JP2001077671A - デジタル放送選局装置およびデジタル放送選局方法 - Google Patents

デジタル放送選局装置およびデジタル放送選局方法

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JP2001077671A
JP2001077671A JP2000187378A JP2000187378A JP2001077671A JP 2001077671 A JP2001077671 A JP 2001077671A JP 2000187378 A JP2000187378 A JP 2000187378A JP 2000187378 A JP2000187378 A JP 2000187378A JP 2001077671 A JP2001077671 A JP 2001077671A
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channel
frequency
tuning
broadcast signal
signal
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JP2000187378A
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English (en)
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Chikahiro Moriie
睦拡 森家
Hiroshi Kato
寛 加藤
Takeshi Kawakami
毅 川上
Misao Tejima
操 手嶋
Kenichi Maehara
健一 前原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0091Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with means for scanning over a band of frequencies
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送信号の搬送波の周波数精度が悪い場合で
も、所望のチャンネルの放送信号を選局することができ
るデジタル放送選局装置およびデジタル放送選局方法を
提供する。 【解決手段】 8VSBデコーダ3は、デジタルチュー
ナ1が選択されたチャンネルの放送信号を選局できたか
否かを検出し、選択されたチャンネルの放送信号を選局
できなかったことが検出された場合、選局周波数制御部
7は、PLLデータを高域側または低域側にシフトして
デジタルチューナ1へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送から
選択されたチャンネルの放送信号を選局するデジタル放
送選局装置およびデジタル放送選局方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、放送のデジタル化が進められてお
り、BS(放送衛星)デジタル放送、ケーブルテレビ
(CATV)放送、地上波デジタル放送等の種々のデジ
タル放送の開発がすすめられている。デジタル放送で
は、複数のチャンネルの番組が放送され、視聴者が所望
のチャンネルの放送信号を選択するためにデジタル放送
選局装置が用いられる。
【0003】このため、従来のデジタル放送選局装置で
は、パラボラアンテナ等を介して受信されたRF(高周
波)信号に放送信号の搬送波の中心周波数に対応した局
部発振信号を混合してRF信号をIF(中間周波)信号
に変換し、所望のチャンネルの放送信号を選局してい
る。
【0004】このとき、IF信号が所定の中間周波数に
なるようにAFT(自動周波数調整:Automatic Fine T
unning)により局部発振信号の局部発振周波数が制御さ
れるとともに、局発振周波数を所望の周波数に制御する
ためにPLL(フェーズロックループ)制御が用いら
れ、PLL制御により引き込み可能な引き込み範囲内に
中心周波数を有する放送信号が選局される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のデジタル放送選局装置では、PLL制御による引
き込み範囲は一定の周波数範囲に限定されており、放送
信号の搬送波の中心周波数が引き込み範囲外にある場
合、当該放送信号を選局することができない。例えば、
米国のCATVでは、放送信号の搬送波の中心周波数f
RFが公称値より±300kHzの範囲内でずれている場
合がある。この周波数のずれは、米国のCATVでは規
格範囲内とされているが、PLL制御による周波数引き
込み範囲が放送信号の搬送波の中心周波数fRFを中心と
して±150kHzの範囲である場合、当該放送信号を
選局することができない。
【0006】本発明の目的は、放送信号の搬送波の周波
数精度が悪い場合でも、所望のチャンネルの放送信号を
選局することができるデジタル放送選局装置およびデジ
タル放送選局方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明 第1の発明に係るデジタル放送選局装置は、デジタル放
送から選択されたチャンネルの放送信号を選局するデジ
タル放送選局装置であって、デジタル放送のチャンネル
を選択するための選択手段と、選択手段により選択され
たチャンネルに対応する選局周波数を設定する周波数設
定手段と、周波数設定手段により設定された選局周波数
を用いて放送信号を選局する選局手段と、選局手段が選
択されたチャンネルの放送信号を選局できたか否かを検
出し、検出結果を周波数設定手段に通知する検出手段と
を備え、周波数設定手段は、選局手段が選択されたチャ
ンネルの放送信号を選局できなかったことを検出手段が
検出した場合、選局周波数を高域側または低域側にシフ
トするものである。
【0008】第1の発明に係るデジタル放送選局装置に
おいては、選択されたチャンネルに対応する選局周波数
を設定し、設定された選局周波数を用いて放送信号を選
