JP2000257740A - 電動膨張弁 - Google Patents

電動膨張弁

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JP2000257740A
JP2000257740A JP11058765A JP5876599A JP2000257740A JP 2000257740 A JP2000257740 A JP 2000257740A JP 11058765 A JP11058765 A JP 11058765A JP 5876599 A JP5876599 A JP 5876599A JP 2000257740 A JP2000257740 A JP 2000257740A
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valve
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Takeo Yamada
偉夫 山田
Osamu Takami
治 高見
Kazumasa Toyoda
和政 豊田
Norihiko Yasuda
典彦 安田
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気的・幾何学的な分解能を高く
保ったまま、モータ部の小型化を実現させるとともに、
ストッパー機構部を簡素化し、小型で廉価な制御弁の提
供を目的とするものである。 【構成】 本発明は、電動膨張弁の駆動部に減速機付の
ステッピングモータを用いることにより電気的な分解能
を向上させるとともにモータ部を小型化し、この減速機
の出力軸で駆動される弁体として、リードが大きいねじ
を有する弁体を組合わせることにより1回転弱で必要な
弁ストロークを得て幾何学的分解能を向上させるととも
に、前記ねじのねじ効率を50%以上とすることにより、
ニードルが弁座部に当接した後(閉弁)の逆作動すなわ
ち開弁が回転止めストッパーによらずとも容易に可能と
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルームエアコンや
カーエアコンなどの冷凍サイクル中に用いられる電子制
御膨張弁、あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せ
て使用させる比例制御弁として利用される電動膨張弁に
関し、特にステッピングモータを減速機構付のモータと
することにより電気的な分解能を向上させ、この減速機
の出力軸で駆動される弁体にリードが大きいねじを組合
わせることにより機械的な分解能を向上させ、かつ前記
ねじのねじ効率を50%以上とすることにより、ニードル
が弁座部に当接した後(閉弁)の逆作動すなわち開弁が
回転止めストッパーによらずとも容易に可能とした電動
膨張弁である。
【0002】従来、ステッピングモータと弁を組み合せ
てマイコンにより制御する電動膨張弁として、各種のも
のが考案されている。第2図は実公平3−36770号
公報(以下、便宜的に直動ステッピングモータ方式とい
う。)に開示された従来の電動膨張弁の構造であり、以
下にその構成を説明する。従来の直動ステッピングモー
タ方式の電動膨張弁は、非磁性体からなる円筒状ケース
21の外周部に固定した固定子コイル2への通電によ
り、弁軸3と一体的に形成したモータの回転子24を回
転させ、この回転を弁軸23に形成したねじ効率50%
以上のおねじ25と、これに螺合する推進軸受26のめ
ねじ27とにより弁軸23の直線運動に変換させて、弁
軸23の先端に形成したニードル弁28により弁の開口
度を制御させるようになっている。
【0003】また、弁本体29は、前記ケース21の下
端部に設けられているものであり、該弁本体29は、第
1の通路30、第2の通路31が設けられると共に両通
路間にはオリフィス32と弁座33が設けられ、さらに
弁本体29の中心部にはチャンバー34が設けられてい
る。そして、該チャンバー34には前記の推進軸受26
が圧入固定されるようになっている。
【0004】また、前記回転子24と一体的に形成され
たロータースリーブ35は、その内周面に、一個所だけ
半径方向に突出させて凸部36(板状のストッパー片)
が設けられている。
【0005】蓋37は、前記ケース21の上端部に設け
られているものであり、該蓋37の内面には、中心部よ
り離して止めピン38が前記凸部36の中ほどに達する
位置まで垂下させて固定されている。
【0006】そして、モータの回転子24の1回転未満
の範囲において、前記止めピン38と凸部36の側面を
当接させることにより弁軸23すなわち、ニードル弁2
8の動きを規制するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の電動膨張弁は、弁軸23の1回転未満の回転にてニ
ードル弁28を制御するものであるから、ニードル弁2
8を閉弁させた時でもおねじ25の噛み込みがなく、開
