JP2524828B2 - ディ―ゼルエンジンのエンジン停止装置 - Google Patents
ディ―ゼルエンジンのエンジン停止装置Info
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- JP2524828B2 JP2524828B2 JP63304591A JP30459188A JP2524828B2 JP 2524828 B2 JP2524828 B2 JP 2524828B2 JP 63304591 A JP63304591 A JP 63304591A JP 30459188 A JP30459188 A JP 30459188A JP 2524828 B2 JP2524828 B2 JP 2524828B2
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- JP
- Japan
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- fuel
- engine
- injection pump
- stop operation
- engine stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明はディーゼルエンジンのエンジン停止装置に関
し、特に、燃料噴射ポンプへの燃料供給を遮断すること
によりエンジンを停止させる形式のエンジン停止装置に
関する。
し、特に、燃料噴射ポンプへの燃料供給を遮断すること
によりエンジンを停止させる形式のエンジン停止装置に
関する。
《従来技術》 ディーゼルエンジンを停止させる方式として、燃焼室
に吸い込まれる燃焼用空気をカットする吸気遮断方式、
燃料噴射ポンプのコントロールラックを停止用ソレノイ
ドで燃料無噴射位置まで強制移動させることにより、燃
料噴射ポンプからの高圧燃料の供給を停止させるように
したストップソレノイド方式、燃料噴射ポンプへの低圧
燃料供給路に燃料遮断弁を配置し、低圧燃料の供給を停
止するようにした燃料遮断方式等がある。
に吸い込まれる燃焼用空気をカットする吸気遮断方式、
燃料噴射ポンプのコントロールラックを停止用ソレノイ
ドで燃料無噴射位置まで強制移動させることにより、燃
料噴射ポンプからの高圧燃料の供給を停止させるように
したストップソレノイド方式、燃料噴射ポンプへの低圧
燃料供給路に燃料遮断弁を配置し、低圧燃料の供給を停
止するようにした燃料遮断方式等がある。
《解決しようとする課題》 ところが、吸気遮断方式では、停止装置が簡単である
という利点はあるが、エンジン停止操作後の惰性回転時
にも燃料が燃焼室内に噴射されることから、停止操作時
での燃料の無駄が多くなるだけでなく、次回の始動時に
悪影響が出るという問題がある。一方、ストップソレノ
イド方式では、高圧燃料の供給を遮断するものであるか
ら、停止操作時での燃料の無駄は少なくなるという利点
はあるが、そのソレノイドの配設個所が限定されるう
え、大きな力を得るためにはソレノイド自体が大型化す
ることから、小型のディーゼルエンジンには組み込みに
くいという問題がある。また、燃料噴射ポンプへの燃料
供給をカットする燃料遮断方式では、停止操作具の配設
個所を自由に選べ、小型エンジンにでも容易に組み込め
るという利点はあるが、燃料噴射ポンプ内には溜まって
いる燃料を噴射ポンプの作動で送り出す作動は継続して
おり、しかも停止操作時でのエンジン回転は低速回転で
あり、低速回転時での回転維持に必要な燃料は少量であ
ることから、その消費燃料は少なくなる。このため、燃
料噴射ポンプ内での燃料圧低下スピードが遅くなり、エ
ンジンが完全に停止するまでに時間がかかるという問題
があった。
という利点はあるが、エンジン停止操作後の惰性回転時
にも燃料が燃焼室内に噴射されることから、停止操作時
での燃料の無駄が多くなるだけでなく、次回の始動時に
悪影響が出るという問題がある。一方、ストップソレノ
イド方式では、高圧燃料の供給を遮断するものであるか
ら、停止操作時での燃料の無駄は少なくなるという利点
はあるが、そのソレノイドの配設個所が限定されるう
え、大きな力を得るためにはソレノイド自体が大型化す
ることから、小型のディーゼルエンジンには組み込みに
くいという問題がある。また、燃料噴射ポンプへの燃料
供給をカットする燃料遮断方式では、停止操作具の配設
