JP2001071362A - 射出成形機群の管理システム - Google Patents

射出成形機群の管理システム

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JP2001071362A
JP2001071362A JP24861199A JP24861199A JP2001071362A JP 2001071362 A JP2001071362 A JP 2001071362A JP 24861199 A JP24861199 A JP 24861199A JP 24861199 A JP24861199 A JP 24861199A JP 2001071362 A JP2001071362 A JP 2001071362A
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JP24861199A
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Shuichi Ito
秀一 伊藤
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Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
Original Assignee
Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の射出成形機の中の特定の機種を入力す
る機種入力手段(I) と、前記機種とその管理に必要な管
理データを前記機種別に入力するデータ入力手段(H)
と、前記管理データを格納するデータ格納手段(J) と、
前記機種入力手段(I) で入力された前記機種に対応する
管理データを表示装置(21)に表示する為の管理プログラ
ムが格納されたプログラム格納手段(K) とを具備する管
理システムに於いて、新たな機種の射出成形機を管理す
る場合でも、これらの管理プログラムに変更が生じない
ようにする。 【解決手段】 前記データ入力手段(H) は、前記管理デ
ータの意味を表す表意データを入力する機能を具備して
おり、前記データ格納手段(J) は、前記管理データ及び
これの意味を表す前記表意データを前記機種別に格納す
るものであり、前記管理プログラムは、前記機種入力手
段(I) で入力された前記機種に対応する管理データと表
意データを対応させた形式で前記表示装置(21)に表示さ
せるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は射出成形機群の管
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形工場では、機種の異なる複数の
射出成形機が設置されていることが多いが、これら機種
の異なる射出成形機で同種製品を成形する場合には、同
じ金型を用いるときでも、型開位置(成形品を取り出す
為に金型を開状態に保持する可動盤の位置)や金型温
度、射出速度、射出圧力、更には樹脂温度等の成形条件
が機種毎に相違する。
【0003】従って、成形時に使用する金型が決定され
ると、該金型の種類と射出成形機の機種の組み合わせ毎
にコンピュータ管理されている前記型開位置等の成形条
件を表す管理データを呼び出してこれを表示装置に表示
し、これにより、上記成形条件を確認可能ならしめると
共に、必要に応じて前記管理データを修正できるように
している。
【0004】図4は射出成形工場に設置された射出成形
機群の管理システムの概念図である。射出成形工場に設
置された機種の異なる射出成形機(11)〜(14)はコンピュ
ータ本体(Z) に接続されていると共に、該コンピュータ
本体(Z) には表示装置(21),操作盤(22),データ用メモ
リ(23)及びプログラム用メモリ(24)が接続されている。
【0005】プログラム用メモリ(24)には、各射出成形
機(11)〜(14)の機種とこれらで使用する金型(51)(52)の
種類の組み合わせ態様に各別に対応する第1個別管理プ
ログラム(25),第2個別管理プログラム(26)・・・と、
これら各個別管理プログラム(25)(26)・・・を総合的に
管理するメイン管理プログラム(28)が格納されている。
【0006】一方、データ用メモリ(23)には、上記各個
