JP2001074178A - パイプ継手及びパイプ保持用コレット - Google Patents

パイプ継手及びパイプ保持用コレット

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JP2001074178A
JP2001074178A JP20698299A JP20698299A JP2001074178A JP 2001074178 A JP2001074178 A JP 2001074178A JP 20698299 A JP20698299 A JP 20698299A JP 20698299 A JP20698299 A JP 20698299A JP 2001074178 A JP2001074178 A JP 2001074178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給水及び給湯に用いられるパイプ継手に関し、
これを構成する部品数を少なくし、かつウォ−タ−ハン
マ−等に対する高耐衝撃性の部品を提供する。 【解決手段】パイプの差し込みを許容する拡径部を構成
したソケットと、その拡径部内に深部よりOーリングと
パイプ保持用コレットが嵌め合わされたパイプ継手であ
って、前記パイプ保持用コレットは、樹脂製円筒体と、
基部が円筒内に埋設され先端が円筒の内側に突出した複
数の金属製爪部と、円筒体の一側より金属製爪部を挟ん
で形成された複数のスリットと、からなり、スリット側
を浅部側にして拡径部内に嵌め合わせたことを特徴とす
るパイプ継手。1‥パイプ保持用コレット、2‥円筒
体、2a‥スリット、2b、2c‥傾斜面、3‥金属製
爪部、3a‥基部、3b‥爪部、3c‥リップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパイプ継手に関する
ものであり、更に詳しくはワンプッシュ型パイプ継手に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】水圧等の一定の圧力に耐えることを要求
される樹脂製パイプの連結に使用されるパイプ継手とし
ては、図11に示すようなワンプッシュ式継手が広く用
いられている。これはパイプ31が差し込まれる金属製
又は合成樹脂製のソケット32において、拡径部33内
に深部よりパイプ保持リング35、バックアップリング
36、Oーリング34を順次挿入し、ソケット32の外
周の雄ネジ部37に螺合されたキャップ38にて抜け出
しを防止したものである。
【0003】かかるパイプ継手にあっては、キャップ3
8をソケット32に螺合することによって前記Oーリン
グ34、バックアップリング36、パイプ保持リング3
5を押え込み、ここに、先端にスリ−ブ39を嵌合した
パイプ31を差し込むものである。即ち、パイプ31の
外周面をOーリング34に接触しつつ挿入し、更にパイ
プ保持リング35の各々の爪35aの拡開方向への弾性
変形下でソケット32内へ差し込み、パイプ31の表面
に当該爪35aを食い込ませることによってパイプ31
の抜け出しが阻止されることになる。尚、通常はキャッ
プ38にはフィルムカバ−が被せられ、このキャップ3
8がその後に弛められたか否かを判断するものである。
【0004】しかしながら、ソケット内にパイプ保持リ
ング、バックアップリング、Oーリング等をその順序を
間違わないように嵌合する必要があり、これを間違える
とパイプが挿入できなかったり、挿入されたとしても接
続が十分でなく水漏れの発生も避けられないこととな
る。パイプ保持リング35とパイプ31との関係にあっ
ては、爪35aがパイプ31の外周に傷即ちパイプ31
の長手方向に筋状の傷を形成してしまうことが多く、こ
のためOーリング34にてシールしたとしてもかかる筋
状の傷から漏水してしまうことがある。従って、通常の
ソケット内への配置は最深部にパイプ保持リングを、そ
れよりも浅い部位にOーリングを配置することが行われ
ている。ただし、Oーリング内をパイプが接触しつつ挿
入されるため、場合によってはこの接触抵抗によってパ
イプの挿入が完了したかのような錯覚をもたらすことが
多い。この場合にはパイプ外周にパイプ保持リングの爪
が食い込んでいないため、使用中に漏水が生じることは
避けられない。このようなことから、パイプ継手を構成
する部品点数が少ないことが望まれることは言うまでも
ない。
【0005】又、家庭内水栓に操作性の高いシングルレ
バ−が普及し、更に、フレッシュな飲料水を提供するた
めに直接水道の本管から水が得られるように水道圧力が
上げられているケースもある。従って、水栓の開閉時に
