JP2001073381A - 木組み法面保護工法 - Google Patents
木組み法面保護工法Info
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Abstract
法面表土の流出を抑えることができ、木製の法面補強枠
とロープを用いるようにしてコストを抑制した法面保護
工法を提供することにある。 【解決手段】 法面上に横木2と縦木3を格子状になる
ように組み合わせ、主アンカー7及び補助アンカー8で
横木2と縦木3を法面に固定し、横木2と縦木3のロー
プ用穴2a,3aに横ロープ4と縦ロープ5をそれぞれ
貫通させて縦横にはり渡した。
Description
・垂直壁面(明細書中法面と総称する)にアンカーと繊
維ロープ・化学繊維ロープ・金属製のワイヤーロープ・
多条ロープ(明細書中ロープと総称する)を用いて木製
の法面補強枠を固定して法面が崩壊・崩落しないように
法面を安定・保護する木組み法面保護工法に関する。
めには、コンクリートを法面に直接吹付けたり、芝など
の植物を植るなどの工法が取られていた。しかし、芝な
どの植物は根を十分にはらないと雨による法面表土の流
出を抑える効果が十分でなく、根を十分にはるためには
時間がかかっていた。コンクリートを法面に直接吹付け
てコンクリートで法面の表面を固める工法では、雨によ
る法面表土の流出を抑えることはできるが、施工に時間
がかかりコストが高いものになっていた。
する課題は従来のこれらの問題を解消し、簡単に法面に
設置することができ、雨による法面表土の流出を抑える
ことができ、緑化に有利で、木製の法面補強枠とロープ
を用いるようにしてコストを抑制した木組み法面保護工
法を提供することにある。
発明の構成は、 1) 所定長さの横木と縦木を複数用意し、法面上に前
記横木と前記縦木を格子状になるように組み合わせて配
置し、アンカーを横木・縦木に貫通させて法面に打ち込
んで法面に横木・縦木を固定し、前記横木・前記縦木を
貫通させて格子状に縦横のロープをはり渡し、法面表面
に複数の横木と縦木を格子状に接地し、縦横のロープと
アンカーでこれらを固定して木製の法面補強枠を構築す
ることを特徴とする木組み法面保護工法 2) 格子状の一つの格子の上辺及び下辺がそれぞれ一
本の横木で構成され、格子状の一つの格子の左辺及び右
辺がそれぞれ一本の縦木で構成され、前記横木及び前記
縦木を格子の交点位置でそれぞれ傾動可能に連結した前
記1)記載の木組み法面保護工法 3) 格子状にはり渡したロープの交差部分を金具で連
結した前記1)又は2)に記載の木組み法面保護工法 4) 格子状にはり渡したロープの交差部分を互いに編
み込むようにした前記1)又は2)に記載の木組み法面
保護工法 5) 横木と縦木で形成した格子内に栽培用の土と植物
の種子を設置した前記1)〜4)いずれかに記載の木組
み法面保護工法 6) 法面の下側から順に上側に向って横木と縦木を格
子状に設置し、設置した横木と縦木の格子を足場にして
その上方の横木と縦木を格子状に設置し、設置後にロー
プを横木・縦木に貫通させて格子状に縦横のロープをは
り渡すようにした前記1)〜5)いずれかに記載の木組
み法面保護工法にある。
は、所定長さの横木と縦木を法面上に格子状に組み合わ
せて配置する。次に配置した横木と縦木にアンカーを貫
通させて法面に打ち込んで横木と縦木を固定し、横木と
縦木を貫通させて格子状にロープをはり渡して法面上に
木製の法面補強枠を構築する。木製の横木、縦木とロー
プを用いることで安価な構成にすることができ、格子状
に組み合わせることで強度を強くする。さらに格子状に
はり渡したロープによってさらに格子の強度は強くな
り、法面補強枠を安定して法面に固定できる。格子の上
辺・下辺を一本の横木で構成し、格子の左辺・右辺を一
本の横木で構成し、それぞれを傾動可能に連結したもの
は、格子の四隅となる位置がそれぞれ法面の凹凸に合わ
せて、法面に対して垂直となる方向に移動することを可
能にする。格子状にはり渡したロープの交差部分を金具
で保持したものは、縦横のロープが相方の強度で交差部
分を支持するようにして強度を強くして格子の保持を行
なうことができる。格子状にはり渡したロープの交差部
分を互いに編み込むようにしたものは、縦横のロープを
交差部分で編み込んで一体として強度を強くして格子の
保持を強く行なうことができる。格子内に栽培用の土と
植物の種子を設置したものは、格子によって栽培用の土
が流出するのを防ぎ、植物の種子が格子内で生育するよ
うにし、植物の根が法面の地中にはるようにして植物に
