JP2002155802A - プライミング機構付キャブレータ - Google Patents

プライミング機構付キャブレータ

Info

Publication number
JP2002155802A
JP2002155802A JP2001333927A JP2001333927A JP2002155802A JP 2002155802 A JP2002155802 A JP 2002155802A JP 2001333927 A JP2001333927 A JP 2001333927A JP 2001333927 A JP2001333927 A JP 2001333927A JP 2002155802 A JP2002155802 A JP 2002155802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
priming
fuel
carburetor
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001333927A
Other languages
English (en)
Inventor
Jerry J Ashcraft
ジェー アッシュクラフト ジェリー
Jose Govea
ゴヴェア ジョセ
Karl P Richter
ピー リッチャー カール
Randy M Sherman
エム シャーマン ランディー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Walbro Corp
Original Assignee
Walbro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Walbro Corp filed Critical Walbro Corp
Publication of JP2002155802A publication Critical patent/JP2002155802A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M17/00Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
    • F02M17/02Floatless carburettors
    • F02M17/04Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M1/00Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
    • F02M1/08Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling becoming operative or inoperative automatically
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S261/00Gas and liquid contact apparatus
    • Y10S261/08Carburetor primers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン始動を促進するキャブレータを提供
する。 【解決手段】 内燃エンジン用キャブレータであって、
スロットル弁の上流に燃料・空気混合通路に設けられ、
開位置と閉位置の間を動くチョーク弁と、燃料供給用に
該燃料・空気混合通路と連通するプライミング燃料路
と、該キャブレータの主ボディに保持されたプライミン
グ弁とを具備する。該プライミング弁は該プライミング
燃料路に連通し、弁シートと弁頭とを有し、該弁頭は該
弁シートに閉じた位置に付勢されて、該プライミング弁
を通る流体の流れを阻止する。該プライミング弁は、該
チョーク弁がその開位置から閉位置に動くのに応じて、
該弁シートから離れて開いた状態に動くことができて、
ある量の燃料を、該プライミング燃料路から燃料・空気
混合通路に供給して、エンジンの始動を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的にはキャブ
レータに関し、より詳しくは、ダイヤフラム式キャブレ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】発明の背景一般的には、キャブレータは
燃料・空気混合気を四行程・二行程内燃エンジンに送る
ために使用されている。二行程エンジンが使用される、
草刈機、枯葉ブロアー、庭用機器などの多くの用途で
は、ダイヤフラム式燃料供給ポンプ及びダイヤフラム式
燃料調量システムを有するキャブレータが使用されてい
る。そのようなキャブレータを通して燃料が供給される
エンジンを始動するために、パージ機構が数回作動され
て、空気をキャブレータから追い出して、所定の燃料流
路・チャンバを液体燃料で満たして、エンジンの始動を
促進する。チョーク弁がその閉位置に動かされて、キャ
ブレータのスロットルボアを通る空気流を少なくとも殆
ど阻止する。エンジン始動機構が、偽始動が起こるま
で、少なくとも一回、普通は数回作動される。燃料燃焼
が起こり、エンジンが回転を始めるが、閉じたチョーク
弁のために直ぐに止まる。それは、十分エンジンに空気
が送られずに連続した運転ができないからである。偽始
動の後では、チョーク弁が手動で開位置に動かされて、
エンジンを始動し、その後連続運転するように充分な空
気をエンジンに供給する。
【0003】この複数工程の始動方式は、平均的なユー
ザーが簡単に適切に実行するには、幾らか複雑であり難
しい。多くのユーザーには、この偽始動の感知が難し
く、かれらは、チョーク弁を閉じたままで、偽始動後も
エンジンを始動させようとする。チョーク弁が閉じた状
態では、前述のように、エンジンを連続運転するには、
空気が不充分であり、従って、この始動によりエンジン
が回転しても、直ぐに止まってしまう。
【0004】ある従来のキャブレータでは、プライミン
グ機構を使用し、キャブレータ上の別のボタンを押して
少量の液体燃料をスロットルボア内に噴射する。そのス
ロットルボア内に噴射された液体燃料は、好ましくは濃
い燃料・空気混合気であり、エンジンの始動を促進す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的・特徴
・優位性には、エンジン始動を促進するキャブレータを
提供し、エンジンの始動に先立ってキャブレータのスロ
