JP2001094748A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001094748A
JP2001094748A JP27105599A JP27105599A JP2001094748A JP 2001094748 A JP2001094748 A JP 2001094748A JP 27105599 A JP27105599 A JP 27105599A JP 27105599 A JP27105599 A JP 27105599A JP 2001094748 A JP2001094748 A JP 2001094748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置において、送信時に、自動
的に管理者用宛先などの特定宛先へ送信する機能によ
り、システムの信頼性を向上させ、操作性を向上するこ
と。 【解決手段】 メモリ送信機能をもったファクシミリ装
置において、予め特定宛先を登録する手段と、原稿送信
時に登録されている特定宛先にも自動的に送信する手段
とを有し、送信操作を行う際に、自動的にその特定宛先
にも送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ送信
の自動バックアップ方式や自動管理方式に適したファク
シミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では、送信した
内容を確実に把握しておきたい、という欲求があって
も、普通は、一般によく使われている通信管理レポート
というものでの確認ぐらいしかできない。これを解決す
る方法として、例えば、特開平8一186696号公報
「ファクシミリ装置」というものがある。これは、送信
側から、受信側のメモリー内に残されているファイルの
内容を調べる、というものであるが、これだと、受信側
ですでにプリントアウトされてしまったものは、確認で
きない。また、受信側にも、とくべつな仕組みが必要で
あるため、一段には応用困難である。
【0003】また、ひとつのワンタッチキーに複数の宛
先番号や宛先アドレスを設定しておき、このワンタッチ
キーで送信したときに、複数宛先に送信できるようにし
たファクシミリ装置が、特開平10‐126600号公
報に、示されている。この装置では、このままでは管理
者宛先を全てのワンタッチに事前に登録が必要になって
しまうという問題がある。
【0004】また、受信したFAX画像から宛先名を読
み取り、読み取った宛先から所定の宛先に通知すること
ができるファクシミリ装置が、特開平10−10798
9号公報に示されている。この装置では、複数の宛先に
FAXが受信したことを通知することができるが、通知
できる宛先は受信した画像に記載されている宛先のみで
ある。
【0005】また、近年の情報化社会においては、自機
から送信されたデータのバックアップが必要な場合や、
外部に発行してはならない文書の誤送信も考えられる。
これらは通信履歴としては管理レポート等で確認できる
ものの、画情報は確認できないという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ファクシミ
リ装置において、送信時に、自動的に管理者用宛先など
の特定宛先へ送信する機能により、システムの信頼性を
向上させ、操作性を向上することを目的とする。
【0007】また、自動的に管理者用の宛先へ送信する
機能を、時期や通信の内容によってこの機能を意図的に
働かせないようにして、送信内容を確実に把握したいと
いう要求を満たしつつ、回線使用料や電気代といった通
信費用を低減することを目的とする。
【0008】また、ファクシミリ送信において、複数の
宛先を指定した場合、ファクシミリ内に蓄積されている
内容は、順次、その宛先に一宛先ずつ送信されてゆく。
相手先がすでに回線使用中だったり、なんらかのトラブ
ルで通信できないような状態にある場合、こちらからの
送信は、時間をおいて、何度か自動的に試行される。普
通、この待機中の送信ファイルを消去したり、いくつか
ある中の任意の宛先だけを削除したりできる仕組みがフ
ァクシミリ装置には設けられている。
【0009】しかし、本発明のファクシミリ装置におい
て、はじめに自動的に追加される宛先が、待機中に削除
可能となると、送信内容を確実に把握することが困難と
なるから、このような事態を避けることを目的とする。
【0010】また、ファクシミリ装置に通常装備されて
いるマニュアル送信や直接送信では、メモリに一且蓄積
しないので、自動的に管理者へ送信することが出来ない
という欠点がある。このため、メモリ送信以外の送信機
能を無効にして、管理者への送信を確実にし、操作性を
向上させることを目的とする。
【0011】また、ファクシミリ装置において、親展送
信などの特殊通信を行った場合、管理者用宛先に対して
も特殊通信を行ってしまうと、管理しにくいという欠点
