JP2001074139A - 車両の前後進切り替え装置 - Google Patents

車両の前後進切り替え装置

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JP2001074139A
JP2001074139A JP29141999A JP29141999A JP2001074139A JP 2001074139 A JP2001074139 A JP 2001074139A JP 29141999 A JP29141999 A JP 29141999A JP 29141999 A JP29141999 A JP 29141999A JP 2001074139 A JP2001074139 A JP 2001074139A
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識 成田
Toshiyuki Kubota
俊行 窪田
Katsumi Ebara
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 リバースストッパ部材とリバース検出スイッ
チ間のワイヤー接続を廃止する。 【解決手段】 リバースストッパー軸85には別にスイ
ッチ作動アーム90を一体に設け、その先端側である接
触子91の回動軌跡内へプッシュロッド93が突出する
ようにリバース検出スイッチ92を配置し、後ケースカ
バー12へ取付ける。リバースストッパー軸85はワイ
ヤーを介してブレーキレバー側のリバースセレクトレバ
ーによりリバースストッパーアーム83がリバース用カ
ム溝84から脱出する方向へ回動され、リバースストッ
パーアーム83がシフトドラム80のロックを解除した
とき、スイッチ作動アーム90の接触子91はプッシュ
ロッド93をリバース検出スイッチ92内へ押し込んで
リバース検出スイッチ92をオンにし、リバース解除信
号をチェンジ機構の制御装置へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、共通のシフトド
ラムを用いて前進及び後進の切り替えを行うようにした
車両の前後進切り替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなものの一例として、特公平2
−55668号がある。この例では、前進用と後進用の
スピンドルを別々に設けて操作するようになっている。
一方、後進切り替え操作子を操作することにより行うよ
うにしたものもあり、例えば電動チェンジシステムを搭
載した4輪バギー車等の車両におけるリバース操作は、
ブレーキレバーを握る際にリバースセレクターレバーを
作動させるためのシェアーピンを押し込み、ブレーキレ
バーと同時にリバースセレクターレバーを作動させ、シ
フトドラムのリバース側回転を抑制するアームを解除し
た上で、リバース実行ボタンを押すようにしたものがあ
る。このようにして、リバースセレクターレバーが確実
に作動したことをブレーキレバーの根元に配置されてい
るリバース検出スイッチが感知しなければリバース実行
ボタンを押してもコントロールモーターは作動しないよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記リバース検出スイ
ッチは、ブレーキレバーの根元付近に配置されているた
め、木の枝、先行車からの泥、小石の飛散等から保護す
る必要がある。また、ゴムのカバーをめくるなどする
と、容易にリバース検出スイッチが見えるため、間違え
て分解されたりいたずらされる恐れもある。さらにリバ
ース検出スイッチと前記シフトドラムの回転抑制用アー
ムの間にワイヤーを連結し、ワイヤーの弛緩によりアー
ムの解除状態と判定するようになっているため、このワ
イヤーが何らかの原因で切れた場合には、シフトドラム
のロックが解除されていない状態でリバース検出スイッ
チが入ることになり、その結果、制御モーターは後進側
へ切り替わるよう作動しようとするが、シフトドラムが
前記アームに干渉してシフトができなくなる。本願発明
は、係る問題点の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明に係る車両の前後進切り替え装置は、車両
の後進時に後進切り替え操作子のロックを解除してこれ
を行う車両の前後進切り替え装置において、シフトドラ
ムの回転をロックするリバースストッパシャフトとリバ
ースストッパシャフトの回転を検出するニュートラルス
イッチとからなり、前記ニュートラルスイッチはクラン
クケース側面のリバースストッパシャフト近傍に設けた
