JPH1052843A - 産業機械の情報管理方式 - Google Patents

産業機械の情報管理方式

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JPH1052843A
JPH1052843A JP12286397A JP12286397A JPH1052843A JP H1052843 A JPH1052843 A JP H1052843A JP 12286397 A JP12286397 A JP 12286397A JP 12286397 A JP12286397 A JP 12286397A JP H1052843 A JPH1052843 A JP H1052843A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
information
injection molding
industrial machine
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP12286397A
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English (en)
Inventor
Zenji Inaba
善治 稲葉
Masao Kamiguchi
賢男 上口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH1052843A publication Critical patent/JPH1052843A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業機械の運転作業に必要な情報を、産業機
械側から要求し、産業機械の表示装置に該情報を表示し
て産業機械の情報管理を行う。 【解決手段】 産業機械側の制御装置3に備えるCRT
/MDIのキー操作によって集中管理コンピュータに必
要とする情報要求を入力する。データ伝送路5を介して
この情報要求を受信した集中管理コンピュータ1はデー
タベースから要求のあった情報を制御装置3にダウンロ
ードする。制御装置3はこの情報をCRT/MDIのC
RT表示装置に表示する。作業内容の口頭連絡や手配書
類の作成および配布等を不要とし、オペレータの独力で
円滑かつ的確な作業情報を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機等の各
種産業機械の情報管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】産業機械における作業に関するスケジュ
ール管理や各産業機械毎の作業の段取りおよび動作条件
の設定等を円滑に行うためには、産業機械のオペレータ
毎に作業内容を口頭で連絡したり指示書類を配布したり
する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、生理的な記憶
の再現性および書類の保存管理等は不確かなものである
から、必ずしも所期のスケジュールや段取りに従って作
業が実施されるという保証も、また、動作条件等が的確
に設定されるという保証もない。
【0004】本発明の目的は、これら従来技術の欠点を
解消し、割り当てられた作業に関してオペレータが必要
とする情報を、オペレータの要求により、任意に再現し
て表示することのできる産業機械の情報管理方式を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ入力手
段と表示手段とを備えた制御装置を有する産業機械を複
数台データ伝送路を介して集中管理コンピュータに接続
し、産業機械側からデータ入力手段の機能キーや数字キ
ーの操作によって入力された項目に応じたデータ要求信
号を集中管理コンピュータに送信し、集中管理コンピュ
ータはこのデータ要求信号に対応するデータをデータベ
ースから読取り産業機械の制御装置に送信し、産業機械
は表示手段に受信したデータを自動的に表示するように
することによって、情報の伝達を円滑にかつ確実にする
ことができるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の方式を産業機械
としての電動式射出成形機2の情報管理に適用した一実
施形態のブロック図である。電動式射出成形機2の各々
は該射出成形機2を駆動制御する制御装置3を有し、制
御装置3の各々は、データ入力手段および表示手段とし
てのCRT/MDIを一体的に備える。制御装置3の各
々には通信インターフェイス4が設けられ、各制御装置
3は夫々の通信インターフェイス4およびデータ伝送路
5を介して集中管理コンピュータ1の通信インターフェ
イス6に接続されている。
【0007】図3は集中管理コンピュータ1のメモリに
設定された作業ファイルの一例を示す概念図で、この作
業ファイルには、予め設定された射出成形作業の時系列
順位に対応する「job」ナンバー毎に、使用すべき金
型の名称を示す「金型名」,使用すべき樹脂の名称を示
す「使用樹脂名」,必要となる樹脂の量を示す「使用樹
脂量」,適用すべき成形条件を記憶した「成形条件」,
目標生産数を示す「ショット数」,作業上の注意等を示
す各種の「備考」等が記憶されている。この作業ファイ
ルは各電動式射出成形機2毎に設けられ、作業ファイル
の集合体によって集中管理コンピュータ1のデータベー
スが構成される。
【0008】また、各電動式射出成形機2における制御
装置3のメモリには、「金型名」,「使用樹脂名」,
「使用樹脂量」,「ショット数」および「備考」等の
「生産情報」を要求するための生産情報要求フラグや各
種データの個別表示のみを要求する各種のデータ要求フ
ラグを設定するためのフラグ設定部が設けられ、更に、
その不揮発性メモリ部には、集中管理コンピュータ1か
ら受信した各種のデータを修飾表示するための文字スト
リングで構成した固定データが予め設定記憶されてい
る。
【0009】集中管理コンピュータ1は図2に示される
ようなポーリング処理を実行しており、各電動式射出成
形機2の制御装置3にポーリングシーケンスを出力して