がある。このため本発明は管理者用宛先への送信では通
常送信に切りかえることで、操作性を向上させることを
目的とする。
【0012】また、ファクシミリ装置において、管理者
への送信時に画情報に付与されるデータが多いと、バッ
クアップされた面情報を再度利用するときに、元の画像
との差があり不便であるという欠点があった。このため
本発明では画情報への付加情報を挿入せずに、操作性を
向上させることを目的とする。
【0013】また、ファクシミリ装置において、管理者
用宛先がG3等の宛先では、管理者宛先への送信を行っ
ている間は、他からの送受信を行えないという欠点があ
る。このため、本発明では、インターネット通信機能の
ある場合は、インターネット宛先を管理者宛先として設
定できるようにして、通信コストや操作性を向上させる
ことを目的とする。
【0014】また、ファクシミリ装置において、受信の
様子を管理者宛先の装置が管理することは出来ず、送受
信のセキュリティを管理するところまでは難しいという
欠点があった。このため本発明では、通信管理履歴を管
理者宛先に送信することで、操作性を向上させることを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ファクシミリ装置は、メモリ送信機能をもったファクシ
ミリ装置において、予め特定宛先を登録する手段と、原
稿送信時に登録されている特定宛先にも自動的に送信す
る手段とを有し、送信時に、自動的にその特定宛先にも
送信を行うようにしたことを特徴とする。
【0016】この構成によれば、管理者などの特定宛先
にも自動的に同じ内容を送信する仕組みを有することに
よって、送信内容を確実に把握したいという要求が満た
され、バックアップが容易であり、操作性が向上でき
る。しかも送信側だけが、この仕組みを持っていればよ
く、受信側は通常のファクシミリ装置で済む。また、管
理者が一般使用者の私用送信を把握する、というような
使い道がある。
【0017】本発明の請求項2記載のファクシミリ装置
は、請求項1記載のファクシミリ装置において、前記特
定宛先への送信を有効あるいは無効に設定する手段を備
え、自動的に特定宛先にも送信を行う機能を働かせるか
否かを、選択できるようにしたことを特徴とする。
【0018】この構成によれば、操作者の意志で自由に
設定を変えられるようにすることにより、使い勝手が向
上する。
【0019】本発明の請求項3記載のファクシミリ装置
は、請求項1記載のファクシミリ装置において、送信待
機中のファイルに対する宛先削除の操作が、前記特定宛
先だけについては禁止されるようになっていることを特
徴とする。
【0020】この構成によれば、特定宛先をうっかり消
してしまうという誤操作や、意図的にその特定宛先を消
そうとすることを防止できる。このことにより、確実に
送信内容をすべて把握したい、という当初の要求が満た
される。
【0021】本発明の請求項4記載のファクシミリ装置
は、請求項1,2記載のファクシミリ装置において、前
記特定宛先への送信が有効のときは、直接送信機能やマ
ニュアル送信機能を無効とし、メモリ送信機能のみとす
る手段を合わせ持つことを特徴とする。
【0022】この構成によれば、直接送信機能やマニュ
アル送信機能が禁止され、メモリ送信のみが有効となる
ため、確実に管理者等の特定宛先への送信が可能とな
り、信頼性が向上し、操作性も向上する。
【0023】本発明の請求項5記載のファクシミリ装置
は、請求項1〜4記載のファクシミリ装置において、オ
ペレータの操作により親展送信等のID付き送信を行っ
た場合でも、特定宛先への送信においては通常送信する
手段を合わせ持つことを特徴とする。
【0024】この構成によれば、管理者等の特定宛先に
は、通常送信で送信されているので、管理者が画情報を
確認しやすいため、操作性が向上する。
【0025】本発明の請求項6記載のファクシミリ装置
は、請求項1〜5記載のファクシミリ装置において、特
定宛先への送信においては、画情報への付加情報(発信
元情報、宛名、転送マーク等)の挿入は行わずに送信す
る手段を合わせ持つことを特徴とする。
【0026】この構成によれば、画情報は元画像である
ため、後日再利用することも容易であり、操作性が向上
する。
【0027】本発明の請求項7記載のファクシミリ装置
は、請求項1〜6記載のファクシミリ装置において、イ
ンターネットファクシミリとしての通信手段と、特定宛
先に電子メール宛先を設定する手段とを合わせ持つこと
を特徴とする。
【0028】この構成によれば、管理者宛先をインター
ネット宛先として登録し、送信できるため、操作性が向
上できる。
【0029】本発明の請求項8記載のファクシミリ装置
は、請求項1〜7記載のファクシミリ装置において、通
信履歴をまとめたレポート(通信管理レポート)を、任
意のタイミングで自動的に特定宛先へレポート内容を送
信する手段とを合わせ持つことを特徴とする。
【0030】この構成によれば、画情報を伴わない情報