弁操作が容易に行えるという利点がある。しかし、従来
の直動ステッピングモータでは、せいぜい数十パルス程
度の電気的分解能しか得られなかった。たとえば回転子
が12極に着磁された永久磁石だと、コイルへの通電制
御を1−2相励磁にして分解能を大きくしても1回転/
48パルスであるためストッパーの巾等を勘案するとせ
いぜい40パルス程度の分解能しか得られなかった。
【0008】一方、ルームエアコン等ではコンプレッサ
ーのインバータ化が進んでおりコンプレッサーの回転
や、冷暖房負荷の変動に細かく追従してより低入力で冷
暖房をする方向にあるが、そのためには膨張弁の弁開度
を細かく制御すなわち分解能を高くすることが必要とな
り、分解能としては数百パルスたとえば500パルスく
らいに設定して対応している。
【0009】その具体的手段としては前記ロータを用い
た場合10回転させて500パルス近くの電気的な分解
能を得る方法がとられている。その外の電気的な分解を
高める手段としては、「マイクロステップ駆動」のよう
に回転子が極間を移動する間のコイル通電をデューティ
ー制御して分解能を高くする方法があり、カメラの焦点
距離調整等に実用化されているが、常時通電となるため
省エネルギーに反し、ルームエアコンのような制御とし
ては適さない。
【0010】また、従来の構造ではステッピングモータ
の回転軸で直接弁体を回転駆動させるが、推進ねじをリ
ードが大きくかつねじ効率を50%にしているため、た
とえば同径サイズのJIS細めねじ等のようにリードが
小さいねじを用いた場合の弁体の直進力に比べて格段に
低くなり、そのぶんモータ部の大型化になる問題があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動膨張弁の
駆動部に減速機付のステッピングモータを用いることに
より電気的な分解能を向上させるとともにモータ部を小
型化し、この減速機の出力軸で駆動される弁体として、
リードが大きいねじを有する弁体を組合わせることによ
り1回転弱で必要な弁ストロークを得て幾何学的分解能
を向上させるとともに、前記ねじのねじ効率を50%以上
とすることにより、ニードルが弁座部に当接した後(閉
弁)の逆作動すなわち開弁が回転止めストッパーによら
ずとも容易に可能としたものである。なお且つ、ギヤモ
ータを使うことで「マイクロステップ制御」のような常
時通電を不要としたものである。その効果としては電気
的・幾何学的な分解能を高く保ったまま、モータ部の小
型化を実現させるとともに、ストッパー機構部を簡素化
し、小型で廉価な制御弁の提供を目的とするものであ
る。
【0012】すなわち、請求項1記載の電動膨張弁は、
上方と下方を開口させた筒状の密閉ケース1内に、固定
子コイルをモータケースの外周部に配置させるか若しく
はモータケースの内周部にを配置してなる減速機構付の
出力軸2を備えたステッピングモータ3を設け、前記密
閉ケース1の上端部には、蓋体4を設け、前記密閉ケー
ス1の下端部には、第1の通路6、第2の通路7を有す
ると共に両通路間に設けられたオリフィス8と弁座9と
チャンバー10を備えた弁本体11を設け、前記弁本体
11のチャンバー10には、内面にめねじを設けた推進
軸受12を圧入固定し、前記モータの出力軸2と係合し
て回転し且つ推進軸受12のめねじに螺合して弁座9に
接離する弁体13は、先端部に形成したニードル弁14
と、中間部に形成した二条ねじや角ねじなどのリードが
大きく且つねじ効率50%以上のおねじ15と、後端部
に形成した前記モータの出力軸2と係合する係合部16
とにより構成させ、前記モータの出力軸2若しくは弁体
13の可動部側と、前記モータケースなどの固定側との
間に、可動部が1回転以内で停止するストッパー機構1
7を設けたことを特徴とするものである。
【0013】さらにその具体的な構成について説明する
と、減速機の減速比として、たとえば1/10に設定する
と、制御するオリフィス口径が従来の構造のものと同一
の時には、推進負荷は同じなので、本発明のモータで必
要とされる出力トルクは直動型の略1/10出力のモー
タを使用すれば、ギヤ出力軸のトルクは従来モータの出
力と同じになる。一方、ギヤ出力軸の回転は1/10に
減速されるので、「12極ロータ、1−2相励磁のモー
タ」の場合、出力軸が1回転するのに必要なパルス数は
48パルス/回転*10=480パルスとなり、電気的
分解能は十分得られる。
【0014】高リード、ねじ効率50%以上のねじを持
つ弁体を用いることにより、必要な弁ストロークが1回
転で取れることは自明であるが、従来の直動型では、そ
の推進力を得るのに減速機を有していなかったため、直
接、モータの大型化につながっていた。一般にこの種の
電動弁としてはできるだけ直径が小さく、リードの細か
いねじを用いてモータの回転トルクを大きな直進力に変
換するものであるが、そのようなねじと「高リート゛、ねじ
効率50%以上のねじ」の場合について、表1に比較計
算してその一例を示した。同じ推力Fを得るのに、「高
