JP2001067880A - 強誘電体メモリ装置およびその動作方法 - Google Patents

強誘電体メモリ装置およびその動作方法

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JP2001067880A JP24006999A JP24006999A JP2001067880A JP 2001067880 A JP2001067880 A JP 2001067880A JP 24006999 A JP24006999 A JP 24006999A JP 24006999 A JP24006999 A JP 24006999A JP 2001067880 A JP2001067880 A JP 2001067880A
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    • G11C11/22Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インプリントが防止された強誘電体メモリ装
置およびインプリントによる特性劣化を防止する強誘電
体メモリ装置の動作方法を提供する。 【解決手段】 強誘電体メモリ装置に備えられたセンス
アンプ部113において,第1,2トランジス121,
122は,センスアンプ制御信号SARに従って第1サ
ブビット線対SBL,/SBLを接地する。第3,4ト
ランジス123,124は,第1切換制御信号SASW
1に従って,第1サブビット線SBLと第2サブビット
線/SSBLを接続し,第1サブビット線/SBLと第
2サブビット線SSBLを接続する。第5,6トランジ
ス125,126は,第2切換制御信号SASW2に従
って,第1サブビット線SBLと第2サブビット線SS
BLを接続し,第1サブビット線/SBLと第2サブビ
ット線/SSBLを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,強誘電体メモリ装
置およびその動作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,強誘電体を用いたメモリへの関心
が非常に高まっている。強誘電体メモリ装置は,強誘電
体の自発分極を利用して情報を記憶するため,一旦強誘
電体に電圧を印加し分極の方向を一方向に揃えれば,電
源をオフした後にも分極が残留し(残留分極),不揮発
性メモリとして利用することが可能である。
【0003】さらに,一般的な不揮発性メモリは,デー
タの書き込みに10V以上の高電圧が必要であり,書き
込み速度もマイクロ秒オーダであるのに対して,強誘電
体メモリ装置は,僅か数Vで分極反転が可能であり,反
転速度もナノ秒オーダである。したがって,強誘電体メ
モリ装置は,低電圧/高速動作が可能な次世代の不揮発
性メモリとして期待されている。
【0004】強誘電体メモリ装置は,MOSトランジス
タと強誘電体キャパシタから成るメモリセルによって構
成されている。従来の強誘電体メモリ装置の構成および
その動作について説明する。
【0005】図9は,従来の強誘電体メモリ装置の構成
を示している。ここでは,複数あるメモリセルの1つを
代表的に示している。
【0006】メモリセル1は,トランジスタ3と強誘電
体キャパシタ5から構成されている。トランジスタ3の
ゲートはワード線WLに接続され,ソースはビット線B
Lに接続され,ドレインは強誘電体キャパシタ5の一方
の端子に接続されている。強誘電体キャパシタ5の他方
の端子はプレート線PLに接続されている。また,ビッ
ト線BLは,センスアンプ7に接続されている。
【0007】メモリセル1に対してデータを書き込む場
合,ワード線WLによってトランジスタ3が選択され
る。そして,ビット線BLに0Vを印加し,プレート線
PLに正の電圧を印加することによって,強誘電体キャ
パシタ5の分極が↑方向に揃い,この結果メモリセル1
に対してデータ”0”が書き込まれる。これに対して,
ビット線BLに正の電圧を印加し,プレート線PLに0
Vを印加することによって,強誘電体キャパシタ5の分
極が↓方向に揃い,この結果メモリセル1に対してデー
タ”1”が書き込まれる。
【0008】メモリセル1に格納されているデータを読
み出す場合,ビット線BLを例えば0Vにプリチャージ
し,プレート線PLに正の電圧を印加する。このとき,
メモリセル1にデータ”1”が格納され,強誘電体キャ
パシタ5が↓方向に分極していれば,分極の方向は反転
する。逆に,メモリセル1にデータ”0”が格納され,
強誘電体キャパシタ5が↑方向に分極していれば,分極
の方向は変化しない。この分極の方向の変化は,ビット
線BLの電位変化に反映される。したがって,,メモリ
セル1に格納されているデータが”0”あるいは”1”
であるかによってビット線BLの電位が異なることにな
る。そして,ビット線BLの電位変化はセンスアンプ7
によってセンスされ,データ”0”あるいは”1”が読
み出される。
【0009】センスアンプ7において,メモリセル1か
ら読み出されたデータの”0/1”判定にはリファレン
ス電圧Vrefが必要となる。従来,リファレンス電圧
Vrefを得るために,読み出されるデータと逆のデー
タが格納されるダミーセルを用いる技術が提案されてい
る。この場合,1つの情報につき,相補のデータ”0/
1”を格納する2つのトランジスタおよび2つのキャパ
シタが必要となる。これを2トランジスタ2キャパシタ
(2T2C)タイプという。
【0010】メモリセル1からデータが読み出されたと
きのビット線BLの電位変化は,ビット線BLのビット
線容量CBLに蓄えられた電荷量が変化することによっ
て生じる。ここで,従来の強誘電体メモリ装置の読み出
