JPH0247592B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247592B2 JPH0247592B2 JP59137298A JP13729884A JPH0247592B2 JP H0247592 B2 JPH0247592 B2 JP H0247592B2 JP 59137298 A JP59137298 A JP 59137298A JP 13729884 A JP13729884 A JP 13729884A JP H0247592 B2 JPH0247592 B2 JP H0247592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- diaphragm chamber
- pump
- engine
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 38
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 18
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 1
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- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/02—Floatless carburettors
- F02M17/04—Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M1/00—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
- F02M1/16—Other means for enriching fuel-air mixture during starting; Priming cups; using different fuels for starting and normal operation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、内燃機関のためのダイヤフラム式気
化器に関し、特に、内燃機関の始動を容易とすべ
く該機関の始動に先立つて操作される加圧式プラ
イマーポンプを備えるダイヤフラム式気化器に関
する。
化器に関し、特に、内燃機関の始動を容易とすべ
く該機関の始動に先立つて操作される加圧式プラ
イマーポンプを備えるダイヤフラム式気化器に関
する。
(従来技術)
ダイヤフラム式気化器は、該気化器の燃料噴出
口に連通するダイヤフラム室を規定するダイヤフ
ラムと、内燃機関の作動圧によつて作動される燃
料ポンプを経て燃料タンクから圧送される燃料を
前記ダイヤフラム室に導入すべく前記ダイヤフラ
ムに連動する弁部材とを備える。機関の作動状態
では、ダイヤフラム室内の燃料が燃料噴出口を経
て機関に吸引されると、ダイヤフラム室に作用す
る吸気負圧によつて弁部材が開放動作することか
ら、該弁部材の開閉動作に応じて燃料ポンプから
ダイヤフラム室に燃料が供給されまた供給を断た
れる。従つて、機関の作動中はダイヤフラム室に
所定量の燃料が保留されることから、機関の運転
状況に応じた適正量の燃料が該機関に供給され
る。
口に連通するダイヤフラム室を規定するダイヤフ
ラムと、内燃機関の作動圧によつて作動される燃
料ポンプを経て燃料タンクから圧送される燃料を
前記ダイヤフラム室に導入すべく前記ダイヤフラ
ムに連動する弁部材とを備える。機関の作動状態
では、ダイヤフラム室内の燃料が燃料噴出口を経
て機関に吸引されると、ダイヤフラム室に作用す
る吸気負圧によつて弁部材が開放動作することか
ら、該弁部材の開閉動作に応じて燃料ポンプから
ダイヤフラム室に燃料が供給されまた供給を断た
れる。従つて、機関の作動中はダイヤフラム室に
所定量の燃料が保留されることから、機関の運転
状況に応じた適正量の燃料が該機関に供給され
る。
ところが、このようなダイヤフラム式気化器で
は、燃料切れ、機関の長期間停止等により、機関
の始動に際してダイヤフラム室に始動のために充
分な燃料が保留されていないとき、機関の始動を
容易とするためには、始動に先立つて前記ダイヤ
フラム室に燃料を送給するためのプライマー操作
が必要となる。このプライマー操作のために設け
られるプライマーポンプの一つに加圧式プライマ
ーポンプがあり、この加圧式プライマーポンプを
備えるダイヤフラム式気化器によれば、内燃機関
の始動に先立つてプライマーポンプを操作するこ
とにより、燃料タンク内の燃料を非作動状態にあ
る燃料ポンプを経てダイヤフラム室へ向けて圧送
することができる。
は、燃料切れ、機関の長期間停止等により、機関
の始動に際してダイヤフラム室に始動のために充
分な燃料が保留されていないとき、機関の始動を
容易とするためには、始動に先立つて前記ダイヤ
フラム室に燃料を送給するためのプライマー操作
が必要となる。このプライマー操作のために設け