リード、ねじ効率50%以上のねじ」ではJISねじに
対し71.3/41.4=1.7倍近くの出力トルクが
必要となる。すなわち従来の実施例として挙げた例では
モータの大型化は免れないが、減速機を用い、前記した
減速比を調整することにより小型モータでの対応が可能
となる。
【0015】
【表1】
【0016】請求項1記載の発明では、密閉ケース1内
に減速機付のステッピングモータ3をステッピングモー
タ3を収納させたものであるから、回転子とコイルの間
のエアギャップが小さく磁気損失が少ない。さらに、市
販品の安価な減速機付のステッピングモータを使用する
ことがてき、また減速機付のステッピングモータにより
膨張弁としての分解能を高めることができる。さらに、
減速機付のステッピングモータによりモータの出力軸2
の1回転以内で停止するストッパー機構17を備えてい
るため、このストッパー機構を開弁側のみにさようさ
せ、閉弁側ではニードル弁14が弁座9に当接した時の
軸方向反力で出力軸2の回転が停止するようにすれば密
閉型の膨張弁として使用することができる。
【0017】請求項2記載の電動膨張弁は、モータの出
力軸2と弁体12の係合部16は、相対する面を互いに
嵌め合う六角軸と六角穴などの非円形状の断面としたこ
とを特徴とする請求項1記載のものである。
【0018】請求項2記載の発明では、モータの出力軸
2の先端軸形状とと弁体12の穴形状を非円形状に形成
することにより、きわめて簡単な構造で出力軸2の回転
を弁体12に伝達できる。
【0019】請求項3記載の電動膨張弁は、モータのリ
ード線の取出しを、蓋体4に設けたハーメチック端子5
から行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のも
のである。請求項3記載の発明では、ハーメチック端子
5を蓋体4に設けているのでモータのリード線の気密を
容易に行える。
【0020】請求項4記載の電動膨張弁は、ストッパー
機構17は、モータの出力軸2に固着されたストッパー
片17aとモータケースの底部に切り曲げによって形成
された係止片17bとによって構成されることを特徴と
する請求項1記載のものである。
【0021】請求項4記載の発明では、ストッパー機構
17のストッパー片17aを係止させる係止片17b
は、モータケースの底部を切り曲げて形成するものであ
るから、ストッパー機構の構造が簡単で且つ安価なコス
トで生産することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づき
詳細に説明する。図1は、本発明の電動膨張弁の縦断側
面図を示すものである。本発明の電動膨張弁は、減速機
構付のステッピングモータ3と弁本体11と推進軸受1
2と弁体13とストッパー機構15とにより構成され
る。
【0023】減速機構付のステッピングモータ3は、下
端部に出力軸2を備えており、該出力軸2の形状は、六
角軸などの非円形状の断面になっている。また、ステッ
ピングモータは、減速機構を備えているので出力軸2の
1回転で500パルスクラスの分解能を備えている。な
お、図面ではモータケースに固定子コイルを内臓させた
ものとなっているが、モータケースの外に固定子コイル
を配置して、電気部分を分離独立させることで保守性を
上げてもよい。
【0024】密閉ケース1は、上方と下方を開口させた
筒状体になっており、該密閉ケース1内には前記の減速
機構付ステッピングモータ3が外周に突歯を有した円輪
状の固定ばね体18(商品名:SEリングなど)によっ
て押圧固定され、その後、密閉ケース1上方の開口部分
が蓋体4にて密閉される。5は、ハーメチック端子であ
り、この端子からモータのリード線が取り出され、ハー
メチックシールにてリード線の気密が行われる。
【0025】弁本体11は前記密閉ケース1の下端部に
ろう付け等によって固定されるものであり、該弁本体1
1は、図2に示す従来品と同じように、第1の通路6と
第2の通路7を備え、この両通路間にはオリフィス8と
弁座9が設けられ、さらに弁座9の上方にはチャンバー
10が設けられている。そして、前記のチャンバー10
には、内面にねじ効率50%以上のめねじを設けた推進
軸受12が圧入固定されている。
【0026】弁体13は、先端部に形成したニードル弁
14と、中間部に形成した二条ねじや角ねじなどのリー
ドが大きく且つねじ効率50%以上のおねじ15と、後
端部に形成した前記モータの出力軸2と係合する係合部
16とにより構成されており、該弁体13は、前記モー
タの出力軸2と係合して回転しながら弁座9に接離す
る。なお、前記係合部16の形状は、前記出力軸2に対
応する六角穴などの非円形状の断面になっている。
【0027】ストッパー機構17は、前記モータの出力
軸2若しくは弁体13の可動部側と、前記モータケース
などの固定側との間に、可動部が1回転以内で停止する
ように設けられている。図1に示す例では、ストッパー
機構17は、モータの出力軸2に固着されたストッパー
