JP2001070065A - 洗面キャビネット用パネル構成体 - Google Patents

洗面キャビネット用パネル構成体

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JP2001070065A
JP2001070065A JP2000027071A JP2000027071A JP2001070065A JP 2001070065 A JP2001070065 A JP 2001070065A JP 2000027071 A JP2000027071 A JP 2000027071A JP 2000027071 A JP2000027071 A JP 2000027071A JP 2001070065 A JP2001070065 A JP 2001070065A
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Takehito Kuno
岳人 久野
Muneomi Koie
宗臣 鯉江
Yukimasa Ikeda
幸正 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗面キャビネットを、合成樹脂素材よりなる表
層の内側に中空部を設けたパネル構成体で構築するに際
し、パネル構成体に形成する配管用貫通孔が中空部と連
通させないようにする。 【解決手段】洗面キャビネットを構成するためのパネル
構成体10を、合成樹脂素材より成る表層10bの内側
に中空部10cを設けたものとし、所定領域に表層10
b,10bを重ね合わせて中空部を持たない凹部10d
を形成する。この凹部10dを切断して配管用貫通孔を
形成すれば、中空部と連通することがないから、パネル
の強度が確保され、中空部へのごみ侵入を阻止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面側に洗面器が
配置される洗面キヤビネットを構成する洗面キャビネッ
ト用パネル構成体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面キャビネットは、木質系の板
材や枠材等の素材を用いて製造工場で組み立てられて出
荷されるものである。そして、洗面キャビネットは、施
工現場の配管状況に応じて配管用の貫通孔が現地で開設
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の洗面
キャビネットは、製造工場で組み立てられた嵩高い状態
で現地へ搬送されるため、製造コスト及び搬送コストが
高くなる傾向がある。この問題を解決するには、特開平
6−319620号公報に記載されているような合成樹
脂製の複数枚のパネル構成体より成る一組のキヤビネッ
ト構成体の状態で出荷し、施工現場で各パネル構成体ど
うしを接合し洗面キャビネットを組み立てるという方式
を採用することが考えられる。そして、この場合、合成
樹脂製のパネル構成体を、重い洗面器を支持できる強度
を備えると共に合成樹脂材料の節減を図るため、内側に
中空部を形成した剛性の大きな中空パネルとすることが
好ましいと一応考えられる。
【0004】しかしながら洗面キャビネットにあって
は、水栓器具と給水管とを接続する必要上、中空のパネ
ル構成体に配管用の貫通孔を設けねばならず、それ故、
パネル構成体の中空部が貫通孔で開口するためにパネル
構成体強度の低下を招き、またパネル構成体の中空部に
ゴミが侵入して溜まるという問題が生じる。しかも、合
成樹脂製の中空パネルに貫通孔を見栄え良く開設するの
には、相当の熟練を必要とする難点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するため、パネル構成体の中空部と配管用の貫通孔と
を連通させることがなく、また配管用の貫通孔を簡単に
得ることができる洗面キャビネット用パネル構成体の提
供を目的とする。
【0006】本発明が、洗面キャビネット用パネル構成
体において、その中空部と配管用の貫通孔とを連通させ
ないようにするため採用した請求項1記載の手段の特徴
とするところは、パネル構成体を内側に中空部を備えた
合成樹脂材より成る表層で形成し、所定の領域に中空部
を持たない表層のみより成る凹部を形成したことにあ
る。パネル構成体を前記の如く構成することにより、表
層のみより成る凹部においてパネル構成体の一部を切断
すれば、中空部と連通することのない配管用貫通孔を得
ることができる。なお本発明にあっては、合成樹脂材よ
り成る表層を重ね合わせることにより中空部の無い凹部
を形成できるから、パネル構成体を例えば製造コストを
低く抑えられるブロー成形法で製造することが可能であ
る。
