JP2001069295A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001069295A
JP2001069295A JP24031899A JP24031899A JP2001069295A JP 2001069295 A JP2001069295 A JP 2001069295A JP 24031899 A JP24031899 A JP 24031899A JP 24031899 A JP24031899 A JP 24031899A JP 2001069295 A JP2001069295 A JP 2001069295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークを介したストア・
アンド・フォアードのファクシミリ通信、特にフルモー
ドのファクシミリ通信が可能なファクシミリ装置であっ
て、通信時間を短縮可能なファクシミリ装置を提供する
こと。 【解決手段】 サーバにフルモードのファクシミリ通信
で用いられるデータ(送信要求データ)が存在した場
合、サーバに受信すべきデータがあるか否かを確認する
間隔を短く設定し、正常受信完了の通知を送信、あるい
は受信して、フルモードのファクシミリ通信の正常終了
が確認されたら、もとの時間間隔に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置、
特にインターネット等のコンピュータネットワークを介
したストア・アンド・フォアードのフルモードでファク
シミリ通信可能なファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のコンピュータ
ネットワークを介したストア・アンド・フォアードのフ
ァクシミリ通信は、送信側の装置がネットワーク上の所
定のサーバにデータの送信を行ない、受信側装置がサー
バからデータを受信することによって両装置が通信する
ことによって実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなファクシミ
リ通信において、サーバにデータの送受信をを行なうに
あたり、複数回のデータ送受が必要なフルモードで通信
を実行すると、能力確認、送達確認をしてファクシミリ
通信を実行するので、通信の確実性は確保できるが、複
数回サーバとの通信を行なう必要があるため、1通信が
終了するまでに長い時間がかかっていた。
【0004】特に、コンピュータネットワークに必要な
ときだけ接続するダイヤルアップ接続の様な接続形態の
ファクシミリ装置においては、頻繁にPOP(Post Offi
ce Protocol)処理(サーバからのデータ受信処理)を行
なうと通信費がかさむため、ある程度長い時間間隔毎に
POP処理を行なうように設定されることが多い。
【0005】常時接続形態の場合であっても、ストア・
アンド・フォアードの通信である限り、サーバへのPO
P処理は必要であり、他の処理への付加も考慮して所定
時間毎にPOP処理を行なっているため、1回の通信処
理が終了するまでにはデータ授受に必要な回数×所定時
間分の時間が必要であった。
【0006】このような課題に鑑み、本発明の目的は、
コンピュータネットワークを介したストア・アンド・フ
ォアードのファクシミリ通信、特にITU−TのT.3
7に規定されるような、フルモードのファクシミリ通信
が可能なファクシミリ装置であって、通信時間を短縮可
能なファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、コンピュータネットワークを介してファクシミリ通
信可能なファクシミリ装置であって、コンピュータネッ
トワーク上の所定のサーバに対して、ファクシミリ通信
を行なう通信手段と、サーバに、受信すべきデータがあ
るか否かを所定の時間間隔毎に検査するデータ有無検出
手段と、受信すべきデータがあった際に、そのデータ種
別を判別するデータ種別判別手段と、データ種別が所定
の種別であった場合、所定の時間間隔を短縮するように
データ有無検出手段を制御する制御手段を有することを
特徴とするファクシミリ装置に存する。
【0008】また、本発明の別の要旨は、本発明による
ファクシミリ装置をコンピュータネットワークを介して
複数接続してなるファクシミリシステムに存する。
【0009】また、本発明の別の要旨は、コンピュータ
ネットワークを介してファクシミリ通信可能なファクシ
ミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ装置
読み込み可能な記憶媒体であって、コンピュータネット
ワーク上の所定のサーバに対して、ファクシミリ通信を
行なう通信工程のプログラムと、サーバに、受信すべき
データがあるか否かを所定の時間間隔毎に検査するデー
タ有無検出工程のプログラムと、受信すべきデータがあ
った際に、そのデータ種別を判別するデータ種別判別工
程のプログラムと、データ種別が所定の種別であった場
合、所定の時間間隔を短縮するようにデータ有無検出手
段を制御する制御工程のプログラムとを有することを特
徴とする記憶媒体に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。 (回路構成)図1は本発明の実施形態に係るファクシミ
リ装置の構成例及びこのファクシミリ装置を用いた通信
システムの構成例を示すブロック図である。
【0011】図のシステムにおいてはA(1)、B(3
8)、C(40)のファクシミリ装置が含まれるが、そ
の構成は共通であるため、以下ではファクシミリ装置A
(1)の構成についてのみ説明する。
【0012】2はNCU(網制御装置)で、電話網をデ
ータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路へ
の切換えを行ったり、ループの保持を行うものである。
また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル(信
号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機
側に接続し、信号レベルが「1」であれば電話回線2a
をファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通
常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続されてい
る。
【0013】4は電話機である。6はハイブリッド回路
で、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路
12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送
出し、相手側からの信号をNCU2経由で受取り、信号
線6a経由で変調復調器8に送るものである。
【0014】8は変復調器であり、ITU−T勧告V.