についても、管理者等特定宛先では把握できるため、装
置の管理が容易になり、操作性が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図を参
照して、順次説明する。
【0032】図1は、本発明の基本動作を示す概念図で
ある。本発明は、ファクシミリで送信するときに宛先を
入力するが、この時自動的に特定宛先としての管理者用
の宛先も追加され、この宛先へ自動的に同報通信するも
のである。図1で見ると、送信FAXから相手先の受信
FAX(外線03−1234−5678)へ送信する
と、同じ内容のFAXが、管理者用の受信FAX(内線
4321)にも送信される
【0033】図2は、本発明のファクシミリ装置の第1
のシステム構成図を示すものである。
【0034】図2において、原稿を読みこむスキャナ2
01、原稿を印字するプロッタ202、画情報を圧縮伸
張する符号化復号化部203、通信管理を行いかつ所定
のファクシミリの通信制御を行う通信制御部204、通
信データを変調復調するモデム205、回線に接続され
着呼検出や発呼を行う網制御部206、システム上の制
御を行い、かつ所定のファクシミリ制御を行うシステム
制御部207、特定宛先としての管理者宛先の設定をし
たり、オペレータとのインタフェースとなる操作表示部
208、1回の送信操作でも複数の送信宛先を登録でき
る宛先用メモリ209から構成される。また、このほ
か、本装置全体を制御するCPU、制御のためのプログ
ラムやデータなどを記憶しているROM、制御に必要な
種々のデータを記憶するRAMも、図示していないが装
備されている。
【0035】図3は、管理者用宛先の入力処理を示すフ
ロー図である。この図で、ステップS301で管理者用
宛先入力かどうかを判断し、宛先用入力で有ればステッ
プS302で管理者用宛先を入力する。この実際の操作
は、操作表示部208で管理者用宛先登録のオペレーシ
ョンを行うと、この宛先は宛先用メモリ209の特定エ
リアに登録され、全ての送信に自動的に宛先追加される
ことになる。
【0036】図4は、通常の送信処理を示すフロー図で
ある。1回の送信操作に対応した宛先リストが作成さ
れ、宛先用メモリ209に宛先リストが設定されている
と、この宛先リスト順に送信を行う。つまり、ステップ
S401で送信指令を受けると、ステップS402で宛
先用メモリ209に記憶されている設定宛先毎に、ステ
ップS403で宛先メモリ毎に送信されていき、すべて
の設定宛先に送信された時点で、終了する。
【0037】図5は、本発明の宛先登録手順を示すフロ
ー図である。送信かつ管理者用宛先への送信機能が有効
であり、管理者用宛先が登録されていたら、自動的に宛
先メモリに管理者宛先を追加する。
【0038】図5において、ステップS501で送信指
令を受けると、ステップS502で管理者用宛先が有効
か否かを判断する。この管理者宛への送信を有効/無効
に切り替える手段は、例えば単純に操作表示部208に
切替スイッチを設ける方法もあるし、特定の操作を行う
ことによってLCD上に機能オン/オフを切り替える画
面を表示させて操作者に選ばせる方法でも良い。ステッ
プS502でnoならば終了へ、yesならばステップ
S503へ進み、管理者用宛先が有るか否かを判断し、
yesならステップS504に進み、今回のFAX通信
で通知したい宛先をメモリした宛先メモリに管理者宛先
を追加して、その後同報通信する。なお、ステップS5
02およびステップS503でnoのときに終了へ進ま
せることとしているが、これをステップS501の送信
?に戻すフローにすることもできる。
【0039】この図5に示される実施例においては、管
理者用宛先に同報通信するかどうかを使用者が、例えば
操作表示部208上の切替スイッチなどで選択すること
ができるから、回線使用料や、電気代といった通信費用
を削減でき、時期や通信の内容によって、操作者の意志
で自由に設定を変えられるようにすることにより、使い
勝手が向上する。
【0040】図6は、本発明の待機ファイルの宛先変更
で管理者宛先の削除を禁止する削除禁止手順を示すフロ
ー図である。ファクシミリ送信において、複数の宛先を
指定した場合、ファクシミリ内に蓄積されている内容
は、順次、その宛先に一宛先ずつ送信されてゆく。この
時、相手先がすでに回線使用中だったり、なんらかのト
ラブルで通信できないような状態にある場合、こちらか
らの送信は、時間をおいて、何度か自動的に試行され
る。その後、この待機中の送信ファイルを消去したり、
いくつかある中の任章の宛先だけを削除したりできる仕
組みがファクシミリ装置には普通設けられている。本発
明においては、はじめに自動的に追加される管理者宛先
が、待機中に削除可能となると、送信内容を確実に把握
することが困難となるから、管理者宛先の削除を避ける
ためのものである。
【0041】図6において、ステップS601で宛先削
除操作指令の有/無を見て、有りならばステップS60
