JP2001095136A - 螺旋状ケーブル吊り具の連結具 - Google Patents

螺旋状ケーブル吊り具の連結具

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JP2001095136A
JP2001095136A JP27000299A JP27000299A JP2001095136A JP 2001095136 A JP2001095136 A JP 2001095136A JP 27000299 A JP27000299 A JP 27000299A JP 27000299 A JP27000299 A JP 27000299A JP 2001095136 A JP2001095136 A JP 2001095136A
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piece
cable
connection
cable hanger
connecting member
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JP27000299A
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Toshiaki Nomura
野村俊朗
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DENKENSHA KK
Denkensha Co Ltd
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DENKENSHA KK
Denkensha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結強度の優れた、斬新な構造の連結具を提
供する。 【解決手段】 互いに連結する螺旋状ケーブル吊り具
1,1´の端末に基部片4,5において固着する合成樹
脂製の第一、第二の連結材2,3で構成する。前記螺旋
状ケーブル吊り具1,1´の連結方向に長い嵌挿部片7
を、前記第一連結材2の前記基部片4に突設する。嵌挿
部片4を嵌挿する筒状部片8を前記第二連結材3の前記
基部片5に連設する。該筒状部片8の、第一連結材2の
前記基部片に接する開口端側面には、前記連結方向に沿
う一対のスリット11,11を相対設し、該スリット1
1,11に強制的に嵌挿して係止する係止部片9を、前
記嵌挿部片7の周縁部に突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電柱間にケーブルを架設する際、
電柱間に吊架した吊り線(メッセンジャーワイヤー)に
螺旋状ケーブル吊り具を吊架せしめ、該螺旋状ケーブル
吊り具にケーブルを受支させるようにし、前記螺旋状ケ
ーブル吊り具は順次連結して電柱間のほぼ全域に吊架す
るようにしているが、本発明は、螺旋状ケーブル吊り具
を順次連結する際に用いる連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平9−70128号公報所
載の通りアルミニウム製の筒体より成る連結具の両端
に、互いに連結する螺旋状ケーブル吊り具の端末を嵌挿
するようにして構成した構造のものがある。
【0003】前記従来例は、基本的に連結具を圧潰して
一対の螺旋状ケーブル吊り具を連結して得るものである
が、該圧潰作業が煩雑であるのみならず、連結具よりケ
ーブル吊り具が抜ける方向の外力が負荷したとき容易に
抜け易く、連結状態を維持できない等々の欠点がある。
【0004】本発明は斯様な従来例の欠点を回避し、斬
新な構造の連結具を提供すべく創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】互いに連結する螺旋状ケ
ーブル吊り具の端末に基部片において固着する合成樹脂
製の第一、第二の連結材で成り、前記螺旋状ケーブル吊
り具の連結方向に長い嵌挿部片を、前記第一連結材の前
記基部片に突設し、該嵌挿部片を嵌挿する筒状部片を前
記第二連結材の前記基部片に連設すると共に、該筒状部
片の第一連結材の前記基部片に接する開口端側面には、
前記連結方向に沿う一対のスリットを相対設し、該スリ
ットに強制的に嵌挿して係止する係止部片を、前記嵌挿
部片の周縁部に突設した構成とするのである。
【0006】
【実施例】図面は本発明に係る螺旋状ケーブル吊り具の
連結の一実施例を示し、図1は一部欠截正面図、図2は
一部欠截平面図、図3は図1のx−x線断面図、図4は
分解斜視図、図5は配置関係を示す略示図である。
【0007】本発明は、鋼線より成る芯材を合成樹脂で
被覆して構成した螺旋状ケーブル吊り具1,1´(具体
例を挙げるまでもなく公知)を第一、第二の連結材(ポ
リアセタール樹脂を素材とするが、他の樹脂素材でも良
い)2,3で連結する連結具Aに係り、第一、第二の連
結材2,3は、それぞれの基部片4,5に設けた接続穴
6,6´に螺旋状ケーブル吊り具(以下、単にケーブル
吊り具と称す)1,1´の端末を嵌挿するようにしてケ
ーブル吊り具1に固着して用いる。
【0008】この固着作業は、工場で行われ、接続穴
6,6´にケーブル吊り具1の端末を嵌挿して、ケーブ
ル吊り具1,1´乃至連結材2,3の弾性変形を利用し
て固着状態を維持させる場合と、接続穴6,6´に接着
剤を注入して接着剤の接着力を利用して固着状態を維持
する場合があり、ここで「固着」とは本発明の連結具A
を用いた連結装置に外力が負荷した際、連結材2,3と
ケーブル吊り具1とが不測のとき以外は互いに離脱しな
い状態にあることをいう。
【0009】前記第一連結材2は、前記ケーブル吊り具
1,1´の連結方向に長い係止部7aと頸部7bとで成
る嵌挿部片7を前記基部片4に連設して構成する。
【0010】この第一連結材2を構成する前記嵌挿部片
7の係止部7aは、前記頸部7b側の基部を大径にした
先細状に構成し、相対する一対の周縁部7a´,7a´
を円弧面状に、該周縁部7a´,7a´間に存して互い
に相対する他の一対の周縁部7a´´,7a´´を直面
状にして形成して、前記第二連結材3の筒状部片8内に
おいて回動しないようにしてあり、この係止部7aと前
