塗工法によっても部分的に形成できるの
で、塗工法で形成しても良い。塗工の場合は塗液を用い
るが、本発明ではこの場合も含めて、撥液性「インキ」
層、撥液性「インキ」と呼ぶ事にする。
キは、バインダー等からなるビヒクル、撥液剤、これに
適宜加える、顔料や染料等の着色剤、その他添加剤から
なる。バインダーの樹脂としては、基本的には特に限定
されず、ウレタン樹脂、電離放射線硬化性樹脂等でも良
いが、特に、メラミンアルキド樹脂とニトロセルロース
系樹脂との(2元)混合樹脂は好ましい樹脂である。そ
れは、従来公知の樹脂系である、尿素とメラミンアルキ
ド樹脂とニトロセルロース系樹脂との3元混合樹脂が、
硬化に170℃以上の加熱処理を必要としたのに対し
て、前記した2元混合樹脂は、150℃程度のより低温
での加熱で硬化させる事ができるからである。この為、
従来は熱に弱くて使用できなかった薄紙や樹脂フィルム
等の基体を使用した化粧材とする事も可能となる。
為の撥液剤としては、汎用の撥液剤を使用すれば良い。
例えば、非反応性シリコーンやポリエチレンワックス等
の1種又は2種以上を撥液剤として使用する。なお、撥
液剤は、インキに対して、通常1〜10重量部程度添加
する。添加量がこれより少ないと撥液効果が不足し、例
えば木目導管溝柄でその導管の細い部分等で透明樹脂層
を完全にはじききらない。また、添加量がこれより多い
と、リコート性電離放射線硬化性樹脂層との密着が悪く
なる。
層の場合と同様に、着色剤を含有させても良い。それに
は、着色剤で着色した撥液性インキで形成すれば良い。
着色剤には、前記内部絵柄層で列記した如き公知の着色
剤が使用できる。例えば、木目導管溝柄を撥液性インキ
層で表現する場合には、黒色等の暗色の撥液性インキ層
とすると良い。
ンキ層4が形成された後のリコート性電離放射線硬化性
樹脂層上に、化粧材の最表面層として位置して、化粧材
表面性状を決める層である。最表面層としての透明樹脂
層の存在によって、リコート性電離放射線硬化性樹脂層
が該層中のフィラーの存在によって、たとえその表面が
粗面化しても、化粧材表面としては表面ざらつき感を無
くす事が可能となる。また、耐摩耗性向上目的で含有さ
せるフィラーは下層のリコート性電離放射線硬化性樹脂
層に含有させ、この透明樹脂層には含有させる必要が無
いので、最表面層にフィラーを含有させた場合に起き得
る表面ざらつき感、またそれによって起きる、化粧面が
水平面用途で使用したときの接触物の損傷・摩耗、等の
問題を防げる。しかも、最表面層としてのこの透明樹脂
層によって、表面は単なる平滑面以外に粗面としたり艶
調整も任意にできるので、意匠感・表面質感に富んだ化
粧材に出来る事になる。
ーバーコート剤が使用可能である。特に耐摩耗性の点で
表面性能を向上する為には、オーバーコート剤は硬化性
樹脂を用いたものが好ましい。該硬化性樹脂としては、
熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂等で良い。透明樹
脂層(一般的にはトップコート層とも言う)の塗布形成
は、ロールコート等の公知の塗工法、或いはグラビア印
刷等の公知の印刷法で形成すれば良い。そして、撥液性
インキ層が形成済みのリコート性電離放射線硬化性樹脂
層上に、塗工や印刷等によって施されたオーバコート剤
は、その固化前の流動状態に於いて、撥液性インキ層部
分ではじかれて、撥液性インキ層部分が凹部となって、
その後、乾燥、硬化等で固化する事で、凹凸状に透明樹
脂層が形成される。
脂が使用できる。例えば、2液硬化型ウレタン樹脂等で
ある。2液硬化型ウレタン樹脂としては、主剤にアクリ
ルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテル
ポリオール等のポリオールを用い、架橋剤(硬化剤)に
2,4−トリレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
等のポリイソシアネートを用いた公知のウレタン樹脂か
ら適宜選択すれば良い。また、上記電離放射線硬化性樹
脂としては、前述したリコート性電離放射線硬化性樹脂
層で述べた如き電離放射線硬化性樹脂を使用できる。但
し、透明樹脂層ではリコート性は不要な為、リコート性
を配慮したフィラー添加及び樹脂選定は必要無い。
的のフィラーは必須では無いが、表面ざらつき感が出で