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の効果】リバース検出スイッチをリバースストッ
パ部材の近傍に配置したので、リバースストッパ部材の
ロック解除動作によりリバース検出スイッチを直接作動
させることができる。このため、従来のようにリバース
ストッパ部材との間にワイヤーを連結する必要がなくな
り、ワイヤー切断時における後進側切り替え不能の事態
が発生せず、かつシフトドラムやリバースストッパ部材
の耐久性を損なうこともない。また、リバース検出スイ
ッチをクランクケース等のエンジンのケースに取付けた
ので、誤分解やいたずらされにくくなり、かつ、不整地
走行時等における木の枝、泥、飛石等からの保護も容易
になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて4輪バギー車
へ適用された一実施例を説明する。まず図2により4輪
バギー車の全体構造を概説する。この4輪バギー車は、
車体フレーム1の前後へそれぞれ左右一対づつの前輪2
及び後輪3を備え、車体フレーム1の中央部にエンジン
と変速機を一体に備えたパワーユニット4が支持されて
いる。パワーユニット4はクランク軸5を車体の前後方
向へ向けて配置する縦置き形式である。
【0007】この4輪バギー車は4輪駆動式であり、パ
ワーユニット4の下部にクランク軸5と平行に設けられ
ている出力軸6により、前輪プロペラ軸7を介して前輪
2を駆動し、後輪プロペラ軸8を介して後輪3を駆動す
る。
【0008】パワーユニット4を構成するクランクケー
ス10の前側は前ケースカバー11で覆われ、後部側は
後ケースカバー12で覆われ、これらで本願におけるエ
ンジンのケースに相当する。パワーユニットケースを構
成している。クランクケース10はさらに前ケース10
aと後ケース10bとに前後へ分割されている。また、
クランクケース10の上部にはシリンダブロック13、
シリンダヘッド14及びシリンダヘッドカバー15が取
付けられ、シリンダヘッド14の吸気口へは気化器16
が接続され、さらにこの気化器16には後方からエアク
リーナー17が接続されている。シリンダヘッド14の
排気口には排気管18が接続されている。
【0009】パワーユニット4の前方にはオイルクーラ
ー20がその冷却面を進行方向へ向けて配置され、送り
側ホース21を介してクランクケース10に設けられた
オイルポンプと通じ、戻り側ホース22を介してクラン
クケース10内に設けられたオイルポンプと通じてい
る。図中の符号23は冷却ファン、24はハンドル、2
5は燃料タンク、26は鞍乗り型シートである。
【0010】図3はパワーユニット4の伝動機構部分に
つき、その構成各軸を結んで平行に切断した縦断面を概
略表示するものであり、図中の符号40はクランク軸5
の一端に設けられた公知の遠心クラッチ機構からなる発
進クラッチ、41は他端側に設けられたACG、42は
コンロッド、43はピストンである。
【0011】変速機44は公知の常時噛み合い式変速機
であり、クランク軸5と平行に配設されるメイン軸45
とカウンタ軸46を備え、メイン軸45の一端に変速ク
ラッチ47を設けてクランク軸5から伝達される駆動力
をメイン軸45へ断続させるとともに、メイン軸45と
カウンタ軸46の間に常時噛み合う多数の変速ギヤ列4
8を設け、その変速出力をカウンタ軸46の一端に設け
られたファイナル駆動ギヤ49から出力軸6上のファイ
ナル被動ギヤ50へ出力するようになっている。
【0012】この変速機44は、前進5段、後進1段の
切り替え構造であり、電動チェンジ機構によりシフトさ
れる。図4は前進側の構造を示している。この図におい
て、メイン軸45上には、1速ギヤ51、2速ギヤ52
が一体に形成され、3速ギヤ53は第1シフター56の
外周部に形成され、4速ギヤ54及び5速ギヤ55はメ
イン軸45上を遊転自在になっている。
【0013】第1シフター56はスプライン結合により
軸方向移動自在であり、両側にドグクラッチを構成する
突起57,58を備え、突起57は4速ギヤ54の突起
54aと係合し、突起58は5速ギヤ55の係合穴55
aと係合する。
【0014】カウンタ軸46上には、リバースギヤ6
0、1速ギヤ61、2速ギヤ62、3速ギヤ63が遊転
自在に支持され、4速ギヤ64は、第3シフター70の
外周上に形成され、5速ギヤ65とファイナル駆動ギヤ
49はそれぞれ固定されている。
【0015】リバースギヤ60と2速ギヤ62の間には
第2シフター66がスプライン結合により軸方向移動自
由に設けられ、その両端の突起67と68はそれぞれド
