JP2001087126A - 炊飯ジャーにおける保温装置 - Google Patents

炊飯ジャーにおける保温装置

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JP2001087126A JP26902799A JP26902799A JP2001087126A JP 2001087126 A JP2001087126 A JP 2001087126A JP 26902799 A JP26902799 A JP 26902799A JP 26902799 A JP26902799 A JP 26902799A JP 2001087126 A JP2001087126 A JP 2001087126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯を完了したのち、保温最適温度に冷却す
るまでの時間を短縮することにより、保温に伴うご飯の
味の劣化を防止することである。 【解決手段】炊飯ジャーの蓋3に、炊飯鍋4の上部空間
10と外気とを通じる吸気通路8と排気通路9を設け、
上記の吸気通路8と排気通路9に開閉弁13、16を設
けるとともに、該吸気通路8に送風ファン12を設け、
炊飯完了後に該送風ファン12により外気を吸引して上
部空間10に送風し、ご飯28の温度を所定温度にまで
強制空冷させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、炊飯ジャーにお
ける炊飯完了後のご飯の保温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯ジャーの胴部、底部又は蓋部には、
保温ヒーターが設けられ、炊飯制御における蒸らし工程
の完了後、ご飯の温度が自然冷却により保温最適温度
(約73℃)にまで低下すると保温制御に入り、保温ヒ
ーターに通電され温度調整が行われるようになってい
る。
【0003】上記の保温制御中に、ご飯のつやが無くな
ったり、臭いが付いたりして味が劣化するのを防止する
ためには、炊飯完了後にご飯を高温状態に長く置かない
こと、言い換えれば、炊飯の完了時から保温適正温度に
低下して保温制御に入るまでの時間は出来るだけ短いこ
と、が効果的であることが知られている。
【0004】このことを実現するために、ジャー本体の
内部に強制空冷装置を設け、炊飯完了後に空冷制御に入
り、炊飯鍋の外周面に空気を吹き付けてご飯の温度を強
制的に冷却させる方法が知られている(例えば、特開平
9−108096号公報、特開平9−266854号公
報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
炊飯鍋の外周面に空気を吹き付けて強制空冷する方法で
は、ご飯を間接的に冷却することになるので、ご飯の温
度を低下させる時間の短縮化が十分に図れない問題があ
る。
【0006】そこで、この発明はご飯を直接的に強制空
冷することにより、短時間で保温適正温度に到達せし
め、これによりご飯の味の劣化の少ない保温ができるよ
うにすることを課題とする。
【0007】また、上記の強制空冷によると、場合によ
ってはご飯の表面が乾燥しすぎることがあるので、この
発明は直接的な強制空冷によりながらご飯の表面の乾燥
を抑制することを他の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、ジャー本体の内部に炊飯鍋を収納す
るとともに、上記のジャー本体に蓋を開閉自在に取付
け、上記の炊飯鍋に接近して保温ヒーターを設け、炊飯
完了後ご飯の温度が保温最適温度まで低下した後に保温
制御に入るようにした炊飯ジャーにおける保温装置にお
いて、上記の蓋に上記の炊飯鍋の上部空間と外気とを通
じる吸気通路と排気通路を設け、上記の吸気通路と排気
通路にそれぞれ開閉弁を設けるとともに、該吸気通路に
送風ファンを設け、炊飯中は上記の各開閉弁を閉塞し、
炊飯完了後に各開閉弁を開放するとともに、上記の送風
ファンにより外気を吸引して上記炊飯鍋の上部空間上に
送風し、これによりご飯を強制空冷させその温度を上記
の保温最適温度にまで低下させるようにした。
【0009】上記の構成によると、ご飯が直接的に強制
空冷されるので、ご飯の温度が急速に保温最適温度まで
