JPH09250007A - 制電衣服 - Google Patents

制電衣服

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JPH09250007A
JPH09250007A JP8057506A JP5750696A JPH09250007A JP H09250007 A JPH09250007 A JP H09250007A JP 8057506 A JP8057506 A JP 8057506A JP 5750696 A JP5750696 A JP 5750696A JP H09250007 A JPH09250007 A JP H09250007A
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JP
Japan
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conductive
garment
arm
cuff
yarn
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JP8057506A
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English (en)
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Muneaki Awata
宗明 粟田
Katsuji Niitani
勝二 仁井谷
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制電性、耐久性、風合、外観に優れ、しかも
比較的安価に得られる制電衣服を提供する。 【解決手段】 衣服腕部1に袖口部3を縫着してなる衣
服において、腕部1を構成する布帛には衣服の腕方向に
導電糸2がストライプ状に配置されており、他方該袖口
部3を構成する布帛には導電糸4a、4bが格子状に配
置されており、且つ該衣服の腕方向に配置された導電糸
2と該袖口部の導電糸4aの少なくとも一部を縫着部に
おいて交差接触せしめると共に、該衣服の腕方向に配置
された導電糸と最初に交差する導電糸と平行に配列され
た袖口部の導電糸を3mm以下の間隔で配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災や爆発が発生
しやすい環境で働く作業者や、帯電を嫌う電子部品を取
り扱う作業者等の作業用衣服として好適な制電衣服に関
する。
【0002】
【従来の技術】合成繊維からなる布帛は、天然繊維から
なる布帛に比較すると、一般に、強度、耐久性に優れて
いることから、作業衣服に好適である。しかし、合成繊
維からなる布帛は、帯電しやすいという欠点があり、帯
電防止性すなわち制電性を付与しなければ、静電気によ
るスパークが発生しやすく、火災や爆発の生じやすい環
境で働く作業者や、マイクロチップなどの電気部品を取
り扱う作業者等の作業衣服には危険で用いることができ
ない。天然繊維からなる布帛であっても、低湿度雰囲気
では帯電するため、上述のような作業衣服に用いる場合
は、制電性の付与が必要になることがある。
【0003】合成繊維布帛に制電性を付与する方法とし
て、合成繊維ポリマーに親水性の改質剤をブレンドした
り、布帛に後加工で制電剤を付着させたりする方法があ
るが、低湿度雰囲気では制電効果が低下する。このた
め、金属繊維や導電性物質を含む合成繊維などの導電糸
を適当な間隔に織り込むか編み込む方法が、耐久性に優
れ、低湿度雰囲気でも制電効果が維持できることから広
く用いられている。
【0004】このような導電糸を用いる方法では、その
使用量が多いほど布帛の制電性能は向上するが、導電糸
は一般に高価であり、柔軟性に欠け、黒乃至灰色に着色
している場合が多いため、価額、風合(着用感)、品位
等の点で、その使用量には自ずから限界がある。
【0005】そこで、導電糸を低密度で用いると、コス
トや風合(着用感)は改善されるものの、制電効果は不
十分となり、前述のような高度の制電性能が要求される
作業衣服には使用できない。
【0006】かかる問題点を解決し、制電効果を維持し
ながら導電糸の使用量を減らすことを目的として、袖口
部、襟部などの衣服の端部分を構成する布帛の導電糸配
設密度を、他の部分のそれよりも高密度にした衣服が提
案されている(特公平5―51681号公報)。
【0007】衣服は、通常、別々に裁断された衣服腕
部、衣服胴部などと袖口部、襟部などの端部分とを縫着
することにより形成されているが、特公平5―5168
1号公報に記載されているものでは、衣服腕部、衣服胴
部などと端部分との縫着部において、衣服腕部、衣服胴
部などの導電糸と端部分の導電糸との接触が確実に行え
ず、十分な制電効果が得られないことがある。
【0008】一方、衣服腕部、衣服胴部などの導電糸と
袖口部、襟部などの端部分の導電糸との接触を確実なも