別管理プログラム(25)(26)・・・の処理対称となる具体
的な数値や文字列等の管理データが書き込まれた第1個
別データファイル(31),第2個別データファイル(32)・
・・が格納されており、これら各個別データファイル(3
1)(32)・・・は前述の各個別管理プログラム(25)(26)・
・・に各別に対応している。
【0007】図5は、メイン管理プログラム(28)と各個
別管理プログラム(25)(26)・・・で実行される管理作業
の内容を示すフローチャートである。コンピュータ本体
(Z) の電源スイッチが投入されるとプログラム用メモリ
(24)に格納されたメイン管理プログラム(28)が該コンピ
ュータ本体(Z) に読み込まれて実行され、金型の種類を
表す金型番号と射出成形機の機種が操作盤(22)で入力さ
れるまで待機する(ステップ(ST1) 参照)。
【0008】次に、入力された上記金型番号と射出成形
機の機種の組み合わせがステップ(ST2) 〜(ST4) で判断
され、各個別管理プログラム(25)(26)・・・の中から上
記組み合わせに対応する一つの個別管理プログラムがコ
ンピュータ本体(Z) に読み込まれて実行される(ステッ
プ(ST5) (ST7) (ST8) )。そして、該個別管理プログラ
ムで呼び出される特定の個別データファイル(各個別デ
ータファイル(31)(32)・・・の中の一つ)に書き込まれ
ている管理データがコンピュータ本体(Z) 内に読み込ま
れる。例えば、操作盤(22)から入力された金型番号と射
出成形機の組み合わせに対して第1個別データファイル
(31)が対応する場合は、該第1個別管理プログラム(25)
がコンピュータ本体(Z) に読み込まれて実行され、図4
に示す第1個別データファイル(31)内に書き込まれてい
る数値や文字列等具体的な管理データ「12・・・」,
「500」・・・が前記第1個別管理プログラム(25)内
の変数(a) (b) ・・・に移し替えられる(ステップ(ST
5) 参照)。その後、ステップ(ST6) で、上記変数(a)
に格納された管理データの意味を表す表意データたる名
称と該変数(a) に格納された管理データ及びその単位,
変数(b) に格納された管理データの表意データたる名称
と該変数(b) に格納された管理データ及びその単位・・
・が表示装置(21)に表示される。例えば、変数(a) に格
納された管理データが「12・・」であって金型番号を
意味し、又、変数(b) に格納された管理データが「50
0」であって型開位置を意味しその単位がmmであると
きは、図5の(イ)のように、「金型番号」の文字列と
「12・・・」の表示,「型開位置」の文字列と「50
0」の表示と「mm」の文字列等が各別に対応付けられ
た態様で表示され、その他、変数(c) や変数(d) に格納
された管理データについても同様に表示されて図5の
(イ)のような表示が得られる。この場合、上記管理デ
ータの内容を表す「12・・・」や「500」の文字列
や数値は第1個別データファイル(31)に書き込まれてい
る内容であるが、これらの意味を表す「型開位置」や
「mm」等の文字列は第1個別管理プログラム(25)内の
表示命令文の一部に直接書かれた文字列を表示装置(21)
に表示させたものである。そして、上記第1個別データ
ファイル(31)に書き込まれている前記「12・・・」等
の管理データの内容と第1個別プログラム(25)に書かれ
ている「金型番号」の文字列等を対応付けて表示装置(2
1)に表示させることにより各管理データの意味・内容を
オペレータ等に理解できるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、各個別データファイル(31)(32)に書きこ
まれた各管理データの意味を表す表意データたる上記名
称やこれに関連する単位等の表示は、各個別管理プログ
ラム(25)(26)・・・の命令文の一部に直接に書き込まれ
た文字列であるから、各個別管理プログラム(25)(26)・
・・の夫々とこれらに対応する各個別データファイル(3
1)(32)・・・とが各別に結合して上記表示装置(21)への
表示が可能になる。従って、射出成形工場内の既存の射
出成形機の一部を機種の異なる新たな射出成形機に変更
する場合や、新たな機種の射出成形機を追加する場合に
は、新たな個別管理プログラムとこれに対応する個別デ