8,V.21,V.27ter、V.29,V.17,
V.34に基づいた変調および復調を行う変復調器であ
り、信号線20cにより各伝送モードが指定される。変
復調器8は信号線20bに出力されている信号を入力
し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出
力されている受信信号を入力し、復調データを信号線8
bに出力する。
【0015】10はANSam信号を送出する回路であ
り、信号線20dに信号レベル「1」の信号が出力され
ている時には、信号線10aにANSam信号を送出
し、信号線20dに信号レベル「0」の信号が出力され
ている時には、信号線10aに何も信号を出力しない。
【0016】12は加算回路であり、信号線8aの情報
と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線
12aに出力する。14は読取回路であり、読取りデー
タを信号線14aに出力する。16は記録回路であり、
信号線20eに出力されている情報を記録紙等に順次記
録し、出力する。
【0017】18はメモリ回路であり、読取りデータの
生情報、あるいは符号化した情報を格納したり、また、
受信情報、あるいは復号化した情報等を格納するために
使用する。22は発呼回路であり、信号線20fに発呼
命令パルスが発生すると、信号線20gに出力されてい
る電話番号情報を入力し、信号線22aに選択信号を選
択する。
【0018】24は操作部であり、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル、テンキー、*、#キー、セットキ
ー、スタートキー、ストップキー、ワンタッチダイヤル
登録回路30,サービスプロバイダ電話番号登録回路3
2への登録キー、その他、ファンクションキーがあり、
押下されたキー情報は、信号線24aに出力される。
【0019】26は通信方法選択ボタンであり、PST
N(加入者電話交換回線網)のみでのファクシミリ通
信、インターネットを介したストア・アンド・フォアー
ドのシンプルモードでのファクシミリ通信、インターネ
ットを介したストア・アンド・フォアードのフルモード
でのファクシミリ通信を選択する時に押下する。通信方
法選択ボタン26が押下されると、信号線26aに押下
パルスが発生する。
【0020】28は通信方法表示回路であり、信号線2
0hにクリアパルスが発生すると、「PSTNのみでの
ファクシミリ通信」と表示し、以降、信号線26aに押
下パルスが発生する毎に、「インターネットを介したス
トア・アンド・フォアードのシンプルモードでのファク
シミリ通信」→「インターネットを介したストア・アン
ド・フォアードのフルモードでのファクシミリ通信」→
「PSTNのみでのファクシミリ通信」→「インターネ
ットを介したストア・アンド・フォアードのシンプルモ
ードでのファクシミリ通信」と表示していく。
【0021】ここで、通信方法表示回路28は、「PS
TNのみでのファクシミリ通信」と表示している時に
は、信号線28aに信号「0」を出力し、「インターネ
ットを介したストア・アンド・フォアードのシンプルモ
ードでのファクシミリ通信」ト表示している時には信号
線28aに信号「1」を出力し、「インターネットを介
したストア・アンド・フォアードのフルモードでのファ
クシミリ通信」と表示している時には信号線28aに信
号「2」を出力する。
【0022】30はワンタッチダイヤル登録回路であ
り、信号線30aを介してワンタッチダイヤルに対応
し、PSTNの電話番号が登録される。32はサービス
プロバイダ電話番号登録回路であり、信号線32aを介
してサービスプロバイダAの電話番号が登録される。
【0023】34はサービスプロバイダAであり、信号
線34aを介してPSTN44に接続され、信号線34
bを介してインターネット42に接続される。36はサ
ービスプロバイダBであり、信号線36aを介してPS
TN46に接続され、信号線36bを介してインターネ
ット42に接続される。
【0024】38はFAX Bであり、信号線38aを
介してPSTN46に接続される。40はFAX Cで
あり、信号線40aを介してPSTN44に接続され
る。20はファクシミリ装置の全体を制御する制御回路
である。制御回路20は、ストア・アンド・フォアード
のフルモードでのファクシミリ通信、例えばインターネ
ットサービスプロバイダが有するサーバとのPOP等を
行う。
【0025】後で詳しく説明するが、制御回路20は、
POPを実行し、ストア・アンド・フォアードのフルモ
ードでの受信が実行されていた場合、サーバとの間で行
うPOP処理の実行間隔を変える。また、ストア・アン
ド・フォアードのフルモードでの送信を実行した場合
も、やはりサーバとの間のPOP処理の実行間隔を変化
させる。この際、いずれもPOPの実行間隔が短くなる
ように変化させる。
【0026】そして、ストア・アンド・フォアードのフ
ルモードでの送信が終了すると、POPの実行間隔を元
に戻す。制御回路で20は、マイクロプロセッサ及びそ
の制御プログラムを記憶したROM等で構成することが
できる。
【0027】(フルモードファクシミリ通信手順)図2
