JP6075148B2 - 紡績糸およびそれを用いてなる布帛 - Google Patents
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Description
しかしながら動物繊維の表面にはスケールと呼ばれる凹凸が無数にあり、このスケールは毛が成長する度に発育するので、毛根から毛先の方向にスケールができ、一方の方向には動きやすいが逆方向には動きにくい性質がある。このため、上下から圧力がかかると、毛は太い毛根の方向に動きやすくなるが、毛は内側に絡み付いていく。これらの作用によって、動物繊維は絡み付いた際、後戻りできずに縮充が進行していき、ピリングを発生させるという問題を有していた。
一方、紡績糸で抗ピル性を良くする方法は過去から種々検討されている。紡績糸を構成する単繊維を弱くすることでピリングになっても布帛表面から落ちて布帛表面にはピリングが残らないようにする方法や、または毛羽の数を減らしてピリングの発生を抑制する方法として結束紡績(空気紡績法)で3mm以上の毛羽を少なくし、3級以上の抗ヒ゜ル性を達成する方法や(特許文献1)、断面繊維本数を抑え毛羽になる確率を減らし、かつ、精紡合撚や結束紡績で毛羽数を抑えることで、抗ヒ゜ル性を達成する方法が知られている(特許文献2)。またフィラメントの複合で毛羽を少なくしたり、毛羽を押さえ込む方法も検討されている(特許文献3,4)。これらの方法も双糸加工と同様に一時的に抗ピル性は良好となるが、動物繊維は他の繊維とは異なり、無数にあるスケールなどで繊維表面が凸凹していること、かつ繊度が太いため剛性が高く毛羽の一端が糸に巻き込まれずにでていると、毛羽が少なくても、徐々にお互いの毛羽が絡まりつき、長い間着用していると、ピリングが発生し、ももけやフロスティングで色落ちが発生し、外観の低下を招いていた。
また、リング精紡法を改良し特殊な方法で紡績することで毛羽がループ状になり、嵩高な紡績糸を提供でき、かつ毛羽がループ状になっているのでピリングが生じにくくなる方法も検討されている(特許文献5)。しかしながら、この方法では毛羽数が多いため、毛羽がループ状になり絡まりにくくとも、ループとなった毛羽同士の重なりが非常に多く、動物繊維表面の凹凸のため、長い間着用していると、ピリングが発生するという問題を有していた。
また動物繊維のスケールを加工により除去し、無数にある繊維表面の凸凹をなくし、かつシリコン処理された紡績糸でピリングが生じにくくなる方法も検討されている(特許文献6)。しかしながら、この方法ではスケールを除去するのにコスト高になり、また初期の抗ピリング性は良好かもしれないが、長い間着用していると、洗濯でシリコンが落ちてくるため、スケールがなくても動物繊維の繊度が太く、かつ毛羽が長いため毛羽同士が絡んできて、ピリングが発生する。
本発明は上記課題を解決すべく、長い間の着用でも抗ピル性が良好で、ももけやフロスティングによる色落ちもないナチュラルな美しい外観を保つことができる動物繊維を用いた紡績糸およびそれを用いた布帛を提供することを目的とする。
(1) 動物繊維を少なくとも一部に用いてなる紡績糸であって、該紡績糸10mにあたりに存在する長さ1mm以上の毛羽数(A)が150個以下であること、及び毛羽の一端のみが紡績糸断面の中心付近に撚り込まれている毛羽数(B)が60個以下であることを特徴とする紡績糸。
(2) I係数(紡績糸の構成本数が64本以下の場合)またはL係数(紡績糸の構成本数が64本を超える場合)が1.0〜3.0であることを特徴とする上記(1)に記載の紡績糸。
(3) 上記(1)または(2)に記載の紡績糸を用いてなることを特徴とする布帛。