発生するウォ−タ−ハンマ−に上昇が見られる傾向にあ
る。このことから、給水・給湯用の樹脂パイプを接続す
るパイプ継手に用いられる構成部品、主としてパイプ保
持リングを水栓開閉時に発生するウォ−タ−ハンマ−に
対する高耐衝撃性を備えた構造にしなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、給水及び給
湯に用いられるパイプ継手に関し、これを構成する部品
数を少なくし、かつウォ−タ−ハンマ−等に対する高耐
衝撃性の部品を提供するものであり、更に詳しくはワン
プッシュ型パイプ継手に使用されるパイプ保持用コレッ
トを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、パイプ
継手に関するものであり、パイプの差し込みを許容する
拡径部を構成したソケットと、その拡径部内にOーリン
グとパイプ保持用コレットが嵌め合わされたパイプ継手
であって、前記パイプ保持用コレットは、樹脂製円筒体
と、基部が当該円筒体内に埋設され爪部が円筒体の内側
に突出したパイプ保持体と、円筒体の一側よりパイプ保
持体の爪部を挟んで形成された複数のスリットと、から
なり、スリット側を浅部側にして拡径部内に嵌め合わせ
たことを特徴とするものである。
【0008】そして、更に具体的には、ソケットに刻設
したネジ部に螺合するキャップにてパイプ保持用コレッ
ト及びOーリングの抜けを防止するのが良く、特に好ま
しくは、パイプ保持用コレットのスリット側外面を傾斜
面とし、これに対応させてキャップ側にかかるスリット
側外面を覆う傾斜面を形成したパイプ継手である。
【0009】そして、本発明の第2は、パイプ継手内に
配置されて給水・給湯用パイプの外表面を保持するパイ
プ保持用コレットであって、樹脂製円筒体と、基部が当
該円筒体内に埋設され先端の爪部が円筒体の内側に突出
したパイプ保持体と、円筒体の一側よりパイプ保持体の
爪部を挟んで形成された複数のスリットと、からなるも
ので、好ましくはパイプ継手に組み込まれた際に有利な
ように、円筒体のスリット側外面を傾斜面としたもので
ある。
【0010】かかるパイプ保持用コレットを構成する樹
脂材料としては、ポリフェニルサルホン、ポリエ−テル
サルホン、ポリフェニレンサルファイドが好んで用いら
れ、これに埋設される金属製爪部はステンレス製である
のが良い。
【0011】
【発明の実施の形態】従来の給水・給湯用の樹脂管を接
続する継手に用いられるパイプ保持用コレットには、ポ
リエチレンやポリサルホン等の材質が用いられており、
ポリエチレンは、熱に対する耐久性及び寸法安定性に劣
る(使用温度60℃以下)が、ポリサルホンの耐熱性及
び耐衝撃性は、これまでの一般的な水道に使用する上で
は問題はない(ノッチ付きアイゾット衝撃強度:69J
/m)。
【0012】しかしながら、今後高圧給水が進められた
場合を考慮し、本発明ではポリフェニルサルホンが好ん
でを用いられる(ノッチ付きアイゾット衝撃強度:69
0J/m)。またポリサルホンと違い、ポリフェニルサ
ルホンは原料にビスフェノ−ルAを使用しないので安全
性も高い。尚、本発明のパイプ保持用コレットに用いる
樹脂は、ノッチ付きアイゾット衝撃強度等ポリサルホン
同等以上の性能を有するポリエ−テルサルホン、ポリフ
ェニレンサルファイドでもよい。
【0013】パイプ保持用コレットの形状について更に
言及すれば、スリットの中間にパイプ保持体の爪部が突
出している。このため、ソケット内に樹脂パイプの挿入
が不充分な場合でO−リングに達していない場合には、
内部の流体がスリットの間を通り抜けて外部に流出する
ために漏水が早期に発見できることとなり、樹脂パイプ
の挿入を完全性を簡単に確認することができる。
【0014】パイプ保持体について言えば、基部と爪部
とを一つづつ備えたものであっても、これを複数形成し
たものであっても、或いは場合によっては無端状(環
状)に形成したものであってもよい。尚、パイプ保持体
は金属製であってもプラスチック製であってもよいが通
常は金属製であり、これを樹脂中に埋設するにあって
は、予め金属板を基部と爪部とにプレス成形し、基部側
に形成したリップを支持することによって樹脂を注入す
る型内の所定位置にセットし、ここに樹脂を充填するも
のであって、成形後にリップを切断することによって形
成される。
【0015】パイプ保持体について更に言及すれば、円
筒体の内面より突出する爪部にあっては円筒体の内周径
方向即ち円筒体の軸方向に直角な長尺体をなしているの
がよく、かつ円筒体と同芯状をなして突出しているのが
よい。これによって、挿入されるパイプの外表面への喰
い込みはその半径方向にほぼ均一に喰い込まれることと