られるプライマーポンプの一つに加圧式プライマ
ーポンプがあり、この加圧式プライマーポンプを
備えるダイヤフラム式気化器によれば、内燃機関
の始動に先立つてプライマーポンプを操作するこ
とにより、燃料タンク内の燃料を非作動状態にあ
る燃料ポンプを経てダイヤフラム室へ向けて圧送
することができる。
しかし、前記機関の非作動状態ではダイヤフラ
ム室に負圧が作用することなく、ダイヤフラムに
連動する弁部材はダイヤフラム室への燃料の導入
を阻止する閉鎖位置に保持されている。そのた
め、プライマーポンプの操作によつてダイヤフラ
ム室へ向けて圧送される燃料を該ダイヤフラム室
に導入するためには、プライマーポンプの操作に
加えて、弁部材をダイヤフラム室への燃料の導入
を許す開放位置へ作動させるためのテイクラー操
作が必要となり、加圧式プライマーポンプを備え
る従来の気化器では、プライマー操作が煩雑とな
る欠点があつた。
ム室に負圧が作用することなく、ダイヤフラムに
連動する弁部材はダイヤフラム室への燃料の導入
を阻止する閉鎖位置に保持されている。そのた
め、プライマーポンプの操作によつてダイヤフラ
ム室へ向けて圧送される燃料を該ダイヤフラム室
に導入するためには、プライマーポンプの操作に
加えて、弁部材をダイヤフラム室への燃料の導入
を許す開放位置へ作動させるためのテイクラー操
作が必要となり、加圧式プライマーポンプを備え
る従来の気化器では、プライマー操作が煩雑とな
る欠点があつた。
この問題は、加圧式ポンプによつてダイヤフラ
ム室へ向けて圧送される燃料の一部を帰還路を経
て燃料タンクに戻し、該燃料タンクに向けて前記
帰還路を流れる燃料によつて負圧を発生させる負
圧発生手段を前記帰還路に設け、前記負圧発生手
段により発生された負圧を前記ダイヤフラム室に
導入することにより、該ダイヤフラム室への燃料
の導入を断続するための弁部材を開放作動させ、
これにより加圧式ポンプからダイヤフラム室へ向
けて圧送される燃料を該ダイヤフラムに導入する
ことにより解決することができる。
ム室へ向けて圧送される燃料の一部を帰還路を経
て燃料タンクに戻し、該燃料タンクに向けて前記
帰還路を流れる燃料によつて負圧を発生させる負
圧発生手段を前記帰還路に設け、前記負圧発生手
段により発生された負圧を前記ダイヤフラム室に
導入することにより、該ダイヤフラム室への燃料
の導入を断続するための弁部材を開放作動させ、
これにより加圧式ポンプからダイヤフラム室へ向
けて圧送される燃料を該ダイヤフラムに導入する
ことにより解決することができる。
しかし、この解決法に関連して、機関の作動圧
によつて作動される燃料ポンプの作動時に、該燃
料ポンプからダイヤフラム室へ向けて圧送される
燃料の一部が、帰還路を経て燃料タンクに戻り、
燃料ポンプの作動効率の低下を招くという問題が
ある。
によつて作動される燃料ポンプの作動時に、該燃
料ポンプからダイヤフラム室へ向けて圧送される
燃料の一部が、帰還路を経て燃料タンクに戻り、
燃料ポンプの作動効率の低下を招くという問題が
ある。
(目的)
本発明の目的は、前記したダイヤフラム式気化
器において、機関の作動中、燃料ポンプの作動に
よつて該燃料ポンプからダイヤフラム室へ向けて
圧送される燃料の一部が、帰還路を経て燃料タン
クに戻るのを防止することにある。
器において、機関の作動中、燃料ポンプの作動に
よつて該燃料ポンプからダイヤフラム室へ向けて
圧送される燃料の一部が、帰還路を経て燃料タン
クに戻るのを防止することにある。
(構成および作用効果)
本発明は、基本的には、内燃機関の始動に先立
つて操作される加圧式ポンプによつてダイヤフラ
ム室へ向けて圧送される燃料の一部を帰還路を経
て燃料タンクに戻し、該燃料タンクへ向けて前記
帰還路を流れる燃料によつて負圧を発生させるた
めの負圧発生手段を前記帰還路に設け、前記負圧
発生手段により発生された負圧を前記ダイヤフラ
ム室に導入することにより、該ダイヤフラム室へ
の燃料の導入を断続するための弁部材を開放作動
させ、これにより前記加圧式ポンプから前記ダイ
ヤフラム室へ向けて圧送される燃料を該該ダイヤ
フラムに導入すると共に、機関の作動圧によつて
作動される燃料ポンプの作動時における流体圧力
よりも大きな流体圧力が前記加圧式ポンプの作動
によつて前記帰還路に作用したとき前記燃料タン
クへ向けての燃料の流れを許すチエツクバルブを
前記帰還路に設けたことを特徴とする。
つて操作される加圧式ポンプによつてダイヤフラ
ム室へ向けて圧送される燃料の一部を帰還路を経
て燃料タンクに戻し、該燃料タンクへ向けて前記
帰還路を流れる燃料によつて負圧を発生させるた
めの負圧発生手段を前記帰還路に設け、前記負圧
発生手段により発生された負圧を前記ダイヤフラ
ム室に導入することにより、該ダイヤフラム室へ
の燃料の導入を断続するための弁部材を開放作動
させ、これにより前記加圧式ポンプから前記ダイ
ヤフラム室へ向けて圧送される燃料を該該ダイヤ
フラムに導入すると共に、機関の作動圧によつて
作動される燃料ポンプの作動時における流体圧力
よりも大きな流体圧力が前記加圧式ポンプの作動
によつて前記帰還路に作用したとき前記燃料タン
