JP2006332216A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置の信頼性を向上させることのできる技術を提供する。
【解決手段】 ウエハプロセスパッケージ(WPP)技術が適用されたメモリであって、複数のメモリセルの上部に形成された配線M4を覆うように形成された層間膜9と、層間膜9上に形成された層間膜10と、層間膜10を覆うように形成された保護膜12とを有してメモリ100が構成される。この構造において、層間膜10は、少なくとも保護膜12と接する部分が酸化シリコンからなり、保護膜12は、少なくとも層間膜10と接する部分がポリイミド樹脂からなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、半導体装置およびその製造技術に関し、ウエハプロセスを応用して形成したCSP(chip size package)、すなわちウエハ状態でパッケージング工程を完了する方式である、ウエハプロセスパッケージ(WPP;Wafer Process Package)に適用して有効な技術に関する。
特許文献1では、ウエハプロセス(前工程)において、配線層であるCu(銅)層上にボンディングパッドが形成される技術が開示されている。また、前記Cu層上には、SiO(酸化シリコン)膜およびポリイミド膜が形成され、前記ボンディングパッドを露出する開口部が、前記SiO膜およびポリイミド膜に形成されている構造が開示されている。
一般的には、上記ウエハプロセス(前工程)の後、半導体ウエハに形成された複数の半導体チップを個々に切断し、個々の半導体チップをパッケージングするパッケージプロセス(後工程)が行われる。
ところで、パッケージプロセス(後工程)をウエハプロセス(前工程)と一体化し、ウエハ状態でパッケージング工程を完了する技術、いわゆるウエハプロセスパッケージと呼ばれる技術がある。このウエハプロセスパッケージは、ウエハプロセスを応用してパッケージプロセスまでを処理するため、ウエハから切断したチップ毎にパッケージプロセス(後工程)を処理する従来方法に比べて工程数を大幅に低減することができるという利点がある。なお、ウエハプロセスパッケージは、ウエハレベルCSPとも呼ばれる。
また、上記ウエハレベルパッケージは、ボンディングパッドのピッチを半田バンプのピッチに変換するインターポーザと呼ばれるパッケージ内部の配線層を、ウエハ上に形成した再配線層によって代用できるため、上記した工程数の低減と相俟って、製造コストを低減することができる。
特開2004−210416号公報
インターネットなどの普及に伴い通信機器の伝送速度が高速化してきている。このような高速通信機器であるハイエンドルータやスイッチでデータの宛先や不正データのチェックを行うためには、例えば70MHz以上で高速動作が可能な高速SRAM(Static Random Access Memory)などの半導体装置が必要である。
このようなメモリなどの半導体装置は、ウエハ製造工程で生じた欠陥を救済するための冗長機能を備えることによって、製造歩留まりの向上を図っている。これは、回路の一部にあらかじめスペアの行や列(冗長回路)を用意しておき、複数のメモリセルからなるメモリアレイ内の欠陥セル(不良ビット)にアドレス信号が入ったときにスペアの行や列を選択することによって、回路の一部に不良箇所が発生してもチップ全体としては不良とならないようにする不良救済機能である。
不良箇所とスペア箇所との切り換えは、アドレス切り換え回路に接続されたヒューズを切断することによって行なわれる。ヒューズの切断には、電流溶断方式やレーザ溶断方式などが採用されているが、置換プログラムの自由度が高く、面積効率上も有利なレーザ溶断方式が主に採用されている。欠陥救済用のヒューズは、メタルなどの配線材料で構成され、半導体ウエハの主面に配線を形成する工程で同時に形成される。そして、プローブ検査によって欠陥セルが見出された場合は、上記ヒューズをレーザなどで切断することによって、欠陥セルに対応するアドレスを冗長セルに割り付けする。
図13は、本発明者らが検討したメモリの製造プロセスのフロー図である。図14〜図19は、図13のフローに沿った製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。本発明者らが検討したメモリは、上述した欠陥を救出するためのヒューズを備えており、また、上述したウエハプロセスパッケージ技術を適用して形成される。なお、ウエハプロセスパッケージ(WPP;Wafer Process Package)は、いわゆる前工程と、いわゆる後工程とが一体化した技術をいうが、本願では、その後工程に対応する工程をWPP工程と称して説明する。
