JP2001084579A - 磁気テープ加工装置 - Google Patents

磁気テープ加工装置

Info

Publication number
JP2001084579A
JP2001084579A JP25766299A JP25766299A JP2001084579A JP 2001084579 A JP2001084579 A JP 2001084579A JP 25766299 A JP25766299 A JP 25766299A JP 25766299 A JP25766299 A JP 25766299A JP 2001084579 A JP2001084579 A JP 2001084579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
processing
laser beam
magnetic tape
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25766299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Ishii
啓員 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP25766299A priority Critical patent/JP2001084579A/ja
Publication of JP2001084579A publication Critical patent/JP2001084579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレード機やワインダ機等の磁気テープの製造
装置において、テープの搬送速度を高速化してもテープ
のスリップを生じることがなく、カッピングも小さい磁
気テープを、安定して供給することができ、しかも、磁
気テープの加工によって作業環境に与える悪影響も、極
めて少ない磁気テープ加工装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】磁気テープのバック層を加工するレーザビ
ームを所定の加工位置に入射する光学系と、磁気テープ
を前記加工位置に保持しつつ、バック層を前記レーザビ
ーム入射側に向けた状態で長手方向に搬送する搬送手段
と、前記加工位置の近傍に配置して、前記加工位置と前
記光学系の間の、前記レーザビームの光軸に対する法線
方向に気体流を形成させる気体吹き出し手段と、前記加
工位置を挟んで前記気体吹き出し手段と反対側に、前記
気体流の気体を吸引する吸引手段とを設けることで前記
課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録/再生に
供する磁気テープの技術分野に属し、詳しくは、磁気テ
ープの製造工程等において、高速で磁気テープを搬送さ
せてもスリップが発生せず、かつカッピングも小さい磁
気テープを製造する、磁気テープ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録/再生に供する磁気テープ、例
えばDATやDDSに利用される磁気テープは、基本的
に、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のフィル
ムであるベース層と、ベース層の一方の面に形成される
磁性体層と、搬送安定性や強度の向上等を目的として、
ベース層の磁性体層の逆面に形成されるバック層等を有
して構成される。
【0003】このような磁気テープの製造工程において
は、磁気テープ(以下、テープとする)は、長手方向に
搬送されつつ、スリッタによる裁断やブレード刃による
表面の清掃等の各種の処理を施されて、ハブ等に巻き取
られてパンケーキやカセットとされ、次工程や納入先に
送られるが、近年では、生産性を向上させるために、各
種の工程(ブレード機やワインダ機等の製造装置)にお
けるテープの搬送速度が高速化する傾向にある。
【0004】テープの搬送は、一般的に、テープをキャ
プスタンローラに巻き掛け、キャプスタンローラを回転
することによって行われる。ところが、テープの搬送速
度を速くすると、ブレード機等の製造装置において、テ
ープが空気を巻き込んで、キャプスタンローラ等でテー
プが浮かび、これによりテープがスリップして、正常な
搬送ができなくなってしまう場合がある。
【0005】その結果、テープがキャプスタンローラ、
ガイドローラ、ブレード刃等に衝突あるいは不適正に接
触し、テープやテープエッジの折れ、磁性体層等の磨耗
や剥離等のテープの損傷が発生し、得られたテープが製
品として不適正なものとなってしまう。また、テープの
製造装置には、必要に応じてテープの長さの測定するロ
ーラ(検尺ローラ)が装着されるが、ここでテープがス
リップすると、テープ長の測定に誤差が生じ、生産管理
も適正に行えなくなるという問題点もある。そのため、
要求される生産効率に良好に対応するように、テープの
製造におけるテープ搬送速度を高速化することが困難に
なっている。
【0006】また、テープが有する別の問題点として、
テープの幅方向のカール(湾曲)、いわゆるカッピング
