JP2001067611A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JP2001067611A
JP2001067611A JP24644999A JP24644999A JP2001067611A JP 2001067611 A JP2001067611 A JP 2001067611A JP 24644999 A JP24644999 A JP 24644999A JP 24644999 A JP24644999 A JP 24644999A JP 2001067611 A JP2001067611 A JP 2001067611A
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adhesive glass
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Tsutomu Moriwaki
力 森脇
Shigeshichi Akai
重七 赤井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属磁性層と非磁性基板を接着する接着ガラ
ス層が厚い場合でも、非磁性基板と接着ガラスとのぬれ
性を良くし、接着強度が高い磁気ヘッド及びその製造方
法を提供する。 【解決手段】 非磁性基板2と接着ガラス層3との間
に、接着ガラス層3より薄い結晶化ガラス、或いはAl
、SiO、Cr等の一種からなる下地層12を
設ける。この下地層12は、非磁性基板2上に、スパッ
タリングや蒸着等の気相成長法により形成する。これに
より、接着ガラス層3と非磁性基板2とのぬれ性が良く
なり接着ガラスとの接着強度を強くし、磁気ヘッド製造
プロセスにおける機械加工時の接着部からの剥離を防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高品位VTR、デ
ジタルVTR及び情報機器等に用いられる、高周波信号
を効率よく記録再生する磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録の高密度化に伴い、高い
抗磁力を有する磁気記録媒体に狭いトラック幅で記録再
生が可能な磁気ヘッドが要求されている。これに対応す
るために、高飽和磁束密度を有する磁気コアを用いた、
記録トラック幅の狭い磁気ヘッドが要求されている。以
下、記録トラック幅の狭い磁気ヘッドを狭トラック幅の
磁気ヘッドと言う。高飽和磁束密度を有する磁気コアに
関しては、従来のフェライト等に変わって、FeTa
N、Co系アモルファス等の金属磁性材料が用いられて
いる。また、狭トラック幅を得るためには、スパッタリ
ングや蒸着などの気相成長法により、磁気コアとしての
金属磁性材料の磁性層(以下、金属磁性層と記す)を形
成する手法が多く用いられている。しかしながら、トラ
ック幅に相当する金属磁性層の膜厚は、狭トラック幅に
対応するように薄くすると、機械的強度が弱くなり、耐
摩耗性も悪くなる。機械的強度と耐摩耗性を向上させる
ため、この種の磁気コアは、金属磁性層の両側を非磁性
基板で挟持して補強する構造となっている。
【0003】以下、金属磁性層を用いた従来の磁気ヘッ
ドについて図5から図9を参照しつつ説明する。図5
は、従来の磁気ヘッドの構造を示す斜視図である。図5
において、磁気ヘッド20は、金属磁性層1の両側をそ
れぞれ非磁性基板2、2で挟持した構造となっており、
金属磁性層1と非磁性基板2とを接着ガラス3で接合し
ている。図5に示す磁気ヘッド20は、巻線溝9にコイ
ルを巻く前のコアの状態のものであるが、本明細書で
は、図5に示すものを磁気ヘッドと称することにする。
一対の磁気コア半体10bと11bとの接合は、磁気ギ
ャップを設けるための面(以下、磁気ギャップ面)8に
設けた図示しない低融点ガラスと、磁気コア半体10b
に形成した巻線溝9に挿入した低融点ガラス4の融着に
より行われている。
【0004】以下、この従来の磁気ヘッドの製造方法に
ついて説明する。図6の(a)に示すように、第1の基
板5は非磁性基板2の片面に結晶化ガラスの微粒子を所
