JPH11203295A - 情報提供装置および方法 - Google Patents

情報提供装置および方法

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JPH11203295A
JPH11203295A JP10002455A JP245598A JPH11203295A JP H11203295 A JPH11203295 A JP H11203295A JP 10002455 A JP10002455 A JP 10002455A JP 245598 A JP245598 A JP 245598A JP H11203295 A JPH11203295 A JP H11203295A
Authority
JP
Japan
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information
topic
keyword
input
identified
Prior art date
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Application number
JP10002455A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Kuwata
喜隆 桑田
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NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
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Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
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Publication of JPH11203295A publication Critical patent/JPH11203295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被情報提供者の対話中に対話を邪魔すること
なく話題に関連する最適な情報を提供する情報提供装置
および方法を提供する。 【解決手段】 対話で発生する情報をキーボード入力装
置1、ペン入力装置3、音声認識装置5、画像認識装置
7等から入力し、話題同定部9において入力情報から話
題を同定し、この同定された話題に基づいて提供情報決
定部13で提供情報を決定し、この決定された提供情報
の内容を提供情報データベース19から取得し、提供情
報出力部17において被情報提供者に適した形式で出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話、テレ
ビ会議、電子メール等のような各種メディアを利用して
行われている人間同士の対話における話題を同定し、該
話題に関連する情報を被情報提供者に提供する情報提供
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報を提供する装置としては、被
情報提供者の状態に無関係に例えば宣伝などの情報を提
供する装置はある。また、別の方法としては、対話中等
において、対話者が専用の情報検索端末を使用して、所
望の情報を検索し、この検索結果を対話に活かすという
形式の情報提供もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
おいて、被情報提供者の状態に無関係に情報を提供する
場合には、このような提供情報はほとんどが被情報提供
者にとって興味のない情報である場合が多く、無駄な情
報として無視されてしまうとともに、被情報提供者にと
っては煩わしい情報であるという問題がある。
【0004】また、対話者である被情報提供者自身が対
話中に専用の情報検索端末を使用して、所望の情報を検
索する場合には、被情報提供者が情報検索端末を操作す
ることが必要であり、煩雑であるとともに、対話が一時
中断され、円滑な対話を推進できないという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、被情報提供者の対話中に対話
を邪魔することなく話題に関連する最適な情報を提供す
る情報提供装置および方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、各種メディアを利用して
行われている対話における話題に関連する情報を被情報
