JP2001081185A - フェノール重合物 - Google Patents

フェノール重合物

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JP2001081185A
JP2001081185A JP2000216469A JP2000216469A JP2001081185A JP 2001081185 A JP2001081185 A JP 2001081185A JP 2000216469 A JP2000216469 A JP 2000216469A JP 2000216469 A JP2000216469 A JP 2000216469A JP 2001081185 A JP2001081185 A JP 2001081185A
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phenol
polymer
dimethylphenol
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dissolved
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JP2000216469A
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English (en)
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Shiro Kobayashi
四郎 小林
Hiroshi Uyama
浩 宇山
Takahisa Oguchi
貴久 小口
Shigeyoshi Mita
三田  成良
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Japan Chemical Innovation Institute
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Japan Chemical Innovation Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性を向上させたフェノール重合物を提供
する。 【解決手段】 ペルオキシダーゼを酵素触媒とし、過酸
化物を酸化剤としてフェノールとアルキル置換フェノー
ル誘導体を有機溶媒/水中で重合反応させ、加工性の向
上したフェノール重合物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規フェノール重
合物及びその製造方法に関するものである。本発明の重
合物は、電気部品材料、電子部品材料、機械部品材料、
電子情報材料、抗酸化剤等として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】酵素触媒を用いて得られたフェノール重
合物は、バイオインダストリー、vol.15,44,
(1998)などに報告されている。しかしこれらは上
述の材料への用途展開において有機溶媒への溶解度が低
い等、加工性に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、加工性を向
上させた新規フェノール重合物及びその製造方法を提供
することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、フェノールと置換フェ
ノールとの重合物を見出し、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明によれば、フェノールと下記一般式(1)で
示されるフェノール誘導体との重合によるフェノール重
合物であって、該重合物は、水酸基を有するフェニレン
ユニットと水酸基のないオキシフェニレンユニットの両
方を含むことを特徴とするフェノール重合物が提供され
る。
【化3】 (式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子又は
炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐のアルキル基を示す
が、R1、R2、R3が同時に水素原子である場合を除く
ものとする) また、本発明によれば、フェノールと前記一般式(1)
で示されるフェノール誘導体とを有機溶媒と水の混合溶
媒中、酸化還元酵素を触媒として、酸化剤を用いて重合
反応させることを特徴とするフェノール重合物の製造方
法が提供される。さらに、本発明によれば、前記方法で
得られたフェノール重合物が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】前記一般式(1)で表されるフェ
ノール誘導体におけるR1、R2、R3は水素原子又は炭
素数1から5の直鎖もしくは分岐のアルキル基を示す。
この場合、その少なくとも1つはアルキル基である。炭
素数1から5の直鎖または分岐のアルキル基としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基
等を挙げることができる。これらの中で炭素数1から4
の直鎖及び分岐のアルキル基が好ましく、メチル基、エ
チル基、tert−ブチル基がより好ましく、メチル基
が特に好ましい。また、Rが水素原子である2置換フ
ェノールがより好ましく、さらにRが水素原子であ
り、R、Rがそれぞれ2位と4位に結合する置換フ
ェノールが特に好ましい。さらに、R1、R2、R3の2
つ又は全てがメチル基であるフェノール誘導体の使用が
好ましい。前記一般式(1)のフェノール誘導体の具体
例としては、2,4,6−トリメチルフェノール、2,
3−ジメチルフェノール、2,4−ジメチルフェノー
ル、2,5−ジメチルフェノール、2,6−ジメチルフ
ェノール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメ
チルフェノール、4−エチルフェノール及び2,4−ジ
−tert−ブチルフェノール等が挙げられる。前記一
