JP2001085526A - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置

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JP2001085526A JP25659999A JP25659999A JP2001085526A JP 2001085526 A JP2001085526 A JP 2001085526A JP 25659999 A JP25659999 A JP 25659999A JP 25659999 A JP25659999 A JP 25659999A JP 2001085526 A JP2001085526 A JP 2001085526A
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insulating film
semiconductor
forming
semiconductor device
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Yuji Hara
雄次 原
Touta Yonetani
統多 米谷
紫濃 ▲高▼橋
Shino Takahashi
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Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WPP技術を用いた半導体装置においてヒュ
ーズの変形や断線不良を抑制または防止する。 【解決手段】 WPP技術を用いた半導体装置の製造工
程において、ヒューズ13を最上の配線層上の無機系絶
縁膜で構成される第1の表面保護膜8a上に直接接した
状態で形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造技術に関し、特に、ウエハプロセスを経て半導
体ウエハに形成された複数の半導体チップに対して、半
導体ウエハの状態のまま一括してパッケージ・プロセス
を施すウエハプロセスパッケージ(WaferProcess Pack
age;以下、WPPと略す)技術を用いた半導体装置お
よびその製造方法に適用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】WPPは、チップサイズパッケージを実
現できるので実装面積を縮小できる上、パッケージプロ
セスを複数の半導体チップに対して一括して行えるので
組立工程のコストを低減できる特徴がある。ところで、
このWPPにおいても、例えばDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)やSRAM等のようなメモリ製品に
おいては、歩留まり向上のため、不良ビットを冗長ビッ
トに置き換える救済処理が必須である。この救済処理
は、製造工程の可能な限り後段で行うのが効果的であ
る。この救済方式としては、例えばレーザあるいは電流
によりヒューズを切断することにより、アドレスを切り
換える方式が一般的に採用されている。
【0003】ヒューズの構造は、次の2つが一般的であ
る。1つは、半導体基板上の配線層の比較的下層にヒュ
ーズを形成する構造である。この構造は、ヒューズ材料
として、例えば電気抵抗の比較的大きな多結晶シリコン
や窒化チタン等を用いるもので、この構造においては、
ヒューズを切断した時に気化したガスを逃がして切断効
率を上げるためにヒューズの切断領域上の膜を薄くする
必要がある。このため、ヒューズの切断領域上の表面保
護膜、層間絶縁膜および配線を除去することにより配線
層に深い溝を設けた構造となる。もう1つは、半導体基
板の最上層にヒューズを形成する構造である。この構造
は、ヒューズ材料として、例えば配線形成用の導体膜や
バンプ下地用の導体膜を用いるものである。WPPにお
いてヒューズは、最上の保護用の樹脂膜上に接した状態
で形成される。
【0004】なお、ヒューズ材料として多結晶シリコン
膜を用いた技術については、例えばR.P.Cenke
r et al,“A Fault−Tolerant
64K Dynamic RAM”, '79IEDM
Digest of Technical Pape
r,pp.150,1979またはS.E.Schus
ter,“Multiple Word/Bit Li
ne Redundancy for Semicon
ductor Memories”,IEEESoli
d−State Circuits,SC−13,p
p.698−703,1978に記載がある。
【0005】また、ヒューズ材料としてバンプ下地金属
を用いた技術については、例えば特開平5−11465
5号公報に記載がある。
【0006】さらに、ヒューズ材料として配線金属を用
いた技術については、例えばR.A.Larson,
“A Silicon and Aluminum D
ynamic Memory Technolog
y”,IBM.J.Res.Develop.vol.
24,268−282(1980)またはB.F.Fi
tzgerald et al,“Circuit I
mplementationof Fusible R
edundant Adresses on RAMs
for Productivity Enhance
ment”,IBM.J.Res.Develop.v
ol.24,291−298(1980)に記載があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ヒュー
ズ技術においては、以下の課題があることを本発明者は
見出した。
【0008】まず、ヒューズを多結晶シリコンで形成す
る技術においては、その構造を持つ半導体チップを配線
基板上に実装しアンダーフィルを施した際に、ヒューズ
の形成領域に設けられた深い溝にアンダーフィルが充填
できず、その未充填部の境界に機械的応力が集中する結
果、加熱及び冷却を必要とする条件下において半導体チ
ップに機械的な破壊が生じ、半導体装置の歩留まりおよ
び信頼性が低下する課題がある。
【0009】また、ヒューズを半導体チップの最上層の
配線材料によって形成する技術においては、配線材料で
構成されるヒューズが低抵抗であるために、切断時に大
電流を要する結果、ヒューズ切断用の回路の面積が大き