に、インターネットを介したフルモードのファクシミリ
通信手順概要を示す。図2においては、図1におけるF
AX A(1)からFAX B(38)にインターネッ
トを介してストア・アンド・フォアードのフルモードで
のファクシミリ通信を考える。
【0028】まず、送信機であるFAX A(1)にお
いて、処理より以前の(b)では、POP実行間隔は6
時間である。そして、処理の実行時にPOP実行間隔
を10分(a)として、処理にて、サーバB(サービス
プロバイダB46)まで送信要求をする。
【0029】次に受信機(FAX B(38))側で
は、POP実行間隔は6時間(e)であり、POP処理
を実行する時に、POP実行間隔を10分(d)として、
処理を実行する。
【0030】続いて、受信機は、サーバA(サービスプ
ロバイダ34)まで能力宣言のためのSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)処理を処理として実行す
る。
【0031】送信機側で、POP処理を実行し、処理
で受信機がサーバAに通知した能力宣言を受信するこ
とにより、受信機の能力が確認できるので、その能力情
報を元にして処理によりサーバB(サービスプロバイ
ダ36)までSMTPでファクシミリ送信をする。
【0032】受信機側で、POP処理を実行すると、
ファクシミリ受信が終了する。受信機は受信が終了する
と、処理にて、サーバAに受信OKをSMTPで通知
し、受信機は処理を実行した時点で、POP実行間隔
を6時間(f)に戻す。
【0033】送信機側でPOP処理を実行すると、処
理で通知された受信OKのメッセージが受信され、こ
れによって送信器はファクシミリ送信が確実に実行され
たことを認識して、POP実行間隔を6時間(c)に戻
す。
【0034】(ファクシミリ通信動作)次に、図1、図
2とともに、図3から図9に示すフローチャートを用い
て、図1に示した本発明の実施形態に係るファクシミリ
装置の動作を更に詳しく説明する。なお、以下の動作は
制御回路20がプログラムを実行することによってなさ
れる。
【0035】図3において、ステップS0は始めを表わ
している。ステップS2では、信号線20hにクリアパ
ルスを出力し、通信方法表示回路28に「PSTNのみ
でのファクシミリ通信」と表示する。ステップS4で
は、POP処理間隔として、通常と記憶する。ステップ
S6では、POPTIMの値として、6時間をセットす
る。
【0036】ステップS8では、信号線30aを介し
て、回路30の情報をクリアする。ステップS10で
は、信号線32aを介して、回線32の情報をクリアす
る。ステップS12では、信号線20aに信号レベル
「0」の信号を出力し、NCU2に含まれるCMLリレ
ーをオフする(ライン2aの接続先を電話機4側に切り
替える)。
【0037】ステップS14では、信号線20dに信号
レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信し
ないようにする。
【0038】ステップS16、ステップS18ではそれ
ぞれ、送信、受信が選択されたか否かを判断する。送信
が選択されると、ステップS16からステップS80
(図6)に進み、受信が選択されるとステップS18か
らステップS106(図8)に進む。そして、どちらも
選択されていないとステップS18を経てステップS2
0に進む。
【0039】ステップS20では、POPTIMに設定
した時間(この場合には6時間)が経過(タイムオーバ
ー)したか否かが判断され、タイムオーバーした場合に
はステップS22に進み、タイムオーバーしていないと
ステップS114(図9)に進む。
【0040】ステップS22では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、NCU2に含まれるCM
Lリレーをオンする(ライン2aの接続先をハイブリッ
ド回路6側に切り替える)。
【0041】図4に移って、ステップS24では、発呼
回路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、次い
でPOP処理を行なう(ステップS26)。POP処理
において、サービスプロバイダのサーバに処理するデー
タがあるか否かを判断する(ステップS28)。データ
がある場合にはステップS36に進み、無いとステップ
S30に進む。
【0042】ステップS30では、POP処理間隔に格
納されている情報をチェックし、「通常」であるとステ
ップS32に進み、POPTIMの値として6時間をセ
ットし、そうでなければ(「短縮」であるとみなして)
ステップS34に進み、POPTIMの値として10分
をセットする。
【0043】一方、ステップS36では、サーバにある
データがシンプルモードでの受信データであるか否かが
判断され、シンプルモードでの受信データであるとステ
ップS38に進み、POPにより受信した情報を記録回
路16により記録して、CMLリレーをオフするステッ
プS12に戻る。また、フルモードでの受信データであ
るとステップS40に進む。
【0044】ステップS40では、フルモードによる受
信データが、送信側ファクシミリ装置からの送信要求で
