JP2002350006A - 電動弁 - Google Patents
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Abstract
除湿制御をも可能とする。 【解決手段】流体出入管14a,14bの開閉を行う切
換弁16と、切換弁16に弁室10aと流体出入管14
a,14bとを連通するように穿設された除湿オリフィ
ス16aと、除湿オリフィス16a内の流体の流量を制
御する制御弁18とからなる。切換弁16の開閉動作は
制御弁18の作動に連動する。制御弁18は、ステッピ
ングモータ13により回転角度が制御されながら駆動さ
れる駆動軸17により、回転駆動されて除湿オリフィス
16a入口の開度を制御する。制御弁18の一定以上の
回転により切換弁16を回転させて流体出入管14a,
14bの開閉を行なう。
Description
失なしに量大の冷媒流量が得られる位置に切え換えられ
る制御に加えて、除湿時の冷媒流量をも制御可能とする
冷暖房装置等の電動弁に関する。
て除湿運転が可能となっている。そして、近年、冷暖房
装置の高機能化が進み、冷暖房時の温度制御ばかりでな
く、除湿運転時の温度と湿度の制御が求められるように
なっている。
技術においては、これに応えるような除湿運転時の温度
と湿度の制御が可能な電動弁が提供されていない。そこ
で、本発明は、上記状況に対応すべく開発したものであ
り、その課題とするところは、冷暖房装置等に用いる電
動弁において、冷暖房時には圧力損失なしに最大の冷媒
流量が得られる位置に切換える制御に加えて、除湿時の
冷媒の流量をも制御可能とすることができる電動弁を提
供することにある。
発明に係る電動弁は、下記の手段からなるものである。
請求項1記載の電動弁は、冷暖房サイクルにおいて冷媒
の供給量を制御する電動弁であって、冷暖房時には圧力
損失無しに最大の冷媒流量が得られる位置に切換える制
御に加えて、除湿時の冷媒流量の制御をも可能とするこ
とを特徴とする。請求項2記載の電動弁は、上記手段に
おいて、室内機が第1熱交換器1と第2熱交換器2とを
具備する空調機用の電動弁10であって、その取付位置
を第1熱交換器1と第2熱交換器2の間とすることを特
徴とする。請求項3記載の電動弁は、上記いずれかの手
段において、除湿時の冷媒流量の制御手段は、冷媒の流
れ方向に従って流体出入管の開閉を行う切換弁16と、
切換弁16に、弁室10aと流体出入管14a,14b
とを連通するように穿設した除湿オリフィス16aと、
除湿オリフィス16a内の流体の流量を制御する制御弁
18とからなることを特徴とする。
載の手段において、切換弁16の開閉動作は、制御弁1
8の動作が切換弁16に設けたストッパ16cを介して
伝達されるように構成することを特徴とする。請求項5
記載の電動弁は、上記請求項3又は4記載の手段におい
て、駆動軸17に付設された駆動歯車17aにより、制
御弁18側の従動歯車18aを回転させると共に、ギア
比によって従動歯車18aの回転角度を低減させること
により、除湿オリフィス16a入口の開度量の変化を細
分化することを特徴とする。請求項6記載の電動弁は、
上記請求項5記載の手段において、駆動歯車17aと従
動歯車18aとのギア比を可変とすることにより、細分
化の程度を可変とすることを特徴とする。
6記載の手段において、制御弁18の形状を変更可能と
することにより、除湿オリフィス16a内を流れる冷媒
流量を可変とすることを特徴とする。請求項8記載の電
動弁は、上記請求項4〜7記載の手段において、制御弁
18の材質は、PPSとテフロンとの複合材料を射出成
形したものであることを特徴とする。請求項9記載の電
動弁は、上記請求項4〜8記載の手段において、切換弁
16のイニシャル位置を、流体出入管14a、14bを
全開とした位置とすることを特徴とする。請求項10記
載の電動弁は、上記請求項4〜9記載の手段において、
切換弁16の動作はイニシャル位置から順番に、冷房運
転時の除湿位置、暖房運転時の除湿位置とすることを特