定の厚みに塗布し、結晶化が起こらないよう比較的低温
で短時間焼き付け、固化させた接着ガラス層3を形成し
て作製される。図6の(b)に示すように、第2の基板
6は非磁性基板2の片面に金属磁性層1をスパッタリン
グや蒸着により形成し、もう一方の面に第1の基板5と
同様に接着ガラス層3を形成して作製される。図6の
(c)に示すように、第3の基板7は非磁性基板2の片
面に金属磁性層1をスパッタリングや蒸着により形成し
て作製される。
【0005】次に、図7に示すように、第1の基板5と
第3の基板7とで、第2の基板6を数枚(または数十
枚)積み重ねたものを挟む。次に第1、第2、第3の基
板5、6、7の各基板間の接着ガラス層3を加熱して融
着することにより、各基板間が接着された積層体ブロッ
ク25を作製する。この積層体ブロック25を、図中の
一点鎖線E−Fで示す切断線で板状に切断して、磁気コ
ア半体プレート10c、11cを作製する。図8に示す
ように、磁気コア半体プレート10cの磁気ギャップ面
8の所定の位置に複数の巻線溝9、9・・・を設け、両
磁気コア半体プレート10c、11cの磁気ギャップ面
8を平滑に研磨する。磁気コア半体プレート10cの磁
気ギャップ8面に磁気ギャップ長に応じた厚さの図示し
ないSiO等の非磁性層と接着用の低融点ガラスの非
磁性層とをそれぞれスパッタリング等で積層して形成す
る。
【0006】そして、両磁気コア半体プレート10c、
11cを磁気ギャップ面8で突き合わせ、磁気ギャップ
面8に設けた図示しない低融点ガラス層及び巻線溝9中
に挿入した低融点ガラス4を熱処理により溶融して接合
し、ギャップドプレート30を作製する。その後、ギャ
ップドプレート30を、図8中に一点鎖線G−Hで示す
切断線で切断し、ギャップドバー31を作製する。さら
に、図8中に一点鎖線I−Jで示す切断線で切断して、
図5に示す磁気ヘッド20が作製される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上、説明した従来の
磁気ヘッドにおいては、金属磁性層1と非磁性基板2を
接着する接着ガラス層3として、一般に結晶化ガラスが
用いられている。この接着ガラス層3は、非磁性基板2
のソリやタワミ、あるいは金属磁性層1の厚さのバラツ
キ等を考慮すると、1μmから5μm程度の厚さが必要
である。
【0008】接着ガラス層3を非磁性基板2に被着形成
する方法については、非磁性基板2との接着性が良好な
スパッタリング等の気相成長法を用いるのが望ましい。
しかし、気相成長法では、ターゲットの組成と非磁性基
板2上に形成した接着ガラス層3の組成とが同じになら
ず、接着ガラス層3の特性が変化する。そこで、あらか
じめ組成の変化を予測して組成を補正したターゲットを
使用する等の調整が必要となる。さらに、接着ガラス層
3の厚さが1μm以上になると、接着ガラス層3の形成
に長時間を要し非常に生産コストが高くなる。従って従
来の接着ガラス層3の形成方法としては、厚膜が容易に
形成できる塗布、焼き付け法が広く採用されている。
【0009】一方、磁気ヘッドの非磁性基板2の材料
は、機械加工性や強度及び耐摩耗性の観点から、チタン
酸マグネシウム等のセラミック材料が広く使われてい
る。しかし、チタン酸マグネシウム等のセラミック材料
は接着ガラスとの濡れ性が悪いため、非磁性基板2と、
塗布、焼き付け法により形成した接着ガラス層3との接
着強度が低い。従って、磁気ヘッドの製造工程におけ
る、積層体ブロックから磁気コア半体への切断加工工程
やギャップドバーの切断加工工程において、例えば図9
に示すように非磁性基板2と接着ガラス層3が剥離し、
磁気ヘッドの製造歩留まりが悪くなるという問題があっ
た。これらの切断加工工程において発生する剥離は、す
べて非磁性基板2と接着ガラス層3との界面で発生して
いることが確認されている。
【0010】本発明は、非磁性基板と接着ガラス層との
接合強度を向上した磁気ヘッド、及び切断加工工程にお
ける剥離の発生を防止できる磁気ヘッドの製造方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドは、
第1の非磁性基板上に金属磁性層を形成した第1の基板
