JP2001066019A - 減圧分流器、熱交換器、及び空気調和機 - Google Patents
減圧分流器、熱交換器、及び空気調和機Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/40—Fluid line arrangements
- F25B41/42—Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
- F25B41/45—Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions for flow control on the upstream side of the diverging point, e.g. with spiral structure for generating turbulence
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- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/028—Evaporators having distributing means
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力損失を小さくしながらも、冷媒の2相流
に大きな偏流が生じるのを回避することが可能な減圧分
流器、熱交換器、及び空気調和機を提供する。 【解決手段】 減圧分流器1は、流入した冷媒を減圧す
る開度調整可能な減圧部2と、冷媒を分流して流出させ
る分流部3と、減圧部2から分流部3へ冷媒を流通させ
る冷媒通路21とを備える。冷媒通路21の容積を約5
000mm3 以下とする。減圧分流器1を再熱熱交換器
5と冷却熱交換器4との間の冷媒管14に設けて、熱交
換器を構成する。圧縮機6と、室外熱交換器8と、開度
制御可能な減圧機構9と、室内熱交換器17として設け
た上記熱交換器とを冷媒配管18で順次に接続して空気
調和機を構成する。
に大きな偏流が生じるのを回避することが可能な減圧分
流器、熱交換器、及び空気調和機を提供する。 【解決手段】 減圧分流器1は、流入した冷媒を減圧す
る開度調整可能な減圧部2と、冷媒を分流して流出させ
る分流部3と、減圧部2から分流部3へ冷媒を流通させ
る冷媒通路21とを備える。冷媒通路21の容積を約5
000mm3 以下とする。減圧分流器1を再熱熱交換器
5と冷却熱交換器4との間の冷媒管14に設けて、熱交
換器を構成する。圧縮機6と、室外熱交換器8と、開度
制御可能な減圧機構9と、室内熱交換器17として設け
た上記熱交換器とを冷媒配管18で順次に接続して空気
調和機を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷媒の減圧と分
流とを行う減圧分流器、この減圧分流器を備えた熱交換
器、及びこの熱交換器を備えた空気調和機に関するもの
である。
流とを行う減圧分流器、この減圧分流器を備えた熱交換
器、及びこの熱交換器を備えた空気調和機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6はこの発明の空気調和機の冷媒回路
図であるが、この図を用いて従来の空気調和機を説明す
る。この冷媒回路では、圧縮機6の吐出側から四路切換
弁7、室外ファン(図示せず)が並設された室外熱交換
器8、電動膨張弁9、室内熱交換器17が冷媒配管18
で順次に接続され、さらに上記四路切換弁7を介して上
記圧縮機6の吸入側に接続されている。このうち室内熱
交換器17が室内機内に設けられ、他は室外機内に設け
られている。また上記室内熱交換器17は、再熱熱交換
器5と2つの冷媒経路を有する冷却熱交換器4とを備え
ている。そして上記再熱熱交換器5と冷却熱交換器4と
の間の冷媒管14に、中間膨張弁2と分流器3とが介設
されている。
図であるが、この図を用いて従来の空気調和機を説明す
る。この冷媒回路では、圧縮機6の吐出側から四路切換
弁7、室外ファン(図示せず)が並設された室外熱交換
器8、電動膨張弁9、室内熱交換器17が冷媒配管18
で順次に接続され、さらに上記四路切換弁7を介して上
記圧縮機6の吸入側に接続されている。このうち室内熱
交換器17が室内機内に設けられ、他は室外機内に設け
られている。また上記室内熱交換器17は、再熱熱交換
器5と2つの冷媒経路を有する冷却熱交換器4とを備え
ている。そして上記再熱熱交換器5と冷却熱交換器4と
の間の冷媒管14に、中間膨張弁2と分流器3とが介設
されている。
【0003】上記従来の空気調和機では、室内熱交換器
17を再熱熱交換器5と冷却熱交換器4とで構成し、両