般式(1)のフェノール誘導体の重合比率は、フェノー
ルに対して5モル%以上、好ましくは10モル%以上で
ある。その上限値は、通常、80%程度である。
【0006】本発明によるフェノール重合物を得るには
フェノールと前記一般式(1)で表されるフェノール誘
導体とを有機溶媒と水の混合溶媒中、酸化還元酵素を触
媒として用い、さらに、酸化剤を用いて重合反応させ
る。前記有機溶媒としては、水と相溶する溶剤が好まし
いが、水と相溶しない溶剤でもよい。水と相溶する有機
溶媒としてはメタノール、エタノール、1−プロパノー
ル、2−プロパノール、1−ブタノール、tert−ブ
タノール等の炭素数1〜4の低級アルコール、1,4−
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、N,
N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、アセトニトリ
ル、アセトン等が挙げられる。これらのうち低級アルコ
ールが好ましく、メタノール、エタノール、2−プロパ
ノールが特に好ましい。水は蒸留水や脱イオン水でもよ
いが、緩衝液が特に好ましい。緩衝液を用いる場合には
pH4から10の範囲で、りん酸緩衝液、酢酸緩衝液、
炭酸緩衝液等が好ましいが、これらに限定されるもので
はない。有機溶媒と水の容積比率は任意でよいが、5:
95〜95:5の範囲が好ましく、25:75〜75:
25の範囲が特に好ましい。有機溶媒と水からなる混合
溶媒は任意の量を用いることができるが、フェノールと
フェノール誘導体との合計量の濃度が0.05〜500
g/Lの範囲が好ましく、0.5〜200g/Lがより
好ましい。
【0007】本発明に用いる酸化還元酵素は、フェノー
ルとフェノール誘導体の酸化カップリング反応を起こす
のに充分な酸化能を有するものであればよく、従来公知
のもの、例えば、ペルオキシダーゼやオキシダーゼが使
用される。好ましくは、ペルオキシダーゼであり、さら
に好ましくは植物由来、細菌由来のペルオキシダーゼで
ある。特に西洋ワサビペルオキシダーゼおよび大豆ペル
オキシダーゼは、酸化能が高く、しかも量産されて安価
であり、本発明では好ましく使用することができる。な
お酵素は、精製・未精製を問わない。酵素量は溶媒及び
その活性によって異なるが、フェノールとフェノール誘
導体合計量1gに対して、0.1mg〜1g、好ましく
は0.5mg〜100mgである。
【0008】前記酸化剤としては、酸化カップリング反
応を生起させる酸化剤であればよく、一般的には、過酸
化物が用いられる。過酸化物は有機過酸化物および無機
過酸化物のいずれでも良い。この中で特に好ましいもの
として、過酸化水素水を挙げることができる。過酸化水
素水の濃度は、特に限定されない。オキシダーゼ酵素使
用のときは、酸化剤としては分子状酵素を用いることが
できる。この場合には、反応溶液に酸素あるいは空気を
吹き込むことによっても反応を進行させることができ
る。酸化剤は反応混合物中に、一度に加えても良いが、
酵素の活性を保持するため分割して加える方が好まし
い。酸化剤である過酸化物や酸素は、フェノールとフェ
ノール誘導体の合計量に対して0.3〜5倍モルが好ま
しく、0.5〜2倍モルが特に好ましい。反応温度は特
に限定されないが、0〜60℃の範囲が好ましく、より
好ましくは、10〜40℃である。重合反応において、
フェノール誘導体は、フェノールとともに一度に加えて
も良いが、分割して加えても良い。
【0009】本発明の重合反応において、フェノール及
び前記一般式(1)のフェノール誘導体は、酸化カップ
リング反応を介して進行する。本発明の重合物におい
て、フェノール及びフェノール誘導体はランダムに結合
している。また、それぞれのフェノール単位の結合は、
ベンゼン環同士が直接結合した炭素−炭素結合と、ベン
ゼン環同士がフェノール由来の酸素原子1個を介して結
合した炭素−酸素結合の両方を包含する。すなわち、各
フェノール単位は、水酸基を有するフェニレンユニット
と水酸基のないオキシフェニレンユニットの両方を含む
形で連結している。本発明の重合物中に、これら二種類
のユニットが両方とも存在することは、赤外吸収スペク
トルや核磁気共鳴スペクトルなどの分光学的手法および
水酸基価滴定などによって確認できる。本発明の重合物
を構造式で表すこと、以下のようになる。
【化4】 (式中、R1、R2、R3は前記と同じ意味を有する) 本発明のフェノール重合物の数平均分子量は、通常、1
50〜4000程度であり、好ましくは150〜300
0程度である。本発明によるフェノール重合物は、前記
一般式(1)のフェノール誘導体を含有し、その有機溶
媒への溶解性が向上し、フィルム加工等の加工性にすぐ
れたものである。
【0010】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0011】実施例1 フェノール1.00gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.20gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.26ml/hの速度で室温にて5時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.88g(74%)。分子量はゲル・
パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)
(N,N−ジメチルホルムアミド溶媒;ポリスチレンス
タンダード)より算出し、Mn(数平均分子量)970
であった。
【0012】実施例2 フェノール1.00gおよび2,3−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.26ml/hの速度で室温にて5時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.78g(69%)。分子量はGPC
より算出し、Mn2600であった。
【0013】実施例3 フェノール1.00gおよび4−エチルフェノール0.