なる。又、この爪部の両側が鋭いエッジを構成しないよ
うに円筒体内周面より露呈していない方が好ましく、例
えばこの爪部の両側に円筒体より突出する樹脂突起部を
形成してエッジの構成を避けることができ、この樹脂突
起部内に爪部の両側を埋設してしまうこともよい方法で
ある。かかる樹脂突起部は通常は爪部の突出量(高さ)
と略同一の突出量とされる。
【0016】このようにする理由は、爪部両側によって
エッジが形成されている場合、挿入されるパイプの性状
によっては外表面に傷を付けてしまうからである。従っ
て、爪部の両端を円筒体内周面より露呈させずに円筒体
側に向けて直線又は曲線をなして後退させてもよく、場
合によっては両側を円筒体内に埋設してしまうものであ
る。尚、爪部は円筒体内周面と同芯状とせず、曲率半径
をやや大きめとしたり、これを直線状としたりすること
も可能である。この場合にも、爪部の両側は円筒体との
関係を前記した関係即ちエッジを構成しないようにする
のが好ましい。尚、スリットは爪部及び基部のいずれの
深さよりも深いものとすることができるが、場合によっ
ては爪部の深さにまで達するだけのものでもよい。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面をもって更に詳細に説明
する。図1は本発明におけるパイプ保持用コレット1の
正面図、図2は側面図、図3はA−A線での断面図であ
る。図4は図3における拡大図である。使用された樹脂
はポリフェニルサルホンで円筒体2を構成し、スリット
2aの先端側はやや先細(肉薄)となっている。即ち、
この例では、円筒体2の内外に傾斜面2b、2cが形成
されている。尚、円筒体2の内径はパイプ外径に対し0
〜+1.0mm、外径はパイプ外径に対し+3.5〜
6.0mm程度のものが良く、長さは7〜9mm、スリ
ット深さは5〜7mm程度のものが良い。
【0018】パイプ保持用コレット1の製法の一例につ
いて概説すれば、基部3aと爪部3bとからなりこの基
部3aにリップ3cを備えたステンレス製のパイプ保持
体3を、図示しない型内にセットし、この型内にポリフ
ェニルサルホンを充填してパイプ保持用コレット1を作
製する。爪部3bはこのコレット1の内面よりもわずか
に突出するものであり、円筒体内面と同芯状にその先端
3bが形成され、かかる先端3bは円筒体の内周径方向
に向けて長尺体をなしている。かかる爪部3bはスリッ
ト2aの間に配置され、樹脂が充填された後に外側に突
出したリップ3cを切断して基部3aを円筒体2中に残
したものである。尚、この図例ではパイプ保持体3は1
つの基部3aと1つの爪部3bとからなっており、隣り
合うパイプ保持体3は各々独立した構成をなしているも
のである。尚、リップ3cは基部3aよりストレートに
伸びる構造のものであってもよい。
【0019】図5は前記したパイプ保持用コレット1を
用いたパイプ継手10の切断図である。さて、符号11
はソケットであり、これには雄ネジ12と共に拡径部1
3が形成されている。かかる拡径部13内にO−リング
14とパイプ保持用コレット1を順次深部側より嵌入す
るものであり。パイプ保持用コレット1のスリット2a
側を浅部側に向けて嵌入する。このため爪部1は深部側
に向って斜めに突出することとなる。尚、符号15は、
前記雄ネジ12に螺合する樹脂製のキャップであって、
キャップ15の先端がパイプ保持用コレット1のスリッ
ト2a側先端に対向するものであり、キャップ15の内
周面には前記した傾斜面2bに対応して傾斜面15aが
形成されたものである。キャップ15とソケット10と
の関係を更に言えば、図示はしないがソケットの拡径部
に雌ネジを刻設し、これにキャップに形成した雄ネジを
螺合することによっても同様の効果を奏する。
【0020】図6は図5に示したパイプ継手10に樹脂
パイプ20を挿入した図である。符号20は樹脂パイプ
であり、先端に金属製のカラ−21が嵌め込まれてお
り、これをソケット11内に差し込む。この際、樹脂パ
イプ20はソケット11の拡径部13の最深部につき当
たるまで差し込む必要がある。こうすることによって樹
脂パイプ20の外表面に爪部3bが喰い込むこととな
り、更にO−リング14によってシ−ルされて内部流体
の漏れが防止される。そして、内部に流体が流れて樹脂
パイプに圧力がかかった場合には、その圧力によって樹
脂パイプがやや後退する傾向になるが、パイプ保持用コ
レット1も爪部3bが食い込んだままやや移動すること
になる。この際、円筒体2の傾斜面2bとキャップ15
の傾斜面15aとが接触し、スリット2aの存在によっ
て爪部3bが形成された樹脂の部位は更に内側に曲げら
