JP6352337B2 - 補強用支柱及び補強用支柱を用いたハウス構造 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の補強用支柱は、上端26aの近傍に半径方向に貫通する締結具37を備え、下端26bに沈下防止板31が固定され、該沈下防止板31にて地面に立設状態とされる外パイプ25と、
前記外パイプ25の上端26aから挿入され、下端28bの外周には締結具先端45が進入可能な溝47が軸線に沿う方向で形成されるとともに、該溝47には前記下端28bに向かって半径方向内側に傾斜し、前記締結具先端45の当たる溝底部49が形成される内パイプ27と、
逆U字の向きで上から天井パイプ15を挟んだU字ボルト57の両下端が貫通して締結されることにより、前記天井パイプ15の下側に固定される支持板59を有し、該支持板59の下面には、前記天井パイプ15より下方に向かって徐々に先細に形成され、前記内パイプ27の上端28aに挿入可能な断面十字形状の垂下部61が設けられる連結部材29と、
を具備し、前記内パイプ27の前記溝47の対向する切欠端面47a,47aには挟持板51,51が固定され、挟持板51,51の間には、軸線に沿う方向に連続する傾斜辺を前記溝底部49とする肉厚傾斜板53が固定され、肉厚傾斜板53の溝底部49と反対側の垂直辺が内パイプ27の内壁に当接固定されていることを特徴とする。
請求項2記載の構成では、前記支持板59の上面には、前記天井パイプが載置される湾曲凹部を上面に有する台座部65が設けられていることを特徴とする。
前記外パイプ25の内側に前記内パイプ27が収納されることを特徴とする。
前記締結具37には、緩み止め部材39が備えられることを特徴とする。
屋根部に前記天井パイプ15を備えており、
前記天井パイプ15の所定個所に前記連結部材29が固定され、
前記連結部材29の垂下部61を前記内パイプ27の上端28aの内方に挿入することにより前記天井パイプ15に沿う前記屋根部の任意位置が、前記補強用支柱100により地面13に対して支持可能となることを特徴とする。
前記天井パイプがパイプハウス200の棟パイプ15であることを特徴とする。
なお、以下の実施形態において、発明に係る補強用支柱を用いたハウス構造は、補強用支柱を用いた園芸用ハウス(パイプハウス)構造を例示して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る補強用支柱を用いた園芸用ハウスの一部を省略した斜視図である。
本実施形態に係る補強用支柱100は、パイプハウス200に好適に用いることができる。なお、発明に係る補強用支柱を用いたハウス構造は、パイプハウス以外に、鉄骨を併用した鉄骨補強パイプハウスや大屋根型鉄骨ハウスに用いてもよい。さらに、補強用支柱を用いたハウス構造は、園芸用ハウス以外のガレージや物置などの簡易的な建物に用いてもよい。
補強用支柱100は、このパイプハウス200の棟パイプ15を支持する。補強用支柱100は、外パイプ25と、内パイプ27と、連結部材29と、有する。
内パイプ27は、溝47に、溝底部49を有する。溝底部49は、下端28bに向かって半径方向内側に傾斜する。この溝底部49には、蝶ボルト先端45が当たる。より具体的には、内パイプ27の下端28bには、軸線に沿う方向でスリット状の溝47が切り込まれている。この溝47の対向する一対の切欠端面47aには、一対の短冊状の挟持板51が溶接により平行に固定される。これら一対の挟持板51の間には、傾斜辺を溝底部49とする台形状の肉厚斜面板53が溶接等により固定される。従って、溝47は、溝底部49が下端28bに向かって半径方向内側に傾斜、すなわち溝底が下端28bに向かって深くなるように形成される。固定された肉厚斜面板53は、溝底部49と反対側の垂直辺が、内パイプ27の内壁に当接するのが好ましい。これにより、肉厚斜面板53は、蝶ボルト37からの押圧力に十分に耐える構造となる。これら、溝47、挟持板51、肉厚斜面板53は、内パイプ27におけるスライドレール部55を構成する。
連結部材29は、U字ボルト57と、支持板59と、垂下部61とで概略構成される。連結部材29は、パイプクロス部品17により連結された棟パイプ15とアーチパイプ11との交差部分に取り付けられる。勿論、連結部材29は、棟パイプ15のみの部分にも取り付けでき、或いはその他の母屋パイプ21やアーチパイプ11に取り付けることとしてもよいが、好ましくはパイプが交差して連結される部分とする。連結部材29は、一対のU字ボルト57を、逆U字の向きで上方から天井パイプ15を挟むようにして取り付ける。なお、本実施形態において、天井パイプは、棟パイプ15である。
連結部材29は、外径の異なる棟パイプ15に対応可能となるように、複数種類のU字ボルト57を備えることができる。例えばU字ボルトは、取り付け対象のパイプに合わせて2種類を用意する。ハウスの構造として、例えばその規模によりパイプ径が数種類有り、おおよそ対応できるように、大・小の2種類としている。例えば大径の棟パイプ15に対応させた幅広のU字ボルト57の他に、小径の棟パイプ67に対応させた幅狭のU字ボルト69を備える。支持板59には、長穴71(図4参照)が形成され、これら大小のU字ボルト57,69に対応可能となっており、部品として共通化としている。