図14に示すように、まず、半導体ウエハ1の複数のチップ領域に、周知の製造方法により複数のメモリセル(図示せず)を形成し、続いてその上部に、例えばダマシンプロセスにより例えば4層の配線(第1配線)を形成する(ステップS210)。なお、図14では、1層目および2層目の配線(第1配線)は図示を省略し、3層目の配線(第1配線)M3と、4層目の配線(第1配線)M4を図示している。また、各層には、それぞれ複数の配線(第1配線)が形成されているが、図14では、3層目に1つの配線M3、および、4層目に3つの配線M4が図示されている。この配線M3と配線M4とは、プラグ20を介して電気的に接続されている。また、3層目および4層目に形成されている複数の配線M3およびM4間には、層間絶縁膜21、22、23、24が形成されている。この層間絶縁膜21、22、23、24は、例えば酸化シリコン膜(SiO)膜からなる。
また、図14に示すように、半導体ウエハ1の主面には、ヒューズ25が形成されている。すなわち、上述した配線M4を形成すると同時に、このヒューズ25を形成することができる。なお、このヒューズ25は図示しないが複数形成されており、後述するWPP工程終了後のプローブ検査によって、欠陥セルが見出された場合、所定のヒューズ25がレーザなどで切断される。
また、配線(第1配線)が形成された層のうちの最上層と同層には、内部接続端子26が形成されている。すなわち、上述した配線M4を形成すると同時に、この内部接続端子26を形成することができる。なお、この内部接続端子26は後述する外部電極端子(半田バンプ)14と電気的に接続されることとなる。
ここで、本発明者らが検討するメモリは、ウエハプロセスパッケージ技術を適用するので、4層目の配線M4が半導体ウエハ1の主面上に形成されるまでの工程が、いわゆる前工程であり、この前工程後は、WPP工程となる。
次いで、4層目のヒューズ25および内部接続端子26を含む配線(第1配線)M4を覆うように、パッシベーション膜である層間膜(第1層間膜)9を構成する絶縁膜27、28、29、30を形成し(ステップS220)、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、内部接続端子26の表面が露出するように、絶縁膜30、29、28、27の一部を除去し、層間膜9に接続孔(開口部)32を形成する(ステップS230)。絶縁膜27は、例えば窒化シリコン(SiN)膜からなり、絶縁膜28は、例えば酸化シリコン(SiO)膜からなり、絶縁膜29は、例えば窒化シリコン(SiN)膜からなり、絶縁膜30は、例えば酸化シリコン(SiO)膜からなる。すなわち、パッシベーション膜である層間膜9は、窒化シリコン膜と酸化シリコン膜との積層構造によって構成されている。次いで、層間膜9に対してHガスによるアニール処理を行う。
続いて、図15に示すように、接続孔32の底面、側面および層間膜9にかかるように、例えば窒化チタン(TiN)からなるシード膜33を形成する(ステップ240)。このシード膜33は、スパッタにより窒化チタンからなる導電膜を、半導体ウエハ1上に形成した後、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、層間膜9上に形成された不要な導電膜を除去して形成される。
続いて、図16に示すように、ヒューズ25上部の層間膜9に開口部34を形成する(ステップS250)。この開口部34は、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、ヒューズ25上部の絶縁膜30、絶縁膜29および絶縁膜28の一部を除去して形成される。これにより、開口部34の底部とヒューズ25との間には、絶縁膜28の一部および絶縁膜27が存在することになるが、これらはヒューズ25を酸化防止するための保護としての役割をする。
続いて、図17に示すように、例えば感光性ポリイミド樹脂からなる層間膜(第2層間膜)10を形成し(ステップS260)、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、接続孔32および開口部34が露出するように、層間膜10の一部を除去し、層間膜10に接続溝(開口部)36および開口部37を形成する(ステップS270)。
続いて、図18に示すように、配線溝36の底面、側面および層間膜10に、シード膜38、および、導電膜50、51からなる再配線(第2配線)2を形成する(ステップS280)。
続いて、図19に示すように、再配線2を覆うように、例えば感光性ポリイミド樹脂からなる保護膜12を形成し(ステップS290)、その保護膜12に、再配線2の他端部を露出する半田バンプ14用の開口部54、およびヒューズ25上の開口部37を露出する開口部55を形成する(ステップS300)。なお、層間膜10上に保護膜12が形成されるので、層間膜10を構成する感光性ポリイミド樹脂が、保護膜12を構成する感光性ポリイミド樹脂と接していることとなる。
続いて、その開口部54の再配線2の他端部上にバンプランド2Aさらに半田バンプ(外部接続端子)14を形成する(ステップS310)。次いで、欠陥セルの有無を検出するためのプローブ検査を行い、欠陥セルが見出された場合は、複数のヒューズ25のうち欠陥セルを取り除くためのヒューズ25に、レーザを上部から照射して溶断して、欠陥救済を行う(ステップS320)。次いで、半導体ウエハ1をチップ領域単位でダイシング(切断)することにより、複数の半導体チップを得る(ステップS330)。