【0007】請求項2に係る本発明の特徴とするところ
は、前記パネル構成体において、前記凹部の複数個を隣
接させて設けた点にある。かかる構成により、複数個の
凹部から、施工現場の状況に応じ、配管用貫通孔を形成
するのに最適な凹部を選択して切断できるので、貫通孔
の開口面積を小さなものにできる。
【0008】本発明に係る洗面キャビネット用パネル構
成体は、請求項3に記載する如き構成を採用することも
できる。請求項3に係る本発明の特徴とするところは、
パネル構成体を、内側に中空部を備えた合成樹脂材より
成る表層で形成し、所定の領域に貫通孔を設けると共
に、該貫通孔の周囲を中空部を持たない上記表層のみで
形成されたものとし、該貫通孔に嵌着される蓋体を備え
たことにある。上記の如く構成されるパネル構成体によ
れば、蓋体を取り外すことより、パネル構成体の開口部
を配管用貫通孔として用いることができる。あるいは施
工状況により、蓋体に貫通孔を形成することで、配管用
貫通孔を得ることができる。いずれの場合にあっても、
パネル構成体の貫通孔の周囲は中空部を持たない表層の
みで形成されたものとしてあるから、貫通孔と中空部と
が連通することはない。なお本発明にあっては、パネル
構成体をブロー成形法等で得ることが可能である。
【0009】請求項4に記載の本発明の特徴は、前記パ
ネル構成体において、前記貫通孔の複数個を隣接させて
設けたところにある。かかる構成により、複数個の貫通
孔から配管用に適するものを選択できるから、1種類の
パネル構成体を用意しておくだけで、様々な施工状況に
対応することが可能である。この場合、他の貫通孔は蓋
体で閉塞しておけばよい。
【0010】請求項5に記載の本発明の特徴は、パネル
構成体を、内側に中空部を備えた合成樹脂材より成る表
層で形成し、所定の領域に中空部を持たない表層のみよ
り成る凹部を格子状に形成したことにある。かかるパネ
ル構成体は、所要の凹部を切断して、凹部が区画してい
る部分を切除することにより、簡単に配管用貫通孔を形
成できる。さらに、この場合、請求項6に記載するよう
に、前記凹部における表層の厚みを薄く形成することに
より、凹部の切断作業を一層簡単化することが可能であ
る。
【0011】ところで、請求項1〜6に基づき前記凹部
又は貫通孔を設けた本発明に係るパネル構成体を背面パ
ネルとし、該背面パネルの左右両側に側面パネルを折曲
げ可能に連設して複数パネル構成体とすることが考えら
れる。この場合、例えば、これら三枚のパネルを、いず
れも同一の合成樹脂材料より成る表層の内側に中空部を
形成した中空パネルとし、各パネルどうしの連結部は、
パネルの表層と同じ合成樹脂材料からなる可撓性のもの
で形成する。本発明に係るパネル構成体の左右に側面パ
ネルを一体に連結して複数パネル構成体とすることによ
り、当該複数パネル構成体を探し出すことで、一体化し
た背面パネル及び両側の側面パネルを容易に探し出すこ
とができる。また当該複数パネル構成体は、左右の側面
パネルを折り曲げることで簡単に自立させることがで
き、更に他のパネル構成体の接合が簡単にできるので、
一人で洗面キャビネットを短時間に組み立てることが可
能となる。また全体を同一の合成樹脂材料で製作すれば
還元が容易となり、よってリサイクルを図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る洗面キャビネ
ット用パネル構成体(以下、「本発明パネル構成体」と
いう)を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。 〔第1の実施形態〕図1乃至図13に、本発明の第1の
実施の形態を示す。図1は、本発明パネル構成体を用い
て組立てた洗面キャビネット1の一例を示すものであ
り、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は部分断
面した右側面図、(D)は一部を示す底面図である。図
2は、本発明パネル構成体を背面パネル10とし、その
左右両側に側面パネル11,12を連設して構成した複
数パネル構成体2を示すものであって、(A)は平面状
に広げた状態の正面図、(B)は同状態の平面図、
(C)は同状態の左側面図である。図3は、上記複数パ
ネル構成体2の背面図である。図4は上記複数パネル構
成体2の拡大した断面図であって、(A)は図2(A)
のa−a線における側面パネル11の断面図、(B)は
図2(A)のb−b線における背面パネル10の断面
図、(C)は図2(B)中の一点鎖線cで囲んだ部分の
断面図である。図5は、複数パネル構成体2の中間部分
を省略して、左右両端部分を拡大して示す平面図であ
る。図6は底面パネル構成体3を示すものであって、
(A)は底面図、(B)は部分断面した背面図である。