ータファイルの両者を新規作成する必要がある。そして
かかる場合は、前記新たな射出成形機の制御装置内に成
形機メーカーが既に組み込んでいる成形動作用制御プロ
グラムの内容を追跡することによって、該成形動作用制
御プログラムが参照するデータファイル(前記成形動作
用制御プログラムと共に射出成形機の制御装置内に組み
込まれている)内の各データの意味や単位等を解析し、
上記新たな個別管理プログラムとこれに対応する個別デ
ータファイルの両者を作成する必要がある。又、各個別
管理プログラム(25)(26)・・・を総合管理するメイン管
理プログラム(28)を修正する必要もある。従って、上記
従来のものでは前記個別管理プログラム(25)(26)・・・
を格納する必要メモリーが次第に増大するだけでなく、
新たな個別管理プログラムの作成作業やメイン管理プロ
グラム(28)の修正作業に手間がかかるという問題があっ
た。
【0010】尚、上記においては射出成形機の機種と金
型の種類の組み合わせが変化する場合を説明しながら上
記問題点を指摘したが、同じ金型を使用する場合でも射
出成形機の機種が異なれば既述型開位置や金型温度、射
出速度、射出圧力、更には樹脂温度等等の成形条件が相
違する。従って、使用金型の種類に関わらず新たな機種
の射出成形機を追加管理するような場合も上記と同じ問
題がある。一方、射出成形機が同じで使用する金型が変
化する場合は、上記型開位置の数値等が変化するだけで
あり、当該数値等とその名称等の対応関係は変化しない
から、個別管理プログラムを新たに追加する必要はな
く、又、メイン管理プログラム(28)を修正する必要もな
い。従って、使用する金型の種類が増加する場合は上記
問題は生じない。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、『機種の異なる複数の射出成形機(11)(12)・・・
と、前記射出成形機(11)(12)・・・中の特定の射出成形
機の機種を入力する機種入力手段(I) と、前記各射出成
形機(11)(12)・・・の機種とこれらの管理に必要な管理
データを前記機種別に入力するデータ入力手段(H) と、
前記入力された前記管理データを前記機種別に格納する
データ格納手段(J) と、前記データ格納手段(J) に格納
された前記管理データのうち、前記機種入力手段(I) で
入力された前記機種に対応する管理データを表示装置(2
1)に表示する為の管理プログラムが格納されたプログラ
ム格納手段(K) と、を具備する射出成形機群の管理シス
テム』に於いて、既に管理している射出成形機群に追加
した新たな機種の射出成形機を管理する場合でも、これ
らの管理プログラムに変更が生じないようにし、これに
より、該管理プログラムの変更作業を不要ならしめると
共に、容量の小さなプログラム格納手段で前記管理プロ
グラムを格納できるようにすることをその課題する。
【0012】
【課題を解決するための手段】〈1項〉上記課題を解決
する為の本発明の技術的手段は、『前記データ入力手段
(H) は、前記管理データと共に該管理データの意味を表
す表意データを入力する機能を具備しており、前記デー
タ格納手段(J) は、前記管理データ及びこれの意味を表
す前記表意データを各別に格納する第1のフィールドと
第2のフィールドとを備えたレコードを、前記機種別に
格納するものであり、前記管理プログラムは、前記機種
入力手段(I) で入力された前記機種に対応する前記管理
データが格納された前記レコードを前記データ格納手段
(J) から読み出すと共に該レコード中の前記第1のフィ
ールドと第2のフィールドの内容を対応させた形式で前
記表示装置(21)に表示させるものである』ことである。
【0013】上記技術的手段によれば、既に管理してい
る射出成形機と機種の異なる射出成形機を追加管理する
ときは、この追加管理する射出成形機の機種とこれの管
理データ及び該管理データの意味を表す表意データをデ
ータ入力手段(H) から入力する。すると、これら管理デ
ータと表意データがデータ格納手段(J) の共通のレコー
ドに属する第1及び第2のフィールドに各別に格納され
る。
【0014】この状態で、射出成形機(11)(12)・・・中
の特定の射出成形機の機種を前記機種入力手段(I) で入
力した後に前記管理プログラムを実行させると、前記機
種入力手段(I) で入力した機種の射出成形機の管理に必