上述のようにウエハプロセスパッケージ技術を適用した本発明者らが検討したメモリでは、図19に示したように、半導体ウエハ1の主面には、最上層の配線M4の上部にパッシベーション膜と称される層間膜(第1層間膜)9が形成され、さらに感光性ポリイミド樹脂からなる、層間膜(第2層間膜)10および保護膜12が形成される。層間膜9は、半導体ウエハ1の表面から水分などがメモリアレイ(回路)に浸入するのを防止するための膜で、例えばシラン(SiH)を含んだ反応ガス用いたプラズマCVD法で堆積した酸化シリコン膜や窒化シリコン膜などの緻密な無機絶縁膜によって構成される。また、層間膜10および保護膜12は、チップ表面の損傷防止、α線によるソフトエラーの防止などを目的として形成される膜で、例えば感光性ポリイミド樹脂によって構成される。また、例えば、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜からなる層間膜9の厚さT1は1.3μm程度であり、ポリイミド樹脂からなる層間膜10の厚さT2は4μm程度であり、ポリイミド樹脂からなる保護膜12の厚さT3は6μm程度である。
なお、酸化シリコン膜や窒化シリコン膜からなる層間膜9の厚さT1(1.3μm程度)が、ポリイミド樹脂からなる、層間膜10の厚さT2(4μm程度)、保護膜12の厚さT3(6μm程度)より薄いのは、上述したように、例えばシランを含んだ反応ガス用いたプラズマCVD法で堆積した酸化シリコン膜や窒化シリコン膜などの緻密な無機絶縁膜によって層間膜9が構成されるからである。このため、層間膜10の厚さT2を、層間膜9によって確保することは、製造プロセス上においても困難なものとなっている。
このように、本発明者らが検討したメモリでは、外部からの水分などがメモリアレイに侵入するのを防止するために、半導体ウエハ1の主面に形成された複数の配線M4が形成された層上から、順に、層間膜9、層間膜10および保護膜12が形成されており、その保護膜12の表面から複数の配線M4が形成された層の表面までは例えば11.3μm程度確保されている。
また、例えば高速SRAMなどの高速動作時において、最上層に形成された配線(第1配線)の信号と、再配線(第2配線)の信号とが干渉しないように、半導体ウエハ1の主面と垂直な方向において、前工程で形成された最上層の配線(第1配線)から、WPP工程で形成された再配線(第2配線)までの距離が、確保されていなければならない。このため、本発明者らが検討したメモリでは、WPP工程において層間膜(第1層間膜)9と層間膜(第2層間膜)10とからなる層間膜を形成し、最上層に形成された配線M4の信号と再配線2の信号とが干渉しないように、前工程で形成された最上層の配線M4から、WPP工程で形成された再配線2までの距離を例えば5.3μm程度確保している。
ところが、上記のようなメモリの製造工程、すなわちウエハプロセスパッケージ技術を適用したメモリなどの半導体装置では、次のような問題が生じることを本発明者らは明らかにした。
すなわち、ポリイミド樹脂からなる層間膜(第2層間膜)10に、ポリイミド樹脂からなる保護膜12を形成した場合、層間膜10と保護膜12との間で剥がれが生じる、すなわち層間膜10と保護膜12との間の界面接着性が低下することによって、メモリの信頼性が低下する問題が発生した。これは、層間膜10のポリイミド樹脂を堆積した後、そのポリイミド樹脂を硬化し、一旦、その硬化した後のポリイミド樹脂からなる層間膜10上に、保護膜12のポリイミド樹脂を堆積することによって形成される、層間膜10と保護膜12との接着性が影響しているものと考えられる。
そこで、本発明者らは、ポリイミド樹脂からなる層間膜(第2層間膜)10のベーク処理を種々の温度条件で行うこと、層間膜10の表面の洗浄後に、ポリイミド樹脂からなる保護膜12を堆積すること、などの対策を行った。
しかしながら、これらの対策を行っても、層間膜(第2層間膜)10と保護膜12との間で隙間(剥がれ)が生じ、メモリ(半導体装置)の信頼性を十分に確保するまでには至らなかった。
本発明の目的は、半導体装置の信頼性を向上させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置は、ウエハプロセスパッケージ技術を適用して、複数のメモリセルの上部に形成された第1層間膜と、その第1層間膜上に形成された第2層間膜と、その第2層間膜を覆うように形成された保護膜とを有し、第2層間膜は少なくとも保護膜と接する部分が酸化シリコンからなり、保護膜は少なくとも第2層間膜と接する部分がポリイミド樹脂からなる。
また、本発明による半導体装置の製造方法は、複数のメモリセルの上部に第1層間膜を形成する工程と、その第1層間膜上に酸化膜を含んで第2層間膜を形成する工程と、その第2層間膜上にポリイミド樹脂を含んで保護膜を形成する工程とを有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
半導体装置の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本実施の形態の半導体装置である、ウエハプロセスパッケージ(WPP;Wafer Process Package)技術を適用したメモリ100を模式的に示す斜視図、図2は、メモリ100の再配線2および内部接続端子26を模式的に示す斜視図、図3は、メモリ100を模式的に示す要部平面図、図4は、メモリ100を模式的に示す要部断面図である。