局する。このとき、選択されたチャンネルの放送信号が
選局できなかったことが検出された場合、選局周波数を
高域側または低域側にシフトしている。
【0009】したがって、選局周波数のシフト後の選局
時には、高域側または低域側にシフトされた選局周波数
を用いて放送信号を選局することができるので、選択さ
れたチャンネルの放送信号の搬送波の中心周波数が公称
値からずれて最初の選局周波数による引き込み範囲から
外れていた場合でも、シフト後の引き込み範囲内に選択
されたチャンネルの放送信号の搬送波の中心周波数があ
る場合は、選択されたチャンネルの放送信号を選局する
ことができる。この結果、放送信号の搬送波の周波数精
度が悪い場合でも、所望のチャンネルの放送信号を選局
することができる。
【0010】(2)第2の発明 第2の発明に係るデジタル放送選局装置は、第1の発明
に係るデジタル放送選局装置の構成において、周波数設
定手段は、選局周波数を高域側または低域側にシフトし
た後に、選局手段が選択されたチャンネルの放送信号を
選局できなかったことを検出手段が再度検出した場合、
選局周波数を反対側にシフトするものである。
【0011】この場合、選局周波数を高域側または低域
側にシフトした後に、選択されたチャンネルの放送信号
を選局できなかったことが再度検出された場合、選局周
波数を反対側にシフトしているので、選択されたチャン
ネルの放送信号の搬送波の中心周波数が最初にシフトし
た方向と逆の方向にずれている場合、反対側に選局周波
数をシフトすることにより選択されたチャンネルの放送
信号を選局することができる。
【0012】(3)第3の発明 第3の発明に係るデジタル放送選局装置は、第1の発明
に係るデジタル放送選局装置の構成において、周波数設
定手段は、選局手段が選択されたチャンネルの放送信号
を選局できるまで、選局周波数を高域側または低域側に
順次シフトするものである。
【0013】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号が選局できるまで、選局周波数を高域側または低域側
に順次シフトしているので、選択されたチャンネルの放
送信号の搬送波の中心周波数が大きくずれている場合で
も、選局周波数を順次シフトすることにより選択された
チャンネルの放送信号を選局することができる。
【0014】(4)第4の発明 第4の発明に係るデジタル放送選局装置は、第1〜第3
のいずれかの発明に係るデジタル放送選局装置の構成に
おいて、周波数設定手段は、選局周波数を所定回数シフ
トした後に選局手段が選択されたチャンネルの放送信号
を選局できない場合、選局周波数のシフト動作を停止す
るものである。
【0015】この場合、選局周波数を所定回数シフトし
た後に選択されたチャンネルの放送信号を選局できない
とき、選局周波数のシフト動作を停止しているので、選
択されたチャンネルの放送が行われていない等の場合
に、むやみに選局動作を継続することなく、選局動作を
停止することができる。
【0016】(5)第5の発明 第5の発明に係るデジタル放送選局装置は、第1〜第4
のいずれかの発明に係るデジタル放送選局装置の構成に
おいて、チャンネルごとに当該チャンネルの選局周波数
のシフト量を記録する記録手段をさらに備え、周波数設
定手段は、選局手段が選択されたチャンネルの放送信号
を選局できたことを検出手段が検出した場合、当該チャ
ンネルの選局周波数のシフト量を記録手段に記録させる
とともに、選択手段に選局周波数を設定する場合に、記
録手段に記録されているシフト量だけ選局周波数をシフ
トするものである。
【0017】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号を選局できたことが検出された場合、当該チャンネル
の選局周波数のシフト量を記録手段に記録させるととも
に、選局周波数を設定する場合に記録手段に記録されて
いるシフト量だけ選局周波数をシフトしている。したが
って、次回の選局時には、前回チャンネルを選局できた
シフト量だけ選局周波数をシフトさせてチャンネルを選
局することができるので、無駄な選局動作を行うことな
く、所望のチャンネルを素速く選局することができる。
【0018】(6)第6の発明 第6の発明に係るデジタル放送選局装置は、第5の発明
に係るデジタル放送選局装置の構成において、周波数設
定手段は、選局手段が選択されたチャンネルの放送信号
を選局できたか否かの検出結果をチャンネルごとに記録
手段に記録させるものである。
【0019】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号を選択できたか否かの検出結果をチャンネルごとに記
録手段に記録させているので、例えば、以降に同一チャ
ンネルの選局が指示された場合に当該チャンネルが選局
できなかったことを視聴者に通知したり、または、チャ
ンネルを自動的にアップまたはダウンさせるオートチャ
ンネル動作時に選局できなかったチャンネルをスキップ
することができ、選局できる可能性のないまたは低いチ
ャンネルの選局動作を抑制することができる。
【0020】(7)第7の発明 第7の発明に係るデジタル放送選局装置は、第1〜第6
のいずれかの発明に係るデジタル放送選局装置の構成に
おいて、選局手段は、周波数設定手段により設定された
選局周波数を用いて選局された放送信号を中間周波信号
に変換して出力し、検出手段は、選局手段から出力され
る中間周波信号をデコードしたデコード結果を基に選択
されたチャンネルの放送信号を選局できたか否かを検出
するものである。
【0021】この場合、選局された放送信号を中間周波
信号に変換し、変換された中間周波信号をデコードした
デコード結果を基に選択されたチャンネルの放送信号を
選局できたか否かを検出しているので、デコード結果、
例えば、トランスポートストリームに含まれる各種情報
を用いて当該放送信号が選択されたチャンネルの放送信
号であるか否かを検出することができ、単にチャンネル
が選局できたことだけでなく、選局されたチャンネルが
選択されたチャンネルであるか否かを確実に検出するこ
とができる。この結果、設定された選局周波数による引
き込み範囲内に複数の放送信号が存在する場合でも、視