よって法面を長期的に安定・保護できるようにする。法
面の下側から順に上側に向って横木と縦木を格子状に設
置していくようにしたものは、下側に格子状に組んだ横
木と縦木を足場にして順に上側に組んでいくことができ
る。
金属線を用いたワイヤロープなどがあり、所定の強度が
あれば、どのようなものを用いてもかまわない。アンカ
ーは地面又は法面に確実に固定できるように打ち込み用
の棒状になっているものや板止めを備える形状になった
ものを用途に合わせて用いるのが好ましい。縦木と横木
との連結部分は、金具を用いて連結してもよいし、接着
や紐等で固定するものでもよい。さらに縦木と横木によ
って構成される法面補強枠が法面の凹凸に合わせて一部
変形可能となるよう縦木と横木がそれぞれ傾動できるよ
うに連結されるのが望ましい。縦木及び横木は断面が角
形状でも円形状でもどのようなものでもよい。ロープの
太さは、必要な強度、張力、ロープの材質から決められ
る。ロープの交差部分を連結する金具は、金具に設けた
内穴に交差させたロープを通すものや、クリップなどに
よって固定するものなどがあり、格子状に横木・縦木を
設置後にロープを張る場合には、交差部分はゆるい嵌合
にして、縦横のロープがいずれも直線的に張ることがで
きるのが好ましい。横木・縦木には間伐材などの廃材を
使用してコストを抑制するのが好ましい。格子の間隔は
運搬性,施工性,法面の起伏への対応を考慮すると1m
前後が好ましい。横木及び縦木の格子の交点位置でのそ
れぞれ傾動自在な連結には、金具やボルトナット・木製
の軸を用いて軸支してもよいし、法面に合わせて傾けた
状態でアンカーによって固定し、その状態で金具等で連
結するようにしてもよい。
体的に説明する。図1〜3に示す実施例は、間伐材を横
木及び縦木として用い、化学繊維製のロープを用い、格
子状の一つの格子の上辺及び下辺がそれぞれ一本の横木
で構成され、格子状の一つの格子の左辺及び右辺がそれ
ぞれ一本の縦木で構成され、横木及び縦木をそれぞれ傾
動可能に連結し、格子状にはり渡したロープの交差部分
を金具で固定し、法面の下側から順に上側に向って横木
と縦木を格子状に設置していくようにした木組み法面保
護工法の例である。図1は、実施例の木組み法面保護工
法の説明図である。図2は、実施例の木組み法面保護工
法の説明図である。図3は、実施例の木組み法面保護工
法の説明図である。図4は、実施例1の木組み法面保護
工法の説明図である。図中、1は法面補強枠、2は横
木、2aはロープ用穴、3は縦木、3aはロープ用穴、
4は横ロープ、5は縦ロープ、6は補強金具、7は主ア
ンカー、8は補助アンカー、9はクロスリング、10は
L字金具、11はボルト、12はナット、13はワッシ
ャー、14は止め金具、15は羽根付アンカー、16は
植生どのう、17はカヤ株、aは法面である。本実施例
では、図1〜4に示すように法面に木製の法面補強枠を
構築する。
一辺の長さとなるよう短いものにし、間伐材の四角柱形
状のものを用いている。実施例1の横木2及び縦木3の
寸法は、縦9cm,横9cm、長さ110cmである。
この横木2及び縦木3の中央部分に直径12mmのロー
プを通すための直径が12mmより大きい貫通したロー
プ用穴2a,3aを設ける。また、横木2及び縦木3の
両端近くにはボルトを通すための取付用の穴を設ける。
この取付用の穴はボルトより大きく遊びとなる部分を設
けておき、横木2及び縦木3が傾動できるようにする。
横ロープ4,縦ロープ5には実施例1では強度の強い化
学繊維製のロープを用いている。横ロープ4,縦ロープ
5は直径が12mmのものを用いている。補強金具6は
コ字状の金属製で、両端が鋭い形状になっている。主ア
ンカー7は金属製の棒状のもので、後端部分を折り返し
て止め部を形成している。補助アンカー8は主アンカー
7より短い金属製の棒状のもので、後端部分を折り返し
て止め部を形成している。クロスリング9は直径5mm
の亜鉛鉄線を外径が50mmとなるように環状にしたも
のである。L字金具10は金属板を略直角に突き合わせ
るか又は略直角に曲げるようにして形成し、各面にはボ
ルトを取り付けるための貫通穴を設けている。ボルト1
1,ナット12,ワッシャー13は金属製のものを用い
ている。止め金具13は金属製で棒状のものである。羽
根付アンカー15は金属製で棒状のアンカーに打ち込ん
だアンカーが抜けないようにストッパとなる羽根を設け
たものである。植生どのう16はどのう用の袋に土を詰
め込んだものである。
構築するには、まず図4(a)に示すように法面の最下
部に一段目となる格子を形成する。法面aの最下部に複
