JP6932285B1 - 制電性経編地 - Google Patents

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Abstract

【課題】生地のタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向のいずれの方向にも制電性能を有するとともに、これらのいずれの方向の制電性能も着用や洗濯を繰り返しても耐久性に優れており、かつ着用時の着心地にも優れた作業用衣服を得ることができる制電性経編地を提供する。【解決手段】 導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸及び非導電糸(非導電糸2)で編成された経編地であって、以下の(1)〜(4)の要件を同時に満足する。(1)該複合糸は、経編地の表面、裏面の少なくともいずれかの面を編成する糸に含まれている(2)該複合糸は、隣り合う複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている(3)経編地のヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10である(4)家庭洗濯10洗後にIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値がいずれも1.0×1010Ω以下【選択図】 図1

Description

本発明は、高度な制電性が要求される食品や家電、各種ハイテク機器などを生産する工場での着用に適した制電性経編地及びそれを用いてなる作業用衣服に関するものである。
合成繊維からなる布帛は、一般に強度、耐久性、無塵性に優れ、作業用衣服として広く使用されているが、電子デバイス、電子部品、又は電子材料を取り扱う作業においては、高度の制電性が要求されている。
つまり、これら合成繊維は低湿度下では非常に静電気を発生しやすく、作業中に加工物がその静電気によって破壊されるという、加工物への静電気破壊などの問題があり、静電気防止対策として過去に種々の制電性繊維及び織編物等の提案がなされてきた。
現在、エレクトロニクス産業での作業用衣服の制電性を評価する基準として、準国際基準で定められた要求特性があり、IEC61340−5−1、5−2に準拠する表面抵抗値が1×1011Ω以下であることが好ましいとされている。
特許文献1には、この基準を満足する制電性を有する作業用衣服として、電子デバイス、電子部品、又は電子材料を取り扱う作業者等の作業用衣服として好適な制電作業着が提案されている。特許文献1に記載された制電作業着は、導電繊維を含んで構成される導電性複合糸を格子状に織編した布帛を用いて縫製されたものである。
しかしながら、特許文献1記載の制電性作業着は、優れた制電性能を具備するも、織物からなるものであるため、ストレッチ性に欠け、作業着としての着用感に欠けるとの問題がある。また、導電繊維を含んで構成される導電性複合糸が格子状に織り込まれているため、バイアス方向の制電性能は不十分なものであった。
また、特許文献2には、生地のタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向のいずれの方向にも制電性を有する編物が提案されている。しかしながら、特許文献2においては、導電繊維をそのまま(単体)で使用しているため、整経や編経時に導電繊維の糸切れが多発しやすく、品位に優れた編地を生産性がよく得ることが困難であり、作業用衣服を得るにはコストがかかるという問題があった。さらには、この編地は、洗濯時や着用時に導電繊維の糸切れが生じやすく、制電性能の耐久性が劣るという問題があった。
特に、エレクトロニクス産業をはじめ、各種の業務で使用される作業用衣服は、着用や洗濯の頻度が高いため、着用や洗濯を繰り返しても制電性能の低下がない、耐久性に優れた制電性能を有する編地が求められている。
特開2008−7869号公報 特開2005−344245号公報
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するものであり、生地のタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向のいずれの方向にも制電性能を有するとともに、これらのいずれの方向の制電性能も着用や洗濯を繰り返しても耐久性に優れており、かつストレッチ性に優れ、着用時の着心地にも優れた作業用衣服を得ることができる制電性経編地を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行い、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、以下の1.〜8.を要旨とするものである。
