JP3105375U - 農業用ハウス支柱補強部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハウス支柱が腐食した場合でも、簡便な作業でハウス支柱を補強することができ、しかも、風などによってもハウス支柱が地表から引き抜かれることがない優れた農業用ハウス支柱補強部材を提供すること。
【解決手段】 下端部が地中に埋め込まれる農業用ハウス支柱4の腐食部に取り付けられる農業用ハウス支柱補強部材2である。この補強部材2は、ハウス支柱4の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型部品の一対の半円筒部6aと、各半円筒部6aの両側部にそれぞれ形成してあるフランジ部6bとを有する。ハウス支柱4の腐食部を含む領域を覆うように半円筒部6aが組み合わされた状態で、各半円筒部6aに形成してある相互に向き合うフランジ部6bがボルト・ナットで締め付けられてハウス支柱4に取り付けられる。
【選択図】 図3
【解決手段】 下端部が地中に埋め込まれる農業用ハウス支柱4の腐食部に取り付けられる農業用ハウス支柱補強部材2である。この補強部材2は、ハウス支柱4の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型部品の一対の半円筒部6aと、各半円筒部6aの両側部にそれぞれ形成してあるフランジ部6bとを有する。ハウス支柱4の腐食部を含む領域を覆うように半円筒部6aが組み合わされた状態で、各半円筒部6aに形成してある相互に向き合うフランジ部6bがボルト・ナットで締め付けられてハウス支柱4に取り付けられる。
【選択図】 図3
Description
本考案は、サクランボ果樹園、その他の果樹園などに用いられる雨よけハウスなどの農業用ハウスの支柱の補強部材に関する。
サクランボなどの果樹を雨などに当てないために、果樹園全体を、雨よけハウスで覆うことがある。雨よけハウスは、鋼管パイプなどをクランプなどで組み立てた骨組構造体を有し、収穫期にのみ、骨組構造体をビニールシートで覆い、雨よけハウスとしている。収穫期以外は、ビニールシートで覆われていない骨組構造体が、果樹園の周囲に常設してある。
この雨よけハウスの骨組構造体を構成する鋼管パイプの内、ハウス支柱となる鋼管パイプは、直接に地中に埋め込まれる。この地中に埋め込まれるハウス支柱用パイプは、設置後数年で、乾湿を繰り返す地表付近が腐食してしまい、構造体としての役割を果たせなくなることがある。
このような問題点を解消するために、従来では、腐食したハウス支柱用パイプを撤去して、新たなパイプを新設している。しかしながら、このハウス支柱用パイプの上部にはブレースが取り付けられ、屋根材がクランプで固定してあるため、足場設置が必要となり、腐食したハウス支柱用パイプのみを骨組構造体から取り外して、再組み立てする作業が、非常に困難である。
そのため、実際には、腐食したハウス支柱用パイプの脇に、短い補強用鋼管パイプを地中に埋め込み、腐食したパイプの上部と補強用パイプとをクランプで連結して補強している。
しかしながら、ハウス支柱用パイプの支柱底部には、140mm×140mmのベースプレートが埋設してあり、短い補強用鋼管パイプは、このベースプレートを貫通して地中に打ち込むことは不可能であり、地中に対する支持力が不足しがちである。このため、短い補強用鋼管パイプの補強効果は小さく、風などにより骨組構造体に力が作用した場合に、補強用鋼管パイプが引き抜かれてしまうことがある。
本考案は、このような実状に鑑みてなされ、ハウス支柱が腐食した場合でも、簡便な作業でハウス支柱を補強することができ、しかも、風などによってもハウス支柱が地表から引き抜かれることがない優れた農業用ハウス支柱補強部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る農業ハウス支柱補強部材は、
下端部が地中に埋め込まれる農業用ハウス支柱の腐食部に取り付けられる農業用ハウス支柱補強部材であって、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型の一対の半円筒部と、
各半円筒部の両側部にそれぞれ形成してあるフランジ部とを有し、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように半円筒部が組み合わされた状態で、各半円筒部に形成してある相互に向き合うフランジ部がボルト・ナットで締め付けられて前記ハウス支柱に取り付けられることを特徴とする。
下端部が地中に埋め込まれる農業用ハウス支柱の腐食部に取り付けられる農業用ハウス支柱補強部材であって、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型の一対の半円筒部と、