グクラッチを構成し、突起67は2速ギヤ62の係合穴
62aと係合し、突起68はリバースギヤ60の係合穴
68aと係合する。
【0016】第3シフター70もスプライン結合により
軸方向移動自在であり、両側の突起71と72はドグク
ラッチを構成し、突起71は1速ギヤ61の係合穴61
aと係合し、突起72は3速ギヤ63の63aと係合す
る。
【0017】カウンタ軸46上の各ギヤ60,61,6
2,63,及び65はそれぞれメイン軸45上の対応す
るギヤと常時噛み合い関係にあるので、第3シフター7
0により1速ギヤ61と係合すれば、ファイナル駆動ギ
ヤ49から1速で出力し、同様に第2シフター66を2
速ギヤ62と係合すれば2速、第3シフター70を3速
ギヤ63と係合すれば3速でそれぞれ出力する。
【0018】また、カウンタ軸46と一体回転する4速
ギヤ64と5速ギヤ65は、第1シフター56により切
り替え、第1シフター56を4速ギヤ54と係合したと
き4速ギヤ64から4速出力、第1シフター56を5速
ギヤ55と係合したとき燃料タンク25から5速出力す
る。
【0019】また、リバースギヤ60は、後進側の構造
を示す図5で明らかなように、リバースアイドル小歯車
75と噛み合っている。このリバースアイドル小歯車7
5は、メイン軸45及びカウンタ軸46と平行なアイド
ル軸76上に支持され、2速ギヤ52と噛み合うリバー
スアイドル大歯車77と一体の同心ギヤになっている。
【0020】したがって、リバースギヤ60はカウンタ
軸46上で、常時他のギヤと逆回転しており、第2シフ
ター66をリバースギヤ60と係合することにより、カ
ウンタ軸46を逆回転させて、ファイナル駆動ギヤ49
からファイナル被動ギヤ50へ後進回転を出力する。
【0021】図1は、シフト切り替え機構を示し、シフ
トドラム80は、チェンジ機構81を電動で駆動するこ
とにより回動し、カム溝82に一端を係合した図示しな
いシフトクォークが対応するシフター(56,66,7
0)を軸方向へ移動又は停止することによりシフト切り
替えを行う。
【0022】チェンジ機構81は、所定の条件に適合し
たときのみ制御モーター(図示せず)が後進駆動し、シ
フトドラム80を逆回転させて第2シフター66による
前記切り替えを行う。但し、この条件に適合しない状態
では、リバースストッパーアーム83がシフトドラム8
0のリバース用カム溝84に係合し、シフトドラム80
の逆回転を阻止している。
【0023】リバースストッパーアーム83の一端は、
シフトドラム80と平行なリバースストッパー軸85へ
溶接され、リバースストッパー軸85は一端を後ケース
10bの一部に形成されたボス部86に支持され、他端
を後ケースカバー12から外方へ突出して回動自在に支
持され、コイルスプリング87により、リバースストッ
パーアーム83がリバース用カム溝84へ嵌合する方向
へ回動付勢されている。
【0024】リバースストッパー軸85の他端には後ケ
ースカバー12の外でリバースストッパーレバー88が
取付けられ、これと図示しないリバースセレクトレバー
との間をワイヤー89で連結されている。リバースセレ
クトレバーはハンドル24のハンドルレバー近傍に設け
られている後進の意思確認用部材であり、シェアピンの
押し込みにより作動し、ワイヤー89を介してリバース
ストッパー軸85をコイルスプリング87の付勢力に反
して回動させ、リバースストッパーアーム83をリバー
ス用カム溝84から脱出させるようになっている。
【0025】リバースストッパー軸85には、リバース
ストッパーアーム83と別にスイッチ作動アーム90の
一端が一体に取付けられ、他端の接触子91がリバース
ストッパー軸85の回動に伴って、その回動軌跡内へ突
出しているリバース検出スイッチ92のプッシュロッド
93を進退させてリバース検出スイッチ92をオン・オ
フさせる。すなわち、リバースストッパーアーム83が
リバース用カム溝84へ嵌合しているとき、接触子91
はプッシュロッド93を解放し、プッシュロッド93は
リバース検出スイッチ92から突出してスイッチオフと
なっている。なお、リバースストッパーアーム83及び
リバースストッパー軸85は、本願発明における後進切
り替え操作子並びにリバースストッパ部材に相当する。
【0026】リバースストッパーアーム83が回動し
て、リバース用カム溝84から外れるとスイッチ作動ア
ーム90もリバースストッパーアーム83及びリバース
ストッパー軸85と一体に回動し、その回動軌跡内へ突
出しているプッシュロッド93に接触してこれをリバー
ス検出スイッチ92内へ押し込むことによりリバース検