れ爪部3bの食い込みは大きなものとなり、いわゆるセ
ルフシールされ、ここに樹脂パイプ10の抜けが防止さ
れ、内部流体の漏水も完全に阻止されることとなる。
【0021】樹脂パイプ20の差し込みが不十分な場
合、即ち樹脂パイプ20が爪部3bには到達したがO−
リング14には達していない場合にも、爪部3bが一応
喰い込むことによって差し込みが完了したように感ずる
ことがあるが、この状態で施工が完了したものとすると
やがて漏水が起きてしまう。本発明にあっては爪部3b
の位置よりも内側にまでスリット2aが存在しているた
め、このスリット2aを通って内部流体は容易に漏れる
こととなり、水圧試験によって差し込み不足は容易に発
見できることとなる。
【0022】図7は別のパイプ保持用コレットを用いた
パイプ継手の一部切断図である。この例にあっては、円
筒体2の外側に傾斜面2bを形成し、円筒状のキャップ
15にはソケット11の拡径部13に嵌り合う、前記傾
斜面2bと対向する内向きの傾斜面15aを形成したも
のである。この例ではパイプ20の先端に嵌め込まれた
カラー21の先端は内向きに傾斜面が形成され、ソケッ
ト内へ挿入しやすくしている。さて、パイプ20が嵌め
込まれ、その後流体の圧力がかかった場合にはパイプ2
0はやや後退することとなるが、図6の場合と同様に円
筒体2の傾斜面2bとキャップ15の傾斜面15aとが
接触し、スリット2aの存在によって爪部3bが形成さ
れた樹脂の部位は更に内側に曲げられ爪部3bの食い込
みは大きなものとなり、いわゆるセルフシールされ、こ
こに樹脂パイプ10の抜けが防止され、内部流体の漏水
も完全に阻止されることとなる。
【0023】図8は本発明のパイプ保持用コレットの第
2例を示す一部拡大正面図であり、爪部3bの両側に円
筒体より突出する樹脂突起部1aを形成したものであ
り、この突起部1aの存在により、爪部2bの両側によ
って鋭いエッジを構成してしまうことがなくなる。尚、
この突起部1aはほぼ爪部2bの高さと同じとするもの
である。そして、図示はしないがこの爪部2bの両側を
かかる突起部1a内にて埋設することもよい手段であ
る。
【0024】図9は本発明のパイプ保持用コレットに用
いられるパイプ保持体3の別例を示す展開図及び各部位
における拡大断面図であり、基部3aは連続しており、
爪部3bのみが区画されて形成された構造をなしてい
る。この例にあっては、前記リップ3cを形成すること
なく型内にセットすることも可能であり、製造工程での
簡略化が達成できる。
【0025】図10は本発明のパイプ保持用コレット1
の更に別例を示す拡大正面図であり、全体構造としては
図1の例に示すものとほぼ同じであり、爪部3bは直線
状となっていて、その両端を円筒体2の中に埋設されて
おり、エッジを構成することを避けたものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように特別な形状のパイ
プ保持用コレットを採用したことにより、パイプ継手を
構成する部品数が少なくてすみ組立時の作業の手間が省
けると共に、作業ミスも極めて低減することとなった。
そして、このパイプ保持用コレットに用いられた樹脂は
いずれも耐衝撃強度の極めて高い樹脂をあえて選択した
ものであって、より大きなウォ−タ−ハンマ−が発生し
た際にもこれに充分耐えることができることとなったも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のパイプ保持用コレットの正面図
である。
【図2】図2は図1のパイプ保持用コレットの側面図で
ある。
【図3】図3は図1のA−A線での断面図である。
【図4】図4は図3における拡大図である。
【図5】図5は図1〜図4に示したパイプ保持用コレッ
トを用いたパイプ継手の一部切断図である。
【図6】図6は図5のパイプ継手に樹脂パイプを挿入し
た一部切断図である。
【図7】図7は別のパイプ保持用コレットを用いたパイ
プ継手の一部切断図である。
【図8】図8は本発明のパイプ保持用コレットの別例を
示す一部拡大断面図である。
【図9】図9は本発明のパイプ保持用コレットに用いら
れるパイプ保持体の一例を示す展開図及び各部位での拡
大断面図である。
【図10】図10は本発明のパイプ保持用コレットの更
に別例の拡大正面図である。
【図11】図11は従来のパイプ継手の一部切断図であ
る。
【符号の説明】