徴とする。請求項11記載の電動弁は、上記請求項4〜
10記載の手段において、駆動軸17と切換弁16とを
支持する支持筒16fと、切換弁16をイニシャル位置
に停止させるストッパ15aとを、弁本体15と一体に
設けたことを特徴とする。請求項12記載の電動弁は、
上記請求項3〜11記載の手段において、切換弁16が
流体出入管14a,14bを閉止した状態において、切
換弁16の下面の流体出入管14a,14bに対応する
部分に凹部を設けたことを特徴とする。
説明する。図1は実施例1に係る電動弁の縦断面図、図
2は同電動弁の配置図、図3は同電動弁の切換え説明
図、図4は同電動弁の冷房サイクル時の説明図、図5は
同電動弁の暖房サイクル時の説明図、図6は同電動弁の
作用説明図である。実施例1に係る電動弁10は、図2
に示すように、空調機における第1熱交換器1と第2熱
交換器2とを直列に配置し、その間に介装されるもので
あって、キャン11、ステッピングモータ13、弁本体
15、切換弁16、駆動軸17、制御弁18、及び、軸
支持スプリング19などから構成され、各第1,2熱交
換器1,2への冷媒量を制御して、除湿制御が可能な電
動弁である。
により冷媒の通過流量を調整する弁本体15と、制御弁
18を回転させるロータ12及び駆動軸17を内蔵する
キャン11と、キャン11に外嵌されロータ12を回転
駆動するステータ(符号無)とを備えている。ロータ1
2、ステータ等によりステッピングモータ13を構成し
ているステッピングモータ13は、冷暖房時を0(零)
パルス(図3(A)参照)として、冷房サイクル時の除
湿位置には96パルス(図3(C)参照)、暖房サイク
ル時の除湿位置には128パルス(図3(D)参照)の
信号を受けて、切換弁16をその分だけ回転するように
作動する。
イクル時の除湿位置(図3(C)参照)から、0〜64
パルスの信号を受けて、1パルス単位で制御弁18を反
転方向に作動させる。また、ステッピングモータ13
は、暖房サイクル時の除湿位置(図3(D)参照)か
ら、0〜64パルスの信号を受けて、1パルス単位で制
御弁18を反転方向に作動させる。
構成され、図1に示すように、上下に一定長の幅を有
し、その下部には流体出入管14a、14bが連結され
ている。また、弁本体15の上部外周肩部の段差部には
後述のキャン11下端部が突き合わせ溶接することによ
り固定される。キャン11は、ステンレス等の非磁性の
金属から形成される有底円筒状となっており、弁本体1
5の上部に溶接等により固着され、内部は気密状態に保
たれている。更に、図1、図3〜5に示すように、弁本
体15の上面における中心点から一定距離離れた位置に
は弁本体側ストッパ15aが立設される。この弁本体側
ストッパ15aは、切換弁16の回転を初期位置(0パ
ルス位置、冷暖房位置)に規制し、このストッパ15a
の位置を基準にして流体出入管14aと流体出入管14
bが位置決めされて組付けられる。また、弁本体側スト
ッパ15aは弁本体15に圧入又は溶接される。弁本体
15とキャン11により形成される弁室10aは、切換
弁16(後述)により閉止されない状態において、流体
出入管14a,14bに連通している。
成され、上下に一定の厚みを有し、図3〜6に示すよう
に、例えば、角部がアール状に形成された平面視二等辺
三角形状で、頂角側には、駆動軸17を回転支承する支
持筒16fの外周で回転支承される孔が穿設されてい
る。切換弁16は、支持筒16fを軸として回転可能で
あり、冷房サイクル時の除湿位置(96パルス、図3
(C)参照)と、暖房サイクル時の除湿位置(128パ
ルス、図3(D)参照)とに選択的に切換えられる。ま
た、切換弁16における回転中心孔の周囲には軸支持ス
プリング19の下部を受ける溝状のスプリング受部16
eがリング状に形成されている。更に、切換弁16に
は、その中心部から一定距離離れた、しかも、流体出入
管14a,14bが位置する同一円周上近傍位置に除湿
オリフィス16aが穿設されている。除湿オリフィス1
6aは、水平断面が、例えば円形で、上方が弁室10a
