JP2001092755A - プロファイル作成方法及びシステム - Google Patents

プロファイル作成方法及びシステム

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JP2001092755A
JP2001092755A JP27065299A JP27065299A JP2001092755A JP 2001092755 A JP2001092755 A JP 2001092755A JP 27065299 A JP27065299 A JP 27065299A JP 27065299 A JP27065299 A JP 27065299A JP 2001092755 A JP2001092755 A JP 2001092755A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/214Monitoring or handling of messages using selective forwarding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/234Monitoring or handling of messages for tracking messages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想空間でのコミュニケーションの円滑化。 【解決手段】 URLとカテゴリとを対応付けてカテゴ
リDB13に記憶させる。ユーザがIRCなどの会話シ
ステム上でURLを発言する度に、そのURLに対応す
るカテゴリを特定し、ユーザと対応付けてユーザ情報D
B14に記憶させる。ユーザ情報DB14のエントリに
有効時間を設ければ、ユーザの現状を反映したプロファ
イルを作成できる。また、カテゴリと併せてレイティン
グ情報をユーザ情報DB14に持たせることもできる。
レイティング情報やユーザのカテゴリに基づいて、チャ
ネル内の発言を処理することにより、仮想空間でのコミ
ュニケーションを円滑化することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会話システム上で
リアルタイムに文字メッセージを送受信するユーザ間の
コミュニケーションを支援する技術に関する。本発明に
おいて、会話システムとは、複数の会話装置を含んで構
成されているシステムである。会話装置は、ネットワー
クに接続され、ネットワーク上に設営される仮想空間を
共有可能であり、互いにリアルタイムでテキストメッセ
ージを送受信可能である。
【0002】IRC(Internet Relay Chat)とは、IR
Cプロトコル(RFC1459)に準拠して構築される
会話システムの一種である。IRCは、IRCサーバ1
1とIRCクライアント12とがインターネットを介し
て接続されて構成される。IRCクライアント12は、
チャネルと呼ばれる仮想空間を互いに共有し、テキスト
メッセージをリアルタイムに送受信する。IRCサーバ
11は、IRCクライアント12からのメッセージを、
同一のチャネル内の他のIRCクライアント12に同報
する。IRCにおいては、各IRCクライアント12
は、ニックネームと呼ばれる識別子により一義的に特定
される。各チャネルには、チャネルを一義的に特定する
チャネル名が付与される。
【0003】
【従来の技術】近年、複数のユーザがリアルタイムで会
話可能な会話システムが、広くコミュニケーションの手
段として用いられるようになってきている。インターネ
ットの普及により広まりつつあるIRCやニフティのフ
ォーラムが、会話システムの具体例として挙げられる。
一方、インターネットの普及に伴い、WWW(World Wi
de Web)サーバにより公開されているウエブページへの
アクセス制御サービスや、各種のウエブページ情報検索
サービスが開発され、提供されている。これらのサービ
スを行う上で、URL(Uniform Resource Locators,
RFC1738)が、所定のカテゴリ別に分類されてき
ている。その結果、URLがカテゴリを示す指標として
用いられつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】IRCなどの会話シス
テム上には、数万の仮想空間が存在し、物理的には広域
な範囲に渡るユーザが仮想空間を互いに共有している。
このような仮想的な世界に入って他のユーザと会話する
にあたり、ユーザは、仮想空間を共有している他の人物
がどのような人物であり、どのような会話をしたらいい
のかを予め知ることが困難である。例えば、実空間にお
ける会話では、自分と相手との関係、相手の表情や服
装、会話が行われている場所など様々な情報から、会話
内容や話しかけるタイミングなどを互いがお互いに調整
し合っている。
【0005】しかし、相手についての情報が全くないと
言ってもいい仮想空間上での会話においては、相手がど
のような人物なのか、どの仮想空間で何をしゃべったら
良いのか、ユーザには判断が難しい。その結果、ユーザ
は、実空間で通常行うコミュニケーションの調整が出来
ず、会話空間内の会話内容がつまらなかったり、会話空
間から抜けようと思っている時に話しかけられたり、突
然自国の言語以外の言語で話しかけられたり、不快な発
言を受けたりする事態が生じている。
【0006】本発明は、混沌としている仮想空間内での
会話において、会話を開始する上で会話相手に対する予
備知識をユーザに提供可能とし、ネットワーク上でのコ
ミュニケーションを円滑化するための技術を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、ネットワークに接続され、かつ前
記ネットワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間
のいずれかを共有して互いにメッセージの送受信が可能
な複数の端末装置を含んで構成される会話システムに用
いられるプロファイル作成方法であって、 A;所定のキーワードと所定のカテゴリとを対応付けて
準備し、 B;前記仮想空間内で送受信されるメッセージに前記キ
ーワードが含まれている場合、キーワードに対応するカ
テゴリを特定し、 C;前記特定したカテゴリを、ユーザと対応付けて記憶
する、プロファイル作成方法を提供する。
【0008】URLをキーワードとして用いる場合を例
に取り説明する。予め、URLと所定のカテゴリとが対
応付けられたカテゴリテーブルを準備しておく。カテゴ
リテーブルとして、既存のDBを使用可能である。メッ
セージが発言される度にURLが含まれているか否かを
判断する。URLが含まれている場合、そのURLに対
応するカテゴリをカテゴリテーブルに基づいて決定す
る。次いで、URLを発言したユーザと前記決定したカ
テゴリとを対応付けて記憶する。ユーザを、ユーザ自身