1.導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸、及び非導電糸(非導電糸2)で編成された経編地であって、以下の(1)〜(4)の要件を同時に満足することを特徴とする制電性経編地。
(1)該複合糸は、経編地の表面、裏面の少なくともいずれかの面を編成する糸に含まれている
(2)該複合糸は、隣り合う複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている
(3)経編地のヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10である
(4)家庭洗濯10洗後にIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値がいずれも1.0×1010Ω以下である
2.該複合糸は、導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる合撚糸、カバーリング糸、インターレース加工糸のいずれかである、1.記載の制電性経編地。
3.経編地の全質量中、導電糸の含有量が0.5〜10.0質量%である、1.又は2.に記載の制電性経編地。
4.家庭洗濯100洗後にIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値がいずれも1.0×1011Ω以下である、1.〜3.のいずれかに記載の制電性経編地。
5.複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている部分のループに編み込まれている糸の総繊度(A)と、それ以外の部分のループに編み込まれている糸の総繊度のうち最小の総繊度(B)との差(A−B)が200dtex以下である、1.〜4.のいずれかに記載の制電性経編地。
6.隣り合う複合糸同士が組織点を共有してループの重なりを生じている部分は、経編地のヨコ方向において2cmごとに1か所以上の割合で含まれる、1.〜5.のいずれかに記載の制電性経編地。
7.衣料用途に用いられる、1.〜6.のいずれかに記載の制電性経編地。
8.1.〜7.のいずれかに記載の制電性経編地を用いてなる作業用衣服。
本発明の制電性経編地は、生地のタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向のいずれの方向にも優れた制電性能を有するとともに、着用や洗濯を繰り返してもこれらのいずれの方向の制電性能も準国際基準で定められた数値を保持することができるという、着用と洗濯の耐久性に優れた制電性能を有している。このため、エレクトロニクス産業をはじめ、各種の業務で使用される作業用衣服として使用することが可能であり、さらには、着用時の着心地にも優れた作業用衣服を得ることができる。
本発明の制電性経編地の編組織の一実施態様を示す編成組織図である。 本発明の制電性経編地の編組織の他の実施態様を示す編成組織図である。 比較例3の経編地の編組織を示す編成組織図である。
本発明の制電性経編地は、導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸、及び非導電糸(非導電糸2)で編成されたものである。
まず、導電糸について説明する。導電糸は、本発明の制電性経編地に制電性能を発現させるものである。
導電糸としては、導電性ポリマーを用いて構成された合成繊維(導電性合成繊維)が好ましい。導電性ポリマーとは、通常繊維を形成するのに用いられる熱可塑性樹脂に、導電性微粒子を配合して得られたポリマーのことである。導電性微粒子としては、導電性カーボンブラックや金属粉末、硫化銅、硫化亜鉛、沃化銅等の金属化合物等を挙げることができ、中でも導電性カーボンブラックが好ましく用いられる。
導電性合成繊維としては、単一の導電性ポリマーで形成された繊維でもよいが、導電性 ポリマーで形成された導電性ポリマー部と、導電性微粒子を含まない熱可塑性樹脂で形成された非導電性ポリマー部とから構成された、複合型の断面形状を有する繊維であることが好ましい。
導電性を向上させるために導電性微粒子の含有量を増すと、得られる繊維の強度や風合いが損なわれる傾向にあるところ、上記のような複合型断面形状の繊維とすることで、強度や風合いを良好に保つことができる。複合型断面の形状としては、導電性を向上させるためには、単繊維の横断面形状において、導電性ポリマーが繊維表面に露出していることが好ましく、導電性ポリマーの繊維表面の露出は、外周長の30%以上を占めるものが好ましく、中でも外周長の50%以上を占めるものが好ましく、導電性ポリマーが外周長の100%を占めるものが最も好ましい。