くなり実用に適さない。バンプ下地金属をヒューズ材料
として用いることはヒューズの抵抗を大きくできるた
め、切断回路の小型化ができ実用的である。しかし、W
PPに適用する場合、バンプ下地金属をヒューズとする
と、そのヒューズが樹脂上に形成されることになる。こ
のような半導体チップを配線基板上に実装しアンダーフ
ィルを施すと、そのヒューズが、上記樹脂とアンダーフ
ィルとの間に挟まれる構造となる結果、ヒューズが熱応
力によって機械的に極めて変形し易い構造となる。これ
により、上記加熱及び冷却を必要とする条件下において
ヒューズの断線不良が生じ、冗長ビットのアドレスが変
化し不良となる。したがって、半導体装置の歩留まりが
低下する課題がある。
【0010】本発明の目的は、WPP技術を用いた半導
体装置においてヒューズの変形や断線不良を抑制または
防止することのできる技術を提供することにある。
【0011】また、本発明の目的は、WPP技術を用い
た半導体装置においてヒューズ形成領域における半導体
チップのクラックを抑制または防止することのできる技
術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】すなわち、本発明は、WPP技術を用いた
半導体装置の製造工程において、ヒューズを最上の配線
層上の無機系絶縁膜上に直接接した状態で形成する工程
を有するものである。
【0015】また、本発明は、WPP技術を用いた半導
体装置の製造工程において、ヒューズの切断または非切
断によって、半導体チップの各々に形成された第2の電
極の電位を設定する工程を有するものである。
【0016】また、本発明は、WPP技術を用いた半導
体装置の製造工程において、ヒューズの切断または非切
断によって、半導体チップの各々に形成された第2の電
極の機能を固定する工程を有するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、本実
施の形態においては、pチャネル型のMISFET(Me
tal Insulator Semiconductor Field Effect Transisto
r )をpMISと略し、nチャネル型のMISFETを
nMISと略す。
【0018】(実施の形態1)本実施の形態1は、WP
Pを用いた半導体装置の製造方法の一例を説明するもの
である。
【0019】まず、WPP技術を用いた半導体装置の製
造工程の概略を図1(a)〜(e)によって説明する。
図1(a)は、ウエハ・プロセス工程後の半導体ウエハ
1の平面図を模式的に示している。ここでウエハ・プロ
セスは、前工程ともいわれ、鏡面研磨を施した半導体ウ
エハの主面上に素子を形成し、配線層を形成し、表面保
護膜を形成した後、半導体ウエハに形成された複数の半
導体チップの各々の電気的試験をプローブ等により行え
る状態にするまでの工程を言う。
【0020】半導体ウエハ1は、例えば平面略円形状の
p型のシリコン単結晶等からなり、その主面には、例え
ば長方形状の複数の半導体チップ1Cが図1(a)の上
下左右方向に規則的に並んで配置されている。各半導体
チップ1Cの幅方向中央には、複数のボンディングパッ
ド2BP(第1の電極)が半導体チップ1Cの長手方向
に沿って並んで配置されている(センターパッド配
置)。このボンディングパッド2BPは、外部端子とも
いわれ、半導体チップ1Cに形成された素子や回路等の
電極を外部に引き出すための電極である。上記プローブ
等がボンディングパッド2BPに接触した状態で当てら
れて各半導体チップ1Cの電気的試験が行われる。
【0021】続く図1(b)は、再配線形成工程後の半
導体ウエハ1の平面図を模式的に示している。再配線
(配線パターン)3は、半導体チップ1Cのボンディン
グパッド2BPと、半導体チップ1Cを所定の配線基板
上に実装するためのバンプ電極等のような実装電極とを
電気的に接続する配線であって、ウエハ・プロセスの寸
法に律則されるボンディングパッド2BPと、パッケー
ジ・プロセスの寸法に律則される実装電極との寸法上の
整合をとるための配線である。すなわち、実装電極の寸
法(電極自体の寸法および隣接間隔等)は、配線基板側
の寸法に律則されるため、ボンディングパッド2BPの
寸法(パッド自体の寸法および隣接間隔等)よりも相対
的に大きな寸法が必要となる。このため、ウエハ・プロ
セスに律則される微細なボンディングパッド2BPをそ
のまま実装電極に使用することはできない。そこで、相
対的に大きな寸法の実装電極は、半導体チップ1Cの比
較的広い空き領域に配置し、その実装電極とボンディン
グパッド2BPとを再配線3によって電気的に接続する
ようにしてある。この再配線3は、表面保護膜上に形成
されたクロム等のような導体膜上に銅等のような導体膜
が積み重ねられてなり、その表面は、例えばポリイミド
樹脂等のような有機系絶縁膜によって被覆されている。
この有機系絶縁膜は最上の絶縁膜になる。最上の絶縁膜
をポリイミド樹脂等のような有機系絶縁膜としたのは、
最上の絶縁膜を無機系絶縁膜とすると半導体チップの取
り扱い(搬送等)時に絶縁膜にクラックが入り易くその
取り扱いが困難となるので、比較的軟らかい有機系絶縁
膜を最上層として半導体チップの取り扱いを容易にする
ためである。
【0022】続く図1(c)は、バンプ電極形成工程後
の半導体ウエハ1の平面図を模式的に示している。バン
プ電極(第2の電極)4は、例えば鉛−錫等からなる断
面突状の電極であり、上記再配線を覆う有機系絶縁膜上
に形成され、その有機系絶縁膜に形成された接続孔を通
じて再配線3と電気的に接続され、ボンディングパッド
2BPと電気的に接続されている。後述のヒューズ切断
処理は、この工程後に行う。すなわち、半導体ウエハ1
上の各半導体チップ1Cに対して電気的試験を行った
後、その試験結果に基づいて行う。
【0023】続く図1(d)は、ダイシング工程後の半
導体チップ1Cの平面図を示している。ダイシング工程
は、半導体ウエハ1から個々の半導体チップ1Cを切り
出す工程である。半導体チップ1Cは、半導体ウエハ1
から切り出された段階で既にCSP(Chip Size Packag
e )構造となっている。図2は上記センターパッド配置
構造の半導体チップ1Cの拡大平面図を示している。ボ
ンディングパッド2BPは、半導体チップ1Cの中央に