と、第2の非磁性基板上に接着ガラス層を有する第2の
基板とを備え、前記第1の基板の金属磁性層と前記第2
の基板の接着ガラス層とが向かい合うように接合してな
る磁気ヘッド半体を、2つ並列に並べ所定の磁気ギャッ
プを保って接合した磁気ヘッドにおいて、前記第2の非
磁性基板と接着ガラス層との間に下地層が形成されてい
ることを特徴とする。この構成の磁気ヘッドによれば、
第2の非磁性基板と接着ガラス層との間に下地層を設け
ることにより、第2の非磁性基板と接着ガラス層との濡
れ性が良好になり、塗布、焼付け法により形成した接着
ガラス層との接合強度が向上する。その結果、磁気ヘッ
ドの製造工程の機械加工時における剥離を防止すること
ができ、高い製造歩留まりで磁気ヘッドを製造できる。
【0012】本発明の他の観点による磁気ヘッドは、上
記構成の磁気ヘッドにおいて、前記下地層が、結晶化ガ
ラスからなることを特徴とする。接着ガラスとの濡れ性
の悪い非磁性基板上に、結晶化ガラスを原子レベルの配
列で形成することにより接着ガラス層との濡れ性が更に
良好になる。その結果、非磁性基板と接着ガラス層との
接合強度はより大きくなる。
【0013】本発明さらに他の観点による磁気ヘッド
は、上記構成の磁気ヘッドにおいて、前記下地層が、A
、SiO、Crの内のいずれか一種からなる
ことを特徴とする。Al、SiO、Crは上述
した結晶化ガラスに次いで、非磁性基板への被着強度が
大きくかつ接着ガラス層との濡れ性が良好である。その
結果、非磁性基板と接着ガラス層との接着強度は大きく
なる。
【0014】本発明のさらに他の観点による磁気ヘッド
は、前記下地層の厚さが前記接着ガラス層の厚さよりも
薄いことを特徴とする。下地層の厚さを薄くすることに
より、非磁性基板との被着強度の大きい下地層が短時間
で形成できるとともに、下地層の組成がずれて下地層の
強度が若干低下しても、後の工程で厚い接着ガラス層が
塗布形成されるため、接着強度への影響は殆どない。そ
のため、下地層の成膜コストを低減しつつ高品質の磁気
ヘッドが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ヘッド及びそ
の製造方法の好適な実施の形態について、添付の図面を
を参照しつつ説明する。 《実施の形態1》以下、本発明の実施の形態1の磁気ヘ
ッドについて図1を参照しつつ説明する。図1は本発明
の実施の形態1の磁気ヘッドの構造を示す斜視図であ
る。図1において、実施の形態1の磁気ヘッド40は、
FeTaN合金からなるトラック幅に相当する厚さの金
属磁性層1の両側を一対のチタン酸マグネシウムからな
る非磁性基板2、2で狭持した構造となっている。この
磁気ヘッド40は、金属磁性層1と非磁性基板2とを、
気相成長法により形成した結晶化ガラス薄膜の下地層1
2の上に形成した接着ガラス層3で接合した一対の磁気
コア半体10、11を有している。一対の磁気コア半体
10、11の接合は、磁気ギャップ面8に設けた図示し
ない低融点ガラスと、磁気コア半体10に設けた巻線溝
9に設置した低融点ガラス4とを熱処理により溶融して
行われる。
【0016】本実施の形態1の磁気ヘッド40では、気
相成長法により形成された下地層12と非磁性基板2と
の被着強度が大きく、かつ下地層12は接着ガラス層3
との濡れ性が良好である。このため、熱処理により、溶
融した接着ガラス層3が、非磁性基板2に強固に被着し
た下地層12に良好に付着するため、非磁性基板2と金
属磁性層1との接合強度は大きくなる。その結果、磁気
ヘッドの製造工程における、磁気ヘッドの切断加工の
際、剥離の発生が防止でき、高い製造歩留まりで磁気ヘ
ッドを製造できる。
【0017】《実施の形態2》以下、本発明の実施の形
態2の磁気ヘッドの製造方法について図2から図4を参
照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態2の磁
気ヘッドの製造方法における各基板の構成を示す斜視図
である。図2の(a)に示すように、第1の基板5a
は、チタン酸マグネシュウムからなる第1の非磁性基板
2aの片面に、結晶化ガラスを高周波スパッタリング法
等の気相成長法により約200nmから300nmの厚