冷却される。
【0010】上記の吸気通路と排気通路の各外端側にそ
れぞれ上記の開閉弁を設け、上記の吸気通路の内端側に
上記の送風ファンを設けるとともに、上記の排気通路の
内端側に上記の保温ヒーターを設け、上記吸気通路の開
閉弁と送風ファンとの間と、上記排気通路の開閉弁と保
温ヒーターとの間をダクトにより連通し、上記の保温制
御において上記の各開閉弁を閉塞するとともに、上記の
保温ヒーターに通電し、かつ上記の送風ファンを逆転さ
せ、これにより上記保温ヒーターで加熱された空気を上
記炊飯鍋の上部空間を経て内部循環させる構成を採るこ
とができる。
【0011】上記の構成によると、強制空冷とその後の
保温を行う装置の大部分が共通し、構造の簡単化を図る
ことができる。
【0012】上記の吸気通路と排気通路の外端側を共通
穴を経て外部に開放せしめ、上記の吸気通路と排気通路
を上記の共通穴に設けた共通の開閉弁により開閉する構
成を採ることができる。
【0013】上記の構成によると、開閉弁が一つでよい
ので部品点数を低減することができる。
【0014】さらに、強制空冷によるご飯の乾燥しすぎ
を防止するために、次のような構成を採ることができ
る。
【0015】即ち、第1の構成は、上記の送風ファンの
強制空冷によりご飯の温度が保温最適温度より所定温度
だけ高い温度まで低下した時点で該送風ファンを停止
し、その後上記の保温最適温度まで徐冷する構成であ
る。この構成によると、徐冷の際には水分の放出が少な
くなるので、ご飯の乾燥を防ぐことができる。
【0016】第2の構成は、上記の蓋の一部に炊飯鍋の
上部空間に臨んだ湿度センサーを設け、該湿度センサー
により検出される湿度データを適正な範囲に保つように
上記の送風ファンによる空冷を制御する構成である。こ
の構成によると、適正な湿度を越えて強制空冷されるこ
とがないので、ご飯の乾燥を防ぐことができる。
【0017】第3の構成は、ジャー本体の内部に炊飯鍋
を収納するとともに、上記のジャー本体に蓋を開閉自在
に取付け、上記の炊飯鍋に接近して保温ヒーターを設
け、炊飯完了後ご飯の温度が保温最適温度まで低下した
後に保温制御に入るようにした炊飯ジャーにおける保温
装置において、上記の蓋に上記炊飯鍋の上部空間に連通
した内部空気の吸い込み口と冷却空気の吹き込み口を設
け、上記の吸い込み口と吹き込み口を上記蓋の内部に設
けたダクトにより連通して上記炊飯鍋の上方空間を経る
循環通路を構成し、上記ダクトの途中に送風ファンと放
熱手段を設けた構成である。この構成によると、水分が
内部循環するだけであり、外部に放出されることがない
ので、同様にご飯の乾燥を防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1及び図2に示した第1実
施形態の炊飯ジャーは、ジャー本体1と、そのジャー本
体1の後部の蓋ヒンジ部2において開閉自在に取付けら
れた蓋3とからなる。ジャー本体1の内部には、炊飯鍋
4が出し入れ可能に収納される。蓋3は、ジャー本体1
の前部においてフックレバー5に係脱自在に係合され
る。
【0019】上記の蓋3は、蓋本体6の内面に内蓋7を
嵌着したものであり、その内蓋7と蓋本体6を貫通し
て、蓋3の前部に近い位置に吸気通路8、後部に近い位
置に排気通路9を設け、これらの各通路8、9により炊
飯鍋4の上部空間10と外気とが連通される。
【0020】また、上記の吸気通路8と排気通路9は蓋
本体6の内部に設けたダクト11により連通される。吸
気通路8の内部において、上記のダクト11の接続端よ
り内方寄りに送風ファン12が設けられ、またそのダク
ト11の接続端の上部に開閉弁13が回動自在に取付け
られる。即ち、ダクト11の一端は送風ファン12と開
閉弁13との間において吸気通路8に接続される。
【0021】上記の開閉弁13は常時は図2に実線で示
すように、ダクト11の接続端の上部において吸気通路
8を閉塞する。また、電磁ソレノイド等のアクチュエー
タ14の作用により駆動されると、破線で示すようにダ
クト11を閉塞し吸気通路8を開放する。
【0022】また、排気通路9において、上記のダクト
11の接続端より内方寄りに保温ヒーター15が設けら
れ、またそのダクト11の接続端の上部に開閉弁16が
回動自在に取付けられる。即ち、ダクト11の他端は保