の発言に基づいてカテゴリ別に分類することができる。
【0009】本願第2発明は、ネットワークに接続さ
れ、かつ前記ネットワーク上に設営された複数の仮想的
な会話空間のいずれかを共有して互いにメッセージの送
受信が可能な複数の会話装置を含んで構成される会話シ
ステムに用いられるプロファイル作成システムであっ
て、カテゴリテーブルと、ユーザテーブルと、管理手段
と、を備えるプロファイル作成システムを提供する。
【0010】カテゴリテーブルには、所定のキーワード
と所定のカテゴリとが対応付けて記憶されている。ユー
ザテーブルには、ユーザと、前記ユーザが発言した所定
のキーワードと、前記カテゴリとが、対応付けて記憶さ
れている。管理手段は、前記会話空間に送出されるメッ
セージを前記会話システムから取得する。取得したメッ
セージに前記キーワードが含まれている場合、管理手段
は、キーワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテー
ブルに基づいて決定し、キーワードの発言者と、キーワ
ードと、前記決定したカテゴリとを前記ユーザテーブル
に書き込む。
【0011】前記第1発明と同様の作用を有する。本願
第3発明は、前記第2発明において、前記ユーザテーブ
ルには、ユーザ、キーワード及びカテゴリに加え、前記
キーワードが発言された時間及び有効時間が対応付けて
記憶されているプロファイル作成システムを提供する。
このシステムにおいて、管理手段は、キーワードを含む
メッセージの発言時間を会話システムからさらに取得
し、前記キーワードの発言者、キーワード及びカテゴリ
に加え、前記発言時間及び有効時間をユーザテーブルに
書き込み、かつ発言時間から有効時間が経過した発言に
ついてのエントリをユーザテーブルから削除する。
【0012】ユーザがキーワードを発言した時刻及び有
効時間を、ユーザテーブルに記憶しておく。有効時間
は、予め管理手段に記憶させておいても良いし、管理手
段がユーザから有効時間の設定を受け付けても良い。有
効期限を過ぎたキーワードのエントリをユーザテーブル
から削除することにより、現実のユーザ状態を反映した
ユーザプロファイルを作成することができる。
【0013】本願第4発明は、前記第2発明において、
前記ユーザテーブルには、ユーザ、キーワード及びカテ
ゴリに加え、キーワードの発言に関連のある発言者が対
応付けられて記憶されているプロファイル作成システム
を提供する。このシステムにおいて、前記管理手段は、
会話空間における会話履歴を作成し、キーワードの前後
に発言されたメッセージの発言者を前記会話履歴及び会
話システムから取得し、関連のある発言者としてキーワ
ードと対応付けてユーザテーブルに書き込む。
【0014】管理手段は、キーワードが発言されると会
話履歴を参照し、キーワードの発言前の所定数のメッセ
ージについて、発言者を取得する。管理手段は、取得し
たユーザをユーザテーブルに関連のある発言者として書
き込む。また、キーワードが発言された後の所定数のメ
ッセージについて、発言者をチャットシステムから取得
する。管理手段は、取得したユーザをユーザテーブルに
関連のある発言者として書き込む。
【0015】キーワードの発言の前後に発言されたメッ
セージは、キーワードの発言に関連が深いと考えられ
る。従って、それらのメッセージの発言者をユーザテー
ブルに記憶させることにより、様々なサービスを提供可
能である。例えば、キーワードと発言者とを指定するこ
とにより、以前参加していた仮想空間に参加可能とする
ことが挙げられる。
【0016】本願第5発明は、前記第2発明において、
前記ユーザテーブルは、ユーザ、キーワード及びカテゴ
リに加え、ユーザの有害度を示すレイティング情報をユ
ーザごとにさらに記憶しているプロファイル作成システ
ムを提供する。このシステムにおいて、前記管理手段
は、所定の有害なキーワードが発言された場合、ユーザ
のレイティング情報を更新する。
【0017】例えば、ユーザのレイティング情報の初期
値を“0”としておき、ユーザが有害なキーワードを発
言する毎にレイティング情報の値を増加させていくこと
が考えられる。レイティング情報の値に応じてチャネル
への参加を拒否したり、発言をチャネル内に同報しない
などの処理が可能になり、仮想コミュニティの安全度を
高めることが出来る。
【0018】本願第6発明は、前記会話システムが、前
記ユーザテーブルに記憶されたユーザのカテゴリに基づ
いて、前記会話装置が送受信するメッセージを処理する
プロファイル作成システムを提供する。例えば、IRC
を例に取る。IRCクライアント12がチャネルの作成
と共にカテゴリを指定した場合、IRCサーバ11は指
定されたカテゴリに属するユーザを管理手段から取得
し、取得したユーザにのみチャネルの作成を通知する。
前記レイティング情報に基づいて、メッセージを管理す
ることも可能である。
【0019】本願第7発明は、ネットワークに接続さ
れ、かつ前記ネットワーク上に設営された複数の仮想的
な会話空間のいずれかを共有して互いにメッセージの送
受信が可能な複数の会話装置を含む会話システムに用い
られ、下記A〜D段階を実行するためのプロファイル作
成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供する。 A;所定のキーワードと所定のカテゴリとを対応付けて
記憶する段階、 B;前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話シ
ステムから取得する段階、 C;メッセージにキーワードが含まれている場合、キー
ワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテーブルに基
づいて決定する段階、 D;前記キーワードの発言者と、キーワードと、前記決
定したカテゴリとを、対応付けて記憶する段階。
【0020】前記第1発明と同様の作用効果を有する。
本願第8発明は、ネットワークに接続され、かつ前記ネ
ットワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のい
ずれかを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複
数の端末装置を含んで構成される会話システムに用いら
れ、かつ所定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付
けられ前記ネットワークを介して参照可能なカテゴリテ
ーブルを用いるプロファイル作成方法であって、 A;前記仮想空間内で送受信されるメッセージに前記キ
ーワードが含まれている場合、前記カテゴリテーブルに
基づいてキーワードに対応するカテゴリを特定し、 B;前記特定したカテゴリを、ユーザと対応付けて記憶
する、プロファイル作成方法を提供する。
【0021】既存のカテゴリテーブルを用いる点をのぞ