のとするために、端部分を構成する布帛の少なくとも片
面に導電層を設け、衣服腕部や衣服胴部などの導電糸と
該導電層とが接触するように重ねて接続することも提案
されている(特開平1―111003号公報)。この方
法によれば衣服腕部、衣服胴部などの導電糸と端部分の
導電糸とを確実に接続することができ、制電効果は大き
いが、端部分を構成する布帛に導電層を設けるため、コ
ストが高くなり風合いが硬くなるという欠点が生ずる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題を解消し、制電性、耐久性、風合、外観に優
れ、しかも比較的安価に得られる制電衣服を提供するこ
とを課題とするものである
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、種々検討を重ねた結果、衣服腕部、衣服
胴部と袖口部、襟部とを逢着してなる衣服では、衣服腕
部、衣服胴部の導電糸と交差する袖口部、襟部の導電糸
のピッチを小さくして、逢着時に、確実に両者の導電糸
を接触させるようにすればよいことを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0011】即ち、本発明によれば、(1)衣服腕部に
袖口部を縫着してなる衣服において、該衣服腕部を構成
する布帛には衣服の腕方向に導電糸がストライプ状に配
置されており、他方該袖口部を構成する布帛には導電糸
が格子状に配置されており、且つ該衣服の腕方向に配置
された導電糸と該袖口部の導電糸の少なくとも一部を縫
着部において交差接触せしめると共に、該衣服の腕方向
に配置された導電糸と最初に交差する導電糸と平行に配
列された袖口部の導電糸を3mm以下の間隔で配置する
ことを特徴とする制電衣服、(2)衣服胴部を構成する
布帛に、導電糸をストライプ状に配置した上記(1)記
載の制電衣服、及び(3)衣服胴部に襟部を縫着し、該
襟部を構成する布帛には、導電糸を格子状に配置し、且
つ該衣服の胴部に配置された導電糸と該襟部の導電糸の
少なくとも一部を縫着部において交差接触せしめると共
に、該衣服の胴部に配置された導電糸と最初に交差する
導電糸と平行に配列された襟部の導電糸を3mm以下の
間隔で配置した上記(2)記載の制電衣服が提供され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において使用する導電糸と
しては、例えば金属繊維、炭素繊維などの導電性繊維か
らなる糸、あるいはこの糸と合成繊維もしくは天然繊維
からなる糸を合糸もしくは混繊してなる糸、金属、導電
性金属化合物、カーボンブラック、導電性非金属等の導
電性物質を混入した合成繊維、該混入成分を含む複合繊
維、該導電性物質を塗布や無電解メッキ等の化学処理に
よって表面に付着させた繊維などの導電性繊維からなる
糸、あるいはこれらの糸と合成繊維もしくは天然繊維か
らなる糸を合糸、撚糸もしくは混繊してなる糸などを挙
げることができる。
【0013】これらの導電糸は、制電効果の点で1cm
の長さの間の電気抵抗、すなわち、比抵抗が乾燥状態で
109 Ω・cm以下であることが好ましい。
【0014】導電性繊維と共に用いることができる合成
繊維又は天然繊維としては、ポリエステル、ナイロンな
どのフィラメント糸や紡績糸、ポリエステル、ナイロン
などのステープルとレーヨンステープルや綿等の混紡
糸、その他のフィラメント糸や紡績糸を挙げることがで
き、特に親水性ポリマー等をブレンドしたり、親水基を
導入した制電性ポリエステルフィラメント糸や制電性ナ
イロンフィラメント糸が好ましく用いられる。
【0015】本発明の制電衣服は、その腕部に発生した
静電気を、袖口部を介して手首へアースすることにより
静電気の蓄積を防止して、静電気障害を回避するもので
あるから、図1に示すように腕部1には、少なくともそ
の縦方向に導電糸2がストライプ状に織り込まれるか編
み込まれており、袖口部3には、導電糸4a、4bが格
子状に織り込まれるか編み込まれていると共に、該腕部
1の導電糸2と袖口部3の導電糸4aとが縫着部におい
て交差接触していることが要求される。
【0016】本発明の制電衣服において、少なくとも腕
部1と袖口部3へ導電糸2、4a、4bを用いる必要が
あるのは、例えばマイクロチップなどの電子部品等を取
り扱う作業者の衣服では、電子部品等に最も近ずく袖口
部3の帯電を防止することが、最も重要となるからであ
る。
【0017】腕部1の縦方向にストライプ状に配列され
た導電糸3のピッチは特に限定されないが、制電性とコ
スト、風合、外観との兼ね合いで、5〜20mm程度が
適当である。また、腕部1の縦方向にストライブ状に配
置された導電糸2に対して、更にそれと直交する方向に
導電糸を織り込むか編み込んで、導電糸を格子状に配置
してもよい。
【0018】更に、袖口部3には、導電糸4a、4bが
格子状に配置されていると共に、該腕部1の導電糸2
と、袖口部3の導電糸4aの少なくとも一部とが交差接
