JP2000346227A - 電動膨張弁 - Google Patents

電動膨張弁

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JP2000346227A
JP2000346227A JP11161879A JP16187999A JP2000346227A JP 2000346227 A JP2000346227 A JP 2000346227A JP 11161879 A JP11161879 A JP 11161879A JP 16187999 A JP16187999 A JP 16187999A JP 2000346227 A JP2000346227 A JP 2000346227A
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shaft
valve body
rotor
gear
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Osamu Takami
治 高見
Kazumasa Toyoda
和政 豊田
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気的・幾何学的な分解能を高く
保ったまま、モータ部の小型化を実現させるとともに、
ストッパー機構部を簡素化し、小型で廉価な制御弁の提
供を目的とするものである。 【構成】 本発明は、筒状の密閉ケース1内挿されるロ
ータと一体的に成形されるロータシャフト5の下端部に
小さな歯車3を設け、一方、弁本体12には前記歯車3
と噛み合う歯車12cを設けると共に弁座シート7と接
する面側には弁体12dを設けることにより、弁本体の
1回転未満にて弁口の開度を制御するようにした電動膨
張弁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコンや
カーエアコンなどの冷凍サイクル中に用いられる電子制
御膨張弁、あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せ
て使用させる比例制御弁として利用される電動膨張弁に
関し、特にステッピングモータに減速機構を取付けるこ
とにより電気的な分解能を向上させ、この減速機を介し
て駆動される弁体の形状を形成することにより、弁口の
開度を制御する様にした電動膨張弁である。
【0002】従来、ステッピングモータと弁を組み合せ
てマイコンにより制御する電動膨張弁として、各種のも
のが考案されている。図9は、実公平3−36770号
公報(以下、便宜的に直動ニードル弁ステッピングモー
タ方式という。)に開示された従来の電動膨張弁の構造
であり、以下にその構成を説明する。従来の直動ニード
ル弁ステッピングモータ方式の電動膨張弁は、非磁性体
からなる円筒状ケース21の外周部に固定した固定子コ
イル2への通電により、弁軸3と一体的に形成したモー
タの回転子24を回転させ、この回転を弁軸23に形成
しおねじ25と、これに螺合する推進軸受26のめねじ
27とにより弁軸23の直線運動に変換させて、弁軸2
3の先端に形成したニードル弁28により弁の開口度を
制御させるようになっている。
【0003】また、弁本体29は、前記ケース21の下
端部に設けられているものであり、該弁本体29は、第
1の通路30、第2の通路31が設けられると共に両通
路間にはオリフィス32と弁座33が設けられ、さらに
弁本体29の中心部にはチャンバー34が設けられてい
る。そして、該チャンバー34には前記の推進軸受26
が圧入固定されるようになっている。
【0004】また、前記回転子24と一体的に形成され
たロータースリーブ35は、その内周面に、一個所だけ
半径方向に突出させて凸部36(板状のストッパー片)
が設けられている。
【0005】蓋37は、前記ケース21の上端部に設け
られているものであり、該蓋37の内面には、中心部よ
り離して止めピン38が前記凸部36の中ほどに達する
位置まで垂下させて固定されている。
【0006】そして、モータの回転子24の1回転未満
の範囲において、前記止めピン38と凸部36の側面を
当接させることにより弁軸23すなわち、ニードル弁2
8の動きを規制するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の直動ニードル弁ステッピングモーターは、弁軸23
の1回転未満の回転にてニードル弁28を制御するもの
であるから、せいぜい数十パルス程度の電気的分解能し
か得られなかった。たとえば回転子が12極に着磁され
た永久磁石だと、コイルへの通電制御を1−2相励磁に
して分解能を大きくしても1回転/48パルスであるた
めストッパーの巾等を勘案するとせいぜい40パルス程
度の分解能しか得られなかった。また、ニードル弁方式
