JP2001088643A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
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- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/237—Inflatable members characterised by the way they are folded
-
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
- B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグがきわめてスムーズに展開するエ
アバッグ装置を提供する。 【解決手段】 コンテナ１２内にエアバッグ１１が折り
畳まれて収容され、インフレータ１３によって膨張可能
とされている。エアバッグ１１のガス導入口の縁部はコ
ンテナ１２に留め付けられている。このエアバッグ１１
は左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒをバッグ内に蛇腹状に
折り込んで細長い中間折り畳み体１１’とし、この中間
折り畳み体１１’の両側を蛇腹状又はロール状に折り畳
んでコンテナ１２に納め込んだものである。
アバッグ装置を提供する。 【解決手段】 コンテナ１２内にエアバッグ１１が折り
畳まれて収容され、インフレータ１３によって膨張可能
とされている。エアバッグ１１のガス導入口の縁部はコ
ンテナ１２に留め付けられている。このエアバッグ１１
は左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒをバッグ内に蛇腹状に
折り込んで細長い中間折り畳み体１１’とし、この中間
折り畳み体１１’の両側を蛇腹状又はロール状に折り畳
んでコンテナ１２に納め込んだものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグ装置に係
り、特に自動車等の車両の助手席前方のインストメント
パネル（インパネ）に設置される助手席用エアバッグ装
置に好適なエアバッグ装置に関する。
り、特に自動車等の車両の助手席前方のインストメント
パネル（インパネ）に設置される助手席用エアバッグ装
置に好適なエアバッグ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】助手席用エアバッグ装置は、助手席前方
のインストルメントパネルに設置されるコンテナと、エ
アバッグを膨張させるためのガス発生器と、該コンテナ
内に収容されており、ガスを受け入れる開口を有し、こ
の開口の縁部が該コンテナに連結されているエアバッグ
と、このコンテナを覆っているリッドとを備えている。
車両が衝突すると、ガス発生器が作動してエアバッグ内
にガスが供給され、エアバッグが膨張を開始する。エア
バッグが膨張し始めると、このエアバッグに押されてリ
ッドが開き、エアバッグが車両室内に向って膨張する。
のインストルメントパネルに設置されるコンテナと、エ
アバッグを膨張させるためのガス発生器と、該コンテナ
内に収容されており、ガスを受け入れる開口を有し、こ
の開口の縁部が該コンテナに連結されているエアバッグ
と、このコンテナを覆っているリッドとを備えている。
車両が衝突すると、ガス発生器が作動してエアバッグ内
にガスが供給され、エアバッグが膨張を開始する。エア
バッグが膨張し始めると、このエアバッグに押されてリ
ッドが開き、エアバッグが車両室内に向って膨張する。
【０００３】このエアバッグは、ガス発生器からのガス
を受け入れるガス導入口を有しており、このガス導入口
の縁部がコンテナに連結されている。
を受け入れるガス導入口を有しており、このガス導入口
の縁部がコンテナに連結されている。
【０００４】このエアバッグを折り畳むには、特開平４
−１００７５４号公報に記載されているように、まず、
エアバッグの左サイド及び右サイドを中央側に折り返し
てエアバッグを左右方向幅が小さい中間折り畳み体と
し、次にこの中間折り畳み体を蛇腹状に折り畳んで塊状
部を形成し、この塊状部をコンテナ内に収容する。
−１００７５４号公報に記載されているように、まず、