ットルボア内に、ある量の液体燃料を供給して、キャブ
レータを作動し、チョーク弁が閉位置に動かされると、
付加工程無しに、自己始動する。チョーク弁がその完全
な開位置及び閉位置にある時に、チョーク弁が閉じた後
にキャブレータの空気パージ機構が作動しても、プライ
ミング弁を閉じた状態に維持して、エンジンに燃料が漏
れるのを防ぐ。また、チョーク弁が閉じていても、空気
がスロットルボアを通るようにして、エンジンが始動し
た後にチョーク弁が閉じた状態で、エンジンが継続して
運転できるようにする。そのキャブレータは、比較的に
簡明なデザインであり、経済的に製作・組立ができ、信
頼性・耐久性に優れ、使用寿命が長い。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の概要この発明は、
ダイヤフラム式キャブレータであって、パージ機構を有
して、キャブレータが燃料を供給するエンジンの始動に
先立って、キャブレータから空気と燃料蒸気を追い出し
て、そこに液体燃料を満たす。このパージ機構は、プラ
イミング弁を有し、その弁は、キャブレータのチョーク
弁を閉位置に動かすと作動して、スロットルボア内に少
量の液体燃料を噴射して、濃い燃料・空気混合気をエン
ジンに供給して、エンジンの始動を促進する。
【0007】好ましくは、キャブレータ上のボタンを押
すなどの追加の工程無しに、チョーク弁が閉じるのに応
答して、スロットルボア内に少量の液体燃料が噴射され
る。好ましくは、チョーク弁を保持するシャフトはカム
面を有し、チョーク弁が開位置から閉位置に回転すると
きに、プライミング弁を作動する。好ましくは、そのチ
ョーク弁のシャフトは、一対の窪みを有して、プライミ
ング弁を閉じ、そして、それら窪みは、チョーク弁をそ
の開閉位置の各々に開放可能に保つ。プライミング弁
は、チョーク弁が全開された時に、窪みの一つのリセス
に部分的に収容され、プライミング弁を閉じてそこを通
る流体の流れを阻止する。チョーク弁が完全に閉じられ
た位置に動かされると、他方の窪みはプライミング弁を
部分的に収容して、プライミング弁を閉じる。そのカム
面は、窪みの間に配置されて、チョーク弁の動きに対し
て、一時的にプライミング弁を開いて、チョーク弁が開
位置と閉位置の間を動く時に、スロットルボア内に所定
の量の液体燃料を噴射して、エンジンの始動を促進す
る。
【0008】好ましくは、キャブレータのパージ機構
は、燃料を燃料タンクからプライミングリザーバに引い
て、そのプライミングリザーバは、燃料タンクに戻すた
めのオーバーフロー出口と、スプリングで付勢されたダ
イヤフラムを有する。そのダイヤフラムはプライミング
リザーバの体積を減らしてそこの燃料を加圧するように
構成されている。従って、チョーク弁が閉位置に動かさ
れ、プライミング弁が開くと、プライミングリザーバ内
の加圧された燃料が、一時的に開いたプライミング弁か
ら吹出して、スロットルボア内に噴射される。
【0009】この発明のこれらのそして他の目的・特徴
・優位性は、好適実施例および最適様態の以下の詳細な
説明と、添付図と、請求項の記載とにより明らかにされ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図面をより詳細に説明すると、図
1はダイヤフラム式キャブレータ10を図示している。
そのキャブレータは、離れたパージ機構12と、キャブ
レータ10の燃料・空気混合通路16に通じるプライミ
ング弁14とを有する。そのプライミング弁14は、チ
ョーク弁18がその開位置から閉位置に動くと作動され
て、少量の液体燃料を燃料・空気混合通路16内に噴射
する。燃料・空気混合通路16内に噴射されるその液体
燃料は、エンジンの始動に適切な濃い燃料・空気混合気
を供給する。
【0011】キャブレータ10では、燃料・空気混合通
路16が形成された主ボディ20を有するスロットル弁
21が、燃料・空気混合通路16内に収容され、アイド
リング用位置と拡開位置の間で回転可能であり、キャブ
レータが使用されるエンジンに、キャブレータを通って
送られる空気と燃料を制御する。チョーク弁18は、ス
ロットル弁21の上流にあり、燃料・空気混合通路16
内に延びるシャフト25に取りつけられた弁頭23を有
する。シャフト25は回転して、弁頭23を空気がほぼ
抑制されないで自由に燃料・空気混合通路16を通れる
開位置と、少なくともほぼ燃料・空気混合通路16を流
れる空気を抑制する閉位置との間を動く。
【0012】好ましくは、弁頭23は、それが収容され
る燃料・空気混合通路16の部分の直径より少し小さい
直径を有して、チョーク弁が閉じた位置にあるときで
も、エンジンをアイドリング状態とするために、空気が
燃料・空気混合通路16を通るようにする。これによ
り、エンジンが始動した後、チョーク弁がエンジン始動
用に閉位置のままでも、運転が継続できる。置換例とし
て、弁頭23は一つまたは複数の孔を有して、チョーク
弁が閉じているときも必要な空気が流れるようにしても
良い。
【0013】キャブレータ10の主ボディ20は一端に
燃料ポンププレート22を有し、また、主ボディ20の
他端と空気パージプレート26との間に挟まれた中間プ
レート24を有する。燃料ポンプダイヤフラム28が、
燃料ポンププレート22と主ボディ20との間に捕捉さ
れ、燃料ポンプダイヤフラム28の片側に燃料ポンプチ
ャンバ30を形成し、他側に圧力パルスチャンバ32を
形成する。圧力パルスチャンバ32は圧力パルス路34
に開いている。圧力パルス路34は、主ボディ20の外
に伸びて、組み立てられると、エンジンのクランクチャ
ンバに通じる。
【0014】エンジンクランクケースから圧力パルスチ
ャンバ32に伝達される負圧は、燃料ポンプチャンバ3
0の体積を増加させる方向に、燃料ポンプダイヤフラム
28を動かして、燃料リザーバから、主ボディ20の形
成された入口金物36と入口流路38とを通って、燃料
を引く。燃料ポンプチャンバ30の圧力が減少すると、
入口弁40を開く。その入口弁40は、好ましくは、燃
料ポンプダイヤフラム28と一体のフラップ式弁であ
り、流体が燃料ポンプチャンバ30に流れるのを許容す
る。その後、エンジンクランクケースからの正圧力パル
スが、燃料ポンプチャンバ30の体積が減る方向に、燃
料ポンプダイヤフラム28を移動して、燃料ポンプチャ
ンバ30内の圧力を増加させる。燃料ポンプチャンバ3
0内の増加した圧力は、出口弁42を開き、その出口弁
42もまた、好ましくは、燃料ポンプダイヤフラム28
と一体のフラップ式弁であり、流体が出口弁42を通っ