クへ向けての燃料の流れを許すチエツクバルブを
前記帰還路に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、前記チエツクバルブにより、
機関の作動中、燃料ポンプの作動によつて該燃料
ポンプからダイヤフラム室へ向けて圧送される燃
料の一部が、帰還路を経て燃料タンクに戻るのを
防止することにより、燃料ポンプの作動効率の低
下を防止する。従つて、燃料ポンプの大型化を招
くことなく、機関の作動中にダイヤフラム室へ圧
送されるべき所定量の燃料を確保することがで
き、これにより機関の運転を安定的に維持するこ
とができる。
機関の作動中、燃料ポンプの作動によつて該燃料
ポンプからダイヤフラム室へ向けて圧送される燃
料の一部が、帰還路を経て燃料タンクに戻るのを
防止することにより、燃料ポンプの作動効率の低
下を防止する。従つて、燃料ポンプの大型化を招
くことなく、機関の作動中にダイヤフラム室へ圧
送されるべき所定量の燃料を確保することがで
き、これにより機関の運転を安定的に維持するこ
とができる。
さらに、本発明は、前記帰還路に設けられる前
記負圧発生手段から前記ダイヤフラム室へ向けて
の流体の流れを阻止するチエツクバルブを設けた
ことを特徴とし、該チエツクバルブによつて、前
記燃料タンク内の圧力の増大による該燃料タンク
から前記ダイヤフラム室へ向けての燃料の逆流を
防止することにより、前記燃料タンク内の圧力の
増大による前記機関の運転不調を防止して該機関
の運転を一層安定的に維持することができる。
記負圧発生手段から前記ダイヤフラム室へ向けて
の流体の流れを阻止するチエツクバルブを設けた
ことを特徴とし、該チエツクバルブによつて、前
記燃料タンク内の圧力の増大による該燃料タンク
から前記ダイヤフラム室へ向けての燃料の逆流を
防止することにより、前記燃料タンク内の圧力の
増大による前記機関の運転不調を防止して該機関
の運転を一層安定的に維持することができる。
(実施例)
本発明が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
第1図に示す気化器10は、吸気路12が形成
された気化器本体14と、吸気路12の実効口径
を可変とするための絞り弁16とを含む。吸気路
12の一端12aは、図示しないエアクリーナを
経て大気に連通し、またその他端12bは内燃機
関、例えばチエンソーや刈払機のような携帯用作
業機械にその駆動源として搭載される2サイクル
エンジンの給気口に連通する。
された気化器本体14と、吸気路12の実効口径
を可変とするための絞り弁16とを含む。吸気路
12の一端12aは、図示しないエアクリーナを
経て大気に連通し、またその他端12bは内燃機
関、例えばチエンソーや刈払機のような携帯用作
業機械にその駆動源として搭載される2サイクル
エンジンの給気口に連通する。
気化器本体14には、燃料ポンプ18と、周壁
の一部がダイヤフラム20により構成されたダイ
ヤフラム室22とを備える従来よく知られた燃料
供給機構24が設けられている。
の一部がダイヤフラム20により構成されたダイ
ヤフラム室22とを備える従来よく知られた燃料
供給機構24が設けられている。
燃料ポンプ18は、ダイヤフラム26および一
対のチエツクバルブ28,30を有するダイヤフ
ラムポンプである。ダイヤフラム26の一側に形
成されたダイヤフラム室32には、前記機関の脈
動を伴なう作動圧、例えば2サイクルエンジンの
クランク室圧力が開口34を経て導入される。従
つて、前記機関の作動状態では、燃料ポンプ18
は、燃料タンク36内の燃料を管路38、通路4
0および吸引用チエツクバルブ28を経て、ダイ
ヤフラム26の他側に形成されたポンプ室42に
吸引し、この吸引燃料を吐出用チエツクバルブ3
0および通路44を経て前記ダイヤフラム室22
に圧送する。
対のチエツクバルブ28,30を有するダイヤフ
ラムポンプである。ダイヤフラム26の一側に形
成されたダイヤフラム室32には、前記機関の脈
動を伴なう作動圧、例えば2サイクルエンジンの
クランク室圧力が開口34を経て導入される。従
つて、前記機関の作動状態では、燃料ポンプ18
は、燃料タンク36内の燃料を管路38、通路4
0および吸引用チエツクバルブ28を経て、ダイ
ヤフラム26の他側に形成されたポンプ室42に
吸引し、この吸引燃料を吐出用チエツクバルブ3
0および通路44を経て前記ダイヤフラム室22
に圧送する。
図示の例では、管路38に加圧式ポンプ46が
挿入されているが、該加圧式ポンプは、後に詳細
に説明するように、前記燃料ポンプ18の作動に
よる該ポンプへ向けての燃料の流れを阻止するこ
とはない。
挿入されているが、該加圧式ポンプは、後に詳細
に説明するように、前記燃料ポンプ18の作動に
よる該ポンプへ向けての燃料の流れを阻止するこ
とはない。
前記ダイヤフラム室22内には、通路44の連
通を断続するための弁体48が設けられている。
弁体48は、ダイヤフラム20に係合しかつ圧縮
スプリング50のばね力を受ける揺動レバー52
を介して、ダイヤフラム20に連動する。ダイヤ
フラム室22は、燃料送給路54および56を介