さに成膜して下地層12を形成する。次いで、その下地
層12の上に、結晶化ガラスの微粒子を所定の厚さに塗
布し、結晶化が起こらないように低温で短時間加熱し
て、固形化させ1〜5μm程度の厚さの接着ガラス層3
を形成する。
【0018】図2の(b)に示すように、第2の基板6
aは、第1の非磁性基板2aと同じ材質の第2の非磁性
基板2bの片面に高周波スパッタリング法などにより所
定のトラック幅に相当する厚さのFeTaN合金からな
る金属磁性層1を形成する。さらに、他方の面に前記第
1の基板5aと同様に、下地層12と接着ガラス層3を
形成する。図2の(c)に示すように、第3の基板7a
は、第1の非磁性基板2aの片面に第2の基板6aと同
様に金属磁性層1を形成する。
【0019】図3は、実施の形態2の磁気ヘッドの製造
方法における積層体ブロック41の斜投影図である。図
3に示すように、第1の基板5aと第3の基板7aと
で、第2の基板6aを数枚(または数十枚)積み重ねた
ものを挟む。次に、各基板5a、6a、7a間にそれぞ
れ形成した接着ガラス層3を加熱して溶融することによ
り、各基板5a、6a、7aが接合された積層体ブロッ
ク41を作成する。この積層体ブロック41を、図中一
点鎖線A−Bに示す切断線に沿って板状に切断し、磁気
コア半体プレート10a,11aを作製する。
【0020】図4の(a)は、実施の形態2の磁気ヘッ
ドの製造方法におけるギャップドプレート42の斜投影
図であり、(b)は図4の(a)の部分拡大図である。
図4の(a)に示すように、磁気コア半体プレート10
aの、磁気コア半体プレート11aとの接合面である磁
気ギャップ面8の所定の部分に、ダイシングソーによる
切削で複数の巻線溝9、9・・・を設ける。磁気コア半
体プレート10aの磁気ギャップ面8を研磨機により平
滑に研磨した後、ギャップ長に応じた厚みのSiO
非磁性層と低融点ガラスの非磁性層とをスパッタリング
等で順次積層して形成する。そして、両磁気コア半体プ
レート10a、11aを磁気ギャップ面8で突き合わ
せ、磁気ギャップ面8に形成した低融点ガラス層及び巻
線溝9中に挿入した低融点ガラス4を加熱融着してギャ
ップドプレート42を作製する。
【0021】ギャップドプレート42を、図4の(a)
において一点鎖線で示す切断線C−Dに沿って切断し、
ギャップドバー43を作成する。そのギャップドバー4
3を図中に一点鎖線で示す切断線K−Lに沿って切断し
て図1に示す磁気ヘッド40が得られる。図4の(b)
に示すように、この磁気ヘッド40の金属磁性層1は、
下地層12を介して設けられた接着ガラス層3により非
磁性基板2に強固に接合され、狭持されている。以上説
明した実施の形態1及び実施の形態2においては、下地
層12として結晶化ガラスを用いた例で説明したが、他
の実施例として、下地層12の材料としてそれぞれAl
、SiO又はCrを使ってもよい。この場合に
も、気相成長法を用いることができる。下地層12を設
けたものと、下地層12を設けない従来例のものとを同
じ製造条件で作成してそれぞれのギャップドバー形成工
程までの製造工程における剥離発生率を調べたところ、
表1に示すようになった。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示すように、下地層12を設けない
従来例の磁気ヘッドの場合の剥離発生率が21%である
のに対し、下地層12を設けた本発明に係る磁気ヘッド
の場合の剥離発生率は4.7%から6.5%と大幅に低
減できた。すなわち、剥離発生率は、下地層12に結晶
化ガラスを使用した実施の形態1の磁気ヘッドの場合は
5.0%であり、他の実施例のAlを使用した場
合は6.5%、SiOを使用した場合は、6.0%、
Crを使用した場合は4.7%であった。下地層にCr
又は結晶化ガラスを使用したものが特に剥離発生率が低
く下地層として好ましい。このように、下地層について
は、材料間の差は比較的少なく、いずれの材料の下地層
についても顕著な効果が確認できた。
【0024】なお、実施の形態1及び実施の形態2にお
いては、接着ガラス層3の厚さが1〜5μmであるのに