聴者が選択したチャンネルの放送信号を確実に選局する
ことができる。
【0022】(8)第8の発明 第8の発明に係るデジタル放送選局方法は、デジタル放
送から選択されたチャンネルの放送信号を選局するデジ
タル放送選局方法であって、選択されたチャンネルに対
応する選局周波数を設定するステップと、設定された選
局周波数を用いて放送信号を選局するステップと、選局
ステップにおいて選択されたチャンネルの放送信号を選
局できたか否かを検出するステップと、検出ステップに
おいて選択されたチャンネルの放送信号を選局できなか
ったことが検出された場合、選局周波数を高域側または
低域側にシフトするステップとを含むものである。
【0023】第8の発明に係るデジタル放送選局方法に
おいては、選択されたチャンネルに対応する選局周波数
を設定し、設定された選局周波数を用いて放送信号を選
局する。このとき、選択されたチャンネルの放送信号が
選局できなかったことが検出された場合、選局周波数を
高域側または低域側にシフトしている。
【0024】したがって、選局周波数のシフト後の選局
時には、高域側または低域側にシフトされた選局周波数
を用いて放送信号を選局することができるので、選択さ
れたチャンネルの放送信号の搬送波の中心周波数が公称
値からずれて最初の選局周波数による引き込み範囲から
外れていた場合でも、シフト後の引き込み範囲内に選択
されたチャンネルの放送信号の搬送波の中心周波数があ
る場合は、選択されたチャンネルの放送信号を選局する
ことができる。この結果、放送信号の搬送波の周波数精
度が悪い場合でも、所望のチャンネルの放送信号を選局
することができる。
【0025】(9)第9の発明 第9の発明に係るデジタル放送選局方法は、第8の発明
に係るデジタル放送選局方法の構成において、シフトス
テップにおいて高域側または低域側にシフトされた選局
周波数を用いて放送信号を再度選局するステップと、再
選局ステップにおいて選択されたチャンネルの放送信号
を選局できたか否かを再度検出するステップと、再検出
ステップにおいて選択されたチャンネルの放送信号を選
局できなかったことが検出された場合、選局周波数を反
対側にシフトするステップとをさらに含むものである。
【0026】この場合、選局周波数を高域側または低域
側にシフトした後に、選択されたチャンネルの放送信号
を選局できなかったことが再度検出された場合、選局周
波数を反対側にシフトしているので、選択されたチャン
ネルの放送信号の搬送波の中心周波数が最初にシフトし
た方向と逆の方向にずれている場合、反対側に選局周波
数をシフトすることにより選択されたチャンネルの放送
信号を選局することができる。
【0027】(10)第10の発明 第10の発明に係るデジタル放送選局方法は、第8の発
明に係るデジタル放送選局方法の構成において、シフト
ステップは、選択されたチャンネルの放送信号を選局で
きるまで、選局周波数を高域側または低域側に順次シフ
トするステップを含むものである。
【0028】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号が選局できるまで、選局周波数を高域側または低域側
に順次シフトしているので、選択されたチャンネルの放
送信号の搬送波の中心周波数が大きくずれている場合で
も、選局周波数を順次シフトすることにより選択された
チャンネルの放送信号を選局することができる。
【0029】(11)第11の発明 第11の発明に係るデジタル放送選局方法は、第8〜第
10のいずれかの発明に係るデジタル放送選局方法の構
成において、選局周波数を所定回数シフトした後に選択
されたチャンネルの放送信号を選局できない場合、選局
周波数のシフト動作を停止するステップをさらに含むも
のである。
【0030】この場合、選局周波数を所定回数シフトし
た後に選択されたチャンネルの放送信号を選局できない
とき、選局周波数のシフト動作を停止しているので、選
択されたチャンネルの放送が行われていない等の場合
に、むやみに選局動作を継続することなく、選局動作を
停止することができる。
【0031】(12)第12の発明 第12の発明に係るデジタル放送選局方法は、第8〜第
11のいずれかの発明に係るデジタル放送選局方法の構
成において、検出ステップにおいて選択されたチャンネ
ルの放送信号を選局できたことが検出された場合、当該
チャンネルの選局周波数のシフト量をチャンネルごとに
記録手段に記録させるステップをさらに含み、設定ステ
ップは、選局周波数を設定する場合に、記録手段に記録
されているシフト量だけ選局周波数をシフトするステッ
プを含むものである。
【0032】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号を選局できたことが検出された場合、当該チャンネル
の選局周波数のシフト量を記録手段に記録させるととも
に、選局周波数を設定する場合に記録手段に記録されて
いるシフト量だけ選局周波数をシフトしている。したが
って、次回の選局時には、前回チャンネルを選局できた
シフト量だけ選局周波数をシフトさせてチャンネルを選
局することができるので、無駄な選局動作を行うことな
く、所望のチャンネルを素速く選局することができる。
【0033】(13)第13の発明 第13の発明に係るデジタル放送選局方法は、第12の
発明に係るデジタル放送選局方法の構成において、検出
ステップにおける選択されたチャンネルの放送信号を選
局できたか否かの検出結果をチャンネルごとに記録手段
に記録させるステップをさらに含むものである。
【0034】この場合、選択されたチャンネルの放送信
号を選択できたか否かの検出結果をチャンネルごとに記
録手段に記録させているので、例えば、以降に同一チャ
ンネルの選局が指示された場合に当該チャンネルが選局
できなかったことを視聴者に通知したり、または、チャ
ンネルを自動的にアップまたはダウンさせるオートチャ
ンネル動作時に選局できなかったチャンネルをスキップ
することができ、選局できる可能性のないまたは低いチ
ャンネルの選局動作を抑制することができる。
【0035】(14)第14の発明 第14の発明に係るデジタル放送選局方法は、第8〜第
