JP2001080823A - 縦折装置 - Google Patents

縦折装置

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JP2001080823A
JP2001080823A JP25813899A JP25813899A JP2001080823A JP 2001080823 A JP2001080823 A JP 2001080823A JP 25813899 A JP25813899 A JP 25813899A JP 25813899 A JP25813899 A JP 25813899A JP 2001080823 A JP2001080823 A JP 2001080823A
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JP
Japan
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roller
triangular plate
arm
folding device
shaft
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JP25813899A
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Toshiaki Yamaoku
利昭 山奥
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転時に印刷機を停止することなく調整が可
能であるとともにその調整が容易な縦折装置を提供す
る。 【解決手段】 折機1の入口部に設けた三角板2の上方
において、前工程の印刷装置部3から移送されて来るウ
エブ4をガイドして三角板2へ誘導する三角板上ローラ
5を配設している。この三角板上ローラ5は、軸支した
ウエブ横幅方向(紙面垂直方向)両側の軸受6を種々形
式の移動装置7を介して、走行するウエブ4を三角板2
に対して接離する方向に移動させ、三角板2に対し相対
的位置が変更できるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオフセット
輪転機等に設備した折機の入口部において、印刷を終了
した状態で送られて来るウエブを、三角板を介して走行
方向に沿った線で中央を折る縦折装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なオフセット輪転機Pは、図1に
示す如く主なユニット(構成要素)として、ウエブ4を
連続的に供給する給紙部26、インフィード部27、複
数組の印刷装置部3(例えば3a〜3d)、乾燥部2
8、冷却部29、ウェッブパス部30及び折機1などに
て構成されている。
【0003】この折機1は、前工程の印刷装置部3にお
いて所定の印刷が完了したウエブ4を受入れ、三角板2
で走行方向に沿った折れ線で縦に折曲げた後、印刷絵柄
と次印刷絵柄間の間にて横方向に裁断し、断裁の中間で
断裁方向と平行に折り、場合により、続いて、チョッパ
折等直角方向に折る工程を経て目的とする折帖に形成
し、コンベア等の移送手段を介して外部へ搬出するよう
になっている。
【0004】このような印刷を終えたウエブ4は、図1
4に示す如く折機1の入口部においてウエブ4に張力を
与えるドラグローラ46を経由し、三角板上ローラ5上
を通って三角板2へと移送され、ウエブ横幅方向(紙面
垂直方向)の中央が流れ方向に沿って折りたたまれた
後、三角板2の鼻先部2bの下方に設けられた、図示し
ない一対のリードインローラ32間を経てその下方の一
対のニッピングローラ33の係合部中間へ移送されるこ
とにより、折り目が付けられる。
【0005】従来の一般的な折機1では、連続的に送り
込まれて来るウエブ4に三角板2の鼻先47でしわが発
生する場合があり、その修正対策として、三角板2の傾
斜角度θを変更調整する方法が採用されている。そのた
め、従来の折機1には、例えば図14に示すような機構
が組込まれていた。
【0006】すなわち、折機フレーム17に固設したブ
ラケット34の上方に、三角板2の三角板本体2aを、
支点軸35を介して揺動可能に支持するとともに、この
ブラケット34の下方には、支持アーム36を固設し、
この支持アーム36と三角板2の下端側に設けた支持ア
ーム37とを水平方向に互いに伸縮可能となるように連
結した。支持アーム36、37の連結部では、そのいず