が知られている。カッピングは、主に、磁性体層とバッ
ク層とで用いられるバインダの収縮率の違いによって生
じるが、カッピングが発生すると、製品としての磁気テ
ープの外観が低下し、記録ヘッドや読取ヘッドへの磁気
テープの当りが悪くなり記録誤差や読取誤差が生じるお
それがある。また、磁気テープのエッジにダメージが生
じ易く耐久性が低下する等の様々な問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を解決することにあり、ブレード機や
ワインダ機等の磁気テープの製造装置において、テープ
の搬送速度を高速化してもキャプスタンローラ等におけ
るテープのスリップを生じることがなく、その上、カッ
ピングも小さい、優れた特性を有する磁気テープを、安
定して供給することができ、しかも、磁気テープの加工
によって作業環境に与える悪影響も、極めて少ない磁気
テープ加工装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、磁気テープのバック層を加工するレーザ
ビームを所定の加工位置に入射する光学系と、磁気テー
プを前記加工位置に保持しつつ、バック層を前記レーザ
ビーム入射側に向けた状態で長手方向に搬送する搬送手
段と、前記加工位置の近傍に配置して、前記加工位置と
前記光学系の間の、前記レーザビームの光軸に対する法
線方向に気体流を形成させる気体吹き出し手段と、前記
加工位置を挟んで前記気体吹き出し手段と反対側に、前
記気体流の気体を吸引する吸引手段とを設けることを特
徴とする磁気テープ加工装置を提供するものである。
【0009】ここで、前記気体吹き出し手段は、前記加
工位置に保持される磁気テープの四方を、吹き出し気体
の気体流によって遮蔽するのが好ましく、また、前記気
体吹き出し手段は、除湿手段によって除湿された気体を
吹き出すのが好ましい。あるいは、前記気体吹き出し手
段は、水滴を含んだ霧状気体を吹き出すのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気テープ加工装
置について、添付の図面に示される好適実施例をもとに
詳細に説明する。
【0011】本発明の磁気テープ加工装置(以下、加工
装置とする)によって加工される磁気テープは、PET
やアラミド樹脂等からなるベース層(ベースフィルム)
の一面に磁性体層を有し、ベース層の他方の面にバック
層(バックコート層)を有し、あるいはさらにオーバー
コート層(保護層)や下塗り層を有しててなる、通常の
層構成を有する磁気テープで、本発明の加工装置によっ
て加工され、バック層に凹部(好ましくは溝)が形成さ
れる。
【0012】図1に、本発明の加工装置によって加工さ
れ、バック層に凹部が形成された磁気テープ(以下、テ
ープとする)のバック層の一例を概念的に示す。図1
(A)に示される例は、テープのバック層に、テープの
長手方向に延在する溝(加工線a)を複数本、形成した
例である。また、図1(B)に示される例は、図1
(A)に示される例において、バック層の加工を断続的
(あるいはパターン化)にして加工線を線分化(加工線
分b)した例である。
【0013】なお、このような凹部の形状(断面形状)
には特に限定はなく、例えば、矩形、三角形、半円(弓
型)等が例示される。このような形状は、バック層を加
工するレーザビームのビームスポット強度分布で調整し
てもよい。また、凹部の深さにも特に限定はなく、テー
プの強度等に応じて適宜決定すればよいが、良好な効果
を得るためには、凹部の深さは0.1μm以上とするの
が好ましく、特に、0.2μm以上とするのが好まし
い。さらに、凹部のサイズ(線幅)や形成密度にも、特
に限定はなく、テープの強度や幅(サイズ)等に応じて
適宜決定すればよく、例えば、幅が0.5inのテープ
に、図1に示されるような、長手方向に延在する加工線
等を形成する場合には、幅3μm〜10μm程度で、幅
方向に数本〜100本程度の加工線等を形成するのが好
ましい。
【0014】バック層にこのような凹部を有するテープ
は、高速搬送(走行)しても、テープによる空気の巻き
込みが少なく、また、空気を巻き込んだ場合でも、加工
線から好適に排除できる。そのため、ブレード機等のテ
ープの製造装置でテープを高速搬送しても、キャプスタ
ンローラ等でテープが浮き上がってスリップすることが
なく、これに起因する損傷や搬送長の誤差がないので、
高速で正確なテープ搬送を行って、適正な生産管理の
下、適正品質の磁気テープを、安定して高効率に製造す
ることが可能になる。また、巻き取りの際にも、テープ
間の空気を好適に抜けるので、カートリッジやパンケー
キに巻き取った際の巻き姿も美しい。
【0015】さらに、バック層に凹部を有するこのテー
プは、カッピングも従来のテープに比して少なく、カッ
ピングに起因する外観低下、ヘッド当りの悪化、テープ
エッジのダメージ等も、従来のテープに比して大幅に低
減される。なお、バック層に凹部を形成することによ
り、カッピングが低減できる理由は明らかではないが、
前記バインダの収縮率差に起因してテープの幅方向で生
じる応力が凹部で寸断されるため、テープの幅方向に生
じる力が全体として小さくなり、その結果、カッピング