し動作について,図10を用いて説明する。
【0011】図10は,図9に示した強誘電体キャパシ
タ5のヒステリシス特性図である。なお,ヒステリシス
曲線を斜めに切る直線の傾きがビット線容量CBLを表
す。
【0012】メモリセル1にデータ”1”が格納されて
いるとき,強誘電体キャパシタ5は状態A0にある。こ
こで,プレート線PLに所定の電圧を印加すると強誘電
体キャパシタ5は状態A1に遷移し,ビット線BLには
電位Vaが現れる。一方,メモリセル1にデータ”0”
が格納されているとき,強誘電体キャパシタ5は状態B
0にある。ここで,プレート線PLに所定の電圧を印加
すると強誘電体キャパシタ5は状態B1に遷移し,ビッ
ト線BLには電位Vbが現れる。したがって,センスア
ンプ7がセンスしなければならない電位差ΔVは,Vb
−Vaであり,メモリセル1から正確にデータを読み出
すためには,電位差ΔVをできるだけ大きく,かつ,ば
らつきを小さくする必要がある。
【0013】実用化が進んでいる2T2Cタイプの強誘
電体メモリ装置では,通常,図10に示した読み出し動
作が行われている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】動作速度,動作電圧に
関して従来にない優れた特性を示す強誘電体メモリ装置
ではあるが,回路の集積度については2T2Cタイプを
採用していることもあり,現在主流のDRAMのレベル
まで至っていない。したがって,コンパクトな回路規模
で構成される1T1Cタイプの強誘電体メモリ装置の実
用化が待たれていた。
【0015】しかしながら,従来の1T1Cタイプの強
誘電体メモリ装置は,データの読み出し動作を繰り返す
と強誘電体キャパシタの特性が変化してしまい,特にリ
ファレンス電圧が固定されている場合には誤ったデータ
が読み出されるおそれがあった。強誘電体キャパシタの
特性変化について,次の2つが知られている。
【0016】(1)強誘電体キャパシタに対してバイポ
ーラ(双極)パルスを繰り返し印加すると,強誘電体の
分極量が小さくなってしまう現象(Fatigue:疲
労)
【0017】(2)強誘電体キャパシタに対してユニポ
ーラ(単極)パルスを繰り返し印加する,または,直流
電圧を継続して印加すると,分極が反転し難くなる現象
(インプリント:擦り込み)
【0018】現象(1)に関しては,近年,Fatig
ue現象がほとんど生じない強誘電体材料および電極材
料が研究開発され,問題が解消されつつある。
【0019】一方,現象(2)に関しては,未だ有効な
手段が見いだされていない。しかも,強誘電体メモリ装
置を例えばロジックICに搭載するためには,80℃程
度の動作保証が要求されるが,この温度下でインプリン
トが著しくなることが明らかになっている。
【0020】以上のように,インプリントによる特性劣
化が1T1Cタイプの強誘電体メモリ装置の実用化を阻
害する大きな要因であった。
【0021】本発明は,上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり,その目的は,インプリントによる特
性劣化が防止された強誘電体メモリ装置,および,イン
プリントによる特性劣化を防止する強誘電体メモリ装置
の動作方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,強誘電体キャパシタ
の分極によってデータを記憶する複数のメモリセルと,
各メモリセルが接続されたビット線と,ビット線の一端
に第1スイッチ部を介して接続され,プリチャージ電圧
をビット線に供給するプリチャージ回路と,ビット線の
他端に第2スイッチ部を介して接続された第1サブビッ
ト線と,各メモリセルに書き込まれるデータおよび各メ
モリセルから読み出されたデータが伝送されるデータ線
と,データ線と第3スイッチ部を介して接続された第2
サブビット線と,第1サブビット線および第2サブビッ
ト線が接続されたセンスアンプ部とを有する強誘電体メ
モリ装置が提供される。そして,このセンスアンプ部
は,請求項1に記載のように,第1サブビット線の電圧
を検出し検出結果に応じて第1サブビット線の電圧を所
定レベルにラッチするラッチ型センスアンプと,第1サ
ブビット線を接地することが可能な接地手段と,第1サ
ブビット線に対して,第2サブビット線の電圧論理レベ
ルを転送することが可能な第1転送手段と,第1サブビ
ット線に対して,第2サブビット線の電圧論理レベルと
逆の電圧論理レベルを転送することが可能な第2転送手
段とを備えたことを特徴としている。
【0023】かかる構成によれば,センスアンプ部によ
って,第1サブビット線の電圧レベルを第2サブビット
線の電圧論理レベルまたはその逆の電圧論理レベルとす
ることが可能となる。例えば,第2サブビット線がHレ
ベルである場合,第1サブビット線は,第1転送手段に
よってHレベルとされ,第2転送手段によってLレベル
とされる。そして,第1サブビット線は,第2スイッチ
部によってビット線に電気的に接続されるため,ビット
線の電圧レベルは,所定のタイミングでHレベルまたは
Lレベルに調整される。したがって,メモリセルに対す
るデータの書き込み動作中およびメモリセルからのデー
タの読み出し動作中,強誘電体キャパシタの両端子に印
加する電圧の極性を適宜反転させることが可能となり,
結果的に強誘電体メモリ装置におけるインプリント現象
が防止されることになる。
【0024】請求項2に記載のように,センスアンプ部
は,第2サブビット線と相補の関係にある補第2サブビ
ット線を有することが好ましい。そして,補第2サブビ
ット線の電圧論理レベルを第1サブビット線に転送する
ように第2転送手段を構成することが可能である。な