ない程度であれば、フィラーを含有させても良い。含有
させるフィラーは前述リコート性電離放射線硬化性樹脂
層で述べた如きフィラーである。
所望のものとする為に、例えば艶調整の為に、フィラー
を含有させても良い。例えば、シリカ、炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム等の公知の艶消し剤を使用すれば良
い。艶調整によって、透明樹脂層は艶有りから艶消しま
での間の任意の艶感を表現でき、意匠感・表面質感に富
んだ化粧材が得られる。
施例及び比較例により更に説明する。なお、以下におい
て、「部」とあるのは全て質量(重量)基準である。
を次の様にして作製した。シート状の基体1とする化粧
原紙として、アクリル樹脂ラテックスを含浸した樹脂含
浸紙の片面に、内部絵柄層2として、グラビア印刷法で
厚み2μmの全ベタ層(着色ベタ層)2Aと木目柄の柄
パターン層2Bとをこの順に形成した。なお、全ベタ層
には、バインダーの樹脂がアクリル樹脂とニトロセルロ
ース系樹脂との混合物で着色剤が添加されたインキを使
用した。また、柄パターン層には、バインダーの樹脂が
ニトロセルロース系樹脂とアルキド樹脂との混合物で着
色剤が添加されたインキを使用した。次いで、下記の
(電子線硬化型の)リコート性電離放射線硬化性樹脂塗
料を用いて厚み25μmの塗膜を塗工形成した後、電子
線照射装置を用いて電子線照射を行い塗膜を架橋硬化さ
せて、フィラーFとしてアルミナを含有するリコート性
電離放射線硬化性樹脂層3を形成した。
樹脂層上に、前記内部絵柄層の柄と同調する様に、2液
硬化型の撥液性インキ(バインダーの樹脂がメラミンア
ルキド樹脂とニトロセルロース系樹脂との混合樹脂で、
撥液剤としてシリコーンオイルを含有し、有機酸触媒で
硬化させるタイプ)で、木目導管溝柄をグラビア印刷し
て、150℃15秒にて加熱乾燥硬化させ、撥液性イン
キ層4を形成した。
ップコート剤をグラビア塗工法により全面に塗工して厚
み3μmの透明樹脂層を形成した。次いで、60℃で3
日間熱乾燥して透明樹脂層を完全硬化させて、化粧シー
トとなる図1の如き化粧材Dを得た。
次の様にして作製した。実施例1において、内部絵柄層
を形成後、リコート性電離放射線硬化性樹脂層の形成に
用いた塗料を下記の低艶の塗料(フィラーとして球状α
−アルミナを含有し、低艶化の艶調整の為に不定形シリ
カ及び微粉末シリカを添加)に変更し、実施例1同様に
硬化させた。
形成後、下記のトップコート剤を塗布して電子線照射装
置を用いて電子線照射を行い塗膜を架橋硬化させて、低
艶の透明樹脂層を形成して、化粧材を得た。
実施例1に於いて、基体1上に内部絵柄層2を形成後、
リコート性電離放射線硬化性樹脂層3及び撥液性インキ
層4の形成を省略して、(撥液性インキ層が無い為には
じかれず表面が凹凸状で無く平坦な)厚み3μmの透明
樹脂層51のみを実施例1同様に形成したものを化粧材
Dとした。
実施例1に於いて、撥液性インキ層4及び透明樹脂層5
の形成を省略して、リコート性電離放射線硬化性樹脂層
3を最表面層とした他は、実施例1と同様にして化粧材
Dとした。
実施例1に於いて、基体1上に内部絵柄層2を形成後、
リコート性電離放射線硬化性樹脂層3に代わる層とし
て、実施例1で用いたトップコート剤(フィラー未含
有)を用いて、フィラーを含有しない厚さ3μmの電離
放射線硬化性樹脂層31をグラビア印刷法で全面に形成
した他は、実施例1同様にして、撥液性インキ層4及び
透明樹脂層5を形成して化粧材Dを得た。
実施例1に於いて、撥液性インキ層4の形成を省略し
て、透明樹脂層を表面が凹凸状で無く平坦な透明樹脂層
51として形成した他は、実施例1と同様にして化粧材
Dを得た。
として表面滑り性を、下記の様にして評価して、表1及
び表2の結果を得た。
性樹脂化粧板試験方法)に準じた方法で試験評価した。 表面滑り性:30kPaの荷重で綿布を押し当てた状
態で、10cmの距離を10往復擦り付け、綿布の傷み
具合を目視観察して評価した。
比べて、実施例(実施例1及び2)の耐摩耗性が向上
し、表面が削られた際にも、実施例では導管柄が簡単に
消失せず意匠性が保持されることが確認された。また、
表2の如く、実施例(実施例1及び実施例2)では、比
較例2に比べて、実使用上問題の無い耐摩耗性を有しな
がら、表面滑り性として滑らかな表面を持つ事が確認さ
れた。なお、比較例4も実施例2同様に耐摩耗性及び表