エアバッグの左サイド及び右サイドを中央側に折り返し
てエアバッグを左右方向幅が小さい中間折り畳み体と
し、次にこの中間折り畳み体を蛇腹状に折り畳んで塊状
部を形成し、この塊状部をコンテナ内に収容する。
【０００５】以下、第６〜１２図を参照してこの特開平
４−１００７５４号公報のエアバッグの畳み方について
説明する。
４−１００７５４号公報のエアバッグの畳み方について
説明する。
【０００６】第６図は平面状に拡げたエアバッグ１とサ
ブコンテナ２の斜視図である。エアバッグ１は、短辺１
ｂが直線状であり、左側及び右側の長辺１ａが弧状に曲
出した袋状のものであり、乗員と反対側となる面の中央
にはインフレータからのガスを受け入れるガス導入口３
が設けられると共に、展開（膨満）したエアバッグに対
し人体が衝突した際の緩衝のためのガス排出口（ベント
ホール）４が設けられている。５は取付用リベット孔で
ある。サブコンテナ２の底面には、インフレータからの
ガスを通過させるための孔６が穿設されている。
ブコンテナ２の斜視図である。エアバッグ１は、短辺１
ｂが直線状であり、左側及び右側の長辺１ａが弧状に曲
出した袋状のものであり、乗員と反対側となる面の中央
にはインフレータからのガスを受け入れるガス導入口３
が設けられると共に、展開（膨満）したエアバッグに対
し人体が衝突した際の緩衝のためのガス排出口（ベント
ホール）４が設けられている。５は取付用リベット孔で
ある。サブコンテナ２の底面には、インフレータからの
ガスを通過させるための孔６が穿設されている。
【０００７】このエアバッグ１は、第７図の如く、サブ
コンテナ２が連結された状態で平面状に拡げられる。次
いで、第８図及び第９図（第８図のIX−IX線断面図）の
如く、長辺１ａの部分をエアバッグ１の内部側に折り込
み、エアバッグ１の幅がサブコンテナ２の幅よりもやや
小さくなるように揃えて中間折り畳み体とする。
コンテナ２が連結された状態で平面状に拡げられる。次
いで、第８図及び第９図（第８図のIX−IX線断面図）の
如く、長辺１ａの部分をエアバッグ１の内部側に折り込
み、エアバッグ１の幅がサブコンテナ２の幅よりもやや
小さくなるように揃えて中間折り畳み体とする。
【０００８】次に、第１０図（第８図のＸ−Ｘ線方向か
ら側面図）に示す通り、この中間折り畳み体の直線状の
長辺１ａ’と直交する方向に折り目７がつくようにエア
バッグ１を蛇腹状に多数回折り返して畳む。第１１図の
如く、折り返した片部同志を重ね合せ、サブコンテナ２
内に納入する（第１２図）。
ら側面図）に示す通り、この中間折り畳み体の直線状の
長辺１ａ’と直交する方向に折り目７がつくようにエア
バッグ１を蛇腹状に多数回折り返して畳む。第１１図の
如く、折り返した片部同志を重ね合せ、サブコンテナ２
内に納入する（第１２図）。
【０００９】なお、この特開平４−１００７５４号では
エアバッグを折り畳んでサブコンテナ２に納め込み、こ
のサブコンテナ２をメインコンテナ（図示略）内に納め
込むようにしているが、サブコンテナを無くし、折り畳
んだエアバッグを直接にコンテナ内に納め込むこともあ
る（特開平１０−１５２００８号）。
エアバッグを折り畳んでサブコンテナ２に納め込み、こ
のサブコンテナ２をメインコンテナ（図示略）内に納め
込むようにしているが、サブコンテナを無くし、折り畳
んだエアバッグを直接にコンテナ内に納め込むこともあ
る（特開平１０−１５２００８号）。
【００１０】第１３、１４図はこの特開平１０−１５２
００８号のエアバッグの折り畳み方法を示す平面図であ
り、ガス導入口３’を有するエアバッグ１’の左サイド
部及び右サイド部を第１４図（Ａ），（Ｂ）のように２
回折り返すことにより細長い中間折り畳み体とされ、そ
の後第１４図（Ａ）の上半側がロール巻、下半側が蛇腹
折りされてコンテナに納め込まれる。
００８号のエアバッグの折り畳み方法を示す平面図であ
り、ガス導入口３’を有するエアバッグ１’の左サイド
部及び右サイド部を第１４図（Ａ），（Ｂ）のように２
回折り返すことにより細長い中間折り畳み体とされ、そ
の後第１４図（Ａ）の上半側がロール巻、下半側が蛇腹
折りされてコンテナに納め込まれる。
【００１１】このエアバッグ１、１’がインフレータか
らのガスによって膨張（展開）しようとするときには、
エアバッグ１、１’は第１２図の矢印Ｓで示されるよう
に、リッドと垂直方向に突出するように膨張を開始す
