JP2001073207A - 制電衣服 - Google Patents

制電衣服

Info

Publication number
JP2001073207A
JP2001073207A JP24510899A JP24510899A JP2001073207A JP 2001073207 A JP2001073207 A JP 2001073207A JP 24510899 A JP24510899 A JP 24510899A JP 24510899 A JP24510899 A JP 24510899A JP 2001073207 A JP2001073207 A JP 2001073207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antistatic
conductive yarn
conductive
garment
fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24510899A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Niitani
勝二 仁井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP24510899A priority Critical patent/JP2001073207A/ja
Publication of JP2001073207A publication Critical patent/JP2001073207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • D03D1/0035Protective fabrics
    • D03D1/0058Electromagnetic radiation resistant

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風合いや審美性・品位の点で優れており、且
つ、衣服全体に発生した静電気、特に、下衣に発生した
静電気を効率よく除去することが出来る制電衣服を提案
することにある。 【解決手段】 導電糸を適宜間隔で配列した制電性布帛
からなる制電衣服において、導電糸の配列密度のより高
い制電性布帛を上衣裾部並びに襟部及び/又は袖口部に
用い、これらの部分では、皮膚と接触する側の面が導電
糸が多く露出している表面となるようにして形成した上
衣とし、また、導電糸の配列密度のより高い制電性布帛
を下衣の腰布に用い、該腰布の表面が導電糸が多く露出
している表面となるようにして形成した下衣とし、ま
た、上下の身頃部を一体的に形成して上下身頃部の導電
糸が通電可能にした制電衣服によりなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制電衣服に関し、
さらに詳しくは、衣服全体に帯電した静電気、特に、下
衣に発生・帯電した静電気を効率よく除去することが出
来る制電衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】合成繊維からなる布帛は、天然繊維から
なる布帛と比較すると、一般に、強度や耐久性に優れ、
取扱性もよいことから作業用の衣服として好適に使用さ
れている。しかし、合成繊維からなる布帛は、帯電し易
いという欠点があり、制電性(帯電防止性能)を付与し
なければ静電気による放電スパークが発生し易く、火災
や爆発の生じ易い作業環境で働く作業者用、若しくは、
マイクロチップなどの電子部品を取り扱う作業者用の衣
服には危険や生産性低下を伴うので用いることが出来な
かった。また、天然繊維からなる布帛であっても低湿度
雰囲気中では帯電することがあるため同様の問題が発生
し、前記のような作業環境に用いる場合には、制電性の
付与が必要となる。
【0003】合成繊維布帛に制電性を付与する方法とし
ては、合成繊維ポリマーに親水性の改質剤をブレンドし
たり、布帛とした後に後次加工により制電性を付与させ
たりする方法があるが、特に低湿度雰囲気中では制電効
果が低下する。このため、導電糸を使用する方法が提案
され、該導電糸として、金属繊維や導電性物質を含む合
成繊維などの導電糸を適当な間隔に配置した制電性布帛
が広く用いられている。
【0004】このような導電糸を用いる方法では、導電
糸の使用量が多いほど制電性の効果は向上するが、導電
糸は一般に柔軟性に欠け、黒色ないし灰色に着色されて
いることが多く、さらに高価であるために、風合い、審
美性や品位、コストの点で使用量には限界があり、逆
に、導電糸の使用量を減らすと制電性の効果が不十分と
なる問題がある。
【0005】この問題点の解決のために、すなわち、制
電性の効果は維持しながら導電糸の使用量を減らすこと
を目的として、衣服の各部位により使用する制電性布帛
の導電糸配設密度を変えた衣服が提案され(特公平5−
51681号公報参照)、さらに、衣服腕部、衣服胴部
と袖口部、襟部を縫着してなる衣服において、袖口部と
襟部に用いる布帛の導電糸のピッチを小さくし、該縫着
時に、衣服腕部や衣服胴部に使用した布帛の導電糸と交
差接触させる制電衣服が開示されている(特開平9−2
50007号公報参照)。