個所を自由に選べ、小型エンジンにでも容易に組み込め
るという利点はあるが、燃料噴射ポンプ内には溜まって
いる燃料を噴射ポンプの作動で送り出す作動は継続して
おり、しかも停止操作時でのエンジン回転は低速回転で
あり、低速回転時での回転維持に必要な燃料は少量であ
ることから、その消費燃料は少なくなる。このため、燃
料噴射ポンプ内での燃料圧低下スピードが遅くなり、エ
ンジンが完全に停止するまでに時間がかかるという問題
があった。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、小
型のエンジンに容易に組み込め、エンジン停止操作時で
の燃料の無駄のない、しかも、短時間のうちにエンジン
を確実に停止できる停止装置を提供することを目的とす
る。
型のエンジンに容易に組み込め、エンジン停止操作時で
の燃料の無駄のない、しかも、短時間のうちにエンジン
を確実に停止できる停止装置を提供することを目的とす
る。
《課題を解決するための手段》 本発明は、第１図または第２図に例示するように、デ
ィーゼルエンジンＥに付設した燃料噴射ポンプ２への燃
料供給路10に燃料遮断弁11を配置し、エンジン停止操作
具12のエンジン停止操作に連動して燃料噴射ポンプ２へ
の燃料供給をカットすることにより、エンジンを停止す
るように構成したディーゼルエンジンのエンジン停止装
置において、次のようにしたことを特徴とする。
ィーゼルエンジンＥに付設した燃料噴射ポンプ２への燃
料供給路10に燃料遮断弁11を配置し、エンジン停止操作
具12のエンジン停止操作に連動して燃料噴射ポンプ２へ
の燃料供給をカットすることにより、エンジンを停止す
るように構成したディーゼルエンジンのエンジン停止装
置において、次のようにしたことを特徴とする。
すなわち、燃料噴射ポンプ２内の逃油溜まり室16から
燃料タンク８への燃料戻り路17を導出し、この燃料戻り
路17を介して逃油溜まり室16に燃料吸い出し手段Ｓを連
通させ、この燃料吸い出し手段Ｓをエンジン停止操作具
12に連動連結し、エンジン停止操作具12のエンジン停止
操作に連動して作動させることにより、エンジン停止操
作時に逃油溜まり室16内の燃料圧を減圧するように構成
したことを特徴とする。
燃料タンク８への燃料戻り路17を導出し、この燃料戻り
路17を介して逃油溜まり室16に燃料吸い出し手段Ｓを連
通させ、この燃料吸い出し手段Ｓをエンジン停止操作具
12に連動連結し、エンジン停止操作具12のエンジン停止
操作に連動して作動させることにより、エンジン停止操
作時に逃油溜まり室16内の燃料圧を減圧するように構成
したことを特徴とする。
《発明の作用及び効果》 本発明は次の作用効果・を奏する（第１図または
第２図参照）。
第２図参照）。
エンジン停止操作具12を停止操作すると、燃料噴射
ポンプ２への燃料供給がカットされると同時に、燃料吸
い出し手段Ｓの吸い出し方で逃油溜まり室16内の燃料圧
が急速に低下する。このため、燃料噴射ポンプ２のプラ
ンジャ４が昇降しても、逃油溜まり室16からプランジャ
室５への燃料の流入が阻止され、エンジンが即座に停止
する。
ポンプ２への燃料供給がカットされると同時に、燃料吸
い出し手段Ｓの吸い出し方で逃油溜まり室16内の燃料圧
が急速に低下する。このため、燃料噴射ポンプ２のプラ
ンジャ４が昇降しても、逃油溜まり室16からプランジャ
室５への燃料の流入が阻止され、エンジンが即座に停止
する。
エンジン停止操作中、逃油溜まり室16内では、燃料
圧の低下により燃料の気化が促進され、燃料蒸気が発生
し、エンジン停止後も、この燃料蒸気が逃油溜まり室16
に残留する場合がある。しかし、逃油溜まり室16から燃
料タンク８への燃料戻り路17が導出されているため、エ
ンジンの再始動時に、燃料供給路10から逃油溜まり室16
に燃料が供給され始めると、逃油溜まり室16に残留する
燃料蒸気は即座に燃料戻り路17から燃料タンク８に抜
け、逃油溜まり室16からプランジャ室５への燃料蒸気の
流入が防止され、エンジンの再始動が速やかに行える。
圧の低下により燃料の気化が促進され、燃料蒸気が発生
し、エンジン停止後も、この燃料蒸気が逃油溜まり室16
に残留する場合がある。しかし、逃油溜まり室16から燃
料タンク８への燃料戻り路17が導出されているため、エ
ンジンの再始動時に、燃料供給路10から逃油溜まり室16
に燃料が供給され始めると、逃油溜まり室16に残留する
