JP2010019898A - ポリエチレン−2,6−ナフタレートから形成されたレンズフィルムおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分量100モル%中、2,6−ナフタレンジカルボン酸成分が80〜100モル%であり、かつ全ジオール成分量100モル%中、エチレングリコールが80〜100モル%であり、さらにその固有粘度IVが0.56〜0.90dl/gであるポリエチレン−2,6−ナフタレートから形成されたレンズフィルムであって、賦形の形状の140℃、30分における残存率(賦形の残存率)が70%以上であり、200℃、3分間の加熱後白化しないことを特徴とした耐熱性を有するレンズフィルム。
【選択図】なし
Description
すなわち、
(a)結晶性(結晶化速度)を制御したものであること。
賦形のプロセスにおいて樹脂が結晶化を起こさず、十分に透明な成形品を与えること。ポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂の結晶化速度はその分子量(固有粘度)や共重合比を制御することによって変わることを知見した。
(b)樹脂の十分な賦形性。
賦形のための微細な溝等に樹脂が十分に流れ込み、賦形のパターンが忠実に転写されることが必要である(流動性)。
(c)賦形されたレンズフィルムが、賦形ロール表面からスムースに離れること(型離れ性)が必要である。
また、d)賦形操作においては、賦形する面の温度は賦形に好ましい温度まで上げなければならないが、非賦形表面から断面方向内部の温度は、例えば、Tg以下の温度に維持しなければならない。
(1)ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分量100モル%中、2,6−ナフタレンジカルボン酸成分が80〜100モル%であり、かつ全ジオール成分量100モル%中、エチレングリコールが80〜100モル%であり、さらにその固有粘度IVが0.56〜0.90dl/gであるポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂から形成されたレンズフィルムであって、賦形の形状の140℃、30分における残存率(賦形の残存率)が70%以上であり、200℃、3分間の加熱後白化しないことを特徴とした耐熱性を有するレンズフィルム。
この際、速やかにとはポリエチレン−2,6−ナフタレートを加熱または冷却する際に、最も結晶化しやすい温度範囲190〜205℃における滞留時間を60秒以下にすることを意味する。
本発明のポリエステルフィルムを構成する芳香族ポリエステルは、主たる繰返し単位がエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートからなる。ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分量100モル%中、2,6−ナフタレンジカルボン酸成分が80〜100モル%であり、好ましくは90〜100モル%である。また、全ジオール成分量100モル%中、エチレングリコールが80〜100モル%であり、好ましくは90〜100モル%である。エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート単位は、全繰返し単位の少なくとも80モル%であるのが好ましく、より好ましくは90モル%である。エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート単位とは異なる繰返し単位は、2,6−ナフタレンジカルボン酸および/またはエチレングリコール以外の他のジカルボン酸および/またはエチレングリコール以外の他のジカルボン酸および/または他のグリコール等を共重合成分として用いることにより導入することができる。
(重合触媒)
本発明におけるポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂は亜鉛化合物、アンチモン化合物、チタン化合物、ゲルマニウム化合物およびマンガン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を重縮合触媒として製造するのが好ましい。かかる重縮合触媒を用いることにより本発明における芳香族ポリエステルを透明性の優れたものとして容易に調整することができる。
また、本発明においてポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂は添加剤、例えば安定剤、染料、滑剤、紫外線吸収剤、難燃剤などを所望により含有していても良い。例えばフィルムに滑り性を付与するために、不活性粒子を少量割合を含有させても良い。