れか一方又は両方に長穴を形成しておき、ボルト38及
びナット39により両アームを互いに結合させている。
さらに、三角板2を本体部2aと鼻先部2bとの2組に
分割した構造にして、隙間Sへ所定厚さのシム40を挿
入して固定することで鼻先部先端47を上下に揺動さ
せ、これにより細かい角度調整を可能にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の三角板2の角度
調整は、このようにして行なわれていたが、その不具合
点として、 (1)その構造上、運転(印刷稼働)の途中において三角
板、特に鼻先部2bの揺動調整を行うことが出来ない。 (2)三角板2の角度設定に際して微調整が難しく、調整
に長い時間を必要とする。 などの問題があった。本発明は、かかる状況に鑑みてな
されたものであり、運転時に印刷機を停止することなく
調整が可能であるとともにその調整が容易な縦折装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る縦折装置
は、かかる課題を解決するためになされたものであり、
前工程から移送されてくるウエブを印刷機の折機部で三
角板へ案内するローラと、該ローラを上記三角板に対し
接離する方向に移動する移動機構とを設けたことを特徴
とする。このように本発明は、ウエブの走行を三角板に
対し接離する方向へ移動可能に構成することで、ウエブ
の三角板に対する相対的位置を変更できるように構成し
たものである。ここにいう三角板は、印刷機の折機部に
設けられ、ウエブを走行方向に沿った折れ線で縦に折り
曲げるためのものである。
【0009】すなわち、本発明に係る縦折装置は、輪転
印刷機の折機部において、前工程から移送されてくるウ
エブを案内する三角板の上部に設けたローラと、前記三
角板の上部のローラの支持部を三角板に対し接離する方
向に移動する移動機構とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0010】上記ローラを移動する機構は、上記ローラ
の両端部にベアリングを介して偏心輪を設け、該偏心輪
を支持する軸受ブラケットを装置本体に固定してなり、
上記偏心輪を同時に所定角度回転することにより上記ロ
ーラを移動(平行移動)させるように構成するのが好ま
しい。偏心輪を同時に所定角度回転させるための機構と
して、例えば一方の偏心輪に、その偏心軸の軸を回転軸
とするウォームホイルを取付け、このウォームホイルを
ウォームギヤに噛合させて構成しても良い。また、本発
明においては、ベアリングとして、ころり軸受のほか、
すべり軸受を用いても良い。
【0011】上記ローラを移動する機構は、上記ローラ
の両端部をベアリングを介して可動部材で軸支し、該可
動部材にはめねじ部を貫通して形成し、上記可動部材の
めねじ部に送りねじを螺合し、該送りねじを回動自在に
保持する軸受用ブラケットを装置本体に固定してなり、
上記送りねじを同時に作動することにより上記ローラを
移動(平行移動)させるように構成するのが好ましい。
送りねじを同時に作動させるための機構として、例えば
ローラの軸方向に沿ってシャフトを延在させるととも
に、このシャフトの両端部及び各送りねじの一端部をそ
れぞれベベルギアを介して連結させるように構成しても
良い。
【0012】上記ローラを移動する機構は、上記ローラ
の両端部をベアリングを介してアームの一端部に軸着
し、上記アームの他端部に可動ナットを組込み、上記ア
ームの中間部を装置本体に軸着するとともに、装置本体
に取付けた送りねじを上記可動ナットに螺合させてな
り、上記送りねじを作動することにより上記アームの中
間部を中心に揺動させて上記ローラを移動(平行移動)
させるように構成するのが好ましい。
【0013】上記ローラを移動する機構は、上記ローラ
の両端部をベアリングを介してアームの一端部に軸着
し、上記アームの他端部に固設したシャフトを装置本体
に軸着してなり、上記シャフトを回動することにより上
記アームの他端部を中心に揺動させて上記ローラを移動
(平行移動)させるように構成するのが好ましい。シャ
フトを回動させるための機構として、例えばシャフトの
一端部にウォームホイルを固設し、このウォームホイル
をウォームギヤに噛合させて構成しても良い。
【0014】上記ローラを移動させる駆動源として回転
制御可能なモータを用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る縦折装置の実