に連通され、また、下方が流体出入管14a,14bに
連通可能となっている。
湿オリフィス16aとの中間位置には,上方に突出させ
て制御弁支持軸16bが圧入又はインサート成形又は一
体成形により植設される。この制御弁支持軸16bには
後述の制御弁18側の従動歯車18aが軸着されてい
る。また、切換弁16の底辺(駆動軸17用の孔部の反
対側)の上部中央部には、切換弁側ストッパ16cが圧
入又は一体成形により付設されている。この切換弁側ス
トッパ16cは、制御弁側第1ストッパ18bと制御弁
側第2ストッパ18cとに選択的に当接し、駆動軸17
の出力(回転)を切換弁に伝達する。
示すように、その停止位置において、全開(図3(A)
(B))、流体出入管14bを閉(図3(C))、又は
流体出入管14aを閉(図3(D))のいずれかの状態
に位置するように切り換え可能となっている。
れ、外周面が円筒状であり、駆動軸17と共に回転可能
に軸支される。また、駆動軸17は、上下に長い円柱棒
状体で形成され、その下部は切換弁16の中心孔に支持
筒16fを介して支持され、その上部は円盤状の支持盤
11aに回転可能に支持されている。なお、支持盤11
aは、キャン11の上端位置の内部に水平状に固定さ
れ、その中心部に上方に突出する軸受凹部を有し、駆動
軸17の上端部を支持している。また、駆動軸17の下
端部近傍には、伏せた状態の皿状のスプリング受盤17
bが固定され、その下面と、切換弁16上面にリング状
溝部として穿設されているスプリング受部16eとの間
に、軸支持スプリング19が配置されている。したがっ
て、該軸支持スプリング19は、駆動軸17を上方に支
持していることになる。また、駆動軸17の下端部でス
プリング受盤17bの直上部には、一定高さの駆動歯車
17aが固定されており、後述の制御弁18側の従動歯
車18aと係合(噛合い)している。
軸着された従動歯車18aの下面に一体に成形される。
制御弁18の材質は、PPSとテフロンとの複合材料を
射出成形したものが好適であり、その形状としては、例
えば底面形状が円形部と徐々に幅が狭くなる尾部とから
なり、除湿オリフィス16aに対する制御弁18の相対
位置により、除湿オリフィス16aを全開(図3
(A))から全閉(図3(B))まで開度制御する。従
動歯車18a外周における制御弁18の近傍には、制御
弁側第1ストッパ18bが付設され、更に、従動歯車1
8a外周における制御弁側第1ストッパ18bとは一定
の角度位置、即ち、弁本体15における流体出入管14
aと流体出入管14bとの取付角度位置と略同一の角度
幅をもつ位置に、制御弁側第2ストッパ18cは付設さ
れる。そして、切換弁側ストッパ16cに制御弁側第1
ストッパ18b又は制御弁側第2ストッパ18cが左右
から当接しているそれぞれの状態(図3(A)(B)参
照)では、流体出入管14a,14bは全開となってい
る。
3つ(切換え動作・冷房サイクル時の除湿制御・暖房サ
イクル時の除湿制御)に分けられる。
0の切換弁16の作動について説明する。冷暖房運転時
の状態においては、ステッピングモータ13へのパルス
を0とし、切換弁16は、弁本体側ストッパ15aに当
接しており、流体出入管14a,14b開となり、圧力
損失することなく冷媒は通過する。この切換弁位置が基
点となる。
湿運転(96パルス・図3(C))又は暖房除湿運転
(128パルス、図3(D))時のステッピングモータ
13への信号によって制御弁18が回転し、制御弁側第
2ストッパ18cは切換弁側ストッパ16cに当接し
(図3(B))、当接した状態で、切換弁16は制御弁
18と共に回転し、除湿運転(除湿サイクル)となる。
弁が除湿オリフィス16aを全閉させているので、流体
出入管14b又は流体出入管14aは全閉である。
リフィス16aの全閉(図3(C))の96パルス)か
ら、即ち、この状態をスタートとして、冷房除湿制御を
行う場合の作動について図4を参照しつつ説明する。流
体出入管14bの全閉状態から、要求する除湿レベルに
応じたパルスを反転方向に入力することで、駆動歯車1
