JP2001087964A - 立形マシニングセンタ - Google Patents

立形マシニングセンタ

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JP2001087964A
JP2001087964A JP27171399A JP27171399A JP2001087964A JP 2001087964 A JP2001087964 A JP 2001087964A JP 27171399 A JP27171399 A JP 27171399A JP 27171399 A JP27171399 A JP 27171399A JP 2001087964 A JP2001087964 A JP 2001087964A
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彰 中畑
Naoyuki Tobisawa
直幸 飛沢
Daisuke Shigemura
大介 重村
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで切屑処理の容易な立形マシニン
グセンタを得る。 【解決手段】 ベッド1上にコラム3を立設し、コラム
3の前面にX軸案内面3a、3bを形成する。X軸案内
面に左右動するサドル5を設け、サドル5にZ軸案内面
5a、5bを形成して上下動する主軸頭11を設ける。
一方、ベッド1上にY軸案内面1a、1bを形成して前
後動するテーブル17を設ける。そして加工領域のまわ
りをスプラッシュガード及びX、Y、Z軸カバーで囲
み、切屑と加工液をテーブル17の左右両側に設けた底
面カバーで受けて下方のチップバケットに落下させる構
成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立形の主軸を有し
た立形マシニングセンタに関する。
【0002】
【従来の技術】立形マシニングセンタは、主軸頭に垂直
方向の軸線を有して回転支持され、先端部に工具を着脱
可能に装着する立形主軸と、ワークを固定するテーブル
との間でX、Y、Zの直交3軸方向の相対移動を行って
ワークを加工するものである。この場合、X、Y、Zの
送り軸の構成には種々のものがある。代表的構成は次の
3例である。第1の構成例は、ベッド上にX軸方向に移
動するサドル、サドル上にY軸方向に移動するテーブル
を設け、コラムにZ軸方向に移動する主軸頭を設けるも
のである。第2の構成例は、ベッド上の前方部にX軸方
向に移動するテーブル、ベッド上の後方部にY軸方向に
移動するコラムを設け、コラムにZ軸方向に移動する主
軸を設けるものである。第3の構成例は、テーブルはベ
ッド上の前方部に固定され、ベッド上の後方部でX軸方
向に移動するサドル、サドル上にY軸方向に移動するコ
ラムを設け、コラムにZ軸方向に移動する主軸頭を設け
るものである。
【0003】これらの構成例も含め、機械全体をコンパ
クトに作ろうとすると、X,Y,Z軸の移動体の少なく
とも1つの移動体、例えば、テーブルがX軸又はY軸の
案内面をフルストロークにわたって移動しようとする
と、ストロークエンド付近で案内面からオーバハングす
る構成になることがある。オーバハングしない構成にす
ると案内面を長くしなければならず機械全体が大きくな
ってしまう。また、立形マシニングセンタは、加工領域
のまわりをスプラッシュガードやカバー類で覆い、切屑
や加工液の周囲への飛散や案内面、送り駆動機構、電装
品への侵入を防止する構成がとられている。特にX,
Y,Z軸の動きに従ってカバーを伸縮させたり、加工結
果の確認やワークの段取りのためにスプラッシュガード
に開閉扉を設けるといった複雑な構造が要求される。
【0004】更にワークを加工すると大量の切屑が発生
し、この切屑を収集、回収する必要が生じる。切屑の収
集、回収を自動的に行うためにスクリューコンベア、ス
クレーパコンベア、リフトアップコンベア等が切屑の溜
まる箇所や加工液タンク内に設けられる。また加工液を