き、前記第1発明と同様の構成及び作用効果を有する。
本願第9発明は、ネットワークに接続され、かつ前記ネ
ットワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のい
ずれかを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複
数の会話装置を含んで構成される会話システムに用いら
れ、かつ所定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付
けられ前記ネットワークを介して参照可能なカテゴリテ
ーブルを用いるプロファイル作成システムであって、ユ
ーザテーブルと、管理手段と、を備えるプロファイル作
成システムを提供する。
【0022】ユーザテーブルには、ユーザと、前記ユー
ザが発言した所定のキーワードと、前記カテゴリとが、
対応付けて記憶されている。管理手段は、前記会話空間
に送出されるメッセージを前記会話システムから取得す
る。管理手段は、メッセージに前記キーワードが含まれ
ているか否かを前記カテゴリテーブルに基づいて判断す
る。管理手段は、キーワードが含まれている場合、キー
ワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテーブルに基
づいて決定する。管理手段は、キーワードの発言者と、
キーワードと、前記決定したカテゴリとを前記ユーザテ
ーブルに書き込む。
【0023】既存のカテゴリテーブルを用いる点をのぞ
き、前記第1発明と同様の構成及び作用効果を有する。
本願第10発明は、ネットワークに接続され、かつ前記
ネットワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間の
いずれかを共有して互いにメッセージの送受信が可能な
複数の会話装置を含む会話システムに用いられ、かつ所
定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付けられ前記
ネットワークを介して参照可能なカテゴリテーブルを用
いる、下記A〜D段階を実行するためのプロファイル作
成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体をていきょうする。 A;前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話シ
ステムから取得する段階、 B;メッセージにキーワードが含まれているか否かを、
前記カテゴリテーブルに基づいて判断する段階、 C;メッセージにキーワードが含まれている場合、キー
ワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテーブルに基
づいて決定する段階、 D;前記キーワードの発言者と、キーワードと、前記決
定したカテゴリとを、対応付けて記憶する段階。
【0024】既存のカテゴリテーブルを用いる点をのぞ
き、前記第1発明と同様の構成及び作用効果を有する。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明のプロファイル作成
システムについて、実施形態例を挙げながら具体的に説
明する。 <第1実施形態例>本実施形態例においては、プロファ
イル作成システムをIRCに適用した場合を例に取り、
説明する。ただし、他の会話システムにおいても同様に
本システムを適用可能である。
【0026】[構成]図1は、第1実施形態例に係るプ
ロファイル作成システム1の全体構成図である。本実施
形態例に係るプロファイル作成システム1は、IRCを
構成するIRCサーバ11及びIRCクライアント12
に加え、カテゴリDB13、ユーザ情報DB14、ユー
ザ情報管理サーバ15、発言管理部16及びレイティン
グ処理部17を含んで構成されている。
【0027】本実施形態例においては、発言管理部16
及びレイティング処理部17をIRCサーバ11側に持
たせているが、IRCクライアント12側に持たせる構
成も可能である。また、レイティング処理部17は、後
述するレイティング情報をユーザ情報DB14に持たせ
る場合に必要となる構成要素である。 (1)カテゴリDB カテゴリDB13には、所定のキーワードと、所定のカ
テゴリとが対応付けられて蓄積されている。本実施形態
例においては、キーワードとしてURLを用いた場合を
例に取り、説明する。図2は、カテゴリDB13に蓄積
されているカテゴリテーブルの概念説明図である。カテ
ゴリテーブルには、各URLが所定のカテゴリのうちど
のカテゴリに属するかが、URL毎に記憶されている。
例えば、“URL1”は、カテゴリ“趣味”に属してい
る。1つのURLが複数のカテゴリに属していても良
い。
【0028】URLのカテゴリテーブルとしては、例え
ばインターネット上で動作する検索エンジンが有するデ
ータや、URLのフィルタリングソフトのデータなどを
利用することが出来る。キーワードとしてURLを用い
ず、“車”、“旅行”など所定の単語をカテゴリと対応
付けたカテゴリテーブルを準備して用いることも可能で
ある。
【0029】(2)ユーザ情報DB ユーザ情報DB14としては、特に限定されないが、例
えばユーザ情報データベース用プロトコルであるLDA
P(Light Weight Directory Access Protocol)をサポー
トするデータベースが好ましく用いられる。図3は、ユ
ーザ情報DB14に蓄積されているユーザ情報テーブル
の概念説明図である。ユーザ情報テーブルには、ユーザ
情報がユーザ毎に蓄積されている。本実施形態例におい
ては、ユーザ情報は、ユーザID、パスワード、チャッ
ト関連情報、個人情報及び発言属性情報からなる。
【0030】ユーザIDは、ユーザを一義的に特定する
ために各ユーザに付される識別情報である。図3は、ユ
ーザID“ID0001”で特定されるユーザの情報で
ある。パスワードは、ユーザ情報を更新する場合に用い
られる認証情報である。チャット関連情報には、ユーザ
のニックネーム、現在参加しているチャネル、ユーザ端
末を一義的に特定するクライアントホスト名、ユーザ端
末が接続しているサーバ名などが記述される。
【0031】個人情報には、氏名、年齢、職業などの情
報が記述される。一般に、個人情報は、ユーザ自身によ
り入力され登録される静的な情報である。また、個人情
報に、レイティング情報を含めることもできる。レイテ
ィング情報は、この値が高ければ高い程、そのユーザが
有害であることを示す情報である。レイティング情報に
ついては、後述する。
【0032】発言属性情報には、前記カテゴリDB13
において定められているカテゴリ別に、ユーザが発言し
たURLが記述される。具体的には、発言属性情報は、
カテゴリ、各カテゴリに含まれる発言数及び発言情報が
含まれる。発言情報には、発言番号、発言内容、チャネ
ル、日付、期限及び関連話者が記述される。“カテゴ