て、出口チャンバ44内に流れるようにする。その流れ
は、キャブレータ10の燃料調量機構48の入口弁46
に至る。
【0015】燃料調量機構48は、ニードル形弁頭50
とシャンク52とを有する入口弁46を備えている。シ
ャンク52は、シャンク52の一端に連結されたレバー
アーム54により駆動され、その中間でピン56により
枢動可能に軸支される。レバーアーム54は、自由端が
燃料調量ダイヤフラム60により作動される調整フィン
ガ58を有する。入口弁46は、その閉位置にコイルス
プリング64により付勢されて、弁シート62に押し付
けられ、そして、燃料調量ダイヤフラム60の動きによ
り開位置に動かされる。コイルスプリング64は、主ボ
ディ20のポケット66内に収容され、レバーアーム5
4の調整フィンガ58に当接する。燃料調量ダイヤフラ
ム60は、主ボディ20と中間プレート24との間に捕
捉されて、ベント開口70を通じて大気に通じる乾いた
又は空気チャンバ68を片側に形成し、燃料調量ダイヤ
フラム60の他側に、入口弁46と通じる燃料調量チャ
ンバ72を形成する。
【0016】使用状態では、燃料が燃料調量チャンバ7
2から引かれるときに、燃料調量チャンバ72内の燃料
量は減少して、燃料調量ダイヤフラム60の前後の差圧
がコイルスプリング64の付勢力に抗して、レバーアー
ム54を時計方向に(図1に図示)動かす。それによ
り、入口弁46を開いて、加圧した燃料が、燃料調量チ
ャンバ72に入るようにする。燃料調量チャンバ72は
流入した燃料で満たされるので、そこの圧力は上昇し
て、燃料調量ダイヤフラム60がレバーアーム54を反
時計方向に動かして、入口弁46を閉じて、燃料調量チ
ャンバ72内の燃料圧を調整する。
【0017】燃料は、燃料調量チャンバ72から、低速
燃料出口74と高速燃料出口76の両方に流れる。空気
と燃料蒸気と液体燃料とは共に、燃料調量チャンバ72
から逆止弁80により、キャブレータ10の空気排出工
程の間、通常閉じたパージ出口78に流れる。低速燃料
出口74を通る燃料の流れは、調整可能低速ニードル弁
82により制御される。そのニードル弁82は、円環弁
シート86内に収容されるニードル形弁頭84を有し
て、円環流路断面を形成して、その大きさは、弁シート
86に対してニードル形弁頭84を前進・後退させて調
整される。これは、従来のように、主ボディ20内に設
けられた低速ニードル弁82をねじ付ボア88内で回転
させることにより実施される。
【0018】低速ニードル弁82を通って流れる燃料
は、燃料拡散ポケット90内に分散される。そのポケッ
トは、燃料・空気混合通路16に開いた、互いに離間し
た複数の燃料噴射口92に通じる。その燃料は、燃料噴
射口92の前後の差圧に応じて、各燃料噴射口92から
燃料・空気混合通路16内に流れでる。好ましくは、少
なくとも一つの燃料噴射口92が、スロットル弁21が
アイドリング用位置にある時に、スロットル弁21の上
流に配置され、少なくとも一つの燃料噴射口92が、ス
ロットル弁21の下流に配置される。スロットル弁21
が、そのアイドリング位置から拡開位置に動かされると
きに、燃料・空気混合通路16に伝達されるエンジンマ
ニホールドの負圧は増加して、燃料噴射口92に作用し
て、燃料を燃料噴射口92を通って燃料・空気混合通路
16に引く。そこで、燃料・空気混合通路16を通る空
気と混合され、濃い燃料・空気混合気をそこに供給す
る。燃料・空気混合通路16から燃料噴射口92を通っ
て燃料調量チャンバ72に流体が逆流するのを、低速燃
料出口にある逆止弁93が阻止する。
【0019】燃料調量チャンバ72から高速燃料出口7
6を通って流れる燃料は、調整可能高速ニードル弁94
により制御される。高速ニードル弁94はニードル形弁
頭96を有し、弁頭96は円環弁シート98と組み合わ
されて、円環流路を形成する。その流路は、円環弁シー
ト98に対して、高速ニードル弁94の弁頭96を前進
・後退させて、寸法を調節可能である。高速ニードル弁
94のその流路域を流れる燃料は、高速燃料ノズル10
0に至る。高速燃料ノズル100は、主ボディ20のボ
ア104にプレスばめされるインサート102内に形成
され得る。逆止弁101が、高速燃料ノズル100を通
って、空気が漏れて逆流するのを防ぐ。高速燃料ノズル
100は、好ましくは、燃料・空気混合通路16のベン
チュリ部に配置され、燃料が、高速燃料ノズル100の
前後の差圧に応じてそこを通って引かれる。スロットル
弁21が、その拡開位置位置にある時に、エンジンマニ
ホールドの負圧は、高速燃料ノズル100に作用して、
そこを通って燃料引く。また、ベンチュリを通る空気の
流れは、更に高速燃料ノズル100の前後で圧力降下を
生じて、そこを通って燃料を引く。
【0020】パージ機構12はフレキシブルバルブ10
6を有する。そのフレキシブルバルブ106は、カバー
110とボディ112の間に捕捉される径方向外側に延
びるリム108を有する。ボディ112は、キャブレー
タ10の外側に取りつけられて、バルブチャンバ114
を形成する。ボディ112に空けられら開口116はバ
ルブチャンバ114に通じる。流体導管118が、開口
116を空気パージプレート26により保持された流体
金物120に通じる。流体金物120は、第一パージ通
路122を通ってパージチャンバ124に通じ、パージ
チャンバ124は、空気パージプレート26内のリセス
128にプレスばめされたプラグ126により、閉鎖さ
れる。パージチャンバ124は、第二パージ通路130
に通じ、パージ出口78を通って燃料調量チャンバ72
に通じる。逆止弁80が、燃料調量チャンバ72から第
二パージ通路130への流れを許容し、第二パージ通路
130から燃料調量チャンバ72に戻る燃料の流れを阻
止する。好ましくは、逆止弁80は、エンジンとキャブ
レータ10の通常運転状態では、パージ出口78を閉じ
て、燃料調量チャンバ72からの燃料のリークの可能性
を減少させ、キャブレータ10の運転に悪影響がないよ
うにする。
【0021】第一パージ通路122は、第二またはプラ
イミング入口逆止弁134を通って、第二またはプライ
ミングオーバーフロー路132に通じる。第二逆止弁1
34は、第一パージ通路122からプライミングオーバ
ーフロー路132に流体が流れるのを許容し、しかし、
その逆流を阻止する。プライミングオーバーフロー路1
32は、中間プレート24に保持される出口金物136
に至り、適切な導管138を通って燃料タンクに通じ
る。出口金物136を通る燃料流は、逆止弁140によ
り制御される。逆止弁140は、スプリング144によ