直線上に並んで配置され、再配線3を通じてバンプ電極
4と電気的に接続されている。また、図3は四辺パッド
配置構造の半導体チップ1Cの角部の拡大平面図を示し
ている。この場合、ボンディングパッド2BPは、半導
体チップ1Cの四辺近傍にその四辺に沿って複数個並ん
で配置されている。各ボンディングパッドBP2は、半
導体チップ1Cの主面上に配置されたバンプ電極4と再
配線3を通じて電気的に接続されている。
【0024】続く図1(e)は、半導体チップ実装工程
後の半導体装置の断面図である。これは、例えばマルチ
チップモジュール構造の半導体装置を示したもので、配
線基板5の主面上には、複数の半導体チップ1C(CS
P)が、半導体チップ1Cの主面と配線基板5の主面と
の間に充填材(アンダーフィル)6を介在させ、半導体
チップ1Cのバンプ電極4を配線基板5の配線に接続さ
せた状態で実装されている。充填材6は、例えば低温加
熱硬化型エポキシ系樹脂からなる。
【0025】次に、本実施の形態1の半導体装置の製造
工程を図4〜図10によって詳細に説明する。なお、図
4〜10において符号Bはバンプ電極形成領域を示し、
符号Fはヒューズ形成領域を示している。
【0026】図4に示す半導体ウエハ1の主面における
半導体チップ1Cの形成領域には、例えばpMIS、n
MISおよび情報記憶素子(例えばキャパシタ)等のよ
うな所定の集積回路素子が形成されている。また、半導
体ウエハ1の各半導体チップ1Cの形成領域上には配線
層Lが形成されている。配線層Lは、層間絶縁膜と配線
層とが交互に積み重ねられて形成されている。図4に
は、例えば酸化シリコン膜からなる層間絶縁膜7上に形
成された最上の配線層のボンディングパッド2BPおよ
びヒューズ電極2Fのみが示されている。ボンディング
パッド2BPおよびヒューズ電極2Fは、例えばアルミ
ニウムまたはアルミニウム−シリコン−銅合金からな
り、同一工程時にパターニングされている。なお、ヒュ
ーズ電極2F,2Fは互いに電気的に分離されている。
【0027】層間絶縁膜7上には、表面保護膜8が形成
されており、これによって最上の配線層(例えばボンデ
ィングパッド2BPおよびヒューズ電極2F)が覆われ
ている。表面保護膜8は、第1の表面保護膜(第1の無
機系絶縁膜)8aと、その上の第2の表面保護膜(第1
の有機系絶縁膜)8bとによって形成されている。第1
の表面保護膜8aは、例えばTEOS(Tetraethoxyort
hosilane)ガスを用いたプラズマCVD(Chemical Vap
or Deposition )法で形成された酸化シリコン膜上に、
例えばプラズマCVD法で形成された窒化シリコン膜が
積み重ねられて形成されている。第2の表面保護膜8b
は、例えばポリイミド樹脂からなる。
【0028】バンプ電極形成領域Bの表面保護膜8に
は、ボンディングパッド2BPの上面一部が露出するよ
うな接続孔9aが形成されている。接続孔9aにおいて
第2の表面保護膜8bに形成された部分の側面は順テー
パ状に形成されている。一方、ヒューズ形成領域Fの第
2の表面保護膜8bには、部分的に除去されて第1の表
面保護膜8aの一部が露出されるような開口領域10が
形成されている。この開口領域10の側面も順テーパ状
に形成されている。そして、その開口領域10から露出
する第1の表面保護膜8aには、ヒューズ電極2F、2
Fの上面一部が露出するような接続孔9b,9bがそれ
ぞれ形成されている。
【0029】まず、図5に示すように、このような半導
体ウエハ1上に、例えばクロム等からなる導体膜11
a、銅等からなる導体膜11bおよびクロム等からなる
導体膜11cを下層から順にスパッタリング法等によっ
て堆積した後、これをフォトレジスト膜をマスクとした
エッチング技術によってパターニングする。これによ
り、バンプ電極形成領域Bにおいては再配線形成用の導
体膜11a〜11cを残すが、ヒューズ形成領域Fにお
いては導体膜11aのみを残しそれ以外を除去する。最
下層の導体膜11aは、例えば銅の拡散抑制または防止
機能および導体膜11bとポリイミド樹脂からなる第2
の表面保護膜8bとの接着性を向上させる機能を有する
膜であり、その厚さは薄く、例えば100nm程度であ
る。導体膜11bの厚さは、例えば3,000nm程度
である。導体膜11cの厚さは、例えば100nm程度
である。ただし、導体膜11a、11cは、クロムに限
定されるものではなく種々変更可能であり、例えばチタ
ン、チタンタングステン、窒化チタンまたはタングステ
ンを用いることもできる。なお、この段階において、バ
ンプ電極形成領域Bに残された導体膜11a〜11c
は、接続孔9aを通じてボンディングパッド2BPと電
気的に接続されている。また、ヒューズ形成領域Fに残
された導体膜11aは、接続孔9b、9bを通じてヒュ
ーズ電極2F,2Fと電気的に接続されている。
【0030】続いて、図6に示すように、ヒューズ形成
領域Fに、ヒューズ形成用のフォトレジスト膜12aを
形成した後、これをエッチングマスクとして、そこから
露出するクロム等からなる導体膜11a、11cを選択
的にエッチング除去することにより、バンプ電極形成領
域B側に再配線3を形成し、かつ、ヒューズ形成領域F
にヒューズ13を形成する。再配線3は、例えば導体膜
11a、11bの積層膜からなり、接続孔9aを通じて
ボンディングパッド2BPと電気的に接続されている。
また、ヒューズ13は、例えばDRAMやSRAM等の
ようなメモリ製品における冗長回路を構成するものあ
る。ここでは、ヒューズ13が、導体膜11aのみから
なり、接続孔9bを通じてヒューズ電極2F,2Fに電
気的に接続されている。すなわち、ヒューズ電極2F,
2F間はヒューズ13によって電気的に接続されてい
る。本実施の形態1においては、ヒューズ13が、その
下面を無機系絶縁膜からなる層間絶縁膜7に直接接触さ
せた状態で形成されている。このため、熱によってヒュ
ーズ13に加わる機械的ストレスを緩和することができ
るので、切断を必要としないヒューズ13の変形不良や
断線を抑制または防止することが可能となっている。し
たがって、不良メモリアドレスの書き込み信頼性を向上
させることができ、不良メモリ救済の安定性を向上させ
ることができるので、メモリを有する半導体装置の歩留
まりおよび信頼性を向上させることが可能となる。ま
た、ヒューズ13を構成する導体膜11aは、上記した