要な管理データを格納した第1のフィールドとその意味
を表す表意データを格納した第2のフィールドを備えた
レコードがコンピュータ本体内に読み込まれ、前記第1
のフィールドと第2のフィールドの内容、即ち、前記管
理データとその意味を表す表意データが対応した形式で
表示装置(21)に表示される。従って、上記表意データの
内容を見れば、これに対応する形式で表示された管理デ
ータの意味・内容が把握できる。
【0015】このように、上記技術的手段によれば、既
に管理している射出成形機群に追加した機種の異なる射
出成形機を新たに管理する場合でも、これに対応する管
理データ等をデータ入力手段(H) で入力してデータ格納
手段(J) の内容を変更するだけで済み、プログラム格納
手段(K) に格納された管理プログラムを変更・追加する
必要がない。 〈2項〉上記1項では射出成形機の機種とこれの管理デ
ータを対応させるように管理しているが、前記各射出成
形機と種々の金型を組み合わせて射出成形する場合に、
前記各組み合わの種類と各管理データを対応させて管理
できるようにしてもよい。この為に採用した技術的手段
は、『機種の異なる複数の射出成形機(11)(12)・・・
と、前記射出成形機(11)(12)・・・中の特定の射出成形
機の機種とこれらで使用する金型の種類を入力する条件
入力手段(R) と、前記機種及び前記種類と、これら機種
及び種類の射出成形機と金型を組み合わせて射出成形す
る作業に必要な管理データを、前記組み合わせ毎に入力
するデータ入力手段(H) と、前記入力された前記管理デ
ータを前記組み合わせ毎に格納するデータ格納手段(J)
と、前記データ格納手段(J) に格納された前記管理デー
タのうち、前記条件入力手段(R) で入力された前記機種
と種類の組み合わせに対応する管理データを表示装置(2
1)で表示する為の管理プログラムが格納されたプログラ
ム格納手段(K) とを具備する射出成形機群の管理システ
ムに於て、前記データ入力手段(H) は、前記管理データ
と共に該管理データの意味を表す表意データを入力する
機能を具備しており、前記データ格納手段(J) は、前記
管理データ及びこれの意味を表す前記表意データを各別
に格納する第1のフィールドと第2のフィールドとを備
えたレコードを、前記機種と種類の組み合わせ毎に記憶
するものであり、前記管理プログラムは、前記条件入力
手段(R) で入力された前記機種と種類の組み合わせに対
応する前記管理データが格納された前記レコードを前記
データ格納手段(J) から読み出すと共に該レコード中の
前記第1のフィールドと第2のフィールドの内容を対応
させた形式で前記表示装置(21)に表示させるものであ
る』ことである。
【0016】既に管理している射出成形機と機種の異な
る射出成形機を追加管理するときは、この追加管理する
射出成形機の機種及びこれで使用する金型の種類と、こ
れら機種及び種類の射出成形機と金型を組み合わせて射
出成形する作業に必要な上記管理データ及びその意味を
表す表意データを、データ入力手段(H) から入力する。
すると、これら管理データと表意データがデータ格納手
段(J) の共通のレコードに属する第1及び第2のフィー
ルドに各別に格納される。この状態で、管理対象たる射
出成形機の特定の機種とこれで使用される金型の種類を
条件入力手段(R) で入力した後に前記プログラム格納手
段(K) 内の管理プログラムを実行させる。すると、前記
条件入力手段(R) で入力した機種の射出成形機と金型を
組み合わせで射出成形する作業に必要な管理データを格
納した第1のフィールドとその意味を表す表意データを
格納した第2のフィールドを備えたレコードがコンピュ
ータ本体内に読み込まれ、前記第1のフィールドと第2
のフィールドの内容たる前記管理データとその意味を表
す表意データが対応した形式で表示装置(21)に表示され
る。
【0017】従って、上記表意データの内容を見れば、
これに対応する形式で表示された管理データの意味・内
容が把握できる。従って2項のものに於いても、既に管
理している射出成形機群に追加した機種の異なる射出成
形機を管理する場合でも、プログラム格納手段(K) に格
納された管理プログラムを変更・追加する必要がない。 〈3項〉前記1項又は2項において、『前記データ入力
手段(H) は、前記各管理データに関連する関連データを