温ヒーター15と開閉弁16との間において排気通路9
に接続される。
【0023】上記の開閉弁16は常時は図2に実線で示
すように、ダクト11の接続端の上部において排気通路
9を閉塞する。また、電磁ソレノイド等のアクチュエー
タ17の作用により駆動されると、破線で示すようにダ
クト11を閉塞し排気通路9を開放する。
【0024】上記の内蓋7には結露防止用ヒーター18
が装着され、また炊飯鍋4の上方に臨んで湿度センサー
19が取付けられる。また、ジャー本体1の内部におい
て炊飯鍋4を介してご飯の温度を検知する温度センサー
20が設けられる。
【0025】なお、蓋3の適宜位置には蒸気穴セット3
1が設けられ、その蒸気穴から炊飯中に発生する蒸気を
放出する。
【0026】第1実施形態は以上のようなものであり、
開閉弁13、16により吸気通路8と排気通路9を閉鎖
した状態で、通常通り炊飯を行う。炊飯は図示省略の制
御装置により炊飯ヒーター(又はIH炊飯ジャーの場合
は、電磁誘導コイル)への通電を制御することにより行
われる。
【0027】炊飯制御による蒸らし工程が完了すると急
冷制御に移行する。急冷制御においては開閉弁13、1
6が開放されると共に、送風ファン12が駆動される。
そうすると、吸気通路8から吸引された外気が炊飯鍋4
の上部空間10に吹き込まれ、ご飯28を強制空冷す
る。
【0028】また、上部空間10に存在する熱気が排気
通路9から外部に排出される。その結果ご飯28はその
表面から次第に内部に渡り冷却される。温度センサー2
0により、ご飯28の温度が保温最適温度に達したこと
が検知されると送風ファン12を停止すると共に、各開
閉弁13、16を閉鎖し、急冷制御を完了させる。
【0029】次に制御を保温制御に移行させ、送風ファ
ン12を逆回転させると共に、保温ヒーター15への通
電を行い、送風ファン12、ダクト11、保温ヒーター
15、上部空間10の内部循環経路を経て、ご飯28に
温風を供給しその保温を行う。
【0030】なお、保温は従来通り炊飯鍋4の周りに設
けた保温ヒーターにより行ってもよい。その場合は、図
3に示すように、上記の構成からダクト11及び保温ヒ
ーター15を省略し、開閉弁13と送風ファン12を有
する吸気通路8、開閉弁16のみを有する排気通路9が
設けられる。この場合の保温ヒーター29は保護筒30
の外周面に装着される。
【0031】図4に示した第2実施形態は、炊飯ジャー
の全体構造は前述のものと同様であるが、吸気通路8と
排気通路9の外端部が吸気通路8の上方において一つの
共通穴21にまとめられ、その共通穴21の内部に共通
開閉弁22が設けられる。排気通路9はダクト11を通
じて共通開閉弁22の下方において共通穴21の下方に
連通される。送風ファン12が吸気通路8に設けられ、
また保温ヒーター15が排気通路9に設けられる点は、
前記の実施形態の場合と同じである。
【0032】なお、上記の共通開閉弁22は蓋本体6の
内部のアクチュエータ14により駆動される。
【0033】第2実施形態は以上のようなものであるか
ら、炊飯制御時においては共通開閉弁22により、実線
で示すように共通穴21を閉塞しておく。急冷制御に入
るとこれを破線で示すように開放すると共に、送風ファ
ン12を駆動し、内部に外気を送り込んでご飯28を冷
却させると共に、内部の熱気を排気通路9、ダクト1
1、共通穴21の経路で外部に排出する。保温制御に入
ると、共通開閉弁22を閉鎖すると共に、保温ヒーター
15に通電し、更に送風ファン12を逆回転させて温風
を内部に送り込み、ご飯28の保温を行う。
【0034】図5に示した第3実施形態は、前記図4の
第2実施形態の共通開閉弁22に代えて、逆止弁型の共
通開閉弁22’を設けたものである。この共通開閉弁2
2’はゴム等の弾性シートにより形成され、中央部にス
リット32を有し、通常の状態では、スリット32の両
側の部分が下方に向け合掌状に重なって閉塞状態にあ
る。炊飯制御時には閉塞状態にあるが、急冷制御に入っ
て送風ファン12が駆動されると、その吸引力により上
記のスリット32が開放され、内部に送り込まれる外気
によりご飯28が冷却される。内部の熱気は排気通路
9、ダクト11、スリット32を通じて外部に排出され
る。
【0035】保温制御に入ると、保温ヒーター15に通