提供者に提供する情報提供装置であって、対話で発生す
る情報を検出して入力する情報入力手段と、各種情報を
記憶している情報データベースと、前記情報入力手段で
入力された入力情報から話題を同定する話題同定手段
と、該話題同定手段で同定された話題に基づいて提供す
べき情報を決定する提供情報決定手段と、該提供情報決
定手段で決定された提供情報の内容を前記情報データベ
ースから取得し、被情報提供者に適した形式で出力する
提供情報出力手段とを有することを要旨とする。
【0007】請求項1記載の本発明にあっては、対話で
発生する情報から話題を同定し、この同定された話題に
基づいて提供すべき情報を決定し、この提供情報の内容
を情報データベースから取得し、被情報提供者に適した
形式で出力するため、被情報提供者の状態に適した最適
な情報を提供することができる。
【0008】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記話題同定手段が、各話題に出
現するキーワードを各話題毎に記憶するキーワード記憶
手段と、前記情報入力手段からの入力情報に対応するキ
ーワードを前記キーワード記憶手段から検索し、この検
索結果に対応する話題を同定する検索手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0009】請求項2記載の本発明にあっては、各話題
に出現するキーワードを各話題毎にキーワード記憶手段
に記憶しておき、入力情報に対応するキーワードをキー
ワード記憶手段から検索し、この検索結果に対応する話
題を同定するため、話題を適確に同定することができ
る。
【0010】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記話題同定手段が、各話題に出
現するキーワードの出現頻度の分布を各話題毎に記憶す
る出現頻度記憶手段と、前記情報入力手段から入力され
た入力情報からキーワードを抽出し、該キーワードの出
現頻度の分布を算出する出現頻度算出手段と、この算出
したキーワード出現頻度分布に最も類似したキーワード
出現頻度分布を前記出現頻度記憶手段から検索し、この
検索結果に対応する話題を同定する検索手段とを有する
ことを要旨とする。
【0011】請求項3記載の本発明にあっては、各話題
に出現するキーワードの出現頻度の分布を各話題毎に出
現頻度記憶手段に記憶しておき、入力情報から抽出した
キーワードの出現頻度の分布を算出し、この算出したキ
ーワード出現頻度分布に最も類似したキーワード出現頻
度分布を出現頻度記憶手段から検索し、この検索結果に
対応する話題を同定するため、話題を適確に同定するこ
とができる。
【0012】更に、請求項4記載の本発明は、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明において、前記話題同定
手段が、前記同定した話題の確度を算出する確度算出手
段を有し、前記提供情報決定手段は、被情報提供者に関
連する個人情報を取得する個人情報取得手段と、前記話
題同定手段で同定された話題、前記確度算出手段で算出
された前記話題の確度、および前記個人情報取得手段か
らの被情報提供者に関連する個人情報に基づいて提供情
報の選択基準を決定し、該選択基準に基づいて提供情報
を判定する提供情報判定手段とを有することを要旨とす
る。
【0013】請求項4記載の本発明にあっては、同定さ
れた話題、該話題の確度および被情報提供者に関連する
個人情報に基づいて提供情報の選択基準を決定し、該選
択基準に基づいて提供情報を決定するため、提供情報を
適確に決定することができる。
【0014】請求項5記載の本発明は、各種メディアを
利用して行われている対話における話題に関連する情報
を被情報提供者に提供する情報提供方法であって、対話
で発生する情報を検出して入力し、各種情報を情報デー
タベースに記憶しておき、前記入力された入力情報から
話題を同定し、この同定された話題に基づいて提供すべ
き情報を決定し、この決定された提供情報の内容を前記
情報データベースから取得し、被情報提供者に適した形
式で出力することを要旨とする。
【0015】請求項5記載の本発明にあっては、入力情
報から話題を同定し、この話題に基づいて提供情報を決
定し、この提供情報の内容を情報データベースから取得
し、被情報提供者に適した形式で出力するため、被情報
提供者の状態に適した最適な情報を提供することができ
る。
【0016】また、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記話題を同定する処理が、各話
題に出現するキーワードを各話題毎にキーワード記憶手