対し、下地層12の厚さが200〜300nm程度と非
常に薄い場合について説明したが、このように薄い下地
層でも十分効果が得られる。また、金属磁性体層として
FeTaN合金層、非磁性基板としてチタン酸マグネシ
ウム基板を用いた例について説明したが、他の材料、例
えば、金属磁性層としてCo系アモルファス合金やセン
ダスト等の金属磁性材、及び非磁性基板としてアルチッ
ク材やその他のセラミック材を使用しても同様の効果が
得られる。
【0025】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、非
磁性基板と接着ガラス層との間に、結晶化ガラスなどの
気相成長法により形成した下地層を設けることにより、
ガラスのぬれ性の悪い非磁性基板に対しても、接着ガラ
スとの十分なぬれ性が確保できる。その結果、磁気ヘッ
ドの積層体ブロックの生産工程において、積層体の強固
な接着が行え、ギャップドプレートやギャップドバーに
機械加工する際の剥離発生率が減少でき、磁気ヘッドの
生産性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の磁気ヘッドの磁気コア
の斜視図。
【図2】本発明の磁気ヘッドの製造方法における各基板
を示す図で、(a)は第1の基板の斜投影図、(b)は
第2の基板の斜投影図、(c)は第3の基板の斜投影
図。
【図3】本発明の磁気ヘッドの製造方法における積層体
ブロックの斜投影図。
【図4】(a)は本発明の磁気ヘッドの製造方法におけ
るギャップドプレートの斜投影図、(b)は図4の
(a)の部分拡大図。
【図5】従来の磁気ヘッドの斜視図。
【図6】従来の磁気ヘッドの製造方法における各基板を
示す図で、(a)は第1の基板の斜投影図、(b)は第
2の基板の斜投影図、(c)は第3の基板の斜投影図。
【図7】従来の磁気ヘッドの製造方法における積層体ブ
ロックの斜投影図。
【図8】従来の磁気ヘッドの製造方法におけるギャップ
ドプレートの斜投影図。
【図9】従来の磁気ヘッドの製造方法におけるギャップ
ドバーの剥離状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 金属磁性層 2a、2b 非磁性基板 3 接着ガラス層 4 低融点ガラス 5a 第1の基板 6a 第2の基板 7a 第3の基板 8 磁気ギャップ 9 巻線溝 10、11 磁気コア半体 10a、11a 磁気コア半体プレート 12 下地層 40 磁気ヘッド 41 積層体ブロック 42 ギャップドプレート 43 ギャップドバー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の非磁性基板上に金属磁性層を形成
    した第1の基板と、第2の非磁性基板上に接着ガラス層
    を有する第2の基板とを備え、前記第1の基板の金属磁
    性層と前記第2の基板の接着ガラス層とが向かい合うよ
    うに接合してなる磁気ヘッド半体を、2つ並列に並べ所
    定の磁気ギャップを保って接合した磁気ヘッドにおい
    て、 前記第2の非磁性基板と接着ガラス層との間に下地層が
    形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記下地層が、気相成長法により形成さ
    れた結晶化ガラス層であることを特徴とする請求項1記
    載の磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記下地層が、Al、SiO
    内のいずれか一種の層からなることを特徴とする請求項
    1記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記下地層が、Crであることを特徴と
    する請求項1記載の磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記下地層の厚さが、前記接着ガラス層
    の厚さより薄いことを特徴とする請求項1、2、3また
    は4記載の磁気ヘッド。
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