JP2001082251A - ダイヤフラム気化器 - Google Patents

ダイヤフラム気化器

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JP2001082251A
JP2001082251A JP2000259191A JP2000259191A JP2001082251A JP 2001082251 A JP2001082251 A JP 2001082251A JP 2000259191 A JP2000259191 A JP 2000259191A JP 2000259191 A JP2000259191 A JP 2000259191A JP 2001082251 A JP2001082251 A JP 2001082251A
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carburetor
pump
displacement piston
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combustion engine
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Reinhard Gerhardy
ゲルハルディー ラインハルト
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Andreas Stihl AG and Co KG
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M1/16Other means for enriching fuel-air mixture during starting; Priming cups; using different fuels for starting and normal operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • F02M1/10Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically dependent on engine temperature, e.g. having thermostat
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    • F02M17/00Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
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    • F02M17/04Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーチェーンソーなどの手動式作業機械用
の駆動ユニットとして使用される燃焼機関のためのダイ
ヤフラム気化器(1)を、簡単な操作で燃焼機関の確実
な始動が保証されるように改善する。 【解決手段】 押しのけピストン(21)がシリンダ
(22)内にて縦方向に案内されてポンプ空間(24)
を画成し、このポンプ空間(24)が注入通路(30)
を介して吸引口(16、17)の供給部(18)と接続
されていること、及び、押しのけピストン(21)のピ
ストン行程がストッパ(26)により制限されていて、
このストッパ(26)が調整要素(23)により温度に
依存してストローク方向(31)にて調整されているこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提概
念に記載した形式の始動援助装置を備えた燃焼機関のた
めのダイヤフラム気化器に関する。
【0002】
【従来の技術】有利にはパワーチェーンソーなどの手動
式作業機械用の駆動ユニットとして使用される燃焼機関
のためのダイヤフラム気化器において、調整室は、膜部
材により画成されていて、供給通路を介して作業機械の
燃料タンクと接続されている。調整室は、燃焼機関の稼
動時には燃料で満たされ、燃焼機関へ通じる気化器の空
気通路と少なくとも1つの吸引口を介して接続されてい
る。調整室からの燃料の流出に基づいて調整室には負圧
が生じ、この負圧は膜部材を偏位させ、それにより供給
通路が開放可能である。この場合、吸引口の供給部に通
常は逆止め弁が配置されていて、この逆止め弁は燃料な
いしは燃料/空気・混合気が空気通路から調整室内へ浸
入することを防止する。
【0003】この種のダイヤフラム気化器のためにEP
O特許出願公開第0786591号明細書(EP0786591A
2)では始動援助装置が提案されていて、この始動援助装
置は、調整室と燃料タンクとの間の戻り通路内の洗浄ポ
ンプ、及び注入ポンプを含む。洗浄ポンプの操作により
燃焼機関の運転開始以前に調整室が燃料で充満される。
周知の装置では、洗浄ポンプは調整室へ通じる供給通路
内に配置されている。注入ポンプは押しのけピストン
(ディスプレースメント・ピストン)を含み、この押し
のけピストンは調整室内を加圧可能であり、この場合、
充填されている調整室から吸引口を通じて空気通路に燃
料が圧出される。押しのけピストンは追加的な膜部材と
接続されていて、この膜部材は調整室を画成し、押し棒
の押し込みにより調整室の容積を減少させ、この際、容