【0006】しかし、特開平9−250007号公報で
開示されている方法は、衣服に発生した静電気を襟部や
袖口部から人体を介したアース効果により除去する方法
であるから、衣服全体に発生した静電気、特に、下衣に
おいて発生した静電気を除去することが困難である問題
点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のこの
ような問題点を解決し、風合いや審美性・品位の点で優
れており、且つ、衣服全体に発生した静電気、特に、下
衣に発生した静電気を効率よく除去することが出来る制
電衣服を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、導電糸を適宜
間隔で配列した制電性布帛からなる制電衣服において、
上身頃部は少なくとも導電糸が該上身頃部の丈方向に沿
って、及び、袖部は少なくとも導電糸が該袖部の長さ方
向に沿って1〜20mmの間隔でストライプ状に配置さ
れた制電性布帛によりなり、裾部並びに襟部及び/又は
袖口部では導電糸が該上身頃部、又は、袖部に用いられ
た制電性布帛の導電糸と交差する方向に、且つ、5mm
以下の間隔で配置された制電性布帛を用い、該上身頃部
に用いられた制電性布帛の導電糸と該裾部並びに襟部及
び/又は袖口部の内側若しくは裏側に用いられた制電性
布帛の導電糸とは通電可能に縫着されていると共に該裾
部並びに襟部及び/又は袖口部の内側若しくは裏側の制
電性布帛の面が該導電糸が露出している表面となるよう
に形成された上衣からなることを特徴とする制電衣服に
あり、また、下身頃部が上身頃部と同様の制電性布帛に
よりなり、腰布部では導電糸が該下身頃部に用いられた
制電性布帛の導電糸と交差する方向に、且つ、5mm以
下の間隔で配置された制電性布帛を用い、該下身頃部に
用いられた制電性布帛の導電糸と該腰布に用いられた制
電性布帛の導電糸とは通電可能に縫着されていると共に
該腰布の外側若しくは表側の制電性布帛の面が該導電糸
が多く露出している表面となるように形成された下衣か
らなることを特徴とする制電衣服であり、さらに、襟部
及び/又は袖口部では導電糸が上身頃部に用いられた制
電性布帛の導電糸と交差する方向に、且つ、5mm以下
の間隔で配置された制電性布帛を用い、且つ、上下身頃
部が一体的に形成されるか、若しくは、上下身頃部の導
電糸が通電可能になるように上下で縫着されたつなぎ服
からなることを特徴とする制電衣服にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の制電衣服に使用する布帛には、織物や編物が主
として使用され、該織物や編物は、少なくとも導電糸が
一定の間隔でストライプ状に配置された制電性布帛であ
り、さらに好ましくは、該導電糸が経緯の格子状に配置
された制電性布帛でもよい。
【0010】これらの布帛に使用される繊維としては、
合成繊維や天然繊維、すなわち、ポリエステル、ナイロ
ンなどのフィラメント糸や紡績糸、ポリエステルやナイ
ロンなどのステープルとレーヨンステープル、綿繊維な
どとの混紡糸、さらに、親水性ポリマーをブレンドした
り、親水基を導入した制電性ポリエステルフィラメント
糸や制電性ナイロン糸などが好ましく用いられる。
【0011】また、該制電性布帛に使用する導電糸とし
ては、例えば、金属繊維、炭素繊維などの導電性繊維か
らなる糸、或いは、該導電性繊維と合成繊維若しくは天
然繊維からなる糸とを合糸若しくは混繊してなる糸、金
属、導電性金属化合物、カーボンブラック、導電性非金
属等の導電性物質を混入した合成繊維、該混入成分を含
む複合繊維、該導電性物質を塗布や無電解メッキ等の化
学処理により繊維表面に付着させた繊維などからなる
糸、さらにこれらの導電糸と合成繊維若しくは天然繊維
からなる糸とを合糸若しくは撚糸又は混繊してなる糸な
どの公知の糸を使用することが出来る。また、これらの
導電糸は、制電特性として1cmの長さ当たりの電気抵
抗、すなわち、比抵抗が乾燥状態で109Ω・cm以下
であるものが好適に使用される。
【0012】また、前記の制電性布帛は、少なくとも導
電糸が一定の間隔でストライプ状に挿入・配置されてお
り、該導電糸を挿入・配置させる間隔としては、該間隔
が狭い方が制電特性はよくなるが、制電特性と風合い、
審美性・品位、及び、コスト等との兼ね合いで身頃部等
の主要部分に使用する布帛では1〜20mm程度の間隔
で挿入・配置されるもの、より好ましくは1〜10mm
程度の間隔で挿入・配置されるものが例示され、また、
襟部、袖口部、上衣の裾部、下衣の腰布等に使用する導
電糸密度の高い制電性布帛は、該導電糸が5mm以下の
間隔で挿入・配置された制電性布帛を用いるものが好ま
しく、実用的には0.5〜5mmの範囲の間隔で挿入・
配置された制電性布帛が例示され、特に該導電糸が経緯
の格子状に配置されたものがよい。
【0013】身頃部に使用する布帛では、該導電糸の配
置密度が、1mm未満の間隔では、導電糸の配置本数が
大となり、風合いや、外観・品位の点から好ましくな
い。また、該配置密度が20mmを超える間隔では、帯
電する電荷量が急激に増加するために好ましくない。ま
た、前記の高密度に導電糸が配置された制電性布帛で
は、該導電糸の配置密度が5mm間隔を超えているもの