図7は幅木構成体4を示すものであって、(A)は正面
図、(B)は右側面図、(C)は部分断面した平面図で
ある。図8は幕板構成体5を示すものであって、(A)
は部分断面した正面図、(B)は平面図、(C)は背面
図である。図9は中仕切パネル構成体13を示すもので
あって、(A)は平面図、(B)は部分断面した左側面
図、(C)は背面図である。図10は右側の扉構成体7
を示すものであって、(A)は部分断面した正面図、
(B)は平面図である。図11は寄せ蟻継手14を示す
ものであって、(A)は逃げ穴15a及び蟻穴15bを
示す表面図、(B)は蟻ほぞ16を示す表面図、(C)
は逃げ穴15a及び蟻穴15bに蟻ほぞ16を差し込む
前の状態の側面図、(D)は逃げ穴15a及び蟻穴15
bに蟻ほぞ16を差し込んだ状態の側面図である。図1
2はヒンジ具8,9を示すものであって、(A)は上方
のヒンジ具8の正面図、(B)は上方のヒンジ具8の平
面図、(C)は下方のヒンジ具9の正面図、(D)は下
方のヒンジ具9の平面図である。図13は洗面キャビネ
ット1の組立て途中の状態を示す平面図である。
【0013】図1に示す洗面キャビネット1を構築する
ためのキャビネット構成体は、本発明パネル構成体であ
る背面パネル10の左右両側に側面パネル11,12を
連設して成る複数パネル構成体2、底面パネル構成体
3、キャビネット1の正面下方に設けられる幅木構成体
4、キャビネット1の正面上方に設けられる幕板構成体
5、底面パネル構成体3と幕板構成体5との間において
正面中央部に設けられる左右の扉構成体6,7、及び、
キャビネット内部1bに配置される中仕切パネル構成体
13から成り、左右の側面パネル11,12それぞれの
端縁部に、上記左右の扉構成体6,7を枢支するための
上下一組のヒンジ具8,9(図12参照)が取着されて
いる。組み立てられた洗面キャビネット1は、背面パネ
ル10、両側の側面パネル11,12及び幕板構成体5
の各上縁10a,11a,12a,5aで洗面器(図示
略)を支持すると共に、上面開口部1aからキャビネッ
ト内部1bへ洗面器の底面側の一部を挿入できるような
されている。また図1(B)に示す如く、背面パネル1
0と右側面パネル12と中仕切パネル構成体13とで囲
まれる内部領域が配管スペース1cとなされている。
【0014】複数パネル構成体2は、図2乃至図5に示
す如く、背面パネル10の左右両端に側面パネル11,
12を折曲げ可能に連設して一体化したものであって、
3枚の各パネル10,11,12は、いずれも内側に中
空部10c,11c,12cを備えた合成樹脂素材より
成る表層10b,11b,12b(図4,図5参照)で
形成されている。この複数パネル構成体2を平面状に広
げたときの隣接するパネルどうしの連結箇所には、天地
方向に延びるほぼ90°のV字状の凹溝2a,2a(図
2(B)及び図4(C)参照)が形成されており、該凹
溝2aの隅部箇所2a−1(図4(C)参照)を、パネ
ルの表層10b,11b,12bと一体に連なる同じ合
成樹脂素材の可撓性のもので形成することにより、左右
の側面パネル11,12を手前側へ直角に折り曲げるこ
とができるようなされている(図13参照)。
【0015】図2(A)の正面図に示す如く、複数パネ
ル構成体2の正面下方寄りには、三枚のパネル10〜1
2に亘つて横方向へ直線状に延びる横凹溝2b,2b,
2bが設けられており、後述する底面パネル構成体3a
の三辺の縁部を挿着できるようになされている。なお、
図2(C)及び図4(A)(B)に示す如く、複数パネ
ル構成体2における横凹溝2bの下方側領域を若干突出
させて支持部2c,2c,2cを形成し、横凹溝2b,
2b,2bに挿着した底面パネル構成体3の下面縁部を
上記支持部2cで安定して支持できるようにしてある。
また前記複数パネル構成体2の背面パネル10及び右側
面パネル12には、天地方向へ直線状に延びる縦凹溝2
d,2eが設けられており、後述する中仕切パネル構成
体13の縁部を挿着できるようなされている。
【0016】複数パネル構成体2の左右の側面パネル1
1,12の横凹溝2b内、背面パネル10の縦凹溝2d
の上端部、及び、右側面パネル12の縦凹溝2eの上端
部には、後述する寄せ蟻継手14(図11参照)の一方
側を構成する逃げ穴15a及び蟻穴15bからなる穴1
5が設けられている。背面パネル10の横凹溝2b内に
は、係止用の凹部2fが形成されている。複数パネル構
成体2の左右側端部2g,2gそれぞれには、寄せ蟻継
手14のもう一方側を構成する蟻ほぞ16と、ヒンジ具
連結用のブラケット17,17とが設けられている。
【0017】本発明パネル構成体である背面パネル10
は、キャビネット1内に配管スペース1c(図1(B)