出スイッチ92がオンとなり、リバースストッパ解除の
信号を電動チェンジ機構の制御部(図示せず)へ入力す
る。
【0027】リバース検出スイッチ92は後ケースカバ
ー12に形成されたボス94へネジ込みで取付けられ、
自動2輪車で使用されているニュートラルスイッチと同
じものを使用している。但し、別の専用スイッチを設け
ることは任意であり、かつプッシュロッド93の進退と
リバース検出スイッチ92のオン・オフ関係bを逆にす
ることも自由にできる。
【0028】図6は、シフトドラム80を軸方向から示
す図であり、リバース用カム溝84はほぼシフトドラム
80の全周に及び円弧溝であるが、周方向端部に形成さ
れない部分があり、この部分がストッパー段部95をな
している。リバースストッパーレバー88の先端96は
リバース用カム溝84内へ嵌合する方向へ付勢され、シ
フトドラム80が前進方向(F矢示方向)へ回動するこ
とを許容し、後進方向(R矢示方向)へ逆回転しようと
するとストッパー段部95を突き当ててこれを阻止す
る。
【0029】次に、本実施例の作用を説明する。後進に
切り替える場合、ハンドルのブレーキレバーを握るとと
もに、シェアーピンを押してリバースセレクトレバーを
作動させる。これにより、ワイヤー89を介してリバー
スストッパー軸85がコイルスプリング87の付勢力に
抗して回動し、リバースストッパーアーム83をリバー
ス用カム溝84から脱出させる。すると同時にスイッチ
作動アーム90がリバースストッパー軸85と一体回動
して接触子91がプッシュロッド93を押し込むことに
よりリバース検出スイッチ92をオンにして、リバース
ストッパ解除信号を電動チェンジ機構の制御部へ出力す
る。
【0030】電動チェンジ機構の制御部は、このリバー
スストッパ解除信号の入力を条件とし、その後乗貢がリ
バース実行ボタンを押すことにより制御モーターを作動
させ、チェンジ機構を介してシフトドラム80を後進側
へ駆動させてシフトを後進側へ切り替える。
【00031】このように、リバース検出スイッチ92
の設置場所を後ケースカバー12にしたので、乗員等か
ら見えにくくなり、誤分解やいたずらされにくくなる。
また、不整地走行などに伴う、木の枝、先行車からの
泥、小石の飛散等に対しても保護が容易になり高い信頼
性を確保できる。さらにセレクターレバーとリバースス
トッパー軸85の間に設けたワイヤー89が切れても、
リバース検出スイッチ92が入ることがない。そのう
え、リバース検出スイッチ92としてニュートラルラン
プを点灯するのに使用し多数の量産実績のあるニュート
ラルスイッチを用いたので、高信頼性かつ低コストにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リバースストッパ機構を示す断面図
【図2】 本実施例の適用される4輪バギー車の車体要
部側面図
【図3】 そのパワーユニットの縦断面図
【図4】 変速機の前進側断面図
【図5】 その後進側断面図
【図6】 シフトドラムを軸方向から示す図
【符号の説明】
4:パワーユニット、5:クランク軸、10:クランク
ケース、12:後ケースカバー、44:変速機、45:
メイン軸、46:カウンタ軸、80:シフトドラム、8
3:リバースストッパーアーム、85:リバースストッ
パー軸、90:スイッチ作動アーム、92:リバース検
出スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月20日(1999.9.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】パワーユニット4の前方にはオイルクーラ
ー20がその冷却面を進行方向へ向けて配置され、送り
側ホース21を介してクランクケース10に設けられた
オイルポンプと通じ、戻り側ホース22を介してクラン
クケース10内に通じている。図中の符号23は冷却フ
ァン、24はハンドル、25は燃料タンク、26は鞍乗
り型シートである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】リバースギヤ60と2速ギヤ62の間には
第2シフター66がスプライン結合により軸方向移動自
由に設けられ、その両端の突起67と68はそれぞれド
グクラッチを構成し、突起67は2速ギヤ62の係合穴
62aと係合し、突起68はリバースギヤ60の係合穴
60aと係合する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、カウンタ軸46と一体回転する4速
ギヤ64と5速ギヤ65は、第1シフター56により切