施の形態について図面に基づいて説明する。本発明の一
実施形態に係る縦折装置を適用したオフセット輪転機は
図1に、本発明の一実施形態に係る縦折装置の基本構成
は図2及び図3に、本発明の第1の実施形態に係る縦折
装置は図4乃至図7に、第2の実施形態に係る縦折装置
は図8乃至図10に、第3の実施形態に係る縦折装置は
図11乃至図13にそれぞれ示す。なお、かかる図面に
は、従来のものと共通する部品、部位は同一の符号を付
してあり、また、重複する説明は以下省略する。
【0016】まず、本発明の一実施形態に係る縦折装置
の基本構成について図2及び図3を用いて説明する。こ
の縦折装置は、折機1の入口部に設けた三角板2の上方
において、前工程の印刷装置部3(図1参照)から移送
されて来るウエブ4をガイドして三角板2へ誘導する三
角板上ローラ5を配設させている。この三角板上ローラ
5は、軸支したウエブ横幅方向両側の軸受6(図3参
照)を種々形式の移動装置7を介して、走行するウエブ
4を三角板2に対して接離する方向に移動させ、三角板
2に対し相対的位置が変更出来るよう構成している。す
なわち、図3に示すように、三角板上ローラ5は、スラ
イド量sの移動が可能で、このため同図における三角板
上ローラ5’の位置への変更が可能であり、これによっ
て、ウエブ4の進入角度をθ0乃至θ1へと変更すること
ができる。なお、三角板2の下流側には、図2に示すよ
うに、ウエブ4に折り目を付けるための一対のリードイ
ンローラ32a、32bと一対のニッピングローラ33
a、33bが配設されており、また、咥え胴51及び折
胴52も配設されている。
【0017】次に、第1の実施形態に係る縦折装置につ
いて図4乃至図7を用いて説明する。本実施形態では、
図7に示すように、三角板上ローラ5の軸方向両端を一
対のベアリング8を介して偏心量eの偏心軸(偏心輪)
9に軸着させ、この偏心軸9を軸受ブラケット10(図
4参照)にて支持させている。また、図4に示すよう
に、この軸受ブラケット10は支持金具11に取付けら
れており、この支持金具11は、更に三角板2の上部裏
面に固設させたブラケット12へ取付けられている。な
お、図6に示すように、偏心軸9の片側軸端にはウォー
ムホイル13を固設しており、このウォームホイル13
にはウォームギア14を歯合させている。また、このウ
ォームギア14の片側軸端には直接、或いは動力伝達手
段を介して、支持金具11に固定した回転制御可能なモ
ータ15が連結されている。なお、三角板上ローラ5
は、回転駆動力を伝達されないフリーのローラでも、駆
動されるドラグローラ46(図1又は図3参照)であっ
ても良い。
【0018】本実施形態は上述したように構成されてい
て、三角板2部でウエブ4にしわが発生したときには、
三角板上ローラ5の調整に際して次の如く操作する。先
ず、モータ15を作動させて偏心軸9を目的に応じた方
向へ回転させる。これによって、図5に示すように、三
角板上ローラ5を図中実線L1と一点鎖線L2に示す如
くウエブ4を三角板2に対し接離する方向に移動させる
ことが出来、三角板2の傾斜角度に対してウエブ4の進
入角度θを任意に変更設定することが可能となる。した
がって、このウエブ4の進入角度θを適宜に調整するこ
とにより、ウエブ4のしわをなくすことができるように
なる。
【0019】なお、本実施形態に係る縦折装置では、ウ
ォームギア14の軸を支持させておき、このウォームギ
ア14の軸へ直接取付けたツマミやハンドル(図10参
照)を介して、偏心軸9に固設したウォームホイル13
を手動で回動させたり、偏心軸9部に接離する回転停止
装置を具備させて該軸へ直接取付けたツマミやハンドル
(図10参照)を介して偏心軸9を直接手動で回動させ
たりする等、種々多様な方式を採用することができる。
【0020】本実施形態に係る縦折装置は上記の如く構
成、機能するものであり、次のような効果が得られる。
つまり、 (1)三角板上ローラ5の調整に当たって印刷機の停止を
必要とせず、運転(印刷稼働)途中でも、適宜に調整す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。 (2)簡単に、しかも短時間で調整することができ、大幅
な省力化を図ることができる。 (3)三角板上ローラ5部と三角板2とを一組のユニット
として構成しているため、外部で予め仮調整をしておく
ことができ、組立を簡単にすることができる。
【0021】次に、第2の実施形態に係る縦折装置につ
いて図8乃至図10を用いて説明する。本実施形態にお