段に記憶しておき、前記入力情報に対応するキーワード
を前記キーワード記憶手段から検索し、この検索結果に
対応する話題を同定することを要旨とする。
【0017】請求項6記載の本発明にあっては、各話題
に出現するキーワードを各話題毎にキーワード記憶手段
に記憶しておき、入力情報に対応するキーワードをキー
ワード記憶手段から検索し、この検索結果に対応する話
題を同定するため、話題を適確に同定することができ
る。
【0018】更に、請求項7記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記話題を同定する処理が、各話
題に出現するキーワードの出現頻度の分布を各話題毎に
出現頻度記憶手段に記憶しておき、前記入力情報からキ
ーワードを抽出し、該キーワードの出現頻度の分布を算
出し、この算出したキーワード出現頻度分布に最も類似
したキーワード出現頻度分布を前記出現頻度記憶手段か
ら検索し、この検索結果に対応する話題を同定すること
を要旨とする。
【0019】請求項7記載の本発明にあっては、各話題
に出現するキーワードの出現頻度の分布を各話題毎に出
現頻度記憶手段に記憶しておき、入力情報から抽出した
キーワードの出現頻度の分布を算出し、このキーワード
出現頻度分布に最も類似したキーワード出現頻度分布を
出現頻度記憶手段から検索し、この検索結果に対応する
話題を同定するため、話題を適確に同定することができ
る。
【0020】請求項8記載の本発明は、請求項5乃至7
のいずれかに記載の発明において、前記話題を同定する
処理が、前記同定した話題の確度を算出し、前記提供情
報を決定する処理は、被情報提供者に関連する個人情報
を取得し、前記同定された話題、該話題の前記確度、お
よび前記個人情報に基づいて提供情報の選択基準を決定
し、該選択基準に基づいて提供情報を判定することを要
旨とする。
【0021】請求項8記載の本発明にあっては、同定し
た話題、該話題の前記確度および個人情報に基づいて提
供情報の選択基準を決定し、該選択基準に基づいて提供
情報を決定するため、提供情報を適確に決定することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係る情報提
供装置の構成を示すブロック図である。同図に示す情報
提供装置は、例えば電話、テレビ会議、電子メール等を
使用した人間同士の対話における話題を同定し、該話題
に関連する最適な情報を提供するものであり、キーボー
ドからの入力情報を入力するキーボード入力装置1、ペ
ンゼスチャのようにペンによって指示された情報を入力
するペン入力装置3、マイクから入力された音声を認識
して、入力情報として入力する音声認識装置5、カメラ
で撮像された画像情報を入力する画像認識装置7、これ
らの各装置1,3,5,7からの入力情報から話題を同
定する話題同定部9、該話題同定部9が話題を同定する
場合に参照される話題情報を予め登録している話題情報
記憶装置11、話題同定部9で同定された話題に基づい
て提供情報を決定する提供情報設定部13、該提供情報
決定部13が提供情報を決定する場合に参照する被情報
提供者であるユーザの情報や情報提供戦略情報などを記
憶しているユーザ情報/情報提供戦略情報記憶装置1
5、各種提供情報を記憶している提供情報データベース
19、提供情報決定部13で決定された提供情報の内容
を前記提供情報データベース19から取得し、被情報提
供者に適した形式で出力する提供情報出力部17から構
成されている。
【0024】なお、上述した情報提供装置の構成におい
て、キーボード入力装置1、ペン入力装置3、音声認識
装置5、画像認識装置7は対話の形態の内容に応じてい
ずれか1つ以上あればよいものである。
【0025】以上のように構成される情報提供装置にお
いて、キーボード入力装置1、ペン入力装置3、音声認
識装置5、画像認識装置7から入力された入力情報は、
話題同定部9に入力される。話題同定部9は、この入力
情報を話題情報記憶装置11に予め登録されている情報
と照合し、対話の内容である話題を同定するとともに、
この話題の確度を算出し、この同定した話題および確度
を提供情報決定部13に入力する。
【0026】提供情報決定部13は、話題同定部9から
入力された話題と確度およびユーザ情報/情報提供戦略
情報記憶装置15に予め登録されているユーザ情報や情
報提供戦略情報等に基づいて話題に最も適した提供情報
を決定し、提供情報出力部17に入力する。提供情報出
力部17は、提供情報決定部13から入力された提供情
報の内容を提供情報データベース19から取得し、ユー
ザである被情報提供者または被情報提供者の状態に適し