片17aとモータケースの底部に切り曲げによって形成
された係止片17bとによって構成されている。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の電動膨張弁で用
いるモータは、ギヤモータで電気的分解能を高くし、高
リート゛ねじで弁ストロークを確保し(幾何学的分解能)、
それによるトルク不足を減速機でカハ゛ーし、ねじ効率50
%以上(自緩ねじ)でストッパを簡易化にすることで電
動膨張弁としての総合的特性を確立するものである。ま
た、市販品で安価なコストで入手できる減速機付のステ
ッピングモータ3であるから、膨張弁としての分解能を
高めることができる。さらに、減速機付のステッピング
モータによりモータの出力軸2の1回転以内で停止する
ストッパー機構17を備えているため、このストッパー
機構を開弁側のみに作用させ、閉弁側ではニードル弁1
4が弁座9に当接した時の軸方向反力で出力軸2の回転
が停止するようにすれば密閉型の膨張弁として使用する
ことができる。
【0029】また、モータの出力軸2のと弁体12の形
状を非円形状に形成することにより、きわめて簡単な構
造で出力軸2の回転を弁体12に伝達できる。
【0030】また、蓋体5に設けたハーメチック端子5
によりモータのリード線の気密を容易に行える。
【0031】さらに、ストッパー機構17の係止片17
bを、モータケースの底部を切り曲げて形成するように
すれば、ストッパー機構の構造が簡単で且つ安価なコス
トで生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動膨張弁の縦断面図。
【図2】 従来の電動膨張弁の縦断面図。
【符号の説明】
1 密閉ケース 2 出力軸 3 減速機構付のステッピングモータ 4 蓋体 5 ハーメチック端子 6 第1の
通路 7 第2の通路 8 オリフ
ィス 9 弁座 10 チャン
バー 11 弁本体 12 推進
軸受 13 弁体 14 ニー
ドル弁 15 おねじ 16 係合
部 17 ストッパー機構 17a ス
トッパー片 17b 係止片 18 固定
ばね体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 典彦 岐阜県大垣市久徳町100番地 太平洋工業 株式会社内 Fターム(参考) 3H052 AA01 BA25 BA26 BA35 CD01 CD09 EA11 3H062 AA02 BB30 BB31 BB33 CC02 CC29 DD01 EE08 FF41 HH04 HH08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方と下方を開口させた筒状の密閉ケース
    (1)内に、固定子コイルをモータケースの外周部に配置
    させるか若しくはモータケースの内周部に配置してなる
    減速機構付の出力軸(2)を備えたステッピングモータ
    (3)を設け、 前記密閉ケース(1)の上端部には、蓋体(4)を設け、 前記密閉ケース(1)の下端部には、第1の通路(6)、
    第2の通路(7)を有すると共に両通路間に設けられた
    オリフィス(8)と弁座(9)とチャンバー(10)を備え
    た弁本体(11)を設け、 前記弁本体(11)のチャンバー(10)には、内面にめね
    じを設けた推進軸受(12)を圧入固定し、 前記モータの出力軸(2)と係合して回転し且つ推進軸受
    (12)のめねじに螺合して弁座(9)に接離する弁体(1
    3)は、先端部に形成したニードル弁(14)と、中間部
    に形成した二条ねじや角ねじなどのリードが大きく且つ
    ねじ効率50%以上のおねじ(15)と、後端部に形成し
    た前記モータの出力軸(2)と係合する係合部(16)とに
    より構成させ、前記モータの出力軸(2)若しくは弁体
    (13)の可動部側と、前記モータケースなどの固定側と
    の間に、可動部が1回転以内で停止するストッパー機構
    (17)を設けたことを特徴とする電動膨張弁。
  2. 【請求項2】モータの出力軸(2)と弁体(12)の係合
    部(16)は、相対する面を互いに嵌め合う六角軸と六角
    穴などの非円形状の断面としたことを特徴とする請求項
    1記載の電動膨張弁。
  3. 【請求項3】モータのリード線の取出しを、蓋体(4)
    に設けたハーメチック端子(5)から行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電動膨張弁。
  4. 【請求項4】ストッパー機構(17)は、モータの出力軸
    (2)に固着されたストッパー片(17a)とモータケース
    の底部に切り曲げによって形成された係止片(17b)と
    によって構成されることを特徴とする請求項1記載の電
    動膨張弁。
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