このような複合型断面形状の導電糸としては、市販のものを用いることができ、クラレ社製「クラカーボ」(商品名)、KBセーレン社製「ベルトロン」(商品名)、東レ社製「ルアナ」(商品名)、ユニチカトレーディング社製「メガーナ」(商品名)などが挙げられる。
一般に、導電糸が生地表面に配されることで、IEC61340−5−1、5−2に準拠する表面抵抗値は良好な結果を得られるが、導電糸は繊度が細く強度も弱いため、単体で使用すると、整経及び整編工程において糸切れの問題が生じやすく、安定した編立が困難である。しかし、本発明においては、導電糸は非導電糸1とともに用い、合撚糸、混繊糸、カバーリング糸等の複合糸とするため、上記のような問題が生じることがない。
次に、非導電糸(非導電糸1、非導電糸2)について説明する。非導電糸は、熱可塑性樹脂より得られるものであることが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系ポリマー、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン4、ナイロン12等のポリアミド系ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル系ポリマーを使用することができる。中でも、耐熱性等の面から、ポリエステル系ポリマーが好ましい。
すなわち、非導電糸としては、上記のような熱可塑性樹脂を溶融紡糸して得られる繊維であって、マルチフィラメントやモノフィラメントの長繊維や短繊維から得られる紡績糸を用いることができる。本発明の制電性経編地を構成する繊維として、長繊維を使用することで繊維から生じる発塵をより少ないものとすることができる。中でもポリエステル系ポリマーを溶融紡糸して得られるポリエステル長繊維が好ましい。
また、非導電糸としては、上記した熱可塑性樹脂を用いたものであれば、異なる種類の樹脂や、組成、特性値が異なる同種の樹脂を2種類以上用いた芯鞘型やサイドバイサイド型等の複合繊維であってもよい。
また、導電性合成繊維を構成する導電性ポリマーや非導電性ポリマー部には、上記の非導電糸に用いることができる熱可塑性樹脂を使用することができる。
そして、複合型断面を有する導電性合成繊維の場合、導電性ポリマー部を形成するポリマーと非導電性ポリマー部を形成するポリマーとの組み合わせとしては、同系のポリマーの組み合わせでも、異系のポリマーの組み合わせでもよいが、相溶性の面から同系のポリマーの組み合わせが好ましい。中でも熱可塑性樹脂としてはポリエステル系ポリマー、ポリアミド系ポリマーを用いることが好ましい。
次に、導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸について説明する。複合糸の形態としては、合撚糸、カバーリング糸、インターレース加工糸のいずれかであることが好ましい。
合撚糸としては、導電糸と非導電糸(非導電糸1)とをリング撚糸機等の公知の撚糸機を使用して撚糸したものであって、撚数が200〜700t/Mのものが好ましい。
カバーリング糸としては、芯糸に導電糸を使用し、鞘糸に非導電糸1を使用したシングルカバーリング糸やダブルカバーリング糸であって、撚糸回数が200〜700t/Mのものが好ましい。
インターレース加工糸としては、芯糸に導電糸を使用し、浮糸に非導電糸1を使用し、インターレースノズルにて両糸をエアーの力で結束させたインターレース加工糸であって、交絡数が30〜100個/mのものが好ましい。
本発明においては、導電糸を単体で用いることなく、非導電糸とともに上記のような複合糸として用いることにより、導電糸の糸切れを減少させることができるが、これにより編地を得る際の操業性や得られる編地の品位が向上するとともに、制電性能の洗濯耐久性を向上させることができる。
そして、複合糸に用いる導電糸の単繊維繊度は4〜20デシテックスとすることが好ましく、総繊度は20〜35デシテックスとすることが好ましい。複合糸に用いる非導電糸1の単繊維繊度は1〜5デシテックス、総繊度は30〜120デシテックスであることが好ましい。そして、複合糸の総繊度は、50〜150デシテックスであることが好ましい。
本発明の制電性経編地は、上記した複合糸と非導電糸2で編成されたものであるが、静電性能を十分に発現させるために、該複合糸が経編地の表面、裏面の少なくともいずれかの面を編成する糸に含まれている。