いては、同図に示すように、三角板上ローラ5をねじに
より平行移動する形式を採用したものであり、偏心軸に
より移動させる第1の実施形態とは別形式である。
【0022】本実施形態では、図8又は図9に示すよう
に、三角板2(図9参照)の上方において、この三角板
2にウエブ4を誘導する三角板上ローラ5を設備した縦
折装置において、三角板上ローラ5の両軸端を一対のベ
アリング8(図7参照)を介してそれぞれ可動板(可動
部材)16a、16bに軸支させたものであり、可動板
16a,16bは、ウエブ横幅方向両側の折機フレーム
17へ固設したガイドレール18に沿って、同図におけ
る左右方向へ移動できるようになっている。この可動板
16a、16bのそれぞれに移動用ねじ19a、19b
を螺合させ、該両側に位置する移動用ねじ19a、19
bのべべルギア20、20部を、直角方向に掛渡したシ
ャフト21の両端に固設したべべルギア22、22に噛
合させている。また、例えば片側の移動用ねじ19b部
軸端(もしくはシャフト21部でも可)には、モータ1
5を連結させている。ブラケット23は、移動用ねじ1
9及びシャフト21を支持したベアリング(図示省略)
を保持するためのものであり、折機フレーム17に固設
させている。
【0023】なお、本実施形態では、図10に示すよう
に、モータ15に代え、移動用ねじ19a、19b(図
8参照)部の軸端にツマミ又はハンドル31を取付け、
三角板上ローラ5の移動を手動で操作する構造としても
良い。
【0024】本実施形態は上述したように構成されてい
て、モータ15を作動させる、或いはツマミ又はハンド
ル31を適宜の方向に回転することによって移動用ねじ
19を回動させることができる。すなわち、図8乃至図
10に示すように、片側を直接、別側をべベルギア2
0、シャフト21及びべべルギア22を介して、左右を
逆ねじとして形成した移動用ねじ19a、19bを連動
回転させ、一対の可動板16、16を同時に水平方向へ
移動させることができる。したがって、第1の実施形態
と同様に、ウエブ4の進入角度θ(図5参照)を任意に
変更設定することができ、このため、 (1)三角板上ローラ5の調整に当たって印刷機の停止を
必要とせず、運転(印刷稼働)途中でも、適宜に調整す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。 (2)簡単に、しかも短時間で調整することができ、大幅
な省力化を図ることができる。 また、本実施形態ではねじ式であるため、上記効果に加
えて、三角板上ローラ5の移動量を大きくすることが容
易であり、修正範囲を容易に広げることができるという
効果もある。
【0025】次に、第3の実施形態に係る縦折装置につ
いて図11乃至図13を用いて説明する。本実施形態に
おいては、同図に示すように、三角板上ローラ5をスイ
ングアームにより平行移動する形式(スイングアーム
式)を採用したものであり、偏心軸式の第1の実施形態
やねじ式の第2の実施形態とは別形式である。
【0026】本実施形式では、図11乃至図13に示す
ように、三角板2(図3参照)の上方において、該三角
板2にウエブ4(図3参照)を誘導する三角板上ローラ
5を設備した縦折装置において、三角板上ローラ5の両
軸端を一対のベアリング8(図7参照)を介してそれぞ
れアーム25に軸着させたものであり、このアーム25
はシャフト24に固定されている。このシャフト24
は、各側の折機フレーム17へ固設した軸受ブラケット
41に軸支され、これにより回動自在である。
【0027】シャフト24の回転駆動手段としては種々
の方式がある。例えば図12に示すように、シャフト2
4を中心として揺動するアーム25の後端部に可動ナッ
ト42を組込み、モータ15の軸端に固設した送りねじ
43を螺合させたものがある。モータ15は、折機フレ
ーム17に取付けたブラケット44に、ピン45を介し
て揺動可能に支持されている。その他として、例えば図
13に示すように、アーム25を固設したシャフト24
の片側端にウォームホイル13を固設させ、ウォームホ
イル13へモータ15の軸端に取付けたウォームギア1
4を歯合させたものもある。
【0028】なお、本実施形態でも、モータ15に代
え、送りねじ43(図12参照)又はウォームギア14
(図13参照)を支持させておき、送りねじ43又はウ
ォームギヤ14軸端へツマミやハンドル31(図10参
照)を取付けて手動で操作する構造としても良い。その
他、三角板上ローラ5の移動設定手段としては、種々形