り弁シート146に対して付勢される弁頭142を有し
て、出口金物136からプライミングオーバーフロー路
132への流れを阻止する。しかし、プライミングオー
バーフロー路132内の圧力が、弁頭142を弁シート
146から移動させるほどであるときにだけ、プライミ
ングオーバーフロー路132から出口金物136への逆
流を許容する。
【0022】プライミングオーバーフロー路132は、
プライミングリザーバ148に開いており、プライミン
グ弁14は、中間プレート24とプライミングダイヤフ
ラム150の間に形成される。プライミングダイヤフラ
ム150は、空気パージプレート26と中間プレート2
4との間に捕捉される。プライミングダイヤフラム15
0の反対側では、大気圧チャンバ154内スプリング1
52が、プライミングリザーバ148の体積を減少する
方向に、プライミングダイヤフラム150を付勢する。
プライミングリザーバ148は、燃料プライミング路1
56に開いている。燃料プライミング路156は、主ボ
ディ20内を通って延びていて、チョーク弁18とスロ
ットル弁21の間にある出口157を経由して、燃料・
空気混合通路16に開いている。燃料プライミング路1
56を通る流れは、主ボディ20内のポケット158に
収容されるプライミング弁14により制御される。
【0023】図2に見られるように、プライミング弁1
4は、円環インサート174内に滑動可能に収容される
弁ボディ160を有する。円環インサート174は、好
ましくは、ポケット158内にプレスばめされ、それら
の間をシールして、そのポケット内にそのインサートを
位置づける。弁ボディ160は、概してドーム形の端1
62と、O−リング#等のシール部材166を収容する
円環溝164とを有して、流体がポケット158をから
シール部材166に流れるのを防ぐ。プライミング弁1
4の弁頭168は、スプリング170により、ポケット
158内の円環インサート174の弁シート172上に
付勢されて押し付けられて、流体がプライミング弁14
を通って流れるのを防ぐ。好ましくは、O−リング17
6が、弁シート172を形成し、ポケット158と円環
インサート174の間に配置されて、ポケット158か
らの燃料漏れを防止する。図示したように、弁頭168
は、弁ボディ160の径方向外側に延びるリムを形成す
る。
【0024】弁ボディ160のドーム形端部162は、
チョーク弁18のシャフト25と接触するように延び
る。シャフト25は、一対の窪み(デント)180、1
82を有する。図1に図示したように、第一窪み180
は、エンジンの通常運転の間、チョーク弁18が開いた
位置にある時に、弁ボディ160の端部162と心が合
う。第二窪み182は、チョーク弁18が閉位置にある
時に、弁ボディ160の端部162と心が合うようにさ
れて、エンジンの始動を促進する。第一・第二窪み18
0、182の間で、シャフト25がチョーク弁18の開
位置と閉位置の間にある間、カム面184が弁ボディ1
60の端部162と当接する。それにより、弁頭168
が弁シート172から分離して、プライミング弁14を
開いて、流体がプライミング弁14を通って燃料・空気
混合通路16に流れるようにする。弁ボディ160の端
部162が、シャフト25の第一窪み180、第二窪み
182のどちらかに心が合っている時には、弁頭168
は、スプリング170により弁シート172に押し付け
られていて、プライミング弁14を閉じそこを取る流体
の流れを阻止する。
【0025】キャブレータ10を使用するエンジンを始
動するために、チョーク弁18が、最初は開位置に保た
れる。要すれば、スロットル弁21が、アイドリング用
位置と拡開位置の間の、高速アイドリング位置に動かさ
れてる。それにより、アイドリングイ用位置状態よりも
多い空気が、燃料・空気混合通路16を流れて、エンジ
ン速度を増加し(即ち、高速アイドリング)、エンジン
の暖気を促進する。フレキシブルバルブ106が潰され
て、バルブチャンバ114、流体導管118、またはボ
ディ112内の流体が、第二逆止弁134を通って、プ
ライミングオーバーフロー路132内に押し出される。
この流体は、プライミングリザーバ148、燃料プライ
ミング路156に流れ、閉じたプライミング弁14によ
り、燃料・空気混合通路16内に入るのを阻止される。
フレキシブルバルブ106が開放されると、負圧が生じ
て、プライミングオーバーフロー路132にある第二逆
止弁134の作用により、バルブチャンバ114の体積
が増加して、プライミングリザーバ148から第一パー
ジ通路122に流体が流れるのを阻止する。また、プラ
イミングリザーバ148から第一パージ通路122に流
体が流れるのを阻止する。また、高速燃料ノズル100
と燃料調量チャンバ72の低速燃料出口74にある逆止
弁101、93は、空気または流体が燃料・空気混合通
路16から燃料調量チャンバ72に戻るのを阻止する。
膨張したバルブチャンバ114により生じた負圧は、燃
料調量チャンバ72のパージ出口78にある逆止弁80
を、その開位置に引き戻し、燃料調量チャンバ72内の
圧力を下げて入口弁46を開いて、燃料が燃料タンクか
ら燃料ポンプ、燃料調量チャンバ72、第二パージ通路
130、逆止弁80を通って流れるのを許容する。
【0026】フレキシブルバルブ106を複数回の圧搾
・開放を繰り返して、燃料が燃料ポンプからパージ機構
12に引く。液体燃料が、第一パージ通路122又はバ
ルブチャンバ114内に引かれ、フレキシブルバルブ1
06を引き続き圧搾すると、液体燃料が第二逆止弁13
4を通って、プライミングオーバーフロー路132、プ
ライミングリザーバ148内に、そして、燃料プライミ
ング路156内に流れて、プライミング弁14に至る。
もし、プライミングリザーバ148とプライミングオー
バーフロー路132内の流体圧力が、所定最大値を超え
ると、出口金物136にある逆止弁140が開いて、あ
る量の流体が燃料リザーバから逃げて、圧力が減少し
て、逆止弁140が閉じるようになる。プライミングダ
イヤフラム150を付勢するスプリング144と、逆止
弁140の弁頭142に押し付けるスプリング152と
により、プライミングリザーバ148と燃料プライミン
グ路156内の所定燃料圧力が保たれる。
【0027】次に、チョーク弁18がその開位置から閉
位置に、図1に図示したように回転されて、燃料・空気
混合通路16を通る空気流を、少なくともほぼ阻止す
る。チョーク弁18は、シャフト25により回転され
る。シャフト25が回転すると、第一窪み180が弁ボ
ディ160の端部162と心がずれて、カム面184が