そして、本発明の制電性経編地において、複合糸は、隣り合う複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じていることが必要である。中でも、2つ以上の組織点を共有して、2つ以上連続するループの重なりを生じていることが好ましい。このことを図で説明すると、例えば、図1(A)に示された組織図において、(a)、(b)で表わされる複合糸は、1つの組織点を共有してループの重なりを生じており、組織点を共有してループの重なりが生じている箇所がタテ方向に2個連続している。
隣り合う複合糸同士が1つ以上の組織点を共有せず、ループの重なりを生じていない場合には、タテ方向すなわちウェール方向においては導電性があるが、ヨコ方向すなわちコース方向に導電性がなく、結果として、ヨコ方向及びバイアス方向の表面抵抗値が高くなる。これに対して、隣り合う複合糸同士が1つ以上の組織点を共有してループの重なりを生じていると、複合糸中の導電糸同士の接触が発生し、各導電糸が導通することになるので、ヨコ方向及びバイアス方向においても導電性を有し、表面抵抗値が低くなる。
また、図2のように、隣り合う複合糸同士が組織点を共有してループの重なりを生じている箇所が連続してはいないが、該箇所を複数個有することで、導電糸同士の接触点を増やし、ヨコ方向及びバイアス方向の導電性を向上させて、表面抵抗値を下げることも可能である。図2に示す組織を有する経編地の場合、組織点を共有してループの重なりを生じる箇所は、経編地のタテ方向において10cmごとに5か所以上の割合で含まれることが好ましく、中でも10cmごとに10か所以上の割合で含まれることが好ましい。
また、本発明の経編地は、上述した図1(A)、図2に示すような組織を有するものであるが、隣り合う複合糸同士が組織点を共有してループの重なりを生じる箇所は、経編地のヨコ方向において2cmごとに1か所以上の割合で含まれることが好ましい。中でも経編地のヨコ方向において2cmごとに2〜5か所の割合で含まれることが好ましい。
そして、本発明の制電性経編地は、ヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10の範囲内であり、中でも0.01〜0.10の範囲内であることが好ましく、さらには0.015〜0.06であることが好ましい。また、タテ方向における表面摩擦の変動値(MMD)も上記範囲を満足することが好ましい。
この値は、経編地の凹凸の度合いを示す値であり、ヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10であることにより、経編地表面の凹凸感が少なく、表面が滑らかな経編地であると同時に、IEC61340−5−1により測定される表面抵抗値を低いものとすることができる。
また、表面の凹凸が少なく、表面が滑らかであることにより、着用時のスレなどが発生しても導電糸が切れにくくなり、制電性能の耐久性が向上する。なお、着用時のスレなどによる導電糸の切れにくさは、スナッグ試験により評価することが可能であり、スナッグ試験評価が3級以上であることが好ましく、中でも4級以上であることが好ましい。
さらには、表面の凹凸が少なく、表面が滑らかであることにより、着用時の着心地にも優れる経編地となる。
IEC61340−5−1により測定される表面抵抗値は、測定される生地の表面に導電糸が突出するほど、導電性能に優れ、表面抵抗値が低くなる傾向がある。つまり、生地の表面が平滑になるほど導電性能が検出されにくくなり、表面抵抗値が高くなる傾向がある。したがって、表面摩擦の変動値(MMD)が0.01未満であると、タテ方向、ヨコ方向、バイアス方向における表面抵抗値が高いものとなりやすい。
本発明の制電性経編地は、ヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10を満足することにより、表面抵抗値が低く、着用時のスレに対する耐久性を有し、着用時の着心地にも優れたものとなる。
なお、本発明において、経編地の表面摩擦の変動値(MMD)は以下のようにして測定するものである。KES表面特性試験機(カトーテック社製、「KESFB2−A」)を用いて、試料となる経編地を荷重MIU:50gf、接触圧:10gf、試料張力:20gf/cm、速度1mm/secの条件で測定するものである。
本発明の制電性経編地の表面摩擦の変動値(MMD)を0.01〜0.10にするには、編地の凹凸感を小さくすることが好ましい。