お,第2サブビット線と補第2サブビット線は相補の関
係にあるため,第2サブビット線の論理電圧レベルが例
えばHレベルの場合,補第2サブビット線の論理電圧レ
ベルはLレベルとなる。
【0025】請求項3に記載のように,プリチャージ回
路をプリチャージ電圧として論理的高レベルの電圧また
は論理的低レベルの電圧のいずれか一方を選択的に出力
するように構成すれば,メモリセルからのデータの読み
出し動作において,ビット線の電位反転動作が容易に実
現する。
【0026】請求項4に記載のように,第2サブビット
線にキャパシタを接続することによって,第2サブビッ
ト線の静電容量を調整することが可能となる。
【0027】本発明の第2の観点によれば,強誘電体キ
ャパシタの分極によってデータを記憶する複数のメモリ
セルを備えた強誘電体メモリの動作方法が提供される。
そして,この動作方法は,請求項5に記載のように,各
メモリセルに対する一のデータの書き込み動作期間に,
各メモリセルに備えられた強誘電体キャパシタの一方の
端子に対して,他方の端子の電位よりも高い電位を印加
する第1工程と,強誘電体キャパシタの一方の端子に対
して,他方の端子の電位よりも低い電位を印加する第2
工程とをそれぞれ同数回実行することを特徴としてい
る。
【0028】かかる動作方法によれば,従来,メモリセ
ルへのデータの書き込み動作中に生じていたインプリン
ト現象を防止することが可能となる。
【0029】請求項6に記載のように,第1工程に要す
る時間と第2工程に要する時間は,略同一であることが
好ましい。これによって,データ書き込み動作中,強誘
電体キャパシタに対してバランスよく正負の電圧がそれ
ぞれ印加されることになり,より効果的にインプリント
現象が防止される。
【0030】請求項7によれば,強誘電体キャパシタの
分極によってデータを記憶する複数のメモリセルを備え
た強誘電体メモリの動作方法において,各メモリセルに
格納されている一のデータの読み出し動作期間に,各メ
モリセルに備えられた強誘電体キャパシタの一方の端子
に対して,他方の端子の電位よりも高い電位を印加する
第3工程と,強誘電体キャパシタの一方の端子に対し
て,他方の端子の電位よりも低い電位を印加する第4工
程とをそれぞれ同数回実行することを特徴とする強誘電
体メモリの動作方法が提供される。
【0031】かかる動作方法によれば,従来,メモリセ
ルからのデータの読み出し動作中に生じていたインプリ
ント現象を防止することが可能となる。
【0032】請求項8に記載のように,第3工程に要す
る時間と第4工程に要する時間は,略同一であることが
好ましい。これによって,データ読み出し動作中,強誘
電体キャパシタに対してバランスよく正負の電圧がそれ
ぞれ印加されることになり,より効果的にインプリント
現象が防止される。
【0033】
【発明の実施の形態】添付図面を参照しながら,本発明
にかかる強誘電体メモリ装置およびその動作方法の好適
な実施の形態について詳細に説明する。なお,以下の説
明および添付された図面において,略同一の機能および
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とによって重複説明を省略する。
【0034】本発明の実施の形態にかかる強誘電体メモ
リ100を図1に示す。強誘電体メモリ100は,複数
のメモリセル,プリチャージ回路111,センスアンプ
部113,リファレンス電圧発生回路115,第1スイ
ッチ部SW1,第2スイッチ部SW2,SW2’,第3
スイッチ部SW3,SW3’,ワード線WL,プレート
線PL,ビット線対BL,/BL,第1サブビット線対
SBL,/SBL,第2サブビット線対SSBL,/S
SBL,データ線対DL,/DL,およびキャパシタC
b,Cb’を含む構成である。なお,図1には,複数あ
るメモリセルのうちメモリセル101を代表的に示して
いる。
【0035】メモリセル101は,トランジスタ103
および強誘電体キャパシタ105から構成されている。
トランジスタ103のゲートはワード線WLに接続さ
れ,ソースはビット線BLに接続され,ドレインは強誘
電体キャパシタ105の一方の端子に接続されている。
強誘電体キャパシタ105の他方の端子はプレート線P
Lに接続されている。
【0036】第1スイッチ部SW1は,第1トランスフ
ァゲートTG1および第1インバータIV1から構成さ
れている。第1トランスファゲートTG1は,第1制御
信号Sおよび第1インバータIV1で生成された第1制
御信号Sの論理反転信号によって,ビット線BLの一端
とプリチャージ回路111を電気的に接続する。
【0037】第2スイッチ部SW2は,第2トランスフ
ァゲートTG2および第2インバータIV2から構成さ
れている。第2トランスファゲートTG2は,第2制御
信号/Sおよび第2インバータIV2で生成された第2
制御信号/Sの論理反転信号によって,ビット線BLの
他端と第1サブビット線SBLの一端を電気的に接続す
る。
【0038】第2スイッチ部SW2’は,第2トランス
ファゲートTG2’および第2インバータIV2’から
構成されている。第2トランスファゲートTG2’は,
第2制御信号/Sおよび第2インバータIV2’で生成
された第2制御信号/Sの論理反転信号によって,一端
がリファレンス電圧発生回路115に接続されているビ
ット線/BLと第1サブビット線/SBLの一端を電気
的に接続する。
【0039】第1サブビット線対SBL,/SBLの各
他端は,センスアンプ部113に接続されている。ま
た,第1サブビット線SBLには容量を調節するため,
他端が接地されているキャパシタCbの一端が接続され
ている。同様に,第1サブビット線/SBLには,他端
が接地されているキャパシタCb’の一端が接続されて