参照)を形成する箇所に、図2(A)及び図4(B)に
示す如き、表裏両側の表層10b,10bを重ね合わせ
て凹部10dとした領域を複数個形成してある。洗面キ
ャビネット1内へ給水管等を外側から導入するにあた
り、施工現場の状況に応じた最適位置の凹部10dを選
択し、当該凹部10dの底面の一部をカッター等で切除
して貫通孔(図示略)を形成するだけで、配管用貫通孔
を容易に得ることができる。当該凹部10dは表裏両面
側の表層10bを重ね合わせた中空部を持たない構造に
形成されているから、両側の表層10b,10bを同時
に切断して形成した配管用貫通孔と背面パネル10の中
空部10cとが連通することはなく、また施工性の向上
を図れる。
【0018】なお、凹部10dを背面パネル10のいず
れの面に設けるかについては、背面パネル10の正面側
(キヤビネット1の内側となる面側)でも背面側でもよ
く、さらに両面側とすることも適宜選択できる。また凹
部10dを設ける領域としては、図2(A)に示すよう
に背面パネル10の右側等の一部とするほか、背面パネ
ル10の全体に亘つて複数個の凹部10dを設けること
も可能である。更に、背面パネル10の所定箇所に大き
な凹部10dを1個だけ設けて対処することも可能であ
る。凹部10dの形状は、図示する四角形に限定するも
のではなく、円形等の適宜形状を選択することも可能で
ある。
【0019】前記底面パネル構成体3は、図6に示す如
く、表層3bを合成樹脂素材で成形すると共に内側に中
空部3cを形成したものであって、左右の外側面3a,
3aの夫々所定箇所に、寄せ蟻継手14を構成する蟻ほ
ぞ16,16を設けられ、背面側の外側面3fに係止用
の凸部3g,3gが突設されている。下面の手前側に
は、横方向に延びる凹溝3dが凹設され、該凹溝3d内
に、寄せ蟻継手14の穴15を構成する逃げ穴15a及
び蟻穴15bを二組設けてある。さらに、洗面キャビネ
ット1内に形成する配管スペース1c(図1(B)参
照)と対応する領域に、排水管用の貫通孔3eを設けて
ある。底面パネル構成体3の奥行き寸法D1は前記左右
の側面パネル11,12の奥行き寸法D2(図1(B)
参照)よりも大きく設定されており、洗面キャビネット
1を構築したときに、底面パネル構成体3の手前側を両
側面パネル11,12より突出させて、蹴込み部を容易
に得ることができるようなされている。
【0020】前記幅木構成体4は、図7に示す如く、合
成樹脂素材で成形した表層4bの内側に中空部4cを形
成したものであり、上端面に前記底面パネル構成体3の
凹溝3dへ嵌合できる凸部4dが形成されると共に、該
凸部4d上の所定箇所に寄せ蟻継手14を構成する蟻ほ
ぞ16,16が設けられている。当該幅木構成体4の幅
寸法は、接合される底面パネル構成体3の幅寸法W1と
同一となるように設定されている。
【0021】前記幕板構成体5は、図8に示す如く、主
体部の表層5bを合成樹脂素材で成形すると共にその内
側に中空部5cを形成したものであり、背面両側の所定
箇所に、前記左右側面パネル11,12の蟻ほぞ16と
接合して寄せ蟻継手14を構成する逃げ穴15a及び蟻
穴15bからなる穴15が二組設けられている。当該幕
板構成体5の幅寸法は、組み立てた洗面キャビネット1
の左右幅寸法と同一寸法となるように設定されている。
【0022】前記中仕切りパネル構成体13は、図9に
示す如く、合成樹脂素材より成る表層13bの内側に中
空部13cを形成したものであって、本例では平面形状
が略L字形になされている。両側端面13a,13aの
所定箇所に寄せ蟻継手14の一方を構成する蟻ほぞ1
6,16が設けられており、該蟻ほぞ16,16を、前
記背面パネル10及び右側の側面パネル12の縦凹溝2
d,2eの上端に設けた穴15に嵌合させることによ
り、当該中仕切りパネル構成体13を取り付けることが
できるようなされている。
【0023】図10は、左右の扉構成体6,7のうちの
右側の構成体7を示すものである。本例の扉構成体7
は、同図に示す如く、表層7bを合成樹脂素材で成形す
ると共に内側に中空部7cを設けたものとしてあるが、
中空部7cを形成することなく中実の板状に成形するこ
とも妨げない。同扉構成体7の正面側には把手7dが形
成され、上下端面それぞれの右端付近にヒンジ用孔7e
が設けられると共に、左端付近にはストッパー用凸部7
f,7fが設けられている。なお左側の扉構成体6(図
1参照)は、右側の扉構成体7と左右対称の形状なの
で、ここでの説明は省略する。
【0024】前記各構成体どうしの接合に用いる寄せ蟻
継手14について説明する。図11に示す如く、寄せ蟻
継ぎ手14は、逃げ穴15a及び該逃げ穴15aよりも
間口が狭く形成された蟻穴15bより成る穴15と、該
穴15内へ嵌装される蟻ほぞ16とから構成される。当
