JP2019197293A - 会話支援システムおよび会話支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
次に、図面を用いて本発明の実施の形態にかかる会話支援システム10を詳細に説明する。以下の実施の形態では、会話支援システム10を、電話対応業務を行うオペレータ81をリアルタイムで会話支援するシステムに適用した場合を例示して説明する。
図1は、会話支援システム10のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図1に示すように、会話支援システム10は、処理装置31と、メインメモリ32と、記憶装置33と、音声入力装置34と、操作入力装置35と、表示装置36とを有し、これらの各装置は信号線37(データバスやアドレスバス)を介して接続されている。オペレータ81の会話相手となる顧客82の会話は、無線又は有線の電話回線90などを介して通信装置20により受信され、オペレータ81の会話と共に音声入力装置34に送信される。
次に会話支援システム10の各機能を説明する。会話支援システム10の各機能は、前述した処理装置31がメインメモリ32に記憶された制御プログラムを実行することで発揮される。
図2は、会話支援システム10の機能構成を示すブロック図である。
次に、会話支援システム10の全体処理の流れを説明する。
図3は、会話支援システム10の全体処理のフローチャートである。
図3に示すように、会話支援システム10の全体処理は、情報記憶部11に記憶されたトークフローリコメンド知識900を蓄積するための知識構築処理(ステップS101)と、蓄積されたトークフローリコメンド知識900に基づいて最適なリコメンド情報を適切なタイミングでリアルタイムにオペレータ81に提示する会話支援処理(ステップS102)を有する。
初めに、知識構築処理S101の具体的な処理の流れを説明する。
図4は、会話支援システム10の知識構築処理S101のフローチャートである。
図7は、話題遷移情報100〜102に含まれる話題の集合同士の集合間類似度Jの算出例を説明する図である。
図8は、話題遷移情報100〜102間の集合間類似度Jおよび遷移類似度Qの例を説明する表である。
図9は、トークフローリコメンド知識900を作成する様子を示す図である。
|S1とS2との積集合|/|S1とS2との和集合| ・・・(1)
次に、前述した会話支援処理S102の具体的な処理の流れを説明する。
図5は、会話支援システム10の会話支援処理S102のフローチャートである。
次に、前述した話題追跡処理S302の具体的な処理の流れを説明する。
図6は、会話支援システム10の話題追跡処理S302のフローチャートである。
次に、トークフローリコメンド知識900の編集例を説明する。
図10は、トークフローリコメンド知識900を編集する様子を示す図ある。
図11は、会話支援システム10において、オペレータへの会話支援をシミュレートする様子を示す図である。
次に、前述した会話支援システム10による会話支援の様子を説明する。
図12は、会話支援システム10によるオペレータ81への会話支援の様子を示す図である。
(1)実際の顧客対応時にオペレータ81をリアルタイムに支援する会話支援システム10であって、1発話以上の会話テキストで構成される話題1つ以上から成る話題K1〜K4の列を示す話題遷移情報100〜102を複数の会話テキストについて記憶する情報記憶部11と、話題遷移情報100〜102における話題K1〜K4の集合同士の類似度である集合間類似度J(第1類似度)を算出する集合類似度処理部12と、話題遷移情報100〜102における話題K1〜K4の列を文字列とし、文字列同士の類似度である遷移類似度Q(第2類似度)を算出する遷移類似度処理部13と、話題遷移情報100〜102の集合間類似度Jおよび遷移類似度Qに基づき、会話テキストを、所定の会話形式を示すトークフローに分類する会話分類処理部14と、集合間類似度Jおよび遷移類似度Qに基づき、オペレータ81のリアルタイム会話に現れた話題が、会話分類処理部14により分類されたトークフローのうち、どのトークフローのどの話題に該当するのかを特定する話題追跡処理部16と、リアルタイム会話に現れた話題に基づいて、オペレータ81に会話を支援するトークフローリコメンド知識900を提示する情報提示部17と、を有する構成とした。
Claims (14)
- 実際の顧客対応時にオペレータをリアルタイムに支援する会話支援システムであって、
会話テキストに登場する1つ以上の話題の列を示す話題遷移情報を複数の会話テキストについて記憶する情報記憶部と、
前記話題遷移情報における前記話題の集合同士の類似度である第1類似度を算出する集合類似度処理部と、
前記話題遷移情報における話題の列を文字列とし、文字列同士の類似度である第2類似度を算出する遷移類似度処理部と、
前記話題遷移情報の前記第1類似度および前記第2類似度に基づき、前記会話テキストを、所定の会話形式を示すトークフローに分類する会話分類処理部と、
前記話題遷移情報の前記第1類似度および前記第2類似度に基づき、前記オペレータのリアルタイム会話に現れた話題が、前記会話分類処理部により分類されたトークフローのうち、どのトークフローのどの話題に該当するのかを特定する話題追跡処理部と、
前記リアルタイム会話に現れた話題に基づいて、前記オペレータに会話を支援するトークフローリコメンド知識を提示する情報提示部と、を有する会話支援システム。 - 前記会話分類処理部は、前記第1類似度および前記第2類似度に基づいて類似する会話テキストをグループ化し、該グループの会話形式を示す新たなトークフローを作成する、請求項1に記載の会話支援システム。