式のものを採用することができる。これら本発明は上述
した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るもので
ある。
【0029】本実施形態は上述したように構成されてい
て、モータ15を作動させる、或いはツマミ、ハンドル
31を適宜の方向に回転することによってアーム25を
揺動させることができる。すなわち、図12に示す形式
によれば、モータ15、送りねじ43及び可動ナット4
2を介してシャフト24を中心としてアーム25を矢印
Aの方向に揺動させることができる。また、図13に示
す形式によれば、モータ15、ウォームギア14及びウ
ォームホイル13を介してシャフト24を中心としてア
ーム25を矢印Aの方向に揺動させることができる。し
たがって、第1及び第2の実施形態の場合と同様に、ウ
エブ4の進入角度θ(図5参照)を任意に変更設定する
ことができ、このため、 (1)三角板上ローラ5の調整に当たって印刷機の停止を
必要とせず、運転(印刷稼働)途中でも、適宜に調整す
ることができ、生産性の向上を図ることができる。 (2)簡単に、しかも短時間で調整することができ、大幅
な省力化を図ることができる。 また、本実施形態でも、三角板2と三角板上ローラ5と
を独立して設備する構造上、三角板上ローラ5の移動量
を大きくとれるとともに、移動装置の構造その他におい
て制限が少なくなり、 設計製作の自由度が増大すると
いう効果もある。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る縦折装置は、前工程から移
送されてくるウエブを印刷機の折機部で三角板へ案内す
るローラと、該ローラを上記三角板に対し接離する方向
に移動する移動機構とを設けたことを特徴とするので、
運転時に印刷機を停止することなく適宜調整することが
でき、生産性の向上を図ることができる。
【0031】上記移動機構は、上記ローラの両端部にベ
アリングを介して偏心輪を設け、該偏心輪を支持する軸
受ブラケットを装置本体に固定してなり、上記偏心輪を
同時に所定角度回転することにより上記ローラを移動さ
せるように構成すると、上記効果に加え、調整作業を簡
単にしかも短時間で行うことができ、大幅な省力化を図
ることができる。
【0032】上記移動機構は、上記ローラの両端部をベ
アリングを介して可動部材で軸支し、該可動部材にはめ
ねじ部を貫通して形成し、上記可動部材のめねじ部に送
りねじを螺合し、該送りねじを回動自在に保持する軸受
用ブラケットを装置本体に固定してなり、上記送りねじ
を同時に作動することにより上記ローラを移動させるよ
うに構成すると、上記効果に加え、調整作業を簡単にし
かも短時間で行うことができ、大幅な省力化を図ること
ができる。
【0033】上記移動機構は、上記ローラの両端部をベ
アリングを介してアームの一端部に軸着し、上記アーム
の他端部に可動ナットを組込み、上記アームの中間部を
装置本体に軸着するとともに、装置本体に取付けた送り
ねじを上記可動ナットに螺合させてなり、上記送りねじ
を作動することにより上記アームの中間部を中心に揺動
させて上記ローラを移動させるように構成すると、上記
効果に加え、調整作業を簡単にしかも短時間で行うこと
ができ、大幅な省力化を図ることができる。
【0034】上記移動機構は、上記ローラの両端部をベ
アリングを介してアームの一端部に軸着し、上記アーム
の他端部に固設したシャフトを装置本体に軸着してな
り、上記シャフトを回動することにより上記アームの他
端部を中心に揺動させて上記ローラを移動させるように
構成すると、上記効果に加え、調整作業を簡単にしかも
短時間で行うことができ、大幅な省力化を図ることがで
きる。
【0035】上記ローラを移動させる駆動源として回転
制御可能なモータを用いると、上記効果に加えて、調整
作業を行う作業者の負担を軽減し、より一層の省力化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦折装置を適用したオフセット輪
転機を概略的に示す正面図である。
【図2】図1の縦折装置の斜視図である。
【図3】図2の矢印IIIの矢視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る縦折装置の平面
図である。
【図5】図4の縦折装置の側面図である。
【図6】図4の矢印VIの矢視図である。