用いる加工の場合、加工液を加工液タンクに回収し、濾
過後再度加工部に供給する構成にしている。この場合、
加工液タンクの設置場所は、作業者の加工作業の妨げに
ならないよう機械後側になることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の第1の構成例の
場合、X軸及びY軸の両案内面と両送り機構にワークの
重量が作用する。ワークの重量が軽いときと重いときと
では、案内面の変形や送り精度に差を生じさせるが、
X,Yの2軸に悪影響を与えることになる。第2の構成
例の場合、コラムは通常大きな構成体であり重量も重
い。するとY軸案内面が加工部から遠くに離れることに
なる。案内面には切削抵抗と切削抵抗が作用している加
工部から案内面までの距離に応じたモーメント荷重が作
用する。つまりこのモーメント荷重が大きくなり、案内
面の変形や送り抵抗を大きくしてしまう問題点がある。
またコラムの重量が重いこと自体でY軸送り機構にはす
でに負担がかかっている。
【0006】第3の構成例の場合、コラムの下にコラム
の重量を支える大きなサドルが更に介在することにな
り、大きなモーメント荷重がX,Yの2軸に作用する
し、コラムとサドルの大きな自重もX,Yの2軸に作用
する問題点がある。この構成例からわかる様に、X,
Y,Zの案内面はできるだけ加工部に近い方が有利であ
り、かつ重量の小さい構成物を移動体にするのが良いこ
とがわかる。
【0007】次に移動体の案内面からのオーバハング
は、移動体の移動姿勢が極端に悪化することが知られて
いる。立形マシニングセンタのテーブルは通常、X軸方
向に長く、Y軸方向に短い長方形をしている。このテー
ブルを構成例2のようにX軸方向に移動させるとベッド
に形成するX軸案内面が長くなり過ぎ、機械をコンパク
トにしなければならないという制約上、やむなくオーバ
ハングする構成にすることがある。また構成例2、3の
ようにコラム等の大きな移動体を案内するための案内面
はその分長くならざるを得ない。このことからテーブル
はY軸方向に移動させるのが有利であり、小さい構成物
を移動体にするのが良いことがわかる。
【0008】加工領域のまわりは3次元的にほぼ全周に
わたってスプラッシュガードやカバー類で覆わなければ
ならない。通常X,Y,Z軸の案内面及び送り機構を伸
縮可能に覆う3つのカバー、機械の前面、両側面を覆う
スプラッシュガード、機械の主軸頭上部がスプラッシュ
ガード上面から突出した状態でX軸及びZ軸方向に移動
可能に覆うスライド式カバー、加工領域の底面を覆う底
面カバーから成る。このスライド式カバーは複雑な機構
になるので、設けられないことが多い。いずれにしても
スプラッシュガードやカバー類は構造複雑で部品点数が
多く、コストがかさむ。前記スライド式カバーを省略す
る構成では、切屑や加工液の飛散防止が図れない。
【0009】またスプラッシュガードのスライド式の手
動開閉扉は、加工中に不用意に開いたり、開けて作業し
ている最中に閉まって来て挟まれたりすることがある。
これを防止するために閉位置、開位置で扉をとめる手段
を設ける構成がとられる。更に加工により発生した切屑
を手動で回収するのは、機械を停止し、加工液が落下し
ない状態にして、加工液タンク上部にある切屑受けから
切屑をかき出す方法がとられていた。この作業の間加工
が中断することになり、加工能率の点から問題点があっ
た。また加工液タンクは前述のように機械の後部にあ
り、加工液の交換や加工液タンク内の清掃のための広い
メンテナンススペースを必要とした。
【0010】本発明はこれらの問題点を解消することを
目的とする。つまり案内面及び送り機構に作用する負荷
を可能な限り低減し、かつ送り精度の良い機械構成を
得、加工領域を覆うスプラッシュガード及びカバー類の
構成をできるだけ簡単にし、かつ切屑、加工液の飛散を
防止し、スプラッシュガードの開閉扉、切屑回収、加工
液タンク等の取扱いを容易にする。以って加工精度が良
く、操作性が高く、構造簡単で、省スペースの立形マシ