積減少に対応する燃料量が空気通路内に注入される。こ
のようにして燃焼機関の運転開始以前、つまり燃焼機関
が吸引作用を発揮し得る以前に、燃焼機関の第1点火を
保証するために空気通路内に燃料が供給され得る。
【0004】更に、調整室と燃料タンクとの間の戻り通
路内に洗浄ポンプが配置されているダイヤフラム気化器
が知られている(ウォールブロー WYK キャブレター(Wa
lbroWYK Carburetor) サービスマニュアル 1994)。こ
の洗浄ポンプを用いて調整室内には負圧が生成され、こ
の場合、燃焼機関の始動準備のために調整室から空気が
ポンプ排出され、調整膜部材が負圧によるその偏位に基
づき燃料供給通路を開放するので、燃料が調整室内に流
入する。始動準備のために調整室を充満するこの過程は
パージ(浄化)とも呼ばれている。この場合、洗浄ポン
プは弾性的に押込可能なパージ・ベローを含む。周知の
WYKダイヤフラム気化器の注入ポンプは棒状の押しの
けピストンから成り、この押しのけピストンは、燃料を
空気通路に注入するために、燃料で満たされている調整
室を加圧可能である。押しのけピストンを押し込むこと
による注入過程は、パージにより調整室が充満された後
に行われ、プライミング(燃料直接注入)とも称され
る。
【0005】燃焼機関を難なく稼動させるため、並びに
ランナップ(出力上昇運転)を保証するために、燃焼機
関の吸引作用が調整室から燃焼を自動的に空気通路内に
引き込むまでは、注入すべきプライミング・燃料量の配
量が必要である。周知の気化器では、注入すべき燃料量
を注入ポンプを用いて配量するために、燃焼機関の運転
開始に際してオペレータには多くの経験が要求される。
多くの場合、注入される燃料が少なすぎて、燃焼機関の
ランナップは保証されず、僅かな作業サイクル後に燃焼
機関が停止してしまう。また、多くの場合、燃料の配分
が多すぎて、過剰に濃厚な混合気が燃焼機関に提供され
てしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、当初
に挙げた形式のダイヤフラム気化器を、簡単な操作で燃
焼機関の確実な始動が保証されるように改善することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1に
記載した特徴により解決される。
【0008】本発明によれば、注入ポンプの押しのけピ
ストンは、シリンダ内にて縦方向に案内され、シリンダ
内にてポンプ空間を画成し、このポンプ空間は注入通路
を介して吸引口の供給部と接続されている。この際、押
しのけピストンのピストン行程は、ストッパにより制限
されていて、調整要素の温度依存の形状によるストッパ
の長さにて決定される。この場合、それぞれの温度に依
存して最大ピストン行程及びそれと共にポンプ空間容積
が定義される。プライミング時には、全ポンプ空間容積
が押しのけピストンにより圧出され、燃焼機関の始動準
備のために気化器・空気通路内に注入される。注入ポン
プの操作において、押しのけピストンはその都度ストッ
パにより停止されるまで移動され得て、それによりプラ
イミング・燃料量の正確で且つ温度に依存した配量にお
ける極めて簡単な操作性が保証されている。
【0009】ストッパのための温度依存の調整要素とし
て有利にはバイメタル要素が設けられ、このバイメタル
要素はその温度に対応して予測可能で異なる伸張及び方
向付けを成す。本発明の有利な形態では、押しのけピス
トンが、注入ポンプのシリンダ内へ押込可能な押し棒の
自由端に配置されていて、この場合、シリンダを被覆し
且つ押し棒が差し通されているシリンダヘッドプレート
がストッパ受止部を形成し、押しのけピストンとシリン
ダヘッドとの間にてバイメタル要素が配置されている。
この際このバイメタル要素は行程方向にて伸張可能であ
る。この場合このバイメタル要素は有利には、並列配置
されているバイメタルの皿ばね(円板ばね)から成る皿
ばねユニットにより形成されている。
【0010】合目的には注入ポンプの注入通路が、逆止
め弁に隣接し且つ逆止め弁の下流側にて気化器・空気通
路の吸引口の供給部に通じている。このようにして燃焼
機関の運転開始以前には、逆止め弁の可動の弁構成要素
が燃料で濡らされる。この場合、特に燃焼機関の長い停
止時間後に生じ得る弁構成要素のその弁座における付着
が解消され、それにより逆止め弁の正確な開放が空気通
路内の吸引圧により可能とされる。
【0011】
【発明の実施の形態】唯一の図である図1は本発明によ
るダイヤフラム気化器1の実施形態を示している。ダイ
ヤフラム気化器1は、パワーチェーンソーや切断研磨機
などの手動式作業機械において、ここでは図示されてい
ない工具駆動用燃焼機関のための混合気を調製するため
に用いられる。通例どおりにダイヤフラム気化器1は燃
焼機関へ通じる空気通路14を含み、この場合、吸込空
気流への燃料配分はベンチュリー部分36の領域にて行
われる。燃焼機関の稼動時には、空気通路の通路壁に設
けられた吸引口を通じて燃料が空気流内へ放出される。
この際、アイドリング稼動のために、空気通路14内の
絞り弁15の領域には吸引口16、17が配置されてい
て、この場合、破線で示されている絞り弁15の閉鎖位
置にて、吸引口16は絞り弁15の下流側に、吸引口1
7は絞り弁15の上流側に配置されている。この場合、
絞り弁15の下流側の吸引口16は、調整ねじ39を用
いて閉鎖可能である。吸引口16、17の供給部18に