あるか否か(図2の処理に該当するか否か)が判断さ
れ、送信要求であると検出された場合にはステップS4
2に進み、異なる場合にはステップS54(図5)に進
む。
【0045】ステップS42では、信号線20aに信号
レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする(PS
TN44を電話機4に接続する)。その状態で10秒ウ
エイトし(ステップS44)たら、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンして、PS
TN44を変復調器8側に接続する(ステップS4
6)。
【0046】次いで、ステップS48において、発呼回
路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、今度は
SMTPによる能力宣言処理(図2の処理)を実行す
る(ステップS50)。そして、ステップS52でPO
P処理間隔に「短縮」を、続くステップS34(図4)
でPOPTIMの値に10分をセットし、ステップS1
2(図3)に戻ってCMLをオフする。その後はステッ
プS14以降の処理を上述したように行なう。
【0047】ステップS40において受信データが送信
要求でないと判定された場合には、ステップS54にお
いて、受信データがSMTPによるファクシミリ送信デ
ータであるか(すなわち、ステップS26のPOP処理
が図2におけるPOP処理に相当するか)を判定す
る。サーバに存在するデータがSMTPによるファクシ
ミリデータである場合にはステップS56へ、そうでな
い場合にはステップS68へそれぞれ移行する。
【0048】ステップS56では、信号線20aに信号
レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする(PS
TN44を電話機4に接続する)。その状態で10秒ウ
エイトし(ステップS58)たら、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンして、PS
TN44を変復調器8側に接続する(ステップS6
0)。
【0049】次いで、ステップS62において、発呼回
路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、今度は
SMTPによる受信完了通知処理(図2の処理)を実
行する(ステップS64)。そして、ステップS66で
POP処理間隔に「標準」を、続くステップS32(図
4)でPOPTIMの値に6時間をセットし、ステップ
S12(図3)に戻ってCMLをオフする。その後はス
テップS14以降の処理を上述したように行なう。
【0050】一方、ステップS54において受信データ
がファクシミリデータでないと判定された場合には、ス
テップS68において、受信データが能力宣言データで
あるか否かを判定する(すなわち、図2のPOP処理
に相当するかを判定する)。
【0051】サーバに存在するデータが能力宣言データ
である場合にはステップS70へ移行する。そうでない
場合には、サーバに存在するデータは受信終了通知であ
るから、ステップS26におけるPOP処理は図2のP
OP処理に相当し、ステップS66へ移行する。ステ
ップS70では、信号線20aに信号レベル「0」の信
号を出力し、CMLをオフする(PSTN44を電話機
4に接続する)。その状態で10秒ウエイトし(ステッ
プS72)たら、信号線20aに信号レベル「1」の信
号を出力し、CMLをオンして、PSTN44を変復調
器8側に接続する(ステップS74)。
【0052】次いで、ステップS76において、発呼回
路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、今度は
SMTPによるファクシミリ送信処理(図2の処理)
を実行する(ステップS78)。そして、ステップS1
2(図3)に戻ってCMLをオフする。その後はステッ
プS14以降の処理を上述したように行なう。
【0053】図3におけるステップS16において、送
信が選択されていると判定された場合には、ステップS
80(図6)へ移行する。ステップS80では、信号線
28aの情報を入力し、通信方法選択ボタン26によっ
てPSTNのみでの通信が選択されたか否かが判断さ
れ、選択されている場合にはステップS82に、そうで
なければステップS92に進む。
【0054】ステップS82では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そし
て、ステップS84において、発呼回路22を使用し、
例えば操作部24から指定された宛先へ発呼する。送信
処理はステップS86の前手順、ステップS88の画信
号の送信及び、ステップS90の後手順から構成されて
いる。後手順が終了すると、ステップS12(図3)に
戻ってCMLをオフする。その後はステップS14以降
の処理を上述したように行なう。
【0055】ステップS80でPSTNのみによる通信
が選択されていないと判断された場合には、ステップS
92において信号線28aの情報を入力し、シンプルモ
ードの通信が選択されたか否かが判断される。シンプル
モードの通信が選択されるとステップS94に進み、そ