は、交差する導電糸との接触不良や手・首を介した人体
からのアース効果が減少するために好ましくない。ま
た、該導電糸の配置密度として、襟部、袖口部、上衣の
裾部、腰布等の部位ではやや固めの布帛の使用が許容さ
れる個所であっても該導電糸が0.5mm未満の配置間
隔では風合いが硬くなり過ぎるので好ましくない場合が
ある。なお、導電糸の配列密度が5mm以下のもので
は、身頃部で使用する制電性布帛と、襟部、袖口部、裾
部、腰布等の部位で使用する制電性布帛とは同じ物を使
用し、導電糸が露出している面をそれぞれに配置させて
使用してもよい。
【0014】制電性布帛に使用される導電糸は、黒色乃
至は灰色に着色している場合が多く、また、剛性も大で
あるため、風合いや、外観・品位の点から該導電糸は、
該制電性布帛の1側面では、殆ど導電糸が表面に露出し
ていないか、若しくは、露出の程度が少ない表面を有
し、反対側面では該導電糸の露出が大なるように配置さ
れたものが好ましく使用される。すなわち、導電糸が1
側面では殆ど露出していないか、若しくは、露出の程度
が少ない表面の制電性布帛を用いることにより、衣服の
外側(表側面)には出来るだけ該導電糸が見えないよう
にし、反対側(裏面側)に導電糸が多く露出したものが
用いられる。
【0015】また、このように導電糸の露出の程度が異
なる表面を有する制電性布帛を得るには、経及び/又は
緯2重織組織とし、1側面に導電糸が多く配置される織
物が好ましく使用され、さらに、平織や綾織などの織物
において、該導電糸が織物の1側面に多く配置されるよ
うに、該1側面の導電糸の浮き数が反対側面での浮き数
よりも多くなるようにした変化組織により織成されたも
のでもよい。また、編物の場合にはスムースなどの2重
編組織により編成し、1側面に導電糸が配置されるよう
にしたものでもよい。
【0016】本発明に使用される制電性布帛は、このよ
うに導電糸が1側面に多く露出したものであるために、
該導電糸が多く露出している側面の表面抵抗は、該導電
糸の表面抵抗と同程度の値を有し、例えば、該導電糸の
表面抵抗が108Ω/cmであればこれと同水準の表面
抵抗値を有するものが使用される。なお、布帛の表面抵
抗の測定は、該布帛の1側面にある導電糸部分を2個の
電極板で押圧し、該2個の電極間にある布帛表面の電気
抵抗を測定して求めることが出来る。
【0017】また、このように布帛表面に導電糸を露出
させ、該布帛の表面抵抗を導電糸と同水準にするために
は、該導電糸が布帛表面と同レベルにあるように露出さ
せるか、さらに、該表面よりも突出して露出させたもの
が好ましく用いられる。このためには布帛の地組織を構
成する糸よりも太い導電糸を使用するものがよく、この
ような太い導電糸は、地組織を構成する糸か若しくはそ
れよりも太い糸の外周を導電性繊維がらせん状に巻き付
いている構造の複合糸からなる導電糸を用いてもよい。
【0018】本発明の衣服の身頃部や袖部においては、
該導電糸が多く露出している布帛面が衣服の内側若しく
は裏面側に来るように衣服を形成するものが好ましく、
また、襟部の内側(皮膚と接触する部位)、袖口部の内
側(皮膚と接触する部位)、上衣裾部の内側(下衣と接
触する部位)、及び下衣の腰布の外側(表側)では、導
電糸が多く露出している布帛面が配置されるように衣服
を形成することが必要である。
【0019】以下、図により本発明を説明する。図1
は、本発明の制電衣服(上衣)を示す斜視図であって、
上身頃部(前)c及び上身頃部(後)fの上部には襟部
eが縫着され、e’は該襟部eの内側(皮膚と接触する
部位)を示し、また、該上身頃部(前)c及び上身頃部
(後)fには、袖部bが縫着され、さらに該袖部bには
袖口部(カフス部)aが逢着されている。a’は該袖口
部aの内側(皮膚と接触する部位)を示す。また、該上
身頃部(前)c及び上身頃部(後)fの下端には上衣裾
部dが形成され、d’は該上衣裾部の内側(下衣と接触
する部位)を示す。
【0020】該上身頃部(前)c、上身頃部(後)f、
袖部b、襟部eの表側(外側)、袖口部(カフス部)a
の表側(外側)、及び、上衣裾部dの表側(外側)で
は、導電糸が多く露出している布帛面がそれらの部位の
内側若しくは裏面側に来るように逢着されて衣服が形成
されており、また、該襟部の内側e’、袖口部の内側
a’、上衣裾部の内側d’では、導電糸が多く露出して
いる布帛面が衣服の内側面(皮膚と接触する面)に来る
ように逢着されて形成されている。
【0021】また、該上身頃部(前、後)c、f及び袖
部bに用いられる布帛の導電糸は、少なくとも身頃丈方
向及び袖長さ方向に沿って配置されている。図3は、本
発明の制電衣服の袖部b及び袖口部aの導電糸の配置方
向を模式的に示す側面図であって、袖部bでは該導電糸
1は、少なくとも袖の長さ方向に沿って配置され、袖口
部aに使用される布帛の導電糸2は、導電糸1と交差す
る方向に配置されている。
【0022】また、上身頃部に使用される布帛の導電糸
と襟部の内側e’、袖口部の内側a’、裾部の内側d’
に使用される布帛の導電糸はそれぞれ通電可能に逢着さ
れている必要がある。図4は、本発明の制電衣服の襟部
の形成の例を模式的に示す断面図であって、点線で示す
側の面が導電糸が多く露出する布帛面を示している(以
下、同じ)。図4において、襟部の外側eと襟部の内側