を防止できるものと考えられる。
【0016】このようなテープの凹部の形状は、上述し
たように、特に制限されないものの、テープの長手方向
や幅方向で凹形状に変動が生じると、上述したように、
テープ搬送中にキャプスタンローラ等でスリップが部分
的に発生したり、カッピングが小さくならないといった
問題が発生する。そのため、テープの長手方向や幅方向
で凹形状に加工する際、加工精度の変動を抑えることが
望まれる。
【0017】図2に、このような凹部を有する(磁気)
テープを製造する、本発明の加工装置の概念図を示す。
図示例の加工装置10は、光源12、パルス変調器1
4、ミラー16、ビームエクスパンダ18、ビームプロ
ファイル成形器20および多眼レンズ22を有する光学
系と、テープ搬送手段24と、空気噴出ノズル26aを
備える気体吹き出し手段としての空気噴出ダクト26
と、空気噴出ダクト26から噴出され、テープの加工の
際の加工粉塵等を搬送する空気流Fを吸引する吸引ダク
ト28とを有する。
【0018】このような加工装置10においては、テー
プ走行手段24によって、テープTを所定の加工位置W
に位置して長手方向(図中矢印x方向)に搬送(走行)
しつつ、レーザビームを光学系によって加工位置Wに入
射する。ここで、テープTは、そのバック層を上方(レ
ーザビーム入射側)に向けて搬送されており、従って、
レーザビームによってテープTのバック層が加工され、
前述のようなテープTの長手方向に延在する加工線等が
形成される。
【0019】光源12は、テープTのバック層を加工す
るレーザビームを射出するものである。光源12には特
に限定は無く、バック層を加工可能な出力を有するレー
ザビームを射出可能なものであれば、各種のレーザビー
ム光源(レーザ発振器)が使用可能であり、好ましく
は、紫外域のレーザビームおよび可視域のレーザビーム
の少なくとも一方を射出できるものが使用される。加工
性の点では、波長の短いレーザビームの方が好ましく、
紫外域のレーザビームが最も良好であるが、コスト、安
全性、作業性等の点では可視域のレーザビームが好まし
い。具体的には、488nmや515nmのアルゴン
(イオン)レーザ、YAGレーザをSHG(Second Harm
onic Generation 二次高調波発生)素子で波長変換し
てなる532nmのレーザビームを射出する光源等が例
示される。
【0020】パルス変調器14は、図1(B)に示され
るような加工線分b等を形成するために、光源12から
射出されたレーザビームをパルス変調するものである。
従って、光源12が直接変調可能である場合や、図1
(A)に示されるような加工線aのみしか形成しない場
合には、パルス変調器14は不用である。パルス変調器
14としては、AOM(音響光学変調器)等の公知の変
調手段が利用可能である。また、変調により、加工線分
をパターン化してもよい。
【0021】レーザビームは、ミラー16で所定方向に
反射され、次いで、ビームエクスパンダ18に入射す
る。加工装置10は、1本のレーザビームを分割して、
テープTのバック層に加工線や加工線分(以下、両者を
まとめて加工線とする)を形成するが、効率の点で、テ
ープTの幅方向の全域に一度に加工線を形成可能である
のが好ましい。しかしながら、一般的に、光源12から
射出されるレーザビームの径は1mm前後であり、テー
プTはそれよりも太いので、そのままでは、幅方向全域
に加工を行うことはできない。そのため、加工装置10
では、ビームエクスパンダ18を配置し、光源12から
射出されたレーザビームを拡径する。例えば、光源12
から射出されるレーザビームの径が1mmで、テープT
の幅が0.5inである場合には、15倍〜20倍程度
にレーザビームを拡径すればよい。
【0022】ビームエクスパンダ18で拡径されたレー
ザビームは、次いで、ビームプロファイル成形器20
(以下、成形器20とする)に入射する。成形器20
は、レーザビームの強度をビームスポット全面でほぼ均
一にする、すなわち、レーザビームの強度分布をほぼ均
一化するものである。光源12から射出されるレーザビ
ームは、通常、ガウス分布のような強度分布を有するの
で、これを分割してテープTを加工すると、強度分布に
応じて加工線の深さが異なってしまう。そのため、図示
例では、成形器20を用いてレーザビームの強度分布を
均一にして、形成する加工線の深さを均一にしている。
なお、成形器20としては、各種の光学フィルタ、フレ
ネル回折を利用してビームプロファイルの成形を行うレ
ーザビームと同径のアパーチャ、多眼レンズ等が利用可
能である。
【0023】レーザビームは、次いで、多眼レンズ22
に入射する。多眼レンズ22は、マイクロボールレンズ
やセルフォックレンズを、その光軸をレーザビームに平
行として、光軸と直交する方向に多数配列したものであ
り、入射したレーザビームを、多数のレーザビームに分
割して、所定の加工位置Wに入射、結像する。これによ
り、レーザビームによってテープTのバック層を加工し
て、加工線(凹部)を形成する。
【0024】図3に、その一例を光軸方向から見た際の
概略図を示す。図示例の多眼レンズ22は、一例とし
て、マイクロボールレンズやセルフォックレンズ(以