リ”としては、カテゴリDB13において定められてい
るいずれかのカテゴリが記述される。図3においては、
カテゴリとして“趣味”及び“インターネット”が記述
されている。
【0033】“発言数”は、当該カテゴリと対応付けら
れているURLが発言された数を示す。例えば、図3に
おいて、カテゴリ“趣味” と対応付けられているUR
Lは、15発言されている。“発言番号”は、発言情報
で特定される発言を1カテゴリ内で特定する識別番号で
ある。例えば、図3において、“発言1”、“発言2”
などが発言番号に相当する。
【0034】“発言内容”には、ユーザが発言したキー
ワード、すなわちURLが記述される。図3において、
ユーザ“ID0001”は、カテゴリ“趣味”に属する
URLとして、“URL1”、“URL2”などを発言
している。“チャネル”には、URLが発言されたチャ
ネル名が記述される。例えば、前記“URL1”は、チ
ャネル#AAAで発言されている。
【0035】“日付”には、URLが発言された日時が
記述される。有効期限の起算日とするためである。例え
ば、図3において、URL1は1999/6/7,1
3:55に発言されている。“期限”には、発言番号で
特定される発言が有効である時間的長さが記述される。
例えば、図3のカテゴリ“趣味”の“発言1”は、19
99年6月7日13時55分から1月間有効である。
【0036】“関連話者”には、前記URLを含むメッ
セージが発言された前後で、他のメッセージを発言して
いるユーザのIDが記述される。例えば、図3は、UR
L1の前後において、ユーザ“ID0002”及び“I
D0003”が発言していることを示している。本実施
形態例においては、URLの直前のメッセージ及び直後
の2つのメッセージを発言したユーザを、関連話者とす
る。
【0037】(3)レイティング情報 レイティング情報とは、ユーザの有害性の程度を示す情
報である。本実施形態例においては、レイティング情報
として有害発言度を用いる。レイティング情報、すなわ
ち有害発言度は、当初は例えば“0”に設定される。有
害なURLとして予め記憶された所定のURLのいずれ
かを発言するごとに、発言者の有害発言度が上昇する。
【0038】(4)ユーザ情報管理サーバ15及び発言
管理部16 ユーザ情報管理サーバ15は、ユーザ情報DB14への
ユーザ情報の登録や更新などを行う。発言管理部16
は、各チャネル内でのメッセージをIRCサーバから取
得し、前記ユーザ情報DB14の発言属性情報を更新す
る処理を行う。また、発言管理部16は、発言属性情報
の更新をレイティング処理部17に通知する。さらに、
発言管理部16は、発言属性情報に基づく所定の処理を
行うことも可能である。例えば、発言管理部16は、あ
るカテゴリに属する他のユーザをIRCサーバ11に通
知したり、発言属性情報をIRCサーバ11に送出した
りする。なお、発言管理部16は、チャネル毎のメッセ
ージの履歴を作成し、保存している。
【0039】(5)レイティング処理部17 レイティング処理部17は、発言管理部16からの通知
に従い、発言属性情報が更新されたユーザのレイティン
グ情報を更新する。具体的には、予め公序良俗に反する
ようなURLが、有害なURLとしてレイティング処理
部17に記憶されている。レイティング処理部17は、
新たにURLが発言されると発言者のレイティング情報
について計算を行う。レイティング処理部17は、ユー
ザ情報管理サーバ15に対しレイティング情報の書き換
えを指示する。さらに、レイティング処理部17は、ユ
ーザ情報テーブルのレイティング情報に基づいて、ユー
ザからの発言をどのように処理するかを決定し、IRC
サーバ11に指示可能である。
【0040】レイティング情報の算出は、例えば以下の
ようにして行う。レイティング処理部17は、図4に示
す有害属性リストを記憶している。図4は、レイティン
グ処理部17が保持している有害属性リストの概念説明
図である。有害属性リストには、カテゴリ別に有害度の
重みC1,C2,C3……が記憶されている。レイティ
ング処理部17は、各カテゴリの重みを用いて各ユーザ
の有害発言度Xnを算出する。
【0041】具体的には、有害発言度Xnは、各カテゴ
リの重みにそのユーザの該当カテゴリにおける発言数を
乗じたものの総和として求められる。例えば、カテゴリ
“趣味”内の有害発言数が15、“インターネット”内
の有害発言数が30のユーザ“ID0001”の有害発
言度Xnは、15×C1+30×C3=Xnと求められ
る。
【0042】さらに、レイティング処理部17は、レイ
ティング情報を用いて所定の処理を行うことも可能であ
る。図5は、レイティング処理部17が保持している処
理テーブルの概念説明図である。レイティング処理部1
7は、レイティング情報に基づいて処理を決定し、IR
Cサーバ11に指示する。図5の例では、有害発言度X
n≧X1であれば、レイティング処理部17は、該当ユ
ーザ端末との接続を切断するようサーバに指示する。X
1>Xn≧X2であれば、そのユーザからの発言がサー
バ側で解除され、他のユーザに同報されない。X2>X
n≧X3であれば、予め定められた時間が経過するまで
該当ユーザからの発言は受け付けられない。X3>Xn
≧X4であれば、該当ユーザがIRCサーバ11に接続
した時点で、サーバから該当ユーザに対し警告が送信さ
れる。
【0043】[処理の流れ] (1)発言属性更新処理 図6は、発言管理部16が行う発言属性更新処理の流れ
を示すフローチャートである。なお、説明を容易にする
ために、図7に示すメッセージがチャネル#AAAで発
言された場合を例に取る。また、URLを発言したユー
ザ“taro”のユーザIDは“ID0001”であると
し、そのユーザ情報は前記図3に示されているものとす
る。前述したように、関連話者として発言属性情報に書
き込まれるのは、URLの直前のメッセージの発言者
“hanako”、直後2つのメッセージの発言者“jiro”及
び“saburo”である。いずれかのチャネルにおいてメッ
セージが発言されると、以下の処理が開始される。
【0044】ステップS1では、発言管理部16は、生
じたメッセージをIRCサーバ11から取得し、チャネ
ル毎の発言履歴に保存する。ステップS2では、発言管
理部16は、ユーザを特定するための必要な情報をIR
Cサーバ11から取得する。例えば、ニックネーム、I
Pアドレス、クライアントホスト名、ログインネームな
どを挙げることができる。本実施形態例では、クライア
ントホスト名をIRCサーバ11から取得する。
【0045】ステップS3では、発言管理部16は、発
言が生じたチャネル#AAA内の全てのユーザについ
て、過去にURLを発言しているか否かを発言履歴を参
照して判断する。発言管理部16は、過去にURLを発
言しているユーザについて、新たに発言されたURLの
発言者を関連話者として書き込む必要があるか否かを判