ニングセンタを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、基台となるベッドと、前記ベッドの後方部に立設さ
れるコラムと、前記コラムの前面に水平左右方向に設け
られたX軸案内面に沿って移動するサドルと、前記サド
ルの前面に上下垂直方向に設けられたZ軸案内面に沿っ
て移動し、立形主軸を回転支持する主軸頭と、前記ベッ
ドの前方部に前記X軸案内面及びZ軸案内面と互いに直
交する水平前後方向に設けられたY軸案内面に沿って移
動するテーブルと、加工領域の前面、左右両側面、及び
上面を覆うスプラッシュガードと、前記サドルの左右両
側と前記スプラッシュガードの左右両側面との間に伸縮
可能に設けられ、前記X軸案内面を覆うX軸カバーと、
前記テーブルの前面と前記スプラッシュガードの前面と
の間、及び前記テーブルの後面と前記コラムの前面との
間に伸縮可能に設けられ、左右方向に下り傾斜になるよ
うな山形形状に形成され、前記Y軸案内面を覆うY軸カ
バーと、前記主軸頭の上方及び下方のZ軸案内面を覆う
Z軸カバーと、前記テーブルの左右両側と前記スプラッ
シュガードの両側面との間に設けられ、前記加工領域か
ら落下する切屑と加工液を下方のチップバケットへ導く
穴を有したホッパ状の底面カバーと、を具備する立形マ
シニングセンタが提供される。
【0012】また基台となるベッドと、前記ベッドの後
方部に立設されるコラムと、前記コラムに左右のX軸方
向及び上下のZ軸方向に移動可能に設けられ、立形主軸
を回転支持する主軸頭と、前記ベッドの前方部に前記X
軸方向及びZ軸方向と互いに直交する前後のY軸方向に
移動可能に設けられるテーブルと、前記テーブルの左右
両側の低位置に設けられ、切屑を下方のチップバケット
へ導く穴を有したホッパ状の底面カバーと、前記左右の
底面カバーの下方部の床との空間部に設けられ、加工液
を貯わえる加工液タンクと、前記左右の加工液タンクと
前記底面カバーとの間に手前に引出し可能に設けられ、
引出し位置でも収納位置でも前記底面カバーから落下し
た切屑を受け止め、かつ加工液は前記加工液タンクに落
下させることが可能なチップバケットと、を具備する立
形マシニングセンタが提供される。
【0013】また基台となるベッドと、前記ベッドの後
方部に立設されるコラムと、前記コラムに左右のX軸方
向及び上下のZ軸方向に移動可能に設けられ、立形主軸
を回転支持する主軸頭と、前記ベッドの前方部に前記X
軸方向及びZ軸方向と互いに直交する前後のY軸方向に
移動可能に設けられるテーブルと、前記テーブルの左右
両側の低位置に設けられ、切屑を下方のチップバケット
へ導く穴を有したホッパ状の底面カバーと、前記左右の
底面カバーの下方部の床との空間部及び前記ベッド前方
部と床との空間部に連通させてコの字状に形成される加
工液タンクと、前記加工液タンクを手前に引出し可能に
設けられた車輪と、を具備する立形マシニングセンタが
提供される。
【0014】また主軸頭に垂直方向の軸線を有して回転
支持され先端部に工具を着脱可能に装着する主軸とワー
クを固定するテーブルとの間でX,Y,Z軸方向の相対
移動を行ってワークを加工し、加工領域のまわりを開閉
可能なスライド扉を有したスプラッシュガードで囲った
立形マシニングセンタにおいて、前記スプラッシュガー
ドは、前記スライド扉の開閉方向前後2位置に設けられ
た車輪を乗せるレールを有し、前記レールは前記スライ
ド扉が開く方向に向って下り傾斜に設けられ、閉まり方
向に見た前車輪が前記スライド扉の閉まる位置で落ち込
むくぼみを前記レールに形成し、前記レールの傾斜は閉
まり方向に見た前車輪が前記くぼみに落ち込んだ時の前
車輪の高さ位置と後車輪の高さ位置とが等しくなるよう
に形成される立形マシニングセンタが提供される。
【0015】
【作用】請求項1及び2の発明は、X軸の案内面をコラ
ム前面に設けた点、このX軸案内面上を左右動するサド
ルを設けた点、このサドルの前面にZ軸案内面を設けた
点、テーブルの短辺方向つまりY軸方向にのみテーブル