ように薄く抵抗を高くすることができるので、ヒューズ
切断用の回路の面積の増大させることなく、その電気的
な切断処理を容易にすることができる。
【0031】その後、フォトレジスト膜12aを図7に
示すように除去した後、図8に示すように、半導体ウエ
ハ1上に、例えば感光性のポリイミド樹脂からなる封止
樹脂膜(第2の有機系絶縁膜)14を塗布し、封止樹脂
膜14自体に露光・現像処理を施すことで封止樹脂膜1
4に接続孔15を形成する。この接続孔15からは再配
線3の上面の一部が露出されている。本実施の形態1に
おいては、ヒューズ13の表面が、封止樹脂14に直接
接触した状態で封止樹脂14によって覆われている。し
かし、封止樹脂14を構成するポリイミド樹脂は、酸化
シリコン膜等に比べて密度が小さいため、ヒューズ切断
時のガス放出の妨げにならない。
【0032】次いで、接続孔15内を含む封止樹脂膜1
4上に、例えば厚さ100nm程度のクロム等、厚さ4
00nm程度のニッケル−銅合金等および厚さ100n
m程度の金等を下層から順にスパッタリング法等によっ
て堆積した後、これをフォトレジスト膜をエッチングマ
スクとしたエッチング処理によってパターニングするこ
とにより、バンプ下地金属パターン16を形成する。バ
ンプ下地金属パターン16は、例えば平面円形状に形成
され、接続孔15を通じて再配線3と電気的に接続され
ている。なお、上記図1(b)は、この工程後の半導体
ウエハ1の平面図を示している。
【0033】続いて、例えばメタルマスクを用いてバン
プ下地金属パターン16上に、例えば鉛−錫合金等から
なる半田ペーストを印刷した後、半導体ウエハ1に対し
て半田リフロ処理を施すことにより、図9に示すよう
に、バンプ下地金属パターン16上にバンプ電極4を形
成する。このバンプ電極形成工程の際、ヒューズ13は
封止樹脂14によって覆われ保護されているので、障害
は生じない。なお、上記図1(c)は、この工程後の半
導体ウエハ1の平面図を示している。また、ヒューズ1
3の切断処理は、バンプ電極4の形成工程後であって、
半導体チップ1Cを切り出す工程前に、半導体ウエハ1
上の各半導体チップ1Cに対して電気的試験を行った
後、その試験結果に基づいて行う。
【0034】その後、半導体ウエハ1から個々の半導体
チップ1Cを切り出した後、図10に示すように、半導
体チップ1Cを配線基板5上に実装する。半導体チップ
1Cのバンプ電極4は、配線基板5のランド17と電気
的に接続されている。また、半導体チップ1Cの主面と
配線基板5の主面との間には充填材6が介在されてい
る。本実施の形態1においては、ヒューズ形成領域Bの
断面形状がなだらかなのでヒューズ形成領域Bにおいて
充填材6にボイドが形成されることがない。このため、
温度サイクル試験等のような加熱条件を必要とする試験
時に充填材6のボイド形成部に熱による機械的応力が集
中し半導体チップ1Cに機械的な破壊が生じる不具合を
抑制または防止できる。したがって、半導体装置の歩留
まりおよび信頼性を向上させることが可能となってい
る。
【0035】次に、本実施の形態1の半導体装置の冗長
救済処理について説明する。図11は、冗長救済シーケ
ンスを示している。まず、例えば図1(c)で示した段
階において、半導体ウエハ1上の各半導体チップ1Cに
対してファンクションテストを行う(工程100)。続
いて、そのテスト結果に基づいてメモリの救済が必要か
否かについて判断する(工程101)。この際、救済が
必要な場合には、救済が必要なメモリのアドレスをRO
Mコードに記憶する(工程102)。その後、そのRO
Mコードに基づいて半導体ウエハ1の救済を必要とする
メモリセルアレイを持つ半導体チップ1CのヒューズR
OMにおけるヒューズを切断し、不良メモリのアドレス
を書き込む(工程103)。その後、再び、半導体ウエ
ハ1上の半導体チップ1Cに対してファンクションテス
トを施す。
【0036】次に、本実施の形態1の半導体装置の冗長
回路動作を図12によって説明する。図12は、例えば
DRAMにおける回路構成を示している。正規のメモリ
セルアレイ18aに不良メモリが存在する場合には、上
記したように不良メモリのアドレスをヒューズROM1
8b1,18b2に書き込む。その書き込みは、上記し
たヒューズ13(図7等参照)の切断によって行う。ヒ
ューズ13の切断方法は、例えばヒューズ13に大電流
を流すことで行う。ただし、ヒューズ13にレーザを照
射することで切断することもできる。
【0037】このようにすることで回路動作としては、
例えば次のようになる。すなわち、この状態でDRAM
の入力にアドレス信号が入力されると、その入力アドレ
ス信号はアドレス比較回路18c1,18c2において
ヒューズROM18b1,18b2内に書き込まれた不
良メモリのアドレスと比較される。その結果、入力アド
レス信号が不良メモリのアドレスと一致する場合、その
入力アドレス信号は、駆動信号切換回路18d1,18
d2によって予備列デコーダ回路18e1および予備行
デコーダ回路18e2に伝送され、予備列メモリ18f
1および予備行メモリ18f2を駆動する。一方、入力
アドレス信号が不良メモリのアドレスと一致しな場合、
その入力アドレス信号は、駆動信号切換回路18d1,
18d2によって列デコーダ回路18g1および行デコ
ーダ回路18g2に伝送され、正規のメモリセルアレイ
18aのメモリを駆動する。
【0038】(実施の形態2)本実施の形態2において
は、前記実施の形態1とは異なる再配線の形成方法およ
びヒューズの構造について説明する。
【0039】まず、前記実施の形態1の説明で用いた図
4の半導体ウエハ1上に、図13に示すように、導体膜
11aをスパッタリング法等によって堆積した後、その
上に、再配線形成領域のみが露出され、それ以外が覆わ
れるようなメッキマスク膜19を形成する。続いて、そ
のメッキマスク膜19から露出する導体膜11a上に、
例えば銅およびニッケルを下層から順に電解メッキ法等
によって形成することにより、再配線3を形成する。再
配線3をメッキ法によってパターニングするので配線の
微細化が可能となる。また、ヒューズ形成領域Fはメッ
キマスク膜19によって覆われているのでメッキ処理の
影響を受けない。その後、メッキマスク膜19を除去し
た後、図14に示すように、ヒューズ形成領域Fの導体
膜11a上にヒューズ形成用のフォトレジスト膜12a
