JP2001094431A - ビットストリーム調整装置およびビットストリーム調整方法 - Google Patents

ビットストリーム調整装置およびビットストリーム調整方法

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JP2001094431A
JP2001094431A JP27141699A JP27141699A JP2001094431A JP 2001094431 A JP2001094431 A JP 2001094431A JP 27141699 A JP27141699 A JP 27141699A JP 27141699 A JP27141699 A JP 27141699A JP 2001094431 A JP2001094431 A JP 2001094431A
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諭 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報喪失量の抑制を図りつつ、ビットストリ
ームの長さを調整することにある。 【解決手段】 n個のディジタルデータのいくつかにつ
いてそのビット数を削減する削減手段、削減ビット数よ
りも少ないビット数の付加ビットを発生するとともに付
加ビットの論理値を削減ビットの値に基づいて設定する
設定手段、削減ビットを含まないビットストリームに付
加ビットを挿入して新たなビットストリームを生成出力
する出力手段を備える。ビット数を削減してビットスト
リームの長さを調整できる。しかも、ビット削減によっ
て喪失された情報を非可逆的に保持する付加ビットを有
するので、ビットストリームの長さを元に戻す際に喪失
情報をある程度再現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビットストリーム
調整装置およびビットストリーム調整方法に関し、詳し
くは、n個のディジタルデータからなるビットストリー
ムの長さを調整するビットストリーム調整装置およびビ
ットストリーム調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ディジタル処理技術の進歩に伴
い、様々なシステムで、アナログ信号をディジタル信号
に変換し、このディジタル信号に対して所要の処理を行
うようになってきた。ディジタル処理では、アナログ信
号をディジタル信号に変換する際の誤差(符号化誤差)
が避けられないが、この誤差はディジタル信号のビット
数を増やすことによって抑制できるため、例えば、10
ビット前後のディジタル信号とすることが行われてい
る。また、ディジタル処理においては、ディジタルデー
タの入力サイクルとディジタル処理の実行サイクルとの
タイミングを取るために、ディジタルデータの一時的保
持動作、いわゆるバッファ動作を行う記憶デバイス(バ
ッファメモリ)が不可欠であり、上述のビット数選定に
当たっては、このバッファメモリのアクセス速度を考慮
しなければならない。
【0003】昨今、128ビット単位でアクセスできる
半導体メモリ(以下、便宜的に「高速アクセスメモリ」
ということにする)が出現しており、この高速アクセス
メモリは、旧来のメモリアクセス単位(バイト:8ビッ
ト)に比べて、大量のディジタルデータを一度に書き込
んだり読み出したりできることから、バッファメモリに
利用してきわめて好都合である。例えば、n個のディジ
タルデータからなるビットストリームを想定し、各ディ
ジタルデータのビット数をmビットとすると、nとmの
積を128〔ビット〕とすることにより、上述の高速ア
クセスメモリを利用することができる。
【0004】しかし、一般にディジタルデータのビット
ストリーム構成(上記のnやm)は、システムごとに様
々であり、必ずしも上記のような都合のよい組み合わ
せ、すなわち、「n×m=128」にならないことがあ
った。例えば、n=13、m=10のビットストリーム
の場合、n×m=130となり、2ビット長くなってし
まうので、そのままでは上述の高速アクセスメモリを利
用できない。
【0005】この場合の対策としては、n個(13個)
のディジタルデータの任意の2個について、1ビット削
減することが考えられる。すなわち、10ビットのディ
ジタルデータを11個と、9ビットのディジタルデータ
を2個とすることにより、全部で128ビットのビット
ストリームとなるので、上述の高速アクセスメモリに一
