JP2001096018A - 玉計数払出装置 - Google Patents

玉計数払出装置

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JP2001096018A
JP2001096018A JP27476399A JP27476399A JP2001096018A JP 2001096018 A JP2001096018 A JP 2001096018A JP 27476399 A JP27476399 A JP 27476399A JP 27476399 A JP27476399 A JP 27476399A JP 2001096018 A JP2001096018 A JP 2001096018A
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Yoshimori Sugita
義守 杉田
Mutsumi Shioda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】玉計数払出装置を構成する主要部材の組み立
て、組み付けに使われるビスナットや締めつけネジを省
略できる。 【解決手段】玉タンク11から玉整列レール12を経て
整列状態で玉誘導レール13を通じて受け入れた玉を計
数し払出す玉計数払出装置であって、ハウジング3の側
面31に、フック付き突起片32と先端に2個のフック
33aを備えた支持片33を形成し、この支持片33に
前記モータ2を支持させ、かつフック付き突起片32と
先端のフック33aを前記モータ2側に掛け合わせて取
り付けることができるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におけ
る玉を必要に応じて貸玉と賞玉とに区分し、それぞれの
送り出し個数を計数しながら遊技者に提供できる玉計数
払出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の裏面には、図11に例示す
るように、セット板10に、賞玉および貸玉を遊技者に
供給するための装置として箱型の玉タンク11、玉整列
レール12、玉の流速を制御し玉圧を減少させる玉誘導
レール13などが上部から順次配置され、ここまで誘導
された玉は、次の玉計数機能を備えた玉計数払出装置1
4によって、所定個数の玉が賞玉または貸玉として遊技
者に提供されるように、各機能装置が設定されている。
【0003】具体的には、遊技者が入賞したり、また貸
玉を要求したりしたときには、その情報は電気信号とな
って、玉計数払出装置14を起動する。この玉計数払出
装置14には、スクリューのピッチ間に玉を収納した状
態でスクリューを回転させ、玉を一定のピッチで送り出
す回転スクリュー方式、あるいは羽根車の羽根の間のポ
ケットに玉を収納した状態で羽根車を回転させ、玉を一
定のピッチで送り出すようにした方式の玉払出しのため
の装置がすでに実用化されている。
【0004】この払出し機構によって送り出される玉
は、光センサ、電磁センサなどを備えた非接触式のカウ
ンタ機構によって正確な個数がカウントされ、パチンコ
機の所定場所に払出されて遊技者に提供される。そし
て、この玉の払出しに伴い、玉タンク11に貯留されて
いる玉は、下方の玉整列レール12に流入し、ここで玉
の流れは整流され、玉誘導路ユニット13を通じて前記
玉計数払出装置14に順次供給されて補充される。
【0005】このような従来の玉計数払出装置14で
は、玉を直接送り出す前記のスクリュー部材あるいは羽
根車部材が、プラスチック材で形成される外形箱型のハ
ウジング内の玉導入路と玉送出路との間に配置された状
態で収容されている。そして、このハウジングの外側に
駆動モータをネジ止め固定するとともに、スクリュー部
材あるいは羽根車部材を回転させるための手段、例え
ば、歯車、ジョイント、クラッチ、シャフトなどを収容
するギヤケースを必要とする場合には、前記ハウジング
と駆動モータとの間にネジ止めして取り付けられてい
た。このようにハウジングにスクリュー部材あるいは羽
根車部材を収容し、駆動モータを固定した従来の玉計数
払出装置14は、前記玉誘導レールの下部に接続した状
態で、セット板10にネジ止め固定して取り付けられも
のである。
【0006】以上説明したような従来の玉計数払出装置
においては、各部材部品の組付けが主としてネジ止めの
ような螺合手段を採用していたところから、パチンコ機
の製作工程において、ネジ止め作業の工数が相当かかる
という問題があり、作業の合理化が要望されていた。ま
た、使用済みパチンコ機を廃棄処分するに当たっては、
構成部材、有用資材の回収、リサイクルのため分別処理