本実施の形態で示すメモリ100は、例えば長辺=8.7mm、短辺=5.7mm、厚さ725μm程度の外形寸法を有する単結晶シリコンからなる半導体チップ1Bの主面上に、複数の半田バンプ(外部接続端子)14が形成された構造を有している。この半導体チップ1Bの主面には、図示しないが、素子分離溝およびp型ウエルが形成され、メモリアレイのp型ウエルには、nチャネル型のメモリセル選択用MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)と、その上部に形成された情報蓄積用容量素子とからなる複数のメモリセルが形成されている。なお、この複数のメモリセルは、例えばSRAM(Static Random Access Memory)を含んでいる。
半導体チップ1Bの主面の中央部には、最上層の配線M4の一部によって構成された複数の内部接続端子26が半導体チップ1Bの長辺方向に沿って4列に配置されている。この内部接続端子26が、再配線2を介して、外部接続端子である半田バンプ14と電気的に接続されることとなる。ここで、図4では、1層目および2層目の配線(第1配線)を省略し、3層目の配線(第1配線)M3と、4層目の配線(第1配線)M4を図示している。さらに、図4に示すように、配線M3と配線M4とはプラグ20を介して電気的に接続されており、3層目および4層目に形成されている複数の配線M3およびM4間には、例えば酸化シリコン膜(SiO)膜からなる層間絶縁膜21、22、23、24が形成されている。なお、配線M3と配線M4との間の距離、すなわち、プラグ20が形成されている層である層間絶縁膜22の厚さT4は、例えば1.2μm程度である。
最上層の配線M4の上部は、内部接続端子26の上部を除き、例えばSiCNなどの絶縁膜からなるストッパー膜56を介して、例えば酸化シリコン(SiO)などの酸化膜(絶縁膜)を含んでなる層間膜(第1層間膜)9で覆われている。層間膜9の上部には、例えばSiCNなどの絶縁膜からなるストッパー膜57とその上部に形成された例えば酸化シリコン(SiO)などの酸化膜(絶縁膜)を含んでなる層間膜10とを介して再配線2が形成されている。すなわち、再配線2は、ダマシンプロセスを適用して形成されている。また、再配線2の上部は、その一端部であるバンプランド2Aの上部を除き、例えば感光性ポリイミド樹脂などのポリイミド樹脂を含んでなる保護膜12で覆われている。なお、ストッパー膜56と層間膜9との積層膜の厚さT1を例えば1.3μm程度、ストッパー膜57と層間膜10との積層膜の厚さT2を例えば4μm程度、保護膜12の厚さT3を例えば6μm程度として形成している。
バンプランド2Aの上部には、メモリ100の外部接続端子を構成する半田バンプ14が形成されている。図4に示すように、再配線2の他端部は、内部接続端子26に電気的に接続されている。
図2〜図4の符号11は、ヒューズ開口部11を示している。ヒューズ開口部11の下層には、ヒューズ25が形成されている。後述するように、プローブ検査によって欠陥セルが見出された場合は、このヒューズ開口部11を通じてヒューズ25にレーザを照射し、ヒューズ25を溶断することによって、欠陥セルに対応するアドレスを冗長セルに割り付ける欠陥救済が行われる。ヒューズ開口部11は、半導体チップ1Bの主面の複数箇所に配置されており、それらの一部は、再配線2の下層やバンプランド2Aの下層に配置されている。
本発明者らが検討したメモリのように、層間膜10および保護膜12を共にポリイミド樹脂から構成した場合では、層間膜10のベーク処理を種々の温度条件で行うことなどの対策を行っても、層間膜10と保護膜12との間で隙間(剥がれ)が生じ、メモリの信頼性を十分に確保するまでには至らなかった。このように本発明者らが検討したメモリに対し、本実施の形態のメモリ100では、層間膜(第2層間膜)10は、例えば酸化シリコン(SiO)などの酸化膜からなり、保護膜12は、例えば感光性ポリイミド樹脂などのポリイミド樹脂からなる。すなわち、層間膜10は保護膜12と接する部分が酸化シリコンからなり、また、保護膜12は層間膜10と接する部分がポリイミド樹脂からなる。このため、層間膜10と保護膜12との間で隙間(剥がれ)が生じることを防止することができ、メモリの信頼性を十分に確保することができる。
また、本実施の形態のメモリ100では、半導体ウエハ1の主面に形成された複数の配線M4が形成された層上から、順に、層間膜9、層間膜10および保護膜12が形成されており、その保護膜12の表面から複数の配線M4が形成された層の表面までは例えば11.3μm程度確保されているため、外部からの水分などがメモリアレイに侵入するのを防止することができる。