いる。
【0040】第3スイッチ部SW3は,第3トランスフ
ァゲートTG3および第3インバータIV3から構成さ
れている。第3トランスファゲートTG3は,第3制御
信号SSおよび第3インバータIV3で生成された第3
制御信号SSの論理反転信号によって,一端がセンスア
ンプ部113に接続されている第2サブビット線SSB
Lの他端とデータ線DLを電気的に接続する。
【0041】第3スイッチ部SW3’は,第3トランス
ファゲートTG3’および第3インバータIV3’から
構成されている。第3トランスファゲートTG3’は,
第3制御信号SSおよび第3インバータIV3’で生成
された第3制御信号SSの論理反転信号によって,一端
がセンスアンプ部113に接続されている第2サブビッ
ト線/SSBLの他端とデータ線/DLを電気的に接続
する。
【0042】次に,センスアンプ部113の回路構成を
図2を用いて説明する。このセンスアンプ部113は,
ラッチ型センスアンプ120,第1〜6トランジスタ1
21,122,123,124,125,126,およ
びキャパシタCd,Cd’を含む構成である。
【0043】ラッチ型センスアンプ120は,センスア
ンプイネーブル信号SAEによって活性化されるもので
あって,第1サブビット線対SBL,/SBLに接続さ
れている。
【0044】接地手段としての第1トランジス121お
よび第2トランジスタ122は,ゲートに入力されるセ
ンスアンプ制御信号SARによってオン/オフ制御され
ように構成されている。そして,第1トランジスタ12
1のドレインは,第1サブビット線SBLに接続されて
おり,第2トランジスタ122のドレインは,第1サブ
ビット線/SBLに接続されている。第1トランジスタ
121および第2トランジスタ122のソースは,とも
に接地されている。
【0045】第2転送手段としての第3トランジス12
3および第4トランジスタ124は,ゲートに入力され
る第1切換制御信号SASW1によってオン/オフ制御
されように構成されている。そして,第3トランジスタ
123のドレインは,第1サブビット線SBLに接続さ
れており,第4トランジスタ124のドレインは,第1
サブビット線/SBLに接続されている。第3トランジ
スタ123のソースは,第2サブビット線/SSBLに
接続されており,第4トランジスタ124ソースは,第
2サブビット線SSBLに接続されている。
【0046】第1転送手段としての第5トランジス12
5および第6トランジスタ126は,ゲートに入力され
る第2切換制御信号SASW2によってオン/オフ制御
されように構成されている。そして,第5トランジスタ
125のドレインは,第1サブビット線SBLに接続さ
れており,第6トランジスタ126のドレインは,第1
サブビット線/SBLに接続されている。第5トランジ
スタ125のソースは,第2サブビット線SSBLに接
続されており,第6トランジスタ126ソースは,第2
サブビット線/SSBLに接続されている。
【0047】キャパシタCdの一端は第2サブビット線
SSBLに接続され,キャパシタCdの他端は接地され
ている。キャパシタCd’の一端は第2サブビット線/
SSBLに接続されており,キャパシタCd’の他端は
接地されている。
【0048】以上のように構成された本発明の実施の形
態にかかる強誘電体メモリ100の動作について説明す
る。
【0049】まず,図3および図4を用いて強誘電体メ
モリ100のデータ読み出し動作について説明する。デ
ータ読み出し動作に際し,ビット線BLは,プリチャー
ジ回路111によってグランド電位にプリチャージされ
る。
【0050】図3に示す時点t0(初期状態)におい
て,メモリセル101にデータ”0”が格納されている
場合,強誘電体キャパシタ105は図4に示す状態0に
あり,メモリセル101にデータ”1”が格納されてい
る場合,強誘電体キャパシタ105は状態0’にある。
【0051】時点t1において,第1制御信号Sを論理
的低レベル(以下,「Lレベル」という。)とし,第2
制御信号/Sを論理的高レベル(以下,「Hレベル」と
いう。)とする。これによって,第1スイッチ部SW1
はオフ状態となり,第2スイッチ部SW2はオン状態と
なる。したがって,ビット線BLは,プリチャージ回路
111から電気的に切り離され,第1サブビット線SB
Lに電気的に接続される。
【0052】時点t2において,ワード線WLをHレベ
ルとする。
【0053】時点t3において,プレート線PLをHレ
ベルとする。ここで,強誘電体キャパシタ105は,状
態0にある場合は状態Aに遷移し,状態0’にある場合
は状態A’に遷移する。
【0054】時点t4において,第1制御信号SをHレ
ベルとし,第2制御信号/SをLレベルとする。これに
よって,第1スイッチ部SW1はオン状態となり,第2
スイッチ部SW2はオフ状態となる。したがって,ビッ
ト線BLは,第1サブビット線SBLから切り離され,
プリチャージ回路111に電気的に接続され,グランド
電位とされる。このとき,強誘電体キャパシタ105
は,状態Aから状態Bに,あるいは,状態A’から状態
B’に遷移する。
【0055】時点t5において,センスアンプイネーブ
ル信号SAEをHレベルとし,センスアンプ部113に
備えられたラッチ型センスアンプ120をイネーブル状
態とする。そして,センスアンプ部113は,第1サブ
ビット線SBLの電圧と,リファレンス電圧発生回路1
15から出力され第1サブビット線/SBLに印加され
ているリファレンス電圧Vrefとを比較し,第1サブ
ビット線SBLの電圧の方が高ければ,第1サブビット
線SBLをHレベルにラッチし,第1サブビット線SB
Lの電圧の方が低ければ,第1サブビット線SBLをL