電すると共に送風ファン12を逆回転させると、スリッ
ト32が弾性シートの弾性により閉塞されるので、保温
ヒータ15により加熱された温風が内部に送り込まれ、
ご飯28の保温を行う。
【0036】上記のような逆止弁型の共通開閉弁22’
を用いると、その作動にアクチュエータを用いる必要が
ない。
【0037】上記の保温を保温ヒーター15に代えて、
従来通り保護筒30の外周面に装着した保温ヒーター2
9により行ってもよい。
【0038】上記の第1実施形態から第3実施形態のい
ずれにおいても、急冷制御を完了する温度を、保温最適
温度より所要温度だけ高い温度(例えば、80℃)に設
定し、その温度に達すると送風ファン12を停止し、そ
の後、保温最適温度にまで低下するまでの間は自然冷却
により徐々に冷却させるようにしてもよい。
【0039】このように制御すると、徐冷の間は水分の
放出が少なくなるので、ご飯28の乾燥が緩和され、旨
味を逃がさない保温ができる。
【0040】また、湿度センサー19により検出される
湿度のデータを適正な範囲に保つように送風ファン12
による冷却に強弱を付けたり、断続したりする制御を行
うことによってもご飯の乾燥を防ぐことができる。
【0041】次に、図6に示した第4実施形態も、炊飯
ジャーの全体構造は前述のものと同様であるが、この場
合は蓋3の内蓋7に、炊飯鍋4の上部空間10に連通し
た内部空気の吸い込み口23と冷却空気の吹き込み口2
4とを設け、これらの吸い込み口23と吹き込み口24
とをダクト25により連通し、炊飯鍋4の上部空間10
を経る循環通路を構成する。
【0042】上記の吹き込み口24に近い部分のダクト
25の内部に送風ファン12が設けられ、またダクト2
5の外面に放熱フィン26が多数設けられ、蓋本体6の
表面に通気口27が設けられる。
【0043】この場合は急冷制御に入ると送風ファン1
2が吸い込み口23から上部空間10の熱気を吸い込ん
で、ダクト25を通過する間に放熱フィン26により放
熱して冷却させ、冷却された空気を吹き込み口24から
上部空間10に吹き込み、ご飯28を冷却させる。この
場合の保温制御は、従来と同様に保護筒30の外周面に
装着した保温ヒーター29に通電することにより行う。
【0044】上記の第4実施形態によると、内部の蒸気
が循環し、水分が失われることがないので、ご飯の28
の乾燥が防止される。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、炊飯
制御完了後、送風ファンにより冷気を直接ご飯に吹き付
けて強制空冷するものであるから、次の保温制御に移行
するまでの時間を短縮することができる。これにより、
ご飯のつやが失われることなく、また臭いの付きにくい
保温を行うことができる。
【0046】また、強制空冷による冷却を保温最適温度
より所定温度だけ高い温度で完了させ、その後は徐冷に
より保温最適温度にまで低下させたり、また、湿度セン
サーの検出値により適正湿度を保ちつつ急冷制御した
り、さらに、放熱手段を有するダクトにより吸い込み口
と吹き込み口を連通した循環通路を構成する等の手段を
採用することにより、ご飯の乾燥を防ぎながら迅速に保
温最適温度まで低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の縦断側面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の変形例の一部拡大断面図
【図4】第2実施形態の一部省略断面図
【図5】第3実施形態の一部省略断面図
【図6】第4実施形態の一部省略断面図
【符号の説明】 1 ジャー本体 2 蓋ヒンジ部 3 蓋 4 炊飯鍋 5 フックレバー 6 蓋本体 7 内蓋 8 吸気通路 9 排気通路 10 上部空間 11 ダクト 12 送風ファン 13 開閉弁 14 アクチュエータ 15 保温ヒーター 16 開閉弁 17 アクチュエータ 18 結露防止ヒーター 19 湿度センサー 20 温度センサー 21 共通穴 22、22’ 共通開閉弁 23 吸い込み口 24 吹き込み口 25 ダクト 26 放熱フィン 27 通気口 28 ご飯 29 保温ヒーター 30 保護筒 31 蒸気穴セット 32 スリット