燃料蒸気は即座に燃料戻り路17から燃料タンク８に抜
け、逃油溜まり室16からプランジャ室５への燃料蒸気の
流入が防止され、エンジンの再始動が速やかに行える。
《実 施 例》 図面は本発明の実施例を示し、第１図は燃料噴射機構
の縦断面図である。
の縦断面図である。
この燃料噴射機構は、ディーゼルエンジン（Ｅ）のエ
ンジン本体（１）に燃料噴射ポンプ（２）を固定し、こ
の燃料噴射ポンプ（２）を燃料噴射カム（３）で駆動す
ることにより、燃料噴射ポンプ（２）のプランジャ
（４）を昇降させて、プランジャ室（５）内に送り込ま
れて来た燃料を加圧して、高圧燃料供給管（６）から燃
料噴射ノズル（７）に送り込むようにしてある。
ンジン本体（１）に燃料噴射ポンプ（２）を固定し、こ
の燃料噴射ポンプ（２）を燃料噴射カム（３）で駆動す
ることにより、燃料噴射ポンプ（２）のプランジャ
（４）を昇降させて、プランジャ室（５）内に送り込ま
れて来た燃料を加圧して、高圧燃料供給管（６）から燃
料噴射ノズル（７）に送り込むようにしてある。
燃料タンク（６）から燃料フィルター（９）を介して
燃料噴射ポンプ（２）へ燃料を供給する燃料供給路（1
0）に電磁作動式の燃料遮断弁（11）が配置してあり、
この燃料遮断弁（11）はストップスイッチで構成したエ
ンジン停止操作具（12）を操作することにより、ソレノ
イド（13）への給電回路（14）が閉成されて、閉弁作動
するように構成してあり、ソレノイド（13）への給電回
路（14）にはタイマー（15）が介装してある。従って、
ストップスイッチ（12）を操作することにより、ソレノ
イド（13）がタイマー（15）で設定した時間だけ作動
し、その間燃料噴射ポンプ（２）への燃料供給が停止さ
れることになる。
燃料噴射ポンプ（２）へ燃料を供給する燃料供給路（1
0）に電磁作動式の燃料遮断弁（11）が配置してあり、
この燃料遮断弁（11）はストップスイッチで構成したエ
ンジン停止操作具（12）を操作することにより、ソレノ
イド（13）への給電回路（14）が閉成されて、閉弁作動
するように構成してあり、ソレノイド（13）への給電回
路（14）にはタイマー（15）が介装してある。従って、
ストップスイッチ（12）を操作することにより、ソレノ
イド（13）がタイマー（15）で設定した時間だけ作動
し、その間燃料噴射ポンプ（２）への燃料供給が停止さ
れることになる。
燃料噴射ポンプ（２）の逃油溜まり室（16）から導出
されている燃料戻り路（17）に電磁駆動式のダイヤフラ
ムポンプ（18）が介装してあり、このダイヤフラムポン
プ（18）の駆動用電磁石（19）は前述の燃料遮断弁（1
1）を切り換え作動する給電回路（14）に電気的に接続
してあり、ダイヤフラムポンプ（18）は燃料遮断弁（1
1）の作動に連動して作動することにより、逃油溜まり
室（16）内に溜まっている燃料を吸い出して、燃料タン
ク（８）に戻すように構成してある。従って、本例の場
合、ダイヤフラムポンプ（18）が燃料吸い出し手段
（Ｓ）を構成している。なお、図中符号（20）はダイヤ
フラムポンプ駆動回路（21）に介装したスイッチング装
置で、ダイヤフラムポンプ駆動用電磁石（19）へ電流を
断続的に供給して、ダイヤフラムポンプ（18）を駆動す
るようにしてある。
されている燃料戻り路（17）に電磁駆動式のダイヤフラ
ムポンプ（18）が介装してあり、このダイヤフラムポン
プ（18）の駆動用電磁石（19）は前述の燃料遮断弁（1
1）を切り換え作動する給電回路（14）に電気的に接続
してあり、ダイヤフラムポンプ（18）は燃料遮断弁（1
1）の作動に連動して作動することにより、逃油溜まり
室（16）内に溜まっている燃料を吸い出して、燃料タン
ク（８）に戻すように構成してある。従って、本例の場
合、ダイヤフラムポンプ（18）が燃料吸い出し手段
（Ｓ）を構成している。なお、図中符号（20）はダイヤ
フラムポンプ駆動回路（21）に介装したスイッチング装
置で、ダイヤフラムポンプ駆動用電磁石（19）へ電流を
断続的に供給して、ダイヤフラムポンプ（18）を駆動す
るようにしてある。
エンジン停止装置をこのように構成すると、ストップ
スイッチ（12）を操作すると、燃料噴射ポンプ（２）へ
の燃料供給が遮断されるとともに、燃料噴射ポンプ
（２）内から燃料を吸い出すことになるから、燃料噴射
ポンプ（２）内での燃料圧が低くなり、プランジャ