する必要があるが、その際にも個々に取り外すために手
間がかかるうえ、特にネジのような金属部品とプラスチ
ック材とは確実に分別しなければならない制約があるこ
とから、改善が望まれた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、玉計数払出装
置を構成する主要部材の組み立て、組み付けに使われる
ビスナットや締めつけネジによる組み付け方法を省略で
きる組付け構造を備えた玉計数払出装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、玉タンク
から玉整列レールを経て整列状態で受け入れた玉を、計
数制御しながら送出する機能を備えた玉送出手段をハウ
ジングに収容し、このハウジングに玉送出手段駆動モー
タを組付けるようにした玉計数払出装置において、前記
ハウジングに一体的に形成した係合手段によって前記モ
ータを組付け可能としたことを特徴とする本発明のパチ
ンコ機の玉計数払出装置によって解決することができ
る。
【0009】また、上記の問題は、玉タンクから玉整列
レールを経て、賞玉用と貸玉用に区分され整列した玉を
受け入れ、駆動モータの回転方向を正逆切り替えること
により玉送出手段を制御して賞玉または貸玉を選択的
に、かつ計数制御しながら払出すようにした玉計数払出
装置において、賞玉用と貸玉用の2組の玉送出部材を収
容するハウジングに一体的に形成した係合手段によって
前記玉送出手段制御用ギヤを収容するギヤケースを組付
け可能とし、さらにそのギヤケースに一体的に形成した
係合手段によって前記モータを組付け可能としたことを
特徴とする本発明のパチンコ機の玉計数払出装置によっ
て解決することができる。
【0010】さらに本発明は、前記ハウジングが、左右
に2分割され得るケースの一方のケースに一体的に形成
した係合手段によって他方のケースを組付けて形成され
るものである形態、あるいは前記ハウジングがセット板
に対して嵌合係止手段によって取付け自在とされている
形態のパチンコ機の玉計数払出装置として、具体化する
ことができる。
【0011】かくして本発明によれば、パチンコ機の玉
計数払出装置の主要構成部材である、玉送出部材を収容
するハウジングと駆動モータとの組み付け、または、ハ
ウジングとギヤケースとモータとのそれぞれの組み付
け、または、ハウジングを構成する2分割され得るケー
ス間の組み付け、ハウジングとセット板との組み付けな
どをいずれも掛け合わせる係合手段によって行うので、
ボルト、ビスなどねじ止め材料を使わなくて済む上、組
み付け操作がワンタッチで行えるので、パチンコ機の製
作工数が著しく節約できることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明のパチンコ機の玉計
数払出装置に係る実施形態について、図1〜図10を参
照しながら説明する。本発明の玉計数払出装置は、図1
1に例示したように、玉タンク11から玉整列レール1
2を経て整列状態で玉誘導レール13を通じて受け入れ
た玉を計数し払出すものであって、第1の実施形態の玉
計数払出装置は、図1に示すように、玉送出部材である
スクリュー部材あるいは羽根車部材など(図示せず)を
収容したハウジング3と、そのハウジング3の側面には
玉送出部材の駆動モータ2を組付けた構造をその基本構
造としている。
【0013】そして、この第1の実施形態の特徴とする
ところは、前記ハウジング3に一体的に形成した係合手
段によって前記モータ2を組付け可能とした点にある。
すなわち、図1の例では、ハウジング3の側面31に、
フック付き突起片32と先端に2個のフック33aを備
えた支持片33を形成し、この支持片33に前記モータ
2を支持させ、かつフック付き突起片32と先端のフッ
ク33aを前記モータ2側に掛け合わせて取り付けるこ
とができるよう構成されている。なお、駆動モータ2は
市販品の場合、ネジ止め用の取付用孔21が設けられれ
ているが、本願発明ではこの取付用孔21を使用しない
ものである。かくして、この第1の実施形態の玉計数払
出装置では、ハウジング3と駆動モータ2とをネジのよ
うな金属製の固定用部品を必要とせず、簡単に組付ける
ことができるうえ、リサイクルのための分別処理に特に
好ましい利点が得られる。
【0014】次に、図2〜図5を参照しながら、第2の
実施形態として、前記玉送出部材として羽根車方式を用
い、玉タンクから玉整列レールを経て、賞玉用と貸玉用
に区分され整列した玉を受け入れ、駆動モータの回転方
向を正逆切り替えることにより玉送出手段を制御して賞
玉または貸玉を選択的に、かつ計数制御しながら払出す
ようにした玉計数払出装置の事例を説明する。