数の横木2の両端を別の横木2の端に合わせるように配
置し、補強金具6で横木2の端と端をかけ渡すようにし
て取り付ける。これにより横木2は横に長い一本の状態
となる。次にそれぞれの横木2の両端近くを貫通するよ
うに主アンカー7を打ち込み、さらに主アンカー7の先
端側が法面に突き刺さるように打ち込み、主アンカー7
の後端の止め部が横木2に当たるところまで打ち込むよ
うにする。このようにして両端近くを主アンカー7によ
って法面に取り付けて横木2を取り付ける。次に横木2
と横木2を突き合わせた部分から法面の上方に向うよう
縦木3を配置する。次に継木3の両端近くの2箇所を貫
通するように補助アンカー8を打ち込み、さらに補助ア
ンカー8の先端側が法面に突き刺さるように打ち込み、
補助アンカー8の後端の止め部が縦木3に当たるところ
まで打ち込むようにする。このように両端近くを補助ア
ンカー8によって法面に取り付けて縦木3を取り付け
る。次に最下部に設けた複数の横木2とそれと垂直に組
み合わせた縦木3の接する角部の両側にL字金具10を
配置してL字状の各面の貫通穴と横木2又は縦木3を貫
通させてボルト11,ナット12,ワッシャー13を取
り付ける。これによって横木2と縦木3を取り付ける。
次に2段目となる横木2を設置する。所定の間隔で複数
設置されている縦木3の上端位置で横木2の端同士を突
き合わせるようにして複数の横木2を配置し、補強金具
6で横木2の端と端をかけ渡すようにして取り付ける。
これにより横木2は横に長い一本の状態となる。次に横
木2の両端近くを貫通するように主アンカー7を打ち込
み、さらに主アンカー7の先端側が法面に突き刺さるよ
うに打ち込み、主アンカー7の後端の止め部が横木2に
当たるところまで打ち込むようにする。次に二段目とな
る複数の横木2とその下部に垂直に組み合わせた縦木3
の接する角部の両側にL字金具10を配置してL字状の
各面の貫通穴と横木2又は縦木3を貫通させてボルト1
1,ナット12,ワッシャー13を取り付ける。これに
よって横木2と縦木3を取り付ける。次に複数の縦木3
に設けられたロープ用穴3aに横ロープ4を通し、横木
2と並行になるようにはり渡す。この際に縦木3と縦木
3の間の横ロープ4がクロスリング9を貫通させて、一
つの格子内の横ロープ4に一つのクロスリング9を取り
付けるようにする。ロープ4の両端は、最も側方端の縦
木3の外側で止め金具14に取り付ける。棒状の止め金
具14は縦木3に接するようにしてロープ用穴3aには
入ってはいかないので、ストッパの役目となる。よって
両端を止め金具14で縦木3に取り付けられた横ロープ
4は所定の張力ではり渡すことができる。このようにし
て最下段の格子を設置したならば、この格子状に組み合
わせた横木2及び縦木3を足場として用いて下方から順
に格子状の法面補強枠1を構築して行く。下方から順に
構築して行くことによって構築した部分を足場として使
用して行くことができるので、別に足場を組む必要がな
くなり、施工が迅速に行えるので、施工のコスト低減と
施工期日の短縮に効果がある。また、横木2及び縦木3
は長さが110cmの短いものであり、軽量でもあるの
で、運搬や施工が非常に容易で、安全に施工を行える。
このようにして図4(b),(c)に示すように順に上
方に法面補強枠1を構築したならば、横木2に設けたロ
ープ用穴2aに縦ロープ5を貫通させて縦ロープ5が縦
木3と並行になるようにはり渡す。縦ロープ5をはり渡
す際には、格子内の横ロープ4に取り付けたクロスリン
グ9の内部を縦ロープ5が貫通するようにする。縦ロー
プ5の両端には、羽根付アンカー15を取り付け、羽根
付アンカー15を地中に埋め込むように打ち込んで縦ロ
ープ5をはり渡す。羽根付アンカー15は地上に抜けよ
うとする方向には羽根が大きな抵抗となるので、縦ロー
プ5の両端は確実に取り付けられる。また、羽根付アン
カー15を取り付ける地盤が岩であるような場合には、
必要に応じて羽根付アンカー15の代わりに岩用アンカ
ーが用いられる。また、図3に示すように本実施例の法
面保護枠1は、法面の凹凸に合わせて構築することがで
きるので、法面に凹凸があっても全体が浮いてしまうよ
うなことがない。よって法面の凹凸に対応できる。
面は保護され、格子状の横木2,縦木3,横ロープ4,
縦ロープ5によって法面が安定して保持される。法面保
護枠1に何らかの外力が加わる場合は、縦横のロープに
力が分散されるので法面保護枠1は非常に安定した状態
となる。また、法面の表土が雨などにより流出するよう
な場合でも、複数段配置される横木2が堰となって表土