【図7】図4の線VII−VIIによる断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る縦折装置の平面
図である。
【図9】図8の縦折装置の側面図である。
【図10】図8の三角板上ローラ移動部の変形例を示す
側面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る縦折装置の平
面図である。
【図12】図11の縦折装置の側面図である。
【図13】図12のシャフトの回転駆動手段の変形例を
示す図11の縦折装置の側面図である。
【図14】従来のオフセット輪転機の折機に設備した一
般的な三角板部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 折機 2 三角板 3 印刷装置部 4 ウエブ 5 三角板上ローラ 6 軸受 7 移動装置 8 ベアリング 9 偏心軸 10 軸受ブラケット 11 支持金具 12 ブラケット 13 ウォームホイル 14 ウォームギア 15 モータ 16 可動板 17 折機フレーム 18 ガイドレール 19 移動用ねじ 20 べベルギア 21 シャフト 22 べベルギア 23 軸受用ブラケット 24 シャフト 25 アーム 26 給紙部 27 インフィド部 28 乾燥部 29 冷却部 30 ウエブパス部 31 ツマミ、ハンドル 32 リードインローラ 33 ニッピングローラ 34 ブラケット 35 支点軸 36 支持アーム 37 支持アーム 38 ボルト 39 ナット 40 シム 41 軸受ブラケット 42 可動ナット 43 送りねじ 44 ブラケット 45 ピン 46 ドラグローラ 47 三角板鼻先 51 咥え胴 52 折胴 P オフセット輪転機 e 偏心量 s スライド量 θ、θ0、θ1 ウエブの進入角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程から移送されてくるウエブを印刷
    機の折機部で三角板へ案内するローラと、該ローラを上
    記三角板に対し接離する方向に移動する移動機構とを設
    けたことを特徴とする縦折装置。
  2. 【請求項2】 上記移動機構は、上記ローラの両端部に
    ベアリングを介して偏心輪を設け、該偏心輪を支持する
    軸受ブラケットを装置本体に固定してなり、上記偏心輪
    を同時に所定角度回転することにより上記ローラを移動
    させることを特徴とする請求項1に記載の縦折装置。
  3. 【請求項3】 上記移動機構は、上記ローラの両端部を
    ベアリングを介して可動部材で軸支し、該可動部材には
    めねじ部を貫通して形成し、上記可動部材のめねじ部に
    送りねじを螺合し、該送りねじを回動自在に保持する軸
    受用ブラケットを装置本体に固定してなり、上記送りね
    じを同時に作動することにより上記ローラを移動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の縦折装置。
  4. 【請求項4】 上記移動機構は、上記ローラの両端部を
    ベアリングを介してアームの一端部に軸着し、上記アー
    ムの他端部に可動ナットを組込み、上記アームの中間部
    を装置本体に軸着するとともに、装置本体に取付けた送
    りねじを上記可動ナットに螺合させてなり、上記送りね
    じを作動することにより上記アームの中間部を中心に揺
    動させて上記ローラを移動させることを特徴とする請求
    項1に記載の縦折装置。
  5. 【請求項5】 上記移動機構は、上記ローラの両端部を
    ベアリングを介してアームの一端部に軸着し、上記アー
    ムの他端部に固設したシャフトを装置本体に軸着してな
    り、上記シャフトを回動することにより上記アームの他
    端部を中心に揺動させて上記ローラを移動させることを
    特徴とする請求項1に記載の縦折装置。
  6. 【請求項6】 上記ローラを移動させる駆動源として回
    転制御可能なモータを用いることを特徴とする請求項2
    乃至5のいずれか1項に記載の縦折装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114953713A (zh) * 2022-07-27 2022-08-30 新乡市新机创新机械有限公司 一种轮转印刷机一折页双规格转换机构

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