該蟻ほぞ16は、逃げ穴15a内へ挿入したのち蟻穴1
5bへ向かってスライド移動させることで、蟻穴15b
から容易には抜けない状態に嵌合させることができ、こ
れによって所望の二つの部材を接合することが可能であ
る。なお寄せ蟻継手14を構成する穴15及び蟻ほぞ1
6は、各構成体へ図示するとおり設けたが、場合によっ
ては、穴15又は蟻ほぞ16を設ける対象を、図示の例
とは反対にすることも可能である。
【0025】前記左右の扉構成体6,7の上下を枢支す
るヒンジ具8,9は、図12に示す如く、本体18とピ
ン19又は20とからなる。ヒンジ具本体18は、前記
側面パネル11,12の端縁部に設けたブラケット17
に嵌着される挟持片部18aと、挟持片部18aから片
持ち状に張り出し形成したピン受部18bとを備え、該
ピン受部18bに縦貫通孔18cを設けてある。扉構成
体6,7の上端面側を支持するピン19は、上端の止め
鍔部19aと、縦貫通孔18cを貫通してピン受け部1
8bの下端から突出するピン部19bとを備えている。
扉構成体6,7の下端面支持用のピン20は、中間の止
め鍔部20aと、ピン受け部18bの縦貫通孔18c内
へ嵌装されるピン部20bと、止め鍔部20aの上方に
突出するピン部20cとを備えている。
【0026】以下に、前述のパネル構成体を用いた洗面
キャビネット1の組立て手順を説明する。組み立てに先
立ち、複数パネル構成体2、底面パネル構成体3、幅木
構成体4、幕板構成体5、扉構成体6,7、扉構成体
6,7を側面パネル11,12に取り付けるためのヒン
ジ具8,9を準備する。次に、底面パネル構成体3の下
面側に、寄せ蟻継手14を用いて幅木構成体4をあらか
じめ接合しておく。すなわち、底面パネル構成体3下面
側の凹溝3d内へ幅木構成体4の凸部4dを挿入し、一
方に設けた逃げ穴15aに他方の蟻ほぞ16を挿入した
後、幅木構成体4を凹溝3dに沿ってスライド移動させ
て蟻穴15bに蟻ほぞ16を容易には抜けない状態に嵌
合させる。これにより、幅機構成体4が底面パネル構成
体3に装着される。
【0027】引き続き、図2に示す平面状態の複数パネ
ル構成体2の左右側面パネル11,12を、図13に示
すように手前側へ来るよう折曲げて自立可能な立体形状
とすると共に、側面パネル11,12の段状の支持部2
c,2c上に底面パネル構成体3の左右奥隅部3h,3
hを載置する。しかるのち、底面パネル構成体3の前後
位置を調整しながら、左右両側の側面パネル11,12
を接近させ、側面パネル11,12の4つの逃げ穴15
aそれぞれに、対応する底面パネル構成体3の4つの蟻
ほぞ16を挿入させる。挿入終了後、底面パネル構成体
3を背面パネル10へ向かって押し込み、各蟻穴15b
に各蟻ほぞ16をスライド嵌合させて容易には抜けない
状態に装着すると同時に、背面パネル10の係止用凹部
2f内に底面パネル構成体3の係止用凸部3gを嵌合さ
せる。これにより、複数パネル構成体2と底面パネル構
成体3とは、四組の寄せ蟻継手14により接合され一体
化する。
【0028】次いで、平面コ字状となった左右の側面パ
ネル11,12の手前側上方に、幕板構成体5を接合す
る。この接合は、側面パネル11,12と幕板構成体5
との間に設けられている二組の寄せ蟻継手14を用いて
行われる。すなわち、幕幾構成体5の背面側に形成した
逃げ穴15aに、側面パネル11,12の蟻ほぞ16を
嵌入させた後、幕板構成体5を下方へ移動させて各蟻穴
15bに蟻ほぞ16をスライド嵌合させ、蟻穴15bか
ら蟻ほぞ16が容易には抜けない状態に装着される。
【0029】最後に、左右の側面パネル11,12の端
面部に、ヒンジ具8,9を用いて、左右の扉構成体6,
7を取り付ける。これは、左右両側の側面パネル11,
12の各側端面に設けた上下一組のブラケット17,1
7それぞれに、上下一組のヒンジ具8,9を嵌着し、下
方のヒンジ具9,9に短いピン20を挿着したのち、左
右の扉構成体6,7をその下端面のヒンジ用孔7eに上
記下側のピン20を挿入させるように配置し、続けて扉
構成体6,7それぞれの上端面のヒンジ用孔7eに、上
方のヒンジ具10,10に貫挿した長いピン19の先端
を挿入することによりなされる。
【0030】洗面キャビネット1の前記組立て方法によ
れば、背面パネル10の左右の側面パネル11,12を
折り曲げることにより複数パネル構成体2を自立させる
ことができ、各構成体どうしの接合は寄せ蟻継手14を
用いてなされる。従って、底面パネル構成体3は、上記
自立する複数パネル構成体2の左右側面パネル11,1
2間に挟んだ状態で背面パネル10へ向かって押し込む
ことにより装着することができ、幅木構成体4は、あら
かじめ底面パネル構成体3へ一体に取り付けることがで