度に書き込むことができる。メモリからの読み出し時
に、削減ビット位置に所定論理のビットを付け加えれば
よい。この対策によれば、2ビット分の情報を喪失する
ものの、画像のように完全に元に戻らなくてもよい情報
(非可逆情報)に適用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記対
策にあっては、ビットの削減によってビットストリーム
の長さを調整するとともに、削減ビット位置に所定論理
のビットを付加してビットストリームの長さを元に戻す
ため、削減ビット数が多いほど、情報喪失量が増えると
いう問題点があった。したがって、本発明が解決しよう
とする課題は、情報喪失量の抑制を図りつつ、ビットス
トリームの長さを調整することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、n個のディ
ジタルデータからなるビットストリームの長さを調整す
るビットストリーム調整装置において、前記n個のディ
ジタルデータのいくつかについてそのビット数を削減す
る削減手段と、前記削減ビット数よりも少ないビット数
の付加ビットを発生するとともに該付加ビットの論理値
を前記削減手段によって削減されたビットの値に基づい
て設定する設定手段と、前記削減ビットを含まないビッ
トストリームに前記付加ビットを挿入して新たなビット
ストリームを生成し出力する出力手段と、を備えること
によって解決できる。または、前記新たなビットストリ
ーム中の付加ビットの論理値に基づいて再生ビットの論
理値を決定する決定手段と、前記新たなビットストリー
ムから前記付加ビットを削除するとともに前記再生ビッ
トを所定位置に挿入してn個のディジタルデータからな
るビットストリームを再生する再生手段と、を備えるこ
とによって解決できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態に
おいては、各々10ビットの計13個のディジタルデー
タで構成された130ビットの長さを持つビットストリ
ームを、128ビットの長さに調整する例(すなわち、
n=13、m=10)を挙げて説明するが、これに限定
されないことはもちろんである。
【0009】因みに、上記例示のビットストリーム(n
=13、m=10)の実例は、例えば、CCD(Cha
rge Coupled Device)等の二次元撮
像デバイスから出力されたディジタル画像信号(以下
「CCDディジタル信号」という)のビット構成に見る
ことができる。CCDディジタル画像信号は多数の画素
信号で構成され、各画素信号の値はCCDの受光素子に
蓄積された電荷量をmビットで表現する。例えば、64
0×480個の受光素子を有するCCDの場合、ディジ
タル画像信号全体のビット数は640×480×mビッ
トになるが、前述したとおり、128ビット単位でアク
セス可能なバッファメモリを使用する場合、640×4
80×mビットのディジタル画像信号を、128ビット
ずつのビットストリームに区切って、このビットストリ
ーム単位でバッファメモリに書き込まなければならな
い。
【0010】図1は、実施の形態の概念ブロック図であ
る。10は各々10ビットの計13個のディジタルデー
タで構成された130ビットの長さを持つビットストリ
ームBS1を128ビットの長さのビットストリームB
S2aに調整するビットストリーム圧縮部、20は12
8ビット単位で書込みと読み出しののアクセスが可能な
メモリ、30はメモリ20から読み出された128ビッ
トの長さのビットストリームBS2aを元の長さ(13
0ビット)のビットストリームBS3に戻すビットスト
リーム伸長部である。
【0011】なお、メモリ20は、RAM(Rondo
m Access Memory)やDRAM(Dyn
amic Rondom Access Memor
y)などのメモリデバイスであってもよいことはもちろ
んであるが、それ以外にも、例えば、DSP(Digi
tal Signal Processor)などであ
ってもよい。要は、128ビットの長さを持つビットス
トリームBS2aを入力し、かつ、出力できるデバイス
または回路であればよい。
【0012】図2は、ビットストリームの構成を示す図
である。この図において、(a)はビットストリーム圧
縮部10に入力されるビットストリームBS1の構成を
示し、(b)はビットストリーム圧縮部10から出力さ
れるビットストリームBS2aの構成を示し、(c)は
ビットストリーム圧縮部10から出力される他のビット