を移動するY軸案内面を設けた点によって各軸案内面か
ら加工点までの距離を可及的に短くでき、各軸案内面で
受ける切削抵抗によるモーメント荷重を小さくできる。
またスプラッシュガードと各カバーとの共働作用によっ
て、切屑や加工液の周囲への飛散及び案内部、送り機構
への侵入を防ぐとともに、底面カバーの穴から下方のチ
ップバケットへ重力を利用して切屑や加工液を導くこと
ができる。また、X軸カバー1つによってX軸案内面及
び主軸頭が動きまわる加工領域上面部をまとめて覆う構
成にしており、部品点数の削減つまり構造を簡単化して
いる。
【0016】請求項3の発明は、加工領域の底面カバー
と加工液タンクとの間に手前に引出し可能なチップバケ
ットを設けた構成であり、通常、機械の設置場所は工場
通路に機械の前面を向ける点、及び立形マシニングセン
タの運転操作は機械の前面側から行う点を考えると、チ
ップバケットが手前に引き出せるということは通路側に
引き出せるということである。通路側にはもともと作業
スペースがあり、機械の横や後側に引き出す構成と比較
して省スペースが達成される。またチップバケットを手
前に引き出した状態でも底面カバーからの切屑、加工液
の落下を受けとめ、かつ加工液を加工液タンクに落下さ
せることが可能なようにチップバケットは引出し方向に
長く形成し、かつ加工液タンクの加工液落下口も長く形
成してある。従って切屑や加工液が次々に発生してくる
加工中であってもチップバケットに溜まった切屑の掃除
をすることができる。
【0017】請求項4の発明は、ベッド下部の両側及び
前面の空間をうまく利用して加工液タンクをコの字状に
一体的に形成して収納し、機械のコンパクト化を図って
いる。またメンテナンスのために加工液タンクを手前に
引き出しても通路側であるために、請求項3の発明と同
様省スペースが達成される。請求項5の発明は、スプラ
ッシュガードのスライド扉のレールを開方向に向って下
り傾斜に構成したことによって、作業者がワークの段取
り作業等でスライド扉を開けている時、とめ手段を特別
に設けなくても不用意に閉まって来て挟まれることがな
い。また閉位置において閉まり方向に見た前車輪が後車
輪と同じ高さ位置になるようなくぼみに落ち込むことに
よって、スライド扉が水平状態でとめ手段なく閉位置に
位置決めされることになる。開閉扉が閉位置で水平状態
を保つということは見栄えの点から良いばかりではな
く、開閉扉の全周に施してあるシール手段がすき間を生
じず密閉状態になることなので、切屑や加工液の周囲へ
の飛散防止の点からも大いに有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して好まし
い実施形態を説明する。図1は、本発明の立形マシニン
グセンタの一実施形態であり、X,Y,Z軸の基本構成
を示している。基台となるベッド1の後方部にはコラム
3が立設固定されている。コラム3の前面の垂直面には
上下に離間して一対のX軸案内面3a、3bが設けられ
ている。このX軸案内面3a、3bにまたがってガイド
され、水平左右方向(X軸方向)に移動するサドル5が
設けられる。サドル5はボールねじナット機構7及びコ
ラム3の左端部に設けられたX軸送りモータ9によって
X軸方向に駆動される。サドル5の前面には上下の垂直
方向に形成された一対のZ軸案内面5a、5bが設けら
れている。このZ軸案内面5a、5bにガイドされ、垂
直上下方向(Z軸方向)に移動する主軸頭11が設けら
れる。主軸頭11はボールねじ機構13及びサドル5の
上端部に設けられたZ軸送りモータ15によってZ軸方
向に駆動される。主軸頭11にはZ軸と平行な軸線を有
し、主軸頭11に回転支持された立形主軸(図示せず)
が設けられ、その主軸の下方の先端部には工具が着脱可
能に装着される。
【0019】一方ベッド1の前方部の上面にはX軸案内
面3a、3b及びZ軸案内面5a、5bと互いに直交す
る水平方向に一対のY軸案内面1a、1bが設けられて
いる。このY軸案内面1a、1bにまたがってガイドさ