して、燃料噴出口たるメインポート58およびア
イドリングポート60のそれぞれに連通する。各
燃料送給路54,56には、燃料調整のためのア
ジヤステイングスクリユー62,64が設けられ
ている。また、燃料送給路54には、ダイヤフラ
ム室22へ向けての流体の流れを阻止するための
チエツクバルブ66が設けられている。燃料送給
路56にも、前記バルブ66と同様なチエツクバ
ルブ66′を設けることができる。
通を断続するための弁体48が設けられている。
弁体48は、ダイヤフラム20に係合しかつ圧縮
スプリング50のばね力を受ける揺動レバー52
を介して、ダイヤフラム20に連動する。ダイヤ
フラム室22は、燃料送給路54および56を介
して、燃料噴出口たるメインポート58およびア
イドリングポート60のそれぞれに連通する。各
燃料送給路54,56には、燃料調整のためのア
ジヤステイングスクリユー62,64が設けられ
ている。また、燃料送給路54には、ダイヤフラ
ム室22へ向けての流体の流れを阻止するための
チエツクバルブ66が設けられている。燃料送給
路56にも、前記バルブ66と同様なチエツクバ
ルブ66′を設けることができる。
前記機関の作動中では、ダイヤフラム室22内
の燃料は、前記吸気路12に作用する吸気負圧に
よつて、前記機関の運転状況に応じて各ポート5
8,60から前記機関に吸引される。また、前記
ダイヤフラム室22から前記ポート58,60へ
向けて燃料が流出すると、ダイヤフラム室22内
に作用する負圧に応じて弁体48が開放位置へ作
動し、この弁体48の開閉動作によりダイヤフラ
ム室22内には通路44を経て燃料が断続的に導
入される。
の燃料は、前記吸気路12に作用する吸気負圧に
よつて、前記機関の運転状況に応じて各ポート5
8,60から前記機関に吸引される。また、前記
ダイヤフラム室22から前記ポート58,60へ
向けて燃料が流出すると、ダイヤフラム室22内
に作用する負圧に応じて弁体48が開放位置へ作
動し、この弁体48の開閉動作によりダイヤフラ
ム室22内には通路44を経て燃料が断続的に導
入される。
従つて、前記機関の作動中では、従来よく知ら
れているように、前記ダイヤフラム室22内には
常に所定量の燃料が保留され、この燃料が前記絞
り弁16の開度に応じた適正量で前記機関に供給
される。
れているように、前記ダイヤフラム室22内には
常に所定量の燃料が保留され、この燃料が前記絞
り弁16の開度に応じた適正量で前記機関に供給
される。
ところが、前記機関の非作動時においては、燃
料ポンプ18が非作動状態にあることから、燃料
ポンプ18の作動によつて前記ダイヤフラム室2
2へ向けて燃料が送給されることはない。このた
めに、前記ダイヤフラム室22内には前記機関の
容易な始動に充分な燃料が保留されていないこと
があり、前記機関の始動に先立つて前記ダイヤフ
ラム室22に燃料を満たすための加圧式ポンプ4
6が前記管路38に設けられている。
料ポンプ18が非作動状態にあることから、燃料
ポンプ18の作動によつて前記ダイヤフラム室2
2へ向けて燃料が送給されることはない。このた
めに、前記ダイヤフラム室22内には前記機関の
容易な始動に充分な燃料が保留されていないこと
があり、前記機関の始動に先立つて前記ダイヤフ
ラム室22に燃料を満たすための加圧式ポンプ4
6が前記管路38に設けられている。
加圧式ポンプ46は、図示の例では、全体に球
状のポンプ室68を規定する弾性体70を含み、
前記ポンプ室68への吸入口を規定するスリーブ
72および吐出口を規定するスリーブ74が前記
弾性体70に固定されている。スリーブ72内に
は、前記ポンプ室68へ向けての流体の流れを許
すチエツクバルブ76が設けられており、前記加
圧式ポンプ46はスリーブ72すなわち前記吸入
口が前記燃料タンク36側に位置し、かつスリー
ブ74すなわち前記吐出口が前記燃料ポンプ18
側に位置するように、前記管路38に挿入されて
いる。
状のポンプ室68を規定する弾性体70を含み、
前記ポンプ室68への吸入口を規定するスリーブ
72および吐出口を規定するスリーブ74が前記
弾性体70に固定されている。スリーブ72内に
は、前記ポンプ室68へ向けての流体の流れを許
すチエツクバルブ76が設けられており、前記加
圧式ポンプ46はスリーブ72すなわち前記吸入
口が前記燃料タンク36側に位置し、かつスリー
ブ74すなわち前記吐出口が前記燃料ポンプ18
側に位置するように、前記管路38に挿入されて
いる。
前記加圧式ポンプ46のチエツクバルブ76は
前記燃料ポンプ46へ向けての燃料の流れを阻止
することはなく、また弾性体70の非操作時には
前記ポンプ室68は球状に維持されていることか
ら、前記機関の作動中での前記した燃料ポンプ1
8の作動による燃料タンク36から前記燃料ポン
プ18へ向けての燃料の流れおよび該燃料ポンプ
から前記ダイヤフラム室22内への前記した燃料
供給が加圧式ポンプ46によつて妨げられること
はない。
前記燃料ポンプ46へ向けての燃料の流れを阻止
することはなく、また弾性体70の非操作時には
前記ポンプ室68は球状に維持されていることか