【0015】この第2の実施形態における駆動モータか
ら羽根車にいたる構成例を図2に示す。先ず、右端に示
す駆動モータ2、この駆動モータ2が取り付けられるギ
ヤケース5、次いで、前記駆動モータ2の回転を伝達
し、必要に応じて回転方向を変換する手段としての歯車
群51、駆動モータ2の駆動軸に接続される支持軸52
などの駆動伝達手段、およびこの支持軸52に遊嵌状態
に支持される羽根車61、玉案内盤63、羽根車62、
などの玉送出手段を順次組み付けてユニットに形成され
る。
【0016】そして、一方向回転爪車61a、62a
は、前記羽根車61と羽根車62との両側に配置され、
支持軸52の回転は一方向回転爪車62aに伝達され、
前記羽根車62を一方向にのみ回転させるものである。
また、一方向回転爪車61aには、駆動モータ2の回転
が歯車群51を介して伝達され、他方の羽根車61を一
方向にのみ回転させるものである。この場合、一方向回
転爪車61aと62aの回転方向は、歯車群51を介し
て相互に反対方向になるよう設定され、駆動モータ2の
正転、逆転の切り替えによって、前記羽根車61と羽根
車62のいづれか一方を選択的に一方向に回転させるこ
とができるものである。
【0017】このように、羽根車61と羽根車62とを
個別に制御可能とすれば、玉タンクから玉整列レールを
経て導入した玉を単に払出すだけではなく、賞玉用と貸
玉用に区分され整列した玉を受け入れ、駆動モータの回
転方向を正逆切り替えることにより玉送出手段を制御し
て賞玉または貸玉を区別して払出すことができる機能を
付与することができるのである。
【0018】そして、この第2実施形態の第1の特徴と
するところは、このギヤケース5の側面に一体的に形成
した係合手段によって前記駆動モータ2を組付け可能と
した点にあり、具体的には、図2、図3に例示するよう
に、ギヤケース5の側面53に、フック付き突起片54
と先端に2個のフック55aを備えた支持片55を形成
し、この支持片55に前記モータ2を支持させて、駆動
モータ2をギヤケース5側に押しつければ、フック付き
突起片54と先端のフック55aが前記モータ2側に掛
け合わされて、取り付けることができるよう構成されて
いる。この場合も、先の実施形態に同じく駆動モータ2
の予備のネジ止め取付用孔21は使用しないで済むので
ある。
【0019】次に、この第2実施形態の第2の特徴とす
るところを、図4、図5、図6を参照して説明する。先
の図2に示す駆動モータ2、ギアケース5、歯車群5
1、賞玉用と貸玉用の2組の羽根車61、62などは一
体に組付けられ、図4における羽根車ユニット60を構
成する。そして、この羽根車ユニット60は、羽根車部
分をその装着口44から挿入してハウジング4に収容さ
れるのであるが、このハウジング4の側面に一体的に形
成した係合手段によって、この羽根車ユニット60にお
ける前記歯車群を収容するギヤケース5を組付け可能と
する点に特徴がある。
【0020】具体的には、このハウジング4は、図6に
示すように、左右に2分割される組合せハウジングケー
ス(図6を基準に左ハウジングケース42、右ハウジン
グケース41と表す)から形成されるものとし、右ハウ
ジングケース41の側面には、フック付き突起片43を
3個、突出させて形成し、図4、図5に示すように、こ
の3個のフック付き突起片43の間に、前記羽根車ユニ
ット60のギヤケース5を押し込んで、各フック43a
を前記ギヤケース5に掛け合わせて、取り付けることが
できるよう構成されている。
【0021】この場合、フック付き突起片43のフック
フック43aは、ギヤケース5の端部に掛かり合ってい
るが、ギヤケース5側に適宜に引っ掛かる凹部を設けて
おいてもよい。かくして、この第2の実施形態の玉計数
払出装置では、先の実施形態と同様に、ハウジング4と
ギヤケース5と駆動モータ2とのそれぞれをネジのよう
な金属製の固定用部品を必要とせず、簡単に組付けるこ
とができるうえ、リサイクルのための分別処理に特に好
ましい利点が得られる。なお、図4において、払出され
る賞玉、貸玉の個数をカウントするための玉計数装置6
5は、前記羽根車ユニット60の組付けに際して、あら
かじめハウジング4内に収容される。また、玉抜弁操作
部材8の組付けについては、追って説明する。
【0022】また、第3の実施形態について説明する
と、図6に示すように、前記ハウジング4が、左右に2
分割され得るハウジングケース41、42からなるもの
で、その一方のハウジングケースに一体的に形成した係
合手段、例えば右ハウジングケース41側に一体的に、
上下左右の4か所に形成したフック付き突起片45の先
端のフック45aが、図7に例示するように、左ハウジ
