JP2001076536A - 電気絶縁用フィルム - Google Patents

電気絶縁用フィルム

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JP2001076536A
JP2001076536A JP25291499A JP25291499A JP2001076536A JP 2001076536 A JP2001076536 A JP 2001076536A JP 25291499 A JP25291499 A JP 25291499A JP 25291499 A JP25291499 A JP 25291499A JP 2001076536 A JP2001076536 A JP 2001076536A
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film
naphthalate
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mol
copolymerized polyethylene
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JP25291499A
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Masaya Watanabe
真哉 渡辺
Koji Furuya
幸治 古谷
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱劣化性及び耐デラミネーションに優れ、
しかもオリゴマー抽出量の少ない電気絶縁用フィルムを
提供する。 【解決手段】 2,6−ナフタレンジカルボン酸を主た
るジカルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たる
グリコール成分とし、共重合成分としてイソフタル酸成
分を0.5〜8モル%(全ジカルボン酸成分に対し)含
有し、かつジエチレングリコール成分の含有量が3モル
%(全グリコール成分に対し)以下である共重合ポリエ
チレン−2,6−ナフタレートからなる二軸配向フィル
ムであって、該フィルムの結晶融解熱が10〜24J/
g、面配向係数が0.230以上0.270以下、かつ
密度が1.350g/cm3以上であることを特徴とす
る電気絶縁用フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共重合ポリエチレン
−2,6−ナフタレートからなる電気絶縁用フィルムに
関する。さらに詳しくは、特定量のイソフタル酸成分及
びジエチレングリコール成分で変性された共重合ポリエ
チレン−2,6−ナフタレートからなり、耐熱劣化性及
び耐デラミネーションに優れ、しかもオリゴマー抽出量
の少ない電気絶縁用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気絶縁用フィルムとして二軸配向ポリ
エチレンテレフタレートフィルムが主として用いられて
いるが、近年、耐熱劣化性のより優れている二軸配向ポ
リエチレン−2,6−ナフタレートフイルムが注目さ
れ、かつその使用量が増大している。
【0003】このフィルムには、その特性として、高
温度に長時間さらされてもフィルムが劣化して脆くなっ
たり、絶縁破壊特性が悪くならない(耐熱劣化性に優れ
る)こと、フィルムの加工時や使用時にデラミネーシ
ョン(層間剥離)を起こさぬこと、フィルム表面から
冷媒等に抽出される低分子量物(オリゴマー)が少ない
こと、などが要求される。
【0004】二軸配向ポリエチレン−2,6−ナフタレ
ートフィルムの耐熱劣化性を向上させたり、オリゴマー
を少なくする方法としては、延伸倍率を上げてポリマー
分子配向を向上させる方法が有効であり、現実にこの方
法が採用されている。しかし、この方法では、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートフィルム固有の問題とし
て、ポリマー分子の面配向を大きくするにつれてフィル
ムがデラミネーションを起こし易くなるという新たな問
題が生じ、延伸倍率を上げるにも限界がある。デラミネ
ーションを起り難くするには、上記とは逆にフィルムの
面配向を低下させるのが有効であるが、これはまた上記
とは逆に耐熱劣化性の低下とオリゴマー発生量の増大を
もたらす。
【0005】そこで、電気絶縁用二軸配向ポリエチレン
−2,6−ナフタレートフィルムは、耐熱劣化性及び低
オリゴマー抽出量の特性を優先させ、デラミネーション
