JP2001086582A - スピーカ内蔵ヘルメットおよびヘルメット用スピーカ - Google Patents

スピーカ内蔵ヘルメットおよびヘルメット用スピーカ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピエゾフィルムスピーカを、その能力が十分
に発揮できるように保持して構成されるヘルメット用ス
ピーカおよびこれを用いたスピーカ内蔵ヘルメットを提
供する。 【解決手段】 ヘルメット用スピーカ10は、ピエゾフ
ィルムスピーカ201と、ピエゾフィルムスピーカ20
1を、その外縁部に沿って支持する枠体202と、ピエ
ゾフィルムスピーカ201を保護するラミネートフィル
ム203とを積層して構成される。ピエゾフィルムスピ
ーカ201を所定(曲率半径が210〜360mm)の
湾曲形状で保持するために、枠体202は長手方向に沿
った断面形状が曲率半径210〜360mmの湾曲状に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカ内蔵ヘル
メットおよびヘルメット用スピーカに係り、特に、ピエ
ゾフィルムスピーカを採用したスピーカ内蔵ヘルメット
およびヘルメット用スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘルメットに内蔵されるスピーカとして
は、従来から、円錐台状のコーンにボイスコイルを設け
たマグネット(ボイスコイル)スピーカが多く採用され
ていたが、小型化、軽量化には限界があり、その改善が
望まれていた。そこで、へルメット内での設置スペース
およびへルメットの装着感を考慮して、ピエゾ(圧電素
子)フィルムスピーカを採用することが、例えば特開昭
63−175106号公報、実開昭63−44584号
のマイクロフィルム等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピエゾフィルムは、電
極への印加電圧に応答して伸縮する性質を有するため、
これをスピーカとして採用するためには、フィルム面に
沿った伸縮運動をフィルム面の振動に変換する必要があ
る。上記した伸縮運動から振動への変換は、ピエゾフィ
ルムを湾曲させた状態で保持することにより達成され、
これにより、ピエゾフィルムをスピーカとして機能させ
ることが可能になる。
【0004】このとき、入力信号に対する出力特性、す
なわちスピーカとしての音圧レベルや周波数特性は、上
記した伸縮運動と振動との相対関係に依存し、この相対
関係は、ピエゾフィルムの湾曲程度すなわち湾曲部の曲
率半径に依存する。そして、ピエゾフィルムがスピーカ
として所望の能力を発揮し得る曲率半径には制限があ
り、この範囲を逸脱すると、十分な音圧が得られなくな
ったり、周波数特性が悪化して所望の能力、音質が得ら
れない。
【0005】しかしながら、上記した従来技術では、ピ
エゾフィルムの湾曲程度を所定範囲内に厳密に制限して
保持するための具体的手段が講じられておらず、ピエゾ
フィルムスピーカの能力を十分に発揮させることができ
なかった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、ピエゾフィルムスピーカを、その能力が十
分に発揮できるように保持して構成されるヘルメット用
スピーカおよびこれを用いたスピーカ内蔵ヘルメットを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、以下のような手段を講じた点に特徴
がある。
【0008】(1) 入力信号に応答して振動する主面がピ
エゾフィルムで構成されてヘルメット内部に装着される
ヘルメット用スピーカにおいて、ピエゾフィルムスピー
カを、その外縁部に沿って保持する枠体を具備したこと
を特徴とする。
【0009】(2) 前記枠体はピエゾフィルムスピーカを
所定の湾曲形状に保持することを特徴とする。
【0010】(3) 前記ヘルメット用スピーカをヘルメッ
トシェルの内側に固定したことを特徴とする。
【0011】上記した特徴(1) によれば、ピエゾフィル
ムスピーカの外縁部が枠体によって保持されるので、ピ
エゾフィルムスピーカを、主面の振動性を損なう事なく
所望の形状、姿勢で固定的に支持することができる。
【0012】上記した特徴(2) によれば、所望の形状
(ピエゾフィルムスピーカの3次元形状すなわち湾曲形
状)に合わせて枠体の形状を規定することにより、ピエ
ゾフィルムスピーカを、主面の振動性を損なう事なく所
望の湾曲状態で固定的に保持することができる。
【0013】上記した特徴(3) によれば、ヘルメット用
スピーカが、ライナーのような経年劣化の著しい弾性の