ストリームBS2bの構成を示し、(d)はビットスト
リーム伸長部30から出力されるビットストリームBS
3の構成を示している。
【0013】(イ)ビットストリームBS1は、各々1
0ビットの13個のディジタルデータF1〜F13で構
成されており、その全体のビット長は10×13=13
0ビットである。 (ロ)ビットストリームBS2aは、13個のディジタ
ルデータF1〜F13で構成されている点でビットスト
リームBS1と共通するが、そのうちの三つのディジタ
ルデータF3、F7、F11が1ビット少ない9ビット
である点、および、最後に1ビットの付加ビットT1
(発明の要旨に記載の付加ビットに相当)を有する点で
ビットストリームBS1と相違する。 (ハ)ビットストリームBS2bは、13個のディジタ
ルデータF1〜F13で構成されている点、および、そ
のうちの三つのディジタルデータF3、F7、F11が
1ビット少ない9ビットである点でビットストリームB
S2aと共通し、付加ビットT2(発明の要旨に記載の
付加ビットに相当)の挿入位置の点でビットストリーム
BS2aと相違する。すなわち、ビットストリームBS
2bは、7番目のディジタルデータF7の最後に1ビッ
トの付加ビットT2を有する点でビットストリームBS
2aと相違し、余の点で一致する。 (ニ)ビットストリームBS3は、13個のディジタル
データF1〜F13で構成されている点でビットストリ
ームBS1と共通するが、そのうちの三つのディジタル
データF3、F7、F11が1ビット少ない9ビットで
ある点、および、これら三つのディジタルデータF3、
F7、F11の最後に各々1ビットの再生ビットT3、
T4、T5を有する点でビットストリームBS1と相違
する。
【0014】ここで、すべてのビットストリームBS
1、BS2a、BS2b、BS3のディジタルデータF
1〜F13のうちフルビット(10ビット)構成のディ
ジタルデータは、10ビット表現の有意な値(例えば、
前述のCCDの画素値)を持っているが、1ビット少な
いディジタルデータは、同有意な値から、そのLSB
(Least Significant Bit)の重
み値に相当する誤差を含む不完全な値を持っている。
【0015】付加ビットT1またはT2は、上記誤差を
抑制するための情報ビットであり、以下の説明からも明
らかになるが、付加ビットT1またはT2の論理値は、
フルビット(10ビット)構成のディジタルデータから
削除したLSBの値に基づいて設定される。例えば、ビ
ットストリームBS2aの付加ビットT1の論理値は、
三つのディジタルデータF3、F7、F11の削除ビッ
ト(ビットストリームBS1の三つのディジタルデータ
F3、F7、F11の各LSB)の値の多数決によって
設定する。例えば、削除ビットの値がすべて「0」の場
合に付加ビットT1の論理値を「0」にし、二つ以上の
削除ビットの値が「1」の場合に付加ビットT1の論理
値を「1」にする。
【0016】再生ビットT3、T4、T5は、ビットス
トリームBS3の三つのディジタルデータF3、F7、
F11のLSBとして扱われる。これらの再生ビットT
3、T4、T5の論理値は、ビットストリームBS2a
の付加ビットT1またはビットストリームBS2bの付
加ビットT2の論理値と同じである。すなわち、ビット
ストリームBS2aの付加ビットT1またはビットスト
リームBS2bの付加ビットT2の論理値が、例えば、
「1」の場合、再生ビットT3、T4、T5の論理値も
「1」となる。
【0017】かかる構成を有するビットストリームBS
1、BS2a(またはBS2b)およびBS3は、以下
の特徴を持つ。 (1)長さ130ビットのビットストリームBS1を、
長さ128ビットのビットストリームBS2a(または
BS2b)に変換することができ、アクセス単位を12
8ビットとするメモリ20との親和性を図ることができ
る。 (2)かかるビット長の変換に際して、三つのディジタ
ルデータF3、F7、F11の各LSBを削除するた
め、都合3ビット分の情報を喪失するが、この喪失情報
を表すための1ビットの付加ビットT1(またはT2)
をビットストリームBS2a(またはBS2b)に付加
し、その付加ビットT1(またはT2)の論理値を削除
ビットの値の多数決によって設定するので、上記喪失情
報を非可逆的に再生することができ、その再生ビットT
3、T4、T5を三つのディジタルデータF3、F7、
F11の各LSBとする130ビットの長さのビットス
トリームBS3を生成することができる。
【0018】すなわち、ビット長変換の際の、三つのデ