熱交換器4、5の間に中間膨張弁2を設けている。そし
てドライ運転時に、再熱熱交換器5を凝縮器として機能
させる一方で冷却熱交換器4を蒸発器として機能させる
ことにより、温度低下のない快適な再熱ドライ運転を可
能としている。そして冷却熱交換器4に複数の冷媒経路
を設けることにより、冷却熱交換器4での圧力損失を小
さくして成績係数(COP)の向上を図ることができる
ようになっている。
17を再熱熱交換器5と冷却熱交換器4とで構成し、両
熱交換器4、5の間に中間膨張弁2を設けている。そし
てドライ運転時に、再熱熱交換器5を凝縮器として機能
させる一方で冷却熱交換器4を蒸発器として機能させる
ことにより、温度低下のない快適な再熱ドライ運転を可
能としている。そして冷却熱交換器4に複数の冷媒経路
を設けることにより、冷却熱交換器4での圧力損失を小
さくして成績係数(COP)の向上を図ることができる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記空気調和機では、
電動膨張弁9を制御開度にする一方、室内熱交換器17
に設けた中間膨張弁2を全開とすることにより、再熱熱
交換器5と冷却熱交換器4との双方を蒸発器と機能さ
せ、冷房運転を行うことができる。このような冷房運転
時において中間膨張弁2や分流器3での圧力損失が大き
いと、冷房能力の低下を招くことになる。そこで、その
口径を大きくする等して中間膨張弁2や分流器3での圧
力損失を小さくすることが考えられる。しかしながら中
間膨張弁2や分流器3の圧力損失を単に小さくしただけ
では、冷媒流速の低下を招くことになる。そのため上記
分流器3で冷媒偏流が生じてしまい、冷却熱交換器4の
熱交換能力が低下してしまうという問題があった。
電動膨張弁9を制御開度にする一方、室内熱交換器17
に設けた中間膨張弁2を全開とすることにより、再熱熱
交換器5と冷却熱交換器4との双方を蒸発器と機能さ
せ、冷房運転を行うことができる。このような冷房運転
時において中間膨張弁2や分流器3での圧力損失が大き
いと、冷房能力の低下を招くことになる。そこで、その
口径を大きくする等して中間膨張弁2や分流器3での圧
力損失を小さくすることが考えられる。しかしながら中
間膨張弁2や分流器3の圧力損失を単に小さくしただけ
では、冷媒流速の低下を招くことになる。そのため上記
分流器3で冷媒偏流が生じてしまい、冷却熱交換器4の
熱交換能力が低下してしまうという問題があった。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、圧力損失を小
さくしながらも、冷媒の2相流に大きな偏流が生じるの
を回避することが可能な減圧分流器、熱交換器、及び空
気調和機を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、圧力損失を小
さくしながらも、冷媒の2相流に大きな偏流が生じるの
を回避することが可能な減圧分流器、熱交換器、及び空
気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の減圧分
流器は、流入した冷媒を減圧する開度調整可能な減圧部
2と、冷媒を分流させ流出させる分流部3と、減圧部2
から分流部3へ冷媒を流通させる冷媒通路21とを備え
た減圧分流器において、上記冷媒通路21の容積を約5
000mm3 以下としていることを特徴としている。
流器は、流入した冷媒を減圧する開度調整可能な減圧部
2と、冷媒を分流させ流出させる分流部3と、減圧部2
から分流部3へ冷媒を流通させる冷媒通路21とを備え
た減圧分流器において、上記冷媒通路21の容積を約5
000mm3 以下としていることを特徴としている。
【0007】また請求項2の熱交換器は、上記請求項1
の減圧分流器1を、再熱熱交換器5と冷却熱交換器4と
の間の冷媒管14に設け、再熱熱交換器5から流出した
冷媒を上記減圧分流器1を介して冷却熱交換器4に流入
させるようにしたことを特徴としている。
の減圧分流器1を、再熱熱交換器5と冷却熱交換器4と
の間の冷媒管14に設け、再熱熱交換器5から流出した
冷媒を上記減圧分流器1を介して冷却熱交換器4に流入
させるようにしたことを特徴としている。
【0008】さらに請求項3の空気調和機は、圧縮機6
と、室外熱交換器8と、開度制御可能な減圧機構9と、
室内熱交換器17として設けた上記請求項2の熱交換器
とを冷媒配管18で順次に接続し、再熱熱交換器5を凝
縮器として機能させるとともに冷却熱交換器4を蒸発器
として機能させる再熱ドライ運転と、再熱熱交換器5と
冷却熱交換器4との双方を蒸発器として機能させる冷房
運転とを可能に構成したことを特徴としている。
と、室外熱交換器8と、開度制御可能な減圧機構9と、