e’(皮膚に接触する面側)では導電糸が多く露出して
いる布帛面が異なり、襟部外側eは導電糸が多く露出し
ている布帛面が内側(裏側)に来るように逢着される
が、該襟部の内側e’では、導電糸が多く露出している
面が皮膚に接触する面側に来るように逢着される。上身
頃部(後)fに使用された布帛と襟部内側e’に使用さ
れた布帛とは導電糸が多く露出している布帛面同士が重
なるように配置されて逢着されるために、上身頃部
(後)fに使用された布帛の導電糸と襟部内側e’に使
用された布帛の導電糸とは接触し通電可能状態となって
いる。なお、3は布帛が重なった部分を逢着しているこ
とを示している。
【0023】一方、図5は従来の衣服の襟部形成の例を
模式的に示す断面図であって、襟部eを形成する布帛が
導電糸が多く露出している布帛面を裏側にして逢着され
ているために、上身頃部(後)fに使用された布帛の導
電糸と襟部eに使用された布帛の導電糸とは接触するこ
とが出来ず、通電可能状態を得ることが困難である。
【0024】さらに、図6は本発明の制電衣服の袖口部
a,a’又は裾部d,d’の形成の例を模式的に示す断
面図であって、袖部b又は上身頃部cに使用される布帛
と袖口部の内側a’又は裾部の内側d’に使用される布
帛とは、導電糸が多く露出している布帛面同士が重なる
ように配置されて逢着されるために、袖部b又は上身頃
部(後)cに使用された布帛の導電糸と袖口部の内側
a’又は裾部の内側d’に使用された布帛の導電糸とは
接触し通電可能状態となっている。
【0025】図7は、従来の衣服の袖口部又は裾部を形
成する例を模式的に示す断面図であって、図7に示すよ
うに袖口部の内側a’又は裾部の内側d’を形成する布
帛が導電糸が多く露出している布帛面を裏側にして逢着
されているために、該袖部b又は上身頃部(前)cに使
用された布帛の導電糸と袖口部の内側a’又は裾部の内
側d’に使用された布帛の導電糸とは接触することが出
来ず、通電可能状態を得ることが困難である。
【0026】図2は、本発明の制電衣服(下衣)を示す
斜視図であって、下身頃部(前)jと下身頃部(後)k
は、相互に逢着されてパンツの身頃部を形成する例を示
しているが、パンツに限らずスカートなどを形成する身
頃部であってもよい。該下身頃部(前)jと下身頃部
(後)kの上部には、腰布gが逢着され、g’は腰布の
内側部を示す。なお、hはベルト通しを示す。
【0027】下身頃部(前)jと下身頃部(後)kで
は、導電糸が多く露出している布帛面が下身頃部の内側
若しくは裏面側に来るように逢着されて形成されてお
り、また、腰布g、腰布の内側部g’では導電糸が多く
露出している面が表側(外側)に来るように逢着されて
下衣が形成され、該腰布からアースを取るか、若しく
は、該腰布gと前記上衣裾部の内側が接触できるように
して除電するようにすればよい。
【0028】すなわち、図8は、本発明の制電衣服にお
いて、下身頃部j,kに腰布g,g’が逢着されている
例を模式的に示す断面図であって、腰布g,g’に使用
される布帛と下身頃部j,kに使用される布帛とは、導
電糸が多く露出している布帛面同士が重なるように配置
されて逢着されるために、腰布g,g’に使用される布
帛の導電糸と下身頃部j,kに使用される布帛の導電糸
とは接触し通電可能状態となっている。また、前記のベ
ルト通しhも外側に導電糸が多く露出している布帛面が
来るようにして形成すれば、腰布と同様にベルト通しh
からも容易に静電気を除去することが出来る。また、図
2に示すポケットの縁取り布iにも腰布と同様の導電糸
密度が大である制電性布帛を使用し、該縁取り布iの外
側に使用した布帛の導電糸と下身頃部jに使用した布帛
の導電糸とが接触し通電可能状態となっていることによ
り着用中に手などを介して容易に除電することが可能で
ある。
【0029】なお、図9は、本発明の制電衣服におい
て、前後の身頃部(上若しくは下)や上身頃部と袖部と
が逢着されている例を模式的に示す断面図であって、そ
れぞれ逢着される布帛は、導電糸が多く露出している布
帛面同士が重なるように配置されて逢着されることが好
ましく、この際、布帛相互の導電糸同士が接触するよう
に布合わせをして逢着するものが好ましく、さらに、導
電糸が経緯方向の格子状に配置された制電性布帛を使用
するものが特に好ましい。
【0030】
【発明の作用】このような構成を有する制電衣服は、襟
部や袖口部には、導電糸密度の高い布帛が使用されお
り、且つ、これらの部位では皮膚と接触する機会が大で
あるため、帯電した静電気を人体を介して除去すること
が容易であり、特に制電靴等を使用する場合にはアース
することが出来るので効果が大である。
【0031】また、下衣では腰布に使用する布帛の表面
に導電糸密度の高い布帛が使用されおり、該腰布に使用
された布帛の導電糸を通じてアースなどにより静電気を
除去することが可能であり、特に該下衣と共に用いる上
衣が前記のように裾部内側に導電糸密度の高い布帛が使
用され、且つ、該裾部内側面を導電糸が多く露出してい
る布帛面で形成する場合には、腰布に使用された布帛の
導電糸と裾部内側に使用された布帛の導電糸とが容易に
接触することが出来るために、この場合には下衣に発生
した静電気を襟部や袖口部から容易に除去することが出