ら、前記機関の作動中での前記した燃料ポンプ1
8の作動による燃料タンク36から前記燃料ポン
プ18へ向けての燃料の流れおよび該燃料ポンプ
から前記ダイヤフラム室22内への前記した燃料
供給が加圧式ポンプ46によつて妨げられること
はない。
前記機関の始動に先立つて前記弾性体70が操
作者によつて反復して押圧操作されると、前記燃
料タンク36内の燃料は、加圧ポンプ46が設け
られた管路38を経て非作動状態にある燃料ポン
プ18に圧送され、さらに該燃料ポンプから前記
通路44を経て前記ダイヤフラム室22へ向けて
圧送される。しかしながら、この圧送燃料は弁部
材48を開放位置へ作動させる程の液圧を該弁部
材に作用させることはなく、前記弁部材を開放作
動させるために、気化器本体14と燃料タンク3
6との間には帰還路78が設けられており、また
該帰還路には該帰還路を経る流体によつて負圧を
起生するための負圧発生手段80が設けられてい
る。
作者によつて反復して押圧操作されると、前記燃
料タンク36内の燃料は、加圧ポンプ46が設け
られた管路38を経て非作動状態にある燃料ポン
プ18に圧送され、さらに該燃料ポンプから前記
通路44を経て前記ダイヤフラム室22へ向けて
圧送される。しかしながら、この圧送燃料は弁部
材48を開放位置へ作動させる程の液圧を該弁部
材に作用させることはなく、前記弁部材を開放作
動させるために、気化器本体14と燃料タンク3
6との間には帰還路78が設けられており、また
該帰還路には該帰還路を経る流体によつて負圧を
起生するための負圧発生手段80が設けられてい
る。
帰還路78の一端は、前記燃料ポンプ18と前
記弁部材48との間で前記通路44に開放し、ま
た他端は前記燃料タンク36内に開放する。帰還
路78に設けられた負圧発生手段80は、図示の
例では、ベンチユリー機構80から成る。ベンチ
ユリー機構80は、一端に入口82を有し、他端
にノズル孔84を有するノズル部材86と、該ノ
ズル部材の外周を覆つて配置される外套部材88
とを備える。外套部材88と前記ノズル部材86
との間には、前記ノズル孔84の近傍に規定され
たベンチユリー部90に通じるチヤンバ92が規
定されており、前記外套部材88のノズル孔84
に対向する部分には出口94が規定されている。
記弁部材48との間で前記通路44に開放し、ま
た他端は前記燃料タンク36内に開放する。帰還
路78に設けられた負圧発生手段80は、図示の
例では、ベンチユリー機構80から成る。ベンチ
ユリー機構80は、一端に入口82を有し、他端
にノズル孔84を有するノズル部材86と、該ノ
ズル部材の外周を覆つて配置される外套部材88
とを備える。外套部材88と前記ノズル部材86
との間には、前記ノズル孔84の近傍に規定され
たベンチユリー部90に通じるチヤンバ92が規
定されており、前記外套部材88のノズル孔84
に対向する部分には出口94が規定されている。
前記ベンチユリー機構80は、その入口82が
前記気化器本体14側に位置し、かつ出口94が
前記燃料タンク36側に位置するように、前記帰
還路78に挿入されており、また前記チヤンバ9
2は負圧路96を介して前記ダイヤフラム室22
に連通されている。
前記気化器本体14側に位置し、かつ出口94が
前記燃料タンク36側に位置するように、前記帰
還路78に挿入されており、また前記チヤンバ9
2は負圧路96を介して前記ダイヤフラム室22
に連通されている。
従つて、前記弾性体70が反復操作されること
により、燃料が前記加圧式ポンプ46から前記通
路44を経て前記ダイヤフラム室22へ向けて圧
送されると、この圧送燃料の少なくとも一部は前
記帰還路78を経て前記燃料タンク36に流れ
る。この帰還路78を流れる燃料は、前記ベンチ
ユリー機構80の前記ベンチユリー部90を経る
際に、該ベンチユリー部に負圧を発生させる。こ
の負圧は、前記チヤンバ92に連通する前記負圧
路96を経て前記ダイヤフラム室22に伝えられ
ることから、これにより前記ダイヤフラム20は
前記弁部材48を開放位置へ作動させる。前記加
圧式ポンプ46からの圧送燃料は、この弁部材4
8の開放作動によつて初めてダイヤフラム室22
への導入を許されることから、前記燃料ポンプ1
8の非作動状態に拘らず、加圧式ポンプ46を作
動させるのみで該加圧式ポンプから圧送される燃
料でダイヤフラム室22を満たすことができ、前
記機関の始動が容易となる。
により、燃料が前記加圧式ポンプ46から前記通
路44を経て前記ダイヤフラム室22へ向けて圧
送されると、この圧送燃料の少なくとも一部は前
記帰還路78を経て前記燃料タンク36に流れ
る。この帰還路78を流れる燃料は、前記ベンチ
ユリー機構80の前記ベンチユリー部90を経る
際に、該ベンチユリー部に負圧を発生させる。こ
の負圧は、前記チヤンバ92に連通する前記負圧
路96を経て前記ダイヤフラム室22に伝えられ
ることから、これにより前記ダイヤフラム20は
前記弁部材48を開放位置へ作動させる。前記加
圧式ポンプ46からの圧送燃料は、この弁部材4
8の開放作動によつて初めてダイヤフラム室22
への導入を許されることから、前記燃料ポンプ1