うでない場合(フルモードの通信が選択された場合)に
はステップS100(図7)に進む。
【0056】ステップS94では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンして、PS
TN44を変復調器8側に接続する。
【0057】次いで、ステップS96において、発呼回
路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、今度は
SMTPによるシンプルモードでのインターネットを介
したファクシミリ通信処理(図2の処理)を実行する
(ステップS98)。処理が終了すると、信号線20a
に信号レベル「1」の信号を出力し、ステップS12
(図3)に戻ってCMLをオフする。その後はステップ
S14以降の処理を上述したように行なう。
【0058】一方、フルモードでの通信が選択された場
合には、ステップS100(図7)において、信号線2
0aに信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオン
して、PSTN44を変復調器8側に接続する。
【0059】次いで、ステップS102において、発呼
回路22を用いて、サービスプロバイダに発呼し、今度
はSMTPによる送信要求処理(図2の処理)を実行
する(ステップS104)。処理が終了すると、ステッ
プS52(図4)に戻ってCPOP処理間隔に「短縮」
をセットし、ステップS34でPOPTIMの値に10
分をセットして、ステップS12(図3)に戻ってCM
Lをオフする。その後はステップS14以降の処理を上
述したように行なう。
【0060】図3におけるステップS18において受信
が選択されていると判定された場合には、ステップS1
06(図8)へ移行する。ステップS106では、信号
線20aに信号レベル「1」の信号を出力し、CMLを
オンする。PSTN44を変復調器8側に接続する。
【0061】そして、ファクシミリ受信処理を前手順
(ステップS108)、画信号の受信/記録(ステップ
S110)、後手順(ステップS112)の順に処理す
る。処理が終了すると、ステップS12(図3)に戻っ
てCMLをオフする。その後はステップS14以降の処
理を上述したように行なう。
【0062】また、図3におけるステップS20におい
て、POPTIMに設定された時間に達していない場合
には、ステップS114(図9)へ移行する。ステップ
S114では、信号線24aの情報を入力し、ワンタッ
チダイヤル登録回路30への登録が選択されたか否かが
判断される。登録が選択された場合にはステップS11
6に進み、操作部24により指定された電話番号を信号
線30aを介して回路30に登録する。一方、ステップ
S114において登録が選択されないとステップS11
8に進む。
【0063】ステップS118では、信号線24aの情
報を入力し、サービスプロバイダ電話番号登録回路32
への登録が選択されたか否かが判断され、登録が選択さ
れた場合にはステップS120に進み、操作部24によ
って指定された電話番号を信号線32aを介してサービ
スプロバイダ電話番号登録回路32に登録する。一方、
ステップS118において登録が選択されていないと図
3のステップS16に戻る。このようにして、図2に示
した処理及びその他の番号登録処理を実行することがで
きる。
【0064】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0065】また、本発明によるファクシミリ装置は、
図1に示すファクシミリ装置と同等の構成であれば、い
かなる装置の組み合わせから構成しても良い。例えば、
汎用のパーソナルコンピュータに、変復調装置を接続、
あるいは内蔵し、上述の処理を実現するソフトウェアを
記憶装置に記録することによって本発明によるファクシ
ミリ装置を構成することができる。
【0066】また、コンピュータネットワーク及びサー
バとの通信プロトコルは実施形態において説明したもの
に限定されず、任意のネットワーク及びプロトコルを使
用することができる。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0068】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0069】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図3乃至図9の少なく
とも1つに示す)フローチャートに対応するプログラム
コードが格納されることになる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネットを介したストア・アンド・フォアードの
フルモードでのファクシミリ通信を実行した、あるい
は、受信した時、POP処理を多くでき、このインター
ネットを介したファクシミリ通信を早く実行でき、通信
費が安く、かつ、フルモードによる能力確認、送達確認
が可能であることに加えて、1通信の通信時間も大幅に
短縮できるファクシミリ装置が実現できるいう効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るファクシミリ装置のブ