を形成する。続いて、そのフォトレジスト膜12aをエ
ッチングマスクとし、かつ、再配線3の最上層のニッケ
ル層をマスクとして、それらから露出する導体膜11a
を選択的にエッチングすることにより、ヒューズ13を
形成する。ヒューズ13は、前記実施の形態1と同様
に、無機系絶縁膜からなる第2の表面保護膜8bに直接
接触した状態で形成されている。したがって、前記実施
の形態1と同様の効果が得られる。
【0040】次いで、フォトレジスト膜12aを図15
に示すように除去した後、図16に示すように、半導体
ウエハ1上に、例えば感光性のポリイミド樹脂からなる
封止樹脂14を前記実施の形態1と同様に塗布する。続
いて、前記実施の形態1と同様に、封止樹脂14に、再
配線3の一部が露出するような接続孔15を形成する。
続いて、前記実施の形態1と同様に、封止樹脂14に、
再配線3の一部が露出するような接続孔15を形成した
後、金のフラッシュメッキを施し、さらに、その上にバ
ンプ電極4を形成する。その後、前記実施の形態1と同
様に、半導体ウウエハ1から、半導体チップ1Cを切り
出し、配線基板に実装する。
【0041】本実施の形態2においては、前記実施の形
態1で得られた効果の他に以下の効果を得ることができ
る。すなわち、配線パターンが微細化できるため、再配
線の自由度が向上する。また、再配線3のニッケル層
が、再配線3の銅とバンプ電極4の錫との間の拡散バリ
アとなるため、バンプ下地金属パターンを形成する工程
が削除できる。これにより、工程の簡略化が可能とな
る。
【0042】(実施の形態3)本実施の形態3において
は、前記実施の形態1とは異なる再配線の形成方法につ
いて説明する。
【0043】まず、前記実施の形態1の説明で用いた図
4の半導体ウエハ1上に、図17に示すように、導体膜
11aをスパッタリング法等によって堆積した後、その
上に、前記実施の形態1または実施の形態2と同様にし
て、再配線形成用の導体膜11b、11dをパターニン
グする。導体膜11dは、バンプ下地金属としての機能
を有しており、例えばニッケル−銅合金上に金が被着さ
れてなる。続いて、図18に示すように、ヒューズ形成
領域Fに、ヒューズ形成用のフォトレジスト膜12aを
形成した後、フォトレジスト膜12aおよび導体膜11
dをエッチングマスクとして、そこから露出するクロム
等からなる導体膜11aを選択的にエッチング除去する
ことにより、バンプ電極形成領域B側に再配線3を形成
し、かつ、ヒューズ形成領域Fにヒューズ13を形成す
る。その後、フォトレジスト膜12aを図19に示すよ
うに除去した後、図20に示すように、半導体ウエハ1
上に、封止樹脂膜14を塗布し、前記実施の形態1,2
と同様にして封止樹脂膜14に接続孔15を形成する。
この接続孔15の底面からは導体膜11dが露出されて
いる。本実施の形態3においては、同時にヒューズ形成
領域Fにおける封止樹脂14に開口領域20を形成し、
ヒューズ13の全体表面を露出させる。このように、ヒ
ューズ13を露出させることにより、ヒューズ13を電
気的に切断する際、ヒューズ13を構成する導体膜11
aが気化した時に逃げやすくなる結果、ヒューズ13の
切断処理を容易にでき、ヒューズ13の切断効率を向上
させることが可能となる。ただし、ヒューズ13の切断
領域のみを封止樹脂14から露出させるようにしても良
い。その場合、ヒューズ13が露出される開口領域をそ
の内部に後述の充填材が良好に入り込むような大きさに
形成する。続いて、図21に示すように、前記実施の形
態1,2と同様にして、再配線3を構成する導体膜11
d上にバンプ電極4を形成する。その後、前記実施の形
態1、2と同様に、半導体ウエハ1から半導体チップ1
Cを切り出して、図22に示すように、配線基板5上に
実装する。本実施の形態3においては、半導体チップ1
Cを配線基板5上に実装すると、非切断のヒューズ13
(切断処理を必要としないヒューズ13)の表面が充填
材6によって覆われ保護されるので、非切断のヒューズ
13の信頼性を確保することが可能となる。
【0044】(実施の形態4)本実施の形態4において
は、本発明の技術思想をPLA(Programmable LogicAr
ray)に適用した場合を説明する。図23は、FPLA
(Field PLA )の回路図を示している。PLAは、半導
体チップ上の特定の位置に用意されているプログラミン
グポイントをプログラムすることにより所定の論理を構
成する半導体装置であり、任意の論理関数を、アレイ状
に規格化された構造上で、ANDアレイ(論理積)とO
Rアレイ(論理和)との2段階で実現する。本実施の形
態4においては、、プログラミング・ポイントをヒュー
ズ13によって構成する。すなわち、所定のヒューズ1
3を切断することにより、所定の論理をプログラミング
するものである。ヒューズ13の構造は、前記実施の形
態1〜3で説明したのと同じである。
【0045】本実施の形態4においては、前記実施の形
態1〜3で得られた効果の他に、以下の効果を得ること
が可能となる。すなわち、切断を要しないヒューズ13
の変形や切断を抑制または防止できるので、そのヒュー
ズ13の変形や切断に起因するプログラミングの誤り発
生を低減または無くすことができる。
【0046】(実施の形態5)本実施の形態5において
は、WPP技術を用いた半導体装置の製造方法において
パッド(バンプ電極)の機能を固定する技術について説
明するものである。
【0047】WPP技術を用いない通常の半導体装置の
製造方法においては、半導体ウエハから半導体チップを
切り離した後、所定のボンディングパッドを、ボンディ
ングワイヤによって高電位の電源配線または低電位の電
源配線に電気的に接続することによって、そのボンディ
ングパッドの機能を固定することが行われている。これ
により、例えばDRAM等においては、ワード・ビット
構成をボンディングワイヤ工程によって種々の構成に設
定することが行われている。しかし、WPP技術におい
ては、ボンディングワイヤ工程が無いので、そのような
パッド機能固定ができない。したがって、ウエハプロセ
スの段階においてパッドの機能を固定しなければなら
ず、柔軟な対応ができないという問題がある。そこで、
本実施の形態5においては、そのパッド機能の固定工程
をヒューズの切断によって行うようにしたものである。