る。このリッドは、インパネのパネル面と面一状に設け
られるものであるから、エアバッグ１、１’はインパネ
のパネル面と垂直方向に膨張を開始する。
らのガスによって膨張（展開）しようとするときには、
エアバッグ１、１’は第１２図の矢印Ｓで示されるよう
に、リッドと垂直方向に突出するように膨張を開始す
る。このリッドは、インパネのパネル面と面一状に設け
られるものであるから、エアバッグ１、１’はインパネ
のパネル面と垂直方向に膨張を開始する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】このようにエアバッグ
がインパネのパネル面と垂直方向に膨張し始める場合、
従来の助手席用エアバッグ装置にあっては左サイド部及
び右サイド部が複雑に入り込んで折り重なった状態とな
っている。そして、左サイド部及び右サイド部で折り重
なったエアバッグをエアバッグ先頭部分が引きずり出す
ようにエアバッグが膨張する。このため、エアバッグを
十分に大きく膨張させるためには、この引きずり出す力
をエアバッグ先頭部分に与えるように高圧のガスをエア
バッグ内に供給する必要があり、ガス発生器として出力
の大きなものを用いる必要があった。
がインパネのパネル面と垂直方向に膨張し始める場合、
従来の助手席用エアバッグ装置にあっては左サイド部及
び右サイド部が複雑に入り込んで折り重なった状態とな
っている。そして、左サイド部及び右サイド部で折り重
なったエアバッグをエアバッグ先頭部分が引きずり出す
ようにエアバッグが膨張する。このため、エアバッグを
十分に大きく膨張させるためには、この引きずり出す力
をエアバッグ先頭部分に与えるように高圧のガスをエア
バッグ内に供給する必要があり、ガス発生器として出力
の大きなものを用いる必要があった。
【００１３】本発明は、このような従来技術に鑑みてな
されたものであり、ガス発生器の出力を高めることな
く、エアバッグが十分に素早く膨張するよう構成された
エアバッグ装置を提供することを目的とするものであ
る。
されたものであり、ガス発生器の出力を高めることな
く、エアバッグが十分に素早く膨張するよう構成された
エアバッグ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ装置
は、前面が開放口となっているコンテナと、エアバッグ
を膨張させるためのガス発生器と、該コンテナ内に折り
畳み状態にて収容されており、ガスを受け入れるガス導
入口を有し、このガス導入口の縁部が該コンテナに連結
されているエアバッグと、コンテナの該開放口を覆うリ
ッドとを備え、該エアバッグはまずその左サイド部と右
サイド部とが中央側に畳まれて左右方向幅が小さな中間
折り畳み体とされ、次いでこの中間折り畳み体が左右方
向に延在する折り返し線に沿って折り畳まれたものであ
るエアバッグ装置において、該エアバッグの左サイド部
及び右サイド部はエアバッグの内側に蛇腹状に畳み込ま
れていることを特徴とするものである。
は、前面が開放口となっているコンテナと、エアバッグ
を膨張させるためのガス発生器と、該コンテナ内に折り
畳み状態にて収容されており、ガスを受け入れるガス導
入口を有し、このガス導入口の縁部が該コンテナに連結
されているエアバッグと、コンテナの該開放口を覆うリ
ッドとを備え、該エアバッグはまずその左サイド部と右
サイド部とが中央側に畳まれて左右方向幅が小さな中間
折り畳み体とされ、次いでこの中間折り畳み体が左右方
向に延在する折り返し線に沿って折り畳まれたものであ
るエアバッグ装置において、該エアバッグの左サイド部
及び右サイド部はエアバッグの内側に蛇腹状に畳み込ま
れていることを特徴とするものである。
【００１５】かかるエアバッグ装置が設置された車両が
衝突し、ガス発生器が作動した場合、エアバッグはリッ
ドを内側から押して開放させ、車両室内に向って膨張し
始める。
衝突し、ガス発生器が作動した場合、エアバッグはリッ
ドを内側から押して開放させ、車両室内に向って膨張し
始める。
【００１６】この場合、まずエアバッグの先端部がイン
パネ上方に送り出され、それから左サイド部及び右サイ
ド部がこれに引っ張られるようにして展開するが、この
左サイド部及び右サイド部が蛇腹状となっているため、
エアバッグ先頭部から引っ張られるとスムーズに該左サ
イド部及び右サイド部が拡開する。
パネ上方に送り出され、それから左サイド部及び右サイ