ングケース41の4か所の引掛り部46に掛かり合って
組付けて形成されるよう構成されている。かくして、こ
の2分割型ハウジングでは、ハウジングケースの組付け
に際して金属製のネジ部品を不要とするので、簡単に組
付けることができるうえ、リサイクルのための分別処理
に特に好ましい利点が得られる。
【0023】さらに、第4の実施形態について、図4、
図6、図8を参照して説明する。先の第3実施形態の玉
計数払出装置において述べたように、前記左右のハウジ
ングケース41、42を組付けて形成されるハウジング
4内には、図6に示すように、玉誘導レール14(図示
せず)から玉を受け入れる玉導入路47aと賞玉または
貸玉を払出す玉払出路47cが設けられているのである
が、この玉導入路47aには、必要に応じて、玉誘導レ
ール14以前の貯留玉を抜き出すための玉抜路47bが
接続され、その接続部分には玉抜弁7が配置されてい
る。
【0024】この玉抜弁7は、図6にように、前記玉抜
路47bの入口を開閉するための弁本体71と回動軸7
2とから構成され、その回動軸72は左右のハウジング
ケース41、42に設けられた支持軸受46(左ハウジ
ングケース42の支持軸受は隠れていて見えない)に枢
支されている。そして弁本体71から延びる操作ロッド
73の先端が、図4に示すように右ハウジングケース4
1の側面に明けられた円弧長孔48から突出している。
この操作ロッド73の先端を左右に動かすことにより、
玉抜弁7を操作できるのである。
【0025】そして、この実施形態では、右ハウジング
ケース41の側面には、突設した支持軸49に前記操作
ロッド73の先端を操作するための玉抜弁操作部材8を
枢着している。この支持軸49は、先端に抜止め突片4
9aを備え、長手方向にスリットで分割された弾性体か
ら形成され、玉抜弁操作部材8の取付孔83を押し込む
ときに、スリットの幅分だけ弾性体が狭まって玉抜弁操
作部材8が枢着され、その後は抜止め突片49aによっ
て抜けないよう取り付けられるのである。
【0026】このように、玉抜弁操作部材8は前記支持
軸49に回動可能に取り付けられ、操作レバー81を操
作し係合部82に係合している前記操作ロッド73の先
端を左右に動かせるよう組み立てられており、さらに、
下部には、バネ性を備えた復帰用弾性片84が一体的に
形成され、通常は、玉抜弁7を玉抜路47bの入口を閉
鎖するよう、この玉抜弁操作部材8を一方向に弾発保持
している。かくして、この2分割型ハウジングでは、ハ
ウジングケースの組付けに際して金属製のネジ部品を不
要とするので、簡単に組付けることができるうえ、リサ
イクルのための分別処理に特に好ましい利点が得られ
る。
【0027】以上詳述した第1〜4の実施形態になる本
発明の玉計数払出装置は、その総合的外観を図9に示す
が、図示するように、2分割ハウジングケース41、4
2からなるハウジング4、駆動モータ2、その回転を伝
達する歯車群を収容するギヤケース5、および玉抜弁操
作部材8を相互に組付けて構成されるのであるが、上記
の通り、ボルト、ビスなどねじ止め材料を使わなくて済
むものである。
【0028】さらに、第5の実施形態について、図9、
図10を用いて説明すると、前記した各実施形態のパチ
ンコ機の玉計数払出装置において、その玉計数払出装置
とセット板とに組付け構造に関するものであり、前記ハ
ウジングがセット板に対して嵌合係止手段によって取付
け自在とした点に特徴がある。具体的には、図10
(A)にように、ハウジング下端部に設けたフック受4
0cをセット板側のフック片10aに嵌め合わせて組み
付け、さらにハウジング上端部に設けたフック40bを
有する弾性片49aをセット板側に設けたフック受10
bに押し込んで、図10(B)のように、フック40b
をフック受10bに嵌め合わせて組み付けることによ
り、玉計数払出装置をセット板に、ボルト、ビスなどね
じ止め材料を使用することなく、組付けることができる
ようにしたものである。
【0029】
【発明の効果】本発明のパチンコ機の玉計数払出装置
は、以上に説明したように構成されているので、玉送出
部材を収容するハウジングと駆動モータとの組み付け、
または、ハウジングとギヤケースとモータとのそれぞれ
の組み付け、さらには、ハウジングを構成する2分割さ
れ得るケース間の組み付け、ハウジングとセット板との
組み付けなどにおいて、ボルト、ビスなどねじ止め材料
を使わなくて済むので、ボルト、ビスなど金属材料を分
別回収する必要がなく、資源回収、リサイクル処理上好
都合となる。また、組み付けや、取り外しのための工数
が著しく節約できるという優れた効果がある。よって本
発明は従来の問題点を解消したパチンコ機の玉計数払出
