JP2001072931A - パルプビーズ及びパルプ成型体 - Google Patents

パルプビーズ及びパルプ成型体

Info

Publication number
JP2001072931A
JP2001072931A JP25272199A JP25272199A JP2001072931A JP 2001072931 A JP2001072931 A JP 2001072931A JP 25272199 A JP25272199 A JP 25272199A JP 25272199 A JP25272199 A JP 25272199A JP 2001072931 A JP2001072931 A JP 2001072931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulp
beads
water
resin
binder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25272199A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakairi
幸司 坂入
Tomoaki Takasaki
智明 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP25272199A priority Critical patent/JP2001072931A/ja
Publication of JP2001072931A publication Critical patent/JP2001072931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用後の処理に際しては、易処理性を与え、ま
た、機能としては緩衝性、断熱性などに優れたパルプビ
ーズ、及びそのビーズを集合体としたパルプ成型体を提
供する。 【解決手段】耐水処理を施した紙の解繊加工物を主原料
とし、繊維間に空隙を有し、バインダーにより該繊維同
士の一部分が接着され、小片化構造をなすパルプビーズ
であって、該小片化構造の表面に、少なくとも一層の機
能性塗膜が設けられてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用後、焼却処分
しても、廃棄物公害等を引き起こさないパルプビーズ、
及びそのビーズを結合し集合体としたパルプ成型体であ
って、電化製品や食品包装の緩衝材や、断熱材や防音材
等の建材などに用いることができるパルプビーズ、及び
そのビーズを結合し集合体としたパルプ成型体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題への関心が大変高まって
おり、製品が廃棄されたときの易処理性、あるいはリサ
イクル性は商品設計において重要なポイントとなってい
る。発泡スチロールは、包装緩衝材や建材等に幅広く用
いられる。安価であり性能も優れているが、使用後、焼
却処理を行うと高熱の発生による炉の損傷等が指摘さ
れ、また埋立処理した場合は、分解性がなく嵩ばるため
処理場の不足を招く一因とも考えられている。
【0003】一方、故紙をリサイクルして用いた商品
は、段ボール紙、再生紙等多岐に渡っているが、その中
でも緩衝材として用いられるパルプモールドが注目を集
めている。パルプモールドは、再生パルプを原料として
製造され、形状を工夫することで緩衝力、強度を与えら
れるものであり、焼却、埋立のいずれの処理も容易であ
る。
【0004】しかし、パルプモールドは緩衝強度は十分
とはいえず、使用範囲は限定されたものであった。ま
た、緩衝材の設計と製造のために、専用の複雑な形状の
金型を作成するなどの必要があって時間を要し、新しい
形状の試作、開発が困難であった。さらに発泡スチロー
ルのように、緩衝材以外の用途に応用して用いることは
難しく、成型性、加工性がなかった。またパルプモール
ド以外には、紙製の造粒物を作製し、これを利用する発
明がなされている。
【0005】特公昭64-8976号公報において、ポリビニ
ルアルコール水溶液を含有する、離解または、粗砕した
繊維素系素材をリファイナーへ供給し、半造粒繊維体を
形成、これを積層して植物育苗培地とする発明がなされ
ている。しかしこの発明による積層物は、多くの水分を
含んだ状態でリファイナーに供給して半造粒物を製造し
ており、その結果、半造粒物は水と混練され、パルプ繊
維間の結合が促されるので、比重の大きい半造粒物とな
ってしまう。これを緩衝材等として利用することは困難
であった。
【0006】また特公平7-35173号公報においては、パ
ルプや異質の繊維素材を粒状に加工して基材とし、これ
と接着剤との混合物を成形型内に充填し、加圧して得る
包装用緩衝材が提案されている。この方法においても、
パルプを水中で離解する工程を経て、脱水後、押圧する
ようにしてパンチボードに設けた孔を通過させて造粒が