ド部がこれに引っ張られるようにして展開するが、この
左サイド部及び右サイド部が蛇腹状となっているため、
エアバッグ先頭部から引っ張られるとスムーズに該左サ
イド部及び右サイド部が拡開する。
【００１７】本発明では、エアバッグの左サイド部と右
サイド部とを中側に蛇腹状に折り込んだ場合、左サイド
部と右サイド部との間隔が５０ｍｍ以下であることが好
ましい。
サイド部とを中側に蛇腹状に折り込んだ場合、左サイド
部と右サイド部との間隔が５０ｍｍ以下であることが好
ましい。
【００１８】なお、本明細書において、エアバッグの左
又は右とは、エアバッグ装置を車両に搭載し、座席に座
った乗員が当該エアバッグ装置を見た状態において該乗
員にとっての左又は右をいうものとする。
又は右とは、エアバッグ装置を車両に搭載し、座席に座
った乗員が当該エアバッグ装置を見た状態において該乗
員にとっての左又は右をいうものとする。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第１図（ａ）は実施の形態に
係る助手席用エアバッグ装置の斜視図、第２図、第３
図、第４図及び第５図はエアバッグの折り畳み途中の斜
視図である。
の形態について説明する。第１図（ａ）は実施の形態に
係る助手席用エアバッグ装置の斜視図、第２図、第３
図、第４図及び第５図はエアバッグの折り畳み途中の斜
視図である。
【００２０】この助手席用エアバッグ装置１０は、エア
バッグ１１と、このエアバッグ１１を収容したコンテナ
１２と、該コンテナ１２に取り付けられており、エアバ
ッグ１１を膨張させるためのガスを発生させるインフレ
ータ１３と、コンテナ１２の上面の開口を覆っているリ
ッド（図示略）等を備えている。エアバッグ１１は、そ
のガス導入口の縁部が取付部材１５によってコンテナ１
２に連結されている。
バッグ１１と、このエアバッグ１１を収容したコンテナ
１２と、該コンテナ１２に取り付けられており、エアバ
ッグ１１を膨張させるためのガスを発生させるインフレ
ータ１３と、コンテナ１２の上面の開口を覆っているリ
ッド（図示略）等を備えている。エアバッグ１１は、そ
のガス導入口の縁部が取付部材１５によってコンテナ１
２に連結されている。
【００２１】なお、第１図（ａ）では立体形状（略四角
錐形状）のエアバッグ１１が図示されているが、第１図
（ｂ）のように平面状（これは前記第６〜１３図のもの
と同様である。）のエアバッグ１を採用してもよい。以
下、エアバッグ１１について説明するが、エアバッグ１
の場合も全く同様である。
錐形状）のエアバッグ１１が図示されているが、第１図
（ｂ）のように平面状（これは前記第６〜１３図のもの
と同様である。）のエアバッグ１を採用してもよい。以
下、エアバッグ１１について説明するが、エアバッグ１
の場合も全く同様である。
【００２２】エアバッグ１１は、第２図の通り、その左
右のサイド部分の長辺を内側に折り込んで車体前後方向
に長い中間折り畳み体１１’とされる。この際、左右の
サイド部１１Ｌ、１１Ｒはいずれもエアバッグ１内に蛇
腹状に折り込まれる。また、この中間折り畳み体１１’
の幅Ｗはコンテナ１２とほぼ同幅とされる。
右のサイド部分の長辺を内側に折り込んで車体前後方向
に長い中間折り畳み体１１’とされる。この際、左右の
サイド部１１Ｌ、１１Ｒはいずれもエアバッグ１内に蛇
腹状に折り込まれる。また、この中間折り畳み体１１’
の幅Ｗはコンテナ１２とほぼ同幅とされる。
【００２３】次いでこの中間折り畳み体１１’を第３、
４図のように左右方向に延在する折り返し線に沿って蛇
腹状に折り畳む。この折り畳みに際しては、好ましくは
中間折り畳み体の長手方向の一半側を第３図の通り蛇腹
状に折り畳み、次いで他半側を第４図の通り蛇腹状に折
り畳む。次いで、この折り畳み体１１’’を第５図の如
くコンテナ１２内に納め込む。
４図のように左右方向に延在する折り返し線に沿って蛇
腹状に折り畳む。この折り畳みに際しては、好ましくは
中間折り畳み体の長手方向の一半側を第３図の通り蛇腹
状に折り畳み、次いで他半側を第４図の通り蛇腹状に折
り畳む。次いで、この折り畳み体１１’’を第５図の如
くコンテナ１２内に納め込む。
【００２４】なお、中間折り畳み体１１’にあっては、
第２図（ｂ）の通り、左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒ同