れ、水平前後方向(Y軸方向)に移動するテーブル17
が設けられる。テーブル17はボールねじナット機構1
9及びベッド後端部に設けられたY軸送りモータ(図示
せず)によってY軸方向に駆動される。立形マシニング
センタの場合、通常テーブル17は左右方向が長い長方
形状に形成され、本実施形態はテーブル17が短辺方向
のY軸方向にガイドされて移動する構成になっている。
本発明は更にX軸案内面3a、3bの長さはX軸ストロ
ークとサドル5の左右幅との和以上に、Y軸案内面1
a、1bの長さはY軸ストロークとテーブル17の前後
幅との和以上に、Z軸案内面5a、5bの長さはZ軸ス
トロークと主軸頭11の被案内部の上下長さとの和以上
に設定されている。つまり、サドル5、テーブル17、
主軸頭11をフルストロークにわたって移動させても案
内面からオーバハングすることがない構成になってい
る。
【0020】図2は、本発明の立形マシニングセンタの
加工領域を囲うカバー類の一実施形態を示している。工
場環境を良好に保つ、作業の安全を確保する、機械の可
動部や電装品に切屑や加工液を侵入させずに機械を正常
な状態に維持させるために加工領域をカバー類で囲う必
要がある。加工領域の前面、左右、両側面、及び上面の
前方部をスプラッシュガード21で覆ってある。スプラ
ッシュガード21はベッド1の張出部に載せて固定して
いる。スプラッシュガード21の前側には両開きのスラ
イド扉23a、23bが設けられている。スライド扉2
3a、23bは前面と上面とが一体で開閉でき、テーブ
ル17上のワーク段取りを行う場合にクレーンが利用し
やすい構成にしている。また作業者が上半身を加工領域
内に入れて作業しても上面が開いているので、スプラッ
シュガード21の内側に付着した加工液が垂れてこない
という利点もある。
【0021】テーブル17の前後両側には山形のY軸カ
バー25a、25bが設けられており、テーブル17の
前後動と共に伸縮する構造になっている。山形のY軸カ
バー25a、25bによって切屑や加工液がY軸案内面
1a、1b及びボールねじナット機構19に侵入せず、
またY軸カバー25a、25bに載った切屑や加工液は
左右両側へ流れ落ちる。この左右両側へ流れ落ちる切屑
や加工液、テーブル17から左右に流れ落ちる切屑や加
工液、スプラッシュガード21の内壁面から流れ落ちる
切屑や加工液を受けとめる底面カバー27a、27bが
ベッド1の前方部の左右張出部に設けられている。底面
カバー27a、27bはホッパ状に形成され、底には下
方のチップバケット37a、37bへ切屑を加工液と共
に導く穴があいている。
【0022】サドル5の上部には主軸頭11の上方部を
含めてサドル上部全体を覆う箱形のサドルカバー29が
設けられている。そして主軸頭11の周囲を覆う箱形の
主軸頭カバー31と入れ子式に形成されている。主軸頭
11がZ軸方向に移動すると主軸頭カバー31が微小間
隙を介してサドルカバー29内部を上下動できる。この
微小間隙部がラビリンス構造になっており、シール効果
を発揮している。主軸頭11下部のZ軸案内面5a、5
bを覆うZ軸カバーは巻取りカバーの形式で設けられて
いる(図示せず)。
【0023】以上の説明でまだ囲っていないのが加工領
域の背面と上面後方部である。通常、立形マシニングセ
ンタの場合、主軸頭上部をスプラッシュガードの上面に
突出させながら主軸頭を移動できるようにするので、こ
の部分のカバーを完全に行うのが難しく、構造が複雑に
なりがちである。本発明ではX軸カバー33a、33b
を設けるだけでみごとに解決している。X軸カバー33
a、33bは伸縮可能なテレスコピック状に形成され、
その左右一端側をサドルカバー29に、他端側をスプラ
ッシュガード21の両側面内側に固定しており、かつ下
端側をX軸案内面3bの下方で可動支持され、わん曲し
て立って加工領域上面後方部のカバーも兼ねてスプラッ
シュガード21の上面で上端側を可動支持されている。
つまりX軸カバー33a、33bだけで加工領域の背面
と上面後部を同時に囲っていることになる。これは構成