該制御装置3のメモリをスキャンし(ステップS1)、
この制御装置3にデータ要求フラグが設定されているか
否かを判別する(ステップS2)。そして、データ要求
フラグが設定されていれば、このデータ要求フラグの種
別を判定し、当該射出成形機2に対応して設定された作
業ファイルからこのデータ要求フラグに対応するデータ
を検索し、データ伝送路5を介して該射出成形機2の制
御装置3に転送する(ステップS3)。また、データ要
求フラグが設定されていなければ、次の電動式射出成形
機2の制御装置3にポーリング信号を出力して同様の処
理を実施し、以下、各電動式射出成形機2の制御装置3
に対して循環的に前記のポーリング処理を行うこととな
る。
【0010】以下、オペレータによって設定されたデー
タ要求フラグの種別毎に、本実施例における処理動作を
説明する。
【0011】まず、初回の射出成形作業の段取りを行う
場合、オペレータは、制御装置3のCRT/MDIに配
備された機能キーを操作して「コミュニケーション処
理」の項目を選択し、CRT表示装置の表示画面に図4
(a)に示されるような初期画面を表示させ、「生産情
報」に対応する機能キーを操作して、制御装置3のフラ
グ設定部に生産情報要求フラグを設定する。
【0012】このデータ要求フラグは集中管理コンピュ
ータ1のポーリング処理で検出され、生産情報要求フラ
グを検出した集中管理コンピュータ1は、当該射出成形
機2に対応して設定された作業ファイルにアクセスし
て、「job」ナンバー“1”の「金型名」,「使用樹
脂名」,「使用樹脂量」,「ショット数」および「備
考」等を「生産情報」として読込み、これらの「生産情
報」をデータ伝送路5を介して当該射出成形機2の制御
装置3に転送する。「生産情報」を受信した制御装置3
はデータの受信状態が適当であるか否かを判定し、「生
産情報」が的確に受信されていればこの「生産情報」を
一時記憶して生産情報要求フラグをリセットする一方、
もし、受信状態が適当でなければ生産情報要求フラグを
維持したまま次周期以降のポーリング処理で「生産情
報」を再び受信し、この「生産情報」を一時記憶する。
そして、「生産情報」を記憶して生産情報要求フラグを
リセットした制御装置3は、不揮発性メモリ部の固定デ
ータを参照して「生産情報」の各々に対応する固定デー
タを検索し、「生産情報」の各データを修飾用の文字ス
トリングと共にCRT表示装置の表示画面に図4(b)
に示されるような形で表示する。但し、「備考」のデー
タに対しては修飾のための文字ストリングがなく、集中
管理コンピュータ1から受信したコメントのデータ、例
えば“ヒケに注意して下さい”等がそのまま表示され
る。
【0013】そこで、オペレータはCRT表示装置に表
示された一連の「生産情報」を参照して、この射出成形
機2に装着すべき金型や使用すべき樹脂を用意し、初回
の射出成形作業に関する段取り作業を行うと共に、「シ
ョット数」の値を生産目標値として射出成形機2にセッ
トする。
【0014】そして、段取り作業が完了した後、オペレ
ータが「成形条件」に対応する機能キーを操作すると、
制御装置3は前記と同様にしてフラグ設定部に成形条件
要求フラグを設定し、この成形条件要求フラグを検出し
た集中管理コンピュータ1は「job」ナンバー1の
「成形条件」を制御装置3に転送し、制御装置3は集中
管理コンピュータ1からの「成形条件」を読み込んで成
形条件要求フラグをリセットした後、「成形条件」をC
RT表示装置に表示し、オペレータはこの表示を参照し
て「job」ナンバー“1”の成形条件を当該射出成形
機2に設定することとなる。
【0015】また、「金型情報」,「樹脂情報」,「成
形条件」等に対応する機能キーを操作することにより、
制御装置3のフラグ設定部に金型情報要求フラグ,樹脂
情報要求フラグ,成形条件要求フラグ等を設定すると、
集中管理コンピュータ1がこれらのデータ要求フラグを
ポーリング処理で検出し、対応するデータを制御装置3
に転送すると共に、受信完了を検出した制御装置3は各
フラグをリセットし、各データの修飾用文字ストリング
と共に集中管理コンピュータ1からの転送データを選択
的に表示する。
【0016】段取りおよび成形条件の設定終了後、オペ
レータが射出成形機2の稼働を開始させると、該射出成
形機2は射出成形作業の1サイクル毎にショット数カウ
ンタの値をインクリメントして「job」ナンバー
“1”の射出成形作業を実行することとなるが、この間
に各種の機能キーを操作することにより、「job」ナ
ンバー“1”の射出成形作業に関する各種データを再表
示することも可能である。
【0017】そして、ショット数カウンタの値が生産目
標値に到達すると制御装置3は射出成形機2の稼働を停
止し、そのフラグ設定部に生産完了フラグをセットす
る。この生産完了フラグは各種のデータ要求フラグと同
様に集中管理コンピュータ1のポーリング処理で検出さ
れるが、この場合、生産完了フラグを検出した集中管理
コンピュータ1は、作業ファイルの「job」ナンバー
を示すポインタの位置を射出成形作業の時系列順位に沿
って1ランク移行させ、生産情報要求フラグを検出した
場合と同様、当該射出成形機2に対応して設定された作
業ファイルにアクセスして、「金型名」,「使用樹脂
名」,「使用樹脂量」,「ショット数」および「備考」
等を「生産情報」として読込み、これらの「生産情報」
をデータ伝送路5を介して当該射出成形機2の制御装置
3に転送する。但し、作業ファイルの「job」ナンバ
ーを示すポインタの位置が1ランク分インクリメントさ
れているから、この段階では「job」ナンバー“2”
の射出成形作業に関する「生産情報」が転送されること
となる。「job」ナンバー“2”の射出成形作業に関
する「生産情報」を受信した制御装置3は生産完了フラ
グをリセットし、前記と同様、不揮発性メモリ部の固定
データを参照して「生産情報」の各々に対応する固定デ
ータを検索し、「生産情報」の各データを修飾用の文字
ストリングと共にCRT表示装置の表示画面に表示す
る。
【0018】即ち、「job」ナンバー“i”の射出成
形作業が完了した段階では「job」ナンバー“i+
1”の「生産情報」が自動的に表示され、しかも、この