行われているため、比重が高い造粒物となり、緩衝材と
して利用する場合、その緩衝対象が制限される。
【0007】また一方、造粒に当たって、紙やパルプを
解繊処理したものを素材として用いる方法も多く提案さ
れている。例えば、特開平5-246465号公報においては、
古紙を解繊して綿状物とし、これに霧状の水分を与え
て、湿潤状態部と非・低湿潤状態部を生じさせ、攪拌し
て湿潤部で非・低湿潤部を覆って粒状物とし、これを糊
材を介して、成形する緩衝材等再生物の製造方法の発明
がなされている。
【0008】また特開平7-60847号公報では、紙片又は
繊維塊からなる種片と、解繊繊維との混合物に水を供給
して攪拌、玉を製造し、これを糊材を介して成形した解
繊繊維成型体と製造方法が発明されている。これらの方
法では、造粒にあたっての紙繊維等の結合は水分を介し
た作用のみであり、結合としては弱く、成型物を作製す
るための接着剤の混合の過程で、粒が崩壊したり、ある
いはまた、粒を単独で、バラ緩衝材のような使用環境に
提供することは困難であるという恐れがある。粒の結合
を強くするため、水分を多く供給したり、攪拌時間を延
長すると、粒の比重が高くなり、緩衝性に影響する問題
がある。
【0009】また特開平6-179469号公報において、解繊
した紙材を毛玉状に結集して形成された粒体を、接着剤
を介して接着させた緩衝材が提案されている。しかし、
この発明でも、緩衝材における構成単位であるパルプの
粒体自体の強度は弱く、粒体を単独でバラ緩衝材のよう
な用途に用いることは困難であるという問題点があっ
た。
【0010】さらに特開平6-247472号公報においては、
解繊された古紙と水と弾性接着剤とを添加し、回転力や
振動を与えて、団粒化し、接着剤を介在させて団粒を接
着した緩衝材が提案されている。
【0011】しかし、この発明による方法では、緩衝性
や断熱性の機能部材として用いるために有効である、低
比重の造粒物を得るためには、以下のような点で問題点
があった。一つには、解繊物の絡み合いが混合造粒に障
害となり、造粒の進行が遅く製造性が悪いという点であ
り、もう一つには、造粒物形成を進めるため、混合を継
続すると、バインダーやあるいは溶媒によって繊維が密
着する傾向になり、低比重化が図れなくなる恐れがある
という点である。
【0012】また、上記のような、解繊物を造粒に用
い、さらに成型する何れの方法も、成型するために、接
着剤を介在させ、圧縮充填し造粒物を接着し成形を行っ
ている。しかし接着剤のもつタック性や、粘性により、
粒体が型への投入の前に塊を形成してしまう恐れがあ
り、複雑な形状への均一な充填が困難であるという問題
点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、なされたものである。すなわち、使用後の処
理に際しては、易処理性を与えるため、パルプを主原料
として、また、機能としては緩衝性、断熱性などに優れ
た新規なパルプビーズ、及びそのビーズを集合体とした
パルプ成型体を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するものであり、請求項1の発明は、耐水処理を施し
た紙の解繊加工物を主原料とし、繊維間に空隙を有し、
バインダーにより該繊維同士の一部分が接着され、小片
化構造をなすパルプビーズであって、該小片化構造の表
面に、少なくとも一層の機能性塗膜が設けられてなるこ
とを特徴とするパルプビーズとしたものである。
【0015】本発明の請求項2の発明は、解繊加工物の
吸水性が、解繊物1gに対して、0.8g/分以下の吸
水性であることを特徴とする請求項1に記載のパルプビ
ーズとしたものである。
【0016】本発明の請求項3の発明は、バインダー
が、熱可塑性接着剤、熱硬化性接着剤、ゴム系接着剤、
水溶性高分子、タンパク質、植物性結合材の何れか単独
で、もしくは2種以上を混合して用いたことを特徴とす
る請求項1または2に記載のパルプビーズとしたもので
ある。
【0017】本発明の請求項4の発明は、バインダー
が、粉末状であることを特徴とする請求項3に記載のパ
ルプビーズとしたものである。
【0018】本発明の請求項5の発明は、バインダー
が、溶媒に分散もしくは溶解されたものであることを特
徴とする請求項3に記載のパルプビーズとしたものであ
る。
【0019】本発明の請求項6の発明は、バインダーで
解繊加工物の一部分を接着した小片化構造物の比重が、
0.03から0.25の範囲にあることを特徴とする請
求項1乃至5の何れか1項に記載のパルプビーズとした
ものである。
【0020】本発明の請求項7の発明は、小片化物の表
面に設けられる機能性塗膜が、水溶性高分子であること
を特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のパル
プビーズとしたものである。
【0021】本発明の請求項8の発明は、小片化物の表