の為、精度が必要となる為、コスト高となる推進部のお
ねじ、めねじを形成しなければならなかった。
【0008】一方、ルームエアコン等ではコンプレッサ
ーのインバータ化が進んでおりコンプレッサーの回転
や、冷暖房負荷の変動に細かく追従してより低入力で冷
暖房をする方向にあるが、そのためには膨張弁の弁開度
を細かく制御すなわち分解能を高くすることが必要とな
り、分解能としては数百パルスたとえば500パルスく
らいに設定して対応している。
【0009】その具体的手段としては前記ロータを用い
た場合10回転させて500パルス近くの電気的な分解
能を得る方法がとられている。その外の電気的な分解を
高める手段としては、「マイクロステップ駆動」のよう
に回転子が極間を移動する間のコイル通電をデューティ
ー制御して分解能を高くする方法があり、カメラの焦点
距離調整等に実用化されているが、常時通電となるため
省エネルギーに反し、ルームエアコンのような制御とし
ては適さない。
【0010】また、従来の構造ではステッピングモータ
の回転軸で直接ニードル弁を回転駆動させる為に推進力
が必要で、その分モータ部の大型化になる問題があっ
た。また、おねじ、推進軸受けのコスト高が問題であっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロータのシャ
フトの下端部に形成した小さな歯車と弁本体に形成した
歯車とによって減速機構を構成させ、また、前記弁本体
の弁座シートと接する面側には回転のみで制御する弁体
を設けて弁本体の1回転未満にて弁口の開度を制御する
ようにしたものである。その効果としては電気的・幾何
学的な分解能を高く保ったまま、モータ部の小型化を実
現させるとともに、ストッパー機構部を簡素化し、小型
で廉価な制御弁の提供を目的とするものである。
【0012】請求項1記載の電動膨張弁は、下方の開口
を拡開して段付き部1aを形成すると共に上面の中心部
に軸受部1bを形成してなる筒状の密閉ケース1と、中
心にシャフトの軸孔2aを設けると共に中心から離れた
下面に弁体の上軸穴2bが設けられ前記ケースの段付き
部1aに固定される円板状のプレート2と、下端部が前
記シャフトの軸孔2aに嵌め込まれると共にその先端部
に小さな歯車3が設けられ、シャフトの上端部が圧縮コ
イルばね4を介してケースの軸受部1bに嵌め込まれる
ロータシャフト5と、前記ロータシャフト5に回転保持
されたロータ6と、前記プレート2に設けられた弁体の
上軸穴2bと対応する位置に下軸穴7aを設けると共に
該下軸穴7aより偏心させて第一通路(8)に連通する弁
口9を設け、さらに適宜な位置に第二通路10に連通す
る連通孔11を設け、前記ケース下端の開口部に固定さ
れる円板状の弁座シート7と、軸12aの回りに前記シ
ャフトの小さな歯車3と噛み合う歯車12cを設けると
共に前記弁座シート7と接する面側には流量を制御する
弁体12dを設け、軸12aの上端部が圧縮コイルばね
13を介して弁体の上軸穴2bに嵌め込まれると共に、
軸12aの下端部が前記弁座シートの下軸穴7aに嵌め
込まれるようにした弁本体12と、前記密閉ケース1の
外周部に固定される固定コイル14とにより構成し、前
記ロータ6の回転を、シャフト5下端部の小さな歯車3
と弁本体12の歯車12cとによって減速し、弁本体1
2の1回転未満にて弁口9の開度を制御するようにした
ことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の電動膨張弁は、前記
弁座シート7の上面に接する弁体12dの形状を、弁口
9を全面覆うのに十分な半径から弁口を面開口するのに
十分な半径まで変化させたカム板形状としたことを特徴
とする請求項1記載のものである。
【0014】また、請求項3記載の電動膨張弁は、前記
の弁本体にカップ状の受け部12aを形成し、その内面
にシャフトの小さな歯車3とかみ合う内歯車12c’を
設けたことを特徴とする請求項1及び請求項2記載のも
のである。
【0015】また、請求項4記載の電動膨張弁は、前記
カップ状の受け部(12a)上面の一部分を上方に延長
させて係止片(12e)を設けると共に、該係止片(1
2e)の回転軌跡上に位置するプレート(2)の下面に
はストッパー(2c)を設けたことを特徴とする請求項
1、2および請求項3記載のものである。
【0016】また、請求項5記載の電動膨張弁は、弁体
12dの形状を円板状に形成し、該弁体12dの下面に
は、弁軸と弁口の距離を半径とし一端部を弁体の外周部
に連通させるようにした円弧状の溝14を設け、その溝
14が弁口9にかかっていない位置から、弁口9より大
きい最大幅、深さの位置まで変化付けさせた流路とした
ことを特徴とする請求項1、3および請求項4記載のも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づき
詳細に説明する。図1は、本発明の電動膨張弁の縦断側