は逆止め弁19が配置されている。ベンチュリー部分3
6の領域には、燃焼機関の通常稼動中の追加的な燃料放
出のための主ノズル37が配置されていて、その供給部
には同様に逆止め弁38が設けられている。
【0012】吸引口16、17の供給部18及び主ノズ
ル37も、調整室2から燃料供給され、この調整室2は
膜部材3により画成されている。膜部材3は膜部材プレ
ート4により支持されていて、この膜部材プレート4は
レバーを介して弁押し棒7と共に作用し、この弁押し棒
7は燃料タンク9からの供給通路8を制御する。膜部材
3にて調整室2の反対側には、基準圧、例えば大気圧が
作用する。調整室2内の負圧により、膜部材3はレバー
5に作用するばね6の復原力に抗して偏位され、弁押し
棒7が操作される。この場合、ばね6の復原力はダイヤ
フラム弁の開口圧力を決定する。
【0013】燃焼機関の確実な運転開始、並びに燃焼機
関の確実なランナップを保証するために、ダイヤフラム
気化器1は洗浄ポンプ(循環ポンプ)10を含み、この
洗浄ポンプ10を用いて燃焼機関の始動以前に調整室2
が燃料で先ずは充満され、そして所定の燃料・始動量を
放出するための注入ポンプ20が充満される。洗浄ポン
プ10は、調整室2から燃料タンク9への戻り通路13
内に配置されていて、操作要素として、ほぼ半球形状で
且つ弾性的に押込可能なベロー11を含む。調整室2を
充満(パージ)するために、ベロー11はオペレータに
より押し込められ、ベロー11の弾性的な戻りにより調
整室2内に負圧がもたらされ、この負圧は膜部材3の偏
位により供給通路8を調整室2内へ開放する。ベロー1
1のポンプ作用は逆止め弁12、12’の配置により保
証され、これらの逆止め弁12、12’は燃料タンク9
の方向への貫流のみを形成する。
【0014】注入ポンプ20は押しのけピストン21を
含み、この押しのけピストン21はポンプ20のシリン
ダ22内にて縦方向に移動できるように設けられてい
て、ポンプ空間24を画成する。シリンダ22はポンプ
空間24の反対側にてシリンダヘッド28により被覆さ
れている。このシリンダヘッド28には操作用押し棒2
9が差し通され、この操作用押し棒29はシリンダ22
内のその自由端にて押しのけピストン21を支持する。
ポンプ空間24に通じる注入ポンプ20の入口部32
は、調整室2内に配置されていて、ポンプ空間24を充
填するために押しのけピストン21の吸引行程時に逆止
め弁35により開放される。
【0015】押しのけピストン21を備えた押し棒29
はシリンダの軸線方向にて往復運動可能であり、この場
合、ピストン行程31はポンプ空間24の容積を決定す
る。ピストン行程31はストッパ26により制限されて
いる。このストッパ26はバイメタル・皿ばねから成る
ばねユニット23により形成されていて、これらのバイ
メタル・皿ばねは、環状の形状により押し棒29を包囲
し、押しのけピストン21の背面とシリンダヘッド28
との間に配置されている。これらのバイメタル・皿ばね
の温度と、その温度により占められるシリンダ22内の
軸方向の伸張とに依存して、バイメタル・皿ばねユニッ
ト23は押しのけピストン21の吸引行程を制限し、こ
の場合、シリンダヘッド28側の皿ばね要素は、ストッ
パ26を形成し、ピストン行程の端部にてシリンダヘッ
ド28に圧接する。押し棒29の引き出しによる注入ポ
ンプ20の操作において、吸引行程は皿ばねがシリンダ
ヘッド28に圧接するまで行われ、この場合、皿ばねユ
ニット23はポンプ空間容積、並びに気化器内への注入
のために考慮されるプライミング・燃料量を決定する。
【0016】押しのけピストン21には戻しばね27が
作用し、この戻しばね27はオペレータにより弁押し棒
29が放された後にポンプ行程をもたらす。この場合、
ポンプ空間24及びポンプ空間24内のプライミング・
燃料量は、押しのけピストン21により出口部33を通
じて注入通路30内に圧出される。出口部33には逆止
め弁34が配置されている。プライミング・燃料量は本
発明により形成されている注入ポンプ20を用いて極め
て簡単な操作(ストッパにより停止されるまで押し棒を
引き出すこと)により正確に且つ周囲温度に対応して配
分される。
【0017】注入通路30は逆止め弁19の下流側にて
アイドリング・吸引口16、17の供給部に通じる。プ
ライミングでは吸引口16、17へと圧出された燃料が
逆止め弁19の弁構成要素を濡らすので、弁構成要素の
その弁座における付着は燃焼機関の引き続く始動時には
排除される。特に、少ない開口圧力に基づき有利とされ
る、逆止め弁の閉鎖構成要素における板状の形状では、
燃料による両側のウェッティングにより、燃焼機関の停
止段階中に起こり多くの場合回避することのできない有
害な付着作用が阻止され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイヤフラム気化器の実施形態を
示す図である。
【符号の説明】
1 ダイヤフラム気化器 2 調整室 3 膜部材 4 膜部材プレート 5 レバー 6 ばね 7 弁押し棒 8 供給通路 9 燃料タンク 10 洗浄ポンプ 11 ベロー 12 逆止め弁 12’ 逆止め弁 13 戻り通路 14 空気通路 15 絞り弁(スロットルバルブ) 16 アイドリング・吸引口 17 アイドリング・吸引口 18 吸引口16、17の供給部 19 逆止め弁 20 注入ポンプ 21 押しのけピストン(ディスプレースメント・ピ