まず紡績糸表面について、少なくとも100cmの長さに亘って電子顕微鏡やマイクロスコープなどを用いて50倍で観察し、その電子顕微鏡画面上もしくは写真上で、毛羽の一端のみ紡績糸断面の中心付近に撚り込まれている毛羽数を目視で確認する。このとき数を数える毛羽は、紡績糸表面から1mm離れた位置にまで達している、すなわち1mm離れた位置以上に長い毛羽である。
毛羽数(B)>60であると、つまり毛羽の一端が紡績糸断面の中心付近に撚り込まれていない長さ1mm以上の毛羽が紡績糸10m辺り60個を越えて存在すると、紡績糸断面の中心付近に撚り込まれていない毛羽の一端同士がお互いの毛羽が絡まりつき、長い間着用していると、毛羽がズルズルと抜けてきてピリングが発生する。下限は特に限定されないが、少なすぎると風合いが粗硬に感じられやすくなるため、10以上が好ましい。
また毛羽数(A)が150個を超えると、毛羽の両端が糸に巻き込まれていたとしても毛羽が重なりあい、ピリングが発生する。毛羽数は少ない方がより好ましいが、少なすぎると風合いが粗硬に感じやすくなるため、50個以上が好ましい。
また、本発明の紡績糸のI係数(紡績糸の構成本数が64本以下の場合)またはL係数(紡績糸の構成本数が64本を超える場合)が1.0〜3.0の範囲であることが好ましく、1.5〜2.5の範囲内であることがより好ましい。1.0未満だと、糸均整度が非常に良く紡績糸独特の自然な斑がなくフィラメント調になる。このことで繊維同士の接触面積が広くなる、繊維×繊維摩擦が高くなるためピリングの悪化の原因となる。また3.0を超えると、糸均整度の悪化しいては太糸、細糸の増加を招く。細い部分が弱いため、長い間着用すると、ピリングの原因となる。
構成本数が64本以下の場合 : I係数=U%×(構成本数)1/2/80
構成本数が64本を超える場合 : L係数=U%×(構成本数)1/3/40
ここで、構成本数とは紡績糸断面内にある短繊維の平均本数のことであり、構成本数=紡績糸総繊度(dtex)/短繊維平均繊度(dtex)で求めることができる。繊度の異なる短繊維を混紡している場合、例えば、繊度D1dtexの短繊維を混率W1%、繊度D2dtexの短繊維をW2%混紡している場合は、「構成本数=紡績糸の繊度(dtex)×(W1/100)/D1+紡績糸の繊度(dtex)×(W2/100)/D2」の式で求められる。
本発明の動物繊維を少なくとも一部に用いてなる紡績糸でありながら、少ない毛羽数(A)および毛羽数(B)を兼ね備えた紡績糸を作製する紡績方法としては、空気流の作用により短繊維を結束させて紡績糸を形成する汎用の空気精紡機が好ましく、特に好ましいのは、“ムラタ・ボルテックス・スピナー”(村田機械社製:以下、MVSと記す)を用いる方法である。空気流の旋回気流によって短繊維は渦巻状に加撚され、単繊維の一端が紡績糸断面の中心に撚り込まれて鞘繊維を形成するため、毛羽を形成する際にも毛羽の一端が鞘繊維に巻き込まれる。そのため、毛羽の長さは短くなり、かつ、毛羽数(B)が高くなる。
空気精紡機の条件として、紡速は400m/min以下が好ましく、更に好ましくは、350m/min以下が好ましい。400m/minを超えると、鞘繊維による結束ピッチが広くなり、毛羽数が増加するため、ピリングが発生する。
またその他、空気精紡機の条件として重要なのは、フィード比である。フィード比とは繊維が旋回気流を受ける際のドラフト比(張力)であるが、設備取扱説明書に記載の合成繊維もしくは合成繊維と綿との混紡糸のメーカー推奨である0.99〜1.00より低くすることが重要であり、好ましくは0.94〜0.98である。これは通常の合繊繊維やセルロース繊維は繊度が細めであり、繊維×繊維間の摩擦も低めであるため、旋回気流の影響を受けやすいが、動物繊維は通常繊度が太いため剛性が高いことや、動物繊維の表面にはスケールと呼ばれる凹凸が無数にああることで繊維×繊維間の摩擦が高めであることから、旋回気流の影響を受けにくいため、フィード比を若干低くすることで、旋回気流の影響を受けやすくなり、毛羽の一端が鞘繊維に巻き込まれやすくなるためである。フィード比が0.94より低くすると、旋回気流の影響を受けすぎて、繊維の平行度の乱れが大きくなり、糸均整度の悪化しいては太糸、細糸の増加を招く。細い部分が弱いため、長い間着用すると、ピリングの原因となるので好ましくない。
