JP2005283058A - 再熱除湿型空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
多室型空気調和機、さらには再熱除湿運転を行う室内機と冷房運転を行う室内機とが混在した場合においても冷房運転および再熱除湿運転の性能を確保する。
【解決手段】
圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、を有する室外機と、室内機とを冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、室内機は、第1の室内熱交換器8、逆止弁25、室内減圧装置22、第2の室内熱交換器9が順次配管接続され、第1の室内熱交換器8と逆止弁25をバイパスする回路と、該回路を開閉させる開閉弁23とを備え、開閉弁23を開放して、第2の室内熱交換器9を蒸発器として作用させて冷房運転を行い、開閉弁23を閉鎖して第1の室内熱交換器8を凝縮器、第2の室内熱交換器9を蒸発器として作用させて再熱除湿運転を行う。
【選択図】 図1

Description

再熱除湿機能を有する空気調和機に関する。
2つの室内熱交換器のうち、一方を凝縮器、他方を蒸発器として用いる再熱除湿運転時に凝縮器での再熱量を多くするため、余剰冷媒を溜める液溜め手段を高圧側に設け、一方の室内熱交換器が液冷媒で満液になるのを防ぎ、冷房、暖房、再熱除湿運転のそれぞれ適正量の冷媒を循環させることが知られ、例えば特許文献1に記載されている。
特開2003−262429号公報
上記従来技術は、室外機1台に対し、室内機が1台のみ接続された空気調和機を想定しているため、室内機が複数台接続された多室型空気調和機のことが考慮されてなく、多室型空気調和機において、冷房、除湿運転を個別に行い、冷房運転、再熱除湿運転の性能を最大限に発生させるには充分でない。
また、特許文献1に記載のものをそのまま多室型空気調和機に適用するには、電磁弁、減圧装置、冷媒分配器などの部品点数が増加し、設置スペースの増大、低価格化などの点でも好ましくなかった。
本発明の目的は、多室型空気調和機においても、さらには再熱除湿運転を行う室内機と冷房運転を行う室内機とが混在した場合においても、冷房運転および再熱除湿運転の性能を落とすこと無く、安定した運転状態を実現することにある。
また、他の目的は再熱除湿運転時における再熱量を充分確保し、吹き出し温度低下を防ぐと共に、室内機の部品点数を抑え、省スペースで、低コストの再熱除湿可能な空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、を有する室外機と、室内機とを冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、
前記室内機は、第1の室内熱交換器、逆止弁、室内減圧装置、第2の室内熱交換器が順次配管接続され、前記第1の室内熱交換器と逆止弁をバイパスする回路と、該回路を開閉させる開閉弁とを備え、前記開閉弁を開放して、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて冷房運転を行い、前記開閉弁を閉鎖して、前記第1の室内熱交換器を凝縮器、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて再熱除湿運転を行うものである。
また、上記のものにおいて、前記逆止弁に替えて流路抵抗体としたことが望ましい。
さらに、上記のものにおいて、前記逆止弁に替えて電磁弁としたことが望ましい。
さらに、本発明は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、を有する室外機と、室内機とを冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、前記室内機は、室内減圧装置、第1の室内熱交換器、除湿用減圧装置、第2の室内熱交換器が順次配管接続され、前記第1の室内熱交換器と前記除湿用減圧装置をバイパスする回路と、該回路を開閉させる第1の開閉弁と、前記除湿用減圧装置と前記第2の室内熱交換器をバイパスする回路と、該回路を開閉させる第2の開閉弁と、を備え、前記第1及び第2の開閉弁を開放して前記第1の室内熱交換器および前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて冷房運転を行い、前記第及び第2の開閉弁を閉鎖して、前記第1の室内熱交換器を凝縮器、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて再熱除湿運転を行うものである。
また、上記のものにおいて、前記冷媒配管を液配管、低圧ガス配管、高圧ガス配管の3本とし、該3本の接続配管と、前記室内機との間に接続配管切替え回路を設け、前記高圧ガス配管から前記液配管へ高圧ガスを混入して再熱除湿運転を行うものである。