内装材ではなく、経年劣化を実質的に無視できる硬質の
ヘルメットシェルに固定されるので、ヘルメット用スピ
ーカを強固かつ所望の姿勢で安定的に固定できるように
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明を適用したスピーカ内蔵
ヘルメットの正面断面図であり、図2は、その側面図で
ある。
【0015】ヘルメット1は、例えば繊維強化プラステ
ィック材からなる硬質肉薄のヘルメットシェル11と、
ヘルメットシェル11の内側に固定された発砲スチロー
ル製のライナ(頭部ライナ)121Aと、頭部ライナ1
21Aを覆うように、マジックテープ(登録商標)等に
より着脱自在に分割して装着された頭部インナ12A
と、ヘルメットシェル11の内側に、ライナ121と共
に着脱自在に分割して装着されたイヤーインナ12Bお
よびチンインナ12Cと、ヘルメットシェル11に対し
て固定された顎紐13とを含む。
【0016】前記イヤーインナ(ライナを含む)12B
は、図2に示したように、ヘルメット1の装着時にライ
ダーの耳を圧迫することなくその周囲および側頭部を保
護できるように、耳の当接位置に所定の空間を確保した
略U字状、あるいはリング状に形成され、頭部ライナ1
21Aおよびそのインナ12Aにも、耳の当接位置を避
けた形状に形成されている。左右のヘルメット用スピー
カ10(10L,10R)は、ライダーの耳を避けるよ
うに確保された各ライナー間の空間14で露出したヘル
メットシェル11の内側に、マジックテープ等の固定部
材により着脱自在に装着されている。
【0017】このように、本実施形態ではヘルメット用
スピーカ10を、ライナー121(あるいはインナ)の
ような、経年劣化の著しい弾性の内装材に固定するので
はなく、経年劣化を実質的に無視できる硬質のヘルメッ
トシェル11に固定するようにしたので、ヘルメット用
スピーカ10を強固かつ所望の姿勢で安定的に固定でき
るようになる。
【0018】図3は、前記ヘルメット用スピーカ10の
第1実施形態の構成を示した組み立て図、図4は、ヘル
メット用スピーカ10の平面図、図5は、図4のA−B
線に沿った断面図、図6は、図4のC−D線に沿った断
面図である。
【0019】本発明のヘルメット用スピーカ10は、例
えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)製等のピエゾフ
ィルムスピーカ201と、ピエゾフィルムスピーカ20
1を、その外縁部に沿って支持する枠体202と、ピエ
ゾフィルムスピーカ201を保護するラミネートフィル
ム203とを、図5に示したように積層して構成され
る。ラミネートフィルム203側の表面両端部には、当
該ヘルメット用スピーカ10を、前記ライナー121間
の空間部14で露出したヘルメットシェル内側へ着脱自
在に固定するためのマジックテープ204が被着されて
いる。ピエゾフィルムスピーカ201には電極配線20
5が接続されている。
【0020】前記枠体202は、ナイロン、ポリエチレ
ン、あるいはポリプロピレン等の耐湿性、耐衝撃性に優
れた樹脂、または耐湿コーティングを施した厚手の紙を
加工して形成される。
【0021】このように、本実施形態ではピエゾフィル
ムスピーカ201の外縁部を枠体202で固定的に支持
したので、ピエゾフィルムスピーカ201を所望の形
状、姿勢で固定的かつ安定的に支持でき、特性の揃った
ヘルメット用スピーカ10を提供できるようになる。
【0022】また、本実施形態ではピエゾフィルムスピ
ーカ201を所定(曲率半径が210〜360mm程
度)の湾曲形状で保持するために、図6に誇張して示し
たように、枠体202の長手方向に沿った断面形状が曲
率半径210〜360mmの湾曲状に形成されている。
なお、図5に示した短手方向に沿った断面形状は、平坦
であっても良いし、あるいは曲率半径が500mm程度
以上の僅かな湾曲状であっても良い。
【0023】このように、本実施形態によれば、ヘルメ
ット用スピーカの枠体202を湾曲状に形成することに
より、ピエゾフィルムスピーカ201を、主面の振動性
を損なう事なく所望の湾曲形状で固定的に支持すること
ができるので、高音質で十分な音圧の音声を安定的に出
力することができる。また、ヘルメット用スピーカ10
とヘルメット1との着脱をマジックテープ204により
行うようにしたので、複数のヘルメットを選択的に着用
する場合や、ヘルメットを買替えた場合などは、ヘルメ
ット用スピーカ10を簡単に付け替えることができる。
【0024】図7は、前記ヘルメット用スピーカ10の
第2実施形態の構成を示した組み立て図であり、図8
は、その断面図である。