下、両者をまとめてレンズとする)を5個×5個で細密
状態に配列したものであり、一点鎖線で示されるレンズ
の配列線をテープTの搬送方向xおよび幅方向に対して
若干傾けた状態で配置される。これにより、テープTを
長手方向に一回搬送(1パス)するだけで、長手方向に
延在する計25本(列)の加工線が形成できる。
【0025】この系においては、搬送方向xとレンズの
配列線との角度を調整することにより、加工線の間隔を
調整できるが、効率良く加工線を形成するためには、こ
の角度は、各レンズの光軸(ビームウエストの中心)が
搬送方向xで重ならないように設定するのが好ましい。
【0026】なお、本発明の加工装置において、レーザ
ビームを加工位置W(テープTのバック層)に入射し
て、バック層を加工する光学系は、上述の例に限定はさ
れず、所定の加工位置にレーザビーム、好ましくは複数
本のレーザビーム、より好ましくは1本のレーザビーム
を分割した複数本のレーザビームを入射、結像(あるい
は、ビームウエスト位置と加工位置とを一致して入射)
して、バック層を加工れきるものであれば、各種の光学
系が利用可能である。
【0027】一例として、図4に示される光学系が例示
される。この例は、前述の加工装置10において、多眼
レンズ22に代えて、ビームウエスト位置調整手段5
0、ビームスプリッタ52および収束レンズ54を用い
るものである。なお、図4においては、テープTは加工
位置Wにおいて紙面と垂直方向に搬送される。また、こ
の光学系では、成形器20やビームエクスパンダ18
は、必ずしも必要ではない。
【0028】レーザビームは、ビームウエスト位置調整
手段50によってビームウエスト位置を調整された後
に、ビームスプリッタ52によって形成する加工線の数
に応じてテープTの幅方向に分割(ビームNo.1〜ビ
ームNo.N)される。分割されたレーザビームは、収
束レンズ54によって収束・結像されて、加工位置Wに
位置するテープTのバック層に入射する。これにより、
先の例と同様に、分割されテープTのバック層に入射し
たレーザビームの数に応じた、テープTの搬送方向(長
手方向)に延在する多数の加工線等が形成される。な
お、この光学系においては、各レーザビームは、ビーム
ウエスト位置が加工位置Wに来るように、ビームウエス
ト位置調整手段50によって調整される。
【0029】さらに、本発明の加工装置に利用される、
これら以外の光学系の例として、本出願人による特願平
11−112676号の明細書に開示される各種の光学
系が好ましく例示される。
【0030】加工装置10において、テープTは、搬送
装置24によって、バック層側(裏面側)をレーザビー
ム入射側(レーザビーム光路の上流側)に向けて、所定
の加工位置Wに位置されつつ、長手方向に搬送される
(搬送方向xと長手方向とを一致して、所定方向に搬送
される)。搬送手段24は、図示しないキャプスタンロ
ーラ、リワインダ、ワインダ等の搬送駆動手段と、テー
プTを加工位置Wに下方から保持する保持手段としての
ブレード30および34(例えば、サファイアブレー
ド)とを有して構成される。
【0031】図2に示される搬送手段24においては、
図示されないローラ等によって、下方からブレード30
に至り、ブレード30および32によって支持され、加
工位置Wでレーザ光によって加工され、ブレード34か
ら下方に進行するようにテープTの搬送経路が構成され
る。
【0032】加工位置Wにおいては、前述の光学系によ
って、複数のレーザビームが入射、結像している。従っ
て、搬送装置24によって、裏面側をレーザビーム光路
の上流に向けた状態で、加工位置Wに位置しつつ、テー
プTを長手方向に搬送することにより、テープTのバッ
ク層には、長手方向に延在する加工線(凹部)が形成さ
れ、図1に示される例であれば、一回の搬送で、25本
の加工線が形成される。なお、テープTの搬送速度には
特に限定はなく、レーザビームの強度等に応じて適宜決
定すればよいが、好ましくは、2.5m/秒〜5m/秒
程度である。
【0033】ところで、レーザビームを用いる加工装置
10においては、レーザビームの熱加工、レーザビーム
によるアブレーション(解離、遊離)による加工の両者
が複合的に発生して、バック層が加工される。テープT
のバック層は、通常、ポリ塩化ビニル、(メタ)アクリ
ル系樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂
等の結合剤(バインダ)、脂肪酸等の潤滑剤、硬化剤、
カーボンブラック等を混合/分散した塗料を調整して、
この塗料をテープTの裏面に塗布し、乾燥したものであ
る。
【0034】このテープTのバック層に対して、レーザ
ビームによって加工して加工線を形成すると、バック層
に含まれるカーボンブラックのカーボンや樹脂等の結合
剤がレーザ光の熱によって小爆発して溶融し、細かなピ
ッチ状の加工粉塵となって飛散する。また、結合剤等の
分解によって生成するガスには、窒素酸化物(NOX
やイソシアネート系ガス等の、人体に有害で、作業環境
の悪化を招く成分が含まれている場合もある。
【0035】上記加工粉塵の一部は、搬送するテープT
に追随して同伴する空気流と共に加工位置Wから搬送方
向下流に向かって運ばれるものの、残りの加工粉塵は、