弁ボディ160の端部162と当接する。カム面184
は弁ボディの端部162と当接すると、弁ボディ160
を移動させて、弁頭168を弁シート172から分離さ
せ、加圧された流体が燃料プライミング路156に入
り、開いたプライミング弁14を通って流れて、出口1
90を通って燃料・空気混合通路16に噴射される。シ
ャフト25を連続して回転して、チョーク弁18をその
閉位置に回転すると、カム面184が回転されて、弁ボ
ディ160との当接から離れて、第二窪み182が端部
162と心が合う。そして、スプリング170が、弁頭
168を再び弁シート172に当接させて、プライミン
グ弁14を閉じて、燃料プライミング路156を通って
更に燃料が流れるのを阻止する。その後、始動機構が作
動されて、エンジンを始動する。燃料・空気混合通路1
6内に噴射されるプライミング燃料は、濃い燃料・空気
混合気を供給し、エンジンの始動を促進する。
【0028】エンジンは、一旦始動すると運転し続け
る。それは、チョーク弁18が、燃料・空気混合通路1
6を完全に閉じないからである。むしろ、チョーク弁1
8は、単にそこを通る空気の流れを著しく妨げて、燃料
・空気混合通路16の上流部分内のマニホールド負圧を
大きくする。これにより、高速燃料ノズル100と燃料
噴射口92とを通って流れる燃料流を増加して、濃い燃
料・空気混合気をエンジンに供給して、エンジンの始動
と暖気を促進する。エンジンが一定時間、一般的には1
5〜30秒間運転され、エンジンがある運転温度まで暖
気された後に、スロットル弁が作動され、スロットル弁
21を開き、キャブレータ10をエンジンの通常運転に
向けて、その全開位置に回転する。チョーク弁18を回
転すると、弁ボディ160の端部162を第二窪み18
2から第一窪み180に動かして、一時的にプライミン
グ弁14を再び開いて、少量の付加プライミング燃料を
燃料・空気混合通路16内に供給する。エンジンが燃焼
を始めると、エンジンは通常運転に設定される。
【0029】従って、キャブレータ10は、エンジンの
ある量の付加燃料が供給されるのを助長して、エンジン
の始動を促進する。しかも、ユーザーは、パージ機構1
2とチョーク弁18との作動のほかに、エンジン始動
に、付加工程を要しない。望ましくは、チョーク弁18
をその開位置から始動または閉位置に回転すると、所望
量プライミング燃料を、プライミング弁14を通ってキ
ャブレータ10の燃料・空気混合通路16内に自動的に
排出する。更に、容易に操作しようとすれば、パージ機
構12は、キャブレータから離して設置させる。
【0030】図3は、この発明によるキャブレータ20
0の第二実施例を図示し、主ボディ20の空気パージプ
レート26に搭載されたパージ機構202を有する。フ
レキシブルバルブ106のリム108が、カバー204
と空気パージプレート26との間に捕捉される。傘形の
逆止弁206が、バルブチャンバ114内に配置され、
バルブチャンバ114への流体の出入りを制御する。フ
レキシブルバルブ106が押しつぶされると、バルブチ
ャンバ114内の流体は全て、一端210で通常閉じら
れているチョーク弁の中央出口208を通って押し出さ
れて、バルブチャンバ114に流体が流れるを阻止す
る。逆止弁206を通って排出される流体は、パージ出
口路212に流れて、プライミングリザーバ148とプ
ライミングオーバーフロー路132とに至る。フレキシ
ブルバルブ106が解放されると、バルブチャンバ11
4の体積は増加して、負圧が生じて、逆止弁206の弁
頭214を動かして、パージ入口路216内に流体が入
り、バルブチャンバ114内に引かれる。弁頭214
は、バルブチャンバ114からパージ入口路216への
逆流を阻止する。パージ入口路216は、燃料調量チャ
ンバ72のパージ出口78に至り、第一実施例キャブレ
ータ10の説明で記載したように、燃料調量チャンバ7
2から流体を引く。従って、バルブチャンバ114への
流体の出入りを止め、燃料調量チャンバ72のパージ出
口78での逆止弁80と、プライミングオーバーフロー
路132での第二逆止弁134と、同様に作用する。他
の部分では、キャブレータ200は第一実施例のキャブ
レータ10と同様に機能する。従って同じ参照番号が同
じ部分に適用させて、キャブレータ200の構成と作用
はこれ以上の説明はしない。
【0031】
【発明の効果】この発明は、エンジン始動を促進するキ
ャブレータを提供し、エンジンの始動に先立ってキャブ
レータのスロットルボア内に、ある量の液体燃料を供給
して、キャブレータを作動し、チョーク弁が閉位置に動
かされると、付加工程無しに、自己始動する。チョーク
弁がその完全な開位置及び閉位置にある時に、チョーク
弁が閉じた後にキャブレータの空気パージ機構が作動し
ても、プライミング弁を閉じた状態に維持して、エンジ
ンに燃料が漏れるのを防ぐ。また、チョーク弁が閉じて
いても、空気がスロットルボアを通るようにして、エン
ジンが始動した後にチョーク弁が閉じた状態で、エンジ
ンが継続して運転できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のダイヤフラム式キャブレー
タの横断面図であり、そのキャブレータは、離して設け
たパージ機構を有する。
【図2】図1のキャブレータのプライミング弁の拡大破
断図である。
【図3】この発明の第二実施例のキャブレータの横断面
図であり、そのキャブレータは、そこに搭載したパージ
機構を有する。
【符号の説明】
10、200 キャブレータ 12、202 パージ機構 14 プライミング弁 16 燃料・空気混合通路 18 チョーク弁 20 主ボディ 21 スロットル弁 23 弁頭 25 シャフト 28 燃料ポンプダイヤフラム 30 燃料ポンプチャンバ 32 圧力パルスチャンバ 34 圧力パルス路 48 燃料調量機構 60 燃料調量ダイヤフラム 68 空気チャンバ 72 燃料調量チャンバ 76 高速燃料出口 80 逆止弁 82 低速ニードル弁 93 逆止弁 94 高速ニードル弁 100 高速燃料ノズル 114 バルブチャンバ 134 第二逆止弁 136 出口金物 140 逆止弁 148 プライミングリザーバ 150 プライミングダイヤフラム 154 大気圧チャンバ 174 円環インサート 176 O−リング 180 第一窪み 182 第二窪み 184 カム面 206 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセ ゴヴェア アメリカ合衆国 アリゾナ 85746、チュ スコン、サウス スプリングブルック 5780 (72)発明者 カール ピー リッチャー アメリカ合衆国 アリゾナ 85629、サフ アリタ、ウェスト キャル ド コブル 1271 (72)発明者 ランディー エム シャーマン アメリカ合衆国 テネシー 37067、フラ ンクリン、チェスター スティーヴンス ロード 103 Fターム(参考) 3G006 AA01 AD01 AG00 BA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃エンジン用キャブレータであって、 貫通する燃料・空気混合通路を有する主ボディと、 少なくとも部分的に該燃料・空気混合通路内の空気流を