断する。この判断のために、発言管理部16は、後述す
るステップS9で作成される監視対象リストを用いる。
【0046】図8に、監視対象リストの概念説明図を示
す。監視対象リストは、ユーザ毎に作成される。例え
ば、図7に示すように、ユーザ“taro”がURL1を発
言した場合、ユーザ“taro”の監視対象リストには以下
の内容が書き込まれる。 発言内容の欄;“URL1” チャネルの欄;URLの発言があったチャネルのチャネ
ル名“#AAA” 日付の欄;URLを含むメッセージが生じた日時 監視発言数;“2”。
【0047】なお、発言内容、チャネル及び日付の各項
目については、ユーザ情報(図3)の発言属性情報にも
同様の内容が登録されるため、ユーザ情報中の対応項目
のアドレスだけを格納しておき、ユーザ情報から実デー
タの内容を取得することも可能である。監視発言数は、
当該URLを含むメッセージ(以下、当該URLとい
う)の直後になされるメッセージのうち、当該URLに
関連するメッセージと見なされるメッセージの数を示し
ている。なお、図示した例では、当該URLの直後に発
言されたメッセージについて監視発言数が設定されてい
るが、直前及び直後について監視発言数を設定しても良
い。また、当該URLと関連すると見なすメッセージ数
を、当該URLの前後で一律にしなくてもよい。例え
ば、当該URLの直前のメッセージは1件、直後のメッ
セージは5件という風に、関連すると見なすメッセージ
数を、URLの発言の直前直後で別々に設定しても良
い。
【0048】また、監視発言数は、当該メッセージの直
後の発言を検出する度に1つずつ減少する。監視発言数
が0になった段階で、該当エントリは監視リストから削
除される。なお、監視発言数とは別に、監視用の発言カ
ウント領域を設け、そのカウント領域の値に応じて動作
を判断するようにしても良い。発言管理部16は、メッ
セージが生じたチャネル#AAAに関する監視対象リス
トが存在するかどうかを判断する。監視対象リストが存
在する場合、後述するステップS12に移行する。存在
しない場合、ステップS4に移行する。
【0049】ステップS4では、発言管理部16は、カ
テゴリテーブルを検索する。具体的には、ユーザの発言
にURLが含まれているか否かを判断し、含まれている
場合には、URLをキーにカテゴリテーブルを検索し、
カテゴリを決定する。本例では、URL1が発言されて
いるので、カテゴリは“趣味”と決定される。ステップ
S5では、発言管理部16は、発言されたURLに対す
るカテゴリがあるか否かまたはURLが含まれていない
かのいずれに該当するかを判断する。カテゴリがある場
合、ステップS6に移行する。発言されたURLに対応
するカテゴリがないか、URLが含まれていない場合、
後述するステップS10に移行する。
【0050】ステップS6では、発言管理部16は、当
該URLの直前に発言されたメッセージを、所定数分だ
け取得する。前述したように、監視対象リストに当該U
RLの直前に発言されたメッセージのうちいくつを対象
とするかが設定されている場合、発言管理部16は監視
対象リストを参照して取得するメッセージ数を決定す
る。発言管理部16は、これらのメッセージを、チャネ
ル毎に蓄積されている発言履歴から取得する。発言履歴
には、メッセージと共にそのメッセージの発言者のニッ
クネームが格納されている。発言管理部16は、前記メ
ッセージの発言者のニックネーム、本例では“hanako”
を関連話者のニックネームとして発言履歴から取得す
る。さらに、発言管理部16は、ユーザ情報DB14を
参照し、取得したニックネーム“hanako”に対するユー
ザID、例えば“ID0002”を取得する。
【0051】ステップS7では、発言管理部16は、発
言されたURLの発言時刻を発言履歴から取得する。ま
た、この発言の有効期限を設定する。有効期限を設定す
るのは、あまりにも古い発言の場合には、ユーザの現在
の状態を適切に反映していないと考えられるので、発言
属性情報から削除するためである。有効期限は、例えば
全ての発言について同じ有効期限を設定しても良い。ま
た、カテゴリ毎に異なる有効期限を設定しても良い。ユ
ーザから有効期限の設定を受け付けることも可能であ
る。
【0052】ステップS8では、発言管理部16は、発
言されたURL1、ステップS6で取得した関連話者、
ステップS7で設定した発言時刻及び有効期限を、該当
ユーザの発言属性情報のステップS4で決定したカテゴ
リに追加する。本例では、カテゴリ“趣味”に、発言番
号“発言16”として追加される。また、発言管理部1
6は、発言属性情報が追加されたカテゴリの発言数を更
新する。本例では、ユーザ“ID0001”の“趣味”
の発言数を“16”に更新する。
【0053】ステップS9では、発言管理部16は、前
記URL1についてのエントリを、前記ステップS2で
特定したユーザの監視対象リストに設ける。言い換えれ
ば、URLの発言者の監視対象リストに、URLの発言
に対応したエントリを設ける。図8は、この段階での監
視対象リストである。ステップS10では、発言管理部
16は、有効期限が過ぎている発言が発言属性情報中に
あるか否かを判断する。“Yes”と判断するとステッ
プS11に移行し、“No”と判断すると処理を終了す
る。
【0054】ステップS11では、発言管理部16は、
既に有効期限が過ぎている発言属性情報のエントリを、
ユーザ情報の発言属性情報から削除する。前記ステップ
S3において監視対象リストにエントリがあると判断さ
れると、ステップS12に移行する。ステップS12で
は、発言管理部16は、生じたメッセージの発言者のユ
ーザIDを、特定のユーザの発言属性情報に書き込む。
特定のユーザとは、発言のあったチャネル#AAA内の
ユーザであって、監視対象リストにチャネル#AAAで
の発言のエントリを有しているユーザである。具体的に
は、“taro”に続いて“jiro”や“saburo”が発言した
場合、“taro”の発言属性情報に、“発言16”の関連
話者として書き込まれる。
【0055】さらに、発言管理部16は、監視対象リス
トにおいて、監視発言数をディクリメントする。本例で
言えば、発言内容“URL1”、チャネル“#AA
A”、日付“1999/06/07 18:55”で特定される監視発言
数を1つ減算する。ステップS13では、発言管理部1
6は、監視対象リストから削除するエントリがあるか否
かを判断する。具体的には、監視発言数が“0”となっ
たエントリがあるか否かを判断する。“Yes”と判断
するとステップS14に移行し、“No”と判断すると
前記ステップS5に移行する。
【0056】ステップS14では、発言管理部16は、
監視発言数が“0となったエントリを監視対象リストか
ら削除する。その後、前記ステップS4に戻る。なお、
発言管理部16は、関連すると見なされるメッセージの
発言と当該URLの発言との時間間隔を算出してもよ
い。この時間間隔が予め設定しておいた所定時間を越え