面に設けられる機能性塗膜が、熱可塑性樹脂であること
を特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のパル
プビーズとしたものである。
【0022】本発明の請求項9の発明は、小片化物の表
面に設けられる機能性塗膜が、熱可塑性樹脂と発泡性中
空粒子の混合物であることを特徴とする請求項1乃至8
の何れか1項に記載のパルプビーズとしたものである。
【0023】本発明の請求項10の発明は、小片化物の
表面に機能性塗膜が設けられたパルプビーズが、見かけ
比重0.05から0.2の範囲であることを特徴とする
請求項1乃至9の何れか1項に記載のパルプビーズとし
たものである。
【0024】本発明の請求項11の発明は、請求項1か
ら10の何れか1項に記載のパルプビーズを接着し、集
合体としたことを特徴とするパルプ成型体としたもので
ある。
【0025】本発明の請求項12の発明は、請求項11
に記載のパルプ成型体において、パルプビーズの接着
が、ビーズ表面に設けられた機能性塗膜を介してなされ
ることを特徴とするパルプ成型体としたものである。
【0026】本発明の請求項13の発明は、請求項11
に記載のパルプ成型体において、成型体の表面に、樹脂
層を設けたことを特徴とするパルプ成型体としたもので
ある。
【0027】本発明の請求項14の発明は、表面に設け
た樹脂層が、コーティングによって設けられた樹脂層で
あることを特徴とする請求項13に記載のパルプ成型体
としたものである。
【0028】本発明の請求項15の発明は、コーティン
グされた樹脂が熱可塑性樹脂であることを特徴とする請
求項14に記載のパルプ成型体としたものである。
【0029】本発明の請求項16の発明は、コーティン
グされた樹脂が、水溶性増粘剤からなる水溶性樹脂であ
ることを特徴とする請求項14に記載のパルプ成型体と
したものである。
【0030】本発明の請求項17の発明は、表面に設け
た樹脂層が、プラスチックフィルムであることを特徴と
する請求項13に記載のパルプ成型体としたものであ
る。
【0031】本発明の請求項18の発明は、表面に設け
たプラスチックフィルムが生分解性プラスチックで構成
されることを特徴とする請求項17に記載のパルプ成型
体としたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず本発明のパルプビーズを構成する原料の主なもの
は、紙の解繊処理物である。
【0033】紙の種類としては、耐水処理を施された耐
水性のある紙の解繊物が好ましい。これは、後述するよ
うに本発明では、解繊処理物より作成した小片化物の表
面付近に、機能性塗膜材料を水を含めた溶媒に溶解、分
散したもの等を噴霧や含浸などの方法によって塗布し、
機能性塗膜として設けるが、この際、耐水紙を用いた解
繊処理物を用いることにより、機能性塗膜材料が小片化
物内部に染み込みにくくなり、機能性塗膜が効率的に小
片化物表面に形成されやすい。このように、耐水処理を
施された紙を用いることで、材料使用の低減や、あるい
は機能性塗膜の機能の発現性が良い。
【0034】耐水性のある紙とは、紙の全体吸水性が低
い機能を有する紙を指しており、紙カップ用の原紙のよ
うにサイズを効かせた紙などが挙げられるが、具体的に
は解繊加工物とした時の吸水性として、解繊物1gに対
して、0.8g/分以下、好ましくは0.5g/分以下
の吸水性である性質であればよく、その他の紙の質や由
来は限定されない。
【0035】この機能を与えるための処理方法、薬剤の
種類あるいは使用量などは特に限定されるものではな
い。またこれらの紙に合成樹脂フィルムなど張り合わさ
れたものが混入されていても差し支えない。
【0036】これらの紙を、適当な方法で解繊処理を行
う。解繊の方法は、原料を乾燥状態で解繊状態にできる
方法であれば、どの様な方法、設備、装置を用いても差
し支えない。このようにして用意された解繊加工物の粒
状加工を容易なものとするため、解繊加工物にバインダ
ーを供給する。
【0037】後述するように本発明によるパルプビーズ
は、その表面に機能性塗膜を設け、その塗膜によりビー
ズ形状の保持を図る意図を含んでいるので、ここでのバ
インダーは、いわば仮造粒・仮接着の機能を果たすもの
であればよい。すなわちこの後の工程などで解繊加工物
の小片化加工にあたって、小片化物がその加工過程で大
きく崩壊しない程度に接着できていればよい。
【0038】言い換えれば、本発明によるパルプビーズ
や成型体は、緩衝材や断熱材として機能をもたせるた
め、パルプビーズは低比重造粒物であることが必要であ
る。このような低比重造粒物を得るために、繊維間の空
隙を保持することが不可欠であるとともに、造粒加工適
性を向上させるためには、繊維同士の一部分が接着され
る状態であることが望まれる。
【0039】この条件に適応するようにバインダー量や
供給方法が選択されなければならない。そして、後工程