が起り易いのをある程度我慢する状態で製造され、かつ
使用されているが、優れた耐熱劣化性及び低オリゴマー
抽出量の特性を保持しながら、耐デラミネーションに優
れたフィルムの開発が強く求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る課題を解決し、耐熱劣化性及び耐デラミネーションに
優れ、しかもオリゴマー抽出量の少ない電気絶縁用フィ
ルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、2,6−ナフタレンジカルボン酸を主たるジ
カルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリ
コール成分とし、共重合成分としてイソフタル酸成分を
0.5〜8モル%(全ジカルボン酸成分に対し)含有
し、かつジエチレングリコール成分の含有量が3モル%
(全グリコール成分に対し)以下である共重合ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートからなる二軸配向フィルム
であって、該フィルムの結晶融解熱が10〜24J/
g、面配向係数が0.230以上0.270以下、かつ
密度が1.350g/cm3以上であることを特徴とす
る電気絶縁用フィルムによって達成される。
【0008】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートを構成する主たるジカルボン酸成分は
2,6−ナフタレンジカルボン酸であり、主たるグリコ
ール成分はエチレングリコールである。ここで、主たる
ジカルボン酸成分とは全ジカルボン酸成分に対して90
モル%以上、好ましくは92モル%以上をいい、また主
たるグリコール成分とは全グリコール成分に対して90
モル%以上、好ましくは95モル%以上をいう。
【0009】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートは、共重合成分としてイソフタル酸成
分が全ジカルボン酸成分に対し0.5〜8モル%を占め
るように共重合されていることが必要である。このイソ
フタル酸成分の共重合量が、ポリマーの全ジカルボン酸
成分に対し、0.5モル%より少ない場合、フィルムの
耐デラミネーション性が向上せず、例えば電動機のスロ
ット絶縁材として自動装填する時に層間剥離を生じるこ
とがある。一方、8モル%を超える場合、フィルムとし
たときポリマーの結晶性が損なわれて機械的強度の劣る
フィルムとなってしまう。イソフタル酸成分の共重合量
は好ましくは1〜7モル%である。
【0010】このイソフタル酸成分は、共重合ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートの製造反応において下記式
で表される化合物を用いることで共重合させることが好
ましい。
【0011】
【化1】
【0012】(式中、Rは水素または低級アルキル基を
表す。) 上記式中、Rは水素、またはメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基などの、炭素数1〜4の低級アルキル
基である。上記式で表される化合物としては、イソフタ
ル酸、イソフタル酸ジメチルを好ましい具体例として挙
げることができる。
【0013】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートは、さらに、ジエチレングリコール成
分の共重合量が3モル%以下(全グリコール成分に対し
て)であることが必要である。このジエチレングリコー
ル成分は、共重合ポリエチレン−2,6−ナフタレート
の製造時、反応系に共重合成分としてジエチレングリコ
ールまたはそのエステル形成性誘導体の形で添加された
ものではなく、ポリマー製造反応の過程で副生して共重
合されたものである。ジエチレングリコール成分の量は
少ないほど好ましい。
【0014】このジエチレングリコール成分の共重合量
が3モル%を超えると、フイルムとしたときの耐デラミ
ネーション性の改良効果は大きくなるが、ポリマーの結
晶性が損なわれるため機械的強度が大幅に低下するよう
になり、またオリゴマー抽出量が多くなるので好ましく
ない。ジエチレングリコール成分の共重合割合は好まし
くは2.5モル%以下であり、更に好ましくは2モル%
以下である。ポリマー製造反応でジエチレングリコール
の副生を押さえるには、反応原料であるエチレングリコ
ールの、ジカルボン酸成分に対するモル比が著しく過剰
にならないようにする(例えば、このモル比はエステル