レベルにラッチする。
【0056】時点t6において,プリチャージ回路11
1から出力されるプリチャージ電圧prechをHレベ
ルとする。このとき,強誘電体キャパシタ105が状態
Bにある場合は状態Cに遷移し,状態B’にある場合は
状態C’に遷移する。
【0057】時点t7において,プレート線PLをLレ
ベル(グランド電位)とする。このとき,強誘電体キャ
パシタ105が状態Cにある場合は状態Dに遷移し,状
態C’にある場合は状態D’に遷移する。
【0058】時点t8において,プリチャージ電圧pr
echをLレベル(グランド電位)とする。このとき,
強誘電体キャパシタ105が状態Dにある場合は状態E
に遷移し,状態D’にある場合は状態E’に遷移する。
【0059】時点t9から時点t10の間に第1サブビ
ット線SBLのラッチ電圧を反転させる(反転動作a:
後述)。
【0060】時点t11において,第2制御信号/Sを
Hレベルとする。これによって第2スイッチ部SW2が
オン状態となり,第1サブビット線SBLがビット線B
Lに電気的に接続され,第1サブビット線SBLのラッ
チ電圧がビット線BLに転送される。このとき,強誘電
体キャパシタ105が状態Eにある場合は状態Fに遷移
し,状態E’にある場合は状態F’に遷移する。
【0061】時点t12から時点t13まで一旦第2制
御信号/SをLレベルとし,第1サブビット線SBLの
ラッチ電圧を反転させる(反転動作b:後述)。
【0062】時点t13において,第2制御信号/Sを
Hレベルに戻すとともに,プレート線PLをHレベルと
する。このとき,強誘電体キャパシタ105が状態Fに
ある場合は状態Gに遷移し,状態F’にある場合は状態
G’に遷移する。
【0063】時点t14において,ワード線WLをLレ
ベルとする。
【0064】時点t15において,第1制御信号SをH
レベルとし,第2制御信号/SをLレベルとする。これ
によって,第1スイッチ部SW1はオン状態となり,第
2スイッチ部SW2はオフ状態となる。したがって,ビ
ット線BLは,第1サブビット線SBLから電気的に切
り離され,プリチャージ回路111に電気的に接続され
る。さらに,センスアンプイネーブル信号SAEをLレ
ベルとし,センスアンプ部113に備えられたラッチ型
センスアンプ120をディスエーブル状態とする。
【0065】時点t16において,プレート線PLをL
レベルとする。
【0066】以上のようにして,メモリセル101から
の一連のデータ読み出し動作が完了する。
【0067】ここで,図4に示した本発明の実施の形態
にかかる強誘電体メモリ100の読み出し動作における
強誘電体キャパシタ105の状態遷移に注目する。
【0068】まず,強誘電体キャパシタ105の初期状
態が0の場合,その後の状態遷移は, 0→A→B→C→D→E→F→G である。この状態遷移は,1回のデータ読み出し動作の
期間,強誘電体キャパシタ105に対して,正パルスお
よび負パルスがそれぞれ1回ずつ印加されたことにな
る。すなわち,状態0から状態Cまでの遷移は,負パル
スが印加されたことによるものであり,状態Cから状態
E,F,Gまでの遷移は,正パルスが印加されたことに
よるものである。
【0069】対して,強誘電体キャパシタ105の初期
状態が0’の場合,その後の状態遷移は, 0’→A’→B’→C’→D’→E’→F’→G’ である。この状態遷移は,この状態遷移は,1回のデー
タ読み出し動作の期間,強誘電体キャパシタ105に対
して,正パルスおよび負パルスがそれぞれ2回ずつ印加
されたことになる。すなわち,状態0’から状態C’ま
での遷移は,1回目の負パルスが印加されたことによる
ものであり,状態C’から状態E’までの遷移は,1回
目の正パルスが印加されたことによるものであり,状態
E’から状態F’を経て状態G’までの遷移は,2回目
の正パルスおよび2回目の負パルスが印加されたことに
よるものである。
【0070】このように,本発明の実施の形態にかかる
強誘電体メモリ100によれば,所定のメモリセルから
のデータ読み出し動作の際,このメモリセルに備えられ
た強誘電体キャパシタに対して,正負パルスが1回ずつ
または2回ずつバランスよく印加される。したがって,
従来,読み出し動作が繰り返されることによって発生し
ていたインプリント現象が完全に抑制される。
【0071】次に,図5および図6を用いて強誘電体メ
モリ100のデータ書き込み動作について説明する。
【0072】時点t1において,第1制御信号SをLレ
ベルとし,第2制御信号/SをHレベルとする。これに
よって,第1スイッチ部SW1はオフ状態となり,第2
スイッチ部SW2はオン状態となる。したがって,ビッ
ト線BLは,プリチャージ回路111から電気的に切り
離され,第1サブビット線SBLに電気的に接続され
る。
【0073】時点t2において,第3制御信号SSをH
レベルとする。これによって,第3スイッチ部SW3は
オン状態となる。この結果,第2サブビット線SSBL
は,データ線DLと接続され,データ線DLからのデー
タ待ち状態となる。また,第2サブビット線/SSBL
は,データ線/DLと接続され,データ線/DLからの
データ待ち状態となる。
【0074】時点t3において,データ線DLに対して
書き込みデータに応じた電圧(HレベルまたはLレベ
ル)を印加する。また,データ線/DLには,データ線
DLと相補の関係となる電圧を印加する。データ線対D
L,/DLの電圧のレベル変化に応じて,ビット線対B
L,/BLの電圧レベルが変化する。
【0075】時点t4において,第3制御信号SSをL
レベルとし,データ線DLをLレベルとする。さらに,
センスアンプイネーブル信号SAEをHレベルとし,ラ
ッチ型センスアンプ120をイネーブル状態とする。