室内熱交換器17として設けた上記請求項2の熱交換器
とを冷媒配管18で順次に接続し、再熱熱交換器5を凝
縮器として機能させるとともに冷却熱交換器4を蒸発器
として機能させる再熱ドライ運転と、再熱熱交換器5と
冷却熱交換器4との双方を蒸発器として機能させる冷房
運転とを可能に構成したことを特徴としている。
【0009】上記請求項1の減圧分流器、請求項2の熱
交換器、又は請求項3の空気調和機では、冷媒通路21
の容積を所定値以下とすることによって冷媒通路21の
断面積と冷媒通過距離との関係を規定し、冷媒流速が遅
いときは冷媒通過距離が短くなり、冷媒通過距離が長い
ときは冷媒流速が速くなるものとしている。そして上記
所定値を約5000mm3 とすることにより、冷媒通路
21での圧力損失を小さくしても、分流部3で大きな偏
流が生じるのを確実に回避するのを可能としている。
交換器、又は請求項3の空気調和機では、冷媒通路21
の容積を所定値以下とすることによって冷媒通路21の
断面積と冷媒通過距離との関係を規定し、冷媒流速が遅
いときは冷媒通過距離が短くなり、冷媒通過距離が長い
ときは冷媒流速が速くなるものとしている。そして上記
所定値を約5000mm3 とすることにより、冷媒通路
21での圧力損失を小さくしても、分流部3で大きな偏
流が生じるのを確実に回避するのを可能としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0011】図6はこの発明の空気調和機の冷媒回路図
である。この冷媒回路では、圧縮機6の吐出側から四路
切換弁7、室外ファン(図示せず)が並設された室外熱
交換器8、電動膨張弁(減圧機構)9、室内熱交換器1
7が冷媒配管18で順次に接続され、さらに上記四路切
換弁7を介して上記圧縮機6の吸入側に接続されてい
る。このうち室内熱交換器17が室内機内に設けられ、
他は室外機内に設けられている。また上記室内熱交換器
17は、再熱熱交換器5と2つの冷媒経路を有する冷却
熱交換器4とを備えている。そして上記再熱熱交換器5
と冷却熱交換器4との間の冷媒管14に、減圧部2と分
流部3とを備えた減圧分流器1を介設し、上記冷却熱交
換器4の2つの冷媒経路を上記分流部3の2つの分岐管
15、16(図1参照)にそれぞれ接続して成されてい
る。
である。この冷媒回路では、圧縮機6の吐出側から四路
切換弁7、室外ファン(図示せず)が並設された室外熱
交換器8、電動膨張弁(減圧機構)9、室内熱交換器1
7が冷媒配管18で順次に接続され、さらに上記四路切
換弁7を介して上記圧縮機6の吸入側に接続されてい
る。このうち室内熱交換器17が室内機内に設けられ、
他は室外機内に設けられている。また上記室内熱交換器
17は、再熱熱交換器5と2つの冷媒経路を有する冷却
熱交換器4とを備えている。そして上記再熱熱交換器5
と冷却熱交換器4との間の冷媒管14に、減圧部2と分
流部3とを備えた減圧分流器1を介設し、上記冷却熱交
換器4の2つの冷媒経路を上記分流部3の2つの分岐管
15、16(図1参照)にそれぞれ接続して成されてい
る。
【0012】図1は、上記減圧分流器1を示す断面図で
ある。この減圧分流器1は、減圧部2と分流部3とを一
体に形成して成るものである。減圧部2においては、弁
棒12が弁室20に配置されている。この弁棒12は、
励磁コイル11によってその軸方向に駆動されるもので
ある。そしてテーパ状に成された弁座13が、上記弁棒
12の頭部20と当接するように設けられている。一
方、分流部3は、上記弁室20に連通する冷媒通路21
と、この冷媒通路21に連通して設けられた2つの分岐
管15、16とを備えている。
ある。この減圧分流器1は、減圧部2と分流部3とを一
体に形成して成るものである。減圧部2においては、弁
棒12が弁室20に配置されている。この弁棒12は、
励磁コイル11によってその軸方向に駆動されるもので
ある。そしてテーパ状に成された弁座13が、上記弁棒
12の頭部20と当接するように設けられている。一
方、分流部3は、上記弁室20に連通する冷媒通路21
と、この冷媒通路21に連通して設けられた2つの分岐
管15、16とを備えている。
【0013】図2は、上記のような減圧分流器1につい
て、上記冷媒通路21の径と長さとを種々に変更しなが
ら、その偏流幅を測定した結果を示すグラフである。こ
の測定は、図3に示すような装置を用いて行った。冷媒
回路中の冷媒配管27に減圧部2を接続し、この減圧部
2と分流部3とを長さLの冷媒通路21で連結する。そ
して分流部3の分岐管15、16を介して熱交換器24
の2つの冷媒経路に冷媒を流通させる。このとき分岐管
15、16は互いに上下に配置されるような位置関係と
する。熱交換器24から流出した冷媒は、第1出口管2