来き、また、制電靴などを使用する場合には、これを介
して静電気を除去することも可能となる。
【0032】また、上衣及び下衣が一体的に形成される
か、又は、導電糸が通電可能に上下で逢着されたつなぎ
服では、下衣に発生した静電気は、容易に上部の襟部や
袖口部からも除去され本発明の効果を得ることが出来
る。
【0033】
【発明の効果】このように本発明の制電衣服は、上衣で
は襟部や袖口部などから静電気を除去することが容易で
あり、また、下衣に帯電した静電気を除去することが出
来るように裾部の内側面に導電糸が配置されるように形
成されている。さらに、下衣では、腰布から静電気を除
去できるように導電糸が高密度に配置された制電性布帛
を用いることにより、帯電した静電気を除去する工夫が
施され、また、つなぎ服としたものでは、下衣部分に帯
電した静電気を容易に除去することが出来、いずれにし
ても下衣に帯電した静電気を容易に除去することが出来
るものである。
【0034】また、導電糸が多く露出する布帛面を衣服
の内側若しくは裏側に使用することにより、衣服(上下
の身頃部、袖部は勿論、襟部、袖口部、上衣の裾部)の
外側からは導電糸が殆ど見えず、衣服の品格や審美性も
高めたものである。このため、本発明の制電衣服は、火
災や爆発が発生し易い環境で働く作業者や帯電を嫌う電
子部品を取り扱う作業者等の作業服として好適に使用さ
れる。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、実施例で用いた測定値は下記の測定法に
よった。
【0036】(1)着用動作帯電圧 アクリル繊維の長袖下着の上に、測定しようとする衣服
を着用し、温度:20℃、湿度:30RH%の環境下に
てアースした金属板上を104歩/分の速度で、裸足で
腕を振りながら、20歩の足踏みを行った。この場合
に、手首と衣服袖口部内側、又は、首まわりと襟部内側
とは接触するように着用して行った。このような運動終
了直後に、制電電位計の検出部を測定部(手、上前身、
脇部、下前身)から5cm離した位置に保持して帯電圧
(V)を測定した。
【0037】[実施例1]20デニールのナイロンモノ
フィラメント糸の周囲をカーボンブラック混入樹脂で被
覆した導電性繊維と150デニール/48フィラメント
のポリエステル仮撚加工糸とを250T/mで交撚した
糸を導電糸(表面抵抗:108Ω/cm)として使用し
た。さらに、制電性布帛の経糸及び緯糸として、150
デニール/48フィラメントの仮撚加工糸を用い、1側
面を形成する経糸中には該導電糸が10mm毎の間隔で
配列されたものを用い、経2重織組織のツイル組織に織
成して1側面にのみ導電糸が露出する織物とした。これ
を通常の方法で染色、仕上げを行い、得られた織物を衣
服の上身頃部、及び、袖部に用いた。また、経糸とし
て、150デニール/48フィラメントの仮撚加工糸を
用い、1側面を形成する経糸中に該導電糸が2mm毎の
間隔で配列されたものを用い、緯糸として、150デニ
ール/48フィラメントの仮撚加工糸を用い、該緯糸中
に前記の導電糸が2mm毎の間隔で配列されるようにし
て前記と同様のツイル組織に織成して1側面にのみ導電
糸が経緯の格子状に配置された織物とした。これを通常
の方法で染色、仕上げを行い、得られた織物を襟部、袖
口部、及び、上衣裾部に用いた。衣服(上衣)の形成に
際しては、図1〜図9に示すように導電糸が多く露出し
ている布帛面をそれぞれに配置し、上身頃部と襟部、袖
部と袖口部、上身頃部と上衣裾部に用いた布帛の導電糸
がそれぞれ接触可能に重ね合わせて縫製した。得られた
衣服は外側からは導電糸が殆ど見えないものであり、ま
た、該衣服を着用して前記の方法により着用動作電圧を
測定して評価した。評価結果を表1に示す。
【0038】[実施例2]衣服(下衣)を形成する際
に、下身頃部には、実施例1の衣服の身頃部に使用した
と同様の制電性布帛を用い、腰布には実施例1の襟部に
使用したと同様の制電性布帛を用い、図2〜図9に示す
ように導電糸が多く露出している布帛面をそれぞれに配
置し、下身頃部と腰布、ベルト通し、ポケットの縁取り
部に用いた布帛の導電糸がそれぞれ接触可能に重ね合わ
さるようにして縫製した。得られた衣服(下衣)の身頃
部では外側からは導電糸が殆ど見えないものであり、ま
た、該衣服を着用して、腰布からの除電方法(アース)
として実施例1で得た上衣を用いて、実施例1と同様の
方法により着用動作電圧を測定して評価した。評価結果
を表1に併せて示す。
【0039】[比較例1]実施例1において、上身頃部
に使用した制電性布帛の代わりに経糸中の導電糸が24
mm毎の間隔で配列された綾織組織の市販の制電性布帛
を用いる以外は、実施例1と同様に実施して制電性衣服
(上衣)を得た。得られた衣服は外側から導電糸が見え
るものであり、また、該衣服を着用して、実施例1と同
様にして着用動作電圧を測定して評価した。評価結果を
表1に併せて示す。
【0040】[比較例2]実施例2において、下身頃部
に使用した制電性布帛の代わりに経糸中の導電糸が24
mm毎の間隔で配列された綾織組織の市販の制電性布帛
を用いる以外は、実施例2と同様に実施して制電性衣服
(下衣)を得た。得られた衣服は外側から導電糸が見え
るものであり、また、該衣服を着用して実施例2と同様
にして着用動作電圧を測定して評価した。評価結果を表