交換反応法では1.97〜2.30とし、直接エステル
化法では1.2〜1.6とする)ことが好ましい。ま
た、モノマー製造反応時間を短くするほど好ましく、か
かる点から反応温度や触媒を選定するのが好ましい。ジ
エチレングリコール成分の共重合割合を抑制する点から
は、反応方式としてはエステル交換反応法が好ましい。
【0015】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートには、本発明の目的を損なわない範囲
内で、イソフタル酸成分のほかに他の共重合成分を含有
させても良いが、この他の共重合成分は耐デラミネーシ
ョンの向上には効果があるが、フィルムの機械的物性、
例えばヤング率を大きく低下させるため、この使用には
充分注意するのが望ましい。この量としては、ジエチレ
ングリコール以外の合計量を全酸成分又は全グリコール
成分に対し3モル%以下、さらに1モル%以下、特に
0.1モル%以下とするのが好ましい。
【0016】上記他の共重合成分の例としては、2個の
エステル形成性官能基を有する化合物、例えば蓚酸、ア
ジピン酸、フタル酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン
酸、コハク酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、テ
レフタル酸、2−カリウムスルホテレフタル酸、2,7
−ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、フェ
ニルインダンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカル
ボン酸などの如きジカルボン酸、p−オキシ安息香酸、
p−オキシエトキシ安息香酸などの如きオキシカルボン
酸、プロピレングリコール、1,2−プロパンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−
シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、p−キシリレングリコール、ビスフェノ
ールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールス
ルホンのエチレンオキサイド付加物、トリエチレングリ
コール、ポリエチレンオキシドグリコール、ポリテトラ
メチレンオキシドグリコール、ネオペンチルグリコール
などの如きグリコール等を挙げることができる。
【0017】また、共重合ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートは、例えば安息香酸、メトキシポリアルキレン
グリコール等の1官能性化合物によって、ポリマー分子
末端の水酸基および/またはカルボキシル基の一部また
は全部を封鎖したものであってもよく、あるいはポリマ
ー分子鎖が、例えば極少量のグリセリン、ペンタエリス
リトールなどの如き3官能以上のエステル形成性化合物
で実質的に線状のポリマーが得られる範囲内で変性され
たものであってもよい。
【0018】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートは、共重合成分としてイソフタル酸成
分を用いる以外は従来から知られているポリエチレン−
2,6−ナフタレートの製造法で製造することが出来
る。例えば、2,6−ナフタレンジカルボン酸及びイソ
フタル酸とエチレングリコールとを、所望によりモノマ
ー乃至オリゴマーを存在させて、エステル化反応させ
(直接エステル化法)、あるいは2,6−ナフタレンジ
カルボン酸のエステル形成性誘導体(特に低級アルキル
エステル)及びイソフタル酸のエステル形成性誘導体
(特に低級アルキルエステル)とエチレングリコールと
をエステル交換反応させて(エステル交換反応法)モノ
マーまたはオリゴマーを製造し、ついでこれらを減圧下
で重縮合反応させて所望分子量のポリマーを製造する方
法が好ましく挙げられる。また、固相反応法と組合わせ
ても良い。
【0019】上記反応おいては、反応触媒や安定剤を用
いることが好ましい。エステル交換反応触媒としては、
マンガン化合物が好ましく用いられる。このマンガン化
合物としては、酸化物、塩化物、炭酸塩、カルボン酸塩
等が挙げられる。これらの中、酢酸塩が特に好ましく用
いられる。また、エステル交換反応が実質的に終了した
時点で燐化合物を添加し、エステル交換触媒を失活させ
ることが好ましい。燐化合物としては、トリメチルホス