図24(a)は、本実施の形態5の工程を示し、(b)
はWPP技術を用いない通常の半導体装置の製造工程を
比較のために示している。
【0048】本実施の形態5においては、半導体ウエハ
の各半導体チップに対して前記したようにファンクショ
ンテストを施し、各半導体チップの良否を判定した後
(工程200)、ヒューズの切断工程に移行する(工程
201)。このヒューズの切断工程においては、上記メ
モリを有する半導体装置であれば、不良メモリの救済の
ためのヒューズ切断工程を行い、かつ、上記パッド機能
の固定のためのヒューズ切断を行う。その後、前記実施
の形態1で説明したのと同様に、半導体ウエハから各半
導体チップを切り離し(工程202)、実装工程(工程
203)に移行する。なお、WPP技術を用いない場合
は、図24(b)に示すように、ファンクションテスト
工程(工程300)、ダイシング工程(工程301)、
ダイボンディング工程(工程302)を経た後、ワイヤ
ボンディング工程(工程303)においてパッド機能を
固定する。その後、モールド工程(工程304)、モジ
ュール実装工程(工程305)に移行する。
【0049】本実施の形態5によれば、WPP技術を用
いる半導体装置においてもパッドの機能固定が可能とな
る。したがって、その半導体装置の製造工程における機
能変更の柔軟性を向上させることが可能となる。また、
本実施の形態5においては、図24に示すように、WP
P技術を用いない場合におけるパッド機能固定に関わる
半導体装置の製造工程と比較して、工程数を低減でき
る。
【0050】図25(a),(b)は、パッド機能の固
定処理を具体的に示した説明図である。図25(a)は
固定処理前、(b)は処理後を示し、この処理の仕方
(ヒューズ切断の仕方)によって、例えばDRAMのワ
ードビット構成を変更できる構成になっている。
【0051】図25(a)の段階においては、所定のボ
ンディングパッド2BPが、ヒューズ13a1 、13b
1 を通じて高電位側の電源配線21A、低電位側の電源
配線21Bの両方に電気的に接続されている。高電位
は、例えば3.3V程度、低電位は、例えば0(零)Vで
ある。また、他のボンディングパッド2BPは、ヒュー
ズ13cを通じて高電位の電源配線21Aと電気的に接
続されている。
【0052】このような状態において、例えば図25
(b)に示すように、例えばヒューズ13a1 を切断す
ることにより、ボンディングパッド2BPを低電位の電
源配線21Bに電気的に接続し、そのボンディングパッ
ド2BPに電気的に接続されるバンプ電極4を低電位
(すなわち、ロウ(Low;以下、Lと略す)レベル)
に固定する。ヒューズ13b1 を切断した場合、バンプ
電極4は高電位(すなわち、ハイ(High;以下、H
と略す)レベル)に固定される。このように、本実施の
形態5においては、ヒューズ13a1 、13b1 のいず
れかを切断し、バンプ電極4のL,Hレベルのいずれか
に固定することにより、例えばDRAMであればそのワ
ード・ビット構成を変更することができる。
【0053】本実施の形態5のヒューズ13a1 〜13
cの構造は、前記実施の形態1〜3によって説明したも
のと同じ構造とすることができるが、これに限定される
ものではない。例えばMISFETのゲート電極を形成
する低抵抗ポリシリコンによってそれと同じ配線層にヒ
ューズ13a1 〜13cを形成することもできる。ま
た、前記封止樹脂膜14上に直接接した状態でヒューズ
13a1 〜13cを形成する構造としても良い。
【0054】(実施の形態6)本実施の形態6は、前記
実施の形態5の変形例を説明するもので、半導体チップ
の種類等を、ヒューズの状態によって電気的に判断およ
び選別することを可能としたものである。
【0055】例えば図26(a)〜(c)は、例えばW
PP技術によって製造されたDRAMの動作速度をヒュ
ーズの状態によって電気的に判断および選別できるよう
にした場合を説明するための説明図である。
【0056】図26(a)は、例えば第1動作速度を持
つDRAMのヒューズの状態を示している。ここでは、
例えばバンプ電極4a、4bが、それぞれ再配線3,ボ
ンディングパッド2BPおよびヒューズ13a1 、13
b1 を介して両方とも低電位の電源配線21Bと電気的
に接続されており、13a2 ,13b2 は切断されてい
る。したがって、バンプ電極4a、4bをプローブ等で
測定すると、「L」,「L」の電位の情報を得ることが
できる。すなわち、バンプ電極4a、4bの電位が
「L」、「L」であれば、その半導体チップは第1動作
速度の半導体チップであることが分かる。
【0057】また、図26(b)は、例えば第2動作速
度を持つDRAMのヒューズの状態を示している。ここ
では、ヒューズ13a1 及び13b1 が切断されている
ので、バンプ電極4a、4bをプローブ等で測定する
と、「H」,「L」の電位の情報を得ることができる。
すなわち、バンプ電極4a、4bの電位が「H」、
「L」であれば、その半導体チップは第2動作速度の半
導体チップであることが分かる。
【0058】さらに、図26(c)は、例えば第3動作
速度を持つDRAMのヒューズの状態を示している。こ
こでは、ヒューズ13a1 、13b1 の両方が切断され
て、バンプ電極4a、4bをプローブ等で測定すると、
13a2 、13b2 を通して「H」,「H」の電位の情
報を得ることができる。すなわち、バンプ電極4a、4
bの電位が「H」、「H」であれば、その半導体チップ
は第3動作速度の半導体チップであることが分かる。本
実施の形態6においてもヒューズ13a1 、13b1 の
構造は、前記実施の形態5の場合と同じである。
【0059】このように、本実施の形態6によれば、半
導体チップの動作速度を、電気的に判断および選別する
ことができる。また、上記の例では、DRAMの動作速
度の判断および選別を可能とした場合について説明した
が、これに限定されるものではなく種々変更可能であ
り、例えば半導体装置の種類、電気的特性、どのプロセ
スまたはどの半導体ウエハで製造されたものか等を電気
的に判断および選別することもできる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1〜6に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0061】例えば半導体ウエハは単結晶シリコンの単