1に併せて示す。
【0041】[実施例3]実施例1の上身頃部に用いた
と同様の制電性布帛を用いて、上下の前身頃部、及び、
上下の後身頃部を一体的に裁断してつなぎ服の身頃部と
して用い、襟部、及び、袖口部には実施例1で使用した
と同様の制電性布帛を用いて、それ以外は実施例1と同
様にし実施して上下が繋がったつなぎ服を得た。得られ
た衣服(つなぎ服)は外側からは導電糸が殆ど見えない
ものであり、また、該衣服を着用して実施例1と同様の
方法により着用動作電圧を測定して評価した。評価結果
を表1に併せて示す。
【0042】[比較例3]実施例3において、上下の前
身頃部、及び、上下の後身頃部(一体的に裁断してつな
ぎ服の身頃部とした)に使用した制電性布帛を用いる代
わりに経糸中の導電糸が24mm毎の間隔で配列された
制電性布帛を用い、それ以外は、実施例3と同様に実施
して制電性衣服(つなぎ服)を得た。得られた衣服は外
側から導電糸が殆ど見えないものであり、また、該衣服
を着用して、実施例3と同様にして着用動作電圧を測定
して評価した。評価結果を表1に併せて示す。
【0043】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の制電衣服(上衣)を示す斜視
図である。
【図2】図2は、本発明の制電衣服(下衣)を示す斜視
図である。
【図3】図3は、本発明の制電衣服の袖部b及び袖口部
aの導電糸の配置方向を模式的に示す側面図である。
【図4】図4は、本発明の制電衣服の襟部の形成の例を
模式的に示す断面図である。
【図5】図5は、従来の衣服の襟部形成の例を模式的に
示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の制電衣服の袖口部a,a’又
は裾部d,d’の形成の例を模式的に示す断面図であ
る。
【図7】図7は、従来の衣服の袖口部又は裾部を形成す
る例を模式的に示す断面図である。
【図8】図8は、本発明の制電衣服において、下身頃部
j,kに腰布g,g’が逢着されている例を模式的に示
す断面図である。
【図9】図9は、本発明の制電衣服において、前後の身
頃部(上若しくは下)や上身頃部と袖部とが逢着されて
いる例を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
a 袖口部 b 袖部 c、f 上身頃部 d 裾部 e 襟部 g 腰布 j、k 下身頃部 1、2 導電糸
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 502 A41D 31/00 502A 503 503N 503P

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電糸を適宜間隔で配列した制電性布帛
    からなる制電衣服において、上身頃部では少なくとも導
    電糸が該上身頃部の丈方向に沿って、及び、袖部では少
    なくとも導電糸が該袖部の長さ方向に沿って1〜20m
    mの間隔でストライプ状に配置された制電性布帛により
    なり、裾部並びに襟部及び/又は袖口部では導電糸が該
    上身頃部、又は、袖部に用いられた制電性布帛の導電糸
    と交差する方向に、且つ、5mm以下の間隔で配置され
    た制電性布帛を用い、該上身頃部及び袖部に用いた制電
    性布帛の導電糸と該裾部並びに襟部及び/又は袖口部の
    内側若しくは裏側に用いた制電性布帛の導電糸とは通電
    可能に縫着されていると共に該裾部並びに襟部及び/又
    は袖口部の内側若しくは裏側の制電性布帛の面が該導電
    糸が露出している表面となるように形成された上衣から
    なることを特徴とする制電衣服。
  2. 【請求項2】 上身頃部、襟部、袖部、裾部、及び、袖
    口部の外側をそれぞれ形成する制電性布帛の該外側面
    が、実質的に導電糸が表面に露出していない面からなる
    請求項1に記載された制電衣服。
  3. 【請求項3】 導電糸を適宜間隔で配列した制電性布帛
    からなる制電衣服において、下身頃部は少なくとも導電
    糸が該身頃部の丈方向に沿って1〜20mm間隔でスト
    ライプ状に配置された制電性布帛によりなり、腰布部で
    は導電糸が該下身頃部に用いられた制電性布帛の導電糸
    と交差する方向に、且つ、5mm以下の間隔で配置され
    た制電性布帛を用い、該下身頃部に用いられた制電性布
    帛の導電糸と該腰布部に用いられた制電性布帛の導電糸
    とは通電可能に縫着されていると共に該腰布部の外側若
    しくは表側の制電性布帛の面が該導電糸が露出している
    表面となるように形成された下衣からなることを特徴と
    する制電衣服。
  4. 【請求項4】 下身頃部を形成する制電性布帛の外側面
    が、実質的に導電糸が表面に露出していない面からなる
    請求項3に記載された制電衣服。
  5. 【請求項5】 導電糸を適宜間隔で配列した制電性布帛
    からなる制電衣服において、上下身頃部は少なくとも導
    電糸が該身頃部の丈方向に沿って、及び/又は、袖部で
    は少なくとも導電糸が該袖部の長さ方向に沿って1〜2