で、解繊物とバインダーを混合したものを小片化した
際、小片化物の見かけ比重は、0.03から0.25の
範囲になることが、機能上好ましい。
【0040】バインダーの種類としては上記の状態が得
られる材料系であればよい。例えば、ポリエチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラ
ール、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ナイロンな
どのポリアミド、ポリビニルピロリドン等が挙げられ、
またこれらが共重合したもの、例えば、酢酸ビニル-ポ
リエチレン共重合物、ポリエチレンーアクリル酸共重合
物等を用いた熱可塑性接着剤、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂等
の熱硬化性接着剤、合成ゴム、天然ゴム等を用いたゴム
系接着剤、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、澱粉、寒天などの水溶性高分子、膠、ゼラチ
ン、カゼイン、グルテン等のタンパク質、小麦粉等の植
物性結合材が例示でき、これらを単独で、もしくは2種
以上を混合して用いることができる。
【0041】解繊物へのバインダー供給は、適切な溶媒
に分散もしくは溶解して噴霧等の方法により供給する方
法、あるいは粉末状として供給する方法などが例示で
き、特定されない。そして、バインダーの機能が発揮で
きる方法、すなわち溶媒の乾燥や、加熱、あるいは適切
な水分の供給等により、解繊物繊維の一部を接着して塊
状やシート状とする。この時、適切な圧力をかけて加工
をおこなってもよい。
【0042】このように解繊物とバインダーによる得ら
れた一次加工物を、打ち抜きや、押し出し切断、棒状加
工後切断等の方法によって小片化物とする。あるいは解
繊物にバインダーを供給した後、粒形状となる枠型内に
充填して接着し、粒状の小片として得る。
【0043】次いで、これらの小片化物の表面に少なく
とも一層の機能性塗膜を設ける。機能性塗膜とは、小片
化物表面付近に高い濃度で機能性の材料層を設けること
で、ここでいう機能性とは、上述のように解繊物繊維間
を仮接着して得られた小片化物が崩壊しないように表面
を接着して強度を与えることや、あるいは、この塗膜を
介して接着を行う機能を指している。
【0044】被膜材料としては、水溶性高分子もしくは
熱可塑性樹脂、あるいは熱可塑性樹脂と発泡性中空粒子
の混合物が挙げられる。
【0045】水溶性高分子としては、アルギン酸ナトリ
ウム塩、澱粉、寒天、マンナン等の天然多糖類、カルボ
キシメチルセルロースなどの天然多糖類の処理物、もし
くはポリビニルアルコールなどの合成水溶性ポリマー等
が例示できる。
【0046】また熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチ
ラール、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン
などのポリアミド、ポリビニルピロリドン等が挙げら
れ、またこれらが共重合したもの、例えば、酢酸ビニル
-ポリエチレン共重合物、ポリエチレンーアクリル酸共重
合物等が例示でき、特に限定されない。また、これらを
単独で用いても、あるいは混合して用いてもよい。
【0047】さらに熱可塑性樹脂に発泡性粒子を混合し
て用いてもよい。発泡性粒子としては、マイクロカプセ
ル内に低沸点の溶剤が封入された熱膨張性のマイクロカ
プセルを使用することができる。すなわち外殻のポリマ
ーが加熱により軟化するとともに内殻の溶剤がガス化
し、体積が数十倍に膨張するものである。
【0048】具体的には、内殻の溶剤としては、イソブ
タン、ペンタン、石油エーテル、ヘキサン等の有機溶剤
を、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル等からなる熱可塑性樹脂
で包み込んだ熱膨張性マイクロカプセルを好ましく使用
できる。
【0049】熱可塑性樹脂に対する発泡性粒子の混合比
率も特に限定されない。これらの材料を被膜化するに当
たっては、これらの樹脂が水を含めた適当な溶媒に溶解
されたもの、エマルジョンとしたもの等、あるいはさら
に発泡性粒子を混合したものを準備し、スプレーコーテ
ィング、含浸等の方法により、塗布する。あるいは、粉
末化された樹脂をディスパージョンとし、噴霧、あるい
はさらにここに発泡性粒子を混合して用意し、噴霧等に
より塗工してもよい。
【0050】塗布後は適当な温度で乾燥して溶媒を蒸発
させ、塗膜を形成する。パルプビーズに塗膜される樹脂
量は、例えばバラの緩衝材として利用される際に要求さ
れる緩衝性等の条件や、あるいは結合して成型体として
用いる場合等に要求される接着強度や、膨張した発泡性
粒子によりもたらされる弾性等によって付加される緩衝
性等の状態により、適宜選択すればよく、特に限定され