ィジタルデータF3、F7、F11の各LSBの削除ビ
ットを、それぞれaビット、bビット、cビットとする
と、(A)aビット=0、bビット=0、cビット=0
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「0」とな
り、(B)aビット=0、bビット=0、cビット=1
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「0」とな
り、(C)aビット=0、bビット=1、cビット=0
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「0」とな
り、(D)aビット=0、bビット=1、cビット=1
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「1」とな
り、(E)aビット=1、bビット=0、cビット=0
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「0」とな
り、(F)aビット=1、bビット=0、cビット=1
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「1」とな
り、(G)aビット=1、bビット=1、cビット=0
の場合は、再生ビットT3、T4、T5は「1」とな
り、aビット=1、bビット=1、cビット=1の場合
は、再生ビットT3、T4、T5は「1」となる。した
がって、aビット、bビットおよびcビットと再生ビッ
トT3、T4、T5との論理値の間には非可逆的な関係
が成立するから、単に所定論理のビットを再生する冒頭
の従来例に比べて、情報の喪失量が少ないという格別有
益な効果が得られる。
【0019】以下、ビットストリーム圧縮部10および
ビットストリーム伸長部30の構成例を説明する。図3
は、ビットストリーム圧縮部10の概念的な構成図であ
り、図示の例では、特に限定しないが、ビットストリー
ムBS1のディジタルデータF3のLSB(以下「aビ
ット」)を判定するaビット判定回路11と、ビットス
トリームBS1のディジタルデータF7のLSB(以下
「bビット」)を判定するbビット判定回路12と、ビ
ットストリームBS1のディジタルデータF11のLS
B(以下「cビット」)を判定するcビット判定回路1
3とを備えるとともに、ビットストリームBS1のaビ
ット、bビットおよびcビットを削除するビット削除回
路14(発明の要旨に記載の削減手段に相当)と、ビッ
トストリームBS1のaビット、bビットおよびcビッ
トの論理値の多数決を取って付加ビットT1(またはT
2)を発生する多数決回路15(発明の要旨に記載の設
定手段に相当)と、aビット、bビットおよびcビット
を削除した後のビットストリームの最後に付加ビットT
1を付加してビットストリームBS2aを生成するビッ
ト付加回路16(発明の要旨に記載の出力手段に相当)
とを備える。なお、ビット付加回路16は、aビット、
bビットおよびcビットを削除した後のビットストリー
ムの所定位置(F7の最後)に付加ビットT2を付加す
ることもでき、この場合、ビット付加回路16はビット
ストリームBS2bを生成する。
【0020】13個のディジタルデータF1〜F13で
構成された130ビットの長さを持つビットストリーム
BS1を図示のビットストリーム圧縮部10に入力する
と、ビットストリームBS1の三つのディジタルデータ
F4、F7、F11の各LSB(すなわち、aビット、
bビットおよびcビット)が削除されるとともに、aビ
ット、bビットおよびcビットの論理値の多数決で付加
ビットT1(またはT2)の論理値が決められる。そし
て、aビット、bビットおよびcビットを削除した後の
ビットストリームの最後(BS2aの場合。BS2bの
場合はディジタルデータF7の最後。)に付加ビットT
1(BS2aの場合。BS2bの場合は付加ビットT
2。)を付加して、128ビットの長さのビットストリ
ームBS2aまたはBS2bが生成される。
【0021】したがって、メモリ20のアクセス単位
(128ビット)に適合した長さにビットストリームを
調整することができる。しかも、長さを調整したビット
ストリームBS2aまたはBS2bは、削除ビット(a
ビット、bビットおよびcビット)の論理値の多数決情
報を持つ1ビットの付加ビットT1またはT2を有する
ので、この付加ビットT1またはT2の論理値を用い
て、削除ビット(aビット、bビットおよびcビット)