    0mm間隔でストライプ状に配置された制電性布帛によ
    りなり、襟部及び/又は袖口部では導電糸が該上下身頃
    部、又は、袖部に用いられた制電性布帛の導電糸と交差
    する方向に、且つ、5mm以下の間隔で配置された制電
    性布帛を用い、該上下身頃部に用いられた制電性布帛の
    導電糸と該襟部及び/又は袖口部の内側若しくは裏側に
    用いられた制電性布帛の導電糸とは通電可能に縫着され
    ていると共に襟部及び/又は袖口部の内側若しくは裏側
    の制電性布帛の面が該導電糸が露出している表面となる
    ように形成され、該上下身頃部は一体的に形成される
    か、若しくは、導電糸が通電可能になるように上下で縫
    着されたつなぎ服からなることを特徴とする制電衣服。
  6. 【請求項6】 上下身頃部、襟部、袖部、及び、袖口部
    の外側をそれぞれ形成する制電性布帛の外側面が、実質
    的に導電糸が表面に露出していない面からなる請求項1
    に記載された制電衣服。
JP24510899A 1999-08-31 1999-08-31 制電衣服 Pending JP2001073207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24510899A JP2001073207A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 制電衣服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24510899A JP2001073207A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 制電衣服

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001073207A true JP2001073207A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17128750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24510899A Pending JP2001073207A (ja) 1999-08-31 1999-08-31 制電衣服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001073207A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100832080B1 (ko) 2007-06-28 2008-05-27 (주)에리트베이직 하의와 허리고정밴드의 봉재 방법
WO2009087914A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Toray Industries, Inc. 縫製品および衣服
WO2009087913A1 (ja) 2008-01-11 2009-07-16 Toray Industries, Inc. 織物およびそれを用いてなる衣服
JP2009228161A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Toray Ind Inc 導電性織物の縫合方法およびそれを用いてなる導電性衣服
WO2009139617A2 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Kek Hing Kow An electro-static discharge garment with covered conductive threads in double j-shaped seams
JP2010047847A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Toray Ind Inc 衣服
JP2013014864A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Midori Anzen Co Ltd 上衣
CN107715294A (zh) * 2017-11-29 2018-02-23 吕书 一种静电消除方法
WO2020179172A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 日東紡績株式会社 接着芯地
WO2021186943A1 (ja) 2020-03-19 2021-09-23 東レ株式会社 導電性複合加工糸並びに織物及び衣服
JP7428054B2 (ja) 2020-04-02 2024-02-06 東レ株式会社 織物および衣料

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100832080B1 (ko) 2007-06-28 2008-05-27 (주)에리트베이직 하의와 허리고정밴드의 봉재 방법
WO2009087914A1 (ja) * 2008-01-11 2009-07-16 Toray Industries, Inc. 縫製品および衣服