7aは、左方向(反時計方向)にパルス数に応じて回転
する(図4(A)〜図4(D)参照)。この結果、切換
弁16の位置はそのままで(即ち、流体出入管14b上
に位置したままで)、制御弁18だけが回転して、除湿
オリフィス16aは、全閉(図3(C))から全開(図
4(D))までのいずれかに1パルス毎に略無段階に開
度制御できる。
パルス(基準から96パルス)から、全開(図4
(D))の64パルス(基準から32パルス)まで無段
階で調整が可能である。
湿オリフィス16aの開度を、やや開(反転方向に16
パルス(基準から80パルス)・図4(A))、半開
(同32パルス(同64パルス)・図4(B))、相当
開(同48パルス(同48パルス)・図4(C))、全
開(同64パルス(同32パルス)・図4(D))、を
はじめとして、無段階で調整が可能である。
なった状態(除湿オリフィス16aの全閉(図3
(D)).96パルス)から、即ち、この状態をスター
トとして、暖房除湿制御を行う場合の作動について図5
を参照しつつ説明する。流体出入管14aの全閉状態か
ら、要求する除湿レベルに応じたパルスを反転方向に入
力することで、駆動歯車17aは、左方向(反時計方
向)にパルス数に応じて回転する(図5(A)〜図5
(D)参照)。この結果、切換弁16の位置はそのまま
で(即ち、流体出入管14a上に位置したままで)、制
御弁18だけが回転して、除湿オリフィス16aは、全
閉(図3(D))から全開(図5(D))までのいずれ
かに1パルス毎に略無段階に開度制御できる。
転方向に0パルス(基準から96パルス)から、全開
(図5(D))の反転方向に64パルス(基準から64
パルス)まで無段階で調整が可能である。
湿オリフィス16aの開度を、やや開(反転方向に16
パルス(基準から112パルス・図5(A))、半開
(同32パルス(同96パルス・図5(B))、相当開
(同48パルス(同80パルス)・図5(C))、全開
(同64パルス(同64パルス)・図5(D))、をは
じめとして、無段階で調整が可能である。
は、底面形状が円形部と、徐々に幅が狭くなる尾部とか
ら構成しているが、この尾部の形状を変更することによ
って、除湿オリフィス16aのカバー割合を変更するこ
とができるから、図6に示すように、種々の流量変化を
実現することが可能となる。例えば、図6において、流
量変化の曲線aは、尾部の形状を円形部近傍から急激に
狭くした場合であり、流量変化の曲線cは、尾部の形状
を円形部近傍では広く、先端に於いて急激に狭くした場
合である。これらの尾部の形状は、空調機が求められる
機能に対応させて設計すればよい。
の簡単な構成と作動により、冷暖房時の圧力損失のない
切換動作ばかりでなく、除湿運転時において、冷媒流量
を種々変化させることで、温度及び除湿レベルを制御す
ることができる。特に、実施例1においては、駆動軸1
7から制御弁18への伝動過程で歯車を用いていること
から、駆動軸17の回転角度と制御弁18の回転角度と
の比率(ギア比による)を適宜設計でき、除湿制御時の
弁開度の分解能向上、又は、その変更やステッピングモ
ータ13及び制御弁18の選択の自由度も向上する。更
に、伝動が確実で耐久性に優れ、弁機能の精確化が実現
される。また、制御弁18の回転角度に伴う冷媒流量の
変化量も制御弁18の形状を変えることによって、適宜
変化させることができる。
る。図7は、実施例2に係る電動弁の縦断面図、図8
は、同電動弁の切換え説明図、図9は、同電動弁の冷房
サイクル時の説明図、図10は、同電動弁の暖房サイク
ル時の説明図である。実施例2に係る電動弁20も、キ
ャン21、ステッピングモータ23、弁本体25、切換
弁26、駆動軸27、制御弁28、及び、軸支持スプリ
ング29から構成されており、これらの構成要素は、駆
動軸27から制御弁28への回転力の伝達機構を除いて
実施例1と基本的に同じである。
により冷媒の通過流量を調整する弁本体25と、制御弁
28を回転させるロータ22及び駆動軸27を内蔵する
キャン21と、キャン21に外嵌されロータ22を回転