（４）の作動で燃料が燃料噴射ノズル（７）に送り込ま
れることがなくなる。
スイッチ（12）を操作すると、燃料噴射ポンプ（２）へ
の燃料供給が遮断されるとともに、燃料噴射ポンプ
（２）内から燃料を吸い出すことになるから、燃料噴射
ポンプ（２）内での燃料圧が低くなり、プランジャ
（４）の作動で燃料が燃料噴射ノズル（７）に送り込ま
れることがなくなる。
第２図は、本発明の別実施例を示す燃料供給系の概略
図であり、これは燃料噴射ポンプ（２）の逃油溜まり室
（16）から導出されている燃料戻り路（17）に電磁作動
式の流路開閉弁（22）を配置するとともに、燃料噴射ポ
ンプ（２）への燃料供給路（10）の燃料フイルター
（９）と燃料フィードポンプ（23）との間に電磁作動式
の流路遮断弁（24）を配置し、流路開閉弁（22）より上
流側の燃料戻り路（17）と、流路遮断弁（24）と燃料フ
ィードポンプ（23）との間の燃料供給路（10）とをバイ
パス路（25）で連通し、バイパス路（25）に電磁作動式
のバイパス弁（26）を介装し、燃料フィードポンプ（2
3）と燃料遮断弁（11）との間に蓄圧部（27）を設けた
ものである。そして、流路開閉弁（22）と流路遮断弁
（24）は常開弁で、また、バイパス弁（26）は常閉弁で
構成してある。
図であり、これは燃料噴射ポンプ（２）の逃油溜まり室
（16）から導出されている燃料戻り路（17）に電磁作動
式の流路開閉弁（22）を配置するとともに、燃料噴射ポ
ンプ（２）への燃料供給路（10）の燃料フイルター
（９）と燃料フィードポンプ（23）との間に電磁作動式
の流路遮断弁（24）を配置し、流路開閉弁（22）より上
流側の燃料戻り路（17）と、流路遮断弁（24）と燃料フ
ィードポンプ（23）との間の燃料供給路（10）とをバイ
パス路（25）で連通し、バイパス路（25）に電磁作動式
のバイパス弁（26）を介装し、燃料フィードポンプ（2
3）と燃料遮断弁（11）との間に蓄圧部（27）を設けた
ものである。そして、流路開閉弁（22）と流路遮断弁
（24）は常開弁で、また、バイパス弁（26）は常閉弁で
構成してある。
各電磁弁（22）（24）（26）はキースイッチで構成し
たエンジン停止操作具（12）のエンジン停止操作で燃料
遮断弁（11）に連動して作動するように構成してあり、
エンジン停止操作により燃料遮断弁（11）が閉弁すると
ともに、流路開閉弁（22）と流路遮断弁（24）が閉弁
し、バイパス弁（26）が開弁する。
たエンジン停止操作具（12）のエンジン停止操作で燃料
遮断弁（11）に連動して作動するように構成してあり、
エンジン停止操作により燃料遮断弁（11）が閉弁すると
ともに、流路開閉弁（22）と流路遮断弁（24）が閉弁
し、バイパス弁（26）が開弁する。
そして、エンジン停止操作中にはエンジンの惰性回転
で燃料フィードポンプ（23）が作動しているが、流路開
閉弁（24）及び流路遮断弁（24）が開弁しており、バイ
パス弁（26）が開弁していることになるから、燃料フィ
ードポンプ（23）の吸引作用で燃料噴射ポンプ（２）の
逃油溜まり室（16）内から燃料を吸い出す。このとき燃
料遮断弁（11）は閉弁されているので、燃料フィードポ
ンプ（23）から送り出された燃料は、蓄圧部（27）に溜
め込まれることになり、燃料噴射ポンプ（２）内の燃料
圧は急速に低下し、プランジャ（４）の作動で燃料が燃
料噴射ノズル（７）に送り込まれることがなくなる。上
述のように作用する本実施例では燃料フィードポンプ
（23）が燃料吸い出し手段（Ｓ）を構成することにな
る。
で燃料フィードポンプ（23）が作動しているが、流路開
閉弁（24）及び流路遮断弁（24）が開弁しており、バイ
パス弁（26）が開弁していることになるから、燃料フィ
ードポンプ（23）の吸引作用で燃料噴射ポンプ（２）の
逃油溜まり室（16）内から燃料を吸い出す。このとき燃
料遮断弁（11）は閉弁されているので、燃料フィードポ
ンプ（23）から送り出された燃料は、蓄圧部（27）に溜
め込まれることになり、燃料噴射ポンプ（２）内の燃料
圧は急速に低下し、プランジャ（４）の作動で燃料が燃
料噴射ノズル（７）に送り込まれることがなくなる。上
述のように作用する本実施例では燃料フィードポンプ
（23）が燃料吸い出し手段（Ｓ）を構成することにな
る。
なお、上記実施例では、燃料フィードポンプ（23）と
燃料遮断弁（11）との間に蓄圧部（27）を設けている