8の非作動状態に拘らず、加圧式ポンプ46を作
動させるのみで該加圧式ポンプから圧送される燃
料でダイヤフラム室22を満たすことができ、前
記機関の始動が容易となる。
前記ダイヤフラム室22が燃料で満たされる
と、引き続く加圧式ポンプ46の操作によつて圧
送される燃料の過剰分は、前記帰還路78へ直接
に案内され、あるいは通路44からダイヤフラム
室22および負圧路96を経て前記帰還路78へ
案内され、前記燃料タンク36に戻される。従つ
て、前記した過剰燃料が大気に放出されることは
なく、過剰燃料の大気放出による災害が防止でき
る。
と、引き続く加圧式ポンプ46の操作によつて圧
送される燃料の過剰分は、前記帰還路78へ直接
に案内され、あるいは通路44からダイヤフラム
室22および負圧路96を経て前記帰還路78へ
案内され、前記燃料タンク36に戻される。従つ
て、前記した過剰燃料が大気に放出されることは
なく、過剰燃料の大気放出による災害が防止でき
る。
また、前記機関の作動中では、非作動状態にお
かれる加圧式ポンプ46に代えて前記したように
燃料ポンプ18が作動されるが、加圧式ポンプ4
6が例えば1.0Kg/cm2程度の高い圧力で燃料を圧
送できるのに対し、この燃料ポンプ18の燃料吐
出圧は例えば0.3Kg/cm2程度の低圧である。従つ
て、燃料ポンプ18の作動によつても該ポンプか
ら吐出される燃料の一部が前記帰還路78を燃料
タンク36へ向けて流れるが、前記ダイヤフラム
室には加圧式ポンプ46の作動時よりも小さな負
圧が作用する。この負圧はダイヤフラム室22内
の燃料蒸気を吸引することから、これにより燃料
蒸気による機関の作動不調を防止できる。
かれる加圧式ポンプ46に代えて前記したように
燃料ポンプ18が作動されるが、加圧式ポンプ4
6が例えば1.0Kg/cm2程度の高い圧力で燃料を圧
送できるのに対し、この燃料ポンプ18の燃料吐
出圧は例えば0.3Kg/cm2程度の低圧である。従つ
て、燃料ポンプ18の作動によつても該ポンプか
ら吐出される燃料の一部が前記帰還路78を燃料
タンク36へ向けて流れるが、前記ダイヤフラム
室には加圧式ポンプ46の作動時よりも小さな負
圧が作用する。この負圧はダイヤフラム室22内
の燃料蒸気を吸引することから、これにより燃料
蒸気による機関の作動不調を防止できる。
前記したところでは、燃料タンク36と燃料ポ
ンプ18とを接続する管路38に加圧式ポンプ4
6を設け、該加圧式ポンプから排出される圧送燃
料を燃料ポンプ18を経て圧送する例について説
明したが、加圧式ポンプから排出される圧送燃料
を燃料ポンプ18を経ることなく通路44へ直接
送ることができる。また、ベンチユリー機構80
のノズル部材86と、外套部材88とを一体に形
成することができる。
ンプ18とを接続する管路38に加圧式ポンプ4
6を設け、該加圧式ポンプから排出される圧送燃
料を燃料ポンプ18を経て圧送する例について説
明したが、加圧式ポンプから排出される圧送燃料
を燃料ポンプ18を経ることなく通路44へ直接
送ることができる。また、ベンチユリー機構80
のノズル部材86と、外套部材88とを一体に形
成することができる。
第2図に示されているように、前記帰還路78
に前記気化器本体14へ向けての燃料の流れを阻
止するチエツクバルブ98を設けることができ、
第2図に示す例では、チエツクバルブ98はベン
チユリー機構80に関連して設けられている。す
なわち、ノズル部材86の入口82とノズル孔8
4とを連通する通路には増径部100が形成され
ており、前記チエツクバルブ98は該増径部の入
口82側の端部に形成された弁座開口102を開
閉するための球状弁体104と、該球状弁体を前
記開口102へ向けて押圧するためのスプリング
部材106とを備える。
に前記気化器本体14へ向けての燃料の流れを阻
止するチエツクバルブ98を設けることができ、
第2図に示す例では、チエツクバルブ98はベン
チユリー機構80に関連して設けられている。す
なわち、ノズル部材86の入口82とノズル孔8
4とを連通する通路には増径部100が形成され
ており、前記チエツクバルブ98は該増径部の入
口82側の端部に形成された弁座開口102を開
閉するための球状弁体104と、該球状弁体を前
記開口102へ向けて押圧するためのスプリング
部材106とを備える。
前記チエツクバルブ98は、前記帰還路78を
経る燃料タンク36から気化器本体14へ向けて
の燃料の逆流を防止する。また、前記チエツクバ
ルブ98は、気化器本体14から燃料タンク36
へ向けて流れようとする燃料が、前記スプリング
部材106のばね力よりも大きな圧力を前記弁体
104に作用させるときにのみ、この燃料の流れ
を許す。従つて、前記スプリング部材106のば
ね力を、前記燃料ポンプ28の作動時における帰
還路78を流れる燃料の液圧よりもわずかに大き
く設定することにより、前記燃料ポンプ28の作
動時に該燃料ポンプから吐出される燃料が帰還路
78を経て燃料タンク36に戻ることを防止する
ことができ、この吐出燃料を前記ダイヤフラム室
22へ有効に向けることができる。
経る燃料タンク36から気化器本体14へ向けて