フェート、トリエチルホスフェート、トリ−n−ブチル
ホスフェート及び正燐酸が好ましく使用できる。これら
の中、トリメチルホスフェートが特に好ましい。 重縮
合触媒としては、アンチモン化合物が好ましく用いられ
る。このアンチモン化合物としては三酸化アンチモンが
特に好ましく用いられる。
【0020】前記共重合ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートは、ポリマー中に上記触媒が下記式(1)、
(2)、(3)を満足する量含有される条件で製造され
ることが好ましい。
【0021】
【数1】30≦Mn≦100………(1)
【0022】
【数2】150≦Sb≦450……(2)
【0023】
【数3】P/Mn≧1………………(3)
【0024】(上記式中、Mnはマンガン元素の共重合
ポリエチレン−2,6−ナフタレート中の量(pp
m)、Sbはアンチモン元素の共重合ポリエチレン−
2,6−ナフタレート中の量(ppm)、Pは燐元素の
共重合ポリエチレン−2,6−ナフタレート中の量(p
pm)をそれぞれ表わす。)
【0025】マンガン元素の含有量が共重合ポリエチレ
ン−2,6−ナフタレート中30ppm未満では、エス
テル交換反応が不充分であり、一方100PPmを超え
るとフィルムの体積抵抗率が低下し、電気絶縁用フィル
ムとして適さなくなることがある。また、アンチモン元
素の含有量が150ppm未満では重縮合反応性が低下
してポリマー生産性が悪くなり、一方450ppmを超
えると熱安定性が劣り、フィルム製膜時の切断トラブル
や機械的強度の低下を招くことがある。さらに、P/M
nが1未満ではポリマーの安定性が低下し、例えば溶融
成形時にポリマー固有粘度の低下を引き起こすことがあ
る。
【0026】また、共重合ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートはアルカリ金属元素の含有量が10ppm以下
であることが好ましい。アルカリ金属の含有量が10p
pmを超えると、フィルムの体積抵抗率が低下し、電気
絶縁用フィルムとして適さなくなることがある。
【0027】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートは、フィルムに好ましい滑り性を付与
するため、1種以上の不活性粒子を少量含有することが
好ましい。かかる不活性粒子としては、例えば球状シリ
カ、多孔質シリカ、炭酸カルシウム、シリカアルミナ、
アルミナ、二酸化チタン、カオリンクレー、硫酸バリウ
ム、ゼオライトのごとき無機粒子、あるいは架橋シリコ
ーン樹脂粒子、架橋ポリスチレン粒子のごとき耐熱性に
優れた有機粒子を挙げることができる。無機粒子は粒径
が均一であることなどの理由で天然品よりも、合成品で
あることが好ましく、あらゆる結晶形態、硬度、比重、
色の無機粒子を使用することができる。不活性粒子の粒
径は揃っているのが好ましく、粒度分布の狭いのが好ま
しい。
【0028】上記の不活性微粒子の平均粒径は0.05
〜5.0μmであることが好ましく、0.1〜3.0μ
mであることが更に好ましい。また、不活性微粒子の含
有量は0.001〜1.0重量%であることが好まし
く、0.03〜0.5重量%であることが更に好まし
い。
【0029】フィルム中の不活性粒子は上記に例示した
中から選ばれた単一成分でもよく、二成分以上を含む多
成分でもよい。
【0030】不活性粒子の添加時期は、共重合ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートを製膜するまでの段階であ
れば特に制限はなく、例えばポリマーの重合段階で添加
してもよく、また製膜の際に添加してもよい。
【0031】前記共重合ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートの製膜では、通常、ダイから押出したフィルム状
溶融物を回転冷却ドラムに密着させ、ポリマーの結晶化
を抑制しながら平面性の高い未延伸フィルムを作成する
が、この時密着性を高める目的で、フィルム状溶融物に
静電荷を付与する静電密着法を用いることが多い。共重
合ポリエチレン−2,6−ナフタレートは溶融物の電気
抵抗が高いため、上記静電密着が不十分である場合があ
る。この対策として、共重合ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートに、全ジカルボン酸成分に対し0.1〜40
mmol%、更には0.2〜10mmol%のエステル
形成性官能基を有するスルホン酸4級ホスホニウムを含