入力する機能を有しており、前記各レコードは、該各レ
コード内の前記第1のフィールドに対応する前記管理デ
ータに関連する為の前記関連データを格納する第3のフ
ィールドを備えており、前記管理プログラムは、前記第
1のフィールドと第2のフィールドの内容に対応させた
形式で前記第3のフィールドの内容を前記表示装置(21)
に表示させるものである』ものでは、各機種の射出成形
機に対応する管理データ及び表意データと前記関連デー
タが一つのレコードの第1〜第3のフィールドに格納さ
れて一緒に管理される。従って、必要に応じて前記関連
表示をこれに対応する前記管理データと対応させて表示
することができ、多くの情報を関連付けた状態で管理す
ることができる。 〈4項〉前記1項〜3項において、『前記各レコード
は、前記機種別に作られた個別データファイルに各別に
格納されている』ものでは、上記管理データ等を個別デ
ータファイル毎に管理できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。既に
管理している射出成形機群に追加した異機種の射出成形
機を管理する場合でも、該追加管理する射出成形機に関
する前記管理データ等をデータ入力手段(H) で入力して
データ格納手段(J) の内容を変更するだけで済み、プロ
グラム格納手段(K) に格納された管理プログラムを変更
・追加する必要がないから、既述従来のものと相違し、
前記管理プログラムを変更する煩雑な作業が不要にな
る。又、前記管理プログラムが増加しないから、容量の
小さなプログラム格納手段で前記管理プログラムを格納
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。図1は射出成形工場に設置され
た射出成形機群を管理する本実施の形態に係る管理シス
テムの概念図である。
【0020】射出成形工場に設置された機種の異なる射
出成形機(11)〜(14)は既述従来のものと同様にコンピュ
ータ本体(Z) に接続されていると共に、該コンピュータ
本体(Z) にはCRTディスプレー等の表示装置(21),既
述発明特定事項たるデータ入力手段(H) と機種入力手段
(I) 及び条件入力手段(R) に対応するキーボード等の操
作盤(22),データ格納手段(J) としてのデータ用メモリ
(23)及びプログラム格納手段(K) としてのプログラム用
メモリ(24)が接続されている。尚、上記コンピュータ本
体(Z) を構成するCPU(20)には、ROM(41)とRAM
(42)が接続されている。
【0021】プログラム用メモリ(24)には、既述管理プ
ログラムとしての単一の一元管理プログラム(29)が格納
されている。一方、データ用メモリ(23)には、各射出成
形機(11)(12)・・・の機種とこれらで使用する金型(51)
(52)・・・の種類の組み合わせに各別に対応する複数の
個別データファイル(31)(32)・・・が格納されている。
【0022】第1個別データファイル(31)には、ファイ
ル名n1 の格納部が備えられていると共に、第1〜第5
レコード(A) (B) (C) (D) (E) が格納されるようになっ
ている。そして、第1〜第5レコード(A) (B) (C) (D)
(E) は、夫々、第1〜第5フィールド(f1)(f2)(f3)(f4)
(f5)に分割されている。
【0023】第1レコード(A) の第1〜第5フィールド
(f1)(f2)(f3)(f4)(f5)の夫々には、「項目名」,「サイ
ズ」,「型」,「データ」及び「単位」の文字列が格納
されており、例えば、図1の(イ)のように第1個別デ
ータファイル(31)をマトリクス状にテキスト形式で表示
装置(21)に表示したときに、各縦列の意味が理解できる
ようにしている。
【0024】第2レコード(B) の第1〜第4フィールド
(f1)(f2)(f3)(f4)の夫々には、「金型番号」,「1
6」,「C」,「12・・・」の文字列等が格納されて
いると共に、第5フィールド(f5)には空白が格納されて
いる。「金型番号」は後述の第4フィールド(f4)に格納
されている管理データ(金型番号を表す具体的な文字
列)の意味を表す表意データたる名称であり、「16」
は前記第4フィールド(f4)内の管理データのサイズをバ
イトで表したものであり、「C」は第4フィールド(f 4)
内の管理データが文字データであることを表すデータ型