ない。
【0051】またコーティング後のパルプビーズの見か
け比重としては、0.05から0.2の範囲であること
が望ましい。この範囲外では、特に家電製品等の緩衝包
装において、十分な緩衝性を得ることが困難と考えられ
る。
【0052】このようにして得られたパルプビーズを適
当な方法により結合し、集合させた成型体として利用す
ることも可能である。結合に当たっての方法としては、
ビーズ表面に設けた塗膜最外層を接着に利用する方法が
挙げられる。パルプビーズにあらかじめ設けた塗膜を利
用する場合には、その塗膜の性質に応じて接着のための
操作を行えばよい。
【0053】例えば、水溶性高分子の塗膜であれば、適
当な型内に充填し、適量の水分を与えて被膜を軟化させ
た後、乾燥させ水溶性高分子を固化させて成型物とす
る。あるいはコーティング層が熱可塑性樹脂や、発泡性
粒子を混合した熱可塑性樹脂である場合は、希望する形
状に用意した枠型内に投入し、樹脂の溶融温度に応じた
適当な温度、適当な方法で加熱し、樹脂を溶融、あるい
は発泡性粒子を膨張させ、その後冷却して固化させ、パ
ルプビーズ同士を接着し、成型体として得る。
【0054】またさらに、パルプ成型体からの、パルプ
ビーズの脱落や成型体の割れを抑制する目的で、パルプ
成型体に樹脂層を設けても良い。樹脂層を設けるに当た
っては、コーティングによってパルプ成型体の表面に樹
脂層を設ける方法と、パルプ成型体を樹脂フィルムで被
覆する方法が挙げられる。
【0055】コーティングによる方法の場合、コーティ
ングされる樹脂としては、水溶性増粘剤からなる水溶性
樹脂、熱可塑性樹脂が挙げられる。水溶性増粘剤として
は、アルギン酸ナトリウム塩、澱粉、寒天、マンナン等
の天然多糖類、カルボキシメチルセルロースなどの天然
多糖類の処理物、もしくはポリビニルアルコールなどの
合成水溶性ポリマー等が例示できる。
【0056】また熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチ
ラール、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン
などのポリアミド、ポリビニルピロリドン等が挙げら
れ、またこれらが共重合したもの、例えば、酢酸ビニル
-ポリエチレン共重合物、ポリエチレンーアクリル酸共重
合物等が例示でき、特に限定されない。また、これらを
単独で用いても、あるいは混合して用いてもよい
【0057】これらを、水を含めた適当な溶剤に溶解さ
れたもの、エマルジョンとしたもの等準備し、スプレー
コーティング、含浸等の方法により、塗布、乾燥する。
あるいは、粉末化された樹脂をディスパージョンとし、
噴霧等行っても良い。
【0058】また、樹脂フィルムで被覆する方法も、限
定されないが、スキンパック包装等の方法が例示でき
る。すなわちスキンパック包装あれば、適当な径の有孔
台紙上にパルプ成型体をのせ、熱可塑性フィルムを被せ
て、加熱しつつ台紙側より減圧脱気し、パルプ成型体と
フィルムを密着させる。
【0059】フィルムの種類としてはポリエチレン、ナ
イロン、アイオノマー等の樹脂フィルムが例示できる
が、生分解性樹脂のフィルムを用いることが、処理性等
を考慮すると一層好ましい。生分解性樹脂としてはポリ
カプロラクトン、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート
等が例示できる。
【0060】<作用>以上のようなものであり、耐水処
理を施された紙の解繊加工物にバインダーを供給し、繊
維を部分的に結合しつつ、繊維の絡み合いの間の空隙を
残した弾性のある構造物を小片化、さらに機能性塗膜を
設けることで、適度な弾性、緩衝性、あるいは断熱性な
どの機能を持つ新規なパルプビーズとなる。
【0061】そしてその表面に設けられた機能性塗膜
は、ビーズとしての構造を保持する機能と同時にビーズ
間を接着し成型体とする機能も保持したものとなる。
【0062】ビーズ状態で、緩衝用途などに利用する以
外にも、表面の機能塗膜を利用してビーズ同士を接着し
容易に成型物とすることも可能であり、その成型物も、
緩衝性や断熱性利用分野に幅広く利用することができ、
また、多様な成形物形状へも対応できる
【0063】そして紙を主体とする構成であるので、易
処理性であることはいうまでもない。 さらに、パルプ
成型体に対しては、表面に、樹脂層を設けることによ
り、成型体としての強度が加えられ、またビーズの脱落
が低減され、より利用性を優れたものとすることもでき
る。
【0064】
【実施例】以下に本発明を実施例をもって説明するが、
ここに用いられた材料に限定されるものではない。 <実施例1>紙カップ原紙をターボ工業(株)製ターボ
ミル使用にて解繊加工した。この解繊物をカップにと
り、全体が水に浸るようにした後、5分放置し、吸水量
を測定した結果、解繊物1gについて、0.3g/分の