    調節するために、アイドリング用位置と拡開位置の間を
    動くことができ、該燃料・空気混合通路内に設けられた
    スロットル弁と、 該スロットル弁の上流に該燃料・空気混合通路に設けら
    れ、開位置と閉位置の間を動くチョーク弁と、 燃料供給用に該燃料・空気混合通路と連通するプライミ
    ング燃料路と、 該主ボディに保持されたプライミング弁と、を具備し、 該プライミング弁は該プライミング燃料路に連通し、弁
    シートと弁頭とを有し、該弁頭は該弁シートに閉じた位
    置に付勢されて、該プライミング弁を通る流体の流れを
    阻止し、 該プライミング弁は、該チョーク弁がその開位置から閉
    位置に動くのに応じて、該弁シートから離れて開いた状
    態に動くことができて、該プライミング弁を通る流体の
    流れを許容して、ある量の燃料を、該プライミング燃料
    路から燃料・空気混合通路に供給して、該キャブレータ
    が使用されるエンジンの始動を促進するように構成した
    上記キャブレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャブレータであって、
    該チョーク弁はカム面を有し、該カム面は、該チョーク
    弁がその開位置から閉位置に回転する少なくとそのある
    間、前記プライミング弁と係合可能であり、少なくとも
    一時的に前記プライミング弁を開くように構成した前記
    キャブレータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のキャブレータであって、 前記チョーク弁は前記燃料・空気混合通路内で回転する
    ように収容される弁頭と、該弁頭に連結されたチョーク
    弁シャフトとを有し、前記カム面は該チョーク弁シャフ
    トに保持された前記キャブレータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のキャブレータであって、 前記チョーク弁のシャフトに形成された少なくとも一つ
    の窪みを有して、前記チョーク弁が開いた状態の時に、
    該窪みはプライミング弁を部分的に収容して、前記プラ
    イミング弁の弁頭が弁シートに当接して閉位置にあるよ
    うにし、 前記カム面は、該窪みに隣接して配置され、前記チョー
    ク弁がその閉位置に回転するとき前記プライミング弁に
    係合し、該弁頭を該弁シートから離して、前記プライミ
    ング弁を通って流体が流れるのを許容する前記キャブレ
    ータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のキャブレータであって、 前記チョーク弁シャフトに形成された第二窪みを有し
    て、前記チョーク弁が閉じた状態の時に、該第二窪みは
    プライミング弁を部分的に収容して、前記プライミング
    弁の弁頭が弁シートに当接して閉位置にするよに構成さ
    えた前記キャブレータ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のキャブレータであって、 前記主ボディにより保持されたプライミングダヤフラム
    を具備し、 該ダイヤフラムの一方側にプライミングリ
    ザーバが形成されて前記プライミング燃料路と連通し、 該プライミング燃料路に燃料を供給する液体燃料供給源
    を具備し、 該液体燃料供給源と該プライミングリザーバとの間に設
    けられたプライミング入口逆止弁を具備して、流体が該
    プライミングリザーバ内に流れるのを許容して、その逆
    流を阻止するように構成した前記キャブレータ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のキャブレータであって、 前記主ボディにより保持されたスプリングを有し、該ス
    プリングは、プライミングリザーバの体積を減少する方
    向に、前記プライミングダヤフラムの移動に抗して、プ
    ライミングダヤフラムを付勢して、該プライミングリザ
    ーバ内の流体を押して、該プライミングリザーバ内に少
    なくとも流体のある状態で、該プライミングリザーバ内
    の流体を加圧して、該プライミング弁が閉じている時
    に、該プライミング燃料路内に加圧した燃料を供給し
    て、該プライミング弁が開く時に、該プライミング燃料
    路内の燃料の少なくともある部分が、該プライミング弁
    を通って、燃料・空気混合通路に流れるように構成した
    前記キャブレータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のキャブレータであって、 前記プライミングリザーバと前記プライミングリザーバ
    の外部とを連通するプライミングオーバーフロー路と、
    該プライミングオーバーフロー路内のオーバーフロー逆
    止弁とを有して、流体が前記プライミングリザーバ内に
    該プライミングオーバーフロー路を通って流れるのを阻
    止し、前記プライミングリザーバ内圧力が所定最大値を
    越えた時に、該プライミングオーバーフロー路を通って
    流体が前記プライミングリザーバから流れ出るのを許容
    する前記キャブレータ。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のキャブレータであって、 前記キャブレータはパージ機構を有し、該パージ機構は
    パージバルブを有し、該パージバルブはバルブチャンバ
    を備えて少なくとも一つの流路を通って前記プライミン
    グリザーバに通じて、該パージバルブが押しつぶされる
    と、該流路内流体の少なくとも幾らかを前記プライミン