13gをメタノール10mlに溶解し、これに西洋ワサ
ビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝液(pH7)
10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水素水を
0.26ml/hの速度で室温にて5時間かけて滴下し
た。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾燥し
た。収量0.82g(73%)。分子量はGPCより算
出し、Mn2400であった。
【0014】実施例4 フェノール1.00gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝液(p
H8)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.26ml/hの速度で室温にて5時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.84g(74%)。分子量はGPC
より算出し、Mn1200であった。
【0015】実施例5 フェノール0.89gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.14gをメタノール8mlに溶解し、これに西洋
ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝液(pH
7)12mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水素
水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴
下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾
燥した。収量0.71g(69%)。分子量はGPCよ
り算出し、Mn900であった。
【0016】実施例6 フェノール0.90gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.12gをメタノール8mlに溶解し、これに西洋
ワサビペルオキシダーゼ30mgを酢酸緩衝液(pH
5)12mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水素
水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴
下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾
燥した。収量0.66g(65%)。分子量はGPCよ
り算出し、Mn2100であった。
【0017】実施例7 フェノール0.92gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ30mgを広域緩衝液(pH
7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水素
水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴
下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾
燥した。収量0.69g(66%)。分子量はGPCよ
り算出し、Mn1100であった。
【0018】実施例8 フェノール1.00gおよび2,4,6−トリメチルフ
ェノール0.14gをメタノール10mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ1.0mgをりん酸緩
衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%
過酸化水素水を0.12ml/hの速度で室温にて5時
間かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取
し、水洗、乾燥した。収量0.59g(51%)。分子
量はGPCより算出し、Mn1900であった。
【0019】実施例9 フェノール1.00gおよび2,4,6−トリメチルフ
ェノール0.14gをメタノール12mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ1.0mgをりん酸緩
衝液(pH7)8mlに溶解した溶液を加え、30%過
酸化水素水を0.12ml/hの速度で室温にて5時間
かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、
水洗、乾燥した。収量0.40g(35%)。分子量は
GPCより算出し、Mn1100であった。
【0020】実施例10 フェノール0.70gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.40gを2−プロパノール10mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝
液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過
酸化水素水を0.40ml/hの速度で室温にて3時間
かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、
水洗、乾燥した。収量0.50g(45%)。分子量は
GPCより算出し、Mn380であった。
【0021】実施例11 フェノール0.90gおよび2,3−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.91g(88%)。分子量はGPC
より算出し、Mn2200であった。
【0022】実施例12 フェノール0.90gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.97g(94%)。分子量はGPC
より算出し、Mn1100であった。
【0023】実施例13 フェノール0.90gおよび2,5−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.88g(85%)。分子量はGPC
より算出し、Mn2100であった。
【0024】実施例14 フェノール0.90gおよび2,6−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.82g(79%)。分子量はGPC
より算出し、Mn1900であった。
【0025】実施例15 フェノール0.90gおよび3,4−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.93g(91%)。分子量はGPC
より算出し、Mn1700であった。
【0026】実施例16 フェノール0.90gおよび3,5−ジメチルフェノー
ル0.13gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.94g(91%)。分子量はGPC
より算出し、Mn2200であった。
【0027】実施例17 フェノール0.96gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.07gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.86g(84%)。分子量はGPC
より算出し、Mn1800であった。
【0028】実施例18 フェノール0.80gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.26gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.88g(82%)。分子量はGPC
より算出し、Mn900であった。
【0029】実施例19 フェノール0.69gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.39gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.50ml/hの速度で室温にて3時間かけて
滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、
乾燥した。収量0.95g(88%)。分子量はGPC
より算出し、Mn370であった。
【0030】実施例20 フェノール0.90gおよび2,4−ジ−tert−ブ
チルフェノール0.23gをメタノール10mlに溶解
し、これに西洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん
酸緩衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、3
0%過酸化水素水を0.50ml/hの速度で室温にて
3時間かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾
取し、水洗、乾燥した。収量0.78g(69%)。分
子量はGPCより算出し、Mn1700であった。
【0031】実施例21 フェノール0.91gおよび2,4−ジ−tert−ブ
チルフェノール0.22gをメタノール10mlに溶解
し、これに西洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん
酸緩衝液(pH8)10mlに溶解した溶液を加え、3
0%過酸化水素水を0.50ml/hの速度で室温にて
3時間かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾
取し、水洗、乾燥した。収量0.86g(75%)。分
子量はGPCより算出し、Mn1800であった。
【0032】実施例22 フェノール0.50gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.65gを2−プロパノール10mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ30mgをりん酸緩衝
液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過
酸化水素水を0.40ml/hの速度で室温にて3時間
かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、
水洗、乾燥した。収量0.46g(40%)。分子量は
GPCより算出し、Mn260であった。
【0033】実施例23 フェノール0.90gおよび4−エチルフェノール0.