体構造で構成されるものに限定されるものではなく、例
えば絶縁層上に半導体層を設けてなる、いわゆるSOI
(silicon On Insulator)基板や半導体ウエハの表面に
エピタキシャル層を設けてなる、いわゆるエピタキシャ
ルウエハを用いても良い。
【0062】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるDRA
MまたはSRAMに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、例えばメモリ回路と論
理回路とを同一半導体基板に設けている混載型の半導体
装置にも適用できる。また、前記実施の形態6の技術
は、例えばマイクロプロセッサ等のような論理回路を有
する半導体装置をWPP技術によって製造する場合にも
適用できる。
【0063】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0064】(1).本発明によれば、WPP技術を用いた
半導体装置において切断を要しないヒューズの変形や断
線不良を抑制または防止することことが可能となる。
【0065】(2).本発明によれば、WPP技術を用いた
半導体装置においてヒューズ形成領域における半導体チ
ップのクラックを抑制または防止することが可能とな
る。
【0066】(3).上記(1) 、(2) により、WPP技術を
用いた半導体装置の歩留まりおよび信頼性を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の一実施の形態である
半導体装置の製造工程中における半導体ウエハの平面
図、(d)はその半導体ウエハから切り出された半導体
チップの平面図、(e)はその半導体チップを配線基板
上に実装した状態を示す説明図である。
【図2】図1の半導体装置の製造工程によって製造され
た半導体チップの平面図である。
【図3】図1の半導体装置の製造工程によって製造され
た他の半導体チップの要部平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体装置の製造
工程中における半導体ウエハの要部断面図である。
【図5】図4に続く半導体装置の製造工程中における半
導体ウエハの要部断面図である。
【図6】図5に続く半導体装置の製造工程中における半
導体ウエハの要部断面図である。
【図7】図6に続く半導体装置の製造工程中における半
導体ウエハの要部断面図である。
【図8】図7に続く半導体装置の製造工程中における半
導体ウエハの要部断面図である。
【図9】図8に続く半導体装置の製造工程中における半
導体ウエハの要部断面図である。
【図10】図9に続く半導体装置の製造工程中における
要部断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態の半導体装置の冗長救
済におけるシーケンスを示すフロー図である。
【図12】本発明の一実施の形態の半導体装置の冗長回
路構成を説明するための回路図である。
【図13】本発明の他の実施の形態である半導体装置の
製造工程中における半導体ウエハの要部断面図である。
【図14】図13に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図15】図14に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図16】図15に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図17】本発明のさらに他の実施の形態である半導体
装置の製造工程中における半導体ウエハの要部断面図で
ある。
【図18】図17に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図19】図18に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図20】図19に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図21】図20に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図22】図21に続く半導体装置の製造工程中におけ
る半導体ウエハの要部断面図である。
【図23】本発明のさらに他の実施の形態である半導体
装置の要部回路図である。
【図24】(a)は本発明の半導体装置の製造工程のフ
ロー図であり、(b)はWPP技術を用いない通常の半
導体装置の製造工程のフロー図である。
【図25】(a),(b)は図24の半導体装置の製造
工程を説明するための半導体ウエハの要部拡大平面図で
ある。
【図26】(a)〜(c)は図24の半導体装置の製造
工程の変形例を説明するための半導体ウエハの要部拡大
平面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 1C 半導体チップ 2BP ボンディングパッド(第1の電極) 2F ヒューズ電極 3 再配線(配線パターン) 4 バンプ電極(突起電極) 5 配線基板 6 充填材 7 層間絶縁膜 8 表面保護膜 8a 第1の表面保護膜(第1の無機系絶縁膜) 8b 第2の表面保護膜(第1の有機系絶縁膜) 9a、9b 接続孔 10 開口領域 11a〜11c 導体膜 12a フォトレジスト膜 13,13a1 ,13b1 ,13a2 ,13b2 ヒュ
ーズ 14 封止樹脂(第2の有機系絶縁膜) 15 接続孔 16 バンプ下地金属パターン 17 ランド 18a 正規のメモリセルアレイ 18b1,18b2 ヒューズROM 18c1,18c2 アドレス比較回路 18d1,18d2 駆動信号切換回路 18e1 予備列デコーダ回路 18e2 予備行デコーダ回路 18f1 予備列メモリ 18f2 予備行メモリ 18g1 列デコーダ回路 18g2 行デコーダ回路 19 メッキマスク膜 20 開口領域 21A 高電位の電源配線 21B 低電位の電源配線 B バンプ電極形成領域 F ヒューズ形成領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/12 L (72)発明者 米谷 統多 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 ▲高▼橋 紫濃 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5F061 AA01 BA03 CA05 5F064 AA07 BB13 FF02 FF04 FF27 FF42 FF45