かかる方法によって得られた本発明のポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂はチップ化(ペレット化)し、加熱減圧下または窒素などの不活性気流中において固相重合することもできる。固相重合処理が済んだペレットは蒸留水で洗浄する(固相重合後に水、水蒸気または水蒸気含有ガスと接触させて得られる)。この洗浄によって微細な粉状、ひげ状の樹脂を取り除く。一般にはこのような粉状、ひげ状の樹脂はフィルム化する場合の溶融押出し、溶融樹脂の濾過工程において、取除くことが難しいのでフィルム中に入って、内部異物として品質欠点となることがある。固相重合によれば、ポリエチレン−2、6−ナフタレート樹脂に含まれるオリゴマーも減少させることができるため、製膜したフィルム面に析出するオリゴマー起因の表面欠点をさらに減少させることができる。
本発明のポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂は、ペレットを熱風乾燥してから溶融押出しするのが普通である。乾燥の条件は熱風の温度170〜175℃で3時間以上とするのが好ましい。ペレットの含有水分量を減らして溶融押出し時の加水分解による固有粘度の低下を防ぐことができる。
ポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂は普通透明なペレットとして入手できる。また固相重合させたペレットは一般に結晶化していて白化している。溶融重合した樹脂、それをさらに固相重合した樹脂は、加工のため溶融押出しする場合には、予め樹脂を乾燥して水分を除き、加水分解を防ぐ工程が必要である。固相重合や乾燥によってポリエチレンー2,6−ナフタレート樹脂は結晶化しているのが普通である。PENの結晶融点は約270℃であるので、溶融温度は290℃以上まで上げる必要がある。また、樹脂の溶融温度は310℃以下とするのが好ましい。この温度を超えて溶融させたり空気中に樹脂を押出した場合、樹脂の熱や酸化劣化が促進されて、分子量の低下と樹脂の着色が起こりやすくなるので好ましくない。これを少しでも防ぐためには、溶融押出しダイのダイリップの周辺の水分や酸素をできるだけ遮断するような、雰囲気制御法を適用するのがよい。溶融温度は300℃以上307℃以下がより好ましい範囲である。
PEN樹脂の均一で透明なフィルムは、溶融樹脂を冷却ドラム上に押出して密着させて急冷することによって得られる。PEN樹脂の結晶化挙動は、残留核による結晶化と溶融樹脂中に偶発的に発生する結晶核による結晶化の二つの挙動が想定される。なお、両者の結晶化メカニズムのうち、その結晶化の速さは残留核によるものが圧倒的に大きい。本発明者らの観察によれば、残留核による結晶化の場合、ダイから押出されたPEN樹脂がフィルムに押出し直後に結晶化を起こし白化することが多かった。このフィルムの切断面をみると、溶融押出し直後に冷却ロールで急冷された側の断面はほぼ透明であったのに対して、この反対側の断面は濁るかまたは白化していた。
マスキングフィルムと共に巻き上げる、またはナーリングを付与して巻き上げて保管するなどの方法をとることによってフィルム面の傷つきや芥の付着を防ぐようにするのが好ましい。
次いで、得られたPENフィルムを賦形処理する。賦形は無延伸フィルムを作成した工程に引き続いて行ってもよいし別途準備した工程で行っても良い。一般には室温にある無延伸フィルムの極表面のみをガラス転移温度以上に上げ、賦形される。すなわち、PENの結晶化を防止すること並びに賦形されるフィルム面の極表面のみがガラス転移温度Tgを超えるが、フィルム全断面がTgを超えないように維持することが必要である。賦形処理中にフィルム全体がTgを超えないように維持するのはフィルム全体が変形するのを防ぐためである。
(1)賦形を、ガラス転移温度(Tg)以上、結晶化温度(Tcc)以下、すなわち、フィルムがその加熱温度において滞留しても結晶化を起こすことの無い温度の範囲で賦形する方法、及び、(2)結晶化温度(Tcc)よりも高い温度での賦形する方法である。本発明に用いるポリエチレン−2,6−ナフタレートでは、結晶化温度(Tcc)が190〜205℃の範囲となる。この場合、短い滞留時間(結晶化が実質的に起こらない時間)で通過させることが必要である。
また、押付圧力を高くすると、形状の賦形性(賦形率)は向上するが、賦形部に残留する歪量が増大し、加熱時の賦形形状の変化(賦形残存率)が悪化する。
図1において、本発明の賦形装置の概略図を示した。賦形前PENフィルム1を賦形ロール(彫刻成形ロール)3とニップロール4にて圧着し賦形する。賦形後のPENフィルム2を巻取りロール5によって巻き取る。
さらに、本発明のレンズフィルムは、200℃、3分間の加熱後白化しない耐熱性に優れたレンズフィルムである。