2及び第2出口管23を通じて合流器25で合流し、冷
媒回路に戻る。風向は、同図矢印に示すように、分流部
3側から熱交換器24に向かう方向とする。2相流とな
った冷媒の偏流が上記分流部3で生じると、熱交換器2
4内で下側の冷媒経路が液リッチとなるから、第2出口
管23が第1出口管22よりも低温となる。そこで第1
出口管22と第2出口管23との温度差を測定し、これ
を偏流幅としている。
て、上記冷媒通路21の径と長さとを種々に変更しなが
ら、その偏流幅を測定した結果を示すグラフである。こ
の測定は、図3に示すような装置を用いて行った。冷媒
回路中の冷媒配管27に減圧部2を接続し、この減圧部
2と分流部3とを長さLの冷媒通路21で連結する。そ
して分流部3の分岐管15、16を介して熱交換器24
の2つの冷媒経路に冷媒を流通させる。このとき分岐管
15、16は互いに上下に配置されるような位置関係と
する。熱交換器24から流出した冷媒は、第1出口管2
2及び第2出口管23を通じて合流器25で合流し、冷
媒回路に戻る。風向は、同図矢印に示すように、分流部
3側から熱交換器24に向かう方向とする。2相流とな
った冷媒の偏流が上記分流部3で生じると、熱交換器2
4内で下側の冷媒経路が液リッチとなるから、第2出口
管23が第1出口管22よりも低温となる。そこで第1
出口管22と第2出口管23との温度差を測定し、これ
を偏流幅としている。
【0014】空気調和機用としての偏流幅の性能限界
は、図2の破線で示すように約2度である。これを径の
異なる各冷媒通路21についてみると、径6mmの冷媒
通路21ではその長さLが約170mm程度まで、径7
mmの冷媒通路21ではその長さLが約130mm程度
まで、径8mmの冷媒通路21ではその長さLが約95
mm程度までとすれば、偏流幅が性能限界内に収まるこ
とが分かる。このように径が太いほど許容長さが短くな
るのは、冷媒流量が同じである場合には径が太いほど冷
媒の流通速度が遅くなり、冷媒の通過距離に対する偏流
率が高くなるからである。つまり、偏流幅は冷媒通路2
1の容積によって決まるということである。これを図2
のグラフに基づいて算出すると、冷媒通路21の容積が
約5000mm3 以下である場合に、偏流幅が性能限界
内に収まると言える。そこで上記減圧分流器1では、冷
媒通路21の径を8mmとし、長さLを90mmとして
いる。この場合、上記容積は4520mm3 となる。
は、図2の破線で示すように約2度である。これを径の
異なる各冷媒通路21についてみると、径6mmの冷媒
通路21ではその長さLが約170mm程度まで、径7
mmの冷媒通路21ではその長さLが約130mm程度
まで、径8mmの冷媒通路21ではその長さLが約95
mm程度までとすれば、偏流幅が性能限界内に収まるこ
とが分かる。このように径が太いほど許容長さが短くな
るのは、冷媒流量が同じである場合には径が太いほど冷
媒の流通速度が遅くなり、冷媒の通過距離に対する偏流
率が高くなるからである。つまり、偏流幅は冷媒通路2
1の容積によって決まるということである。これを図2
のグラフに基づいて算出すると、冷媒通路21の容積が
約5000mm3 以下である場合に、偏流幅が性能限界
内に収まると言える。そこで上記減圧分流器1では、冷
媒通路21の径を8mmとし、長さLを90mmとして
いる。この場合、上記容積は4520mm3 となる。
【0015】上記空気調和機で再熱ドライ運転を行うに
は、四路切換弁7を図6の実線に示す状態とし、室外フ
ァンを停止させる。そして電動膨張弁9を全開とすると
ともに上記減圧分流器1の減圧部2を制御開度とする。
すると室外熱交換器8及び再熱熱交換器5が凝縮器とし
て機能するとともに、再熱熱交換器5から流出した冷媒
が上記減圧分流器1で減圧・分流されて冷却熱交換器4
に流入し、この冷却熱交換器4が蒸発器として機能する
こととなる。従って室内から吸い込んだ室内空気は、ま
ず冷却熱交換器4で冷却除湿され、次に再熱熱交換器5
で加熱され、ほぼ室温となった除湿空気として室内に吹
き出されるようになる。
は、四路切換弁7を図6の実線に示す状態とし、室外フ
ァンを停止させる。そして電動膨張弁9を全開とすると
ともに上記減圧分流器1の減圧部2を制御開度とする。
すると室外熱交換器8及び再熱熱交換器5が凝縮器とし
て機能するとともに、再熱熱交換器5から流出した冷媒
が上記減圧分流器1で減圧・分流されて冷却熱交換器4
に流入し、この冷却熱交換器4が蒸発器として機能する
こととなる。従って室内から吸い込んだ室内空気は、ま
ず冷却熱交換器4で冷却除湿され、次に再熱熱交換器5
で加熱され、ほぼ室温となった除湿空気として室内に吹
き出されるようになる。
【0016】一方、上記空気調和機で冷房運転を行う場
合には、四路切換弁7は上記と同様に図6の実線で示す