面図を示すものであり、図2は、図1のA−A断面図、
図3は、図1のB−B断面図、図4は、弁体の斜視図で
ある。本発明の電動膨張弁は、密閉ケース1と円板状の
プレート2とロータシャフト5とロータ6と弁座シート
7と弁本体12と固定コイル14とにより構成される。
【0018】前記密閉ケース1は、非磁性体の筒状のケ
ースであり、下方の開口部分が拡開されて段付き部1a
が形成され、また、ケース1上面の中心部には軸受部1
bが形成されている。
【0019】円板状のプレート2は、前記ケースの段付
き部1aに圧入等で固定され、後述のロータのシャフト
5並びに弁本体12の軸受機能を果たすためのものであ
り、このプレート2の中心にはロータシャフトを軸支す
るための軸孔2aが設けられ、また、プレート2の下面
側には、中心から離れた位置に弁本体の上軸穴2bが設
けられている。なお、図中、11は連通孔である。
【0020】ロータシャフト5は、その下端部が前記の
軸孔2aに嵌め込まれると共に、前記のプレート2の下
面より突出する先端部には小さな歯車3が設けられてい
る。また、シャフトの上端部は、圧縮コイルばね4を介
してケースの軸受部1bに嵌め込まれ、この圧縮コイル
ばね4によってロータシャフト5が円板状のプレート2
側に押し付けられるようになっている。
【0021】ロータ6は、中心部にロータシャフト7が
回転保持され、この状態にて前記密閉ケース1に収納さ
れるようになっている。
【0022】円板状の弁座シート7は、前記ケース下端
の開口部に固定されるものであり、該弁座シート7は、
前記プレート2に設けられた弁本体の上軸穴2bと対応
する位置に下軸穴7aが設けられている。さらに弁座シ
ート7の適宜な位置には連通孔11が設けられ、該連通
孔11は第二通路10に連通するようになっている。
【0023】弁本体12は、軸12aの回りに前記の小
さな歯車3と噛み合う歯車12cが形成されている。ま
た、前記弁本体12の弁座シート7と接する面側には弁
口を全面覆うのに十分な半径から、弁口を全面開口する
のに十分な半径まで変化付けさせたカム板形状の弁体1
2dが設けられている。また、前記弁本体の軸12a
は、その上端部が圧縮コイルばね13を介して弁体の上
軸穴2bに嵌め込まれると共に、軸12aの下端部が前
記弁座シートの下軸穴7aに嵌め込まれるようになって
いる。この弁本体12は、例えば樹脂成形により一体的
に成形したものである。なお、前記の歯車12cは、前
記シャフトの小さな歯車3と噛み合わせることによっ
て、前記ロータ6の回転を弁本体12に伝達するに際し
減速できるようになっている。
【0024】固定コイル15は、前記密閉ケース1の外
周部に固定されている。なお、この固定コイル15の励
磁によって、前記ロータ6が回転し、ロータシャフト5
下端部の小さな歯車3と弁本体12の歯車12cが噛み
合って弁本体12が減速して回転し、弁本体12の1回
転未満にて弁口9の開度が制御できるようになってい
る。
【0025】また、本発明の電動膨張弁においては、必
要に応じてストッパー機構を設けることができる。例え
ば、前記の弁本体12側の上面に一部分を上方に延長さ
せて係止片12eを形成する。一方、前記係止片12e
の回転軌跡上に位置するプレート2の下面にはストッパ
ー2cを設ける。そうすると、歯車12cの1回転未満
で弁本体12の回転を停止させることができる。
【0026】図5は、本発明の他の実施例を示す電動膨
張弁の縦断面側面図を示すものであり、第6図は、図5
のC−C断面図であ。図5に示す電動膨張弁では、弁本
体12を除く他の部品構成は図1に示したものと同一で
ある。弁本体12は、軸12aの回りにカップ状の受け
部12bが形成され、該カップ状の受け部12bの内面
には、内歯車12c’が形成されている。このように歯
車を内歯車とすることによりケース内のスペースが有効
に活用でき、密閉ケース1の外形寸法を小さくすること
ができる。
【0027】また、弁体12dは円板状に形成されてお
り、この円板状の弁体12dは、図7の弁座シート部7
と接する面側の弁体形状図に示すように、その下面に、
弁軸12aと弁口9の距離を半径とし一端部を弁体の外
周部に連通させるようにした円弧状の溝14を設け、そ
の溝14の流路が弁口9にかかっていない位置から、弁
口9より大きい最大幅、深さの位置まで変化するように
なっている。また、ストッパー機構としては、前記カッ
プ状の受け部12b上面の一部分を上方の延長させて係
止片12eを形成させている。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動膨張弁で用
いるモータは、ステッピングモータに他の部品と共用で
きる減速機構を取付けることにより電気的な分解能やモ
ーターのトルクを向上させるものであるから、モーター
が小型化できコストの低減を図ることができる。また、