【0076】時点t5において,第2制御信号/SをL
レベルとし,時点t5から時点t6まで第1サブビット
線SBLのラッチ電圧を反転させる(反転動作a:後
述)。
【0077】時点t6において,再び第2制御信号/S
をHレベルとする。これによって第2スイッチ部SW2
がオン状態となり,第1サブビット線SBLがビット線
BLに電気的に接続され,第1サブビット線SBLのラ
ッチ電圧がビット線BLに転送される。ここで,ビット
線BLがHレベルであった場合は,ビット線BLはLレ
ベルにラッチされ,Lレベルであった場合は,Hレベル
にラッチされる。
【0078】時点t7において,ワード線WLをHレベ
ルとする。メモリセル101に対してデータ”0”を書
き込もうとしている場合には,強誘電体キャパシタ10
5は,状態0から状態Aに遷移する(分極の状態は,変
化なし)。メモリセル101に対してデータ”1”を書
き込もうとしている場合には,強誘電体キャパシタ10
5は,状態0から状態A’に遷移する。
【0079】時点t8において,プレート線PLをHレ
ベルとする。このとき,強誘電体キャパシタ105が状
態Aにある場合は状態Bに遷移し,状態A’にある場合
は状態B’に遷移する。
【0080】時点t9において,第2制御信号/SをL
レベルとし,時点t9から時点t10まで第1サブビッ
ト線SBLのラッチ電圧を反転させる(反転動作b:後
述)。
【0081】時点t10において,第2制御信号/Sを
Hレベルとする。これによって第2スイッチ部SW2が
オン状態となり,第1サブビット線SBLがビット線B
Lに電気的に接続され,第1サブビット線SBLのラッ
チ電圧がビット線BLに転送される。このとき,強誘電
体キャパシタ105が状態Bにある場合は状態Cに遷移
し,状態B’にある場合は状態C’に遷移する。
【0082】時点t11において,プレート線PLをL
レベルとする。このとき,強誘電体キャパシタ105が
状態Cにある場合は状態Dに遷移し,状態C’にある場
合は状態D’に遷移する。
【0083】時点t12において,センスアンプイネー
ブル信号SAEをLレベルとする。このとき,強誘電体
キャパシタ105が状態Dにある場合は状態Eに遷移
し,状態D’にある場合は状態E’に遷移する。
【0084】時点t13において,ワード線WLをLレ
ベルとする。
【0085】時点t14において,第1制御信号SをH
レベルとし,第2制御信号/SをLレベルとする。これ
によって,第1スイッチ部SW1はオン状態となり,第
2スイッチ部SW2はオフ状態となる。したがって,ビ
ット線BLは,第1サブビット線SBLから電気的に切
り離され,プリチャージ回路111に電気的に接続され
る。
【0086】以上のようにして,メモリセル101に対
する一連のデータ書き込み動作が完了する。
【0087】ここで,図6に示した本発明の実施の形態
にかかる強誘電体メモリ100の書き込み動作における
強誘電体キャパシタ105の状態遷移に注目する。
【0088】まず,強誘電体キャパシタ105に対して
データ”0”を書き込む場合,その状態遷移は, 0→A→B→C→D→E である。この状態遷移は,1回のデータ読み出し動作の
期間,強誘電体キャパシタ105に対して,正パルスお
よび負パルスがそれぞれ1回ずつ印加されたことにな
る。すなわち,状態0,Aから状態Cまでの遷移は,負
パルスが印加されたことによるものであり,状態Cから
状態Eまでの遷移は,正パルスが印加されたことによる
ものである。
【0089】対して,強誘電体キャパシタ105に対し
てデータ”1”を書き込む場合,その状態遷移は, 0→A’→B’→C’→D’→E’ である。この状態遷移は,この状態遷移は,1回のデー
タ読み出し動作の期間,強誘電体キャパシタ105に対
して,正パルスおよび負パルスがそれぞれ1回ずつ印加
されたことになる。すなわち,状態0から状態B’まで
の遷移は,正パルスが印加されたことによるものであ
り,状態B’から状態D’,E’までの遷移は,負パル
スが印加されたことによるものである。
【0090】このように,本発明の実施の形態にかかる
強誘電体メモリ100によれば,所定のメモリセルへの
データ書き込み動作の際,このメモリセルに備えられた
強誘電体キャパシタに対して,正負パルスが1回ずつバ
ランスよく印加される。したがって,従来,書き込み動
作が繰り返されることによって発生していたインプリン
ト現象が完全に抑制される。
【0091】次に,上述の反転動作a,bについて図7
を用いて説明する。なお,データ読み出し動作における
反転動作aは,図3における時点t5と時点t6の間に
行われ,反転動作bは,図3における時点t9と時点t
10の間に行われる。また,データ書き込み動作におけ
る反転動作aは,図5における時点t5と時点t6の間
に行われ,反転動作bは,図5における時点t9と時点
10の間に行われる。
【0092】(反転動作a)まず,第2制御信号/Sを
Lレベルとする。また,第1切換制御信号SASW1は
時点ts4までLレベルであり,センスアンプ部113
に備えられた第3トランジスタ123および第4トラン
ジスタ124はオフ状態を維持する。
【0093】時点ts1において,第2切換制御信号S
ASW2をLレベルとする。これによって,第5トラン
ジスタ125および第6トランジスタ126がオフ状態
となる。したがって,第1サブビット線対SBL,/S
BLと第2サブビット線対SSBL,/SSBLは電気
的に切断される。
【0094】時点ts2において,センスアンプイネー
ブル信号SAEをLレベルとし,ラッチ型センスアンプ
120をディスエーブル状態とする。また,時点ts2
から時点ts3まで,センスアンプ制御信号SARをH
レベルとする。これによって,第1トランジスタ121