駆動するステータ(符号無し)とを備えている。また、
ロータ22、ステータ等によりステッピングモータ23
を構成している。ステッピングモータ23は、冷暖房時
を0(零)パルス(図8(A)参照)とし、冷房サイク
ル時の除湿位置には40パルス(図8(C)参照)、暖
房サイクル時の除湿位置には72パルス(図8(D)参
照)の信号を受けて、切換弁26をその分だけ回転する
ように作動する。
イクル時の除湿位置(図8(C)参照)から、0〜9パ
ルスの信号を受けて、1パルス単位で制御弁28を反転
方向に作動させる。また、ステッピングモータ23は、
暖房サイクル時の除湿位置(図8(D)参照)から、0
〜9パルスの信号を受けて、1パルス単位で制御弁28
を反転方向に作動させる。
構成され、図7に示すように、上下に一定長の幅を有す
る円盤状で、その下部には流体出入管24a、24bが
連結されている。また、弁本体25の上部外周肩部の段
差部には後述のキャン21下端部が突き合わせ溶接する
ことにより固定される。キャン21は、ステンレス等の
非磁性の金属から形成される有底円筒状となっており、
弁本体25の上部に溶接等により固着され、内部は気密
状態に保たれている。また、図7〜10に示すように、
弁本体25の上面における中心点から一定距離離れた位
置には、弁本体側ストッパ25aが立設される。この弁
本体側ストッパ25aは、切換弁26の回転を初期位置
(0パルス位置、冷暖房位置)に規制し、このストッパ
25aの位置を基準にして流体出入管24aと流体出入
管24bが位置決めされて組付けられる。また、弁本体
側ストッパ25aは弁本体25に圧入又は溶接される。
弁本体25とキャン21により形成される弁室20a
は、切換弁26(後述)により閉止されない状態におい
て、流体出入管24a,24bに連通している。
成され、上下に一定の厚みを有し、図8〜10に示すよ
うに、例えば、角部がアール状に形成された平面視二等
辺三角形状で、頂角側には、駆動軸27を回転支承する
支持筒26fの外周で回転支承される孔が穿設されてい
る。切換弁26は、支持筒26fを軸として回転可能で
あり、冷房サイクル時の除湿位置(図8(C)参照)
と、暖房サイクル時の除湿位置(図8(D)参照)とに
選択的に切換えられる。また、切換弁26における回転
中心孔の周囲には軸支持スプリング29の下部を受ける
溝状のスプリング受部26eがリング状に形成されてい
る。更に、切換弁26には、その中心部から一定距離離
れた、しかも、流体出入管24a,24bが位置する同
一円周上近傍位置に除湿オリフィス26aが穿設されて
いる。除湿オリフィス26aは、水平断面が、例えば、
円形で、上方が弁室20aに連通され、また、下方が流
体出入管24a,24bに連通可能となっている。
孔部の反対側)の両側近傍部には、切換弁側第1ストッ
パ26c、及び、切換弁側第2ストッパ26dが付設さ
れる。これらの切換弁側第1ストッパ26c、及び、切
換弁側第2ストッパ26dは、制御弁28の位置決めの
ために、制御弁28の側部が選択的に当接することにな
る。そして、切換弁26は回転し、図8〜10に示すよ
うに、その回転位置において、全開(図8(A)
(B))、流体出入管24bを閉(図8(C))、又
は、流体出入管24aを閉(図8(D))のいずれかの
状態に位置するように切り換え可能となっている。
れるように外周面が円筒状であり、駆動軸27と共に回
転可能に軸支される。また、駆動軸27は、上下に長い
円柱棒状体で形成され、その下部は切換弁26の中心孔
に支持筒26fを介して支持され、その上部は円盤状の
支持盤21aに回転可能に支持されている。なお、支持
盤21aは、キャン21の上端位置の内部に水平状に固
定され、その中心部位置おいて上方に突出するように形
成された軸受凹部により、駆動軸27の上端部を支持し
ていることになる。また、駆動軸27の下端部近傍に
は、伏せた状態の皿状のスプリング受盤27bが固定さ
れ、その下面と、切換弁26上面にリング状溝部として
穿設されているスプリング受部26eとの間に、軸支持