    グ逆止弁を通って前記プライミングリザーバ内に供給
    し、該パージバルブが解放されると、前記キャブレータ
    を通る流体が該流路に引かれて、該バルブチャンバの体
    積が増加するように構成した前記キャブレータ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のキャブレータであっ
    て、 前記パージバルブは、前記キャブレータボディから離し
    て配置されたパージボディに保持された前記キャブレー
    タ。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のキャブレータであっ
    て、 前記パージバルブは、前記キャブレータボディに保持さ
    れた前記キャブレータ。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のキャブレータであっ
    て、 前記プライミング弁は、円環状弁シートと、弁ボディと
    を有し、該弁ボディの一端は、前記チョーク弁がその開
    位置から閉位置に動く間のある部分で、前記チョーク弁
    と係合するように構成され、 前記プライミング弁は、該弁シートと選択的に係合する
    径方向外側に延びる弁頭と、該弁頭を該弁シートに付勢
    するスプリングとを有する前記キャブレータ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のキャブレータであっ
    て、 前記主ボディ内に形成されたポケットを有し、該ポケッ
    ト内に、前記プライミング弁が収容され、更に、前記主
    ボディ内に収容され該弁シートを構成する円環状インサ
    ートを有する前記キャブレータ。
JP2001333927A 2000-11-10 2001-10-31 プライミング機構付キャブレータ Withdrawn JP2002155802A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/710003 2000-11-10
US09/710,003 US6481403B1 (en) 2000-11-10 2000-11-10 Carburetor with purge prime system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002155802A true JP2002155802A (ja) 2002-05-31

Family

ID=24852203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001333927A Withdrawn JP2002155802A (ja) 2000-11-10 2001-10-31 プライミング機構付キャブレータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6481403B1 (ja)
EP (1) EP1207294A3 (ja)
JP (1) JP2002155802A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513059A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 フスクバルナ コンシューマー アウトドア プロダクツ エヌ.エー.インコーポレイティド 内燃機関のための燃料供給システム
JP2014224539A (ja) * 2014-07-28 2014-12-04 フスクバルナ アクティエボラーグ 内燃機関のための燃料供給システム

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10233282B4 (de) * 2002-07-23 2012-11-15 Andreas Stihl Ag & Co. Vergaseranordnung
US6874482B2 (en) * 2003-05-06 2005-04-05 Wacker Corporation Diaphragm carburetor with air purge system
DE10341600A1 (de) * 2003-09-10 2005-04-14 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Vergaseranordnung eines handgeführten Arbeitsgerätes
JP2005155392A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Zama Japan Co Ltd 膜式気化器の始動装置
US7210441B1 (en) * 2005-04-14 2007-05-01 Walbro Engine Management, L.L.C. Priming and purging system and method for an internal combustion engine
US7267326B2 (en) * 2005-05-05 2007-09-11 Tecumseh Products Company Automatic priming system
US7467785B2 (en) * 2006-09-08 2008-12-23 Walbro Engine Management, L.L.C. Auxiliary fuel and air supply in a carburetor
US7690342B2 (en) 2007-01-05 2010-04-06 Walbro Engine Management, L.L.C. Priming circuit for a fuel system
EP2207954A2 (en) * 2007-09-04 2010-07-21 Kohler Co. Externally vented carburetor system with vapor containment
WO2013074768A1 (en) * 2011-11-15 2013-05-23 Walbro Engine Management, L.L.C. Carburetor fuel supply system
US9062630B2 (en) 2011-11-15 2015-06-23 Walbro Engine Management, L.L.C. Carburetor fuel supply system