および第2トランジスタ122がオン状態となり,第1
サブビット線対SBL,/SBLはLレベルとなる。一
方,第2サブビット線対SSBL,/SSBLには,そ
れ以前の電圧レベルが保持される。
【0095】時点ts4において,第1切換制御信号S
ASW1をHレベルとする。これによって,第3トラン
ジスタ123および第4トランジスタ124がオン状態
となる。そして,第1サブビット線SBLは,第2サブ
ビット線/SSBLに電気的に接続され,第1サブビッ
ト線/SBLは,第2サブビット線SSBLに電気的に
接続される。したがって,第2サブビット線SSBLに
おける電圧(データ)は,第1サブビット線/SBLに
転送され,第2サブビット線/SSBLにおける電圧
(データ)は,第1サブビット線SBLに転送される。
このとき,センスアンプイネーブル信号SAEをHレベ
ルとし,ラッチ型センスアンプ120をイネーブル状態
とする。これによって,第1サブビット線対SBL,/
SBLにはそれぞれ,反転動作aの実行前と反対の電圧
(データ)がラッチされる。
【0096】(反転動作b)まず,第2制御信号/Sを
Lレベルとする。また,第2切換制御信号SASW2は
時点ts4までLレベルであり,センスアンプ部113
に備えられた第5トランジスタ125および第6トラン
ジスタ126はオフ状態を維持する。
【0097】時点ts1において,第1切換制御信号S
ASW1をLレベルとする。これによって,第3トラン
ジスタ123および第4トランジスタ124がオフ状態
となる。したがって,第1サブビット線対SBL,/S
BLと第2サブビット線対SSBL,/SSBLは電気
的に切断される。
【0098】時点ts2において,センスアンプイネー
ブル信号SAEをLレベルとし,ラッチ型センスアンプ
120をディスエーブル状態とする。また,時点ts2
から時点ts3まで,センスアンプ制御信号SARをH
レベルとする。これによって,第1トランジスタ121
および第2トランジスタ122がオン状態となり,第1
サブビット線対SBL,/SBLはLレベルとなる。一
方,第2サブビット線対SSBL,/SSBLには,そ
れ以前の電圧レベルが保持される。
【0099】時点ts4において,第2切換制御信号S
ASW2をHレベルとする。これによって,第5トラン
ジスタ125および第6トランジスタ126がオン状態
となる。そして,第1サブビット線SBLは,第2サブ
ビット線SSBLに電気的に接続され,第1サブビット
線/SBLは,第2サブビット線/SSBLに電気的に
接続される。したがって,第2サブビット線SSBLに
おける電圧(データ)は,第1サブビット線SBLに転
送され,第2サブビット線/SSBLにおける電圧(デ
ータ)は,第1サブビット線/SBLに転送される。こ
のとき,センスアンプイネーブル信号SAEをHレベル
とし,ラッチ型センスアンプ120をイネーブル状態と
する。これによって,第1サブビット線対SBL,/S
BLにはそれぞれ,反転動作bの実行前と反対の電圧
(データ)がラッチされる。
【0100】以上,メモリセル101からのデータ読み
出し動作およびメモリセル101へのデータ書き込み動
作に分けて説明したが,本発明の実施の形態にかかる強
誘電体メモリ100によれば,データ読み出し動作およ
びデータ書き込み動作いずれであってもインプリント現
象の発生が防止される。したがって,データの書き込み
/読み出しを繰り返しても安定してデータを格納し読み
出すことが可能な強誘電体メモリ装置,特に1T1Cタ
イプの強誘電体メモリ装置が実現可能となる。
【0101】なお,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる実
施の形態に限定されない。当業者であれば,特許請求の
範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変
更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,そ
れらについても当然に本発明の技術的範囲に属するもの
と了解される。
【0102】例えば,本発明の実施の形態では,1T1
Cタイプの強誘電体メモリ100を用いて説明したが,
本発明はこれに限定されるものではなく,図8に示すよ
うに2T2Cタイプの強誘電体メモリについても適用可
能である。その場合,ダミーセル101’が接続される
ビット線/BLには,図1に示した第1スイッチ部SW
1と略同一の構成を有する第1スイッチ部SW1’を介
してプリチャージ回路111から出力されるプリチャー
ジ電圧prechが印加される。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
インプリントによる強誘電体キャパシタの特性劣化が防
止される。したがって,回路規模の増大を最小限に抑え
つつ,データの誤書き込みおよび誤読み出しのない安定
した動作が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる強誘電体メモリの
構成を示す回路図である。
【図2】図1の強誘電体メモリに備えられたセンスアン
プ部の構成を示す回路図である。
【図3】図1の強誘電体メモリのデータ読み出し動作を
示すタイミングチャートである。
【図4】図1の強誘電体メモリのデータ読み出し動作に
おける強誘電体キャパシタのヒステリシス特性図であ
る。
【図5】図1の強誘電体メモリのデータ書き込み動作を
示すタイミングチャートである。
【図6】図1の強誘電体メモリのデータ書き込み動作に
おける強誘電体キャパシタのヒステリシス特性図であ
る。
【図7】図1の強誘電体メモリのデータ読み出し動作お
よびデータ書き込み動作におけるサブビット線対の電圧