13のいずれかの発明に係るデジタル放送選局方法の構
成において、選局ステップは、設定ステップにおいて設
定された選局周波数を用いて選局された放送信号を中間
周波信号に変換して出力するステップを含み、検出ステ
ップは、変換された中間周波信号をデコードしたデコー
ド結果を基に選択されたチャンネルの放送信号を選局で
きたか否かを検出するステップを含むものである。
【0036】この場合、選局された放送信号を中間周波
信号に変換し、変換された中間周波信号をデコードした
デコード結果を基に選択されたチャンネルの放送信号を
選局できたか否かを検出しているので、デコード結果、
例えば、トランスポートストリームに含まれる各種情報
を用いて当該放送信号が選択されたチャンネルの放送信
号であるか否かを検出することができ、単にチャンネル
が選局できたことだけでなく、選局されたチャンネルが
選択されたチャンネルであるか否かを確実に検出するこ
とができる。この結果、設定された選局周波数による引
き込み範囲内に複数の放送信号が存在する場合でも、視
聴者が選択したチャンネルの放送信号を確実に選局する
ことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル放送
選局装置について図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の一実施の形態によるデジタル放送選局装置
の構成を示すブロック図である。
【0038】図1に示すデジタル放送選局装置は、デジ
タルチューナ1、中間周波増幅器(VIF)2、8VS
B(Vestigial Sideband)デコーダ3、トランスポート
デコーダ4、ビデオデコーダ5、オーディオデコーダ
6、選局周波数制御部7、メモリ8、キーボード9、リ
モコン受信部10およびリモコン(遠隔操作装置)11
を備える。
【0039】デジタルチューナ1は、アンテナまたはケ
ーブル等からデジタル放送のRF信号を入力され、選局
周波数制御部7から出力される選局信号SSに対応する
チャンネルの放送信号を選局するとともに、RF信号を
IF信号に変換して中間周波増幅器2へ出力する。
【0040】具体的には、デジタルチューナ1は、PL
L回路、局部発振回路および混合回路(図示省略)を備
え、入力されるRF信号と局部発振回路から出力される
局部発振信号とを混合回路により混合し、RF信号の中
から選局信号SSに対応するチャンネルの放送信号を所
定の中間周波数を有するIF信号に変換する。このと
き、局部発振回路から出力される局部発振信号の局部発
振周波数fOSC は、PLL回路によりPLL制御され、
局部発振周波数fOSC とRF信号の周波数fRFとの差が
IF信号の中間周波数fIFとなる。
【0041】中間周波増幅器2は、デジタルチューナ1
から出力されるIF信号を増幅し、増幅したIF信号を
8VSBデコーダ3へ出力する。このとき、図示を省略
しているが、中間周波増幅器2の出力がデジタルチュー
ナ1にフィードバックされ、IF信号の周波数が所定の
中間周波数fIFになるように局部発振周波数fOSC を制
御する自動周波数調整が行われている。
【0042】8VSBデコーダ3は、中間周波増幅器2
から出力されるIF信号を8値残留側波帯変調(8VS
B)方式に従いデコードするとともに誤り訂正を行い、
ヘッダ情報とそれに続くオーディオデータおよびビデオ
データからなるトランスポートストリームをトランスポ
ートデコーダ4へ出力する。このとき、8VSBデコー
ダ3は、デコードされたトランスポートストリームのヘ
ッダ情報を用いて選局周波数制御部7により設定された
選局信号SSに対応するチャンネルの放送信号を選局で
きたか否かを検出し、検出結果を検出結果信号DSとし
て選局周波数制御部7へ出力する。
【0043】具体的には、ヘッダ情報が得られた場合
は、デジタル復調が完了したとみなし、選局周波数制御
部7により設定された選局信号SSに対応するチャンネ
ルの放送信号を選局できたと判断し、一方、ヘッダ情報
が得られない場合は、デジタル復調が完了せず、選局周
波数制御部7により設定された選局信号SSに対応する
チャンネルの放送信号を選局できなかったと判断する。
【0044】このように、トランスポートストリームに
含まれるヘッダ情報を用いて選局された放送信号が選択
されたチャンネルの放送信号であるか否かを検出してい
るので、選択されたチャンネルが選局できたか否かを確
実に検出することができる。
【0045】また、ヘッダ情報には当該トランスポート
ストリームのチャンネルを特定するための情報が含まれ
ており、この情報を用いて選局された放送信号が選択さ
れたチャンネルの放送信号であるか否かを検出してもよ
く、この場合、単にチャンネルが選局できたことだけで
なく、選局されたチャンネルが選択されたチャンネルで
あるか否かを確実に検出することができる。この結果、
選局信号SSによる引き込み範囲内に複数の放送信号が
存在する場合でも、視聴者が選択したチャンネルの放送
信号を確実に選局することができる。
【0046】なお、選択されたチャンネルの放送信号を
選局できたか否かの判断は、上記のヘッダ情報を用いた
例に特に限定されず、トランスポートストリームに含ま
れる他の情報から判断してもよい。また、デジタルチュ
ーナ1でPLL制御による位相ロックができたか否か、
または、IF信号の十分なレベルにあるか否か等から判
断してもよい。
【0047】トランスポートデコーダ4は、8VSBデ
コーダ3から出力されるトランスポートストリームをデ
コードしてビデオのエレメンタリストリームとオーディ
オのエレメンタリストリームとに分離し、それぞれビデ
オデコーダ5およびオーディオデコーダ6へ出力する。
【0048】ビデオデコーダ5およびオーディオデコー
ダ6は、MPEG(Moving PictureExperts Group)規
格に従い、トランスポートデコーダ4から出力されるビ
デオのエレメンタリストリームおよびオーディオのエレ
メンタリストリームをデコードし、圧縮信号が解凍され
る。解凍されたデジタル映像信号およびデジタル音声信
号は、アナログ信号に変換されて表示装置(図示省略)
等に出力される。