部品点数を少なくすることに寄与している。もちろん加
工領域の上面後方部を覆う、X軸カバーとは別体のカバ
ーを設けても良い。またスプラッシュガードでサドルも
含めて加工領域の上面全体を覆う構成にしても良い。
【0024】次に図2、図3、図4を参照して、加工液
タンク35とチップバケット37a、37bについて説
明する。ベッド1の前方部下方とテーブル17が載置さ
れる左右下部には床との間に空間があり、この空間に上
部から見てコの字形に加工液タンク35を配置してい
る。底面カバー27a、27bと加工液タンク35との
間にはチップバケット37a、37bが更に設けられて
いる。チップバケット37a、37bは底面カバー27
a、27bの穴から落下した切屑と加工液を受け、加工
液をその下の加工液タンク35に落とし、切屑を残すた
めの網目板を底部に有している。チップバケット37
a、37bはそれぞれ手前に引き出せるように取手を設
けるとともに、両側部が加工液タンク35に案内支持さ
れる構造になっている。そして一番手前に引き出した位
置でも底面カバー27a、27bの穴位置からはずれる
ことなく、かつチップバケット37a、37bの網目板
が加工液タンク35の加工液落とし口上部に位置するよ
うに形成されている。
【0025】図3のチップバケット37aは奥に収納さ
れている場合を、チップバケット37bは手前に引き出
している場合を示している。図4はチップバケット37
aを手前に引き出して中の切屑の掃除をしているところ
を示している。このようにチップバケットは手前に引き
出している場合でも切屑及び加工液を受けることができ
るので、加工中であっても大量に発生する切屑を掃除で
きる。切屑除去のために機械を停止させる必要がなく、
加工時間短縮の効果がある。加工液タンク35には加工
液ポンプ39が設けられ、回収した加工液は循環利用さ
れる。また加工液タンク35には車輪35aと取手が付
いており、手前に引き出せる構成になっている。
【0026】工場に立形マシニングセンタを設置する場
合、通常、機械の前面に作業者が立って運転操作するの
で、もともとスペースのある通路に作業者が立つことに
なり、省スペースが図られている。その上、チップバケ
ット37a、37bの掃除や加工液タンク35の加工液
の交換などのメンテナンス作業も通常は機械の後側で行
うことが多いが、本発明の立形マシニングセンタでは手
前に引き出して行えるので、この点でも省スペースが図
られている。加工液タンク35とチップバケット37
a、37bは丁度ベッド1の床との間の空間部に収納さ
れており機械全体をコンパクトにする役目も果たしてい
る。
【0027】次に図5、図6により、スプラッシュガー
ド21のスライド扉23a、23bの開閉機構について
説明する。図5は機械を前面側から見た正面図であり、
スプラッシュガード21の中央部に両開きのスライド扉
23a、23bが設けられていることがわかる。スライ
ド扉23a、23bには加工中に外側から内側を安全に
見ることができるように格子状の鉄板で補強した窓が設
けられている。スライド扉23a、23bのそれぞれ
は、スライド扉23a、23bに設けた車輪23c、2
3d、23e、23fがスプラッシュガード21に設け
たレール41上を滑動することによってスライドでき
る。スライド扉23a、23bの上側の支持並びにスラ
イド扉23a、23bとスプラッシュガード21との各
部のシールは周知の方式で行われている。
【0028】図6を参照して車輪23c、23d、23
e、23fとレール41との関係を詳細に説明する。レ
ール41上の車輪滑動面は、スプラッシュガード21の
開口部のX軸方向の中心を分水嶺にしてゆるい山形に形
成されている。つまり開閉扉23a、23bの開く方向
に下り傾斜に形成されている。よってスライド扉23
a、23bは常に開くように付勢される。これは作業者
がスライド扉23a、23bを開けてワーク段取り作業
などを行っている際、特にとめ手段を設けなくてもスラ
イド扉23a、23bが不用意に閉まって来て挟まれる