ストン) 22 シリンダ 23 ばねユニット 24 ポンプ空間 26 ストッパ 27 戻しばね 28 シリンダヘッド 29 操作用押し棒 30 注入通路 31 ピストン行程 32 注入ポンプ20の入口部 33 注入ポンプ20の出口部 34 逆止め弁 35 逆止め弁 36 ベンチュリー部分 37 主ノズル 38 逆止め弁 39 調整ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 17/04 F02M 17/04 L

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動式作業機械における燃焼機関のための
    ダイヤフラム気化器であって、このダイヤフラム気化器
    が、膜部材(3)により画成されている調整室(2)を
    備えていて、この調整室(2)が、供給通路(8)を介
    して燃料タンク(9)と接続されていて、供給通路
    (8)が、調整室(2)内の負圧に基づく膜部材(3)
    の偏位により開放可能であり、調整室(2)が、少なく
    とも1つの吸引口(16、17)を介して燃焼機関へ通
    じる空気通路(14)と接続されていて、吸引口(1
    6、17)の供給部(18)には逆止め弁(19)が配
    置されていて、前記ダイヤフラム気化器が、調整室
    (2)と燃料タンク(9)との間の戻り通路(13)内
    の洗浄ポンプ(10)及び始動援助装置としての注入ポ
    ンプ(20)を備えていて、注入ポンプ(20)の押し
    のけピストン(21)を用いて吸引口(16、17)を
    通じて空気通路(14)内に燃料を送ることのできる前
    記ダイヤフラム気化器において、押しのけピストン(2
    1)が、シリンダ(22)内にて縦方向に案内されてポ
    ンプ空間(24)を画成し、このポンプ空間(24)
    が、注入通路(30)を介して吸引口(16、17)の
    供給部(18)と接続されていること、及び、押しのけ
    ピストン(21)のピストン行程が、ストッパ(26)
    により制限されていて、調整要素(23)の温度依存の
    形状によるストッパ(26)の長さにて決定されている
    ことを特徴とするダイヤフラム気化器。
  2. 【請求項2】ストッパ(26)のための温度依存の調整
    要素(23)として、バイメタル要素が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の気化器。
  3. 【請求項3】押しのけピストン(21)が、注入ポンプ
    (20)のシリンダ(22)内へ押込可能な押し棒(2
    9)の自由端に配置されていて、シリンダ(22)を被
    覆するシリンダヘッド(28)がストッパ受止部を形成
    し、シリンダヘッド(28)と押しのけピストン(2
    1)との間にて行程方向(31)に伸張可能なバイメタ
    ル要素(23)が配置されていることを特徴とする、請
    求項2に記載の気化器。
  4. 【請求項4】バイメタル要素(23)が、並列配置され
    ているバイメタルの皿ばねから成る皿ばねユニットによ
    り形成されていることを特徴とする、請求項2または3
    に記載の気化器。
  5. 【請求項5】注入ポンプ(20)のポンプ空間(24)
    が、調整室(2)からの燃料により充填可能であること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の気
    化器。
  6. 【請求項6】注入ポンプ(20)のポンプ空間(24)
    の入口部(32)及び出口部(33)に、それぞれ逆止
    め弁(34、35)が配置されていることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれか一項に記載の気化器。
  7. 【請求項7】注入通路(30)が、逆止め弁(19)に
    隣接し且つ逆止め弁(19)の下流側にて吸引口(1
    6、17)の供給部(18)に向かって開口しているこ
    とを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の
    気化器。
  8. 【請求項8】注入ポンプ(20)により燃料供給可能な
    吸引口(16、17)が、空気通路(14)内に配置さ
    れている絞り弁(15)の領域に設けられていることを
    特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の気化
    器。
  9. 【請求項9】押しのけピストン(21)に戻しばね(2
    7)が付設されていて、有利にはストッパ(26)が吸
    引行程を制限するために設けられていることを特徴とす
    る、請求項1〜8のいずれか一項に記載の気化器。
  10. 【請求項10】洗浄ポンプ(10)が、弾性的に押込可
    能なポンプベロー(11)を含むことを特徴とする、請
    求項1〜9のいずれか一項に記載の気化器。
JP2000259191A 1999-09-02 2000-08-29 ダイヤフラム気化器 Pending JP2001082251A (ja)

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