【0049】選局周波数制御部7は、キーボード9また
はリモコン11を用いて視聴者が選択したチャンネルに
対応するチャンネル信号をキーボード9またはリモコン
受信部10を介してリモコン11から入力され、入力さ
れたチャンネル信号に対応するPLLデータをメモリ8
から読み出し、読み出したPLLデータを選局信号SS
としてデジタルチューナ1へ出力する。
【0050】ここで、PLLデータは、デジタルチュー
ナ1内の局部発振回路から出力される局部発振周波数に
対応するデータであり、局部発振回路がPLLデータに
応じた局部発振周波数を有する局部発振信号を出力する
ことにより、視聴者が選択したチャンネルに対応する放
送信号がデジタルチューナ1により選局される。
【0051】なお、選局周波数となる選局信号SSとし
て用いられるデータは、上記の例に特に限定されず、当
該データを用いてデジタルチューナ1が所望のチャンネ
ルを選択することができるものであれば、種々のデータ
を用いることができ、例えば、視聴者が選択したチャン
ネルの放送信号の搬送波の中心周波数fRFを表すデータ
等を用いてもよい。この場合、局部発振回路では、放送
信号の搬送波の中心周波数fRFに中間周波数fIFを加算
した局部発振周波数fOSC を出力し、上記と同様に視聴
者の選択したチャンネルの放送信号がIF信号に変換さ
れて出力される。
【0052】メモリ8は、デジタル放送の各チャンネル
のPLLデータをチャンネルごとに予め記録されるとと
もに、選局周波数制御部7により8VSBデコーダ3か
ら出力される検出結果信号DSに基づく検出結果をチャ
ンネルごとに記録される。
【0053】キーボード9は、複数の入力キー等から構
成され、視聴者がチャンネルの選択等に使用し、視聴者
が選択したチャンネルに対応するチャンネル信号を選局
周波数制御部7へ出力する。
【0054】リモコン11は、複数の入力キー等を備
え、視聴者が選択したチャンネルに対応するチャンネル
信号をリモコン受信部10へ送信する。リモコン受信部
10は、リモコン11から送信されたチャンネル信号を
選局周波数制御部7へ出力する。
【0055】また、選局周波数制御部7は、8VSBデ
コーダ3から出力される検出結果信号DSに応じてPL
Lデータをシフトし、シフトしたPLLデータを選局信
号SSとしてデジタルチューナ1へ出力する。
【0056】具体的には、検出結果信号DSが選択され
たチャンネルの放送信号を選局できなかったことすなわ
ち8VSBデコーダ3によりデジタル復調できなかった
ことを示す場合、選局周波数制御部7は、PLLデータ
を所定周波数だけシフトしてデジタルチューナ1へ出力
する。
【0057】一方、検出結果信号DSが選択されたチャ
ンネルの放送信号を選局できたことすなわちデジタル復
調が完了したことを示す場合、選局周波数制御部7は、
出力している選局信号SSが表すPLLデータをロック
するようにデジタルチューナ1に指示するとともに、選
局できたことを選局結果として当該チャンネルに対応さ
せてメモリ8に記録するとともに、PLLデータがシフ
トされている場合、そのシフト量を当該チャンネルに対
応させてメモリ8に記録させる。
【0058】また、所定回数シフト動作を行った後に8
VSBデコーダ3によりデジタル復調ができなかった場
合、選局周波数制御部7は、選局できなかったことを選
局結果として該当するチャンネルに対応させてメモリ8
に記録させる。
【0059】図2は、図1に示すメモリ8のデータ構造
の一例を示す概略図である。図2に示すように、メモリ
8は、チャンネルすなわちチャンネル番号ごとに、PL
Lデータ、シフト量および選局結果を記録している。
【0060】ここで、シフト量は、各チャンネルの搬送
波の中心周波数の公称値と実際に選局できた各チャンネ
ルの搬送波の中心周波数との差であり、このシフト量だ
けPLLデータの周波数をシフトすることにより、各チ
ャンネルを直接選局することができる。また、選局結果
として、チャンネルごとに、選局できた場合は選局でき
たことを示す「○」に対応するデータが記録され、選局
できなかった場合は選局できなかったことを示す「×」
に対応するデータが記録される。
【0061】図2に示す例では、例えば、チャンネル番
号2の場合、PLLデータとしてf 2 (kHz)が記録
されており、シフト量として+0(kHz)が記録され
ている。したがって、過去の選局時にチャンネルの搬送
波の中心周波数にずれがなかったことがわかり、次回の
選局時には、PLLデータをシフトすることなく選局で
きることがわかる。また、選局結果として「○」が記録
され、過去の選局時に選局できたことが記録されてい
る。
【0062】また、チャンネル番号3の場合、PLLデ
ータとしてf3 (kHz)が記録されており、シフト量
として+fA (kHz)が記録されている。したがっ
て、過去の選局時にチャンネルの搬送波の中心周波数が
+fA (kHz)だけずれていたことがわかり、次回の
選局時には、このシフト量だけPLLデータをシフトす
ることにより選局できることがわかる。
【0063】また、チャンネル番号4は、PLLデータ
としてf4 (kHz)が記録されているが、選局結果と
して「×」が記録され、過去の選局時に選局できなかっ
たことが記録されている。このように、選択されたチャ
ンネルの放送信号を選択できたか否かの選局結果をチャ
ンネルごとにメモリ8に記録させているので、例えば、
以降に同一チャンネルの選局が指示された場合に当該チ
ャンネルが選局できなかったことを視聴者に通知した
り、または、チャンネルを自動的にアップまたはダウン
させるオートチャンネル動作時に選局できなかったチャ
ンネルをスキップすることができ、選局できる可能性の
ないまたは低いチャンネルの選局動作を抑制することが
できる。
【0064】本実施の形態において、キーボード9、リ
モコン受信部10およびリモコン11が選択手段に相当
し、選局周波数制御部7が周波数設定手段に相当し、デ
ジタルチューナ1および中間周波増幅器2が選局手段に
相当し、8VSBデコーダ3が検出手段に相当し、メモ
リ8が記録手段に相当する。
【0065】次に、上記のように構成されたデジタル放
送選局装置の選局動作について説明する。図3は、図1