を意味し、「12・・・」は具体的な金型番号であり、
既述発明特定事項たる管理データに対応している。
【0025】第3レコード(C) の第1〜第5フィールド
(f1)(f2)(f3)(f4)(f5)の夫々には、「型開位置」,
「4」,「I」,「500」及び「mm」の文字列等が
格納されている。「型開位置」は後述の第4フィールド
(f4)に格納されている管理データ(型開位置を表す具体
的な数値)の意味を表す表意データたる名称であり、
「4」は第4フィールド(f4)に格納されている管理デー
タのサイズをバイトで表したものであり、「I」は第4
フィールド(f4)に格納されているデータが数値データで
あることを示すデータ型を意味し、「500」は成形品
を取り出す為に金型を開状態に保持する可動盤の位置を
示す数値(管理データ)であり、「mm」はその単位を
示している。
【0026】又、第4,第5レコード(D) (E) の第1〜
第5フィールド(f1)(f2)(f3)(f4)(f 5)には、夫々、型締
圧と成形時の金型温度に関する情報が格納されている。
【0027】尚、本実施の形態では、第4フィールド(f
4)に格納されている管理データのサイズやデータ型や単
位等を表す第2,第3,第5フィールド(f2)(f3)(f5)に
格納されている情報が既述発明特定事項たる関連データ
に対応する。
【0028】又、上記第1個別データファイル(31)と同
一フォーマットの第2個別データファイル(32)には、機
種の異なる各射出成形機(11)(12)・・・とこれらで使用
する金型(51)(52)・・・の種類の組み合わせ(上記第1
個別データファイル(31)内のデータに対応する組み合わ
せと異なる組み合わせ)に対応する管理データ等が格納
されている。
【0029】更に、上記各個別データファイル(31)(32)
以外にも、これらと同様のフォーマットを有する個別デ
ータファイルが、各射出成形機(11)(12)・・・の機種と
これらで使用する金型(51)(52)・・・の種類の組み合わ
せ数と同じ数だけ準備されている。
【0030】図2は、プログラム用メモリ(24)に格納さ
れた一元管理プログラム(29)で実行される管理作業の内
容を示すフローチャートである。
【0031】コンピュータ本体(Z) の電源スイッチが投
入されるとプログラム用メモリ(24)に格納された一元管
理プログラム(29)が該コンピュータ本体(Z) に読み込ま
れて実行され、成形品の種類に応じて決まる金型番号と
射出成形機の機種が操作盤(22)で入力されるのを待つ
(ステップ(ST50)参照)。
【0032】次に、入力された上記金型番号と射出成形
機の機種の組み合わせの種類がステップ(ST51)〜(ST53)
で判断され、各個別データファイル(31)(32)・・・の中
から上記特定の組み合わせに対応する一つの個別データ
ファイルがオープンされる(ステップ(ST54)(ST57)(ST5
8)参照)。そして、上記オープンされた個別データファ
イルに格納された第2レコード(B) 〜第5レコード(E)
内の情報をレコード単位で読み出して、これらの第1フ
ィールド(f1),第4フィールド(f4)及び第5フィールド
(f5)の内容を表示装置(21)に表示させ、この動作を繰り
返すと図3に示すように、表意データたる「金型番号」
とこれに対応する管理データたる「12・・・」の文字
列が対応付けられた形式で表示装置(21)に表示され、同
様に、表意データたる「型開位置」,「型締圧」及び
「金型温度」の文字列と、これらに対応する管理データ
たる「500」,「50」及び「100」の数値と、更
に、これらのデータの単位を表す関連データたる「m
m」,「Kg/cm2 」及び「℃」の文字列が表示され
る。
【0033】以後、ファイルの終了まで上記処理が実行
されると(ステップ(ST59)参照)該ファイルが閉じられ
て(ステップ(ST60)参照)、制御がステップ(ST50)の工
程に戻される。
【0034】本システムで既に管理している射出成形機
と機種の異なる射出成形機を追加管理するときは、この
追加管理する射出成形機の機種とこれで使用する金型の
金型番号や型開位置等の具体的な管理データ(第4フィ
ールド(f4)に格納すべき情報)やデータ型(第3フィー
ルド(f3)に格納すべき情報)等を操作盤(22)から入力す