WO2009087913A1 (ja) 2008-01-11 2009-07-16 Toray Industries, Inc. 織物およびそれを用いてなる衣服
JP2009167538A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Toray Ind Inc 導電性織物の縫合方法およびその方法を用いてなる導電性衣服
JP2009185439A (ja) * 2008-01-11 2009-08-20 Toray Ind Inc 織物およびそれを用いてなる衣服
US8393282B2 (en) 2008-01-11 2013-03-12 Toray Industries, Inc. Sewn product and clothes
CN101909469A (zh) * 2008-01-11 2010-12-08 东丽株式会社 缝制品及衣服
JP2009228161A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Toray Ind Inc 導電性織物の縫合方法およびそれを用いてなる導電性衣服
WO2009139617A3 (en) * 2008-05-16 2010-04-01 Kek Hing Kow An electro-static discharge garment with covered conductive threads in double j-shaped seams
WO2009139617A2 (en) * 2008-05-16 2009-11-19 Kek Hing Kow An electro-static discharge garment with covered conductive threads in double j-shaped seams
JP2010047847A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Toray Ind Inc 衣服
JP2013014864A (ja) * 2011-07-06 2013-01-24 Midori Anzen Co Ltd 上衣
CN107715294A (zh) * 2017-11-29 2018-02-23 吕书 一种静电消除方法
WO2020179172A1 (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 日東紡績株式会社 接着芯地
WO2021186943A1 (ja) 2020-03-19 2021-09-23 東レ株式会社 導電性複合加工糸並びに織物及び衣服
CN115244234A (zh) * 2020-03-19 2022-10-25 东丽株式会社 导电性复合加工纱以及织物及衣服
KR20220147095A (ko) 2020-03-19 2022-11-02 도레이 카부시키가이샤 도전성 복합 가공사 그리고 직물 및 의복
JP7428054B2 (ja) 2020-04-02 2024-02-06 東レ株式会社 織物および衣料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5103504A (en) Textile fabric shielding electromagnetic radiation, and clothing made thereof
US20040023576A1 (en) EMI shielding fabric
JP2010522281A (ja) 感電防止服
JP2001073207A (ja) 制電衣服
JP5326316B2 (ja) 導電性織物の縫合方法およびそれを用いてなる導電性衣服
JP6016392B2 (ja) 静電気対策衣料
CN109334158A (zh) 一种防火的化纤面料及其制备方法
US20220338556A1 (en) Placket and collar stabilization
JPH09250007A (ja) 制電衣服
CN216255521U (zh) 一种防变形针织衫
CN208228376U (zh) 一种防静电工作服
JPS6175806A (ja) 防寒衣料
CN1122214A (zh) 防静电衬衣、裤
CN211091948U (zh) 一种不易沾污的牛仔裤
CN216961571U (zh) 耐穿型裤子
CN211458893U (zh) 一种抗静电毛衣
CN216165341U (zh) 一种易穿戴的防静电工作服
CN210916469U (zh) 一种抗静电超柔天丝斜纹面料
JPH0491248A (ja) 制電性布帛及びその製造法
CN213756749U (zh) 一种阻燃防静电服
JP2615752B2 (ja) 経編地防塵衣
CN212088194U (zh) 一种防静电阻燃劳保服
JPH01111003A (ja) 制電衣服
JP3131639U (ja) 制電衣服
JPH11189906A (ja) 伸縮性衣服を製造するための生地の裁断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050819

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108