また、本実施の形態のメモリ100では、半導体ウエハ1(半導体チップ1B)の主面と垂直な方向において、最上層の配線M4と、層間膜10上の再配線2との間の距離が、配線M3と配線M4との間の距離の3倍以上である。具体的には、本実施の形態のメモリ100では、ストッパー膜56と層間膜9との積層膜の厚さT1が例えば1.3μm程度、ストッパー膜57と層間膜10との積層膜の厚さT2が例えば4μm程度、層間絶縁膜22の厚さT4が例えば1.2μm程度であるので、最上層の配線M4と、層間膜10上の再配線2との間の距離(5.3μm程度)が、配線M3と配線M4との間の距離(1.2μm程度)の3倍以上である。このため、例えば高速SRAMなどの高速動作時において、最上層に形成された配線(第1配線)M4の信号と、再配線(第2配線)2の信号とが干渉するのを防止することができる。
次に、本実施の形態のメモリ100の製造方法を図5〜図12を用いて説明する。図5は、この製造プロセスのフロー図である。図6は、製造工程中にある半導体ウエハ1の平面図である。図6に示すように、半導体ウエハ1の主面は、複数のチップ領域1Aに区画されている。図7〜図12は、図5のフローに沿った製造工程中のメモリ100を模式的に示す断面図である。
図7に示すように、まず、半導体ウエハ1の複数のチップ領域1Aに、周知の製造方法により複数のメモリセル(図示せず)を形成し、続いてその上部に、例えばダマシンプロセスにより例えば4層の配線(第1配線)を形成する(ステップS10)。なお、図7では、1層目および2層目の配線は図示を省略し、3層目の配線M3と、4層目の配線M4とを図示している。また、各層には、それぞれ複数の配線が形成されているが、図7では、3層目に1つの配線M3、および、4層目に3つの配線M4が図示されている。この配線M3と配線M4とは、プラグ20を介して電気的に接続されている。また、3層目および4層目に形成されている複数の配線M3およびM4間には、層間絶縁膜21、22、23、24が形成されている。この層間絶縁膜21、22、23は、例えばフッ素が添加された酸化シリコン(SiO)膜からなり、層間絶縁膜24は、例えば原料をTEOS(tetraethylorthosilicate or tetraethoxysilane)としたCVD法を用いて形成された酸化シリコン膜(SiO)膜からなる。
また、図7に示すように、半導体ウエハ1の主面には、ヒューズ25が形成されている。すなわち、上述した配線M4を形成すると同時に、このヒューズ25を形成することができる。なお、このヒューズ25は複数形成されており、後述するWPP工程終了後のプローブ検査によって、欠陥セルが見出された場合、所定のヒューズ25がレーザなどで切断される。
また、配線が形成された層のうちの最上層と同層には、内部接続端子26が形成されている。すなわち、上述した配線M4を形成すると同時に、この内部接続端子26を形成することができる。なお、この内部接続端子26は後述する半田バンプ(外部接続端子)14と電気的に接続されることとなる。
ここで、本実施の形態で示すメモリ100は、ウエハプロセスパッケージ技術を適用するので、4層目の配線M4が半導体ウエハ1の主面上に形成されるまでの工程が、いわゆる前工程であり、この前工程後は、WPP工程となる。
チップ領域1Aのメモリアレイには、上述したメモリセル選択用MISFETと情報蓄積用容量素子とからなる複数のメモリセルが形成されている。情報蓄積用容量素子の上部には、第1層から第4層まで複数の配線が形成され、その最上層には、配線M4が形成されている。
ヒューズ25および内部接続端子26は、例えばメモリアレイの配線M4が形成された最上層と、同層に形成されている。すなわち、ヒューズ25および内部接続端子26は、配線M4の一部によって構成されている。なお、ヒューズ25は、例えばメモリアレイのビット線と同層の導電膜、ゲート電極と同層の導電膜などを使って形成することもできる。すなわち、ヒューズ25は、半導体ウエハ1上にメモリセルと配線とを形成する一連の工程のうち、いずれかの工程で形成される。
次いで、4層目のヒューズ25および内部接続端子26を含む配線M4が形成された複数のチップ領域1A(半導体ウエハ1)を覆うようにストッパー膜56を形成し、さらに層間膜(第1層間膜)9を形成(ステップS20)した後、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、ヒューズ25上部の層間膜9に開口部34を形成する(ステップS30)。この開口部34は、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、ヒューズ25上部の層間膜9の一部を除去して形成される。これにより、開口部34の底部とヒューズ25との間には、除去されずに残った層間膜9が存在することになるが、これはヒューズ25を酸化防止するための保護としての役割をする。
続いて、図8に示すように、複数のチップ領域1A(半導体ウエハ1)を覆うように、ストッパー膜57、さらに層間膜(第2層間膜)10を形成し(ステップS40)、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、配線溝(開口部)36およびヒューズ25上部に開口部37を形成する(ステップS50)。すなわち、ストッパー膜57でエッチング量を調整して、内部接続端子26の上部の層間膜10に、配線溝36を形成する。