各半円筒部の両側部にそれぞれ形成してあるフランジ部とを有し、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように半円筒部が組み合わされた状態で、各半円筒部に形成してある相互に向き合うフランジ部がボルト・ナットで締め付けられて前記ハウス支柱に取り付けられることを特徴とする。
本考案に係る農業用ハウス支柱補強部材では、ハウス支柱が地表付近で腐食した箇所が発見された場合に、その支柱を取り除くことなく、その腐食箇所を覆うように、本考案に係る補強部材を取り付ける。具体的には、腐食した部分を有する支柱の回りの土を一部取り除き、半円筒R曲型の一対の半円筒部を、腐食箇所に取り付け、各半円筒部に形成してある相互に向き合うフランジ部をボルト・ナットで締め付ける。その結果、ハウス支柱の腐食箇所を覆うように、本考案に係る補強部材を容易に取り付けることができる。
しかも、この補強部材は、ハウス支柱の腐食部の回りに密接して強固に取り付けられるため、支柱の補強効果に優れており、風などによっても、補強部材がハウス支柱と共に地表から引き抜かれることはない。また、この補強部材におけるフランジ部の軸方向の約半分は土の中に埋め込まれ、そのフランジ部が地面に対する支柱底部の固定を、より安定化させることができる。
すなわち、本考案によれば、ハウス支柱が腐食した場合でも、簡便な作業でハウス支柱を補強することができ、しかも、風などによってもハウス支柱が地表から引き抜かれることがない優れた農業用ハウス支柱補強部材を提供することができる。
以下、本考案を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1(A)はハウス支柱に取り付けられた本考案の一実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材の正面図、図1(B)は図1(A)に示す補強部材の側面図、図1(C)は図1(A)に示すIC−IC線に沿う要部断面図、
図2(A)は図1(A)に示す補強部材の半円筒R曲型部品を示す正面図、図2(B)は図2(A)のIIB−IIB線に沿う要部断面図、
図3は使用状態を示す農業用ハウス支柱補強部材の斜視図、
図4(A)は本考案の他の実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材の半円筒R曲型部品を示す正面図、図4(B)は図4(A)に示すIV−IV線に沿う要部断面図である。
図1(A)はハウス支柱に取り付けられた本考案の一実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材の正面図、図1(B)は図1(A)に示す補強部材の側面図、図1(C)は図1(A)に示すIC−IC線に沿う要部断面図、
図2(A)は図1(A)に示す補強部材の半円筒R曲型部品を示す正面図、図2(B)は図2(A)のIIB−IIB線に沿う要部断面図、
図3は使用状態を示す農業用ハウス支柱補強部材の斜視図、
図4(A)は本考案の他の実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材の半円筒R曲型部品を示す正面図、図4(B)は図4(A)に示すIV−IV線に沿う要部断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材2は、下端部が地面20の内部に埋め込まれる農業用ハウス支柱4の腐食部に取り付けられるものであり、一対の半円筒R曲型部品6,6を有する。なお、支柱4の底部には、たとえば140mm×140mmのベースプレート10が溶接などにより固定してあり、地面20の内部に埋め込まれている。地面20の表面からベースプレート10までの埋め込み深さは、特に限定されないが、たとえば300〜400mm程度である。
各半円筒R曲型部品6は、図1〜図3に示すように、鋼管などで構成してあるハウス支柱4の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型の半円筒部6aを有する。半円筒R曲型の半円筒部6aは、ハウス支柱4を構成する鋼管のサイズよりも一回り大きなサイズの鋼管を、軸方向に沿って半分に切断した半円筒の形状を有する。半円筒部6aの軸方向の長さは、特に限定されないが、この実施形態では、200mmである。また、半円筒部6aの外径は、特に限定されないが、この実施形態では、48.6mmである。
この半円筒部6aの直径方向の両側端部には、所定幅のフランジ6bが溶接などで接合して形成してある。各フランジ6bの幅は、特に限定されないが、この実施形態では、25m/mである。各フランジ6bの軸方向長さは、半円筒部6aの軸方向長さよりも少し短い程度が好ましく、この実施形態では、180mmである。