有させることが好ましい。このエステル形成性官能基を
有するスルホン酸4級ホスホニウム塩としては、3,5
−ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホ
ニウム塩や、3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸
テトラフェニルホスホニウム塩などを好ましく例示する
ことができる。かかる化合物は、フィルムの体積抵抗率
を低下させないで静電密着性を向上させる点で、アルカ
リ金属元素より優れている。
【0032】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、ポリマーの固有粘度が
0.40以上であることが好ましく、0.40〜0.8
0であることがさらに好ましい。この固有粘度が0.4
0未満では製膜工程や加工工程でのフィルム切断が多発
することがあり、またフィルムの耐熱劣化性が低下する
ので好ましくない。この上限は特に限定されないが、
0.8より高いと、ポリマーの溶融粘度が高いため成膜
時の溶融押出しが難しくなり好ましくない。
【0033】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは二軸配向されたフィルムで
あるが、該フィルムの結晶融解熱は10〜24J/gで
あることが必要である。この結晶融解熱が10J/g未
満であると、ポリマーの延伸配向が不十分で耐熱劣化性
が不十分となり、オリゴマー量が多くなるので好ましく
ない。一方、この結晶融解熱が24J/gを超えると、
フィルムの耐熱劣化性の向上がほば飽和に達してそれ以
上の効果は期待できず、またデラミネーションが起り易
くなるので好ましくない。この結晶融解熱のより好まし
い範囲は15〜24J/gである。この結晶融解熱は、
二軸方向の延伸倍率や熱固定温度で調整することが出来
る。本発明における共重合ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートフィルムは、さらに、面配向係数が0.230
以上0.270以下であることが必要である。この面配
向係数が0.230未満であると、配向不十分で抽出オ
リゴマー量が増加するので好ましくない。一方、0.2
70を超えると、配向しすぎるためにデラニメーション
を起こしやすくなるので好ましくない。好ましい面配向
係数は0.240〜0.265である。この面配向係数
は、二軸方向の延伸倍率の調整で、また場合によっては
トーイン、トーアウトや弛緩処理することで調整するこ
とが出来る。本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、さらに、密度が1.35
0g/cm3以上であることが必要である。この密度が
1.350g/cm3未満であると、フィルムの耐熱劣
化性が低下し、好ましくない。好ましいフィルム密度は
1.355g/cm3以上である。この密度は、二軸方
向の延伸倍率や熱固定温度の調整で、また場合によって
はトーイン、トーアウトや弛緩処理することで調整する
ことが出来る。
【0034】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、さらに電気絶縁材として
用いる観点から、絶縁破壊電圧(BDV)が260V/
μm以上、さらに280V/μm以上であることが好ま
しい。驚くべきことに、本発明の共重合ポリエチレン−
2,6−ナフタレートフィルムは、変性されていないポ
リエチレン−2,6−ナフタレートからなるフィルムよ
り若干ながら高い絶縁破壊電圧(BDV)を示す。これ
は、イソフタル酸成分特有の作用であって、例えばテレ
フタル酸を共重合した場合には見られない現象である。
【0035】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、また、体積抵抗率が1×
1015Ωcm以上であることが好ましく、1×1016Ω
cmであることがより好ましい。
【0036】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、また、耐熱劣化性(20
0℃に保持したとき破断強度が初期値の50%になるま
での時間)が2000時間以上であることが好ましく、
2300時間以上であることがより好ましい。
【0037】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムは、また、抽出オリゴマー量
(25℃のクロロホルムに1時間浸漬したときの抽出