13gをメタノール10mlに溶解し、これに西洋ワサ
ビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(pH7)
10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水素水を
0.5ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴下し
た。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾燥し
た。収量0.91g(88%)。分子量はGPCより算
出し、Mn1900であった。
【0034】実施例24 フェノール0.90gおよび2,4,6−トリメチルフ
ェノール0.15gをメタノール10mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝
液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過
酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間か
けて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水
洗、乾燥した。収量0.69g(65%)。分子量はG
PCより算出し、Mn1300であった。
【0035】実施例25 フェノール0.60gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.52gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴
下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾
燥した。収量0.91g(81%)。分子量はGPCよ
り算出し、Mn340であった。
【0036】実施例26 フェノール0.51gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.65gをメタノール10mlに溶解し、これに西
洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝液(p
H7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸化水
素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間かけて滴
下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾
燥した。収量1.07g(92%)。分子量はGPCよ
り算出し、Mn190であった。
【0037】実施例27 フェノール0.50gおよび2,4−ジメチルフェノー
ル0.65gをイソプロピルアルコール10mlに溶解
し、これに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん
酸緩衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、3
0%過酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3
時間かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取
し、水洗、乾燥した。収量0.44g(38%)。分子
量はGPCより算出し、Mn170であった。
【0038】実施例28 フェノール0.89gおよび2,4−ジ−tert−ブ
チルフェノール0.21gをメタノール10mlに溶解
し、これに大豆ペルオキシダーゼ5mgをりん酸緩衝液
(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸
化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間かけ
て滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水
洗、乾燥した。収量0.29g(26%)。分子量はG
PCより算出し、Mn940であった。
【0039】実施例29 フェノール0.80gおよび2,4−ジ−tert−ブ
チルフェノール0.43gをメタノール10mlに溶解
し、これに大豆ペルオキシダーゼ5mgをりん酸緩衝液
(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過酸
化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間かけ
て滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水
洗、乾燥した。収量0.06g(5%)。分子量はGP
Cより算出し、Mn890であった。
【0040】実施例30 フェノール0.81gおよび2,4−ジ−tert−ブ
チルフェノール0.44gをメタノール10mlに溶解
し、これに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん
酸緩衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、3
0%過酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3
時間かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取
し、水洗、乾燥した。収量1.20g(96%)。分子
量はGPCより算出し、Mn1100であった。
【0041】実施例31 フェノール0.81gおよび2,4,6−トリメチルフ
ェノール0.29gをメタノール10mlに溶解し、こ
れに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩衝
液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%過
酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間か
けて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、水
洗、乾燥した。収量0.12g(11%)。分子量はG
PCより算出し、Mn520であった。
【0042】実施例32 フェノール0.80gをメタノール10mlに溶解し、
これに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩
衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加えた。30
%過酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時
間かけて滴下すると同時に、2,4−ジメチルフェノー
ル0.26gを20分毎に10回均等に分け加えた。さ
らに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾燥した。収
量0.91g(86%)。分子量はGPCより算出し、
Mn830であった。
【0043】実施例33 フェノール0.80gをメタノール10mlに溶解し、
これに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩
衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加えた。30
%過酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時
間かけて滴下すると同時に、2,4−ジメチルフェノー
ル0.26gを10分毎に10回均等に分け加えた。さ
らに1時間攪拌し析出物を濾取し、水洗、乾燥した。収
量0.97g(92%)。分子量はGPCより算出し、
Mn760であった。
【0044】参考例1 フェノール1.01gをメタノール10mlに溶解し、
これに西洋ワサビペルオキシダーゼ24mgをりん酸緩
衝液(pH7)10mlに溶解した溶液を加え、30%
過酸化水素水を0.5ml/hの速度で室温にて3時間
かけて滴下した。さらに1時間攪拌し析出物を濾取し、
水洗、乾燥した。収量0.86g(85%)。分子量は
GPCより算出し、Mn2200であった。
【0045】試験例1(有機溶媒に対する溶解性試験)
各種有機溶媒1mlに溶解する重合物の重量を求めるこ
とにより、溶解性を試験した。
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明のフェノールと前記一般式(1)
で示されるフェノール誘導体との重合物は、材料加工性
が改良され、電気部品材料、電子部品材料、機械部品材
料、電子情報材料、抗酸化剤等として極めて有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇山 浩 滋賀県大津市本堅田4−16−6−404 (72)発明者 小口 貴久 福岡県大牟田市黄金町2丁目13 三井化学 青年寮19 (72)発明者 三田 成良 千葉県茂原市東郷2142 宮の台第2アパー ト25 Fターム(参考) 4J005 AA26 BB02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノールと下記一般式(1)で表され
    るフェノール誘導体との重合によるフェノール重合物で
    あって、該重合物は、水酸基を有するフェニレンユニッ
    トと水酸基のないオキシフェニレンユニットの両方を含
    むことを特徴とするフェノール重合物。 【化1】 (式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子又は
    炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐のアルキル基を示す
    が、R1、R2、R3が同時に水素原子である場合を除く
    ものとする)
  2. 【請求項2】 前記一般式(1)におけるR1、R2、R
    3の全てがメチル基である請求項1のフェノール重合
    物。
  3. 【請求項3】 前記一般式(1)におけるR3が水素原
    子であり、R1、R2がそれぞれ独立に水素原子又は炭素
    数1〜5の直鎖又は分岐のアルキル基である(但し、R
    1、R2が同時に水素原子である場合を除く)請求項1の
    フェノール重合物。
  4. 【請求項4】 前記一般式(1)におけるR1及びR2
    メチル基であり、R 3が水素原子である請求項1のフェ
    ノール重合物。
  5. 【請求項5】 前記一般式(1)で表されるフェノール
    誘導体が、2,4,6−トリメチルフェノール、2,3
    −ジメチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、
    2,5−ジメチルフェノール、2,6−ジメチルフェノ
    ール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチル
    フェノール、4−エチルフェノール及び2,4−ジ−t
    ert−ブチルフェノールの中から選ばれる少なくとも
    1種である請求項1に記載のフェノール重合物。
  6. 【請求項6】 重合物の数平均分子量が150〜400
    0である請求項1〜5に記載のいずれかのフェノール重
    合物。
  7. 【請求項7】 フェノールと下記一般式(1) 【化2】 (式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子又は
    炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐のアルキル基を示す
    が、R1、R2、R3が同時に水素原子である場合を除く
    ものとする)で表されるフェノール誘導体とを、有機溶
    媒と水の混合溶媒中、酸化還元酵素を触媒として、酸化
    剤を用いて重合反応させることを特徴とするフェノール
    重合物の製造方法。
  8. 【請求項8】 酸化還元酵素が、ペルオキシダーゼまた
    はオキシダーゼである請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 酸化剤が、過酸化物または酸素である請
    求項7又は8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 酸化還元酵素が西洋ワサビペルオキシ
    ダーゼまたは大豆ペルオキシダーゼであり、酸化剤が過
    酸化水素水である請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 有機溶媒が炭素数1〜4の低級アルコ
    ールであり、水がpH4から10の緩衝液である請求項
    7〜10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11に記載のいずれかの方
    法で得られたフェノール重合物。
  13. 【請求項13】 重合物の数平均分子量が150〜40
    00である請求項12に記載のフェノール重合物。
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