減速機を介して駆動される弁体の形状を樹脂成形等によ
り一体的形成して、弁口の開度を制御する様にしたこと
により、おねじ、軸受めねじ、ニードルがいらなくな
り、コスト低減ができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す電動膨張弁の縦断面
図。
【図2】 図1のA−A断面図。
【図3】 図1のB−B断面図。
【図4】 弁体の斜視図。
【図5】 本発明の実施例を示す電動膨張弁の縦断面
図。
【図6】 第5図のC−C断面図。
【図7】 弁座シート部7と接する面側の弁体形状図。
【図8】 溝14の深さの変化を示す展開断面図。
【図9】 従来の電動膨張弁の縦断面図。
【符号の説明】
1 密閉ケース、 1a 段付き部、
1b 軸受部 2 円板状のプレート、 2a シャフトの軸孔、
2b 弁体の上軸穴、2c ストッパー、
3 小さな歯車、 4 圧縮コイルば
ね、5 ロータシャフト、 6 ロータ、
7 弁座シート、7a 下軸穴、
8 第一通路、 9 弁口、
10 第二通路、 11 連通孔、
12 弁本体、12a 軸、
12b カップ状の受け部、 12c 歯車、12c
内歯車、 12d 弁体、 1
2e 係止片、13 圧縮コイルばね、 14
溝、 15 固定コイル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方の開口を拡開して段付き部(1a)を形
    成すると共に上面の中心部に軸受部(1b)を形成してな
    る筒状の密閉ケース(1)と、 中心にシャフトの軸孔(2a)を設けると共に中心から
    離れた下面に弁体の上軸穴(2b)が設けられ前記ケー
    スの段付き部(1a)に固定される円板状のプレート
    (2)と、 下端部が前記シャフトの軸孔(2a)に嵌め込まれると
    共にその先端部に小さな歯車(3)が設けられ、シャフ
    トの上端部が圧縮コイルばね(4)を介してケースの軸
    受部(1b)に嵌め込まれるロータシャフト(5)と、 前記ロータシャフト(5)に回転保持されたロータ
    (6)と、前記プレート(2)に設けられた弁体の上軸
    穴(2b)と対応する位置に下軸穴(7a)を設けると
    共に該下軸穴(7a)より偏心させて第一通路(8)に連
    通する弁口(9)を設け、さらに適宜な位置に第二通路
    (10)に連通する連通孔(11)を設け、前記ケース下端
    の開口部に固定される円板状の弁座シート(7)と、 軸(12a)の回りに前記シャフトの小さな歯車(3)
    と噛み合う歯車(12c)を設けると共に前記弁座シー
    ト(7)と接する面側には流量を制御する弁体(12
    d)を設け、軸(12a)の上端部が圧縮コイルばね
    (13)を介して弁体の上軸穴(2b)に嵌め込まれる
    と共に、軸(12a)の下端部が前記弁座シートの下軸
    穴(7a)に嵌め込まれるようにした弁本体(12)と、 前記密閉ケース(1)の外周部に固定される固定コイル
    (14)とにより構成し、 前記ロータ(6)の回転を、シャフト(5)下端部の小さ
    な歯車(3)と弁本体(12)の歯車(12c)とによっ
    て減速し、弁本体(12)の1回転未満にて弁口(9)の
    開度を制御するようにしたことを特徴とする電動膨張
    弁。
  2. 【請求項2】前記弁座シート(7)の上面に接する弁体
    (12d)の形状を、弁口(9)を全面覆うのに十分な半
    径から弁口を面開口するのに十分な半径まで変化させた
    カム板形状としたことを特徴とする請求項1記載の電動
    膨張弁。
  3. 【請求項3】前記の弁本体にカップ状の受け部(12
    a)を形成し、その内面にシャフトの小さな歯車(3)
    とかみ合う内歯車(12c’)を設けたことを特徴とす
    る請求項1及び請求項2記載の電動膨張弁。
  4. 【請求項4】前記カップ状の受け部(12a)上面の一
    部分を上方に延長させて係止片(12e)を設けると共
    に、該係止片(12e)の回転軌跡上に位置するプレー
    ト(2)の下面にはストッパー(2c)を設けたことを
    特徴とする請求項1、2および請求項3記載の電動膨張
    弁。
  5. 【請求項5】前記弁体(12d)の形状を円板状に形成
    し、該弁体(12d)の下面には、弁軸と弁口の距離を
    半径とし一端部を弁体の外周部に連通させるようにした
    円弧状の溝(14)を設け、その溝(14)が弁口(9)にか
    かっていない位置から、弁口(9)より大きい最大幅、深
    さの位置まで変化付けさせた流路としたことを特徴とす
    る請求項1、3および請求項4記載の電動膨張弁。
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