加工位置Wの上方に位置する光学系の多眼レンズ22や
収束レンズ54の表面に付着する。その結果、レンズ表
面は加工時間とともに汚れ、加工のためのレーザビーム
の強度が低下し、また、場所によってレーザビームの強
度が異ってくるため、安定したテープ加工、すなわち、
加工変動のない凹部形状を連続して得ることはできな
い。また、人体に有害なガスも、搬送するテープTが同
伴する空気流と共に加工位置Wから搬送方向下流に向か
って運ばれるものの、一部のガスは、上記空気流に運ば
れることなく、加工位置W上方に蔓延する。
【0036】このような加工粉塵やガスに対する対策と
しては、加工位置Wをケーシング等で囲って、内部を吸
引してガス等を排除、処理することが考えられる。しか
しながら、このようなテープTの加工装置においては、
加工位置Wの周辺には、テープTの搬送手段、ガイド部
材、保持部材、テープTの搬送経路調整手段等、各種の
部材が配置されるので、加工位置を囲むケーシングが大
きくなってしまい、同一の換気回数とする場合、換気の
際に大きな吸引手段が必要となり、装置コストや装置サ
イズ等の点で不利である。また、ケーシングの中にガス
が蔓延する結果となり、テープTがガスで汚染される可
能性もある。しかも、テープTはパンケーキ等の巻回状
態で供給され、次工程に供給するのが通常である。その
ため、新規なパンケーキ等を装填する際には、装填した
パンケーキから巻取り芯までテープTを通す、いわゆる
テープパスが必要であり、加工位置Wをケーシング等で
囲ってしまうと、テープパスがやりにくくなり、作業性
を大幅に低下する結果となる。
【0037】そこで、加工装置10は、加工位置Wの近
傍に配置して、レーザビームの光軸に対して法線方向に
気体流を発生させる気体吹き出し手段としての空気噴出
ダクト26と、吸引ダクト28とを備え、空気噴出ダク
ト26によって光学系の多眼レンズ22等の光学系レン
ズの汚れを防止している。なお、本実施例では、空気噴
出ダクト26から噴出する気体として空気を用いている
が、これに限られるわけでなく、窒素や二酸化炭素ガス
や不活性ガス等を用いてもよい。
【0038】空気噴出ダクト26は、ミストセパレータ
36を介して、コンプレッサ34によって圧縮された空
気を、先端から層流状態で噴出する空気噴出ノズル26
aを備え、テープTの搬送方向の加工位置Wの上流側で
あって、多眼レンズ22と加工位置WにあるテープTと
の間に配置される。コンプレッサ34を用いて流す空気
の流量は、レーザビームで加工する際の加工本数やテー
プTのテープ幅によって変化するが、少なくとも風量が
200(l/min)以上確保できるコンプレッサであ
れば、公知のコンプレッサのいずれでもよく、制限され
ない。また、ミストセパレータ36は、コンプレッサ3
4から流れた空気に含まれるミストを除去する手段であ
って、0.3μm以上のミスト粒子を95%以上除去す
る装置である。好ましくは0.01μm以上のミスト粒
子を95%以上除去するのがよい。なお、本実施例で
は、ミストセパレータ36を用いて空気噴出ノズル26
aから噴出される空気の除湿を行っているが、必ずしも
必要でなく、除湿をしなくてもよい。
【0039】このように、除湿手段によって除湿された
空気を空気噴出ノズル26aから噴出させることによっ
て、ノズル先端に水滴が付着して、空気の噴出を乱すこ
とを防止することができる。本実施例では、ミストセパ
レータ36を備えることで、除湿された空気を噴出させ
ているが、テープTのバック層の塗料の成分によって
は、ミストセパレータ36の替わりに加湿手段を配置し
て、空気を加湿して、空気噴出ノズル26aから細かな
水滴を含んだ霧状空気を噴出させ、加工粉塵や結合剤等
の分解によって生成した人体に有害なガス等を、積極的
に水滴に吸着させてもよい。
【0040】このようにして加工粉塵や有害なガス等
は、空気噴出ノズル26aから噴出された空気流Fに乗
って、搬送方向下流側に運ばれ、吸引ダクト28によっ
て空気流Fとともに吸引される。吸引ダクト28は、各
種の工場等に配置される公知のものであり、例えば、吸
引(排気)のためのブロワと、ダクトと、吸引したガス
の処理手段等とから構成されるものである。なお、吸引
ダクト28で吸引された加工粉塵やガスの処理方法には
特に制限はなく、例えば、ダクトの途中に活性炭を用い
たフィルタ部材を配置し、加工粉塵やガスに含まれる各
種の成分を活性炭で吸着除去する方法が例示される。
【0041】本実施例では、空気噴出ダクト26は、テ
ープ搬送方向上流側から下流方向に向かう空気流Fを発
生させ、下流方向で加工粉塵や有害なガスを吸引させる
構成としているが、空気噴出ダクト26を加工位置Wの
下流側に、吸引ダクト28を加工位置Wの上流側に設け
る構成としてもよい。空気噴出ダクト26の先端に位置
する空気噴出ノズル26aの断面形状は円形状や矩形状
であってもよく、その断面形状の横幅は、テープTのテ
ープ幅より広いことが好ましい。また、空気噴出ノズル
26aの個数は、1つに限定されず、テープTのテープ
幅よりノズル断面形状の幅が狭い空気噴出ノズル26a
を複数、テープTの幅方向に一列に配列させ、加工する
テープTのテープ幅全体を空気流Fが被うように構成し