き、幕板構成体5は、複数パネル構成体2の側面パネル
11,12に対し下方へ移動させるだけで装着でき、さ
らに左右の扉構成体6,7は、側面パネル11,12に
嵌着したヒンジ具8,9を用いて枢支されるから、洗面
キャビネット1を一人でも簡単に組み立てることが可能
である。しかも複数パネル構成体2は、背面パネル10
と左右の側面パネル11,12とを一体化したものであ
るから、別個に製作した三枚のパネルを個々に探す必要
や、三枚のパネルどうしの連結箇所を探し出す必要がな
くなるため、組み立て作業の短時間化を図れる。
【0031】なお、洗面器に設置される水栓等と給水管
とを配管接続するため、前記背面パネル10に設けた複
数の凹部10d(図2(A)及び図4(B)参照)のう
ちから適切なもの選択し、前述したように当該凹部10
dの底面の一部をカッター等で切除して配管用貫通孔を
形成する。該配管用貫通孔を設ける時期としては、複数
パネル構成体2に底面パネル構成体3を接合する以前、
洗面キャビネット1を組み立てて現場の所定箇所に設置
した以後等、施工現場の状況と作業能率とを考慮して最
適時期を決定される。
【0032】本発明に基づき配管用貫通孔を形成するた
めの凹部10dを設ける対象は、前記背面パネル10に
限定するものではなく、各種の施工現場に対応できるよ
うにするため、左右の側面パネル11,12や、底面パ
ネル構成体3を選択することも可能である。なお凹部を
底面パネル構成体3に設けるときは、上面をゴミ等がた
まらないよう、また清掃が容易なように平坦に形成する
ため、凹部は底面パネル構成体3の下面側に設けること
が好ましい。
【0033】なお本実施形態にあっては、洗面キャビネ
ット1の構成部材である複数パネル構成体2,底面パネ
ル構成体3,幅木構成体4,幕板構成体5,扉構成体
6,7及び中仕切りパネル構成体13を前述の如き構造
としたことにより、ブロー成形法で製作することが可能
となる。ブロー成形法で成形することにより、各構成体
の製造コストの低減化を図れるという利点が得られる。
また、複数パネル構成体2,底面パネル構成体3,幅木
構成体4,幕板構成体5,扉構成体6,7及び中仕切り
パネル構成体13を、同一の合成樹脂素材で成形すれ
ば、リサイクルにより、同一の合成樹脂素材に還元する
ことが可能となる。
【0034】〔第2の実施の形態〕図14は、本発明の
第2の実施の形態を示すものであって、(A)はパネル
構成体10の一部を拡大すると共に一部を切り欠いて示
す正面図、(B)は同パネル構成体10の右側面断面図
である。本例の前記第1の実施の形態(図2(A)及び
図4(B)参照)と異なる所は、本発明パネル構成体1
0である背面パネルの所定領域に、表裏両面を貫通する
複数個の開口部10eを設けると共に、各開口部10e
の周壁を表層10bのみで形成し、更に、組立てられた
キヤビネット内側から蓋体21を開口部10eに嵌着し
て当該開口部10eを閉塞するようにしたことである。
施工するときには、複数個の開口部10eのうちから現
場状況に応じた最適な開口部10eを選択して配管用貫
通孔として利用し、他の開口部10eは蓋体21を嵌着
して閉塞しておく。
【0035】本例の異なる態様として、背面パネル10
の特定箇所に大きな開口部10eを1個だけ設ける構成
も採用可能である。この場合には、当該大きな開口部1
0eに嵌着して閉塞する蓋体21に、状況に応じた適当
位置に配管用貫通孔を設けることで現場に対応すること
ができる。なお開口部10eの形状は、図示する四角形
に限定するものではなく、円形等の適宜形状を選択する
ことが可能である。
【0036】〔第3の実施形態〕図15乃至17に、本
発明の第3の実施形態を示す。従来、洗面キャビネット
を新たに設置する場合や取り替え工事を行う場合、キャ
ビネットの背面パネルや底面パネルに配管用貫通孔を形
成しなくてはならないが,それには専用の工具が必要と
される。しかるに一般の使用者は、このような専用工具
を持たないのが普通である。本例は、このような事情に
鑑み、専用工具を用いなくとも、洗面キャビネットに配
管接続用の貫通孔を容易に形成することができ、一般の
使用者自身が洗面キャビネットを購入し設置することを
可能にすることを目的とするものである。図15及び図
16に示すように、配管用貫通孔の形成が必要とされる
背面パネル10や底面パネル構成体3の所定領域に、中
空部を持たない表層のみより成る凹部Cを格子状に形成
する。そして配管接続に必要な箇所で凹部Cを切断し
て、パネル構成体から凹部Cが区画する所要領域を切除
することにより、配管用貫通孔を容易に形成することが
できる。
【0037】パネル構成体における凹部Cを形成する面
は、キャビネットの外側となる面とするのが望ましい。
すなわち、背面パネル10においては背面側、底面パネ
