JPH0674135U - 孫の手 - Google Patents

孫の手

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JPH0674135U
JPH0674135U JP014857U JP1485793U JPH0674135U JP H0674135 U JPH0674135 U JP H0674135U JP 014857 U JP014857 U JP 014857U JP 1485793 U JP1485793 U JP 1485793U JP H0674135 U JPH0674135 U JP H0674135U
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JP
Japan
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handle
hand
cartridge
grandchild
grip
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Pending
Application number
JP014857U
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English (en)
Inventor
常廣 福島
Original Assignee
株式会社エステート北栄
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛生的で機能的な孫の手を提供すること。 【構成】 孫の手は、主に、柄10と、カートリッジ1
6とからなる。前記0の先端には、掴み具12が取り付
けられている。掴み具12は内部が中空で一対の爪14
が間隔をおいて対向しており、掴み具12には爪14の
対向方向に弾性的に変形性および復元性をもたせてい
る。カートリッジ16は、基台18にブラッシ20を植
立させてなる。このブラッシ20が掻痒箇所を掻く部分
となる。基台18を爪14を含む掴み具12で把握する
ことにより、カートリッジ16が柄10に取り付けられ
て孫の手になる。また、掴み具12の弾性によって、柄
10からカートリッジ16の取り外しことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は孫の手の改良に係り、特に衛生的かつ機能的な構造を有する孫の手に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に知られている孫の手は、長状棒材である柄の先端に、人間の手に類似し た形状(以下、手形状部分という)を一体的に形成した構造となっている。そし て、この孫の手を使用する場合には、背中のような、手の届かない位置に生じた 掻痒箇所に対し、柄を持って孫の手を支持しつつ、手形状部分を掻痒箇所にあて 、掻く操作を実施している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の孫の手は、その使用に際しては以下のような問題点があ った。
【0004】 すなわち、まず、複数の使用者に対して孫の手がひとつしかない場合、その孫 の手を共用せざるを得ず、他者の皮膚に接触した部分を自己の皮膚にあてなくて はならなくなり、衛生上好ましくない。
【0005】 このような問題を解消するには、使用の都度、手形状部分を消毒することが考 えられるが、そうすると手数がかかる。
【0006】 また、従来の孫の手の場合、人体に接触する部分は手形状部分のみで、柄の部 分は必ずしも各人ごとに必要ではない。しかし、衛生上の問題を解消するため各 人ごとに専用の孫の手を用意するすると、従来の一体構造の孫の手では、柄の部 分がロスとなる。
【0007】 次に、従来の孫の手の手形状部分は、皮膚に接触する部分が線状であるため、 掻痒箇所への位置合わせに高い精度が要求され、位置合わせが容易にならないか 、あるいは掻痒箇所を確実に掻くことができなくなる恐れがあった。
【0008】 さらに、従来の孫の手の構造では、手形状部分を形成等する場合、複雑な工程 を実施せざるを得ず、製造工程が量産に適さない等の問題点があった。
【0009】 加えて、孫の手の携帯に際し、従来の一体構造では持ち運びに不便となる問題 点もあった。
【0010】 そこで、本考案は、上記各問題点を解決し、衛生的で機能的な構造を有する孫 の手を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案による孫の手は、一端に開閉 自在な掴み具を有する柄と、前記掴み具に着脱自在な基台に前記掴み具側から外 方向にブラシが植立されてなるカートリッジと、を備えたことを特徴とする。
【0012】 請求項2記載の柄は、複数の中空棒材を、外側中空棒材から長手方向に出没自 在に結合させた構造とすることが望ましい。
【0013】
【作用】
請求項1記載の考案による構成にあっては、従来の孫の手の手形状部分に相当 するカートリッジが柄から着脱自在なため、その交換が可能になる。従って、複 数の使用者は柄を共用しつつ、各自の使用の度にあらかじめ用意した自己専用の カートリッジを柄に装着して使用することが可能になる。
【0014】 また、皮膚に接触する部分がブラシ面形状であるため、掻痒箇所を含む皮膚面 に概略位置合わせし、適度な刺激で掻痒箇所を含む広い範囲に掻く操作を実施で きる。このため、ブラシ面の位置合わせ精度を高める必要がなく、容易で確実に 掻痒箇所を掻くことができる。
【0015】 請求項2記載の構成によると、柄の部分が全体として伸縮可能となり、カート リッジの離脱とともに柄の部分の縮小によるコンパクト化が実現される。
【0016】
【実施例】
以下、本考案について、図示の実施例を参照して説明する。
【0017】 図1は本考案の第1の実施例を示す斜視図であり、図1(A)が柄の部分を、 図1(B)がカードリッジ部分を、図1(C)が使用状態をそれぞれ示したもの である。また、同実施例は家庭用孫の手の例である。
【0018】 図1(A)において、符号10は長状の柄であり、この柄10の一端には掴み 具12が取り付けられている。掴み具12は、例えば弾性力のある金属平板でも って内部が中空形状に形成され、かつ図中下側にて一対の爪14が間隔をおいて 対向して突出させている。これにより、掴み具12は、爪14の対向方向に弾性 的に変形性および復元性を持つことになる。なお、前記柄10と掴み具12とを 含めた長手方向の長さは例えば48cm程度が好適である。また、柄10の厚さ は例えば1.5cm程度が使い易い。