続いて、図9に示すように、配線溝36の底面から内部接続端子26が露出するように、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、接続孔(開口部)32を形成する(ステップS60)。
続いて、図10に示すように、接続孔32、配線溝36および層間膜10にかかるように例えば窒化チタン(TiN)からなるシード膜7を形成し、そのシード膜上に、例えば銅(Cu)からなる導電膜50と例えばニッケル(Ni)からなる導電膜51との積層構造の再配線2を形成する(ステップS70)。すなわち、接続孔32および配線溝36に埋め込まれ、かつ層間膜(第2層間膜)10上に形成された導電膜50、51からなり、一端が内部接続端子26に電気的に接続された再配線(第2配線)2を形成する。また、この再配線2は、上述してきたように、ダマシンプロセスを適用して形成されている。
続いて、図11に示すように、複数のチップ領域1A(半導体ウエハ1)を覆うように、例えば感光性ポリイミド樹脂などのポリイミド樹脂からなる保護膜12を形成し(ステップS80)、ホトリソグラフィおよびエッチングにより、再配線2の他端部を露出する開口部54を形成すると共に、ヒューズ25の上部の保護膜12を除去し、開口部55を形成する(ステップS90)。なお、層間膜10上に保護膜12が形成されるので、層間膜10を構成する酸化シリコン膜は、保護膜12を構成する感光性ポリイミド樹脂膜と接することとなる。また、ヒューズ25の上部には、ヒューズ開口部11が形成されることとなる。
続いて、その開口部54の再配線2の他端部上にバンプランド2Aさらに半田バンプ(外部接続端子)14を形成する(ステップS100)。次いで、欠陥セルの有無を検出するためのプローブ検査を行い、欠陥セルが見出された場合は、複数のヒューズ25のうち欠陥セルを取り除くためのヒューズ25に、レーザを上部から照射して溶断して、欠陥救済を行う(ステップS110)。
続いて、図12に示すように、半導体ウエハ1をチップ領域1A単位でダイシング(切断)することにより、複数の半導体チップを得る(ステップS120)。すなわち、ダイシングブレード40を使って半導体ウエハ1の各チップ領域1Aを個片の半導体チップ1Bに切断、分離することにより、前記図1〜図4に示したメモリ100が完成する。このようにして得られたメモリ100は、さらに必要に応じて性能、外観などの各種最終検査に付された後、トレー治具に収納されて出荷される。
本発明者らが検討したメモリの製造方法のように、層間膜10および保護膜12を共にポリイミド樹脂から構成する場合では、層間膜10のベーク処理を種々の温度条件で行うことなどの対策を行っても、層間膜10と保護膜12との間で隙間(剥がれ)が生じ、メモリの信頼性を十分に確保するまでには至らなかった。このように本発明者らが検討したメモリの製造方法に対し、本実施の形態のメモリ100の製造方法では、例えば酸化シリコン(SiO)などの酸化膜から層間膜(第2層間膜)10を形成し、また、例えば感光性ポリイミド樹脂などのポリイミド樹脂から保護膜12を形成する。すなわち、層間膜10は少なくとも保護膜12と接する部分が酸化シリコンからなり、保護膜12は少なくとも層間膜10と接する部分がポリイミド樹脂からなる。このため、層間膜10と保護膜12との間で隙間(剥がれ)が生じることを防止することができ、メモリの信頼性を十分に確保することができる。
また、本実施の形態のメモリ100の製造方法では、WPP工程における再配線2の形成にダマシンプロセスを適用することで、マスク数低減によるスループットを向上することができる。具体的には、本発明者らが検討したメモリの製造方法において図13で示した製造プロセスのステップS240のシード膜形成する工程を、本実施の形態においてダマシンプロセスを適用することで、省略することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、ウエハプロセスパッケージ技術をSRAM製品に適用した場合について説明したが、ロジック製品にも適用することができる。
本発明は、半導体装置を製造する製造業に幅広く利用されるものである。
本発明の実施の形態の半導体装置であるウエハプロセスパッケージ技術を適用したメモリを模式的に示す斜視図である。 図1のメモリの再配線および内部接続端子を模式的に示す斜視図である。 図1のメモリを模式的に示す要部平面図である。 図1のメモリを模式的に示す要部断面図である。 本発明の実施の形態で示すメモリの製造プロセスのフロー図である。 図5のフローに沿った製造工程中のメモリを模式的に示す平面図である。 図5のフローに沿った製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図7に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図8に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図9に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図10に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図11に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 本発明者らが検討したメモリの製造プロセスのフロー図である。 