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体ウエハに複数の半導体チッ
    プを形成する工程、(b)前記複数の半導体チップに対
    して、半導体ウエハの状態のまま一括してパッケージ・
    プロセスを施す工程を有し、 前記(a)工程は、(a1 )前記半導体ウエハの複数の
    半導体チップに素子を形成する工程、(a2 )前記半導
    体ウエハの複数の半導体チップ上に配線層を形成する工
    程、(a3 )前記半導体ウエハ上に、前記配線層の最上
    の配線層に形成された第1の電極を覆う第1の無機系絶
    縁膜を形成する工程を有し、 前記(b)工程は、(b1 )前記第1の無機系絶縁膜上
    に第1の有機系絶縁膜を形成する工程、(b2 )前記複
    数の半導体チップの各々においてヒューズ形成領域の第
    1の有機系絶縁膜を除去することにより、前記第1の無
    機系絶縁膜を露出させる工程、(b3 )前記第1の有機
    系絶縁膜上に、第1の導体膜および第2の導体膜の積層
    膜からなる配線パターンを形成し、かつ、前記第1の無
    機系絶縁膜上に接した状態で前記第1の導体膜をパター
    ニングしてなるヒューズを形成する工程を有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記(b)工程後、(c)前記配線パターンを覆う第2
    の有機系絶縁膜を形成する工程、(d)前記第2の有機
    系絶縁膜に配線パターンの一部が露出する孔を形成した
    後、その孔を通じて電気的に接続される第2の電極を形
    成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記(d)工程後、(e)前記半導体ウエハから複数の
    半導体チップを切り出す工程、(f)前記半導体チップ
    の第2の電極形成面と配線基板との間に充填材を介在さ
    せた状態で、前記半導体チップを前記第2の電極を介し
    て配線基板上に実装する工程を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の半導体装置の製
    造方法において、前記ヒューズは、その表面に前記第2
    の有機系絶縁膜が接した状態で第2の有機系絶縁膜によ
    って覆われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記ヒューズは、その表面に前記充填材が接し
    た状態で充填材によって覆われることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 (a)半導体ウエハに複数の半導体チッ
    プを形成する工程、(b)半導体ウエハに形成された複
    数の半導体チップに対して、半導体ウエハの状態のまま
    一括してパッケージ・プロセスを施す工程を有し、 前記(b)工程は、前記複数の半導体チップの各々に形
    成されたヒューズの切断によって、前記半導体チップの
    各々に形成された第2の電極の電位を設定する工程を有
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記(a)工程は、(a1)前記半導体ウエハの複数の
    半導体チップに素子を形成する工程、(a2 )前記半導
    体ウエハの複数の半導体チップ上に配線層を形成する工
    程、(a3 )前記半導体ウエハ上に、前記配線層の最上
    の配線層に形成された第1の電極を覆う第1の無機系絶
    縁膜を形成する工程を有し、 前記(b)工程は、(b1 )前記半導体ウエハ上に第1
    の絶縁膜を形成する工程、(b2 )前記第1の絶縁膜に
    前記第1の電極が露出するような孔を穿孔した後、その
    孔を通じて電気的に接続される配線パターンを形成する
    工程、(b3 )前記配線パターンを覆う第1の封止用絶
    縁膜を形成する工程、(b4 )前記第1の封止用絶縁膜
    に前記配線パターンの一部が露出する孔を穿孔した後、
    その孔を通じて電気的に接続される第2の電極を形成す
    る工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 半導体ウエハに形成された複数の半導体
    チップに対して、半導体ウエハの状態のまま一括してパ
    ッケージ・プロセスを施した後、前記複数の半導体チッ
    プを個々の半導体チップに切り出すことで形成された半
    導体装置であって、(a)前記半導体チップ上の配線層
    の最上の配線層に形成された第1の電極と、前記第1の
    電極を覆う第1の無機系絶縁膜と、(b)前記第1の無
    機系絶縁膜上に形成された第1の有機系絶縁膜と、前記
    第1の有機系絶縁膜上に形成された第1の導体膜および
    第2の導体膜の積層膜からなり、前記第1の有機系絶縁
    膜および第1の無機系絶縁膜に形成された孔を通じて電
    気的に接続された配線パターンと、(c)前記第1の有
    機系絶縁膜上に前記配線パターンを覆うように形成され
    た第2の有機系絶縁膜と、(d)前記第2の有機系絶縁
    膜に形成された孔を通じて電気的に接続された第2の電
    極と、(e)前記第1の無機系絶縁膜上に接した状態で
    前記第1の導体膜をパターニングしてなるヒューズとを
    有することを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体装置において、前
    記ヒューズは、その表面に前記第2の有機系絶縁膜が接
    した状態で第2の有機系絶縁膜によって覆われているこ
    とを特徴とする半導体装置。
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