【0019】 このような掴み具12に、図1(B)に示すカートリッジ16が装着されるよ うになっている。カートリッジ16は、基台18に、掻痒箇所を掻く部分である ブラシ20が植立させてある。このブラッシ20は、例えば4cm×1.1cm 程度の寸法を持たせることが望ましい。したがって、基台18は、ブラッシ20 の寸法よりやや大きな寸法を有している。
【0020】 上述した構造の実施例の使用方法について図1を参照して以下に説明する。
【0021】 この実施例を使用する場合には、まず、ブラシ20を下側として掴み具12で 基台18を把握させることにより、カートリッジ16が柄10に取り付け固定さ せる。これにより、図1(C)に示すような孫の手となる。
【0022】 そして、柄10を持って孫の手を支持しつつ、背中のような、手の届かない位 置に生じた掻痒箇所に対し、ブラッシ20の部分を掻痒箇所にあてて掻くことが できる。
【0023】 また、使用しない場合には、柄10の掴み具12からカートリッジ20を外し ておく。
【0024】 このように上述した実施例では、カートリッジ16が柄10に対して着脱自在 であるので、複数の使用者があっても、各自が自己専用のカートリッジ16を用 意して柄10に取り付けて使用することができる。したがって、孫の手の衛生性 を懸念することなく、安心して用いることができる。また、柄10は共用できる ので、使用者が複数であっても、柄をひとつのみ用意すればよく、柄10の材料 を節約できる。さらに、掻痒箇所を掻く部分が平面状のブラシ20なので、従来 に比べてその位置合わせに精度を要さず、適度な刺激で確実に掻痒箇所を掻くこ とができる。本実施例において、各部材は比較的単純な形状、構造なので、製造 工程が簡易化され、量産に適している。
【0025】 図2は本考案の第2の実施例を示す斜視図であり、図2(A)が柄の部分を、 図2(B)が柄にブラッシを取り付けた状態をそれぞれ示すものである。この実 施例は、携帯用孫の手の例である。
【0026】 本実施例は、図2(A)に示すように、柄10aは、3つの中空棒材100、 102、104を順に組み合わせて構成した点に特徴がある。すなわち、棒材1 00、102、104は、順に断面が小さくされており、各棒材を図中左側に引 き延ばした際、各結合部において棒材100と棒材102、棒材102と棒材1 04がそれぞれ嵌合して、全体として柄10aが形成される。反対に、各棒材1 00,102,104を図中右側に縮めれば、柄10aの長手方向長さは約1/ 3に縮小されることになる。各棒材の結合部の長さは、例えば約3cmとされて いる。また、棒材104の先端に掴み具12が、棒材100の先端にはクリップ 106が、それぞれ取り付けられている。掴み具12の長手方向長さは、例えば 1.1cmとされており、そのような掴み具12にカートリッジ16を装着した 状態を図2(B)に示す。本実施例において、棒材100、102、104の材 料は例えばプラスチックで構成すればよく、また掴み具12は例えばステンレス 製のものとしている。なお、同実施例において、掴み具12、カートリッジ16 等の、基本的な構成、機能、寸法、用途、効果等は第1の実施例と同様なので、 同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】 上記構成によると、第1の実施例によって示した作用効果の他、さらに、未使 用の際にカートリッジ16を掴み具12から取り外して柄10を縮小することに よりコンパクト化ができるとともに、棒材の材料から軽量化が実現される。
【0028】 そして、例えば図3に示すように、縮小した柄10aをクリップ106によっ て背広200のポケット202の縁204にとめ、かつカートリッジ16をポケ ット202内に収容する等して携帯することができる。これにより、利便性が向 上することになる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1記載の考案によれば、皮膚に接触するカートリッ ジを使用者各自の専用とすることができため、衛生的であり、かつ柄を共用する ため資源の節約ができる。また、上記考案によれば、掻痒箇所を掻く部分が面状 のブラシであるので、容易にかつ確実に掻痒箇所を掻くことができる。さらに、 上記考案によれば、構成部材が簡易な構造となり、生産性が向上される等の効果 がある。
【0030】 請求項2記載の構成によれば、コンパクト化が実現され、携帯性、機能性、利 便性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施例の使用例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 柄 10a 柄 12 掴み具 14 爪 16 カートリッジ 18 基台 20 ブラシ 100、102、104 中空棒材 106 クリップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開閉自在な掴み具を有する柄と、
    前記掴み具に着脱自在な形状とされ前記掴み具側から外
    方向にブラシが植立されたカートリッジと、を備えたこ
    とを特徴とする孫の手。
  2. 【請求項2】 前記柄は、複数の中空棒材を、外側中空
    棒材から長手方向に出没自在に結合させてなることを特
    徴とする請求項1記載の孫の手。
JP014857U 1993-03-29 1993-03-29 孫の手 Pending JPH0674135U (ja)

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JP014857U JPH0674135U (ja) 1993-03-29 1993-03-29 孫の手

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JP014857U JPH0674135U (ja) 1993-03-29 1993-03-29 孫の手

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JPH0674135U true JPH0674135U (ja) 1994-10-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4136221B2 (ja) * 1999-09-09 2008-08-20 本田技研工業株式会社 スピーカ内蔵ヘルメットおよびヘルメット用スピーカ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4136221B2 (ja) * 1999-09-09 2008-08-20 本田技研工業株式会社 スピーカ内蔵ヘルメットおよびヘルメット用スピーカ

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