状態とする一方、室外ファンを駆動する。そして電動膨
張弁9を制御開度とするとともに上記減圧分流器1の減
圧部2を全開とする。すると室外熱交換器8が凝縮器と
して機能するとともに、室外熱交換器8から流出した冷
媒は電動膨張弁9で減圧される。従って再熱熱交換器5
と冷却熱交換器4との双方が蒸発器として機能すること
になる。そして室内から吸い込んだ室内空気は、上記両
熱交換器4、5で冷却され、冷気として室内に吹き出さ
れるようになる。
合には、四路切換弁7は上記と同様に図6の実線で示す
状態とする一方、室外ファンを駆動する。そして電動膨
張弁9を制御開度とするとともに上記減圧分流器1の減
圧部2を全開とする。すると室外熱交換器8が凝縮器と
して機能するとともに、室外熱交換器8から流出した冷
媒は電動膨張弁9で減圧される。従って再熱熱交換器5
と冷却熱交換器4との双方が蒸発器として機能すること
になる。そして室内から吸い込んだ室内空気は、上記両
熱交換器4、5で冷却され、冷気として室内に吹き出さ
れるようになる。
【0017】また上記空気調和機では、暖房運転を行う
こともできる。この場合には四路切換弁7を破線で示す
状態に切り換えるとともに、上記減圧分流器1の減圧部
2を全開、電動膨張弁9を制御開度とし、室外ファンを
駆動する。すると室内熱交換器17が凝縮器として機能
する一方、室外熱交換器8が蒸発器として機能する。従
って室内から吸い込んだ室内空気は上記室内熱交換器1
7で加熱され、暖気となって室内に吹き出される。
こともできる。この場合には四路切換弁7を破線で示す
状態に切り換えるとともに、上記減圧分流器1の減圧部
2を全開、電動膨張弁9を制御開度とし、室外ファンを
駆動する。すると室内熱交換器17が凝縮器として機能
する一方、室外熱交換器8が蒸発器として機能する。従
って室内から吸い込んだ室内空気は上記室内熱交換器1
7で加熱され、暖気となって室内に吹き出される。
【0018】上記減圧分流器1は、その冷媒通路21の
容積を4520mm3 としている。従ってその分流部3
で生じ得る偏流幅は性能限界内となり、上記再熱ドライ
運転時において冷却熱交換器4の熱交換効率が低下する
のを回避することができる。また冷媒通路21の径を8
mmと十分な太さとしているから、冷房運転時において
問題となるような圧力損失が生じることもなく、冷房能
力が低下するのを確実に回避することができる。しかも
減圧部2と分流部3とを近接させて減圧分流器1を構成
することになるから、この減圧分流器1を小型部品とし
て機器内のスペースを有効利用することもできる。
容積を4520mm3 としている。従ってその分流部3
で生じ得る偏流幅は性能限界内となり、上記再熱ドライ
運転時において冷却熱交換器4の熱交換効率が低下する
のを回避することができる。また冷媒通路21の径を8
mmと十分な太さとしているから、冷房運転時において
問題となるような圧力損失が生じることもなく、冷房能
力が低下するのを確実に回避することができる。しかも
減圧部2と分流部3とを近接させて減圧分流器1を構成
することになるから、この減圧分流器1を小型部品とし
て機器内のスペースを有効利用することもできる。
【0019】以上にこの発明の一実施形態について説明
したが、この発明は上記形態に限定されるものではな
く、この発明の範囲内で種々変更して実施することがで
きる。図4は、上記減圧分流器の変形例1を示す断面図
である。この減圧分流器では、減圧部2と分流部3とを
別部材で構成し、これを配管26で接続している。この
場合にも冷媒通路21の容積を約5000mm3 以下と
することにより、偏流幅を性能限界内に抑えることがで
きる。また図5は、減圧分流器の変形例2を示す断面図
である。この減圧分流器では、分岐管15、16を互い
に反対方向に向けて、弁室10に直結して設けている。
この場合には冷媒通路をきわめて短くできるので、偏流
幅を確実に性能限界内のものとすることができる。
したが、この発明は上記形態に限定されるものではな
く、この発明の範囲内で種々変更して実施することがで
きる。図4は、上記減圧分流器の変形例1を示す断面図
である。この減圧分流器では、減圧部2と分流部3とを
別部材で構成し、これを配管26で接続している。この
場合にも冷媒通路21の容積を約5000mm3 以下と
することにより、偏流幅を性能限界内に抑えることがで
きる。また図5は、減圧分流器の変形例2を示す断面図
である。この減圧分流器では、分岐管15、16を互い
に反対方向に向けて、弁室10に直結して設けている。
この場合には冷媒通路をきわめて短くできるので、偏流
幅を確実に性能限界内のものとすることができる。
【0020】上記請求項1の減圧分流器では、圧力損失