スプリング29が配置されている。したがって、該軸支
持スプリング29は、駆動軸27を上方に支持している
ことになる。また、切換弁26における回転中心孔の周
囲には軸支持スプリング29の下部を受ける溝状のスプ
リング受部26eがリング状に形成されている。更に、
切換弁26には、その中心部から一定距離離れた、しか
も、流体出入管24a,24bbが位置する同一円周上
近傍位置に、除湿オリフィス26aが穿設されている。
除湿オリフィス26aは、同一円周上に沿って湾曲した
一定幅の溝状に穿設され、上方が弁室20aに連通さ
れ、また、下方が流体出入管24a,24bに連通可能
となっている。
bの直上部には、制御弁28が一体に固定されている。
制御弁28の材質は、PPSとテフロンとの複合材料を
射出成形したものが好適である。制御弁28は、幅が漸
次広くなる平板状に構成され、除湿オリフィス26aに
対する制御弁28の相対位置により、除湿オリフィス2
6aを全開(図8(A))から全閉(図8(B))まで
開度制御する。
3つ(切換え動作・冷房サイクル時の除湿制御・暖房サ
イクル時の除湿制御)に分けられる。
0の切換弁26の作動について説明する。冷暖房運転時
の状態においては、ステッピングモータ23へのパルス
を0とし、切換弁26は、弁本体側ストッパ25aに当
接しており、流体出入管24a,24b開となり、圧力
損失することなく冷媒は通過する。この切換弁位置が基
点となる。
運転(40パルス.図8(C))、又は、暖房除湿運転
(72パルス.図8(D))時のステッピングモータ2
3への信号によって、制御弁28が回転し、制御弁28
は、切換弁側第2ストッパ26dに当接し(図8
(B))し、当接した状態で、切換弁26は制御弁28
と共に回転し、除湿運転(除湿サイクル)となる。
(C))、又は、暖房除湿運転(72パルス.図8
(D))は、制御弁28が除湿オリフィス26aを全閉
しているので、流体出入管24a、又は、流体出入管2
4bは全閉である。
リフィス26aの全閉(図8(C))の40パルス)か
ら、即ち、この状態をスタートとして、冷房除湿制御を
行う場合の作動について図9を参照しつつ説明する。流
体出入管24bの全閉状態から、要求する除湿レベルに
応じたパルスを反転方向に入力することで、制御弁28
は、左方向(反時計方向)にパルス数に応じて回転する
(図9(A)〜(D)参照)。この結果、切換弁26の
位置はそのままで(即ち、流体出入管24b上に位置し
たままで)、制御弁28だけが回転して、除湿オリフィ
ス26aは、全閉(図8(C))から全開(図9
(D))までのいずれかの位置に1パルス毎に略無段階
に開度制御できる。
パルス(基準から40パルス)から、全開(図9
(D))の9パルス(基準から31パルス)まで略無段
階で調整が可能である。
湿オリフィス26aの開度を、やや開(反転方向に3パ
ルス(基準から37パルス)・図9(A))、半開(同
5パルス(同35パルス)・図9(B))、相当開(同
7パルス(同33パルス)・図9(C))、全開(同9
パルス(同31パルス)・図9(D))、をはじめとし
て、無段階で調整が可能である。
リフィス26aの全閉(図8(D).72パルス)か
ら、即ち、この状態をスタートとして、暖房除湿制御を
行う場合の作動について図10を参照しつつ説明する。
流体出入管24aの全閉状態から、要求する除湿レベル
に応じたパルスを入力することで、制御弁28は、左方
向(反時計方向)にパルス数に応じて回転する(図10
(A)〜(D)参照)。この結果、切換弁26の位置は
そのままで(即ち、流体出入管24a上に位置したまま
で)、制御弁28だけが回転して、除湿オリフィス26
aは、全閉(図8(D))から全開(図10(D))ま
でのいずれかに1パルス毎に略無段階に開度制御でき
る。
転方向に0パルス(基準から96パルス)から、全開
(図10(D))の反転方向に9パルス(基準から63
パルス)まで無段階で調整が可能である。
湿オリフィス26aの開度を、やや開(反転方向に3パ
ルス(基準から69パルス・図10(A))、半開(同