装置として、その工業的価値は極めて大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための要部斜
視図。
【図2】第2実施形態の駆動モータから羽根車までの部
品展開斜視図。
【図3】第2実施形態のギヤケースと駆動モータとの関
係を示す要部正面図(A)、A−A断面図(B)。
【図4】第2実施形態のハウジングと羽根車ユニットお
よび玉抜弁操作部材との関係を示す展開斜視図。
【図5】第2実施形態のハウジングとギヤケースとの関
係を示す要部正面図(A)、A−A断面図(B)。
【図6】第3実施形態の分割されたハウジングケースの
展開斜視図。
【図7】第3実施形態のハウジングの要部正面図
(A)、A−A断面図、B−B断面図。
【図8】第4実施形態のハウジングと玉抜弁操作部材と
の関係を示す要部正面図(A)、A−A断面図(B)。
【図9】第2〜4実施形態を総合した玉計数払出装置の
斜視図。
【図10】第5実施形態によるセット板への取付状態を
説明するための要部側面図(A)(B)。
【図11】従来のパチンコ機裏面の部品の配置を示す要
部正面図。
【符号の説明】
10 セット板、11 玉タンク、12 玉整列レー
ル、13 玉誘導レール、2 駆動モータ、21 取付
用孔、3 ハウジング、31 側面、32 フック付き
突起片、33 支持片、33a フック、4 ハウジン
グ、41 右ハウジングケース、42 左ハウジングケ
ース、43 フック付き突起片、5 ギヤケース、51
歯車群、52 支持軸、53 側面、54 フック付
き突起片、55 支持片、55a フック、60 羽根
車ユニット、61 羽根車、61a一方向回転爪車、6
2 羽根車、62a 一方向回転爪車、63 玉案内
盤。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玉タンクから玉整列レールを経て整列状態
    で受け入れた玉を、計数制御しながら送出する機能を備
    えた玉送出手段をハウジングに収容し、このハウジング
    に玉送出手段駆動モータを組付けるようにした玉計数払
    出装置において、前記ハウジングに一体的に形成した係
    合手段によって前記モータを組付け可能としたことを特
    徴とするパチンコ機の玉計数払出装置。
  2. 【請求項2】玉タンクから玉整列レールを経て、賞玉用
    と貸玉用に区分され整列した玉を受け入れ、駆動モータ
    の回転方向を正逆切り替えることにより玉送出手段を制
    御して賞玉または貸玉を選択的に、かつ計数制御しなが
    ら払出すようにした玉計数払出装置において、賞玉用と
    貸玉用の2組の玉送出部材を収容するハウジングに一体
    的に形成した係合手段によって前記玉送出手段制御用ギ
    ヤを収容するギヤケースを組付け可能とし、さらにその
    ギヤケースに一体的に形成した係合手段によって前記モ
    ータを組付け可能としたことを特徴とするパチンコ機の
    玉計数払出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のパチンコ機の玉
    計数払出装置において、前記ハウジングが、左右に2分
    割され得るケースの一方のケースに一体的に形成した係
    合手段によって他方のケースを組付けて形成されるもの
    であるパチンコ機の玉計数払出装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のパチンコ機の玉計数払出
    装置において、前記左右のケースを組付けて形成される
    ハウジング内には、玉導入路において玉抜路に玉を導く
    ための玉抜弁を配設し、かつ前記モータまたはギヤケー
    スが組付けられるハウジングの側面には、先端に抜止め
    片を有し、長手方向にスリットで分割された弾性体から
    なる支持軸を突設し、この支持軸に、復帰用弾性片を一
    体的に形成した玉抜弁操作部材を枢着して、前記玉抜弁
    を操作可能としたパチンコ機の玉計数払出装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載のパチンコ機の玉計数
    払出装置において、前記ハウジングがセット板に対して
    嵌合係止手段によって取付け自在とされているパチンコ
    機の玉計数払出装置。
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Cited By (2)

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