が、燃料フィードポンプ（23）と燃料遮断弁（11）との
間を弾性変形可能なチューブ（例えばゴムホース）等で
接続し、チューブの変形力を利用して蓄圧部に形成する
ようにしてもよい。
燃料遮断弁（11）との間に蓄圧部（27）を設けている
が、燃料フィードポンプ（23）と燃料遮断弁（11）との
間を弾性変形可能なチューブ（例えばゴムホース）等で
接続し、チューブの変形力を利用して蓄圧部に形成する
ようにしてもよい。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は燃料噴射機構の
縦断面図、第２図は別実施例の燃料供給系の概略図であ
る。 Ｅ……ディーゼルエンジン、２……燃料噴射ポンプ、８
……燃料タンク、10……燃料供給路、11……燃料遮断
弁、12……エンジン停止操作具、16……逃油溜まり室、
17……燃料戻り路、Ｓ……燃料吸い出し手段。
縦断面図、第２図は別実施例の燃料供給系の概略図であ
る。 Ｅ……ディーゼルエンジン、２……燃料噴射ポンプ、８
……燃料タンク、10……燃料供給路、11……燃料遮断
弁、12……エンジン停止操作具、16……逃油溜まり室、
17……燃料戻り路、Ｓ……燃料吸い出し手段。
Claims (1)
- 【請求項１】ディーゼルエンジン（Ｅ）に付設した燃料
噴射ポンプ（２）への燃料供給路（10）に燃料遮断弁
（11）を配置し、エンジン停止操作具（12）のエンジン
停止操作に連動して燃料噴射ポンプ（２）への燃料供給
をカットすることにより、エンジンを停止するように構
成したディーゼルエンジンのエンジン停止装置におい
て、 燃料噴射ポンプ（２）内の逃油溜まり室（16）から燃料
タンク（８）への燃料戻り路（17）を導出し、この燃料
戻り路（17）を介して逃油溜まり室（16）に燃料吸い出
し手段（Ｓ）を連通させ、この燃料吸い出し手段（Ｓ）
をエンジン停止操作具（12）に連動連結し、エンジン停
止操作具（12）のエンジン停止操作に連動して作動させ
ることにより、エンジン停止操作時に逃油溜まり室（1
6）内の燃料圧を減圧するように構成した、ことを特徴
とするディーゼルエンジンのエンジン停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304591A JP2524828B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ディ―ゼルエンジンのエンジン停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304591A JP2524828B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ディ―ゼルエンジンのエンジン停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149732A JPH02149732A (ja) | 1990-06-08 |
| JP2524828B2 true JP2524828B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=17934844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63304591A Expired - Lifetime JP2524828B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ディ―ゼルエンジンのエンジン停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524828B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217186B2 (ja) * | 1973-11-22 | 1977-05-13 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63304591A patent/JP2524828B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149732A (ja) | 1990-06-08 |
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