5パルス(同67パルス・図10(B))、相当開(同
7パルス(同65パルス)・図10(C))、全開(同
9パルス(同63パルス)・図10(D))、をはじめ
として、無段階で調整が可能である。
状を変更することによって、実施例1同様に、除湿オリ
フィス26aのカバー割合を変更することができる。
の簡単な構成と作動により、冷暖房時の圧力損失のない
切換動作ばかりでなく、除湿運転時において、冷媒流量
を種々変化させることで、温度及び除湿レベルを制御す
ることができる。特に、実施例2においては、実施例1
と比べて伝動過程で歯車を用いていないことから、除湿
制御時の弁開度の分解能を向上できないものの、構成が
簡単な電動弁を実現することができる。
を奏する。請求項1記載の電動弁は、冷暖房サイクルに
おいて冷媒の供給量を制御する電動弁であって、冷暖房
時には圧力損失無しに最大の冷媒流量が得られる位置に
切り換える制御に加えて、除湿時の冷媒流量の無段階制
御をも可能とし、又 請求項2記載の電動弁は、上記効
果に加えて、室内機が第1熱交換器1と第2熱交換器2
とを具備する空調機用の第1熱交換器1と第2熱交換器
2の間に取り付けたことで、冷暖房状態のそれぞれにお
いて、温度及び湿度制御が可能となった。
に加えて、除湿時の冷媒流量の制御手段は、冷媒の流れ
方向に従って流体出入管の開閉を行う切換弁16と、切
換弁16に、弁室10aと流体出入管14a,14bと
を連通するように穿設した除湿オリフィス16aと、除
湿オリフィス16a内の流体の流量を制御する制御弁1
8とからなる構成としたことで、簡単な構成で、冷暖房
切換及び除湿制御が可能となった。
えて、切換弁16の開閉動作は、制御弁18の動作を切
換弁16に設けたストッパ16cを介して伝達するよう
にしたから、動作の伝達が確実となった。更に、請求項
5記載の電動弁は、上記請求項3又は4記載の発明の効
果に加えて、駆動軸17に付設された駆動歯車17aに
より、制御弁18側の従動歯車18aを回転させると共
に、従動歯車18aの回転角度をギア比によって低減さ
せることにより、除湿オリフィス16a入口の開度量の
変化を細分化することで、除湿オリフィス16a入口の
開度の分解能を向上させることができる。
載の発明の効果に加えて、駆動歯車17aと従動歯車1
8aとのギア比を可変とすることにより、電動弁の汎用
性を向上させることができる。請求項7記載の電動弁
は、上記請求項4〜6記載の発明の効果に加えて、制御
弁18の形状を変更可能とすることにより、除湿オリフ
ィス16aを流れる冷媒流量を可変とし、除湿レベルの
多様性を向上させることができる。請求項8記載の電動
弁は、上記請求項4〜7記載の発明の効果に加えて、制
御弁18の材質は、PPSとテフロンとの複合材料を射
出成形したものとすることで、制御弁18の作動性と耐
久性を向上させることができる。
8記載の発明の効果に加えて、切換弁16のイニシャル
位置を、流体出入管14a、14bを全開とした位置と
することで、冷暖房時には圧力損失無しに最大の冷媒流
量が得られる。請求項10記載の電動弁は、上記請求項
4〜9記載の発明の効果に加えて、切換弁16の動作は
イニシャル位置から順番に、冷房運転時の除湿位置、暖
房運転時の除湿位置とすることで、切換弁16の無駄の
ない動作が実現される。更に、請求項11記載の電動弁
は、上記請求項4〜10記載の発明の効果に加えて、駆
動軸17と切換弁16とを支持する支持筒16fと、切
換弁16をイニシャル位置に停止させるストッパ15a
とを、弁本体15と一体に設けたことで、構成の簡略化
を図ることができるに至った。
求項3〜11記載の発明の効果に加えて、切換弁16が
流体出入管14a,14bを閉止した状態において、切
換弁16の下面の流体出入管14a,14bに対応する
部分に凹部を設けたことで、切換弁16の水密性および
気密性が向上し、キレのよい弁機能が実現することとな
った。
明図。
明図。
明図。
説明図。