【0025】本実施形態のヘルメット用スピーカは、ピ
エゾフィルムスピーカ201と、前記ピエゾフィルムス
ピーカ201を、その外縁部に沿って支持する枠体22
とにより構成され、ヘルメットシェル11の内側へは、
図示しないマジックテープを用いて、前記と同様に着脱
自在に装着される。
【0026】前記枠体22は、一対の枠体ピース22a
(シェル側),22b(耳側)を相互に嵌合させて構成
され、前記ピエゾフィルムスピーカ201は、その外縁
部を前記一対の枠体ピース22a,22bにより挟持あ
るいは多少の遊びをもって保持(遊嵌)される。
【0027】前記枠体ピース22aは、中心部に窓穴2
20が形成された枠体ピース本体221と、枠体ピース
本体221の4辺の各中央部に立設された4つの爪部2
22と、枠体ピース本体221の内側内周に沿って肉薄
に形成されたフィルム台座部223と、枠体ピース本体
221の外周部の一部を切り欠いて形成したリード線逃
げ部224とを含む。
【0028】前記枠体ピース22b(シェル側)は、中
心部に窓穴225が形成された枠体ピース本体226
と、枠体ピース本体226の4辺の各中央部に形成さ
れ、前記各爪部222が係合される4つの爪係合部22
7と、枠体ピース本体226の内側内周に沿って肉薄に
形成されたフィルム台座部228(図8)とを含む。
【0029】本発明のヘルメット用スピーカ10は、枠
体ピース22aのフィルム台座部223にピエゾフィル
ムスピーカ201を載置してリード線205をリード線
逃げ部224へ逃がし、枠体ピース22bを枠体ピース
22aに嵌合させ、枠体ピース22aの4つの爪部22
2を枠体ピース22bの4つの爪係合部227へ係合さ
せて相互に固定することで完成する。
【0030】なお、前記図7の組み立て図および図8の
断面図では明示していないが、図9の側面図において誇
張して示したように、枠体22(22a,22b)は、
相互に直交する2つの方向の少なくとも一方に湾曲して
おり、この結果、当該枠体22により保持されるピエゾ
フィルムスピーカ201も、枠体22と略同一の曲率半
径(理想的には、210〜360mm)で湾曲して支持
されることになる。換言すれば、枠体22を適宜に湾曲
させて構成することにより、ピエゾフィルムスピーカ2
01を任意の湾曲状態で支持することができる。
【0031】なお、ピエゾフィルムスピーカ201を湾
曲状態で支持する方法は上記に限らず、図10に示した
断面図のように、枠体22自身は平坦に形成し、フィル
ム台座部223の深さを変化させることで、ピエゾフィ
ルムスピーカ201が湾曲状に支持されるようにしても
良い。
【0032】本実施形態によれば、上記した第1実施形
態により得られる効果に加えて、以下のような特有の効
果が更に得られる。すなわち、本実施形態ではピエゾフ
ィルムスピーカ201を、相互に嵌合されて固定される
一対の枠体ピース22a,22bで挟持または保持する
ようにしたので、その組み立て作業が容易であり、生産
性が向上するのみならず、ユーザにとっても、ピエゾフ
ィルムスピーカ201が破損した場合等の交換が容易に
なる。
【0033】さらに、スピーカを装着しようとするヘル
メットの形状やサイズが異なるために枠体22を共有で
きないような場合であっても、適合する枠体22のみを
別途に購入してピエゾフィルムスピーカ201を付け替
えれば、1つのピエゾフィルムスピーカ201を複数の
ヘルメットで共用することができる。
【0034】なお、上記した各実施形態では、本発明の
ヘルメット用スピーカ10はヘルメットシェル11の内
側に直接固定するものとして説明したが、図11に示し
たように、適宜の厚みを有するスペーサ131を介して
固定すれば、ヘルメットのサイズや形状にかかわらず、
ヘルメット用スピーカ10をライダーの耳の近くに配置
することが可能になる。この結果、ヘルメットシェルへ
直接固定する場合に比べて、ライダーの体感する音圧レ
ベルをさらに大きくすることができる。
【0035】また、前記スペーサ131を設けて嵩上げ
する代わりに、図12に示したように、ヘルメットシェ
ル側の枠体ピース22aの厚みを厚くしても同様の効果
を得ることができる。すなわち、厚みの異なる枠体ピー
ス22aを複数用意し、スピーカを装着しようとするヘ
ルメットのサイズや形状に応じて最適な厚みの枠体ピー
ス22aを選択し、これを枠体ピース22bと組み合わ
せて用いれば良い。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が達
成される。
【0037】(1) 請求項1の発明によれば、ピエゾフィ
ルムスピーカを所望の形状、姿勢で固定的かつ安定的に