てもよい。
【0042】さらに、図5(A)に示すように、ノズル
の形状は、空気噴出ダクト38の円形状の円周に沿って
空気を噴出させる円筒型の空気噴出ノズル38aとして
もよい。この場合、空気噴出ノズル38aによって噴出
される円筒形状の空気流Fは、加工位置に保持されるテ
ープTの四方、すなわちテープTの幅方向および上下方
向において四方を遮蔽し、エアカーテンを形成して、加
工位置Wから発生する加工粉塵や有害なガスの飛散を防
止し、発生した加工粉塵や有害なガスを吸引ダクト28
に空気流Fによって遮蔽されたまま吸引させてもよい。
この場合、空気流Fは、テープTを含め加工位置Wを、
テープTの幅方向および上下方向の四方を遮蔽するエア
カーテンを形成するものであれば、円筒型の空気噴出ノ
ズル38aに限られない。また、空気流Fは、加工位置
に保持されるテープTの四方を遮蔽するエアカーテンを
形成するものであれば、図5(A)に示されるような1
つの空気噴出ノズル38aで行う場合に限られず、矩形
状や円形状の断面形状の小さな空気噴出ノズルを円筒状
や矩形状に周状に配置し、複数の空気流Fを用いて、ブ
レード30および32間に位置するテープTを含め加工
位置Wを、テープTの幅方向および上下方向の四方を遮
蔽するエアカーテンを形成するものであってもよい。ま
た、空気噴出ダクト38を加工位置Wの下流側に、上流
側に吸引ダクト28を設けてもよい。さらに、図5
(B)に示すように、テープTの幅方向側面に空気噴出
ダクト40を設け、加工位置Wに向けて空気流Fを噴射
させ、加工位置Wを挟んで反対側の側面に吸引ダクト2
8を配置させてもよい。この場合、加工位置Wの上流側
から下流側斜め方向に、また下流側から上流側斜め方向
に噴射させてもよい。あるいは、上流側から下流側斜め
方向と下流側から上流側斜め方向とを同時に噴射させて
もよい。
【0043】このような加工装置10では、搬送手段2
4によってテープTが加工位置Wに搬送され、多眼レン
ズ22によって複数のレーザビームとなって加工位置W
でテープTの加工を行う。加工の際に発生する加工粉塵
や有害なガスは、一部分がテープTに付随して同伴する
空気流に運ばれると共に、残りの加工粉塵や有害なガス
は、空気噴出ノズル26aより噴出された空気流Fによ
って運ばれ、吸引ダクト28に吸引されて飛散すること
はない。その結果、加工粉塵によって多眼レンズ22や
収束レンズ54の光学系レンズの表面は汚れることがな
く、加工のためのレーザビームの強度が低下することも
なく、また、多眼レンズ22が場所によってレーザビー
ムの強度を変えることもなく、加工変動のない凹部形状
を備えるテープTを連続して得ることができる。また、
人体に有害なガスも、空気流Fに運ばれ、加工位置W上
方に蔓延することはない。
【0044】以上、本発明の磁気テープ加工装置につい
て詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされ
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
磁気テープ加工装置によれば、加工のためのレーザビー
ムを発生させる光学系レンズの表面は、加工粉塵によっ
て汚れることがなく、従って加工のためのレーザビーム
の強度が低下することがないため、磁気テープの凹部形
状の加工、すなわち加工後の凹部の深さや凹部形状が一
定しており、搬送速度を高速化してもキャプスタンロー
ラ等で不安定にスリップすることがなく、従って、高速
で正確な搬送を行うことができ、しかも、カッピングの
少ない、優れた特性を有する磁気テープを、安定して供
給することができる。しかも、本発明の加工装置によれ
ば、テープのバック層の加工によって生じるガス等も好
適に処理して、作業環境を悪化することもない。このよ
うな本発明の加工装置によって作製された磁気テープを
用いることにより、ブレード機等の磁気テープの製造装
置において高速かつ正確なテープ搬送を行うことがで
き、その結果、適正な生産管理の下、損傷の無い磁気テ
ープを安定して高生産効率で製造でき、かつカートリッ
ジやパンケーキに巻き取った際の巻き姿も美しくでき、
かつ、カッピングに起因するテープの外観低下、ヘッド
当りの悪化、テープエッジの損傷等も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)および(B)は、それぞれ本発明の磁
気テープ加工装置で加工された磁気テープのバック層の
一例を示す概念図である。
【図2】 本発明の磁気テープ加工装置の一例の概念図
である。
【図3】 図2に示される磁気テープ加工装置に用いら
れる多眼レンズを説明するための概念図である。
【図4】 本発明の磁気テープ加工装置の別の例の光学
系の概念図である。
【図5】 (A)および(B)は、本発明の磁気テープ
加工装置の他の例の概念図である。
【符号の説明】
10 加工装置 12 光源 14 パルス変調器 16 ミラー 18 ビームエクスパンダ 20 (ビームプロファイル)成形器 22 多眼レンズ 24 搬送手段 26,38,40 空気噴出ダクト 28 吸引ダクト 30,32 ブレード 34 コンプレッサ 36 ミストセパレータ 50 ビームウエスト位置調整手段 52 ビームスプリッタ 54 収束レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープのバック層を加工するレーザビ