ると、上記金型番号と追加管理する射出成形機の機種の
組み合わせに対応する個別データファイル(図1の
(イ)に示す各個別データファイル(31)(32)・・・と同
様なファイル)が新規に作成されるようになっている。
従って、この状態で、前記追加管理すべき射出成形機の
機種とこれで使用する金型の種類(金型番号)を条件入
力手段(R) 及び機種入力手段(I) としての操作盤(22)か
ら入力すると、既述図2のステップ(ST51)〜(ST60)がコ
ンピュータ本体(Z) で実行され、前記新規作成された個
別データファイルの第2レコード(B) 〜第5レコード
(E) が読み込まれてこれらの第1及び第2フィールド(f
1)(f2)の内容が図3と同様な態様で表示される。
【0035】このように、上記実施の形態に係る射出成
形機群の管理システムによれば、既に管理している射出
成形機(11)(12)(13)(14)群に追加した異機種の射出成形
機を管理する場合でも、これに対応するデータ等を操作
盤(22)で入力してデータ用メモリ(23)の内容を変更する
だけで済み、プログラム用メモリ(24)に格納された管理
プログラムを変更・追加する必要がない。 [その他] 上記実施の形態では、第1個別データファイル(31)等
に格納された第2レコード(B) 〜第5レコード(E) の第
1フィールド(f1),第4フィールド(f4)及び第5フィー
ルド(f5)の内容を表示装置(21)に表示させたが、第1個
別データファイル(31)等に格納された第1レコード(A)
〜第5レコード(E) をレコード単位で全て表示装置(21)
に表示させてもよい。即ち、図1の(イ)に示すフォー
マットで各情報を表示装置(21)に表示させてもよい。 上記実施の形態では、金型番号や型開位置等の成形条
件を示す情報を各個別データファイル(31)(32)・・・に
格納したが、射出成形機(11)(12)・・・の作業履歴、即
ち、成形した製品の種類とその成形数や成形日等を示す
情報を各個別データファイル(31)(32)・・・に格納し、
射出成形機(11)(12)・・・のうちの特定の射出成形機を
操作盤(22)から入力すると、上記成形日等の情報が操作
盤(22)に表示できるようにしてもよい。 又、機種の異なる複数の射出成形機(11)(12)・・・の
中から特定の射出成形機の機種を機種入力手段(I) たる
操作盤(22)で入力すると該機種の射出成形機とこれで使
用する全ての金型の組み合わせについての成形条件を示
す上記管理データとその意味を表す表意データたる名称
等を表示装置(21)に表示させるようにしてもよい。 尚、図1に示すように、射出成形機(11)(12)・・・に
備えられた例えばタッチパネル式のコントローラ(110)
(120) ・・・の画面に既述金型番号等を表示することも
可能である。又、射出成形機(11)(12)・・・の金型(51)
(51)・・・から成形品を自動的に取り出す製品取出機
(図示せず)が設けられている場合は、該製品取出機に
備えられたコントローラの画面に上記金型番号等を表示
することもできる。これらの場合は、前記各画面が既述
発明特定事項たる表示装置(21)に対応する。この場合、
上記各コントローラとコンピュータ本体(Z) は通信ケー
ブル又は無線回線を介して情報交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形工場に設置された射出成形機群を管理
する本実施の形態に係る管理システムの概念図
【図2】一元管理プログラム(29)の内容を説明するフロ
ーチャート
【図3】第1個別データファイル(31)に格納された情報
を表示装置(21)に表示した状態を示す図
【図4】従来例の説明図
【図5】従来例の説明図
【符号の説明】
(11)(12)・・・射出成形機 (21)・・・表示装置 (H) ・・・データ入力手段 (I) ・・・機種入力手段 (J) ・・・データ格納手段 (K) ・・・プログラム格納手段 (R) ・・・条件入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機種の異なる複数の射出成形機(11)(12)
    ・・・と、 前記射出成形機(11)(12)・・・中の特定の射出成形機の
    機種を入力する機種入力手段(I) と、 前記各射出成形機(11)(12)・・・の機種とこれらの管理