ル構成体3においては下面側に凹部Cを設け、背面パネ
ル10の正面側及び底面パネル構成体3の上面側は平坦
面とする。これによりキャビネットの内面側は平坦にで
きるから、埃やゴミが溜まりにくくなり、また清掃も簡
単であるから、美観性・清潔性の維持が容易である。
【0038】ところで図17に示すように、パネル構成
体Pに格子状の凹部Cによって形成される1区画の一辺
の長さRは、例えば50mm程度とされる。また凹部C
における切断作業を容易にするため、当該凹部Cの厚み
寸法tは小さく設定される。例えば、中空部Qを形成す
る部分における表層Sの基本厚み寸法Tが約2mmであ
ったとすると、凹部3における表層Sの厚み寸法tは半
分以下、望ましくは約0.6mm程度に設定される。凹
部3における厚み寸法tを薄くすることによって、通商
のカッター等による切断作業が可能となる。
【0039】
【発明の効果】請求項1又は2記載の本発明パネル構成
体によれば、凹部の底面において表層を切断し、当該凹
部の一部分を切除することにより、非常に簡単に配管用
貫通孔を得ることができる。しかも凹部の周囲は中空部
を持たない表層のみで形成されているから、貫通孔と中
空部との連通がなく、パネル構成体の強度を維持できる
と共に、パネル構成体の中空部にゴミが侵入することも
ない。また請求項2記載の本発明パネル構成体によれ
ば、複数の凹部から適当なものを選択することにより、
配管用貫通孔を最適位置に設定できるから、小さな貫通
孔で現場に対応可能となり、貫通孔を得るための切断作
業が簡略になる。
【0040】請求項3又は4記載の本発明パネル構成体
によれば、施工現場の状況に応じて蓋体を取り外すか又
は蓋体に貫通孔を形成することで、配管用貫通孔を簡単
に得ることができる。また、開口部の周囲を表層のみで
形成したから、貫通孔と中空部との連通がなく、パネル
構成体強度を維持できると共にパネル構成体の中空部に
ゴミが侵入することもない。請求項4記載の本発明パネ
ル構成体によれば、複数個の開口部から施工現場の状況
に応じた最適のものを配管用として選択し、他の貫通孔
を蓋体で閉塞すればよいから、現場の状況に対応するの
が容易であり、見栄えの良い配管用貫通孔が得られる。
【0041】請求項5又は6記載の本発明パネル構成体
によれば、格子状に形成した凹部においてパネル構成体
を切断し、当該凹部によって区画された部分を切除する
ことにより、簡単に配管用貫通孔を得ることができる。
切断作業は格子状の凹部に沿って行えばよいから、一般
の使用者が通常のカッター等で行うことができ、専用の
工具は不要である。また請求項6に記載するように、凹
部における表層厚みを薄く形成しておけば、凹部の切断
作業が一層簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るパネル構成体を
用いて組み立てた洗面キャビネットを示すものであっ
て、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は部分断
面した右側面図、(D)は一部を示す底面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るものであって、
本発明パネル構成体である背面パネルの両側に側面パネ
ルを連設して構成した複数パネル構成体を示すものであ
り、(A)は平面状に広げた状態の正面図、(B)は同
状態の平面図、(C)は同状態の左側面図である。
【図3】図2に示す複数パネル構成体の背面図である。
【図4】図2に示す複数パネル構成体の拡大した断面図
であって、(A)は図2(A)のa−a線における断面
図、(B)は図2(A)のb−b線における断面図、
(C)は図2(B)の一点鎖線cで囲んだ部分の断面図
である。
【図5】図2に示す複数パネル構成体の中間を省略して
左右両端部を拡大して示す部分断面した平面図である。
【図6】図1に示す洗面キャビネットに使用する底面パ
ネル構成体を示すものであって、(A)は底面図、
(B)は部分断面した背面図である。
【図7】図1に示す洗面キャビネットに使用する幅木構
成体を示すものであって、(A)は正面図、(B)は右
側面図、(C)は部分断面した平面図である。
【図8】図1に示す洗面キャビネットに使用する幕板構
成体を示すものであって、(A)は部分断面した正面
図、(B)は平面図、(C)は背面図である。
【図9】図1に示す洗面キャビネットに使用する中仕切
パネル構成体を示すものであって、(A)は平面図、
(B)は部分断面した左側面図、(C)は背面図であ
る。
【図10】図1に示す洗面キャビネットに使用する右側
の扉構成体を示すものであって、(A)は部分断面した
正面図、(B)は平面図である。