士の間隔ｔは５０ｍｍ以下とするのが好ましい。なお、
左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒ同士は重ならないことが
好ましい。即ち、ｔは０ｍｍ以上が好ましい。仮に両サ
イド部１１Ｌ，１１Ｒが重なったとしても、重なり代は
１５ｍｍ以下であることが好ましい。
第２図（ｂ）の通り、左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒ同
士の間隔ｔは５０ｍｍ以下とするのが好ましい。なお、
左右のサイド部１１Ｌ，１１Ｒ同士は重ならないことが
好ましい。即ち、ｔは０ｍｍ以上が好ましい。仮に両サ
イド部１１Ｌ，１１Ｒが重なったとしても、重なり代は
１５ｍｍ以下であることが好ましい。
【００２５】このエアバッグ１１は、そのガス導入口の
縁部を取付部材１５によって予めコンテナ１２に連結し
てから折り畳まれる。
縁部を取付部材１５によって予めコンテナ１２に連結し
てから折り畳まれる。
【００２６】このように構成された助手席用エアバッグ
装置１０においては、自動車が衝突するとインフレータ
１３がガス発生作動する。このインフレータ１３からの
ガスは左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒの間の間隔ｔの部
分を通ってエアバッグの先頭部分１１ｆを押し膨らませ
る。これにより、リッドが押されて開放し、エアバッグ
１１が車両室内に向って膨張を開始する。
装置１０においては、自動車が衝突するとインフレータ
１３がガス発生作動する。このインフレータ１３からの
ガスは左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒの間の間隔ｔの部
分を通ってエアバッグの先頭部分１１ｆを押し膨らませ
る。これにより、リッドが押されて開放し、エアバッグ
１１が車両室内に向って膨張を開始する。
【００２７】この場合、エアバッグ１１の先頭部１１ｆ
がそれに後続する左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒを引っ
張って拡開させながら車両室内に膨張するのであるが、
この左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒは蛇腹状であるため
スムーズに拡がり、エアバッグは急速に膨張する。この
ため、インフレータ１３としてガス発生量及びガス発生
圧力がいずれも小さな小容量のものを採用しても、エア
バッグ１１を十分に素早く展開させることができる。
がそれに後続する左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒを引っ
張って拡開させながら車両室内に膨張するのであるが、
この左右のサイド部１１Ｌ、１１Ｒは蛇腹状であるため
スムーズに拡がり、エアバッグは急速に膨張する。この
ため、インフレータ１３としてガス発生量及びガス発生
圧力がいずれも小さな小容量のものを採用しても、エア
バッグ１１を十分に素早く展開させることができる。
【００２８】第１５図及び第１６図は本発明において採
用するのに好適な別の折り畳み方法を示す断面図であ
る。第１５図では中間折り畳み体の一半側を蛇腹状とし
他半側をロール巻きとしている。第１６図では中間折り
畳み体の一半側及び他半側をいずれもロール巻きとして
いる。これらの第１５、１６図のいずれのエアバッグ装
置においても第１〜５図のエアバッグ装置とほぼ同等の
効果を得ることができる。
用するのに好適な別の折り畳み方法を示す断面図であ
る。第１５図では中間折り畳み体の一半側を蛇腹状とし
他半側をロール巻きとしている。第１６図では中間折り
畳み体の一半側及び他半側をいずれもロール巻きとして
いる。これらの第１５、１６図のいずれのエアバッグ装
置においても第１〜５図のエアバッグ装置とほぼ同等の
効果を得ることができる。
【００２９】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、エアバッ
グが車両室内に素早く展開するようになり、ガス発生器
の容量を小さくすることが可能となる。
グが車両室内に素早く展開するようになり、ガス発生器
の容量を小さくすることが可能となる。