ている場合、発言管理部16は、取得した関連話者のユ
ーザIDを発言属性情報に書き込まないことも可能であ
る。両発言の時間間隔が長い場合、両発言の関連性が薄
いと考えられるからである。
【0057】(2)レイティング情報更新処理 図9は、レイティング処理部17によるレイティング情
報の更新処理及びレイティング情報に基づく処理の流れ
を示すフローチャートである。前記発言属性情報の更新
が行われたことが発言管理部16から通知されると、レ
イティング処理部17は以下の処理を開始する。
【0058】ステップS21では、レイティング処理部
17は、発言属性情報が更新されたユーザのユーザ情報
テーブルを取得する。ユーザ情報テーブルは、ユーザ情
報管理サーバ15から読み込んでも良いし、発言管理部
16から取得してもよい。ステップS22では、レイテ
ィング処理部17は、該当ユーザの有害発言数をカテゴ
リ別に算出する。具体的には、該当ユーザが発言したU
RLの中から有害なURLを検出し、各カテゴリに有害
なURLが何回発言されているかを算出する。
【0059】ステップS23では、レイティング処理部
17は、有害発言度Xnを該当ユーザについて算出す
る。ステップS24では、レイティング処理部17は、
求めた有害発言度Xnに応じた処理を処理テーブルに基
づいて決定し、IRCサーバ11に指示する。その後、
処理を終了する。
【0060】なお、新たに発言されたURLが有害か否
かをまず判断し、有害な場合に有害発言度Xnの更新を
行うようにしても良い。 [ユーザ情報に基づくサービスの例]前記プロファイル
作成システムにより作成される発言属性情報やレイティ
ング情報を用いれば、IRCなどの会話システム上にお
いて、コミュニケーションを円滑化するための様々なサ
ービスを提供することができる。以下に、サービスの具
体例を挙げる。
【0061】(1)発言属性情報を用いたサービスの提
供 (1−1)同じカテゴリに属する人と会話する。 例えば、ユーザは、チャネル名とカテゴリとを指定する
ことにより、特定のカテゴリに属するユーザのみをチャ
ネルに招待することが可能となる。例えば、IRCに、
コマンド"INVITEEX #Channel Category"を予め準備して
おく。ここで、“#Channel”には、招待先のチャネル名
が記述される。また、“Category”には、ユーザが指定
するカテゴリが記述される。このコマンドがIRCクラ
イアント12から発言されると、IRCサーバ11は、
指定されたカテゴリに属するユーザの端末に、前記コマ
ンドを配信する。発言管理部16は、前記コマンドを検
知し、前記コマンドにより指定されるカテゴリに属する
ユーザを、ユーザ情報DB14に基づいて検索し、IR
Cサーバ11に通知する。
【0062】(1−2)同じカテゴリに属する人にメッ
セージを送信する。 例えば、ユーザは、チャネル名とカテゴリとを指定する
ことにより、特定のカテゴリに属するユーザにメッセー
ジを送信することが可能となる。例えば、IRCに、コ
マンド“PRIVMSGEX Category MSG”を予め準備してお
く。ここで、“Category”には、ユーザが指定するカテ
ゴリが記述される。“MSG”には、ユーザが入力する文
字メッセージが記述される。このコマンドがIRCクラ
イアント12から発言されると、IRCサーバ11は、
指定されたカテゴリに属するユーザの端末に、前記コマ
ンドを配信する。発言管理部16は、前記(1)と同様
に、コマンドを検知してユーザ情報DB14を検索し、
検索したユーザをIRCサーバ11に通知する。
【0063】(1−3)カテゴリ別友人リストの作成 例えば、ユーザは、カテゴリ別の友人リストを、IRC
クライアント12により表示することが可能である。I
RCでは、IRCサーバ11は、チャネル内のユーザの
ニックネームなど所定の情報をIRCクライアント12
に通知する。そこで、IRCサーバ11は、所定情報に
加えてユーザのカテゴリを通知すればよい。IRCサー
バ11は、発言管理部16からユーザのカテゴリを取得
可能である。取得のタイミングとしては、例えばIRC
クライアントがチャネルに入室したときを挙げることが
出来る。
【0064】(1−4)チャネル内のユーザをカテゴリ
別に表示する。 図10は、チャネル内のユーザをカテゴリ別に表示した
一例である。前記(3)で述べたようにユーザのカテゴ
リがIRCクライアント12に通知される場合、IRC
クライアント12は、ユーザやそのユーザからのメッセ
ージを、カテゴリ別に色や字体を変えて表示することが
可能である。
【0065】(2)レイティング情報に基づくサービス 発言属性情報と同様、レイティング情報に基づいて、コ
ミュニケーションの円滑化を図ることが出来る。前記図
5の処理テーブルに挙げた以外の例を、以下に挙げる。 (2−1)チャネルの作成や入室を制限する。
【0066】IRCサーバ11は、レイティング情報が
高いユーザについては、チャネルの作成や入室を制限す
ることが可能である。例えば、前記図8の処理テーブル
に、“チャネルの作成の禁止”や“チャネルの入室の禁
止”を設けておく。IRCクライアント12から“JOIN
#Channel”コマンドが送信されてきた場合、レイティ
ング処理部17は送信者のレイティング情報と処理テー
ブルとに基づいて、指定されたチャネルの作成やチャネ
ルへの入室を許可するか否かを判断する。IRCサーバ
11は、前記判断結果に従い、チャネルへの入室を許可
または拒否する。
【0067】なお、“JOIN #Channel”コマンドは、“#
Channel”で指定されるチャネルの作成やチャネルへの
入室を要求するためのIRC上の既存コマンドである。 (2−2)チャネルに参加できる数を制限する。 IRCサーバ11は、ユーザのレイティング情報に応
じ、チャネルに参加できる数を制限することが可能であ
る。この場合、図8の処理テーブルに、有害発言度の各
レベル毎に参加できるチャネルの最大数を設定してお
く。レイティング処理部17は、前記JOINコマンドを送
信してきたユーザについて、参加可能なチャネル数をI
RCサーバ11に通知する。IRCサーバ11は、各ユ
ーザが参加しているチャネル数を把握しているので、参
加可能なチャネル数と参加数とを比較して、チャネルへ
の入室を許可または拒否する。
【0068】(2−3)有害なユーザからのチャネルへ
の誘いを妨害する。 例えば、レイティング情報が所定値以上のユーザから、
あるチャネルへの招待コマンドが送信されても、IRC
サーバ11は他のユーザに同報しない。前述と同様に、
招待コマンドを無視することを処理テーブルに設定して
おく。この場合、レイティング処理部17は、送信元ユ
ーザのレイティング情報から招待コマンドを無視する処
理を決定し、IRCサーバ11に通知する。これによ
り、有害なユーザによりチャネルに招かれることを防止
できる。
【0069】(2−4)有害なユーザをチャネルに招待