に示すデジタル放送選局装置の選局動作を説明するため
のフローチャートである。
【0066】なお、本実施の形態では、選局周波数制御
部7は、マイクロコンピュータ等から構成され、所定の
プログラムを実行することにより以下に説明する動作を
実行するが、ソフトウェアによる例に特に限定されず、
専用のハードウェアにより選局周波数制御部を構成し、
同様の動作を実行するようにしてもよい。
【0067】まず、ステップS1において、選局周波数
制御部7は、キーボード9またはリモコン11により視
聴者がチャンネルを選択し、当該チャンネルのチャンネ
ル信号が入力されたか否かを検出する。チャンネル信号
が入力された場合にステップS2へ移行し、チャンネル
信号が入力されていない場合はステップS1の処理を繰
り返す。
【0068】チャンネル信号が入力された場合、ステッ
プS2において、選局周波数制御部7は、入力されたチ
ャンネル信号に対応するPLLデータをメモリ8から読
み出し、読み出したPLLデータを選局信号SSとして
デジタルチューナ1へ出力する。
【0069】このとき、選局周波数制御部7は、視聴者
が選択したチャンネルに対してシフト量が設定されてい
る場合、PLLデータをメモリ8に記録されているシフ
ト量だけシフトして選局信号SSとしてデジタルチュー
ナ1へ出力し、シフト量が0の場合はPLLデータをそ
のまま選局信号SSとして出力する。したがって、選択
されたチャンネルがすでに選局できている場合は、前回
チャンネルを選局できたシフト量だけPLLデータをシ
フトさせてチャンネルを選局することができるので、無
駄な選局動作を行うことなく、所望のチャンネルを素速
く選局することができる。
【0070】次に、ステップS3において、デジタルチ
ューナ1は、入力された選局信号SSが表すPLLデー
タに応じてRF信号から放送信号を選局してIF信号を
出力する。中間周波増幅器2は、出力されるIF信号を
増幅し、8VSBデコーダ3は、増幅されたIF信号を
デコードする。このとき、8VSBデコーダ3は、デコ
ードされたトランスポートストリームにヘッダ情報が含
まれているか否かを検出し、検出結果を検出結果信号D
Sとして選択周波数制御部7へ出力する。
【0071】次に、ステップS4において、選局周波数
制御部7は、検出結果信号DSから選択されたチャンネ
ルを選局できたか否かを判断し、選択されたチャンネル
の選局ができている場合はステップS5へ移行し、選択
されたチャンネルの選局ができていない場合はステップ
S6へ移行する。
【0072】選択されたチャンネルの選局ができている
場合、ステップS5において、選局周波数制御部7は、
PLLデータに応じたPLL制御を維持するようにデジ
タルチューナ1に指示するとともに、選択されたチャン
ネルの選局結果として選局できたことをメモリ8へ記録
するとともに、選局できたときのPLLデータのシフト
量をメモリ8に記録し、その後ステップS1に移行して
以降の処理を繰り返す。初めての選局動作の場合、PL
Lデータのシフト動作は行われていないので、シフト量
として0(kHz)が記録され、選局結果として「○」
が記録される。
【0073】一方、選択されたチャンネルの選局ができ
ていない場合、ステップS6において、選局周波数制御
部7は、今回の選局が最終回であるか否かを判断し、最
終回の選局である場合は、ステップS8へ移行し、最終
回の選局でない場合はステップS7へ移行する。
【0074】選局が最終回でない場合、ステップS6に
おいて、選局周波数制御部7は、PLLデータを所定周
波数だけシフトし、シフトしたPLLデータを選局信号
SSとしてデジタルチューナ1へ出力する。
【0075】次に、ステップS3において、上記と同様
に、デジタルチューナ1、中間周波増幅器2および8V
SBデコーダ3が動作し、今回の選局動作による検出結
果が検出結果信号DSとして選択周波数制御部7へ出力
される。このとき、選局周波数制御部7は、ステップS
4において、選択されたチャンネルの選局ができたか否
かを再度判断し、選択されたチャンネルの選局ができて
いない場合は、ステップS6,S7,S3が最終回の選
局になるまで繰り返され、PLLデータが高域側または
低域側に順次シフトされる。
【0076】一方、選択されたチャンネルの選局ができ
ている場合(ステップS4でYES)、ステップS5に
移行し、選択周波数制御部7は、選択されたチャンネル
の選局結果として選局できたことをメモリ8へ記録する
とともに、選局できたときのPLLデータのシフト量を
メモリ8に記録し、その後ステップS1に移行して以降
の処理を繰り返す。2回目以降の選局動作の場合、PL
Lデータがシフトされており、そのシフト量が記録さ
れ、選局結果として「○」が記録される。
【0077】また、選択されたチャンネルの選局ができ
ていないことが検出され(ステップS4でNO)かつ当
該選局が最終回の選局であった場合(ステップS6でY
ES)、ステップS8において、選局周波数制御部7
は、選局できなかったことすなわち「×」を選局結果と
してメモリ8に記録する。
【0078】このように、PLLデータを所定回数シフ
トした後に選択されたチャンネルの放送信号を選局でき
ない場合、PLLデータのシフト動作を停止しているの
で、選択されたチャンネルの放送が行われていない等の
場合に、むやみに選局動作を継続することなく、選局動
作を停止することができる。
【0079】また、選局回数の上限を制限することな
く、選択されたチャンネルの放送信号が選局できるま
で、PLLデータを高域側または低域側に順次シフトし
てもよい。この場合、選択されたチャンネルの放送信号
の搬送波の中心周波数が大きくずれている場合でも、選
局周波数を順次シフトすることにより選択されたチャン
ネルの放送信号を選局することができる。
【0080】上記の選局動作に従い、本実施の形態で
は、例えば、以下のようにして、PLLデータを順次シ
フトしている。図4は、図1に示すデジタル放送選局装
置の引き込み範囲の一例を示す模式図である。
【0081】図4に示すように、1回目の選局時には、
選局周波数制御部7は、PLLデータをそのまま出力
し、デジタルチューナ1は、選択されたチャンネルの放