吸水性であった。この解繊物100重量部を攪拌しつつ
PVA5%水溶液:20重量部をスプレーして供給し
た。これを、直径5mmの棒状にまとめ、さらに5mm
の長さにカットして、見かけ比重約0.07の粒状とし
た。そしてパルプ粒の表面に、ポリビニルアルコール5
%水溶液を噴霧した。噴霧量は、乾燥後のパルプビーズ
の見かけ比重が約0.08となるように調整した。そし
て乾燥し、ポリビニルアルコールの塗膜層が形成された
パルプビーズを得た。
【0065】<実施例2>実施例1で用いた紙カップ原
紙解繊加工品100重量部を攪拌しつつ、合成ゴムエマ
ルジョン(固形分10%)を10重量部スプレーして供
給し、その後実施例1と同様の操作を行い、見かけ比重
0.09のパルプビーズを得た。
【0066】<実施例3>実施例1で用いた紙カップ原
紙解繊加工品100重量部に、粉末ポリエチレン10重
量部を混合し、これを120℃で熱プレス加工し、厚さ
約5mm、見かけ比重0.08のシート状物を得た。こ
れを直径5mmで打ち抜き、その表面に、熱可塑性樹
脂:エチレンー酢酸ビニル共重合物エマルジョン(固形
分25%溶液)を噴霧した。噴霧量は、乾燥後のパルプ
ビーズの見かけ比重が約0.09となるように調製し
た。そして乾燥し、エチレンー酢酸ビニル共重合塗膜が
形成されたパルプビーズを得た。
【0067】<実施例4>実施例3で得たパルプビーズ
表面に、 ・熱可塑性樹脂:エチレン酢酸ビニル共重合物エマルジ
ョン(固形分25%溶液)100重量部に、発泡性粒
子:熱膨張性マイクロカプセル(マイクロスフィアF140
0、松本油脂(株)製、固形分70%)35重量部を混
合したものを噴霧した。噴霧量は、乾燥後のパルプビー
ズの見かけ比重が約0.09となるように調製した。そ
して乾燥し、発泡性粒子を含有するエチレンー酢酸ビニ
ル共重合物塗膜が形成されたパルプビーズを得た。
【0068】<実施例5>内寸100mm×100mm
×50mmのアルミニウム製枠型内に、実施例1で作成
されたパルプビーズを、型体積の1.2倍量用意し、圧
縮充填した。型内に加圧蒸気を導入し、投入ビーズ重量
の約半分の水分を与え、ポリビニルアルコールを再湿さ
せた。その後120℃に加熱し、水分を除去、ビーズを
接着して枠より取り出し、パルプ成型体として得た。見
かけ比重は約0.1であった。
【0069】<実施例6>実施例5で用意された枠型
に、実施例2で作成されたパルプビーズを、型体積の
1.2倍量用意し、圧縮充填した。そして実施例1と同
様の操作により、成型体を作成した。見かけ比重は約
0.1であった。
【0070】<実施例7>実施例5で用意された枠型
に、実施例2で作成されたパルプビーズを、型体積の
1.2倍量用意し、圧縮充填した。型を130℃のオー
ブンに入れて加熱してビーズ表面のエチレンー酢酸ビニ
ル共重合物塗膜を溶融した。その後、オーブンより取り
出して室温で放冷して樹脂を固化させ、枠型より取り出
してパルプ発泡体を得た。見かけ比重は約0.095で
ある。
【0071】<実施例8>実施例5で用意された枠型
に、実施例3で作成されたパルプビーズを、型体積の
1.1倍量用意し、圧縮充填した。型を130℃のオー
ブンに入れて加熱してコーティングされた樹脂を溶融
し、発泡粒子を膨張させた。その後、オーブンより取り
出して室温で放冷して樹脂を固化させ、枠型より取り出
してパルプ発泡体を得た。見かけ比重は約0.9であ
る。
【0072】<実施例9>実施例8で得られた成型物の
表面に、酢酸ビニルエマルジョンを、パルプ発泡体表面
に、噴霧量が1cm2あたり0.0065gとなるよう
に噴霧した後、乾燥させ、パルプ成型体として得た。
【0073】<実施例10>実施例8で得られた、成型
体に、ポリビニルアルコール5%水溶液を、パルプ発泡
体表面に、噴霧量が1cm2あたり0.05gとなるよ
うに噴霧した後、乾燥させ、パルプ成型体として得た。
【0074】<実施例11>実施例8で得られた、成型
体に、予めTダイ溶融押し出し法により、100μの厚
さで作製したポリ乳酸を主成分とするシートを既知の方
法により、スキン包装した。すなわち、直径約0.15
mmの細孔を1cm2あたり3個あけた厚紙に、ヒート
シール剤としてエチレンー酢酸ビニル共重合体(昭和高
分子 AD901)をプレコーティングして予備乾燥し
た。この上に前述のパルプ成型体をのせ、120℃で予
備加熱し軟化させたポリ乳酸フィルムをかぶせ、真空脱
気し密着させ、パルプ成型体として得た。
【0075】<比較例1>実施例1で用いた段ボール解
繊加工品100重量部に、同量のPVA5%水溶液を加
え、混合した後、5mm径の小孔より押し出し、5mm
の長さにカットし、造粒物とした。乾燥後のビーズの見
かけ比重は0.3であった。
【0076】<比較例2>比較例1で得られたビーズ1
00重量部に、接着剤としてカルボキシメチルセルロー
ス5%水溶液100重量部を混合し、実施例5で用意さ
れた型に、型体積の1.5倍量を投入し圧縮充填した。