【図１】実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の斜
視図である。
視図である。
【図２】（ａ）図は実施の形態に係る助手席用エアバッ
グ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す斜視図、
（ｂ）図は（ａ）図のＢ-Ｂ線に沿う断面図である。
グ装置のエアバッグの折り畳み方法を示す斜視図、
（ｂ）図は（ａ）図のＢ-Ｂ線に沿う断面図である。
【図３】実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置のエ
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
【図４】実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置のエ
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
【図５】実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置のエ
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
アバッグの折り畳み方法を示す斜視図である。
【図６】従来例を示す斜視図である。
【図７】従来例を示す平面図である。
【図８】従来のエアバッグ折り畳み方法の説明図であ
る。
る。
【図９】図８のIX−IX線に沿う断面図である。
【図１０】従来のエアバッグ折り畳み方法の説明図であ
る。
る。
【図１１】従来のエアバッグ折り畳み方法及びコンテナ
への挿入方法の説明図である。
への挿入方法の説明図である。
【図１２】従来のエアバッグ折り畳み方法及びコンテナ
への挿入方法の説明図である。
への挿入方法の説明図である。
【図１３】別の従来例におけるエアバッグの折り畳み方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図１４】（Ａ）図は図１３の従来例におけるエアバッ
グの折り畳み方法を示す説明図、（Ｂ）図は（Ａ）図の
Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
グの折り畳み方法を示す説明図、（Ｂ）図は（Ａ）図の
Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図１５】別の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図１６】さらに別の実施の形態に係る助手席用エアバ
ッグ装置の断面図である。
ッグ装置の断面図である。
１０ 助手席用エアバッグ装置 １１ エアバッグ １１’ 中間折り畳み体 １１’’ 塊状部 １１ｆ エアバッグの先頭部 １１Ｌ 左サイド部 １１Ｒ 右サイド部 １２ コンテナ １３ インフレータ １５ 取付部材
Claims (2)
- 【請求項１】 前面が開放口となっているコンテナと、 エアバッグを膨張させるためのガス発生器と、 該コンテナ内に折り畳み状態にて収容されており、ガス
を受け入れるガス導入口を有し、このガス導入口の縁部
が該コンテナに連結されているエアバッグと、 コンテナの該開放口を覆うリッドとを備え、 該エアバッグはまずその左サイド部と右サイド部とが中
央側に畳まれて左右方向幅が小さな中間折り畳み体とさ
れ、次いでこの中間折り畳み体が左右方向に延在する折
り返し線に沿って折り畳まれたものであるエアバッグ装
置において、 該エアバッグの左サイド部及び右サイド部はエアバッグ
の内側に蛇腹状に畳み込まれていることを特徴とする助
手席用エアバッグ装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記左側の蛇腹状部
分と右側の蛇腹状部分との間隔が５０ｍｍ以下であるこ
とを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26756899A JP2001088643A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | エアバッグ装置 |
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