ロック図である。
【図2】インターネットを介したストア・アンド・フォ
アードのフルモードファクシミリ通信処理の手順例を示
す図である。
【図3】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図5】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図6】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図7】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【図9】図1に示したファクシミリ装置の処理動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 ANSam送出回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 発呼回路 24 操作部 26 選択ボタン 28 表示回路 30 ワンタッチダイヤル登録回路 32 サービスプロバイダ電話番号登録回路 34 サービスプロバイダA 36 サービスプロバイダB 38 FAX B 40 FAX A 42 インターネット 44、46 PSTN
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA25 AA29 AA30 AB20 AB38 AB42 AC35 AC40 AC58 AE14 AE15 AF05 AF14 BA00 5C075 AB90 BA08 BA09 CD07 CD09 CF02 FF90 GG09 5K030 GA01 GA19 HA06 HB04 HC02 HC13 JL08 JT01 JT05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを介してファ
    クシミリ通信可能なファクシミリ装置であって、 前記コンピュータネットワーク上の所定のサーバに対し
    て、ファクシミリ通信を行なう通信手段と、 前記サーバに、受信すべきデータがあるか否かを所定の
    時間間隔毎に検査するデータ有無検出手段と、 前記受信すべきデータがあった際に、そのデータ種別を
    判別するデータ種別判別手段と、 前記データ種別が所定の種別であった場合、前記所定の
    時間間隔を短縮するように前記データ有無検出手段を制
    御する制御手段を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の種別が、フルモードのファク
    シミリ通信手順に係るデータ種別であることを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、所定の通信処理が終了
    すると、前記短縮した時間間隔を元に戻すように前記デ
    ータ有無検出手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の通信処理が、ファクシミリデ
    ータの正常受信完了を示すデータの送信処理もしくは受
    信処理であることを特徴とする請求項3記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記データ有無検出手段が、前記検査に
    POPを用いることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 加入者電話交換網を介したファクシミリ
    通信を行なう第2の通信手段を更に有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のファ
    クシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のファクシミリ装置をコンピュータネットワークを
    介して複数接続してなるファクシミリシステム。
  8. 【請求項8】 コンピュータネットワークを介してファ
    クシミリ通信可能なファクシミリ装置の制御プログラム
    を格納したコンピュータ装置読み込み可能な記憶媒体で
    あって、 前記コンピュータネットワーク上の所定のサーバに対し
    て、ファクシミリ通信を行なう通信工程のプログラム
    と、 前記サーバに、受信すべきデータがあるか否かを所定の
    時間間隔毎に検査するデータ有無検出工程のプログラム
    と、 前記受信すべきデータがあった際に、そのデータ種別を
    判別するデータ種別判別工程のプログラムと、 前記データ種別が所定の種別であった場合、前記所定の
    時間間隔を短縮するように前記データ有無検出手段を制
    御する制御工程のプログラムとを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100457821C (zh) * 2005-08-08 2009-02-04 陈金奎 改性夹布酚醛支承环、导向环及其制造方法

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