ことがないのである。またスライド扉23a、23bが
閉状態のとき閉まり方向に見た前車輪23c、23eが
落ち込むくぼみ41a、41bをレール41に形成して
ある。前車輪23c、23eがくぼみ41a、41bに
落ち込んでいるときの前車輪23c、23eと後車輪2
3d、23fとの高さ位置がそれぞれ等しくなるように
レール41を傾斜させている(図6のH参照)。従って
スライド扉23a、23bが閉状態のときは前車輪23
c、23eがくぼみ41a、41bに落ち込んでいるの
でとめ手段の役目を果たしており、同時にスライド扉2
3a、23bを水平状態にして見栄えを良くするととも
にスライド扉23a、23bとスプラッシュガード21
との間の各部のシール手段が密封状態を保てるようにし
ている。スライド扉23a、23bは加工中の振動で開
いたりすることはないが、手動で開ける場合、前車輪2
3c、23eをくぼみ41a、41bからころがり上げ
るために若干の力を必要とするが、これは問題になる程
のものではない。このスライド扉の構成によってとめ手
段を設けずに安全を確保できる効果が達成できた。本実
施形態ではスライド扉下部に車輪とレールがある場合を
示したが、上部に車輪とレールを設けスライド扉を吊り
下げる構成にしても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、X、Y、Z軸の各案内
面を加工部に可及的に近づけたことにより、各軸案内面
が受ける切削抵抗に起因するモーメント荷重が低減で
き、構造物が変形しにくくなった。以って加工精度の向
上が図れた。また加工領域をスプラッシュガードやカバ
ー類で囲み、切屑や加工液を底面カバーに確実に落下さ
せることができた。更に加工液タンクやチップバケット
をベッド下部の空間に配置したり、手前へ引き出せる構
成にしたことによって機械のコンパクト化及びメンテナ
ンスのための特別のスペースを必要としない省スペース
化が達成された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態によるX、Y、Z軸の構成を示
す斜視図である。
【図2】本発明実施形態による加工領域を囲うカバー類
を示す斜視図である。
【図3】本発明実施形態による加工液タンクとチップバ
ケットの斜視図である。
【図4】本発明実施形態によるチップバケットの切屑掃
除方法を示した説明図である。
【図5】本発明実施形態による立形マシニングセンタの
正面図である。
【図6】本発明実施形態によるスプラッシュガードのス
ライド扉の開閉機構部の原理図である。
【符号の説明】 1 ベッド 1a、1b Y軸案内面 3 コラム 3a、3b X軸案内面 5 サドル 5a、5b Z軸案内面 11 主軸頭 17 テーブル 21 スプラッシュガード 23a、23b スライド扉 25a、25b Y軸カバー 27a、27b 底面カバー 29 サドルカバー 31 主軸頭カバー 33a、33b X軸カバー 35 加工液タンク 35a 車輪 37a、37b チップバケット 41 レール 41a、41b くぼみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23Q 1/00 B (72)発明者 重村 大介 神奈川県愛甲郡愛川町中津4023番地 株式 会社牧野フライス製作所内 Fターム(参考) 3C011 BB21 BB22 BB31 DD01 DD02 DD03 DD06 3C048 EE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台となるベッドと、 前記ベッドの後方部に立設されるコラムと、 前記コラムの前面に水平左右方向に設けられたX軸案内
    面に沿って移動するサドルと、 前記サドルの前面に上下垂直方向に設けられたZ軸案内
    面に沿って移動し、立形主軸を回転支持する主軸頭と、 前記ベッドの前方部に前記X軸案内面及びZ軸案内面と
    互いに直交する水平前後方向に設けられたY軸案内面に