フロントページの続き (72)発明者 坂口 洋一 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホ ービン株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA05 BA23 BA25 CA01 CA09 CA22 CA81 CB07 CB13 CB27 CC28 CD02 CD10 CD60 DA04 DB02 DB21 DB22 GA12 GB05 GB09 GB21 GC06 GC38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャー本体の内部に炊飯鍋を収納すると
    ともに、上記のジャー本体に蓋を開閉自在に取付け、上
    記の炊飯鍋に接近して保温ヒーターを設け、炊飯完了後
    ご飯の温度が保温最適温度まで低下した後に保温制御に
    入るようにした炊飯ジャーにおける保温装置において、
    上記の蓋に上記の炊飯鍋の上部空間と外気とを通じる吸
    気通路と排気通路を設け、上記の吸気通路と排気通路に
    それぞれ開閉弁を設けるとともに、該吸気通路に送風フ
    ァンを設け、炊飯中は上記の各開閉弁を閉塞し、炊飯完
    了後に各開閉弁を開放するとともに、上記の送風ファン
    により外気を吸引して上記炊飯鍋の上部空間内に送風
    し、これによりご飯を強制空冷させその温度を上記の保
    温最適温度にまで低下させることを特徴とする炊飯ジャ
    ーにおける保温装置。
  2. 【請求項2】 上記の吸気通路と排気通路の各外端側に
    それぞれ上記の開閉弁を設け、上記の吸気通路の内端側
    に上記の送風ファンを設けるとともに、上記の排気通路
    の内端側に上記の保温ヒーターを設け、上記吸気通路の
    開閉弁と送風ファンとの間と、上記排気通路の開閉弁と
    保温ヒーターとの間をダクトにより連通し、上記の保温
    制御において上記の各開閉弁を閉塞するとともに、上記
    の保温ヒーターに通電し、かつ上記の送風ファンを逆転
    させ、これにより上記保温ヒーターで加熱された空気を
    上記炊飯鍋の上部空間を経て内部循環させることを特徴
    とする請求項1に記載の炊飯ジャーにおける保温装置。
  3. 【請求項3】 上記の吸気通路と排気通路の外端側を共
    通穴を経て外部に開放せしめ、上記の吸気通路と排気通
    路を上記の共通穴に設けた共通の開閉弁により開閉する
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の炊
    飯ジャーにおける保温装置。
  4. 【請求項4】 上記の送風ファンの強制空冷によりご飯
    の温度が保温最適温度より所定温度だけ高い温度まで低
    下した時点で該送風ファンを停止し、その後上記の保温
    最適温度まで徐冷するようにしたことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の炊飯ジャーにおける保温
    装置。
  5. 【請求項5】 上記の蓋の一部に炊飯鍋の上部空間に臨
    んだ湿度センサーを設け、該湿度センサーにより検出さ
    れる湿度データを適正な範囲に保つように上記の送風フ
    ァンによる空冷を制御するようにした請求項1から4の
    いずれかに記載の炊飯ジャーにおける保温装置。
  6. 【請求項6】 ジャー本体の内部に炊飯鍋を収納すると
    ともに、上記のジャー本体に蓋を開閉自在に取付け、上
    記の炊飯鍋に接近して保温ヒーターを設け、炊飯完了後
    ご飯の温度が保温最適温度まで低下した後に保温制御に
    入るようにした炊飯ジャーにおける保温装置において、
    上記の蓋に上記炊飯鍋の上部空間に連通した内部空気の
    吸い込み口と冷却空気の吹き込み口を設け、上記の吸い
    込み口と吹き込み口を上記蓋の内部に設けたダクトによ
    り連通して上記炊飯鍋の上部空間を経る循環通路を構成
    し、上記ダクトの途中に送風ファンと放熱手段を設けた
    ことを特徴とする炊飯ジャーにおける保温装置。
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