2でその宛先削除の宛先が管理者宛先であるか否かを判
断する。noであれば、その宛先の宛先削除処理を実行
する。しかし、その宛先削除の宛先が管理者宛先である
場合には、操作表示部208などに宛先削除の不可の表
示をするなど、管理者宛の宛先を削除できないことを知
らせる。
【0042】この図6に示される実施例においては、特
定宛先である管理者宛先をうっかり消してしまうという
誤操作や、意図的にその特定宛先を消そうとすることを
防止できるから、管理者側で確実に送信内容をすべて把
握したい、という当初の要求が満たされる。
【0043】図7は、本発明のファクシミリ装置の機能
制限設定の手順を示すフロー図である。管理者用宛先へ
の送信機能が有効であり、管理者宛先が登録されていた
ら、メモリに一且蓄積しないで送信するマニュアル送信
や直接送信を自動的に禁止とすることで、管理者への送
信を確実にして操作性を向上させるものである。
【0044】図7において、ステップS701で管理者
宛先送信が有効かどうか、ステップS702で管理者用
宛先が有るかどうかを判断し、これら各ステップでの判
断がいずれもyesで有れば、ステップS703に進
む。noなら終了する。
【0045】ステップS703で、このファクシミリの
直接送信、およびマニュアル送信を禁止設定し、メモリ
送信のみを行えるように設定する。
【0046】この図7に示される実施例においては、直
接送信機能やマニュアル送信機能が禁止され、メモリ送
信のみが有効となるため、確実に管理者等の特定宛先へ
の送信が可能となり、信頼性が向上し、操作性も向上す
る。
【0047】図8は、本発明のファクシミリの親展送信
など特殊送信時の機能設定の手順を示すフロー図であ
る。ファクシミリ装置において、親展送信などID付き
の特殊通信を行った場合、管理者用宛先に対しても特殊
通信を行ってしまうと、管理しにくいので、このような
場合でも管理者用宛先への送信では通常送信に切りかえ
ることで、操作性を向上させるものである。
【0048】図8において、ステップS801で送信指
令がなされると、ステップS802で管理者宛先送信が
有効かどうか、ステップS803で管理者用宛先が有る
かどうかを判断し、これら各ステップでの判断がいずれ
もyesで有れば、ステップS804に進む。noなら
終了する。
【0049】ステップS804で、今回のFAX通信で
通知したい宛先をメモリした宛先用メモリ209に管理
者宛先を追加すると共に、管理者への送信は親展送信を
禁止し、通常の送信を行うように設定し、その後同報通
信する。なお、ステップS802およびステップS80
3でnoのときに終了へ進ませることとしているが、こ
れをステップS801の送信?に戻すフローにすること
もできる。
【0050】この図8に示される実施例においては、オ
ペレータの操作により親展送信等のID付き送信を行っ
た場合でも、管理者等の特定宛先には、通常送信で送信
されているので、管理者が画情報を確認しやすいため、
操作性が向上する。
【0051】図9は、本発明のファクシミリ装置の管理
者宛送信時の機能設定の手順を示すフロー図である。フ
ァクシミリ装置において、管理者への送信時に画情報に
付与されるデータが多いと、バックアップされた面情報
を再度利用するときに、元の画像との差があり不便であ
るので、管理者への送信時には画情報への付加情報を挿
入せずに送信することで、バックアップされた面情報を
再利用し易くするものである。
【0052】図9において、ステップS901で送信指
令がなされると、ステップS902で管理者宛先送信が
有効かどうか、ステップS903で管理者用宛先が有る
かどうかを判断し、これら各ステップでの判断がいずれ
もyesで有れば、ステップS904に進み、noなら
終了する。なお、ステップS902およびステップS9
03でnoのときに終了へ進ませることとしているが、
これをステップS901の送信?に戻すフローにするこ
ともできる。
【0053】ステップS904で、今回のFAX通信で
通知したい宛先をメモリした宛先用メモリ209に管理
者宛先を追加すると共に、管理者への送信時には画情報
に、発信元情報、宛名、転送マークなどの付加情報の挿
入は行わずに送信する。
【0054】この図9に示される実施例においては、管
理者側では、画情報として送信側情報TTIなどの付加
情報が入っていない、元画像が送信されるため、後日再
利用することも容易であり、操作性が向上する。
【0055】図10は、本発明のファクシミリ装置の第
2のシステム構成図を示すものである。
【0056】図10において、通信制御部1004にイ
ンターネット通信機能1010を持たせ、宛先用メモリ
1009に管理者宛先として電子メール宛先を設定でき
るようにする。その他の構成は、スキャナ1001〜宛
先用メモリ1009が図2のスキャナ201〜宛先用メ
モリ209にそれぞれ対応し、図2に示される第1のシ
ステム構成図と同じである。
【0057】図11は、図10の第2のシステム構成図