送信号の搬送波の中心周波数の公称値fRF(kHz)を
中心として±150kHzの範囲を引き込み範囲として
放送信号の選局を行う。
【0082】次に、1回目の選局時に選択されたチャン
ネルの放送信号を選局できなかった場合、2回目の選局
時には、選局周波数制御部7は、PLLデータを高域側
に300kHzだけシフトし、デジタルチューナ1は、
公称値fRFから高域側に300kHzだけシフトされた
中心周波数f’RF(=fRF+300)(kHz)を中心
として±150kHzの範囲を引き込み範囲として放送
信号の選局を行う。したがって、選択されたチャンネル
の放送信号の搬送波の中心周波数が高域側にずれている
場合、選択されたチャンネルの放送信号を選局すること
ができる。
【0083】次に、2回目の選局時に選択されたチャン
ネルの放送信号を選局できなかった場合、3回目の選局
時には、選局周波数制御部7は、PLLデータを低域側
に300kHzだけシフトし、デジタルチューナ1は、
公称値fRFから低域側に300kHzだけシフトされた
中心周波数f’’RF(=fRF−300)(kHz)を中
心として±150kHzの範囲を引き込み範囲として放
送信号の選局を行う。したがって、選択されたチャンネ
ルの放送信号の搬送波の中心周波数が低域側にずれてい
る場合でも、選択されたチャンネルの放送信号を選局す
ることができる。
【0084】ここで、選局回数は、無限に選局動作を繰
り返さないために予め所定の回数に制限されており、図
4に示す例では、3回が最終回として予め設定されてい
る。したがって、3回目の選局時に選択されたチャンネ
ルの放送信号を選局できなかった場合、選局周波数制御
部7は、シフト動作を停止する。なお、選局回数は、上
記の例に特に限定されず、選局処理時間、PLL制御に
よる引き込み範囲等を考慮し、視聴者をむやみ待たせる
ことなく、選択されたチャンネルを選局できる合理的な
回数が設定される。また、図4に示す例では、各引き込
み範囲が重なり合わないように設定されているが、装置
のマージン等を考慮し、一部が重なり合うように各引き
込み範囲を設定するようにしてもよい。
【0085】上記のように、図4に示す例では、PLL
データを順次シフトすることにより、選択されたチャン
ネルの放送信号の搬送波の中心周波数の公称値fRF(k
Hz)を中心として±450kHzの範囲を引き込み範
囲とすることができ、引き込み範囲を十分に拡大するこ
とができる。
【0086】このように、本実施の形態では、選択され
たチャンネルに対応するPLLデータを用いて放送信号
を選局し、選択されたチャンネルの放送信号が選局でき
なかったことが検出された場合、PLLデータを高域側
にシフトし、さらに検出できない場合は、PLLデータ
を低域側にシフトし、引き込み範囲を十分に拡大してい
る。したがって、選択されたチャンネルの放送信号の搬
送波の中心周波数が公称値からずれて最初の引き込み範
囲から外れていた場合でも、シフト後の引き込み範囲を
用いて、選択されたチャンネルの放送信号を選局するこ
とができる。この結果、放送信号の搬送波の周波数精度
が悪い場合でも、所望のチャンネルの放送信号を選局す
ることができる。
【0087】なお、PLLデータのシフト方法は、上記
の例に特に限定されず、種々の変更が可能である。例え
ば、最初に低域側にシフトしたり、低域側または高域側
にのみ順次シフトしたり、低域側または高域側に複数回
シフトした後に反対側に複数回シフトしたり、低域側ま
たは高域側に交互に複数回シフトしたりしてもよい。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、選択されたチャンネル
の放送信号が選局できなかったことが検出された場合に
選局周波数を高域側または低域側にシフトしているの
で、シフト後の引き込み範囲内に選択されたチャンネル
の放送信号の搬送波の中心周波数がある場合は、選択さ
れたチャンネルの放送信号を選局することができ、放送
信号の搬送波の周波数精度が悪い場合でも、所望のチャ
ンネルの放送信号を選局することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるデジタル放送選局
装置の構成を示すブロック図
【図2】図1に示すメモリのデータ構造の一例を示す概
略図
【図3】図1に示すデジタル放送選局装置の選局動作を
説明するためのフローチャート
【図4】図1に示すデジタル放送選局装置の引き込み範
囲の一例を示す模式図
【符号の説明】
1 デジタルチューナ 2 中間周波増幅器 3 8VSBデコーダ 4 トランポートデコーダ 5 ビデオデコーダ 6 オーディオデコーダ 7 選局周波数制御部 8 メモリ 9 キーボード 10 リモコン受信部 11 リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 毅 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 手嶋 操 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 前原 健一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送から選択されたチャンネル
    の放送信号を選局するデジタル放送選局装置であって、 デジタル放送のチャンネルを選択するための選択手段
    と、 前記選択手段により選択されたチャンネルに対応する選
    局周波数を設定する周波数設定手段と、 前記周波数設定手段により設定された選局周波数を用い
    て放送信号を選局する選局手段と、 前記選局手段が選択されたチャンネルの放送信号を選局
    できたか否かを検出し、検出結果を前記周波数設定手段
    に通知する検出手段とを備え、 前記周波数設定手段は、前記選局手段が選択されたチャ
    ンネルの放送信号を選局できなかったことを前記検出手
    段が検出した場合、前記選局周波数を高域側または低域
    側にシフトすることを特徴とするデジタル放送選局装
    置。
  2. 【請求項2】 前記周波数設定手段は、前記選局周波数