することを防止する。 処理テーブルにおいて、レイティング情報が所定値以上
のユーザに対し、他のユーザからのチャネルへの招待コ
マンドを送信しないことを設定しておく。この場合、レ
イティング処理部17は、送信先ユーザのレイティング
情報に基づいて招待コマンドを送信しないことを決定
し、IRCサーバ11に通知する。IRCサーバ11
は、レイティング処理部17の決定に従い、有害なユー
ザへの招待コマンドの送信を中止する。これにより、有
害なユーザをチャネルにそれと知らずに招いてしまうこ
とを防止できる。
【0070】(2−5)発言自体を制限する。 レイティング情報が所定値以上のユーザからの文字メッ
セージを他のユーザに配信しないことを、処理テーブル
に設定しておく。また、他のユーザからの発言を、前記
ユーザに配信しないことを設定しておく。レイティング
処理部17は、発言者または受信者のレイティング情報
に基づいて、発言を配信するか否かや、発言の配信先を
決定し、IRCサーバ11に通知する。これにより、不
適切な発言を未然に抑制できる。また、不適切な発言が
多いユーザに対し、他のユーザの発言が漏洩することを
防止できる。
【0071】(2−6)エージェントの動作を制御す
る。 チャットシステムにおいて、会話履歴を作成したり、ユ
ーザの発言に応じて様々な応答をするソフトウェアロボ
ット、いわゆるエージェントが動作している場合があ
る。レイティング情報が所定値以上のユーザから発言や
コマンドがエージェントに送信された場合、レイティン
グ処理部17は、発言またはコマンドの配信停止をIR
Cサーバ11に指示する。これにより、エージェントを
不適切に動作される可能性のあるユーザ行動を抑制し、
チャネル内のコミュニティの安全性を高めることができ
る。
【0072】<第2実施形態例>前記第1実施形態例で
は、文字メッセージ中の所定のキーワードから、ユーザ
のカテゴリを特定する例について説明した。しかし、単
なるテキストだけでなく、XMLやSGMLなどの構造
化文書中のキーワードを用いてカテゴリを特定すること
も可能である。さらに、構造化文書中のコンテンツ以外
の部分、いわゆるメタ情報の部分を、カテゴリ特定の基
礎にすることも可能である。
【0073】構造化文書からカテゴリを特定する場合、
まず構造化文書の構造解析を行う。次いで、タグ別にカ
テゴリを特定し、前記第1実施形態例と同様にしてユー
ザの発言属性情報を更新する。 <第3実施形態例>1対1の会話コミュニケーションに
おいても、同様に発言属性情報やレイティング情報に基
づくサービスの提供が可能である。以下に、具体例を挙
げて説明する。
【0074】(1)会話自体を制限する。 1対1の会話を希望するユーザ、または話しかけた相手
先のユーザのレイティング情報に応じ、会話要求の送信
を制限することが可能である。有害なユーザとは知らず
に1対1のコネクションを開設することを防止できる。 (2)ユーザ情報の取得を制限する。
【0075】他のユーザのユーザ情報を取得しようとす
るユーザのレイティング情報に応じ、提供するユーザ情
報を制限する。例えば、処理テーブルにおいて、有害発
言度のレベルごとに公開するユーザ情報を段階的に設定
しておくことが考えられる。 (3)発言自体を制限する。 前記第1実施形態例(2−5)と同様、発言者あるいは
受信者のレイティング情報に従い、発言の送信を制限す
ることが可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明を利用すれば、ユーザの興味や特
性をリアルタイムに把握したプロファイルを作成するこ
とができる。このプロファイルを用いれば、仮想空間に
おけるコミュニケーションの助けとなる情報をユーザに
提供でき、円滑なコミュニケーションを促進することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロファイル作成システムの全体構成図。
【図2】カテゴリテーブルの概念説明図。
【図3】ユーザ情報テーブルの概念説明図。
【図4】発言属性更新処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図5】メッセージの発言例。
【図6】監視対象リストの概念説明図。
【図7】有害属性リストの概念説明図。
【図8】処理テーブルの概念説明図。
【図9】レイティング情報更新処理の流れを示すフロー
チャート。
【図10】カテゴリ別表示の具体例を示す説明図。
【符号の説明】 1;プロファイル作成システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木原 英人 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GB03 JA17 JA18 KA18 KB07 KC15 KC34 KC44 KC51

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続され、かつ前記ネット
    ワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいずれ
    かを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数の
    端末装置を含んで構成される会話システムに用いられる
    プロファイル作成方法であって、 所定のキーワードと所定のカテゴリとを対応付けて準備
    し、 前記仮想空間内で送受信されるメッセージに前記キーワ
    ードが含まれている場合、キーワードに対応するカテゴ
    リを特定し、 前記特定したカテゴリを、ユーザと対応付けて記憶す
    る、 プロファイル作成方法。
  2. 【請求項2】ネットワークに接続され、かつ前記ネット
    ワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいずれ
    かを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数の
    会話装置を含んで構成される会話システムに用いられる
    プロファイル作成システムであって、 所定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付けて記憶
    されたカテゴリテーブルと、 ユーザと、前記ユーザが発言した所定のキーワードと、
    前記カテゴリとが、対応付けて記憶されたユーザテーブ
    ルと、 前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話システ
    ムから取得し、メッセージに前記キーワードが含まれて
    いる場合、キーワードに対応するカテゴリを前記カテゴ
    リテーブルに基づいて決定し、キーワードの発言者と、
    キーワードと、前記決定したカテゴリとを前記ユーザテ