の流出を防ぐ。このように、法面の表土の流出を防ぐこ
とによって、法面に飛来する種子などが洗い流されてし
まわないようになり、法面の緑化に有利になる。さらに
本実施例ではこのように構築した法面保護枠の格子内に
栽培用の土と植物の種子を吹き付ける。種子を吹き付け
た横木2,縦木3の格子内には麻製のネットを設置して
種子を保護するようにしてもよい。長い年数が経過する
ことによって横木2,縦木3が腐敗して、法面保護枠1
は機能を失っていくが、横木2,縦木3が腐敗するのに
代わって格子内に吹き付けた種子が生育し、十分に根を
はるので、法面は安定する。十分に根がはることによっ
て表土の極端な流出は防がれる。またこのように法面保
護枠1は横木2,縦木3,横ロープ4,縦ロープ5で構
成されるので、非常に安価であり、横木2,縦木3は比
較的短い木材を使用できるので、間伐材などの廃材を使
用すれば、さらに安価で、環境に配慮することができ
る。
実施例の他の例では、突き合わせるようにした横木2に
対して縦木3を取り付ける位置が横木同士を突き合わせ
た位置から少しズレるようにしている。このように縦木
3を取り付ける位置はどのようなものでもよい。その他
符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
法面が徐々に構築されるような場合に、それに合わせて
法面保護枠を横方向に徐々に長くして行くような場合に
は、最も側端側となった縦木3に図6に示すように縦木
3を合わせてさらに構築するようにしてもよい。その他
符号、構成、作用、使い方は実施例1と同じである。
に編み込むようにしたロープのはり渡し方の他の例であ
る。このロープのはり渡し方の他の例では、実施例で使
用した横ロープ4と縦ロープ5の交差部分にクロスリン
グ9を用いずに、図7に示すように横ロープ4と縦ロー
プ5を交互に編み込むようにして、横ロープ4と縦ロー
プ5を係合させて強度を強くしている。このようにして
横ロープ4と縦ロープ5を用いるようにしてもよい。そ
の他符号、構成、作用、使い方は実施例と同じである。
を示す説明図である。図中、18は横ロープ、19は縦
ロープである。ロープの交差部分の他の例では、横ロー
プ18及び縦ロープ19が複数紐状のものをより合わせ
た多条になったものを用い、横ロープ18と縦ロープ1
9の交差部分のよりを互いにといた状態にして、横ロー
プ18のよりをといた部分と縦ロープ19のよりをとい
た部分を編み合わせるようにして横ロープ18と縦ロー
プ19を係合させる。このようにして横ロープ18と縦
ロープ19を係合させて一体となるようにしてロープが
力を分散して受けるようにしてさらに強度を強くできる
ようにしてもよい。その他符号、構成、作用、使い方は
実施例と同じである。
ロープの組み合わせにより簡単に法面に設置することが
でき、格子状に組んだ木で雨による法面表土の流出を抑
えることができ、緑化に有利で木製の法面補強枠とロー
プを用いるようにしてコストを抑制した木組み法面保護
工法にできる。格子の上辺・下辺を一本の横木で構成
し、格子の左辺・右辺を一本の縦木で構成し、それぞれ
を傾動可能に連結したものは、法面に凹凸があっても全
体が浮いてしまうようなことがない木組み方面保護工法
にできる。格子状にはり渡したロープの交差部分を金具
で保持したものは、ロープにかかる力を他方に伝達して
ロープの浮き上りを防ぎ、また法面補強枠をロープで分
散して保持してさらに確実に法面補強枠を法面に安定し
て保持できる。格子内に栽培用の土と植物の種子を設置
したものは、木製の法面補強枠が腐敗しても恒久的に法
面を安定させ保護できるようにする。法面の下側から順
に上側に向って横木と縦木を格子状に設置していくよう
にしたものは、下側に設置した格子状の横木を足場とし
て使用でき、別の足場を設けないようにしてコストが低
減でき、施工期日を短縮することができる。
である。
である。
し方の他の例の説明図である。
分の他の例を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定長さの横木と縦木を複数用意し、法
面上に前記横木と前記縦木を格子状になるように組み合
わせて配置し、アンカーを横木・縦木に貫通させて法面
に打ち込んで法面に横木・縦木を固定し、前記横木・前
記縦木を貫通させて格子状に縦横のロープをはり渡し、
法面表面に複数の横木と縦木を格子状に接地し、縦横の
ロープとアンカーでこれらを固定して木製の法面補強枠
を構築することを特徴とする木組み法面保護工法。 - 【請求項2】 格子状の一つの格子の上辺及び下辺がそ