より具体的には、本発明の制電性経編地は、導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸と非導電糸(非導電糸2)で編成されたものであるが、編地を構成するループに編み込まれている糸の総繊度のうち、最大の総繊度(A)と最小の総繊度(B)との差(A−B)が200dtex以下であることが好ましく、中でも(A−B)が150dtex以下であることが好ましく、さらには、(A−B)が100dtex以下であることが好ましい。
本発明の制電性経編地においては、編地を構成するループに編み込まれている糸の総繊度のうち、最大の総繊度(A)は、複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている部分のループに編み込まれている糸の総繊度となることが多いため、この部分のループに編み込まれている糸の総繊度(A)と、それ以外の部分のループに編み込まれている糸の総繊度のうち最小の総繊度(B)との差(A−B)が200dtex以下であることが好ましい。
そして、本発明の制電性経編地は、上記のような糸使い、編編成とすることにより、初期の制電性能に優れるとともに、家庭洗濯10洗後の制電性能にも優れるものであり、中でも家庭洗濯100洗後の制電性能にも優れるものであることが好ましい。
具体的には、家庭洗濯10洗後に、IEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値が1.0×1010Ω以下である。
また、IEC61340−5−1により測定される初期のタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値は、1.0×1010Ω以下であることが好ましく、中でも1.0×10Ω以下であることが好ましい。
家庭洗濯10洗後のIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値は、1.0×1010Ω以下であるが、中でも1.0×10Ω以下であることが好ましい。
さらには、家庭洗濯100洗後のIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値は、1.0×1011Ω以下であることが好ましく、中でも1.0×1010Ω以下であることが好ましい。
なお、IEC61340−5−1により測定される表面抵抗値は、その値が低いほど制電性能に優れる編物となるが、繊維強度や風合い等の面で問題が生じる場合があるので、表面抵抗値の下限としては、1.0×10Ω程度が好ましい。
また、タテ方向、ヨコ方向、バイアス方向に加えて、経編地を縫製した際の縫目間の表面抵抗値が初期、10洗後、100洗後ともに上記範囲内を満足することが好ましい。
本発明においては、表面抵抗値はIEC61340−5−1により測定するものであるが、より詳細には測定機器として、「PORSTAT Resistance System PRS-801」を使用し、測定環境23℃×12% RH、測定間距離250mmの条件で表面抵抗値を測定する。また、洗濯条件はJIS L 0217 103法に従うものである。
本発明の制電性経編地は上記のような制電性能を有するものであるが、経編地中の導電糸の含有量は、0.5〜10質量%が好ましく、中でも1〜8質量%が好ましい。導電性糸の含有量が0.5質量%未満では、本発明の目的とする制電性能が得られ難く、一方、10質量%を超えると、経編地の強度や風合いが損なわれる傾向にあり、コスト的にも割高なものとなるので好ましくない。
本発明の導電性経編地は、整編後、染色加工、吸水加工、帯電加工等の種々の加工を施してもよい。
本発明の制電性経編地は、衣料用途に好適に使用できるものであるが、衣料の種類は、特に限定されず、上半身に着る衣料、下半身に着る衣料等のほか、ソックス、グローブ、マフラー、帽子等を含む。
そして、本発明の制電性経編地は、エレクトロニクス産業をはじめ、各種の業務で使用される作業用衣服として使用することが可能であり、優れた制電性能が要求されるクリーンルーム用途及び食品取り扱い用途、一般電気作業用途に使用する作業用衣服用途に使用することができる。
上記のような作業用衣服は、本発明の制電性経編地を少なくとも一部に用いて、通常の編成技術や縫製技術により得ることができる。
次に本発明の制電性経編地を実施例を用いて具体的に説明する。実施例中の各種の値は以下のようにして測定した。
〔スナッグ〕
JIS L 1058 2011 D−3法に従い、得られた経編地から4枚の試験片を採取して、4枚の試験結果を判定し、その平均値を算出した。
3級以上を合格とした。
〔表面摩擦の変動値〕
前記の方法にて測定した。なお、タテ方向とヨコ方向の変動値(MMD)の測定を行った。
〔表面抵抗値〕