量)が1.5mg/m2以下であることが好ましく、
1.2mg/m2以下であることがより好ましい。
【0038】本発明における共重合ポリエチレン−2,
6−ナフタレートフィルムの厚みは特に限定されない
が、通常12〜350μmの厚みのフィルムが用いられ
る。
【0039】本発明の電気絶縁用フィルムは、前記した
特性を有する二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートフィルムである。該フィルムは二軸方向(例
えば縦及び横方向)に、それぞれ延伸倍率2倍以上で延
伸されたものが好ましい。二軸方向の延伸倍率は等しく
ても、等しくなくてもよい。また、該フィルムは単層フ
ィルムであっても、積層フィルムであってもよい。
【0040】二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートフィルムの製造では、例えば通常の押出温
度、すなわちポリマーの融点(以下Tmと表わす)以上
(Tm+70℃)以下の温度で溶融押出されたフィルム
状溶融物を回転冷却ドラムの表面で急冷し、固有粘度が
0.40〜0.80の未延伸フィルムを得る。この工程
でフィルム状溶融物と回転冷却ドラムの密着性を高める
目的で、フィルム状溶融物に静電荷を付与する静電密着
法を用いるのが好ましい。この未延伸フィルムを共重合
ポリエチレン−2,6−ナフタレートの二次転移点(以
下Tgと表わす)以上(Tg+70℃)以下の温度で縦
または横方向に2.5〜5.0倍の延伸倍率で延伸し、
次いで前記延伸方向と直角方向に(前記延伸方向が縦方
向であるならば横方向)Tg以上、(Tg+70℃)以
下の温度で2.5〜5.5倍の延伸倍率で延伸する(延
伸はこのような逐次二軸延伸であってもよく、また同時
二軸延伸であってもよく、その製造方法は特に限定され
ない)。このようにして得られる二軸配向フィルムは、
さらに、(Tg+70℃)以上Tm以下の温度で1〜1
00秒間熱固定するのが好ましい。
【0041】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。なお、例中の「部」は重量部を意味し、また
各種特性は下記の方法で測定、評価した。
【0042】1.固有粘度(IV) ο−クロロフェノールを溶媒として用い、25℃で測定
する。単位は100cc/gである。
【0043】2.ポリマー中のジエチレングリコール成
分(DEG)の含有量 抱水ヒドラジンを用いてポリマーを分解し、ガスクロマ
トグラフィにより定量する。
【0044】3.フィルムの密度 硝酸カルシウム水溶液を溶媒として用いた密度勾配管
中、25℃で浮沈法により測定した値である。
【0045】4.面配向係数(NS) アッベ屈折計を用い、ナトリウムD線(589nm)を
光源として屈折率を測定し、下記式により求める。
【0046】
【数4】NS=(nMD+nTD)/2−nZ
【0047】ここで、nMDは二軸配向フィルムの機械
軸方向(縦方向)の屈折率を表し、nTDは機械軸方向
と直交する方向(横方向)の屈折率を表し、nZはフィ
ルムの厚み方向の屈折率を表す。
【0048】5.結晶融解熱 所定量(10mg)のフィルムサンプルをサンプルパン
に入れ、セイコー電子工業(株)製SSC/580熱分
析装置を用い、昇温速度10℃/minで昇温して結晶
融解の吸熱曲線を求め、その吸熱曲線の面積から結晶融
解熱を求める。
【0049】6.耐熱劣化性 フイルムを幅10mm、長さ約200mmの短冊状に切
り、200℃に設定したエアーオープン中で所定時間熱
劣化させる。その後サンプルをとり出し、その機械特性
(破断強度、伸度)を測定する。このようにして破断強
度が初期値の50%になるまでの時間を求め、耐熱劣化
性とする。
【0050】7.抽出オリゴマー量 フィルム(38mm×38mm)を25℃のクロロホル
ム20ccに1時間浸漬し、その後フィルムを取出して
該クロロホルム中のオリゴマー量を測定波長240nm
の吸光度より求める。オリゴマーの濃度と吸光度との関
係は予め検量線を作成して用いる。吸光度の測定はSH
IMADZU製UV−VIS−NIR自記分光々度計U
V−3101PCを用いる。
【0051】8.デラミネーション フイルムに、製袋ミシン(The New long M
anufacturing Co.製)のミシン針で室
温下で100穴打ち抜く。打ち抜いた穴は、フイルムが
デラミネーションを起こさない時はきれいにぼぼ針の太
さに打ち抜かれるが、デラミネーションを起こす場合に
は打抜かれた穴の周辺が厚み方向で層状に割れて損傷部
が広がる。打抜き穴を含んだ傷部の面積を求めてデラミ