本発明は、動物繊維を少なくとも一部に用いているが、動物繊維の種類は特に限定されることはなく、ウール、カシミヤ、モヘア、アルパカなども容易に適用できるが、繊維長や繊度からウールが好ましい。
動物繊維の紡績糸中に占める割合は、特に限定されないが重量比率で70重量%以下であることが好ましく、より好ましくは50重量%以下である。これは70重量%を越えると紡績糸を形成する工程である空気精紡機で静電気の発生が激しくなり、毛羽の発生が多くなり、毛羽のループが崩れる場合があるためである。
また紡績糸を構成する他の繊維としては、特に限定されることはなく、通常のあらゆる合成繊維はもとより、天然繊維の木綿、絹あるいはセルロース系繊維なども容易に適用することができる。
本発明の紡績糸の繊度は、特に限定されるものではないが、英式番手で10〜100番手であることが好ましく、より好ましくは20〜80番手、さらに好ましくは30〜60番手である。番手が上記範囲より太い場合、断面繊維本数が多くなりすぎて、毛羽数の増加しピリングが低下する場合がある。また、上記範囲より細い場合、断面繊維本数が少なくなりすぎて、均整度の悪化しいては太糸、細糸の増加を招く。細い部分が弱いため、長い間着用すると、ピリングの原因となるので好ましくない。
また本発明の紡績糸は、本発明の紡績糸の特徴を損なわない限り、フィラメントと複合しても構わないが、紡績糸中に占める割合は、重量比率で60重量%以下であることが好ましく、より好ましくは50重量%以下である。これは60重量%を超えると短繊維の断面繊維本数が少なくなりすぎて、フィラメントとズレが生じる所謂ヌードヤーンが発生するため、長い間着用すると、ピリングの原因となる場合がある。
(1)番手
JIS L1095(2010)、9.4.2に準じて測定した。
・ 短繊維の繊度
JIS L1015(2010)、8.5.1に準じて測定した。
・ U%
JIS L1095(2010) 9.20 A法に準じてウースタむら試験機で測定した。
・ 毛羽数(A)
JIS L1095(2010)、9.22 B法に準じ、敷島紡績社製F−INDEX TESTERを使用し、糸長10mあたりにおける1mm以上の毛羽数を測定した
・ 毛羽数(B)
紡績糸表面について、100cmの長さに亘って電子顕微鏡を用いて観察し、電子顕微鏡で50倍の拡大写真として撮影し、毛羽の一端のみ紡績糸断面の中心付近に撚り困れている毛羽の数を目視で確認した。この値を10倍して、10m当たりの毛羽数(B)とする。
・ 抗ピリング性試験
JIS L 1076(2012)A法に基づいて評価を行う。
5級:ピリングの発生がほとんどないもの
4級:ピリングの発生が少々あるもの
3級:ピリングの発生がかなりあるもの
2級:ピリングの発生が多いもの
1級:ピリングの発生が著しく多いもの。
(実施例1)
動物繊維として38mmのギロチンカットしたウール64’S、獣毛繊維の混用相手としてポリエチレンテレフタレート短繊維(T301、0.8dtex×35mm、東レ(株)製)を使用し、表1に示す重量%で混打綿にて混紡し、通常の紡績方式を経て4.0g/mの太さのスライバーを作製した。
スライバーをMVSに仕掛け、表1に示す条件にて綿方式の番手で30’sの紡績糸を得た。糸切れの発生も少なく、紡績性は良好であった。また、得られた紡績糸について、毛羽数(A)および毛羽数(B)を評価した。