支持できるので、特性の揃ったヘルメット用スピーカを
提供できるようになる。
【0038】(2) 請求項2の発明によれば、ピエゾフィ
ルムスピーカを所望の湾曲形状で固定的かつ安定的に支
持できるので、高音質で十分な音圧レベルの得られるヘ
ルメット用スピーカを提供できるようになる。
【0039】(3) 請求項3の発明によれば、ピエゾフィ
ルムスピーカが一対の枠体ピースで保持あるいは挟持さ
れるので、その組み立て作業が容易になり、生産性が向
上するのみならず、ユーザにとっても、ピエゾフィルム
スピーカが破損した場合の交換が容易になる。また、ス
ピーカを装着しようとするヘルメットの形状やサイズが
異なるために枠体を共有できないような場合であって
も、適合する枠体のみを別途に購入してピエゾフィルム
スピーカを付け替えれば、1つのピエゾフィルムスピー
カを複数のヘルメットで共用することができる。
【0040】(4) 請求項4の発明によれば、ヘルメット
用スピーカが、ライナーあるいはインナのような経年劣
化の著しい弾性の内装材ではなく、経年劣化を実質的に
無視できる硬質のヘルメットシェルに固定されるので、
ヘルメット用スピーカを強固かつ所望の姿勢で安定的に
固定できるようになる。
【0041】(5) 請求項5の発明によれば、ヘルメット
へのヘルメット用スピーカの固定が、マジックテープ等
の着脱自在な固定部材を介して行われるので、複数のヘ
ルメットを選択的に着用する場合や、ヘルメットを買替
えた場合などでも、ヘルメット用スピーカを簡単に付け
替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスピーカ内蔵ヘルメットの第
1実施形態の断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明を適用したヘルメット用スピーカの第1
実施形態の組立図である。
【図4】ヘルメット用スピーカの第1実施形態の平面図
である。
【図5】ヘルメット用スピーカの第1実施形態の断面図
(その1)である。
【図6】ヘルメット用スピーカの第1実施形態の断面図
(その2)である。
【図7】本発明を適用したヘルメット用スピーカの第2
実施形態の組立図である。
【図8】ヘルメット用スピーカの第2実施形態の断面図
である。
【図9】ヘルメット用スピーカの第2実施形態の側面図
である。
【図10】ヘルメット用スピーカの第2実施形態の変形
例の断面図である。
【図11】本発明を適用したスピーカ内蔵ヘルメットの
第2実施形態の断面図である。
【図12】ヘルメット用スピーカの第2実施形態の変形
例の断面図である。
【符号の説明】
1…ヘルメット,10…ヘルメット用スピーカ,11…
ヘルメットシェル,12…ライナ,22…枠体,22
a,22b…枠体ピース,201…ピエゾフィルムスピ
ーカ,202…枠体,203…ラミネートフィルム,2
04…マジックテープ,205…リード線,223,2
28…フィルム台座部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応答して振動する主面をピエ
    ゾフィルムで構成されてヘルメット内部に装着されるヘ
    ルメット用スピーカにおいて、 ピエゾフィルムスピーカと、 中央部に開口を有する枠体とを具備し、 前記ピエゾフィルムスピーカは、その外縁部を前記枠体
    によって支持されたことを特徴とするヘルメット用スピ
    ーカ。
  2. 【請求項2】 前記枠体は、前記ピエゾフィルムスピー
    カを所定の湾曲形状に保持することを特徴とする請求項
    1に記載のヘルメット用スピーカ。
  3. 【請求項3】 前記枠体は、一対の枠体ピースを相互に
    嵌合させて構成され、前記ピエゾフィルムスピーカは、
    その外縁部を前記一対の枠体ピースにより保持されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のヘルメット用
    スピーカ。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    のヘルメット用スピーカをヘルメットシェルの内側に固
    定したことを特徴とするスピーカ内蔵ヘルメット。
  5. 【請求項5】 前記ヘルメット用スピーカが、着脱自在
    の固定部材を介してヘルメットシェルの内側に固定され
    たことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ内蔵ヘル
    メット。
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