これをオーブンで乾燥し、接着剤を固化させビーズを接
着して成型体として得た。見かけ比重は約0.45とな
っていた。
【0077】<機能の比較>各実施例、比較例において
得られたビーズ及び成型物の圧縮試験(JIS023
5)を行ったところ、表1のような結果を得た。
【0078】
【表1】
【0079】このように、本発明による実施例は、ビー
ズ及び成型体において、比較例に比較して、小さい応力
で同じ歪み量が得られ、すなわち衝撃吸収の能力が良好
であった。
【0080】
【発明の効果】本発明は以上のようなものであり、本発
明によれば、耐水処理を施された紙の解繊加工物にバイ
ンダーを供給し、繊維を部分的に結合しつつ、繊維の絡
み合いの間の空隙を残した弾性のある構造物を小片化、
さらに機能性塗膜を設けたパルプビーズであり、適度な
弾性、緩衝性、あるいは断熱性などの機能を持つビーズ
が、容易に得られる。
【0081】その表面に機能性塗膜を設けたことによ
り、ビーズとしての構造を保持する機能と同時にビーズ
間を接着し成型体とする機能も保持したものとなる。ビ
ーズとして、緩衝用途などに利用することができ、さら
には表面の機能塗膜を利用してビーズ同士を接着して集
合体とし、容易に成型物とすることも可能であり、その
成型物も、緩衝性や断熱性利用分野に幅広く利用するこ
とができ、また、多様な成形物形状へも対応できる
【0082】そして紙を主体とする構成であるので、易
処理性であることはいうまでもない。 さらに、パルプ
成型体に対しては、表面に、樹脂層を設けることによ
り、成型体としての強度が加えられ、またビーズの脱落
が低減され、より利用性を優れたものとすることもでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F201 AA01 AA19 AA36 AA45 AG03 AH81 BA02 BC02 BC12 BC37 BL03 BL07 BL08 BL42 BL43 BL48 4J038 BA011 BA091 BA111 CE021 MA02 PC08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐水処理を施した紙の解繊加工物を主原料
    とし、繊維間に空隙を有し、バインダーにより該繊維同
    士の一部分が接着され、小片化構造をなすパルプビーズ
    であって、該小片化構造の表面に、少なくとも一層の機
    能性塗膜が設けられてなることを特徴とするパルプビー
    ズ。
  2. 【請求項2】解繊加工物の吸水性が、解繊物1gに対し
    て、0.8g/分以下の吸水性であることを特徴とする
    請求項1に記載のパルプビーズ。
  3. 【請求項3】バインダーが、熱可塑性接着剤、熱硬化性
    接着剤、ゴム系接着剤、水溶性高分子、タンパク質、植
    物性結合材の何れか単独で、もしくは2種以上を混合し
    て用いたことを特徴とする請求項1または2に記載のパ
    ルプビーズ。
  4. 【請求項4】バインダーが、粉末状であることを特徴と
    する請求項3に記載のパルプビーズ。
  5. 【請求項5】バインダーが、溶媒に分散もしくは溶解さ
    れたものであることを特徴とする請求項3に記載のパル
    プビーズ。
  6. 【請求項6】バインダーで解繊加工物の一部分を接着し
    た小片化構造物の比重が、0.03から0.25の範囲
    にあることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に
    記載のパルプビーズ。
  7. 【請求項7】小片化物の表面に設けられる機能性塗膜
    が、水溶性高分子であることを特徴とする請求項1乃至
    6の何れか1項に記載のパルプビーズ。
  8. 【請求項8】小片化物の表面に設けられる機能性塗膜
    が、熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項1乃至
    7の何れか1項に記載のパルプビーズ。
  9. 【請求項9】小片化物の表面に設けられる機能性塗膜
    が、熱可塑性樹脂と発泡性中空粒子の混合物であること
    を特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のパル
    プビーズ。
  10. 【請求項10】小片化物の表面に機能性塗膜が設けられ
    たパルプビーズが、見かけ比重0.05から0.2の範
    囲であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項
    に記載のパルプビーズ。
  11. 【請求項11】請求項1から10の何れか1項に記載の
    パルプビーズを接着し、集合体としたことを特徴とする
    パルプ成型体。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のパルプ成型体におい