得られた紡績糸をタテ糸とヨコ糸として、通常のレピア織機を用いて、織組織を平とした織物を得た。得られた布帛について、各評価を行った結果、表1に示すように、洗濯50回後の抗ピル性も優れたものであった。
(実施例2,3)
表1に示したMVSの条件にて綿方式の番手で30‘sの紡績糸を得た以外は、実施例1と同様にした。
(比較例1)
実施例1と同様に4.0g/mの太さのスライバーを作成した。得られたスライバーを通常の粗紡機に仕掛け0.6g/mの粗糸を作製し、通常の精紡機に仕掛け撚り係数3.4で綿方式の番手で30’sの紡績糸を得た。糸切れの発生も少なく、紡績性は良好であった。また、得られた紡績糸について、毛羽数(A)および毛羽数(B)を評価した。
(比較例2)
実施例1と同様に4.0g/mの太さのスライバーを作成した。得られたスライバーを通常の粗紡機に仕掛け0.4g/mの粗糸を作製し、通常の精紡機に仕掛け撚り係数3.4で綿方式の番手で60’sの紡績糸を得た。その後、通常の方法で撚り係数3.4×100%で双糸加工を行った。得られた紡績糸について、毛羽数(A)および毛羽数(B)を評価した。
(比較例3)
実施例1と同様のウール64’Sを52重量%とポリエチレンテレフタレート短繊維を48重量%で混打綿にて混紡し、通常の紡績方式を経て0.4g/mの太さの粗糸を作製した。比較例2と同様に得られた0.4g/mの粗糸を作製した。次に前述の粗糸を特公2003−55848号の図3、図4に示すような公知の精紡機に仕掛け、段付きトップローラの大径部に通しフリースを紡出した。一方、ポリエステルマルチフィラメント(82dtex−24フィラメント)をクリールに仕掛け、張力調整装置(テンサー)を経てフィード装置を通り、段付きトップローラーの小径部とボトムローラーの隙間を通過させ、前述フリースと組み合わせ合体し、撚り係数3.4で綿方式の番手で30’sの長短複合紡績糸を得た。この時フリースおよびポリエステルマルチフィラメントのフィード装置からの送り出し速度比はVs/Vf=0.97とし、鞘成分がポリエステルマルチフィラメントであった。得られた長短複合紡績糸について、毛羽数(A)および毛羽数(B)を評価した。
(比較例4,5,6)
実施例1と同様に4.0g/mの太さのスライバーを作成した。
スライバーをMVSに仕掛け、表1に示す条件にて綿方式の番手で30’sの紡績糸を得た。糸切れの発生が多く、紡績性は悪化した。また、得られた紡績糸について、毛羽数(A)および毛羽数(B)を評価した。
得られた紡績糸をタテ糸とヨコ糸として、通常のレピア織機を用いて、織組織を平とした織物を得た。得られた布帛について、各評価を行った結果、表1に示すように、洗濯50回後の抗ピル性は低下していた。
2:紡績糸表面
3:毛羽の両端が紡績糸断面の中心付近に撚り込まれている毛羽
4:毛羽の一端のみ紡績糸断面の中心付近に撚り困れている毛羽
Claims (3)
- 動物繊維を少なくとも一部に用いてなる紡績糸であって、該紡績糸10mにあたりに存在する長さ1mm以上の毛羽数(A)が150個以下であること、及び毛羽の一端のみが紡績糸断面の中心付近に撚り込まれている毛羽数(B)が60個以下であることを特徴とする紡績糸。
- I係数(紡績糸の構成本数が64本以下の場合)またはL係数(紡績糸の構成本数が64本を超える場合)が1.0〜3.0であることを特徴とする請求項1に記載の紡績糸。
- 請求項1または請求項2に記載の紡績糸を用いてなることを特徴とする布帛。
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JP2013063416A JP6075148B2 (ja) | 2013-03-26 | 2013-03-26 | 紡績糸およびそれを用いてなる布帛 |
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