1‥パイプ保持用コレット、 2‥円筒体、 2a‥スリット、 2b、2c‥傾斜面、 3‥パイプ保持体、 3a‥パイプ保持体の基部、 3b‥パイプ保持体の爪部、 3c‥パイプ保持体のリップ、 10‥パイプ継手、 11‥ソケット、 12‥雄ネジ、 13‥拡径部、 14‥O−リング、 15‥樹脂製のキャップ、 15a‥傾斜面、 20‥樹脂パイプ、 21‥金属製カラー。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの差し込みを許容する拡径部を構
    成したソケットと、その拡径部内にOーリングとパイプ
    保持用コレットが嵌め合わされたパイプ継手であって、
    前記パイプ保持用コレットは、樹脂製円筒体と、基部が
    当該円筒体内に埋設され爪部が円筒体の内側に突出した
    パイプ保持体と、円筒体の一側よりパイプ保持体の爪部
    を挟んで形成された複数のスリットと、からなり、スリ
    ット側を浅部側にして拡径部内に嵌め合わせたことを特
    徴とするパイプ継手。
  2. 【請求項2】 ソケットに刻設したネジ部に螺合するキ
    ャップにてパイプ保持用コレット及びOーリングの抜け
    を防止した請求項1記載のパイプ継手。
  3. 【請求項3】 パイプ保持用コレットのスリット側外面
    を傾斜面とした請求項1記載のパイプ継手。
  4. 【請求項4】 キャップにパイプ保持用コレットのスリ
    ット側外面を覆う傾斜面を形成した請求項1記載のパイ
    プ継手。
  5. 【請求項5】 パイプ継手内に配置されて給水・給湯用
    パイプの外表面を保持するパイプ保持用コレットであっ
    て、樹脂製円筒体と、基部が当該円筒体内に埋設され先
    端の爪部が円筒体の内側に突出したパイプ保持体と、円
    筒体の一側よりパイプ保持体の爪部を挟んで形成された
    複数のスリットと、からなることを特徴とするパイプ保
    持用製コレット。
  6. 【請求項6】 円筒体のスリット側外面を傾斜面とした
    請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  7. 【請求項7】 パイプ保持体の爪部が円筒体内周径方向
    に長尺体をなして突出した請求項5記載のパイプ保持用
    コレット。
  8. 【請求項8】 パイプ保持体の爪部は円筒体と同芯状を
    なして突出した請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  9. 【請求項9】 パイプ保持体の爪部の両側に、円筒体の
    内側より当該爪部の突出高さと略同一の突起部を形成し
    た請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  10. 【請求項10】 パイプ保持体の爪部の両側は突起部中
    に埋設された請求項8記載のパイプ保持用コレット。
  11. 【請求項11】 パイプ保持体の爪部の両側は円筒体内
    周面に向けて後退した形状とした請求項5記載のパイプ
    保持用コレット。
  12. 【請求項12】 パイプ保持体の爪部の両側は円筒体内
    に埋設された請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  13. 【請求項13】 スリットの深さはパイプ保持体の爪部
    と基部の深さに達した深さである請求項5記載のパイプ
    保持用コレット。
  14. 【請求項14】 スリットの深さはパイプ保持体の基部
    に達しない深さである請求項5記載のパイプ保持用コレ
    ット。
  15. 【請求項15】 パイプ保持体に基部と爪部が夫々一つ
    づつ形成された請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  16. 【請求項16】 パイプ保持体の基部が円筒体の周方向
    に連続したものである請求項5記載のパイプ保持用コレ
    ット。
  17. 【請求項17】 円筒体を構成する樹脂がポリフェニル
    サルホンである請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  18. 【請求項18】 円筒体を構成する樹脂がポリエ−テル
    サルホンである請求項5記載のパイプ保持用コレット。
  19. 【請求項19】 円筒体を構成する樹脂がポリフェニレ
    ンサルファイドである請求項5記載のパイプ保持用コレ
    ット。
  20. 【請求項20】 円筒体を構成する樹脂中に埋設される
    パイプ保持体がステンレス製である請求項5記載のパイ
    プ保持用コレット。
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