の燃料の逆流を防止する。また、前記チエツクバ
ルブ98は、気化器本体14から燃料タンク36
へ向けて流れようとする燃料が、前記スプリング
部材106のばね力よりも大きな圧力を前記弁体
104に作用させるときにのみ、この燃料の流れ
を許す。従つて、前記スプリング部材106のば
ね力を、前記燃料ポンプ28の作動時における帰
還路78を流れる燃料の液圧よりもわずかに大き
く設定することにより、前記燃料ポンプ28の作
動時に該燃料ポンプから吐出される燃料が帰還路
78を経て燃料タンク36に戻ることを防止する
ことができ、この吐出燃料を前記ダイヤフラム室
22へ有効に向けることができる。
従つて、前記燃料ポンプ18の容量の増大すな
わち該燃料ポンプの大型化を招くことなく、前記
機関の作動中に前記ダイヤフラム室22へ圧送さ
れるべき所定量の燃料を確保することができ、こ
れにより前記機関の運転を好適に維持することが
できる。
わち該燃料ポンプの大型化を招くことなく、前記
機関の作動中に前記ダイヤフラム室22へ圧送さ
れるべき所定量の燃料を確保することができ、こ
れにより前記機関の運転を好適に維持することが
できる。
また、第2図に示されているように、前記負圧
路96に関連して、前記負圧発生手段すなわちベ
ンチユリー機構80から前記ダイヤフラム室22
へ向けての流体の流れを阻止するチエツクバルブ
108を設けることができる。チエツクバルブ1
08は、前記ダイヤフラム室22からベンチユリ
ー機構80へ向けての流体の流れを許すことか
ら、該ベンチユリー機構で起生された負圧のダイ
ヤフラム室22への導入が阻止されることはな
い。チエツクバルブ108は、燃料タンク36か
ら負圧路96を経てダイヤフラム室22への流体
の流れを阻止することから、例えば炎天下で前記
燃料タンクが加熱されて該タンク内の圧力の増大
が生じても、該燃料タンクから前記ダイヤフラム
室へ向けて燃料が逆流することはなく、負圧路9
6からダイヤフラム室22への燃料の流入が阻止
される。従つて、負圧路96を経るダイヤフラム
室22への燃料の逆流によつて生じる前記機関の
運転不調を防止することができ、これにより該機
関の運転を一層好適に維持することができる。
路96に関連して、前記負圧発生手段すなわちベ
ンチユリー機構80から前記ダイヤフラム室22
へ向けての流体の流れを阻止するチエツクバルブ
108を設けることができる。チエツクバルブ1
08は、前記ダイヤフラム室22からベンチユリ
ー機構80へ向けての流体の流れを許すことか
ら、該ベンチユリー機構で起生された負圧のダイ
ヤフラム室22への導入が阻止されることはな
い。チエツクバルブ108は、燃料タンク36か
ら負圧路96を経てダイヤフラム室22への流体
の流れを阻止することから、例えば炎天下で前記
燃料タンクが加熱されて該タンク内の圧力の増大
が生じても、該燃料タンクから前記ダイヤフラム
室へ向けて燃料が逆流することはなく、負圧路9
6からダイヤフラム室22への燃料の流入が阻止
される。従つて、負圧路96を経るダイヤフラム
室22への燃料の逆流によつて生じる前記機関の
運転不調を防止することができ、これにより該機
関の運転を一層好適に維持することができる。
第1図はダイヤフラム式気化器の縦断面図であ
り、第2図は本発明の実施例を部分的に示す縦断
面図である。 10:気化器、14:気化器本体、18:燃料
ポンプ、20:ダイヤフラム、22:ダイヤフラ
ム室、36:燃料タンク、46:加圧式ポンプ、
48:弁部材、58,60:燃料噴出口、78:
帰還路、80:負圧発生手段、98,108:チ
エツクバルブ。
り、第2図は本発明の実施例を部分的に示す縦断
面図である。 10:気化器、14:気化器本体、18:燃料
ポンプ、20:ダイヤフラム、22:ダイヤフラ
ム室、36:燃料タンク、46:加圧式ポンプ、
48:弁部材、58,60:燃料噴出口、78:
帰還路、80:負圧発生手段、98,108:チ
エツクバルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 気化器本体の燃料噴出口に連なるダイヤフラ
ム室を規定するダイヤフラムに連動し、前記ダイ
ヤフラム室に負圧が作用したとき、内燃機関の作
動圧によつて作動される燃料ポンプから圧送され
る燃料の前記ダイヤフラム室への導入を許すべく
作動される弁部材と、前記機関の非作動時に燃料
タンク内の燃料を前記ダイヤフラム室に圧送すべ
く前記機関の始動に先立つて操作される加圧式ポ
ンプと、該加圧式ポンプから圧送される燃料の少
なくとも一部を前記燃料タンクに戻すための帰還
路と、該帰還路に設けられ、前記加圧式ポンプの
作動によつて前記燃料ポンプの作動時における流
体圧力よりも大きな流体圧力が作用したとき前記
燃料タンクへ向けての燃料の流れを許すチエツク
バルブと、前記加圧式ポンプの操作によつて前記
ダイヤフラム室へ向けて圧送される燃料の該ダイ
ヤフラム室への導入を許すために前記弁部材を開
放作動させるべく前記帰還路を流れる流体によつ
て前記ダイヤフラム室に負圧を作用させるための
負圧発生手段とを含む、ダイヤフラム式気化器。 2 気化器本体の燃料噴出口に連なるダイヤフラ