記基部片4との間に介在する前記頸部7bは係止部7a
の大径部に隣接して径を小さくして、前記筒状部片8の
内径の狭い開口端部8aが係合するようにしてある。
【0011】また、第一連結材2の前記嵌挿部片7の直
面状にして相対する前記一対の周縁部7a´´,7a´
´には係止部片9,9を突設し、係止部片9,9は、嵌
挿部片7と同様に、係止部9aと頸部9bとで成り、頸
部9bを前記基部片4側に配し、係止部9aを、頸部9
b側の基部を大径にした先細状の、やや三角形状と成
し、全体として矢尻状にして前記の通り、周縁部7a´
´,7a´´に突設したものである。
【0012】この係止部片9は、前記筒状部片8の受入
穴10の開口端側面に設けたスリット11,11に嵌挿
して、該スリット11に係止部9aにおいて係止するよ
うになっており、頸部9bは省略しても良い。
【0013】前記第二連結材2は、前記基部片5に前記
筒状部片8を連設して構成し、筒状部片8に設けた前記
受入穴10は、係止部片9を除いた前記嵌挿部片7の外
径とほぼ同形にし、この受入穴10に連通させて筒状部
片8の周側に相対設した前記スリット11は、開口端部
11aを前記係止部片9の頸部9bと、ほぼ同長、同幅
とし、奥部11bを少くとも係止部片9の係止部9aが
収まる大きさにしてあるが、前記開口端部11a側を係
止部9aの大径とした基部と一致する内径幅にした方
が、両連結材2,3の連結時のガタツキを防ぐことがで
きる。
【0014】しかして、互いに連結する一方のケーブル
吊り具1の端末に第一連結材2を、他の一方のケーブル
吊り具1´の端末に第二連結材3をそれぞれ前記のよう
にして接続固着し、第二連結材3の筒状部片8と一方の
ケーブル吊り具1に取付けた第一連結材2の嵌挿部片7
を、一致させて第一連結材2側を押圧すると、嵌挿部片
7は筒状部片8の受入穴10に強制的に圧入され、ま
た、嵌挿部片7に突設した係止部片9がスリット11に
強制的に嵌挿し、嵌挿部片7は開口端部8aにおいて、
係止部片9はスリット11の開口端部11aにおいてそ
れぞれ係止し、両連結材2,3の先端面2´,3´が互
いに面接触して設定した接触角度を維持して両連結材
2,3すなわち一対のケーブル吊り具1,1´は互いに
連結され、このとき、前記嵌挿部片7が筒状部片8に係
止部片9がスリット11にそれぞれスリット11を設け
て、筒状部片8をいわば二又に分岐してあるので、これ
が弾性変形して嵌挿部片7と筒状部片8との嵌合操作が
円滑に行われる。
【0015】そして、一方の電柱から他の電柱位置ま
で、ケーブル吊り具を前記電柱間に吊架した吊り線aに
巻回して第一連結材2と第二連結材3を互いに連結する
操作を繰り返すことにより、電柱間に第一連結材2と第
二連結材3を用いて順次連結された適宜数のケーブル吊
り具が配され、このケーブル吊り具を挿通するようにし
てケーブルCを前記吊り線aに沿って移動させることに
よりケーブルCは前記電柱間にケーブル吊り具に受支さ
れて吊架される。
【0016】そして、このケーブル吊架作業中或いは吊
架作業後に、ケーブル吊り具1,1´乃至第一、第二の
連結材2,3に外力が負荷しても、係止部片9とスリッ
ト11の、および、嵌挿部片7と筒状部片8のそれぞれ
の結合関係によりケーブル吊り具1,1´の連結状態は
確実に維持される。
【0017】因みに、第一、第二の連結材2,3の連結
部にケーブル吊り具1,1´の半径方向に外力が負荷し
ても嵌挿部片7はスリット11より長いため、前記折曲
げ方向の外力により嵌挿部片7が筒状部片8より抜ける
ことがない。また、連結部の連結方向(ケーブル吊り具
の軸線方向)に外力が付加されることは殆どなく、付加
されるとしてもそれは微力で、筒状部片8を強制的に弾
性変形させない限り、連結状態は維持される。
【0018】もっとも、本発明の実施にあたっては、嵌
挿部片7は実施例の構造(形状)に限定する必要はな
く、嵌挿部片は第二連結材3に挿入されるものであれば
良い。要するに、嵌挿部片7は、係止部片をスリット1
1に強制的に嵌挿する際の、案内となれば良いのである
が、スリット11より長く(受入穴10も嵌挿部片7を
挿入できる程度の長さにすることは勿論)することによ
り、連結部(第一、第二の連結材2,3の)に折り曲げ
方向に外力が負荷したとき、嵌挿部片の先端側が受入穴
10の内壁に接触して該外力に対処して、耐折り曲げ材
として機能する。
【0019】なお、第一、第二の連結材2,3は、螺旋
状ケーブル吊り具の螺旋形に沿うように円弧状にする
と、より安定的な連結状態を得られる。
【0020】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから螺
旋状ケーブル吊り具同士の連結状態を確実に維持する連
結装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部欠截正面図。
【図2】一部欠截平面図。
【図3】図1のx−x線断面図。
【図4】分解斜視図。
【図5】配置関係を示す略示図。
【符号の説明】
1,1´ 螺旋状ケーブル吊り具 2 第一連結材 3 第二連結材 4,5 基部片 7 嵌挿部片 7a 係止部 8 筒状部片 9 係止部片 11 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結する螺旋状ケーブル吊り具の
    端末に基部片において固着する合成樹脂製の第一、第二
    の連結材で成り、前記螺旋状ケーブル吊り具の連結方向
    に長い嵌挿部片を、前記第一連結材の前記基部片に突設
    し、該嵌挿部片を嵌挿する筒状部片を前記第二連結材の
    前記基部片に連設すると共に、該筒状部片の第一連結材
    の前記基部片に接する開口端側面には、前記連結方向に
    沿う一対のスリットを相対設し、該スリットに強制的に
    嵌挿して係止する係止部片を、前記嵌挿部片の周縁部に
    突設した、螺旋状ケーブル吊り具の連結具。
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Cited By (3)

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