テトラクロロエタン:フェノール=4:6の混合溶媒を用いて、35℃で測定した。
硝酸カルシューム水溶液を用いた密度勾配管を用いて、25℃で浮沈法により測定した。
セイコー電子工業(株)製DSC(示差走査熱量計)220を用いて測定した。DSCの測定条件は次の通りである。試料フィルム10mgをDSC装置にセットし、昇温速度20℃/分で加熱し、300℃の温度で溶融した後、液体窒素中に急冷する。この急冷試料を10℃/分で昇温し、ガラス転移点を検知する。
アッベ式屈折計を用いて、フィルム面内の一方向の屈折率nx(例えばフィルム縦方向の屈折率nMD)と、それに直交する方向の屈折率ny(例えばフィルム横方向の屈折率nTD)をナトリウムD線(589nm)を用い、マウント液にはヨウ化メチレンもしくはヨウ化メチレンと硫黄の混合体を用いて、23℃、65%RHにて測定した。
ポリマーの密度を測定することにより求めた。
セイコー電子工業(株)製DSC(示差走査熱量計)220を用いて測定した。融解熱の測定条件は次の通りである。試料フィルム10mgをDSC装置にセットし、昇温速度20℃/分で加熱し、融解ピークを求めその面積から融解熱を計算した。
レンズフィルムの断面を切ってレーザー顕微鏡で観察した。また、レーザー顕微鏡でレンズの形状を測定した。
賦形に使用したロール表面に形成したレンズ形状の山の高さを100として、賦形によりレンズフィルムの表面に形成されたレンズ形状の山の高さを%で表した。
作成したレンズフィルムを140℃で30分間熱処理した後の形状残存率を求めた。
賦形ロールによりフィルム上に形成された山の高さを100%とし、このフィルムを140℃で30分間熱処理した後の山の高さを%で表示した。例えば、残存率が0%の場合、賦形後熱処理したときにレンズの山の高さが0になったことを意味する。
作成されたレンズフィルムを目視して、その白化の程度を観察した。
全く白化しなかった場合を○で、かすかに白化した場合を△で、ひどく白化した場合を×で示した。
得られたレンズフィルムを200℃、3分間温風式オーブン内で熱処理を行い、取り出した後のフィルムの白化状態を目視にて確認した。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステル100重量部とエチレングリコール51重量部を酢酸コバルト四水和物0.010重量部(10ミリモル%)、酢酸マンガン0.030重量部(30ミリモル%)の存在下、定法によりエステル交換反応を行いメタノール溜出20分後に三酸化アンチモン0.012重量部(10ミリモル%)を添加し、エステル交換反応終了前に正リン酸0.020重量部(50ミリモル%)を添加した。次いで295℃、1.3×102Pa以下の高真空下で重縮合反応を行い固有粘度0.47dl/gのポリエチレン−2,6−ナフタレートプレポリマーを得た。さらにこのプレポリマーを用いて定法により固相重合を行い、固有粘度0.68dl/g、結晶化度が38%のポリマーを得た。
このポリマーペレットを170℃で5時間乾燥させた後、押出し機に供給し、溶融温度305℃で溶融し、口金部1.2mmのダイスリットより押出して、表面の温度を80℃に設定した回転冷却ドラムにて急冷し厚さ約200μmの無延伸フィルムを作成した。この無延伸フィルムの特性は、下記の通りであった。
固有粘度IVが0.65dl/g、Tgが125℃、屈折率が1.645(フィルム縦方向、横方向並びに厚み方向の平均値)、密度1.330g/cm3であった。透明性や均一性に優れ、表面欠点等が無いものが得られた。得られたフィルムの幅は1050mmであった。
本発明の賦形処理においては、このフィルムから幅300mmのロールにスリットし、用いた。
本発明で実施した、賦型形状は、特に限定されるものではないが、代表例として下記の2形状で行なった。
形状(1)高さ25μm、底辺50μm、頂角90°の二等辺三角形の頂部が互いに平行に成るように直線状のレンズ部が多数連なる形状でとなるV溝加工を円周方向に加工されたエンボスロールを用いた。
形状(2)高さ100μm、底辺200μmの半円状の頂部が互いに平行に成るように直線状のレンズ部が多数連なる形状でとなるカマボコ状加工を円周方向に加工されたエンボスロールを用いた。
図1に示した賦型ロールとゴム弾性を有するゴムニップロールにて挟圧して賦型を行なった。フィルムが所定の温度に加熱された賦形ロール3に接触を開始する点で、弾性体からなるニップロール4にて圧着させた。ニップロールは20℃に水冷し、フィルムの冷却を行なった。フィルムの冷却は温度範囲190〜205℃における滞留時間が30秒以下になるようにした。加熱賦形ロール3とフィルム1との接触時間は、ロールを停止した状態で加圧ニップを行い、賦形ロールと弾性ニップロール4との接触面積と、実際のフィルムの移動速度から算出した。このとき、ロール面長は300mmである。