触していることが必要である。
【0019】この場合、腕部1の縦方向に配置された導
電糸2と交差する袖口部3の導電糸4aのピッチを、3
mm以下としなくてはならない。このピッチが3mmを
超えると、腕部1に袖口部3を縫着した際に、腕部1の
縦方向に配置された導電糸2と袖口部3の導電糸4aと
が確率的に接触しないことがあり、腕部1に発生した静
電気が袖口部3を介して確実に手首へアースされず、十
分な制電効果が得られないことがあるので不適当であ
る。
【0020】また、腕部1の縦方向にストライプ状に配
列された導電糸2と交差する袖口部3の導電糸4aに対
して、それと直交する方向に配置された導電糸4bは、
袖口部3全体に静電気を拡散させるものであり、そのピ
ッチは10mm以下であることが好ましい。
【0021】本発明の制電衣服は、図2に示すように腕
部1には、その縦方向にストライプ状に導電糸2を配置
し、袖口部3には格子状の導電糸4a、4bを配置する
と共に、前身頃、後身頃などの衣服胴部5にも、少なく
ともその縦方向にストライプ状に導電糸6を織り込むか
あるいは編み込むのが、衣服全体の制電性を高めるうえ
で更に好ましい。また、襟部7に導電糸8を織り込むか
あるいは編み込むのも好ましい態様である。
【0022】更に、上記腕部1と袖口部3との関係と同
様に、図3に示すように、腕部1と袖口部3には上記の
如く導電糸2、4a、4bを配置すると共に、衣服胴部
5にも少なくともその縦方向に導電糸6をストライプ状
に配置し、襟部7には導電糸8a、8bを格子状に配置
して、胴部5の縦方向に配置された導電糸6と交差する
襟部7の導電糸8aのピッチを3mm以下として、該胴
部5と該襟部7を縫着することにより、胴部5の導電糸
6と襟部7の導電糸8aとを交差接触させるようにすれ
ば、胴部5に発生した静電気も襟部7を介して首へアー
スされるので、衣服の制電性が一段と向上する。この場
合、胴部5の縦方向にストライブ状に配置された導電糸
6に対して、更にそれと直交する方向に導電糸を織り込
むか編み込んで、導電糸を格子状に配置してもよい。
【0023】本発明の制電衣服を効果的に使用するに
は、導電靴を着用したり、手首や首にアース線を接続し
て、人体をアースすることが望ましい。
【0024】腕部1(胴部5)と袖口部3(襟部7)
は、通常、図4に示すように、腕部1(胴部5)と袖口
部3(襟部7)の端部同士を重ね合わせて縫着糸9で縫
着するが、その場合、腕部1(胴部5)の導電糸2(導
電糸6)と袖口部3(襟部7)の導電糸4a(導電糸8
a)とが、より接触し易くなるように配慮することが好
ましい。例えば、衣服用の布帛では、通常、外観の点か
ら導電糸が裏面に多く出るように設計されるが、この場
合には腕部1(胴部5)の布帛の裏面と袖口部3(襟部
7)の布帛の裏面とが接触するように重ね合わせて、縫
着するのが好ましい。
【0025】ミシンなどによる縫着回数(縫着糸本数)
は、多いほど導電糸同士の接触がしっかり行えるので望
ましく、また、縫着糸9として導電糸を用いるのも好ま
しい態様である。
【0026】更に、袖口部3(襟部7)の導電糸4a、
4b(導電糸8a、8b)の手首(首)との接触を容易
にし、アースが確実に行われるようにするために、袖口
部3(襟部7)の導電糸4a、4b(導電糸8a、8
b)が多く出ている面が裏側(手首(首)と接する側)
となるようにするのが好ましい。
【0027】例えば、前述のように導電糸が多く出てい
る、腕部1(胴部5)と袖口部3(襟部7)の裏面同士
を重ね合わせ、しかも袖口部3(襟部7)の裏面が手首
(首)と接する側となるように縫着するには、図5に示
すように、袖口部3(襟部7)の端部10を折り曲げて
重ね合わせ、逢着糸9で縫着すればよい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に
詳細に説明する。
【0029】なお、以下の実施例及び比較例において、
衣服の制電性の評価は次のようにして行った。
【0030】(1)表面漏洩抵抗 JIS L1094により測定し、そのレベルを指数の
みで示した。この値が小さい程、制電性が良好であるこ
とを示す。
【0031】(2)着用動作帯電圧 アクリル繊維長袖下着の上に、測定しようとする衣服を
着用し、20℃、30%RHの環境下にて、アースした
金属板上を104歩/分の速度で、裸足で腕を振りなが
ら、20歩の足踏みを行った。この場合、手首と衣服袖
口端部は接触させておいた。
【0032】運動終了直後に、静電電位計の検出部を測
定部から5cm離れた位置に保持して帯電圧を測定し
た。
【0033】[実施例1〜4、比較例1]20デニール
のナイロンモノフィラメントの周囲をカーボンブラック
混入樹脂で被覆した導電性繊維と150デニール/48
フィラメントのポリエステル仮撚加工糸とを250T/
mで交撚した糸を、導電糸(表面抵抗108 Ω/c
m)として使用した。
【0034】150デニール/48フィラメントの仮撚
加工糸を経糸に、40番手のポリエステル綿混糸を緯糸