    ーブルに書き込む管理手段と、 を備えるプロファイル作成システム。
  3. 【請求項3】前記ユーザテーブルには、ユーザ、キーワ
    ード及びカテゴリに加え、前記キーワードが発言された
    時間及び有効時間が対応付けて記憶されており、 前記管理手段は、キーワードを含むメッセージの発言時
    間を会話システムからさらに取得し、前記キーワードの
    発言者、キーワード及びカテゴリに加え、前記発言時間
    及び有効時間をユーザテーブルに書き込み、かつ発言時
    間から有効時間が経過した発言についてのエントリをユ
    ーザテーブルから削除する、 請求項2に記載のプロファイル作成システム。
  4. 【請求項4】前記ユーザテーブルには、ユーザ、キーワ
    ード及びカテゴリに加え、キーワードの発言に関連のあ
    る発言者が対応付けられて記憶されており、 前記管理手段は、会話空間における会話履歴を作成し、
    キーワードの前後に発言されたメッセージの発言者を前
    記会話履歴及び会話システムから取得し、関連のある発
    言者としてキーワードと対応付けてユーザテーブルに書
    き込む、 請求項2に記載のプロファイル作成システム。
  5. 【請求項5】前記ユーザテーブルは、ユーザ、キーワー
    ド及びカテゴリに加え、ユーザの有害度を示すレイティ
    ング情報をユーザごとにさらに記憶し、 前記管理手段は、所定の有害なキーワードが発言された
    場合、ユーザのレイティング情報を更新する、請求項2
    に記載のプロファイル作成システム。
  6. 【請求項6】前記会話システムは、前記ユーザテーブル
    に記憶されたユーザのカテゴリに基づいて、前記会話装
    置が送受信するメッセージを処理する、請求項2に記載
    のプロファイル作成システム。
  7. 【請求項7】ネットワークに接続され、かつ前記ネット
    ワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいずれ
    かを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数の
    会話装置を含む会話システムに用いられるプロファイル
    作成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 A;所定のキーワードと所定のカテゴリとを対応付けて
    記憶する段階と、 B;前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話シ
    ステムから取得する段階と、 C;メッセージにキーワードが含まれている場合、キー
    ワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテーブルに基
    づいて決定する段階と、 D;前記キーワードの発言者と、キーワードと、前記決
    定したカテゴリとを、対応付けて記憶する段階と、 を実行するためのプロファイル作成プログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】ネットワークに接続され、かつ前記ネット
    ワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいずれ
    かを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数の
    端末装置を含んで構成される会話システムに用いられ、
    かつ所定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付けら
    れ前記ネットワークを介して参照可能なカテゴリテーブ
    ルを用いるプロファイル作成方法であって、 前記仮想空間内で送受信されるメッセージに前記キーワ
    ードが含まれている場合、前記カテゴリテーブルに基づ
    いてキーワードに対応するカテゴリを特定し、 前記特定したカテゴリを、ユーザと対応付けて記憶す
    る、 プロファイル作成方法。
  9. 【請求項9】ネットワークに接続され、かつ前記ネット
    ワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいずれ
    かを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数の
    会話装置を含んで構成される会話システムに用いられ、
    かつ所定のキーワードと所定のカテゴリとが対応付けら
    れ前記ネットワークを介して参照可能なカテゴリテーブ
    ルを用いるプロファイル作成システムであって、 ユーザと、前記ユーザが発言した所定のキーワードと、
    前記カテゴリとが、対応付けて記憶されたユーザテーブ
    ルと、 前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話システ
    ムから取得し、メッセージに前記キーワードが含まれて
    いるか否かを前記カテゴリテーブルに基づいて判断し、
    キーワードが含まれている場合、キーワードに対応する
    カテゴリを前記カテゴリテーブルに基づいて決定し、キ
    ーワードの発言者と、キーワードと、前記決定したカテ
    ゴリとを前記ユーザテーブルに書き込む管理手段と、 を備えるプロファイル作成システム。
  10. 【請求項10】ネットワークに接続され、かつ前記ネッ
    トワーク上に設営された複数の仮想的な会話空間のいず
    れかを共有して互いにメッセージの送受信が可能な複数
    の会話装置を含む会話システムに用いられ、かつ所定の
    キーワードと所定のカテゴリとが対応付けられ前記ネッ
    トワークを介して参照可能なカテゴリテーブルを用いる
    プロファイル作成プログラムを記憶したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体であって、 A;前記会話空間に送出されるメッセージを前記会話シ
    ステムから取得する段階と、 B;メッセージにキーワードが含まれているか否かを、
    前記カテゴリテーブルに基づいて判断する段階と、 C;メッセージにキーワードが含まれている場合、キー
    ワードに対応するカテゴリを前記カテゴリテーブルに基
    づいて決定する段階と、 D;前記キーワードの発言者と、キーワードと、前記決
    定したカテゴリとを、対応付けて記憶する段階と、 を実行するためのプロファイル作成プログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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