を非可逆的に再生することができ、ビットの削除に伴う
情報の喪失量を少なくすることができる。
【0022】図4は、ビットストリーム伸長部30の概
念的な構成図であり、図示の例では、特に限定しない
が、ビットストリームBS2a(またはBS2b)の付
加ビットT1(またはT2)を判定する付加ビット判定
回路31と、付加ビットT1(またはT2)と同一論理
値の再生ビットT3、T4、T5を発生するビット再生
回路32(発明の要旨に記載の決定手段に相当)と、ビ
ットストリームBS2a(またはBS2b)から付加ビ
ットを取り除くとともに、その三つのディジタルデータ
F3、F7、F11の最後に再生ビットT3、T4、T
5を付加して、130ビットの長さのビットストリーム
BS3を生成するビット付加回路33(発明の要旨に記
載の再生手段に相当)とを備える。
【0023】メモリ20から読み出した128ビットの
長さのビットストリームBS2aまたはBS2bを図示
のビットストリーム伸長部30に入力すると、ビットス
トリームBS2aまたはBS2bの付加ビットT1また
はT2が判定され、その付加ビットT1またはT2と同
一論理値の再生ビットT3、T4、T5が生成される。
そして、付加ビットが取り除かれたビットストリームの
所定位置(aビット、bビットおよびcビットの位置)
に再生ビットT3、T4、T5が挿入され、130ビッ
トの長さを持つビットストリームが作られる。
【0024】したがって、付加ビットT1またはT2の
論理値を用いて、削除ビット(aビット、bビットおよ
びcビット)を非可逆的に再生することができ、ビット
の削除に伴う情報の喪失量を少なくすることができる。
【0025】本実施の形態によれば、以上のとおりにし
たから、ビットストリームの長さを調整して、例えば、
アクセス単位を128ビットとするメモリとの親和性を
図ることができるうえ、さらに、ビットストリームの長
さの調整に伴う情報の喪失量を抑制できるという格別の
効果が得られ、特に、画像のように完全に元に戻らなく
てもよい情報(非可逆情報)に適用して好適なビットス
トリーム長の調整技術を提供することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、n個のディジタルデー
タからなるビットストリームの長さを調整するビットス
トリーム調整装置において、前記n個のディジタルデー
タのいくつかについてそのビット数を削減する削減手段
と、前記削減ビット数よりも少ないビット数の付加ビッ
トを発生するとともに該付加ビットの論理値を前記削減
手段によって削減されたビットの値に基づいて設定する
設定手段と、前記削減ビットを含まないビットストリー
ムに前記付加ビットを挿入して新たなビットストリーム
を生成し出力する出力手段と、を備えるので、削減手段
により、ビット数を削減してビットストリームの長さを
調整できる。しかも、ビット削減によって喪失された情
報を非可逆的に保持する付加ビットを有するので、ビッ
トストリームの長さを元に戻す際に、喪失情報をある程
度再現することができる。すなわち、前記新たなビット
ストリーム中の付加ビットの論理値に基づいて再生ビッ
トの論理値を決定する決定手段と、前記新たなビットス
トリームから前記付加ビットを削除するとともに前記再
生ビットを所定位置に挿入してn個のディジタルデータ
からなるビットストリームを再生する再生手段と、を備
えることによって、喪失情報の抑制を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のブロック構成図である。
【図2】ビットストリームの構成図である。
【図3】ビットストリーム圧縮部の概念的な構成図であ
る。
【図4】ビットストリーム伸長部の概念的な構成図であ
る。
【符号の説明】 BS1、BS2a、BS2b、BS3 ビットストリー
ム F1〜F13 ディジタルデータ T1、T2 付加ビット(所定ビット) T3、T4、T5 再生ビット 14 ビット削除回路(削減手段) 15 多数決回路(設定手段) 16 ビット付加回路(出力手段) 32 ビット再生回路(決定手段) 33 ビット付加回路(再生手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個のディジタルデータからなるビット
    ストリームの長さを調整するビットストリーム調整装置
    において、 前記n個のディジタルデータのいくつかについてそのビ
    ット数を削減する削減手段と、 前記削減ビット数よりも少ないビット数の付加ビットを