り替え、第1シフター56を4速ギヤ54と係合したと
き4速ギヤ64を介して4速出力、第1シフター56を
5速ギヤ55と係合したとき5速ギヤ65を介して5速
出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】リバース検出スイッチ92は後ケースカバ
ー12に形成されたボス94へネジ込みで取付けられ、
自動2輪車で使用されているニュートラルスイッチと同
じものを使用している。但し、別の専用スイッチを設け
ることは任意であり、かつプッシュロッド93の進退と
リバース検出スイッチ92のオン・オフ関係を逆にする
ことも自由にできる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図6は、シフトドラム80を軸方向から示
す図であり、リバース用カム溝84はほぼシフトドラム
80の全周に及円弧溝であるが、周方向端部に形成さ
れない部分があり、この部分がストッパ−段部95をな
している。リバースストッパーレバー88の先端96は
リバース用カム溝84内へ嵌合する方向へ付勢され、シ
フトドラム80が前進方向(F矢示方向)へ回動するこ
とを許容し、後進方向(R矢示方向)へ逆回転しようと
するとストッパ−段部95を突き当ててこれを阻止す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このように、リバース検出スイッチ92を
リバースストッパ部材を構成するリバースストッパー軸
85等の近傍に配置したので、リバースストッパー軸8
5のロック解除動作によりスイッチ作動アーム90でリ
バース検出スイッチ92を直接作動させることができ
る。このため、従来のようにリバースストッパ部材とリ
バース検出スイッチ92の間にワイヤーを連結する必要
がなくなり、ワイヤー切断時における後進側切り替え不
能の事態が発生せず、かつシフトドラム80やリバース
ストッパ部材の耐久性を損なうこともない。また、リバ
ース検出スイッチ92の設置場所を後ケースカバー12
にしたので、乗員等から見えにくくなり、誤分解やいた
ずらされにくくなる。また、不整地走行などに伴う、木
の枝、先行車からの泥、小石の飛散等に対しても保護が
容易になり高い信頼性を確保できる。さらにセレクター
レバーとリバースストッパー軸85の間に設けたワイヤ
ー89が切れても、リバース検出スイッチ92が入るこ
とがない。そのうえ、リバース検出スイッチ92として
ニュートラルランプを点灯するのに使用し多数の量産実
績のあるニュートラルスイッチを用いたので、高信頼性
かつ低コストになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月25日(1999.11.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の効果】リバース検出スイッチをリバースストッ
パ部材の近傍に配置したので、リバースストッパ部材の
ロック解除動作によりリバース検出スイッチを直接作動
させることができる。このため、従来のようにリバース
ストッパ部材との間にワイヤーを連結する必要がなくな
り、ワイヤー切断時における後進側切り替え不能の事態
が発生しない。また、リバース検出スイッチをクランク
ケース等のエンジンのケースに取付けたので、誤分解や
いたずらされにくくなり、かつ、不整地走行時等におけ
る木の枝、泥、飛石等からの保護も容易になる。
フロントページの続き (72)発明者 荏原 克己 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J067 AA02 AB06 AB23 AC05 AC53 BA17 BA56 CA31 FA53 FA62 FB42 FB76 FB90 GA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を後進させるとき、後進切り替え操作
    子のロックを解除を要する車両の前後進切り替え装置に
    おいて、シフトドラムの後進側回転をロックするリバー
    スストッパ部材と、このリバースストッパ部材のロック
    解除を検出するリバース検出スイッチとを備え、このリ
    バース検出スイッチをエンジンのケース側面のリバース
    ストッパ部材近傍に設けたことを特徴とする車両の前後
    進切り替え装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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