- 前記会話分類処理部は、前記第1類似度および前記第2類似度によりいずれの既存のトークフローにも分類されなかった会話テキストを前記第1類似度および前記第2類似度によりグループ化する、請求項2に記載の会話支援システム。
- 前記会話分類処理部は、前記第1類似度に第1閾値を適用し、前記第2類似度に第2閾値を適用して前記会話テキストをグループ化して該グループの会話テキストが分類される新たなトークフローを作成する処理を、前記第1閾値と前記第2閾値のいずれか一方または両方を下げながら未分類の会話テキストが所定基準以下となるまで繰り返す、請求項3に記載の会話支援システム。
- 前記会話分類処理部は、前記情報記憶部の会話テキストのうち、いずれかのトークフローに分類された会話テキストの割合と、トークフロー毎に該トークフローに分類された会話テキストの割合と、を算出する、請求項1に記載の会話支援システム。
- 前記オペレータと前記顧客とのリアルタイム会話から取得された音声情報をテキストに変換する処理をリアルタイムで実行する会話音声認識部と、を有し、
前記情報記憶部は、会話の構成要素である話題を判定するための話題判定ルールと、所定の会話形式を示すトークフローに含まれる話題の列の情報を含むトークフローリコメンド知識と、をさらに記憶すると共に
前記話題追跡処理部は、前記話題判定ルールに基づき前記会話音声認識部で変換されたテキストに現れる話題を判定し、前記リアルタイム会話の話題の列と前記トークフローリコメンド知識に含まれるトークフローの話題の列とを比較し、どのトークフローのどの話題が前記リアルタイム会話に現れたかを判定する処理をリアルタイムで実行する、請求項1に記載の会話支援システム。 - 前記話題追跡処理部は、前記リアルタイム会話の話題の集合と前記トークフローの話題の集合との類似度である第1類似度と、前記リアルタイム会話の話題の列と前記トークフローの話題の列との類似度である第2類似度とに基づいて、前記リアルタイム会話がどのトークフローの話題まで進んだかを判定する、請求項6に記載の会話支援システム。
- 前記話題追跡処理部は、前記リアルタイム会話との前記第1類似度が第1閾値以上であるトークフローについてのみ前記リアルタイム会話との前記第2類似度を算出し、該第2類似度が第2閾値以上であれば、当該トークフローが前記リアルタイム会話の該当するトークフローと判断する、請求項7に記載の会話支援システム。
- 前記トークフローリコメンド知識は、前記リアルタイム会話の現在の話題から、前記トークフローにおける次の話題への遷移を推奨する情報である、請求項6に記載の会話支援システム。
- 前記情報提示部は、前記リアルタイム会話の該当するトークフローの話題の列と、該話題の列のどの話題まで進行しているかと、をリアルタイムで画面に表示する、請求項9に記載の会話支援システム。
- 前記情報記憶部は、蓄積された複数の会話テキストである蓄積会話テキストについて、該蓄積会話テキストに登場する1つ以上の話題の列を示す話題遷移情報を更に記憶し、
前記会話支援システムは、
前記話題遷移情報における前記話題の集合同士の第1類似度を算出する集合類似度処理部と、
前記話題遷移情報における前記話題の列を文字列とし、文字列同士の第2類似度を算出する遷移類似度処理部と、
前記話題遷移情報の前記第1類似度および前記第2類似度に基づき、前記蓄積会話テキストを、所定の会話形式を示すトークフローに分類し、前記第1類似度および前記第2類似度によりいずれの既存のトークフローにも分類されなかった蓄積会話テキストを前記第1類似度および前記第2類似度によりグループ化し、該グループの会話形式を更に有する、請求項6に記載の会話支援システム。 - シミュレーション用会話テキストが与えられると、
前記話題追跡処理部は、前記シミュレーション用会話テキストを先頭から順次、前記話題判定ルールに基づいて分析し、該シミュレーション用会話テキストに現れる話題を判定し、前記シミュレーション用会話テキストの話題の列と前記トークフローリコメンド知識に含まれるトークフローの話題の列とを比較し、どのトークフローのどの話題が前記シミュレーション用会話テキストに現れたか判定し、
前記情報提示部は、前記シミュレーション用会話テキストに現れた話題に基づいて前記トークフローリコメンド知識を提示する、請求項6に記載の会話支援システム。 - 前記話題追跡処理部は、前記第1類似度を算出するモジュールを前記集合類似度処理部と共用し、前記第2類似度を算出するモジュールを前記遷移類似度処理部と共用し、前記第1類似度および前記第2類似度に基づいて、前記リアルタイム会話がどのトークフローのどの話題まで進んだかを判定する、請求項12に記載の会話支援システム。
- 実際の顧客対応時にオペレータをリアルタイムに支援する会話支援方法であって、
会話テキストに登場する1つ以上の話題の列を示す話題遷移情報を複数の会話テキストについて記憶し、
前記話題遷移情報における前記話題の集合同士の類似度である第1類似度を算出し、
前記話題遷移情報における話題の列を文字列とし、文字列同士の類似度である第2類似度を算出し、
前記話題遷移情報の前記第1類似度および前記第2類似度に基づき、前記会話テキストを、所定の会話形式を示すトークフローに分類し、
前記話題遷移情報の前記第1類似度および前記第2類似度に基づき、前記オペレータのリアルタイム会話に現れた話題が、前記分類されたトークフローのうち、どのトークフローのどの話題に該当するのかを特定し、
前記リアルタイム会話に現れた話題に基づいて、前記オペレータの会話を支援するトークフローリコメンド知識の提示をコンピュータが実行する会話支援方法。
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