た形式に編集して出力し、被情報提供者に提供する。
【0027】次に、話題同定部9による話題の同定方法
について説明する。話題同定部9による話題の同定に
は、話題に属する特徴的なキーワードにより同定を行う
方法とキーワードの出現頻度の類似性により同定を行う
方法がある。
【0028】特徴的なキーワードによる話題の同定方法
について図2を参照して説明する。この同定方法では、
話題情報記憶装置11は、図2(a)に示すように各種
話題1,2,・・・,nに対応して各話題に属する複数
の特徴的なキーワードを記憶している。そして、話題同
定部9が前記入力情報を入力されると、該入力情報に対
応するキーワードを話題情報記憶装置11から検索し、
この検索結果に対応する話題を対話の内容に該当する話
題として同定して出力する。
【0029】この同定処理について図2(b)に示すフ
ローチャートを参照して説明する。図2(b)におい
て、入力情報としてキーワードが入力されると(ステッ
プS11)、各話題を順次検索するためのパラメータn
を1に設定する(ステップS13)。そして、この設定
された順番であるn番目の話題に属する特徴的なキーワ
ードを話題情報記憶装置11から読み出し、この読み出
したキーワード内に前記入力キーワードが含まれている
か否かをチェックする(ステップS15)。含まれてい
ない場合には、話題が終了するまでパラメータnをイン
クリメントし(ステップS17,S19)、ステップS
15に戻り、次の話題に含まれるキーワードについて同
様の処理を繰り返す。
【0030】ステップS15の処理において、n番目の
話題のキーワードに入力キーワードが含まれている場合
には、このn番目の話題が現在の話題として同定する
(ステップS21)。なお、話題情報記憶装置11に記
憶されているすべての話題について同様の処理を行って
も入力キーワードに対応するキーワードがない場合に
は、話題を同定することができないとして処理を終了す
る(ステップS23)。
【0031】次に、キーワードの出現頻度の類似性によ
り同定を行う方法について図3を参照して説明する。
【0032】この同定方法では、話題情報記憶装置11
は、図3(a)に示すように各種話題1,2,・・・,
nに対応する各話題に出現する複数のキーワード1,
2,・・・,mの出現頻度の分布状態を記憶している。
また、話題同定部9は、入力情報から未知の話題である
現在の話題に出現する複数のキーワードの出現頻度の分
布を入力情報から取得し、図3(b)に示すように算出
する。そして、このように算出したキーワード出現頻度
に最も類似したキーワード出現頻度分布を話題情報記憶
装置11から検索し、該当する話題を現在の話題として
同定する。
【0033】この話題同定方法について更に詳細に説明
する。図3(a)に示すように話題情報記憶装置11に
記憶されている各話題1,2,・・・,nにおけるキー
ワードの出現頻度の並びであるベクターをそれぞれK1
,K2 ,・・・,Kn とし、図3(b)に示す未知の
話題である現在の話題におけるキーワードの出現頻度の
並びであるベクターをKx とすると、各ベクターは図3
に示す例では次のようになる。
【0034】 K1 =[10,0,3,…,20] K2 =[0,10,5,…,30] ・ ・ ・ ・ ・ ・ Kn =[0,10,30,…,0] Kx =[0,10,30,…,0] 次に、各ベクターK1 ,K2 ,・・・,Kn におけるキ
ーワードの出現頻度と未知の話題のベクターKx におけ
るキーワードの出現頻度の各内積ki ・Kx を算出す
る。
【0035】例えば、1番目のベクターK1 と未知の話
題のベクターKx との内積K1 ・Kx は次のようにな
る。
【0036】
【数1】K1 ・Kx =10*0+0*10+3*30+
…+20*0 次に、i番目のキーワードベクターの大きさ|Ki |を
次式により算出する。
【数2】 |Ki |=(Ki12 +Ki22 +…+Kin2 1/2 例えば、1番目のキーワードベクターの大きさ|K1 |
は次のようになる。
【0037】
【数3】|K1 |=SQRT(10*10+0*0+3
*3+…+20*20) そして、上述したように計算した内積および各キーワー
ドベクターの大きさから次式により各話題と未知の話題
のベクターの確度である類似度Cos(θi )を算出す
る。
【0038】
【数4】Cos(θi )=Ki ・Kx /(|Ki |・|
Kx |) このように算出した類似度Cos(θi )の最も大きい
ものが現在の話題であると同定する。
【0039】次に、提供情報決定部13における提供情
報の決定方法について図4および図5を参照して説明す
る。