    発生するとともに該付加ビットの論理値を前記削減手段
    によって削減されたビットの値に基づいて設定する設定
    手段と、 前記削減ビットを含まないビットストリームに前記付加
    ビットを挿入して新たなビットストリームを生成し出力
    する出力手段と、 を備えたことを特徴とするビットストリーム調整装置。
  2. 【請求項2】 ビットストリーム中の所定ビットの論理
    値に基づいて再生ビットの論理値を決定する決定手段
    と、 前記ビットストリームから前記所定ビットを削除すると
    ともに前記再生ビットを所定位置に挿入してn個のディ
    ジタルデータからなるビットストリームを再生する再生
    手段と、 を備えたことを特徴とするビットストリーム調整装置。
  3. 【請求項3】 n個のディジタルデータからなるビット
    ストリームの長さを調整するビットストリーム調整装置
    において、 前記n個のディジタルデータのいくつかについてそのビ
    ット数を削減する削減手段と、 前記削減ビット数よりも少ないビット数の付加ビットを
    発生するとともに該付加ビットの論理値を前記削減手段
    によって削減されたビットの値に基づいて設定する設定
    手段と、 前記削減ビットを含まないビットストリームに前記付加
    ビットを挿入して新たなビットストリームを生成し出力
    する出力手段と、 前記新たなビットストリーム中の付加ビットの論理値に
    基づいて再生ビットの論理値を決定する決定手段と、 前記新たなビットストリームから前記付加ビットを削除
    するとともに前記再生ビットを所定位置に挿入してn個
    のディジタルデータからなるビットストリームを再生す
    る再生手段と、 を備えたことを特徴とするビットストリーム調整装置。
  4. 【請求項4】 n個のディジタルデータからなるビット
    ストリームの長さを調整するビットストリーム調整方法
    において、 前記n個のディジタルデータのいくつかについてそのビ
    ット数を削減する第1のステップと、 前記削減ビット数よりも少ないビット数の付加ビットを
    発生するとともに該付加ビットの論理値を前記第1のス
    テップで削減されたビットの値に基づいて設定する第2
    のステップと、 前記削減ビットを含まないビットストリームに前記付加
    ビットを挿入して新たなビットストリームを生成し出力
    する第3のステップと、 前記新たなビットストリーム中の付加ビットの論理値に
    基づいて再生ビットの論理値を決定する第4のステップ
    と、 前記新たなビットストリームから前記付加ビットを削除
    するとともに前記再生ビットを所定位置に挿入してn個
    のディジタルデータからなるビットストリームを再生す
    る第5のステップと、 を含むことを特徴とするビットストリーム調整方法。
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Cited By (2)

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KR20030054195A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 삼성전자주식회사 누설 전류로 인한 오동작을 방지할 수 있는 발진 회로
JP2010503254A (ja) * 2006-08-30 2010-01-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データ信号を符号化する装置及び方法、並びにデータ信号を復号化する装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030054195A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 삼성전자주식회사 누설 전류로 인한 오동작을 방지할 수 있는 발진 회로
JP2010503254A (ja) * 2006-08-30 2010-01-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ データ信号を符号化する装置及び方法、並びにデータ信号を復号化する装置及び方法

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