れぞれ一本の横木で構成され、格子状の一つの格子の左
辺及び右辺がそれぞれ一本の縦木で構成され、前記横木
及び前記縦木を格子の交点位置でそれぞれ傾動可能に連
結した請求項1記載の木組み法面保護工法。 - 【請求項3】 格子状にはり渡したロープの交差部分を
金具で連結した請求項1又は2に記載の木組み法面保護
工法。 - 【請求項4】 格子状にはり渡したロープの交差部分を
互いに編み込むようにした請求項1又は2に記載の木組
み法面保護工法。 - 【請求項5】 横木と縦木で形成した格子内に栽培用の
土と植物の種子を設置した請求項1〜4いずれかに記載
の木組み法面保護工法。 - 【請求項6】 法面の下側から順に上側に向って横木と
縦木を格子状に設置し、設置した横木と縦木の格子を足
場にしてその上方の横木と縦木を格子状に設置し、設置
後にロープを横木・縦木に貫通させて格子状に縦横のロ
ープをはり渡すようにした請求項1〜5いずれかに記載
の木組み法面保護工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25113199A JP3650547B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 木組み法面保護工法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25113199A JP3650547B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 木組み法面保護工法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001073381A true JP2001073381A (ja) | 2001-03-21 |
JP3650547B2 JP3650547B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=17218142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25113199A Expired - Fee Related JP3650547B2 (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 木組み法面保護工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3650547B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002371562A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-12-26 | Kusube Sangyo:Kk | 法 枠 |
CN113931201A (zh) * | 2020-06-29 | 2022-01-14 | 包头市石宝铁矿集团有限责任公司 | 一种矿区边坡生态修复结构 |
CN115059100A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-09-16 | 煤炭科学技术研究院有限公司 | 边坡加固装置及方法 |
CN117230752A (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-15 | 华北水利水电大学 | 一种堤坝修复结构及施工方法 |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP25113199A patent/JP3650547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN115059100A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-09-16 | 煤炭科学技术研究院有限公司 | 边坡加固装置及方法 |
CN117230752A (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-15 | 华北水利水电大学 | 一种堤坝修复结构及施工方法 |
CN117230752B (zh) * | 2023-11-01 | 2024-04-16 | 华北水利水电大学 | 一种堤坝修复结构及施工方法 |
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