【0040】提供情報決定部13は、図4に示すよう
に、話題同定部9で同定された話題、ユーザ情報/情報
提供戦略情報記憶装置15に記憶されているユーザ情報
および情報提供決定戦略に基づいて分野、属性(宣伝/
参考情報)、重要度、新鮮度などからなる提供情報の選
択基準である提供情報の選択重要度を図5(a)に示す
提供情報決定戦略テーブル上で決定し、この提供情報の
選択重要度に基づいて提供情報を図5(b)に示す提供
情報テーブルから検索して決定している。なお、ユーザ
情報/情報提供戦略情報記憶装置15には、ユーザ情報
として例えばユーザの年齢、趣味、嗜好等のユーザ個人
情報が記憶されている。
【0041】提供情報決定戦略テーブルは、図5(a)
に示すように、話題同定部9で同定された話題の話題分
野および確度、ユーザ情報であるユーザの興味分野、嗜
好などを入力とし、また提供情報の選択重要度として分
野、属性(宣伝/参考情報)、重要度、新鮮度を出力と
している。また、提供情報テーブルは、図5(b)に示
すように、分野、属性(宣伝/参考情報)、重要度、新
鮮度などを提供情報として示している。
【0042】提供情報出力部17は、提供情報決定部1
3で決定された提供情報の内容を提供情報データベース
19から取り出して、被情報提供者に望ましい形式で提
供する。この場合、被情報提供者の対話を妨げないよう
に通常は即時に被情報提供者の画面に提供情報を提示す
る。例えば、被情報提供者がインターネット上でWWW
を利用している場合には、WWWの画面上に提供情報を
提示する。
【0043】また、アプリケーションによっては、提供
情報を一旦装置内に蓄積し、後から被情報提供者にメー
ルやFAXなどの手段で提示することも可能である。
【0044】図6は、図1の情報提供装置を遠隔テレビ
会議における宣伝/参考情報の提示システムに適用した
場合の例を示す説明図である。
【0045】図6においては、ユーザ31,32がそれ
ぞれの端末のディスプレイ33,34に相手を写しなが
らテレビ会議を行っている最中に、本発明の情報提供装
置30が一方のユーザ31の端末から対話情報を取得
し、この情報から話題を同定し、該話題から提供情報を
決定し、この提供情報をユーザ31に適した形式として
ディスプレイ33にウインドウ形式で表示している。
【0046】図6に示すテレビ会議は例えば遠隔コンテ
ルティングサービス等に利用し得るものであり、提供情
報として例えば各種コンテルティング情報や宣伝情報な
どを提供することができる。なお、図6の形態では、各
ユーザからの音声情報に加えて、ペンゼスチャ、キーワ
ード入力情報(文字情報)、画像情報等から対話内容を
同定することができる。
【0047】図7は、図6に示した遠隔テレビ会議にお
ける宣伝/参考情報の提示システムにおいて図1の情報
提供装置を両方のユーザ31,32に提供情報を提示す
るように構成したものである。このように両方のユーザ
に例えば宣伝を提示することに加えて、遠隔会議の役割
(顧客、コンサルタント)に応じて提示戦略を変えるこ
とにより、宣伝に加えて対話の参考になる情報を別々に
提示することも可能である。
【0048】図8は、図1の情報提供装置を電子メール
における対話に適用した場合の例を示す説明図である。
例えば、カスタマサポートシステムの顧客とコンサルタ
ントとの電子メールでのやり取りにおいて、顧客向けに
は本文の下側に宣伝35を提示し、コンサルタントには
本文の下側に参考情報36を提示することができる。な
お、この形態においては、入力情報としては文字情報を
利用する。
【0049】図9は、図1の情報提供装置を電話による
対話に適用した場合の例を示す説明図である。この場合
には、対話情報として電話の音声を使用し、この音声を
音声認識装置で認識し、話題を同定し、参考情報や宣伝
等の提供情報を決定し、この決定した提供情報をユーザ
(本例では、一方のユーザ31のみ)の端末に提供し、
そのディスプレイに表示している。
【0050】図10は、図1の情報提供装置をキーボー
ド対話(チャット)に適用した場合の例を示す説明図で
ある。この適用例は、電子メールの場合と同様に文字情
報から話題を同定し、参考情報や宣伝情報などの提供情
報を対話者の一方または両方に提示することができる。
【0051】図11は、図1に示した情報提供装置にお
いて話題同定部9で同定した話題情報の具体例および提
供情報決定部13における提供情報決定戦略テーブルお
よび提供情報テーブルの具体例を詳細に示した説明図で
ある。
【0052】図11に示す情報提供装置では、顧客と相
談員が行っている対話から話題同定部9が話題情報とし
て年金の併給、繰り上げ受給等を同定し、この同定した