を小さくしながら大きな偏流が生じるのを回避すること
ができる。従ってこの減圧分流器を用いて請求項2のよ
うに熱交換器を構成することにより、またこの熱交換器
を用いて請求項3のように空気調和機を構成することに
より、冷房運転時の冷房能力の低下を回避しつつ、再熱
ドライ運転時の熱交換効率を向上させることが可能とな
る。
を小さくしながら大きな偏流が生じるのを回避すること
ができる。従ってこの減圧分流器を用いて請求項2のよ
うに熱交換器を構成することにより、またこの熱交換器
を用いて請求項3のように空気調和機を構成することに
より、冷房運転時の冷房能力の低下を回避しつつ、再熱
ドライ運転時の熱交換効率を向上させることが可能とな
る。
【図1】この発明の一実施形態の減圧分流器を示す断面
図である。
図である。
【図2】上記減圧分流器の偏流幅試験の結果を示すグラ
フである。
フである。
【図3】上記偏流幅試験に用いた試験装置を示す概略図
である。
である。
【図4】上記減圧分流器の変形例1を示す断面図であ
る。
る。
【図5】上記減圧分流器の変形例2を示す断面図であ
る。
る。
【図6】上記この発明の一実施形態の熱交換器及び空気
調和機を示す冷媒回路図である。
調和機を示す冷媒回路図である。
1 減圧分流器 2 減圧部 3 分流部 4 冷却熱交換器 5 再熱熱交換器 6 圧縮機 8 室外熱交換器 14 冷媒管 17 室内熱交換器 18 冷媒配管 21 冷媒通路
フロントページの続き (72)発明者 田中 順一郎 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 流入した冷媒を減圧する開度調整可能な
減圧部(2)と、冷媒を分流させ流出させる分流部
(3)と、減圧部(2)から分流部(3)へ冷媒を流通
させる冷媒通路(21)とを備えた減圧分流器におい
て、上記冷媒通路(21)の容積を約5000mm3 以
下としていることを特徴とする減圧分流器。 - 【請求項2】 上記請求項1の減圧分流器(1)を、再
熱熱交換器(5)と冷却熱交換器(4)との間の冷媒管
(14)に設け、再熱熱交換器(5)から流出した冷媒
を上記減圧分流器(1)を介して冷却熱交換器(4)に
流入させるようにしたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項3】 圧縮機(6)と、室外熱交換器(8)
と、開度制御可能な減圧機構(9)と、室内熱交換器
(17)として設けた上記請求項2の熱交換器とを冷媒
配管(18)で順次に接続し、再熱熱交換器(5)を凝
縮器として機能させるとともに冷却熱交換器(4)を蒸
発器として機能させる再熱ドライ運転と、再熱熱交換器
(5)と冷却熱交換器(4)との双方を蒸発器として機
能させる冷房運転とを可能に構成したことを特徴とする
空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24125499A JP2001066019A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 減圧分流器、熱交換器、及び空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24125499A JP2001066019A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 減圧分流器、熱交換器、及び空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066019A true JP2001066019A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17071514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24125499A Pending JP2001066019A (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 減圧分流器、熱交換器、及び空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001066019A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-08-27 JP JP24125499A patent/JP2001066019A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040128 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040525 |