得られた経編地の初期、家庭洗濯10洗後、家庭洗濯100洗後の3種類の経編地において、タテ方向、ヨコ方向、バイアス方向のそれぞれの表面抵抗値を、IEC61340−5−1により測定した。家庭洗濯は、JIS L 0217 103法に従って行った。このとき、得られた経編地を長辺方向が35cm、短辺方向が30cmの長方形のサンプルを下記の(a)〜(c)に示す条件でカットした3種類のサンプルを用意した。
(a)長辺方向がタテ方向、短辺方向がヨコ方向
(b)長辺方向がヨコ方向、短辺方向がタテ方向
(c)長辺方向がバイアス方向、短辺方向がバイアス方向
そして、(a)、(b)、(c)の順で載置し、(a)、(b)の長辺方向同士と(b)、(c)の長辺方向同士の2か所を片倒しダブルステッチで縫製し、サンプル(d)とした。
タテ方向の表面抵抗値は、(a)のサンプルを使用し、長辺方向に測定間距離を25cmで測定を行った。
ヨコ方向の表面抵抗値は、(b)のサンプルを使用し、長辺方向に測定間距離を25cmで測定を行った。
バイアス方向の表面抵抗値は、(c)のサンプルを使用し、長辺方向に測定間距離を25cmで測定を行った。
縫目間の表面抵抗値は、(d)のサンプルを使用し、片倒しダブルステッチで縫製した2か所の縫目を含むようにし、短辺方向に長さ60cmの測定間距離で測定を行った。
実施例1
(糸使い)
L1筬:ポリエチレンテレフタレートからなるポリエステルマルチフィラメント(56dtex/36f)
L2筬:(A):以下に示す非導電糸と導電糸からなる複合糸(撚り数(Z撚)400T/mの合撚糸)
非導電糸;ポリエチレンテレフタレートからなるポリエステルマルチフィラメント(30dtex/12f)
導電糸;KBセーレン社製「ベルトロン」(33dtex/6f、鞘部の導電性ポリマーが外周長の100%を占める)
(B) :ポリエチレンテレフタレートからなるポリエステルマルチフィラメント(56dtex/36f)
(A)を6コースに1本配列し、それ以外は(B)を配列し、フルセットとした。
L3筬:(A)、(B)ともにL2筬と同糸を用い、同じ配列とした。
(編組織)
L1筬にバック糸、L2筬にミドル糸、L3筬にフロント糸を配し、これらの糸を用いて、28ゲージのトリコット編機(Karl MAYER社製)にて、図1(A)に示す組織(L2筬、L3筬のみ図示)にて経編地を編成した。
得られた経編地をサーキュラー染色試験機、界面活性剤(日華化学株式会社製、サンモールFL)を1g/リットルの濃度で使用し、リラックス精練を90℃で30分行った。次いで、上記と同じサーキュラー染色試験機にて、130℃、30分間の吸水・染色加工を行った後、仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
実施例2
L2、L3筬の配列を、(A)を14コースに1本配列し、それ以外は(B)糸を配列、フルセットとし、図1(B)に示す組織(L2筬、L3筬のみ図示)とした以外は実施例1と同様にして経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
実施例3
L2、L3筬の配列を、(A)を14コースに1本配列し、(B)糸を配列しない以外は実施例2と同様にして経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
実施例4
(糸使い)
L2筬、L3筬:(A):実施例1と同じ合撚糸
(B) :実施例1と同じポリエステルマルチフィラメント(56dtex/36f)
(A)を6コースに1本配列し、それ以外は(B)を配列し、フルセットとした。
(編組織)
L2筬にミドル糸、L3筬にフロント糸を配し、これらの糸を用いて、28ゲージのトリコット編機(Karl MAYER社製)にて、図2に示す組織にて経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
なお、得られた経編地は、組織点を共有してループの重なりを生じる箇所がタテ方向において2cmごとに10カ所の割合で含まれていた。
比較例1
L1筬をポリエチレンテレフタレートからなるポリエステルマルチフィラメント(84dtex/36f)とし、
L2筬:(A):以下に示す非導電糸と導電糸からなる複合糸(撚り数(Z撚)400T/mの合撚糸)とし、
非導電糸;ポリエチレンテレフタレートからなるポリエステルマルチフィラメント(84dtex/36f)
導電糸;KBセーレン社製「ベルトロン」(33dtex/6f、鞘部の導電性ポリマーが外周長の100%を占める)
(B)糸を配列しないものとし、L3筬を、L2筬と同糸を用い、同じ配列とした。
それ以外は実施例1と同様にして経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