連結部材29は、異なる大きさのU字ボルト57とU字ボルト69を備えることにより、外径の異なる棟パイプ15と棟パイプ67に安定、がたつきを抑制して固定できる。例えば、パイプハウス200として、大型な構成の場合には棟パイプ15は大径であり、小規模のパイプハウスであれば小径の棟パイプ67とされる。また、棟パイプ15以外のパイプに取り付けることを想定した場合に、その径に応じて大小U字ボルト57,69を選択し、取り付けることが可能となる。これらU字ボルト57,69によって、支持板59の凹部66とで上下から挟み、ナット63にて確実に固定される。
棟パイプ15は、上にアーチパイプ11が乗る。アーチパイプ11の上には、ビニルフイルム23が張られる。一対のU字ボルト57は、アーチパイプ11を挟むように配置される。棟パイプ15とビニルフイルム23との間には、アーチパイプ11の太さ分の隙間が空く。U字ボルト57は、この隙間を利用して、棟パイプ15の側方(図4参照)からビニルフイルム23に干渉せずに棟パイプ15に取り付けでき、また、取り付けられた状態でU字ボルト57がビニルフイルム23に接触せず、ビニルフイルム23を傷つけることがない。
図8は内パイプを垂下部に挿入する際の手順説明図、図9は連結部材及び内パイプの要部説明図、図10は内パイプを伸長した状態の手順説明図、図11は締結具による内パイプ締結状態を表す要部拡大図、図12は補強用支柱の取り外し時の手順説明図である。
本実施形態に係る補強用支柱100は、天気予報で降雪の予報が出てからの作業に用いる。ただし、図8に示すように、棟パイプ15には、連結部材29を予め取り付けておく。連結部材29は、棟パイプ15にU字ボルト57を上から挟み込み、U字ボルト57の両下端を支持板59に締結する。連結部材29は、U字ボルト57により棟パイプ15の下側に固定された支持板59の下面に、垂下部61を有する。垂下部61は、垂下方向に直交する断面が十字形状で形成され、且つ下方に向かって先細となっている。すなわち、連結部材29は、通常時においても、棟パイプ25から吊下状態である。
補強用支柱100は、上記したように締結具を蝶ボルト37とした例を示したが、この締結具として、上述した図14に示すアイボルト41にて構成することもできる。このアイボルト41を用いた場合では、頭部42に番線43を括りつけることができる。この番線43は、パイプハウス200の肩パイプ19や母屋パイプ21などとの間で張って、補強構造を採れる。これにより、パイプハウス200は、更なる補強を簡易に行うことができる。なお、図14に示したアイボルト41には、上述した蝶ナット39を緩み止め部材として図示したが、図11に示す緩み止めナット39や、その他の構成としても良い。
15…天井パイプ(棟パイプ)
25…外パイプ
26a…上端
26b…下端
27…内パイプ
28a…上端
28b…下端
29…連結部材
31…沈下防止板
37…締結具(蝶ボルト)
39…緩み止め部材(緩み止めナット)
45…締結具先端(蝶ボルト先端)
47…溝
49…溝底部
57…U字ボルト
59…支持板
61…垂下部
100…補強用支柱
200…パイプハウス
Claims (6)
- 上端の近傍に半径方向に貫通する締結具を備え、下端に沈下防止板が固定され、該沈下防止板にて地面に立設状態とされる外パイプと、
前記外パイプの上端から挿入され、外周には締結具先端が進入可能な溝が軸線に沿う方向で形成されるとともに、該溝内には下端に向かって半径方向内側に傾斜し、前記締結具先端の当たる溝底部が形成される内パイプと、
逆U字の向きで上から天井パイプを挟んだU字ボルトの両下端が貫通して締結されることにより、前記天井パイプの下側に固定される支持板を有し、該支持板の下面には、前記天井パイプより下方に向かって徐々に先細に形成され、前記内パイプの上端に挿入可能な断面十字形状の垂下部が設けられる連結部材と、
を具備し、
前記内パイプの前記溝の対向する切欠端面には挟持板が固定され、挟持板の間には、軸線に沿う方向に連続する傾斜辺を前記溝底部とする肉厚傾斜板が固定され、肉厚傾斜板の溝底部と反対側の垂直辺が内パイプの内壁に当接固定されていることを特徴とする補強用支柱。 - 請求項1記載の補強用支柱であって、
前記支持板の上面には、前記天井パイプが載置される湾曲凹部を上面に有する台座部が設けられていることを特徴とする補強用支柱。 - 請求項1または2記載の補強用支柱であって、
前記外パイプと前記内パイプとが略同一長で形成され、
前記外パイプの内側に前記内パイプが収納されることを特徴とする補強用支柱。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の補強用支柱であって、
前記締結具には、緩み止め部材が備えられることを特徴とする補強用支柱。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載の補強用支柱を用いたハウス構造であって、
屋根部に前記天井パイプを備えており、
前記天井パイプの所定個所に前記連結部材が固定され、
前記連結部材の垂下部を前記内パイプの上端の内方に挿入することにより前記天井パイプに沿う前記屋根部の任意位置が、前記補強用支柱により地面に対して支持可能となることを特徴とする補強用支柱を用いたハウス構造。 - 請求項5記載の補強用支柱を用いたハウス構造であって、
前記天井パイプがパイプハウスの棟パイプであることを特徴とする補強用支柱を用いたハウス構造。
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