    ームを所定の加工位置に入射する光学系と、 磁気テープを前記加工位置に保持しつつ、バック層を前
    記レーザビーム入射側に向けた状態で長手方向に搬送す
    る搬送手段と、 前記加工位置の近傍に配置して、前記加工位置と前記光
    学系の間の、前記レーザビームの光軸に対する法線方向
    に気体流を形成させる気体吹き出し手段と、 前記加工位置を挟んで前記気体吹き出し手段と反対側
    に、前記気体流の気体を吸引する吸引手段とを設けるこ
    とを特徴とする磁気テープ加工装置。
JP25766299A 1999-09-10 1999-09-10 磁気テープ加工装置 Pending JP2001084579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25766299A JP2001084579A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 磁気テープ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25766299A JP2001084579A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 磁気テープ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001084579A true JP2001084579A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17309369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25766299A Pending JP2001084579A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 磁気テープ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001084579A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284572A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2011036908A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Canon Inc レーザ加工装置
WO2011151451A1 (en) * 2010-06-04 2011-12-08 Plastic Logic Limited Laser ablation with extraction of the ablated material
JP2012091198A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Toshiba Corp レーザ加工装置およびその加工方法
JP2012121073A (ja) * 2012-03-28 2012-06-28 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2012143814A (ja) * 2012-03-28 2012-08-02 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
KR101199208B1 (ko) 2011-03-16 2012-11-07 삼성에스디아이 주식회사 용접기용 스패터 포집 장치
JP2013252532A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Disco Corp レーザー加工装置
JP2014217862A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 大日本印刷株式会社 レーザ加工煙清浄装置、レーザ加工装置
JP2020138227A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 日本製鉄株式会社 表面加工装置
WO2023002685A1 (ja) * 2021-07-20 2023-01-26 ウシオ電機株式会社 レーザ加工方法及びレーザ加工装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008143042A1 (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nitto Denko Corporation レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2008284572A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2011036908A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Canon Inc レーザ加工装置