にして平織に製織する際に、経糸としてこの導電糸を1
0mmピッチで織り込み、通常の方法で染色、仕上げを
行い、得られた織物で衣服の腕部、胴部及び襟部を作成
した。
【0035】一方、上記と同様にして平織に製織する際
に、上記導電糸を経糸に上記導電性繊維(カーボンブラ
ック混入樹脂被覆モノフィラメント)と40番手のポリ
エステル綿混糸とを250T/mで交撚した導電糸(表
面抵抗108 Ω/m)を経糸に、それぞれ表1に示す
ピッチで格子状に織り込み、通常の方法で染色、仕上げ
を行い、得られた織物で衣服の袖口部を作成した。
【0036】腕部と袖口部とは、腕部の縦方向に経糸と
して織り込んだ導電糸と、袖口部に緯糸として織り込ん
だ導電糸とが互いに交差するようにして、端部をそれぞ
れ10mmの幅で重ね合わせ、図4に示すように2カ所
でミシンにより縫着した。
【0037】縫着された衣服は、図2に示すように導電
糸が配置されており、その評価結果は、表1に示す通り
であって、腕部の導電糸と直交する方向に織り込まれた
袖口部導電糸(緯糸)のピッチが3mm以下の場合(実
施例1〜4)は良好な制電性を示したが、該ピッチが3
mmを超える場合(比較例1)は制電性が不良であっ
た。特に、袖口部導電糸(経糸)のピッチが10mm以
下である場合(実施例1〜3)に優れた結果が得られ
た。
【0038】
【表1】
【0039】[実施例5〜8]実施例2において、腕部
の導電糸(経糸)のピッチを表2に示すように変更し
た。
【0040】結果は表2に示す通りであり、腕部の導電
糸ピッチが5〜20mmの場合(実施例6、7)に特に
良好な結果が得られた。なお、腕部の導電糸ピッチが5
mm未満の場合(実施例5)は、制電性は優れている
が、コスト、風合、外観の点でやや劣っていた。
【0041】
【表2】
【0042】[実施例9]実施例2において、袖口部に
用いた導電糸を格子状に織り込んだ織物を襟部にも使用
し、胴部の縦方向に経糸として織り込んだ導電糸と、襟
部に緯糸として織り込んだ導電糸とが互いに直交するよ
うにして、前述の腕部と袖口部の縫着と同様に胴部と襟
部を縫着した。
【0043】得られた衣服は、漏洩抵抗が105 Ω/
seq、着用動作帯電圧が、手:0V、肘部:0V、胸
部:0Vであり、制電性が極めて良好であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、衣服の腕部(胴部)と
袖口部(襟部)とを縫着してなる衣服において、制電
性、耐久性、風合、外観に優れた制電衣服を、比較的安
価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制電衣服の要部を示す正面図である。
【図2】本発明の制電衣服の一例を示す正面図である。
【図3】本発明の制電衣服の他の例を示す正面図であ
る。
【図4】本発明の制電衣服における腕部(胴部)と袖口
部(襟部)の縫着の例を示す断面図である。
【図5】本発明の制電衣服における腕部(胴部)と袖口
部(襟部)の縫着の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 腕部 2 腕部の縦方向に配置した導電糸 3 袖口部 4a、4b 袖口部に格子状に配置した導電糸 5 胴部 6 胴部の縦方向に配置した導電糸 7 襟部 8 襟部に配置した導電糸 8a、8b 襟部に格子状に配置した導電糸 9 縫着糸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服腕部に袖口部を縫着してなる衣服に
    おいて、該衣服腕部を構成する布帛には衣服の腕方向に
    導電糸がストライプ状に配置されており、他方該袖口部
    を構成する布帛には導電糸が格子状に配置されており、
    且つ該衣服の腕方向に配置された導電糸と該袖口部の導
    電糸の少なくとも一部を縫着部において交差接触せしめ
    ると共に、該衣服の腕方向に配置された導電糸と最初に
    交差する導電糸と平行に配列された袖口部の導電糸を3
    mm以下の間隔で配置することを特徴とする制電衣服。
  2. 【請求項2】 衣服胴部を構成する布帛に、導電糸をス
    トライプ状に配置した請求項1記載の制電衣服。
  3. 【請求項3】 衣服胴部に襟部を縫着し、該襟部を構成
    する布帛には、導電糸を格子状に配置し、且つ該衣服の
    胴部に配置された導電糸と該襟部の導電糸の少なくとも
    一部を縫着部において交差接触せしめると共に、該衣服
    の胴部に配置された導電糸と最初に交差する導電糸と平
    行に配列された襟部の導電糸を3mm以下の間隔で配置
    した請求項2記載の制電衣服。
JP8057506A 1996-03-14 1996-03-14 制電衣服 Pending JPH09250007A (ja)

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