【図11】図1に示す洗面キャビネットの組み立てに利
用する寄せ蟻継手の構造を示すものであって、(A)は
逃げ穴及び蟻穴を示す表面図、(B)は蟻ほぞを示す表
面図、(C)は逃げ穴及び蟻穴に蟻ほぞを差し込む前の
状態の側面断面図、(D)は逃げ穴及び蟻穴に蟻ほぞを
差し込んだ状態の側面断面図である。
【図12】図1に示す洗面キャビネットの組み立てに利
用するヒンジ具を示すものであって、(A)は上方のヒ
ンジ具の正面図、(B)は上方のヒンジ具の平面図、
(C)は下方のヒンジ具の正面図、(D)は下方のヒン
ジ具の平面図である。
【図13】図1に示す洗面キャビネットの組み立て途中
の状態を示す平面図である。
【図14】本発明パネル構成体の第2の実施形態を示す
ものであり、(A)はパネル構成体の一部を拡大すると
共に部分断面した正面図、(B)は右側面断面図であ
る。
【図15】本発明パネル構成体の第3の実施形態に係る
ものであって、背面パネルの両側に側面パネルを連設し
て構成した複数パネル構成体の背面図である。
【図16】本発明パネル構成体の第3の実施形態に係る
ものであって、底面パネル構成体を下面側から見た図面
である。
【図17】本発明の第3の実施形態に係るものであっ
て、(A)はパネル構成体の一部を拡大して示す断面
図、図(B)は要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 …洗面キヤビネット 2…複数パネル構成体 3…底
面パネル構成体 4…幅木構成体 5…幕板構成体
6,7…扉構成体 8,9…ヒンジ具 10…背面パネ
ル 10b…表層 10c…中空部 10d…凹部 1
0e…開口部 11…側面パネル(左) 12…側面パ
ネル(右) 13…中仕切パネル構成体 14…寄せ蟻継手 15…穴 15a…逃げ穴 15b
…蟻穴 16…蟻ほぞ 17…ブラケット 18…ヒンジ具の本体 18a…挟
持片部 18b…ピン受部 18c…縦貫通孔 19…
ピン(上) 20…ピン(下) 21…蓋体 C…凹部
P…パネル構成体 Q…中空部 S…表層 T…表層
の基本厚み寸法 t…凹部における表層の厚み寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 幸正 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 3B054 AA01 BA05 BA10 BA17 BB04 BB09 BB16 BC03 BC07 BC08 BC14 BC15 CA05 CA11 DA02 FA02 FA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面キャビネットを構成するためのパネル
    構成体であって、内側に中空部を備えた合成樹脂材より
    成る表層で形成され、所定の領域に中空部を持たない表
    層のみより成る凹部を形成したことを特徴とする洗面キ
    ャビネット用パネル構成体。
  2. 【請求項2】前記凹部の複数個を隣接させて設けた請求
    項1記載の洗面キャビネット用パネル構成体。
  3. 【請求項3】洗面キャビネットを構成するためのパネル
    構成体であって、内側に中空部を備えた合成樹脂材より
    成る表層で形成され、所定の領域に開口部が設けられる
    と共に、該開口部の周囲は中空部を持たない上記表層の
    みで形成されたものとし、該貫通孔に嵌着される蓋体を
    備えていることを特徴とする洗面キャビネット用パネル
    構成体。
  4. 【請求項4】前記貫通孔の複数個を隣接させて設けた請
    求項3記載の洗面キャビネット用パネル構成体。
  5. 【請求項5】洗面キャビネットを構成するためのパネル
    構成体であって、内側に中空部を備えた合成樹脂材より
    成る表層で形成され、所定の領域に中空部を持たない表
    層のみより成る凹部を格子状に形成したことを特徴とす
    る洗面キャビネット用パネル構成体。
  6. 【請求項6】前記凹部において表層の厚みを薄く形成し
    た請求項5記載の洗面キャビネット用パネル構成体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011196415A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Kyoraku Co Ltd 樹脂製組立構造体
KR101099440B1 (ko) 2009-12-17 2011-12-27 (주) 아이원 Pvc 발포체 패널 및 이를 이용한 욕실용 수납장

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