に示される本発明のファクシミリ装置による、送信開始
手順を示すフロー図である。管理者用宛先がG3、G4
等のファクシミリ装置宛先では、管理者宛先への送信を
行っている間は、他装置との送受信を行えないので、イ
ンターネット通信機能のある場合は、宛先用メモリ10
09にインターネット宛先を管理者宛先として設定す
る。当然、他の宛先も登録されている。
【0058】図11において、ステップS1101で送
信指令がなされると、ステップS1102で宛先用メモ
リ1009に記憶されている設定宛先毎に、ステップS
1103で宛先メモリ毎に送信されていき、すべての設
定宛先に送信された時点で、終了する。このとき、宛先
が電子メールアドレスである宛先に対しては、インター
ネット通信機能1010によって送信が行われるため、
インターネット宛先が設定されている管理者宛先には画
情報が電子メールに付加されて送信される。
【0059】この図10,図11に示される実施例にお
いては、インターネットファクシミリとしての通信手段
と、管理者宛先など特定宛先に電子メール宛先を設定す
る手段とを合わせ持つことで、管理者宛先をインターネ
ット宛先として登録し、送信できるため、操作性が向上
できる。
【0060】図12は、本発明のファクシミリ装置の第
3のシステム構成図を示すものである。
【0061】図12において、通信履歴メモリ1210
を設けている。その他の構成は、スキャナ1201〜宛
先用メモリ1209が図2のスキャナ201〜宛先用メ
モリ209にそれぞれ対応し、図2に示される第1のシ
ステム構成図と同じである。
【0062】この通信記憶メモリ1210には画情報以
外の通信に関するすべての情報が蓄積され、このメモリ
1210の蓄積情報が一定以上になったとき或いは空き
スペースが無くなったときに、このメモリ1210の内
容を通信履歴データとして管理者宛先に送信する。これ
により、ファクシミリ装置における、受信の様子も管理
者宛先の装置で管理することができ、送受信のセキュリ
ティを含めて、操作性が向上する。
【0063】図13は、図12の第3のシステム構成図
に示される本発明のファクシミリ装置による、送信手順
を示すフロー図である。
【0064】図13において、ステップS1301で通
信が行われたかどうかがチェックされ、通信が行われる
と、ステップS1302で管理者宛先送信が有効かどう
か、ステップS1303で管理者用宛先が有るかどうか
を判断し、さらにステップS1304で通信履歴メモリ
1210に履歴が一定以上になったどうかを判断する。
これら各ステップでの判断がいずれもyesで有れば、
ステップS1305に進み、noなら終了する。なお、
ステップS1302〜ステップS1304でnoのとき
に終了へ進ませることとしているが、これをステップS
1301の送信?に戻すフローにすることもできる。
【0065】ステップS1305では、その時点で通信
履歴メモリ1210に蓄積されている通信履歴データを
画情報として管理者宛先に送信する。
【0066】この図12,図13に示される実施例にお
いては、通信履歴データをまとめたレポート(通信管理
レポート)を、任意のタイミング、例えば通信記憶メモ
リ1210の蓄積情報が一定以上になったとき或いは空
きスペースが無くなったときに、自動的に管理者宛先に
送信することで、画情報を伴わない情報についても、管
理者等特定宛先では把握できるため、装置の管理が容易
になり、操作性が向上する。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、管理者な
どの特定宛先にも自動的に同じ内容を送信する仕組みを
有することによって、送信内容を確実に把握したいとい
う要求が満たされ、バックアップが容易であり、操作性
が向上できる。しかも送信側だけが、この仕組みを持っ
ていればよく、受信側は通常のファクシミリ装置で済
む。
【0068】請求項2記載の発明によれば、管理者など
の特定宛先への送信を、操作者の意志で自由に設定を変
えられるようにすることにより、使い勝手が向上する。
【0069】請求項3記載の発明によれば、特定宛先を
うっかり消してしまうという誤操作や、意図的にその特
定宛先を消そうとすることを防止できる。このことによ
り、確実に送信内容をすべて把握したい、という当初の
要求が満たされる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、直接送信機
能やマニュアル送信機能が禁止され、メモリ送信のみが
有効となるため、確実に管理者等の特定宛先への送信が
可能となり、信頼性が向上し、操作性も向上する。
【0071】請求項5記載の発明によれば、管理者等の
特定宛先には、通常送信で送信されているので、管理者
が画情報を確認しやすいため、操作性が向上する。
【0072】請求項6記載の発明によれば、画情報は元
画像であるため、後日再利用することも容易であり、操
作性が向上する。
【0073】請求項7記載の発明によれば、管理者宛先