    沿って移動するテーブルと、加工領域の前面、左右両側
    面、及び上面を覆うスプラッシュガードと、 前記サドルの左右両側と前記スプラッシュガードの左右
    両側面との間に伸縮可能に設けられ、前記X軸案内面を
    覆うX軸カバーと、 前記テーブルの前面と前記スプラッシュガードの前面と
    の間、及び前記テーブルの後面と前記コラムの前面との
    間に伸縮可能に設けられ、左右方向に下り傾斜になるよ
    うな山形形状に形成され、前記Y軸案内面を覆うY軸カ
    バーと、 前記主軸頭の上方及び下方のZ軸案内面を覆うZ軸カバ
    ーと、 前記テーブルの左右両側と前記スプラッシュガードの両
    側面との間に設けられ、前記加工領域から落下する切屑
    と加工液を下方のチップバケットへ導く穴を有したホッ
    パ状の底面カバーと、 を具備することを特徴とした立形マシニングセンタ。
  2. 【請求項2】 前記加工領域の上面は、前記スプラッシ
    ュガードの上面前方部分と、前記X軸カバーと一体的に
    形成された上面後方部分とで覆うように構成した請求項
    1に記載の立形マシニングセンタ。
  3. 【請求項3】 基台となるベッドと、 前記ベッドの後方部に立設されるコラムと、 前記コラムに左右のX軸方向及び上下のZ軸方向に移動
    可能に設けられ、立形主軸を回転支持する主軸頭と、 前記ベッドの前方部に前記X軸方向及びZ軸方向と互い
    に直交する前後のY軸方向に移動可能に設けられるテー
    ブルと、 前記テーブルの左右両側の低位置に設けられ、切屑を下
    方のチップバケットへ導く穴を有したホッパ状の底面カ
    バーと、 前記左右の底面カバーの下方部の床との空間部に設けら
    れ、加工液を貯える加工液タンクと、 前記左右の加工液タンクと前記底面カバーとの間に手前
    に引出し可能に設けられ、引出し位置でも収納位置でも
    前記底面カバーから落下した切屑を受け止め、かつ加工
    液は前記加工液タンクに落下させることが可能なチップ
    バケットと、 を具備することを特徴とした立形マシニングセンタ。
  4. 【請求項4】 基台となるベッドと、 前記ベッドの後方部に立設されるコラムと、 前記コラムに左右のX軸方向及び上下のZ軸方向に移動
    可能に設けられ、立形主軸を回転支持する主軸頭と、 前記ベッドの前方部に前記X軸方向及びZ軸方向と互い
    に直交する前後のY軸方向に移動可能に設けられるテー
    ブルと、 前記テーブルの左右両側の低位置に設けられ、切屑を下
    方のチップバケットへ導く穴を有したホッパ状の底面カ
    バーと、 前記左右の底面カバーの下方部の床との空間部及び前記
    ベッド前方部と床との空間部に連通させてコの字状に形
    成される加工液タンクと、 前記加工液タンクを手前に引出し可能に設けられた車輪
    と、 を具備することを特徴とした立形マシニングセンタ。
  5. 【請求項5】 主軸頭に垂直方向の軸線を有して回転支
    持され先端部に工具を着脱可能に装着する主軸とワーク
    を固定するテーブルとの間でX,Y,Z軸方向の相対移
    動を行ってワークを加工し、加工領域のまわりを開閉可
    能なスライド扉を有したスプラッシュガードで囲った立
    形マシニングセンタにおいて、 前記スプラッシュガードは、前記スライド扉の開閉方向
    前後2位置に設けられた車輪を乗せるレールを有し、 前記レールは前記スライド扉が開く方向に向って下り傾
    斜に設けられ、 閉まり方向に見た前車輪が前記スライド扉の閉まる位置
    で落ち込むくぼみを前記レールに形成し、 前記レールの傾斜は閉まり方向に見た前車輪が前記くぼ
    みに落ち込んだ時の前車輪の高さ位置と後車輪の高さ位
    置とが等しくなるように形成されることを特徴とした立
    形マシニングセンタ。
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