US9217410B2 (en) * 2012-12-26 2015-12-22 Generac Power Systems, Inc. Single point engine control interface
US10465642B2 (en) 2017-03-27 2019-11-05 Kohler Co. Carburetor drain
US11008978B2 (en) * 2019-03-05 2021-05-18 Kohler Co. Bail driven stale fuel evacuation

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1376343A (en) * 1918-06-07 1921-04-26 John Bird Carbureter
US2977948A (en) * 1957-11-25 1961-04-04 Holley Carburetor Co Automatic carburetor primer
US4373479A (en) * 1980-08-07 1983-02-15 Outboard Marine Corporation Fuel system providing priming and automatic warm up
US5250233A (en) 1992-11-23 1993-10-05 Walbro Corporation Carburetor with accelerator and idle circuit shut-off
JP3409949B2 (ja) * 1995-10-11 2003-05-26 株式会社日本ウォルブロー 気化器の始動燃料供給装置
EP0786591A3 (en) * 1996-01-29 1997-08-13 WCI OUTDOOR PRODUCTS, Inc. Fast start fuel system for an internal combustion engine
JP2000220527A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Nippon Walbro:Kk 気化器の加速装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013513059A (ja) * 2009-12-04 2013-04-18 フスクバルナ コンシューマー アウトドア プロダクツ エヌ.エー.インコーポレイティド 内燃機関のための燃料供給システム
US8925509B2 (en) 2009-12-04 2015-01-06 Husqvarna Ab Fuel delivery system for an internal combustion engine
US9103299B2 (en) 2009-12-04 2015-08-11 Husqvarna Ab Fuel delivery system for an internal combustion engine
JP2014224539A (ja) * 2014-07-28 2014-12-04 フスクバルナ アクティエボラーグ 内燃機関のための燃料供給システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1207294A2 (en) 2002-05-22
US6481403B1 (en) 2002-11-19
EP1207294A3 (en) 2003-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5891369A (en) Method and apparatus for fast start fuel system for an internal combustion engine
JP2002155802A (ja) プライミング機構付キャブレータ
US5554322A (en) Apparatus for supplying starting-fuel for a carburetor
US6896245B2 (en) Stratified scavenging carburetor
US6135429A (en) Carburetor with automatic fuel enrichment
US5250233A (en) Carburetor with accelerator and idle circuit shut-off
US6622992B2 (en) Carburetor with fuel enrichment
US4735751A (en) Primer system and method for priming an internal combustion engine
US4684484A (en) Primer system and method for priming an internal combustion engine
JPH10110652A (ja) 膜式気化器の始動燃料供給装置
US6523809B2 (en) Carburetor with fuel enrichment
US5740781A (en) Starting system for an internal combustion engine
JP2000097130A (ja) 燃料噴射式エンジン用の燃料及び空気送給装置
JP2003097353A (ja) 気化器
JPH08833U (ja) 一体プライマー装置を有するフロートなし気化器
US6799545B2 (en) Carburetor start pump circuit
US7717403B2 (en) Accelerator device for a carburetor
US5706774A (en) Carburetor start pump circuit
JP3409949B2 (ja) 気化器の始動燃料供給装置
JPH08284754A (ja) 携帯作業装置の内燃機関用のキャブレター
JPH0648139Y2 (ja) ダイヤフラム式気化器の始動燃料供給装置
JP2002048006A (ja) 気化器の補助燃料供給装置
JPH03246359A (ja) ダイヤフラム式気化器の始動装置
JP2000303907A (ja) 気化器
JP2002098005A (ja) ダイヤフラム式燃料ポンプを有するキャブレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104