図13のフローに沿った製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図14に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図15に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である。 図16に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である 図17に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である 図18に続く製造工程中のメモリを模式的に示す断面図である
符号の説明
1 半導体ウエハ
1A チップ領域
1B 半導体チップ
2 再配線(第2配線)
2A バンプランド
7 シード膜
9 層間膜(第1層間膜)
10 層間膜(第2層間膜)
11 ヒューズ開口部
12 保護膜
14 半田バンプ(外部接続端子)
20 プラグ
21 層間絶縁膜
22 層間絶縁膜
23 層間絶縁膜
24 層間絶縁膜
25 ヒューズ
26 内部接続端子
27 絶縁膜
28 絶縁膜
29 絶縁膜
30 絶縁膜
32 接続孔(開口部)
33 シード膜
34 開口部
36 配線溝(開口部)
37 開口部
38 シード膜
40 ダイシングブレード
50 導電膜
51 導電膜
53 保護膜
54 開口部
55 開口部
56 ストッパー膜
57 ストッパー膜
100 メモリ
M3、M4 配線(第1配線)
T1、T2、T3、T4 厚さ

Claims (17)

  1. 半導体チップの主面に形成された複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルの上部に形成された複数の第1配線と、
    前記複数の第1配線が形成された層のうちの最上層と同層に形成された複数の内部接続端子と、
    前記複数の第1配線を覆うように形成され、前記複数の内部接続端子を露出する接続孔を有する第1層間膜と、
    前記第1層間膜上に形成され、前記接続孔を露出する配線溝を有する第2層間膜と、
    前記接続孔および配線溝に埋め込まれ、かつ前記第2層間膜上に形成された導電膜からなり、一端が前記内部接続端子に電気的に接続された複数の第2配線と、
    前記第2層間膜および複数の第2配線を覆うように形成され、前記複数の第2配線の他端部を露出する開口部を有する保護膜と、
    前記複数の第2配線の他端部上に形成された複数の外部接続端子とを有し、
    前記第2層間膜は、少なくとも前記保護膜と接する部分が酸化シリコンからなり、
    前記保護膜は、少なくとも前記第2層間膜と接する部分がポリイミド樹脂からなることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの主面と垂直な方向において、前記最上層の第1配線と、前記第2層間膜上の前記複数の第2配線との間の距離が、前記最上層と、前記最上層より1つ下の層との間の距離の3倍以上であることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体チップの主面には、複数のヒューズが形成されており、
    前記複数のヒューズは、前記複数の第1配線の一部によって構成されることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記外部接続端子は、バンプ電極からなることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記導電膜下には、シード膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数のメモリセルは、SRAMを含んでいることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記ポリイミド樹脂は、感光性ポリイミド樹脂であることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記導電膜は、銅を主成分とすることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1層間膜と第2層間膜との間に、ストッパー膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  10. (a)半導体ウエハの主面の複数のチップ領域に複数のメモリセルを形成した後、前記複数のメモリセルの上部に複数の第1配線を形成し、前記複数の第1配線が形成された層のうちの最上層と同層に複数の内部接続端子を形成する工程、
    (b)前記工程(a)の後、前記複数のチップ領域を覆うように、第1層間膜を形成する工程、