段階で各種の機能キーを操作すれば、「job」ナンバ
ー“i+1”の射出成形作業に関する各種データが自動
的に表示されるので、オペレータは、これらのデータを
参照して次の射出成形作業のための段取り作業や成形条
件の設定を円滑に行うことができる。また、ショット数
カウンタの値が生産目標値の何%かに達した段階で生産
完了フラグを設定することにより「job」ナンバーを
示すポインタの位置を移行させ、現在の射出成形作業を
完了する前の段階で次の射出成形作業に関する各種デー
タを表示させて、金型や樹脂等の段取り作業を早めに行
うようにしてもよい。更に、作業ファイルに記憶された
当該射出成形機2の「job」ナンバーと「金型名」の
全てをスケジュールデータとしてCRT表示装置に一挙
に表示させ、CRT/MDIからのテンキー入力等によ
って「job」ナンバーを指定して各種のデータ要求フ
ラグを設定することにより、現在の射出成形作業の如何
に関わりなく、データを所望する射出成形作業に関する
各種のデータを読込んで表示させるようにすることも可
能である。
【0019】さらに、各射出成形機毎の作業ファイルに
加え、全射出成形機に共通のデータ、例えば、障害復旧
のための処理操作の手引き等をデータベースに格納して
おき、CRT/MDI等からの操作により、必要に応じ
てこれらのデータを表示させるようにしてもよい。
【0020】以上、電動式射出成形機に対して本発明の
方式を適用した一実施形態について説明したが、通常の
油圧式射出成形機や他の産業機械の場合であっても、デ
ータ入力端末や表示手段を産業機械と共に配備すること
により、前記実施形態の方式をそのまま適用することが
可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明による産業機械の情報管理方式に
よれば、表示手段を一体的に備えた産業機械の側からデ
ータ要求信号を入力することにより、この産業機械によ
る作業のために必要とされる段取りや動作条件等の各種
データを、オペレータの必要に応じ、適宜、集中管理コ
ンピュータのデータベースからダウンロードして産業機
械の表示手段に表示させることができるので、作業内容
の口頭連絡や指示書類の作成および配布等が不要とな
り、無駄な問い合わせによる時間の無駄が排除され、常
に、オペレータの独力で円滑かつ的確な成形作業を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式を実施する一実施形態の集中管理
コンピュータと電動式射出成形機との係合関係を示すブ
ロック図である。
【図2】同一実施形態における集中管理コンピュータに
よるポーリング処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【図3】同一実施形態における射出成形機の制御装置に
よる表示処理の概略を示すフローチャートである。
【図4】同一実施形態における集中管理コンピュータの
メモリに設定された作業ファイルの一例を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
1 集中管理コンピュータ 2 電動式射出成形機 3 制御装置 5 データ伝送路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力手段と表示手段とを備えた制
    御装置を有する産業機械を複数備え、各産業機械の制御
    装置の各々をデータ伝送路を介して集中管理コンピュー
    タに接続し、産業機械側からデータ入力手段の機能キー
    や数字キーの操作によって入力された項目に応じたデー
    タ要求信号を集中管理コンピュータに送信し、集中管理
    コンピュータはこのデータ要求信号に対応するデータを
    データベースから読取り産業機械の制御装置に送信し、
    産業機械は表示手段に受信したデータを自動的に表示す
    るようにしたことを特徴とする産業機械の情報管理方
    式。
JP12286397A 1997-04-28 1997-04-28 産業機械の情報管理方式 Pending JPH1052843A (ja)

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JP12286397A JPH1052843A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 産業機械の情報管理方式

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JP3189527A Division JP2725091B2 (ja) 1991-07-04 1991-07-04 射出成形機の情報管理方式

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JPH1052843A true JPH1052843A (ja) 1998-02-24

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ID=14846507

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JP (1) JPH1052843A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001685A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Fanuc Ltd 成形技術収集装置
JP2009262411A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Toyo Mach & Metal Co Ltd 加工装置及び加工装置コンテンツ表示プログラム
JP2010224923A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fanuc Ltd 機械の監視システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991012