話題に対して提供情報決定部13が同図に示すような提
供情報決定戦略テーブルを作成し、このように作成され
た提供情報決定戦略テーブルの提供情報の選択基準であ
る提供情報の選択重要度に基づいて提供情報テーブルか
ら提供情報として年金の併給を決定している。そして、
このように決定された提供情報である年金の併給の早見
表が図12に示すようにディスプレイ上に提示されるこ
とになる。
【0053】なお、上記各実施形態は、提供情報を対話
中に直接提示している場合について説明しているが、提
供情報の提示方法はこれに限定されるものでなく、例え
ば対話後に参考情報として提示することも可能である。
具体的には、対話から1週間後等に対話の中で話題にな
った内容に関連する情報を顧客宛のFAXまたはポケッ
トベルなどに送信することが考えられる。例えば、パソ
コンのコールセンタでプリンタの不具合の相談をした場
合に、顧客に対して後でプリンタ関連のトラブルの情報
が出てきた場合に顧客宛にFAXでその情報を送信する
ことなどを自動的に行うことができる。また、プリンタ
の新製品が出た場合にも宣伝を送付することも可能であ
る。
【0054】このような処理を行うことにより、顧客に
対するフォローを自動的に効率よく行うことができる。
また、対話の内容を宣伝のための情報として使用するこ
とができるようになる。
【0055】なお、本発明の情報提供装置は、対話支援
のみでなく、情報管理、ヘルプデスク、カスタマーサポ
ート、インターネット、イントラネット等にも同様に適
用し得るものである。なお、ヘルプデスクとは、例えば
アフターサービス等でエンドユーザを支援する電話対応
システムであり、更に具体的には例えばパソコンソフト
等を購入し、適確に動作しない場合にメーカに電話等で
尋ねてくるエンドユーザを手助けするものである。この
ようなヘルプデスクに本発明の情報提供装置を適用する
ことにより、対話の中からキーワードを抽出して相談員
を支援することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力情報から話題を同定し、この同定された話題に基づ
いて提供すべき情報を決定し、この提供情報の内容を情
報データベースから取得し、被情報提供者に適した形式
で出力するので、対話を妨げることなく、被情報提供者
に興味のある最適な情報をタイムリーに提供することが
でき、情報の効率的伝達、宣伝効果、対話の促進および
品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の情報提供装置に使用されている話題同定
部における特徴的キーワードによる話題の同定方法を説
明するための話題情報記憶装置の構成図および同定処理
を示すフローチャートである。
【図3】図1の情報提供装置に使用されている話題同定
部におけるキーワードの出現頻度の類似性による話題の
同定方法に使用される話題情報記憶装置の構成を示す図
である。
【図4】図1の情報提供装置に使用されている提供情報
決定部における提供情報の決定処理を示す説明図であ
る。
【図5】図4に示した提供情報決定部の提供情報の決定
処理で使用される提供情報決定戦略テーブルおよび提供
情報テーブルを示す図である。
【図6】図1の情報提供装置を遠隔テレビ会議における
宣伝/参考情報の提示システムに適用した場合の例を示
す説明図であり、提供情報を一方のユーザのみに提示し
ている。
【図7】図1の情報提供装置を遠隔テレビ会議における
宣伝/参考情報の提示システムに適用した場合の例を示
す説明図であり、提供情報を両方のユーザに提示してい
る。
【図8】図1の情報提供装置を電子メールにおける対話
に適用した場合の例を示す説明図である。
【図9】図1の情報提供装置を電話による対話に適用し
た場合の例を示す説明図である。
【図10】図1の情報提供装置をキーボード対話(チャ
ット)に適用した場合の例を示す説明図である。
【図11】図1に示した情報提供装置において話題同定
部で同定した話題情報の具体例および提供情報決定部に
おける提供情報決定戦略テーブルおよび提供情報テーブ
ルの具体例を詳細に示した説明図である。
【図12】図11に示した具体例において提示された提
供情報の具体例として年金の併給の早見表を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 キーボード入力装置 3 ペン入力装置 5 音声認識装置 7 画像認識装置 9 話題同定部 11 話題情報記憶装置 13 提供情報決定部 15 ユーザ情報/情報提供戦略情報記憶装置 17 提供情報出力部 19 提供情報データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種メディアを利用して行われている対