各フランジ6bには、たとえば軸方向に二つのボルト孔6cが形成してある。各ボルト孔6cには、ボルト8が通され、ナットにより締め付け可能になっている。
本実施形態に係る農業用ハウス支柱補強部材2では、ハウス支柱4が地表付近で腐食した箇所が発見された場合に、その支柱4を取り除くことなく、その腐食箇所を覆うように、補強部材2を取り付ける。具体的には、腐食した部分を有する支柱4の回りの土を一部取り除き、半円筒R曲型の一対の半円筒部6aを、腐食箇所に取り付け、各半円筒部6aに形成してある相互に向き合うフランジ部6bをボルト8およびナットで締め付ける。その結果、ハウス支柱4の腐食箇所を覆うように、補強部材2を容易に取り付けることができる。
しかも、この補強部材2は、ハウス支柱4の腐食部の回りに密接して強固に取り付けられるため、支柱4の補強効果に優れており、風などによっても、補強部材2がハウス支柱4と共に地面20から引き抜かれることはない。また、図3に示すように、この補強部材2におけるフランジ部6bの軸方向の約半分は土の中に埋め込まれ、そのフランジ部が地面に対する支柱底部の固定を、より安定化させることができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
図4に示すように、各半円筒R曲部品6−1における半円筒部6aの軸方向長さを、たとえば300mm程度に長くしても良い。その場合には、フランジ部6bに形成されるボルト孔6cの数を、片側で3つで、両側合計で6つにしても良い。
図4に示すように、各半円筒R曲部品6−1における半円筒部6aの軸方向長さを、たとえば300mm程度に長くしても良い。その場合には、フランジ部6bに形成されるボルト孔6cの数を、片側で3つで、両側合計で6つにしても良い。
2… 農業用ハウス支柱補強部材
4… 農業用ハウス支柱
6、6−1… 半円筒R曲型部品
6a… 半円筒部
6b… フランジ部
6c… ボルト孔
8… ボルト
4… 農業用ハウス支柱
6、6−1… 半円筒R曲型部品
6a… 半円筒部
6b… フランジ部
6c… ボルト孔
8… ボルト
Claims (1)
- 下端部が地中に埋め込まれる農業用ハウス支柱の腐食部に取り付けられる農業用ハウス支柱補強部材であって、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように組み合わされる半円筒R曲型の一対の半円筒部と、
各半円筒部の両側部にそれぞれ形成してあるフランジ部とを有し、
前記ハウス支柱の腐食部を含む領域を覆うように半円筒部が組み合わされた状態で、各半円筒部に形成してある相互に向き合うフランジ部がボルト・ナットで締め付けられて前記ハウス支柱に取り付けられることを特徴とする農業用ハウス支柱補強部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004002835U JP3105375U (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 農業用ハウス支柱補強部材 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004002835U JP3105375U (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 農業用ハウス支柱補強部材 |
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JP2004002835U Expired - Fee Related JP3105375U (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 農業用ハウス支柱補強部材 |
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JP (1) | JP3105375U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180000530U (ko) * | 2016-08-16 | 2018-02-26 | 신호균 | 부식된 비닐하우스 파이프의 보강 지지대 |
-
2004
- 2004-05-20 JP JP2004002835U patent/JP3105375U/ja not_active Expired - Fee Related
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