ネーション良否の尺度とする。この穴の大きさが(面積
が)打抜きの穴と同等〜1.5倍のときは1級、それが
1.5〜2.0倍のときは2級とし、2.0倍以上のと
きは3級と評価する。
【0052】9.体積抵抗率 JIS C−2318に準拠して測定する。
【0053】10.フィルム厚み 試料フィルムの幅をW(cm)、長さをl(cm)、重
量をG(g)、密度をd(g/cm3)としたとき、フ
ィルム厚みt(μm)を下記式で算出した。
【0054】
【数5】t=G/(W×l×d)×10000
【0055】11.フィルム中の触媒量、アルカリ金属
量 試料フィルムを、蒸留アセトンで2回以上洗浄乾燥の
後、0.200g採取する。次に、試薬特級の硫酸、硝
酸等で湿式分解し、イオン交換蒸留水を20ml加え、
試料液とする。この試料液を高周波プラズマ発光分光分
析装置(ジヤーレルアッシュ製、Atomu Comp
Siries 800)にて金属定性定量分析を行な
う。
【0056】[実施例1]2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸ジメチル100部に相当する量の、表1に記載の割
合のイソフタル酸ジメチルと2,6−ナフタレンジカル
ボン酸ジメチルの混合物及びエチレングリコール60部
の混合物に、酢酸マンガン・4水塩0.03部を添加
し、150℃から240℃に徐々に昇温しながらエステ
ル交換反応を行った。途中反応温度が170℃に達した
時点で三酸化アンチモン0.024部を添加し、さらに
平均粒径0.9μmのカオリンクレーを0.13重量%
(ポリマー重量に対し)添加し、次いで220℃に達し
た時点で3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸テト
ラブチルホスホニウム塩0.042部(2mmol%に
相当)を添加した。引き続いてエステル交換反応を行
い、エステル交換反応終了後燐酸トリメチル0.023
部を添加した。その後反応生成物を重合反応器に移し、
290℃まで昇温し、0.2mmHg以下の高真空下に
て重縮合反応を行って25℃のo−クロロフェノール溶
液で測定した固有粘度が0.61dl/g、DEG共重
合量1.1モル%の共重合ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートを得た。
【0057】このポリマーを170℃において6時間乾
燥させた後、押出機に供給し、溶融温度310℃で溶融
し、開度2mmのスリット状ダイを通して、表面仕上げ
0.3S、表面温度50℃の回転ドラム上に押出し、未
延伸フィルムを得た。続いて該未延伸フィルムを140
℃で縦方向に3.5倍に延伸し、次いで140℃で横方
向に3.8倍延伸し、さらに220℃で5秒間熱固定処
理し、厚み100μmの二軸配向共重合ポリエチレン−
2,6−ナフタレートフィルムを得た。これらのフィル
ムの特性を表1に示す。
【0058】[実施例2〜4]イソフタル酸成分の含有
量が表1に示す量になるようにする以外は実施例1と同
様にして厚み100μmの二軸配向共重合ポリエチレン
−2,6−ナフタレートフィルムを得た。これらのフィ
ルムの特性を表1に示す。
【0059】[実施例5]イソフタル酸成分の共重合量
を3モル%(全ジカルボン酸成分に対し)とし、延伸倍
率を縦方向に3.8倍、横方向に4.1倍とする以外は
実施例1と同様にして厚み100μmの二軸配向共重合
ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムを得た。
このフィルムの特性を表1に示す。
【0060】[比較例1]イソフタル酸成分を共重合し
ない以外は実施例1と同様にして厚み100μmの二軸
配向ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムを得
た。このフィルムの特性を表1に示す。このフィルムは
耐デラミネーション性が不満足であった。
【0061】[比較例2]延伸倍率を縦方向2.4倍、
横方向2.4倍とする以外は実施例1と同様にして厚み
100μmの二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートフィルムを得た。このフィルムの特性を表1
に示す。このフィルムは耐熱劣化性が不十分であり、オ
リゴマー抽出量が多かった。
【0062】[比較例3]エステル交換反応時にジエチ
レングリコールをポリマー中のDEG含有量が4%にな
るように添加する以外は実施例1と同様にして厚み10