    て、パルプビーズの接着が、ビーズ表面に設けられた機
    能性塗膜を介してなされることを特徴とするパルプ成型
    体。
  13. 【請求項13】請求項11に記載のパルプ成型体におい
    て、成型体の表面に、樹脂層を設けたことを特徴とする
    パルプ成型体。
  14. 【請求項14】表面に設けた樹脂層が、コーティングに
    よって設けられた樹脂層であることを特徴とする請求項
    13に記載のパルプ成型体。
  15. 【請求項15】コーティングされた樹脂が熱可塑性樹脂
    であることを特徴とする請求項14に記載のパルプ成型
    体。
  16. 【請求項16】コーティングされた樹脂が、水溶性増粘
    剤からなる水溶性樹脂であることを特徴とする請求項1
    4に記載のパルプ成型体。
  17. 【請求項17】表面に設けた樹脂層が、プラスチックフ
    ィルムであることを特徴とする請求項13に記載のパル
    プ成型体。
  18. 【請求項18】表面に設けたプラスチックフィルムが生
    分解性プラスチックで構成されることを特徴とする請求
    項17に記載のパルプ成型体。
JP25272199A 1999-09-07 1999-09-07 パルプビーズ及びパルプ成型体 Pending JP2001072931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25272199A JP2001072931A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 パルプビーズ及びパルプ成型体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25272199A JP2001072931A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 パルプビーズ及びパルプ成型体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001072931A true JP2001072931A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17241349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25272199A Pending JP2001072931A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 パルプビーズ及びパルプ成型体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001072931A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101878994B1 (ko) 조사에 의해 발포되는 생분해성 펠렛
CN113146883A (zh) 一种基于废旧海绵的回收再利用成型工艺
JP2001072931A (ja) パルプビーズ及びパルプ成型体
JP4277347B2 (ja) パルプ成型体
JP2001009936A (ja) パルプビーズ及びパルプ成形体
JP2001009935A (ja) パルプビーズ及びパルプビーズより成るパルプ成形体
CN1143655A (zh) 维生素物质发泡的缓冲绝热材料及其制造方法
JP2000328417A (ja) 植物繊維マット及びパルプビーズ及びパルプビーズの製造方法
JP3965532B2 (ja) パルプビーズ及びパルプ成型体
JP4154763B2 (ja) パルプビーズ及びこれを用いたパルプ成形体
JP2001088108A (ja) パルプビーズの製造方法及び製造装置
JP2005029603A (ja) 発泡成形体およびその製造方法
JPH082516A (ja) 故紙を主材とする成型品およびその製造方法
JPH091676A (ja) 高い開放空間率を有する実質的に網状の複合材及びその製造方法
JPH11320732A (ja) パルプ成型体
JP2000248106A (ja) 澱粉系成形体及びその製造方法
JP5135498B2 (ja) 成形体
JPH0615753A (ja) パルプ発泡緩衝材の製造方法
JP2000212319A (ja) パルプビ―ズ及びパルプ成形体
JP3705310B2 (ja) パルプ発泡体及びその製造方法
JP3009261B2 (ja) 防湿澱粉成形物
JP2002307431A (ja) 粒状成形材料および成形体
JP3424500B2 (ja) 発泡ビーズの集合成型体及びその製造方法
JPH08134266A (ja) 植物高分子耐水組成物及び製法
JP2840607B2 (ja) ファイバ成形体の製造法