反転動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施の形態にかかる他の強誘電体メモ
リの構成を示す回路図である。
【図9】一般的な強誘電体メモリの構成を示す回路図で
ある。
【図10】従来の強誘電体メモリのデータ読み出し動作
における強誘電体キャパシタのヒステリシス特性図であ
る。
【符号の説明】
1:メモリセル 3:トランジスタ 5:強誘電体キャパシタ 7:センスアンプ 100:強誘電体メモリ 101:メモリセル 103:トランジスタ 105:強誘電体キャパシタ 111:プリチャージ回路 113:センスアンプ部 115:リファレンス電圧発生回路 120:ラッチ型センスアンプ BL:ビット線 DL:データ線 PL:プレート線 S:第1制御信号 SAE:センスアンプイネーブル信号 SAR:センスアンプ制御信号 SASW1:第1切換制御信号 SASW2:第2切換制御信号 SBL:第1サブビット線 SS:第3制御信号 SSBL:第2サブビット線 SW1:第1スイッチ部 SW2:第2スイッチ部 SW3:第3スイッチ部 Vref:リファレンス電圧 WL:ワード線 /S:第2制御信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体キャパシタの分極によってデー
    タを記憶する複数のメモリセルと,前記各メモリセルが
    接続されたビット線と,前記ビット線の一端に第1スイ
    ッチ部を介して接続され,プリチャージ電圧を前記ビッ
    ト線に供給するプリチャージ回路と,前記ビット線の他
    端に第2スイッチ部を介して接続された第1サブビット
    線と,前記各メモリセルに書き込まれるデータおよび前
    記各メモリセルから読み出されたデータが伝送されるデ
    ータ線と,前記データ線に第3スイッチ部を介して接続
    された第2サブビット線と,前記第1サブビット線およ
    び前記第2サブビット線が接続されたセンスアンプ部
    と,を有する強誘電体メモリ装置であって,前記センス
    アンプ部は,前記第1サブビット線の電圧を検出し検出
    結果に応じて前記第1サブビット線の電圧を所定レベル
    にラッチするラッチ型センスアンプと,前記第1サブビ
    ット線を接地することが可能な接地手段と,前記第1サ
    ブビット線に対して,前記第2サブビット線の電圧論理
    レベルを転送することが可能な第1転送手段と,前記第
    1サブビット線に対して,前記第2サブビット線の電圧
    論理レベルと逆の電圧論理レベルを転送することが可能
    な第2転送手段と,を備えたことを特徴とする,強誘電
    体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記センスアンプ部は,前記第2サブビ
    ット線と相補の関係にある補第2サブビット線を有し,
    前記第2転送手段は,前記補第2サブビット線の電圧論
    理レベルを前記第1サブビット線に対して転送するよう
    に構成されていることを特徴とする,請求項1に記載の
    強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記プリチャージ回路は,プリチャージ
    電圧として論理的高レベルの電圧または論理的低レベル
    の電圧のいずれか一方を選択的に出力することが可能で
    あることを特徴とする,請求項1または2に記載の強誘
    電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2サブビット線には,キャパシタ
    が接続されていることを特徴とする,請求項1,2,ま
    たは3に記載の強誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 強誘電体キャパシタの分極によってデー
    タを記憶する複数のメモリセルを備えた強誘電体メモリ
    の動作方法において,前記各メモリセルに対する一のデ
    ータの書き込み動作期間に,前記各メモリセルに備えら
    れた強誘電体キャパシタの一方の端子に対して,他方の
    端子の電位よりも高い電位を印加する第1工程と,前記
    強誘電体キャパシタの一方の端子に対して,他方の端子
    の電位よりも低い電位を印加する第2工程と,をそれぞ
    れ同数回実行することを特徴とする,強誘電体メモリの
    動作方法。
  6. 【請求項6】 前記第1工程に要する時間と前記第2工
    程に要する時間は,略同一であることを特徴とする,請
    求項5に記載の強誘電体メモリの動作方法。
  7. 【請求項7】 強誘電体キャパシタの分極によってデー
    タを記憶する複数のメモリセルを備えた強誘電体メモリ
    の動作方法において,前記各メモリセルに格納されてい
    る一のデータの読み出し動作期間に,前記各メモリセル
    に備えられた強誘電体キャパシタの一方の端子に対し
    て,他方の端子の電位よりも高い電位を印加する第3工
    程と,前記強誘電体キャパシタの一方の端子に対して,
    他方の端子の電位よりも低い電位を印加する第4工程
    と,をそれぞれ同数回実行することを特徴とする,強誘
    電体メモリの動作方法。
  8. 【請求項8】 前記第3工程に要する時間と前記第4工
    程に要する時間は,略同一であることを特徴とする,請
    求項7に記載の強誘電体メモリの動作方法。
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