形状(1)の彫刻を施した賦形ロールの温度並びに賦形ロールの線圧を変えて賦形処理したPENレンズフィルムの特性を表1に示した。フィルムのプリズム形状の賦形率、その残存率(耐熱性)並びに目視による白化は、下表のとおり実施例1〜5の条件で優れたものが得られた。実施例のフィルムの融解エネルギーは最大約15J/gであった。また、密度は約1.330g/cm3で未賦形のフィルムの密度と殆ど変わらなかった。
賦形ロールの温度を下げて140℃とし、賦形線圧を高くし、賦形ロール接触時間を長くした場合(比較例1)、賦形率、賦形残存率とも極めて低いレベルであり、好ましい条件ではなかった。
上記(PENポリマーの作成)の項で述べた溶融重合プレポリマー(固有粘度IV=0.47dl/g)をさらに固相重合して(固相重合の条件を変えて)、IVが0.60dl/g、0.70dl/g、0.83dl/g(いずれも溶融押出しフィルムのIV)のものを作成した。
賦形ロール温度と賦形線圧並びに賦形ロール接触時間を一定にして、賦形処理を実施した結果を表2に示した。
上記(PENポリマーの作成)の項で述べた溶融重合プレポリマー(固有粘度IV=0.47dl/g)をさらに固相重合して、IVが0.65dl/g(溶融押出しフィルムのIV)のものを作成した。
賦形ロール温度、賦形線圧並びに賦形ロール接触時間を変えて、賦形処理を実施した結果を表3に示した。賦形ロール温度を180〜200℃の間で変えた場合、賦形ロール線圧が33〜100kg/cmであると(比較的低線圧)、賦形率並びに賦形残存率とも極めて小さいものしか得られなかった。これらの場合賦形後フィルムが結晶化することはなかった。
すなわち、賦形ロールの温度を180〜200℃とし、賦形ロールの線圧を33〜100Kg/cmのように低くした場合は賦形が殆ど行われず、賦形処理後のフィルムはその密度も融解エネルギーも小さく、処理前のフィルムと殆ど変わらなかった。
上記(PENポリマーの作成)の項で述べた溶融重合プレポリマー(固有粘度IV=0.47dl/g)をさらに固相重合して、IVが0.65dl/g(溶融押出しフィルムのIV)のものを作成した。
このフィルムを210℃〜230℃の比較的高温下、賦形線圧100〜167Kg/cmの比較的高線圧下で賦形を行った。その結果を表4に示した。
高温下・高線圧賦形の条件では賦形率、賦形残存率とも優れていたが、表4のいずれの条件でも熱処理後に白化、レンズフィルムとしては不適なものしか得られなかった。
また、比較例12〜15の賦形フィルムでは、融解エネルギーが24〜27J/g、密度が1.340g/cm3であった。
形状(2)の賦型ロールを用いて、実施例4と同様の条件にて、賦型を行なった。その結果を、下表5に示す。形状(2)は形状(1)と比較して、形状が大きい為、賦型率、残存率ともにほぼ100%に近かった。
2:賦形後PENフィルム
3:賦形ロール(彫刻成形ロール、エンボスロール)
4:ニップロール(ゴムロール)
5:巻取りフィルム
Claims (5)
- ポリエステルを構成する全ジカルボン酸成分量100モル%中、2,6−ナフタレンジカルボン酸成分が80〜100モル%であり、かつ全ジオール成分量100モル%中、エチレングリコールが80〜100モル%であり、さらにその固有粘度IVが0.56〜0.90dl/gであるポリエチレン−2,6−ナフタレート樹脂から形成されたレンズフィルムであって、賦形の形状の140℃、30分における残存率(賦形の残存率)が75%以上であり、200℃、3分間の加熱後白化しないことを特徴とした耐熱性を有するレンズフィルム。
- 20℃/minの昇温速度でDSCにて測定した融解エネルギーが20J/g以下で、かつ密度が1.330〜1.340g/cm3である請求項1記載のレンズフィルム。
- 実質的に非結晶、無配向および無延伸のポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムを、ガラス転移温度(Tg)+50℃〜融点(Tm)−20℃の範囲に加熱され表面に賦形形状を施した賦型ロールと、Tg−20℃以下に調整されたゴム弾性を有するニップロールとで圧着させることにより賦形し、賦形後フィルムを速やかにガラス転移温度(Tg)以下まで冷却することを特徴とする請求項1記載のレンズフィルムの製造方法。
- ポリエチレン−2,6−ナフタレートフィルムと賦型ロールとの接触時間が0.1〜1秒である請求項3記載のレンズフィルムの製造方法。
- レンズフィルムは、その表面に半円状の形状が連続するレンチキュラーレンズまたは三角状の形状が連続するプリズムの賦形を施した請求項1記載のレンズフィルム。
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