    に必要な管理データを前記機種別に入力するデータ入力
    手段(H) と、 前記入力された前記管理データを前記機種別に格納する
    データ格納手段(J) と、 前記データ格納手段(J) に格納された前記管理データの
    うち、前記機種入力手段(I) で入力された前記機種に対
    応する管理データを表示装置(21)に表示する為の管理プ
    ログラムが格納されたプログラム格納手段(K) と、を具
    備する射出成形機群の管理システムに於いて、 前記データ入力手段(H) は、前記管理データと共に該管
    理データの意味を表す表意データを入力する機能を具備
    しており、 前記データ格納手段(J) は、前記管理データ及びこれの
    意味を表す前記表意データを各別に格納する第1のフィ
    ールドと第2のフィールドとを備えたレコードを、前記
    機種別に格納するものであり、 前記管理プログラムは、前記機種入力手段(I) で入力さ
    れた前記機種に対応する前記管理データが格納された前
    記レコードを前記データ格納手段(J) から読み出すと共
    に該レコード中の前記第1のフィールドと第2のフィー
    ルドの内容を対応させた形式で前記表示装置(21)に表示
    させるものである、射出成形機群の管理システム。
  2. 【請求項2】 機種の異なる複数の射出成形機(11)(12)
    ・・・と、 前記射出成形機(11)(12)・・・中の特定の射出成形機の
    機種とこれらで使用する金型の種類を入力する条件入力
    手段(R) と、 前記機種及び前記種類と、これら機種及び種類の射出成
    形機と金型を組み合わせて射出成形する作業に必要な管
    理データを、前記組み合わせ毎に入力するデータ入力手
    段(H) と、 前記入力された前記管理データを前記組み合わせ毎に格
    納するデータ格納手段(J) と、 前記データ格納手段(J) に格納された前記管理データの
    うち、前記条件入力手段(R) で入力された前記機種と種
    類の組み合わせに対応する管理データを表示装置(21)で
    表示する為の管理プログラムが格納されたプログラム格
    納手段(K) とを具備する射出成形機群の管理システムに
    於て、 前記データ入力手段(H) は、前記管理データと共に該管
    理データの意味を表す表意データを入力する機能を具備
    しており、 前記データ格納手段(J) は、前記管理データ及びこれの
    意味を表す前記表意データを各別に格納する第1のフィ
    ールドと第2のフィールドとを備えたレコードを、前記
    機種と種類の組み合わせ毎に記憶するものであり、 前記管理プログラムは、前記条件入力手段(R) で入力さ
    れた前記機種と種類の組み合わせに対応する前記管理デ
    ータが格納された前記レコードを前記データ格納手段
    (J) から読み出すと共に該レコード中の前記第1のフィ
    ールドと第2のフィールドの内容を対応させた形式で前
    記表示装置(21)に表示させるものである、射出成形機群
    の管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に於いて、 前記データ入力手段(H) は、前記各管理データに関連す
    る関連データを入力する機能を有しており、 前記各レコードは、該各レコード内の前記第1のフィー
    ルドに対応する前記管理データに関連する為の前記関連
    データを格納する第3のフィールドを備えており、 前記管理プログラムは、前記第1のフィールドと第2の
    フィールドの内容に対応させた形式で前記第3のフィー
    ルドの内容を前記表示装置(21)に表示させるものであ
    る、射出成形機群の管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に於いて、 前記各レコードは、前記機種別に作られた個別データフ
    ァイルに各別に格納されている、射出成形機群の管理シ
    ステム。
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Cited By (4)

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