比較例2
L2、L3筬の(A) を導電糸のみを用い、非導電糸との複合糸としなかった以外は、実施例3と同様にして経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
比較例3
図3のように、L2、L3において隣り合う複合糸同士が組織点を共有しない組織に変更した以外は実施例3と同様にして経編地を編成した。
得られた経編地を実施例1と同様に吸水・染色加工・仕上げセットを行い、制電性経編地を得た。
実施例1〜4、比較例1〜3で得られた制電性経編地の特性値を表1に示す。
Figure 0006932285
表1から明らかなように、実施例1〜4で得られた経編地は、本発明で規定する(1)〜(4)の条件を全て満足するものであり、IEC61340−5−1による表面抵抗値が低く、表面抵抗値の洗濯耐久性にも優れるものであった。また、表面の凹凸感が少なく、スナッグ評価が高いものであったため、着用による耐久性にも優れたものであった。
一方、比較例1で得られた経編地は、表面の凹凸が大きく、(3)の条件を満足しないものであったため、スナッグ評価が低いものであった。つまり、導電糸の糸切れリスクが高く、繰り返し着用すると制電性能の低下が生じるものであった。また、表面の凹凸が大きいことから着用感にも劣る経編地であった。
比較例2で得られた経編地は、導電糸を単糸使いしている(導電糸と非導電糸からなる複合糸としていない)ため、洗濯を繰り返すと制電性能が低下するものであり、(4)の条件を満足しないものであった。また、整経及び編立時にも導電糸の糸切れが生じ、操業性にも劣るものであった。
比較例3で得られた経編地は、複合糸同士の組織点の共有がないものであり、(2)の条件を満足しないものであったため、ヨコ及びバイアス方向の表面抵抗値(初期値)が高いものとなり、(4)の条件を満足しないものであった。

Claims (8)

  1. 導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる複合糸、及び非導電糸(非導電糸2)で編成された経編地であって、以下の(1)〜(4)の要件を同時に満足することを特徴とする制電性経編地。
    (1)該複合糸は、経編地の表面、裏面の少なくともいずれかの面を編成する糸に含まれている
    (2)該複合糸は、隣り合う複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている
    (3)経編地のヨコ方向における表面摩擦の変動値(MMD)が0.01〜0.10である
    (4)家庭洗濯10洗後にIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値がいずれも1.0×1010Ω以下である
  2. 該複合糸は、導電糸と非導電糸(非導電糸1)からなる合撚糸、カバーリング糸、インターレース加工糸のいずれかである、請求項1記載の制電性経編地。
  3. 経編地の全質量中、導電糸の含有量が0.5〜10.0質量%である、請求項1又は2に記載の制電性経編地。
  4. 家庭洗濯100洗後にIEC61340−5−1により測定されるタテ方向、ヨコ方向、バイアス方向の表面抵抗値がいずれも1.0×1011Ω以下である、請求項1〜3のいずれかに記載の制電性経編地。
  5. 複合糸同士が少なくとも1つの組織点を共有してループの重なりを生じている部分のループに編み込まれている糸の総繊度(A)と、それ以外の部分のループに編み込まれている糸の総繊度のうち最小の総繊度(B)との差(A−B)が200dtex以下である、請求項1〜4のいずれかに記載の制電性経編地。
  6. 隣り合う複合糸同士が組織点を共有してループの重なりを生じている部分は、経編地のヨコ方向において2cmごとに1か所以上の割合で含まれる、請求項1〜5のいずれかに記載の制電性経編地。
  7. 衣料用途に用いられる、請求項1〜6のいずれかに記載の制電性経編地。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の制電性経編地を用いてなる作業用衣服。
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JP2018087391A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社ユニチカテクノス 滑り止め機能及び静電気帯電防止機能を持つダブルラッセル編地

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