面滑り性は良好だが、表面に導管による凹凸が無く平滑
で、表面質感に乏しかった。
れば、耐摩耗性を向上させる為のフィラーは内部の層の
電離放射線硬化性樹脂層に含有させて、且つ該樹脂層を
リコート性のリコート性電離放射線硬化性樹脂層とし
て、この上に透明樹脂層を塗布形成してあるので、特に
耐摩耗性に優れる上、フィラー添加による表面のざらつ
き感も発生しない。したがって、内装用途(水平面)等
で表面に接触したものを損傷・摩耗させたりする問題を
起こさずに、優れた耐摩耗性が得られる。しかも、最表
面層としての透明樹脂層は、内部絵柄層に同調させた撥
液性インキ層の撥液作用によって(内部絵柄層に同調し
た)、表面が凹凸状になっているので、意匠感・表面質
感も豊かなものとなる。 また、透明樹脂層に熱硬化性樹脂を使用する事によ
り、安価且つ平易に優れた耐摩耗性が得られる。 また、透明樹脂層に電離放射線硬化性樹脂を使用する
事により、極めて優れた耐摩耗性が得られる。
ルキド樹脂とニトロセルロース系樹脂との混合樹脂をバ
インダーの樹脂として撥液剤を含有するインキを使用す
る事で、製造時に撥液性インキの硬化の為の加熱に例え
ば180℃等の高温を必要とせず、比較的低温(例えば
150℃程度)での加熱硬化でも可能となり、従来は熱
に弱くて使用できなかった薄紙や樹脂フィルム等で高熱
で変形し易い様な基体でも使用できる様になる。
示する断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 基体上に内部絵柄層を形成し、該内部絵
柄層上にフィラーを含有しリコート性を有するリコート
性電離放射線硬化性樹脂層を形成し、該リコート性電離
放射線硬化性樹脂層上に撥液性インキで前記内部絵柄層
の絵柄に同調する様に部分的に撥液性インキ層を形成
し、該撥液性インキ層上の全面に硬化性樹脂塗液を塗布
して撥液性インキ層部分ではじかせる事で表面に凹凸状
に透明樹脂層を形成した、耐摩耗性を有する化粧材。 - 【請求項2】 透明樹脂層を形成する硬化性樹脂塗液が
熱硬化性樹脂からなる、請求項1記載の耐摩耗性を有す
る化粧材。 - 【請求項3】 透明樹脂層を形成する硬化性樹脂塗液が
電離放射線硬化性樹脂からなる、請求項1記載の耐摩耗
性を有する化粧材。 - 【請求項4】 撥液性インキが、メラミンアルキド樹脂
とニトロセルロース系樹脂との混合樹脂がバインダーの
樹脂で、撥液剤を含有する、請求項1〜3のいずれか1
項に記載の耐摩耗性を有する化粧材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28105399A JP4289528B2 (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 耐摩擦性を有する化粧材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP28105399A JP4289528B2 (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 耐摩擦性を有する化粧材およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001096675A true JP2001096675A (ja) | 2001-04-10 |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008179073A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 凹凸模様形成方法 |
JP2014193535A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 |
JP2016221821A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 凸版印刷株式会社 | 化粧鋼板および化粧鋼板の製造方法 |
-
1999
- 1999-10-01 JP JP28105399A patent/JP4289528B2/ja not_active Expired - Fee Related
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