をインターネット宛先として登録し、送信できるため、
操作性が向上できる。
【0074】請求項8記載の発明によれば、画情報を伴
わない情報についても、管理者等特定宛先では把握でき
るため、装置の管理が容易になり、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本動作を示す概念図。
【図2】本発明のファクシミリ装置の第1のシステム構
成図。
【図3】管理者用宛先の入力処理を示すフロー図。
【図4】通常の送信処理を示すフロー図。
【図5】本発明の宛先登録手順を示すフロー図。
【図6】本発明の待機ファイルの宛先変更で管理者宛先
の削除を禁止する削除禁止手順を示すフロー図。
【図7】本発明のファクシミリ装置の機能制限設定の手
順を示すフロー図。
【図8】本発明のファクシミリ装置の親展送信など特殊
送信時の機能設定の手順を示すフロー図。
【図9】本発明のファクシミリ装置の管理者宛送信時の
機能設定の手順を示すフロー図。
【図10】本発明のファクシミリ装置の第3のシステム
構成図。
【図11】本発明のファクシミリ装置による、送信開始
手順を示すフロー図。
【図12】本発明のファクシミリ装置の第3のシステム
構成図。
【図13】本発明のファクシミリ装置による、送信手順
を示すフロー図。
【符号の説明】 201,1001,1201 スキャナ 202,1002,1202 プロッタ 203,1003,1203 符号化復号化部 204,1004,1204 通信制御部 205,1005,1205 モデム 206,1006,1206 網制御部 207,1007,1207 システム制御部 208,1008,1208 操作表示部 209,1009,1209 宛先用メモリ 1010 インターネット通信機能 1210 宛先用メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB38 AB42 AC23 AC35 AC42 AC43 AE02 AF02 BA00 BC03 BC05 5C075 BA08 CA14 CA90 CF09 EE06 5K101 KK01 NN22 PP05 RR12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ送信機能をもったファクシミリ装
    置において、予め特定宛先を登録する手段と、原稿送信
    時に登録されている特定宛先にも自動的に送信する手段
    とを有し、送信時に、自動的にその特定宛先にも送信を
    行うようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、前記特定宛先への送信を有効あるいは無効に設定す
    る手段を備え、自動的に特定宛先にも送信を行う機能を
    働かせるか否かを、選択できるようにしたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、送信待機中のファイルに対する宛先削除の操作が、
    前記特定宛先だけについては禁止されるようになってい
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2記載のファクシミリ装置に
    おいて、前記特定宛先への送信が有効のときは、直接送
    信機能やマニュアル送信機能を無効とし、メモリ送信機
    能のみとする手段を合わせ持つことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のファクシミリ装置に
    おいて、オペレータの操作により親展送信等のID付き
    送信を行った場合でも、特定宛先への送信においては通
    常送信する手段を合わせ持つことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載のファクシミリ装置に
    おいて、特定宛先への送信においては、画情報への付加
    情報(発信元情報、宛名、転送マーク等)の挿入は行わ
    ずに送信する手段を合わせ持つことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載のファクシミリ装置に
    おいて、インターネットファクシミリとしての通信手段
    と、特定宛先に電子メール宛先を設定する手段とを合わ
    せ持つことを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7記載のファクシミリ装置に
    おいて、通信履歴をまとめたレポート(通信管理レポー
    ト)を、任意のタイミングで自動的に特定宛先へレポー
    ト内容を送信する手段とを合わせ持つことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
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