0μmの二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナフタ
レートフィルムを得た。このフィルムの特性を表1に示
す。このフィルムは腰がなく、耐熱劣化性が不十分であ
る。
【0063】[比較例4]延伸倍率を縦方向4.8倍、
横方向5.5倍とする以外は実施例1と同様にして厚み
100μmの二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートフィルムを得た。このフィルムの特性を表1
に示す。このフィルムは面配向係数および結晶融解熱が
過大で耐デラミネーションが不満足である。また製膜中
切断が多発した。
【0064】[比較例5]イソフタル酸成分の共重合量
を15モル%とする以外は実施例1と同様にして厚み1
00μmの二軸配向共重合ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートフィルムを得た。このフィルムの特性を表1に
示す。このフィルムは結晶融解熱が過小で耐熱劣化性が
悪く、オリゴマー抽出量が多かった。
【0065】[比較例6]イソフタル酸成分の代わりに
テレフタル酸成分を5モル%共重合する以外は実施例1
と同様にして厚み100μmの二軸配向共重合ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートフィルムを得た。このフィ
ルムの特性を表1に示す。このフィルムは結晶融解熱が
過小で耐熱劣化性が悪く、オリゴマー抽出量が多かっ
た。
【0066】
【表1】
【0067】
【発明の効果】本発明における共重合ポリエチレン−
2,6−ナフタレートフィルムは、次のような優れた効
果を持ち、電気絶縁用フィルムとして好適に用いられ
る。 (1)耐熱劣化性に優れ、電気機器の小形化が高い信頼
性を保持しながら図れる。 (2)耐デラミネーション性に優れ、スリット時の破
断、回転機のスロットライナやウエジ装填時の層状剥
離、粘着テープ引き剥がし時の層状剥離などが少ない。 (3)オリゴマー抽出量が少なく、エアコン冷凍機用モ
ータ絶縁に適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA45 AA82 AA83 AA88 AF05Y AF38Y AF39Y AF45Y AH12 BA01 BB06 BB08 BC01 5G305 AA14 AB34 BA12 BA19 CA11 CA55

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2,6−ナフタレンジカルボン酸を主た
    るジカルボン酸成分とし、エチレングリコールを主たる
    グリコール成分とし、共重合成分としてイソフタル酸成
    分を0.5〜8モル%(全ジカルボン酸成分に対し)含
    有し、かつジエチレングリコール成分の含有量が3モル
    %(全グリコール成分に対し)以下である共重合ポリエ
    チレン−2,6−ナフタレートからなる二軸配向フィル
    ムであって、該フィルムの結晶融解熱が10〜24J/
    g、面配向係数が0.230以上0.270以下、かつ
    密度が1.350g/cm3以上であることを特徴とす
    る電気絶縁用フィルム。
  2. 【請求項2】 共重合ポリエチレン−2,6−ナフタレ
    ートの固有粘度が0.40以上であり、かつフィルムの
    体積抵抗率が1×1015Ωcm以上である請求項1記載
    の電気絶縁用フィルム。
  3. 【請求項3】 フィルムの絶縁破壊電圧が260V/μ
    m以上である請求項1記載の電気絶縁用フィルム。
  4. 【請求項4】 フィルムの耐熱劣化性が2000時間以
    上である請求項1記載の電気絶縁用フィルム。
  5. 【請求項5】 フィルムの抽出オリゴマー量が1.5m
    g/m2以下である請求項1記載の電気絶縁用フィル
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010019898A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Teijin Chem Ltd ポリエチレン−2,6−ナフタレートから形成されたレンズフィルムおよびその製造方法
JP2015168769A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 東レ株式会社 ポリエステルフィルム

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