換器 10・・電動弁(実施例1) 10a・・弁室 11・・キャン 11a・・支持盤 12・・ロータ 13・・ステッピングモータ 14a,14b・・流体出入管 15・・弁本体 15a・・弁本体側ストッパ 1
5b・・駆動軸受部 16・・切換弁 16a・・除湿オリフィス 1
6b・・制御弁支持軸 16c・・切換弁側ストッパ 16e・・スプリング
受部 16f・・支持筒 17・・駆動軸 17a・・駆動歯車 17b・
・スプリング受盤 18・・制御弁 18a・・従動歯車 18b・
・制御弁側第1ストッパ 18c・・制御弁側第2ストッパ 19・・軸支持スプリング 20・・電動弁(実施例2) 20a・・
弁室 21・・キャン 21a・・支持盤 22・・ロ
ータ 23・・ステッピングモータ 24a,24b・
・流体出入管 25・・弁本体 25a・・弁本体
側ストッパ 26・・切換弁 26a・・除湿オ
リフィス 26c・・切換弁側第1ストッパ 26d・・切換弁
側第2ストッパ 26e・・スプリング受部 26f・・支持筒 27・・駆動軸 27b・・スプリ
ング受盤 28・・制御弁 29・・軸支持ス
プリング
Claims (12)
- 【請求項1】冷暖房サイクルにおいて冷媒の供給量を制
御する電動弁であって、冷暖房時には圧力損失無しに最
大の冷媒流量が得られる位置に切換える制御に加えて、
除湿時の冷媒流量の制御をも可能とすることを特徴とす
る電動弁。 - 【請求項2】室内機が第1熱交換器1と第2熱交換器2
とを具備する空調機用の電動弁10であって、その取付
位置を第1熱交換器1と第2熱交換器2の間とすること
を特徴とする請求項1記載の電動弁。 - 【請求項3】除湿時の冷媒流量の制御手段は、 冷媒の流れ方向に従って流体出入管の開閉を行う切換弁
16と、 切換弁16に、弁室10aと流体出入管14a,14b
とを連通するように穿設した除湿オリフィス16aと、 除湿オリフィス16a内の流体の流量を制御する制御弁
18と、 からなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動
弁。 - 【請求項4】切換弁16の開閉動作は、制御弁18の動
作が切換弁16に設けたストッパ16cを介して伝達さ
れるように構成することを特徴とする請求項3記載の電
動弁。 - 【請求項5】駆動軸17に付設された駆動歯車17aに
より、制御弁18側の従動歯車18aを回転させると共
に、従動歯車18aの回転角度をギア比によって低減さ
せることにより、除湿オリフィス16a入口の開度量の
変化を細分化することを特徴とする請求項3又は4記載
の電動弁。 - 【請求項6】駆動歯車17aと従動歯車18aとのギア
比を可変とすることにより、細分化の程度を可変とする
ことを特徴とする請求項5記載の電動弁。 - 【請求項7】制御弁18の形状を変更可能とすることに
より、除湿オリフィス16a内を流れる冷媒流量を可変
とすることを特徴とする請求項4〜6記載のいずれかの
電動弁。 - 【請求項8】制御弁18の材質は、PPSとテフロン
(登録商標)との複合材料を射出成形したものであるこ
とを特徴とする請求項4〜7記載のいずれかの電動弁。 - 【請求項9】切換弁16のイニシャル位置を、流体出入
管14a、14bを全開とした位置とすることを特徴と
する請求項4〜8記載のいずれかの電動弁。 - 【請求項10】切換弁16の動作はイニシャル位置から
順番に、冷房運転時の除湿位置、暖房運転時の除湿位置
とすることを特徴とする請求項4〜9記載のいずれかの
電動弁。 - 【請求項11】駆動軸17と切換弁16とを支持する支
持筒16fと、切換弁16をイニシャル位置に停止させ
るストッパ15aとを、弁本体15と一体に設けたこと
を特徴とする請求項5〜10記載のいずれかの電動弁。 - 【請求項12】切換弁16が流体出入管14a,14b
を閉止した状態において、切換弁16の下面の流体出入
管14a,14bに対応する部分に凹部を設けたことを
特徴とする請求項3〜11記載のいずれかの電動弁。
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