ム室を規定するダイヤフラムに連動し、前記ダイ
ヤフラム室に負圧が作用したとき、内燃機関の作
動圧によつて作動される燃料ポンプから圧送され
る燃料の前記ダイヤフラム室への導入を許すべく
作動される弁部材と、前記機関の非作動時に燃料
タンク内の燃料を前記ダイヤフラム室に圧送すべ
く前記機関の始動に先立つて操作される加圧式ポ
ンプと、該加圧式ポンプから圧送される燃料の少
なくとも一部を前記燃料タンクに戻すための帰還
路と、該帰還路に設けられ、前記加圧式ポンプの
作動によつて前記燃料ポンプの作動時における流
体圧力よりも大きな流体圧力が作用したとき前記
燃料タンクへ向けての燃料の流れを許すチエツク
バルブと、前記加圧式ポンプの操作によつて前記
ダイヤフラム室へ向けて圧送される燃料の該ダイ
ヤフラム室への導入を許すために前記弁部材を開
放作動させるべく前記帰還路を流れる流体によつ
て前記ダイヤフラム室に負圧を作用させるための
負圧発生手段と、該負圧発生手段から前記ダイヤ
フラム室へ向けての流体の流れを阻止するための
チエツクバルブとを含む、ダイヤフラム式気化
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13729884A JPS6116253A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 内燃機関のためのダイヤフラム式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13729884A JPS6116253A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 内燃機関のためのダイヤフラム式気化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116253A JPS6116253A (ja) | 1986-01-24 |
JPH0247592B2 true JPH0247592B2 (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=15195413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13729884A Granted JPS6116253A (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | 内燃機関のためのダイヤフラム式気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612016A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Yoko Kamimura | 時刻表装置 |
JPH068972U (ja) * | 1992-02-03 | 1994-02-04 | 株式会社日生工研 | 時刻表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4413270B4 (de) * | 1994-04-16 | 2005-05-04 | Fa. Andreas Stihl | Starthilfevorrichtung an einem Membranvergaser |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5351932U (ja) * | 1976-10-06 | 1978-05-02 | ||
JPS5419538U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-08 |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP13729884A patent/JPS6116253A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5351932U (ja) * | 1976-10-06 | 1978-05-02 | ||
JPS5419538U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-08 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH068972U (ja) * | 1992-02-03 | 1994-02-04 | 株式会社日生工研 | 時刻表示装置 |
JPH0612016A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Yoko Kamimura | 時刻表装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6116253A (ja) | 1986-01-24 |
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