    (c)前記工程(b)の後、前記複数のチップ領域を覆うように、第2層間膜を形成する工程、
    (d)エッチングにより前記第2層間膜に配線溝を形成した後、前記配線溝下に前記複数の内部接続端子を露出する接続孔を、前記第1層間膜に形成する工程、
    (e)前記接続孔および配線溝に埋め込まれ、かつ前記第2層間膜上に形成された導電膜からなり、一端が前記複数の内部接続端子に電気的に接続された複数の第2配線を形成する工程、
    (f)前記工程(e)の後、前記複数のチップ領域を覆うように、保護膜を形成する工程、
    (g)エッチングにより前記複数の第2配線の他端部を露出する開口部を、前記保護膜に形成する工程、
    (h)前記複数の第2配線の他端部上に、複数の外部接続端子を形成する工程、
    (i)前記半導体ウエハを前記チップ領域単位で切断することにより、複数の半導体チップを得る工程、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(c)では、酸化膜を含んで前記第2層間膜を形成し、
    前記工程(f)では、ポリイミド樹脂を含んで前記保護膜を形成し、
    前記第2層間膜は、少なくとも前記保護膜と接する部分が酸化シリコンからなり、
    前記保護膜は、少なくとも前記第2層間膜と接する部分がポリイミド樹脂からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(b)の後、前記工程(c)の前に、前記複数の半導体チップ領域を覆うように、ストッパー膜を形成し、
    前記工程(d)では、前記ストッパー膜でエッチング量を調整して前記配線溝を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 請求項10記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(a)において、前記複数のメモリセルの上部に、複数のヒューズを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. (a)半導体ウエハの主面の複数のチップ領域に複数のメモリセルを形成した後、前記複数のメモリセルの上部に複数の第1配線を形成し、前記複数の第1配線が形成された層のうちの最上層と同層に複数の内部接続端子および複数のヒューズを形成する工程、
    (b)前記工程(a)の後、前記複数のチップ領域を覆うように第1層間膜を形成した後、エッチングにより前記複数のヒューズの上部であって前記第1層間膜の一部を除去する工程、
    (c)前記工程(b)の後、前記複数のチップ領域を覆うように第2層間膜を形成した後、エッチングにより、前記複数の内部接続端子の上部であって前記第2層間膜に配線溝を形成すると共に、前記複数のヒューズの上部の前記第2層間膜を除去する工程、
    (d)エッチングにより前記配線溝下に前記複数の内部接続端子を露出する接続孔を、前記第1層間膜に形成する工程、
    (e)前記接続孔および配線溝に埋め込まれ、かつ前記第2層間膜上に形成された導電膜からなり、一端が前記内部接続端子に電気的に接続された複数の第2配線を形成する工程、
    (f)前記工程(e)の後、前記複数のチップ領域を覆うように保護膜を形成し、エッチングにより、前記複数の第2配線の他端部を露出する開口部を形成すると共に、前記複数のヒューズ上の前記保護膜を除去する工程、
    (g)前記複数の第2配線の他端部上に、複数の外部接続端子を形成する工程、
    (h)前記半導体ウエハを前記チップ領域単位で切断することにより、複数の半導体チップを得る工程、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(c)では、酸化膜を含んで前記第2層間膜を形成し、
    前記工程(f)では、ポリイミド樹脂を含んで前記保護膜を形成し、
    前記第2層間膜は、少なくとも前記保護膜と接する部分が酸化シリコンからなり、
    前記保護膜は、少なくとも前記第2層間膜と接する部分がポリイミド樹脂からなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(b)の後、前記工程(c)の前に、前記複数の半導体チップ領域を覆うように、ストッパー膜を形成し、
    前記工程(c)では、前記ストッパー膜でエッチング量を調整して前記配線溝を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  17. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(g)工程の後、欠陥セルの有無を検出するためのプローブ検査を行い、前記プローブ検査により欠陥セルが見出された場合は、前記複数のヒューズのうち欠陥セルを取り除くための欠陥用ヒューズにレーザを、前記欠陥用ヒューズの上部から照射して溶断することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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