CN103153521A (zh) * 2010-06-04 2013-06-12 造型逻辑有限公司 具有烧蚀的材料的抽取的激光烧蚀
WO2011151451A1 (en) * 2010-06-04 2011-12-08 Plastic Logic Limited Laser ablation with extraction of the ablated material
JP2012091198A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Toshiba Corp レーザ加工装置およびその加工方法
US8866040B2 (en) 2011-03-16 2014-10-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Spatter removing device for laser welder
KR101199208B1 (ko) 2011-03-16 2012-11-07 삼성에스디아이 주식회사 용접기용 스패터 포집 장치
JP2012143814A (ja) * 2012-03-28 2012-08-02 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2012121073A (ja) * 2012-03-28 2012-06-28 Nitto Denko Corp レーザー加工方法及びレーザー加工品
JP2013252532A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Disco Corp レーザー加工装置
JP2014217862A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 大日本印刷株式会社 レーザ加工煙清浄装置、レーザ加工装置
JP2020138227A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 日本製鉄株式会社 表面加工装置
JP7311743B2 (ja) 2019-03-01 2023-07-20 日本製鉄株式会社 表面加工装置
WO2023002685A1 (ja) * 2021-07-20 2023-01-26 ウシオ電機株式会社 レーザ加工方法及びレーザ加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001084579A (ja) 磁気テープ加工装置
US6734083B2 (en) Dicing method and dicing apparatus for dicing plate-like workpiece
US9079407B2 (en) Inkjet apparatus and method of collecting mist
JP6602627B2 (ja) インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷方法
US20010011397A1 (en) Apparatus for cleaning photo film
US20210138791A1 (en) Ink-jet printer and ink-jet printing method
JP4323052B2 (ja) 排煙機構を備えたレーザー加工装置
WO2001018795A1 (fr) Dispositif servant a usiner une bande magnetique
JP2007331074A (ja) テープ製造方法およびテープ製造装置
JP2001084581A (ja) 磁気テープ加工装置
JP2001110045A (ja) 磁気テープ加工装置
JP2001084576A (ja) 磁気テープ加工装置
JP2001110046A (ja) 磁気テープ加工装置
JP2001084577A (ja) 磁気テープの加工方法および加工装置
JP7237752B2 (ja) インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷方法
JP2001148121A (ja) 磁気テープの加工方法および加工装置
WO2001020601A1 (fr) Procede et dispositif de traitement d'une bande magnetique
JP2001093143A (ja) 磁気テープ加工装置
JP6146525B1 (ja) 回転体、吐出装置
JP2007133960A (ja) 磁気テープカートリッジの製造方法
JP2004066517A (ja) 感光材料のマーキング方法
JP2001084575A (ja) 磁気テープ加工装置
JP2005196915A (ja) 磁気テープ搬送装置
JP2001110047A (ja) 磁気テープの搬送安定化方法
JP2000268359A (ja) 磁気テープ加工方法および磁気テープ加工装置