    話における話題に関連する情報を被情報提供者に提供す
    る情報提供装置であって、 対話で発生する情報を検出して入力する情報入力手段
    と、 各種情報を記憶している情報データベースと、 前記情報入力手段で入力された入力情報から話題を同定
    する話題同定手段と、 該話題同定手段で同定された話題に基づいて提供すべき
    情報を決定する提供情報決定手段と、 該提供情報決定手段で決定された提供情報の内容を前記
    情報データベースから取得し、被情報提供者に適した形
    式で出力する提供情報出力手段とを有することを特徴と
    する情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記話題同定手段は、各話題に出現する
    キーワードを各話題毎に記憶するキーワード記憶手段
    と、前記情報入力手段からの入力情報に対応するキーワ
    ードを前記キーワード記憶手段から検索し、この検索結
    果に対応する話題を同定する検索手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記話題同定手段は、各話題に出現する
    キーワードの出現頻度の分布を各話題毎に記憶する出現
    頻度記憶手段と、前記情報入力手段から入力された入力
    情報からキーワードを抽出し、該キーワードの出現頻度
    の分布を算出する出現頻度算出手段と、この算出したキ
    ーワード出現頻度分布に最も類似したキーワード出現頻
    度分布を前記出現頻度記憶手段から検索し、この検索結
    果に対応する話題を同定する検索手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記話題同定手段は、前記同定した話題
    の確度を算出する確度算出手段を有し、前記提供情報決
    定手段は、被情報提供者に関連する個人情報を取得する
    個人情報取得手段と、前記話題同定手段で同定された話
    題、前記確度算出手段で算出された前記話題の確度、お
    よび前記個人情報取得手段からの被情報提供者に関連す
    る個人情報に基づいて提供情報の選択基準を決定し、該
    選択基準に基づいて提供情報を判定する提供情報判定手
    段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 各種メディアを利用して行われている対
    話における話題に関連する情報を被情報提供者に提供す
    る情報提供方法であって、 対話で発生する情報を検出して入力し、 各種情報を情報データベースに記憶しておき、 前記入力された入力情報から話題を同定し、 この同定された話題に基づいて提供すべき情報を決定
    し、 この決定された提供情報の内容を前記情報データベース
    から取得し、被情報提供者に適した形式で出力すること
    を特徴とする情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記話題を同定する処理は、各話題に出
    現するキーワードを各話題毎にキーワード記憶手段に記
    憶しておき、前記入力情報に対応するキーワードを前記
    キーワード記憶手段から検索し、この検索結果に対応す
    る話題を同定することを特徴とする請求項5記載の情報
    提供方法。
  7. 【請求項7】 前記話題を同定する処理は、各話題に出
    現するキーワードの出現頻度の分布を各話題毎に出現頻
    度記憶手段に記憶しておき、前記入力情報からキーワー
    ドを抽出し、該キーワードの出現頻度の分布を算出し、
    この算出したキーワード出現頻度分布に最も類似したキ
    ーワード出現頻度分布を前記出現頻度記憶手段から検索
    し、この検索結果に対応する話題を同定することを特徴
    とする請求項5記載の情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記話題を同定する処理は、前記同定し
    た話題の確度を算出し、前記提供情報を決定する処理
    は、被情報提供者に関連する個人情報を取得し、前記同
    定された話題、該話題の前記確度、および前記個人情報
    に基づいて提供情報の選択基準を決定し、該選択基準に
    基づいて提供情報を判定することを特徴とする請求項5
    乃至7のいずれかに記載の情報提供方法。
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