    を高域側または低域側にシフトした後に、前記選局手段
    が選択されたチャンネルの放送信号を選局できなかった
    ことを前記検出手段が再度検出した場合、前記選局周波
    数を反対側にシフトすることを特徴とする請求項1記載
    のデジタル放送選局装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数設定手段は、前記選局手段が
    選択されたチャンネルの放送信号を選局できるまで、前
    記選局周波数を高域側または低域側に順次シフトするこ
    とを特徴とする請求項1記載のデジタル放送選局装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数設定手段は、前記選局周波数
    を所定回数シフトした後に前記選局手段が選択されたチ
    ャンネルの放送信号を選局できない場合、選局周波数の
    シフト動作を停止することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のデジタル放送選局装置。
  5. 【請求項5】 チャンネルごとに当該チャンネルの選局
    周波数のシフト量を記録する記録手段をさらに備え、 前記周波数設定手段は、前記選局手段が選択されたチャ
    ンネルの放送信号を選局できたことを前記検出手段が検
    出した場合、当該チャンネルの選局周波数のシフト量を
    前記記録手段に記録させるとともに、前記選択手段に選
    局周波数を設定する場合に、前記記録手段に記録されて
    いるシフト量だけ選局周波数をシフトすることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載のデジタル放送選局
    装置。
  6. 【請求項6】 前記周波数設定手段は、前記選局手段が
    選択されたチャンネルの放送信号を選局できたか否かの
    検出結果をチャンネルごとに前記記録手段に記録させる
    ことを特徴とする請求項5記載のデジタル放送選局装
    置。
  7. 【請求項7】 前記選局手段は、前記周波数設定手段に
    より設定された選局周波数を用いて選局された放送信号
    を中間周波信号に変換して出力し、 前記検出手段は、前記選局手段から出力される中間周波
    信号をデコードしたデコード結果を基に選択されたチャ
    ンネルの放送信号を選局できたか否かを検出することを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のデジタル放
    送選局装置。
  8. 【請求項8】 デジタル放送から選択されたチャンネル
    の放送信号を選局するデジタル放送選局方法であって、 選択されたチャンネルに対応する選局周波数を設定する
    ステップと、 設定された選局周波数を用いて放送信号を選局するステ
    ップと、 前記選局ステップにおいて選択されたチャンネルの放送
    信号を選局できたか否かを検出するステップと、 前記検出ステップにおいて選択されたチャンネルの放送
    信号を選局できなかったことが検出された場合、前記選
    局周波数を高域側または低域側にシフトするステップと
    を含むことを特徴とするデジタル放送選局方法。
  9. 【請求項9】 前記シフトステップにおいて高域側また
    は低域側にシフトされた選局周波数を用いて放送信号を
    再度選局するステップと、 前記再選局ステップにおいて選択されたチャンネルの放
    送信号を選局できたか否かを再度検出するステップと、 前記再検出ステップにおいて選択されたチャンネルの放
    送信号を選局できなかったことが検出された場合、前記
    選局周波数を反対側にシフトするステップとをさらに含
    むことを特徴とする請求項8記載のデジタル放送選局方
    法。
  10. 【請求項10】 前記シフトステップは、選択されたチ
    ャンネルの放送信号を選局できるまで、前記選局周波数
    を高域側または低域側に順次シフトするステップを含む
    ことを特徴とする請求項8記載のデジタル放送選局方
    法。
  11. 【請求項11】 前記選局周波数を所定回数シフトした
    後に選択されたチャンネルの放送信号を選局できない場
    合、選局周波数のシフト動作を停止するステップをさら
    に含むことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記
    載のデジタル放送選局方法。
  12. 【請求項12】 前記検出ステップにおいて選択された
    チャンネルの放送信号を選局できたことが検出された場
    合、当該チャンネルの選局周波数のシフト量をチャンネ
    ルごとに記録手段に記録させるステップをさらに含み、 前記設定ステップは、前記選局周波数を設定する場合
    に、前記記録手段に記録されているシフト量だけ選局周
    波数をシフトするステップを含むことを特徴とする請求
    項8〜11のいずれかに記載のデジタル放送選局方法。
  13. 【請求項13】 前記検出ステップにおける選択された
    チャンネルの放送信号を選局できたか否かの検出結果を
    チャンネルごとに前記記録手段に記録させるステップを
    さらに含むことを特徴とする請求項12記載のデジタル
    放送選局方法。
  14. 【請求項14】 前記選局ステップは、前記設定ステッ
    プにおいて設定された選局周波数を用いて選局された放
    送信号を中間周波信号に変換して出力するステップを含
    み、 前記検出ステップは、変換された中間周波信号をデコー
    ドしたデコード結果を基に選択されたチャンネルの放送
    信号を選局できたか否かを検出するステップを含むこと
    を特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載のデジタ
    ル放送選局方法。
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