本発明によれば、室内機が複数台接続された多室型空気調和機においても冷房運転、再熱除湿運転の性能を向上することができる。また、部品点数を少なくして、室内ユニットの小型化、省電力化を図った再熱除湿運転をすることができる。
最近の空気調和機は施工性の改善のために、室内機の小型化が強く求められており、限られた設置スペース内で熱交換器をできる限り大型化させる必要がある。そのため熱交換器以外の部品の設置スペースは限られている。このため、電磁弁、膨張弁等の部品点数はなるべく少ないほうが望ましい。
以下、図を参照して再熱除湿型空気調和機の実施例について説明する。
図1は空気調和機の構成を示す冷凍サイクル構成図であり、13は室外機、7は室内機、14、15は冷媒配管である。室外機13および室内機7は液側接続配管14、ガス側接続配管15によって接続され、冷媒を循環させて冷凍サイクルを構成している。室外機13において、1は圧縮機、2は四方弁、3は室外熱交換器、4は室外減圧装置、16はレシーバ、17は過冷却器であり、順次冷媒配管で接続され、例えばHFC冷媒であるフロンR410Aが封入されて、室外機のメイン冷媒回路を構成している。
四方弁2に通電されないときは、圧縮機1の吐出配管と室外熱交換器3、圧縮機1の吸入配管とガス側接続配管15とが接続されて冷媒が流通し、冷房運転もしくは再熱除湿運転が行われる。また四方弁2に通電されたときは、圧縮機1の吐出配管とガス側接続配管15、圧縮機1の吸入配管と室外熱交換器3とが接続されて冷媒が流通し、暖房運転を行う。
12は室外送風機であり、室外熱交換器3へ室外空気を送風することにより室外熱交換器3での熱交換量を調整している。室外減圧装置4は例えば電子膨張弁として減圧量および冷媒循環量の調整を行っている。
レシーバ16は余剰冷媒を貯溜することにより、回路内の冷媒量を調整し、過冷却器17と液接続配管14の途中から、過冷却器17を通過し、圧縮機1の吸入配管につながる過冷却バイパス回路19が構成される。そして、過冷却器17の入口側には過冷却器用減圧装置18にて過冷却バイパス回路19の冷媒流量が制御される。また、圧縮機1の吐出配管から過冷却バイパス回路19と液側接続配管14の間へと接続される吐出ガスバイパス回路21が設けられ、吐出ガスバイパス回路減圧装置20により、バイパスガスの冷媒循環量が調整される。
室内機7において、8は第1の室内熱交換器、25は逆止弁、22は室内減圧装置、9は第2の室内熱交換器であり、再熱除湿運転時には順次これらを接続した冷媒配管を通して冷媒を流し、再熱除湿運転を行う。室内減圧装置22は例えば、電子膨張弁とし流量および減圧量を調整する。この際、11の室内送風機により送られた室内空気は第2の室内熱交換器9、第1の室内熱交換器8の順に送られて、第2の熱交換器9により空気は冷却・除湿された室内空気は、第1の室内熱交換器8で再熱されて、湿度を下げながら温度の低下が少ない再熱除湿運転を行う。これにより冷房運転時の過度な冷風感による体の冷え過ぎを防ぐと共に、じめじめ感を抑えたさわやかな空気調和を実現することができる。
また、第1の室内熱交換器8と逆止弁25を迂回するバイパス回路が構成され、23の電磁弁により回路の流通が開閉制御される。電磁弁23を閉止して再熱除湿運転を行い、開放して第1の室内熱交換器8への冷媒流通を無くし、第2の室内熱交換器9のみに冷媒を流通する。そして電磁弁23を開いた状態で、冷房運転、又は暖房運転を行う。23の電磁弁は開放時に圧損の小さいものを用い、電磁弁を通過する圧損により、第1の室内熱交換器8に冷媒が流れ込んでしまい、冷房運転時には再熱され、暖房運転時には再冷却されて、ともに能力低下を招くので、電磁弁23は開放時に圧損の小さいものを用いる。
冷房運転時には電磁弁23を通過する冷媒はかわき度の小さい気液二相冷媒か、液冷媒であるため、電磁弁23の圧損は比較的小さく、第1の室内熱交換器8に冷媒が流れ込む冷媒循環量はわずかであるが、暖房運転時には室内減圧装置22により減圧されたかわき度の比較的大きな二相冷媒が流れ込む場合があり、その場合の電磁弁23による圧損は冷房運転時に比べて大きくなる。そこで、暖房運転時の能力低下を防止するために、逆止弁25を設置して暖房運転時に第1の室内熱交換器8に流れ込む冷媒を閉止する。
次に図2を参照して室内機内の空気の流れについて説明を行う。図2は天井埋め込みカセット型室内機の室内機横断面図を示し、その他、天井吊り型や天井埋め込みダクトタイプ等の室内機であっても同様である。
室内機は上部および横の面を室内機本体外郭31で覆われており、下部は化粧パネル35で覆われている。内部には室内送風機11およびそれを回転させる室内送風機用電動機30が内蔵されている。室内送風機11の送風作用により、室内空気は矢印のように吸い込み口32から吸い込まれ、室内送風機11の円周方向に吹き出される。室内送風機11の周りには第2の室内熱交換器9、第1の室内熱交換器8の順に熱交換器が配置されている。再熱除湿運転時には第2の室内熱交換器9により空気が冷却・除湿され、次に第1の室内熱交換器8により再熱され、湿度は下がるが、温度はそれほど低下しない、つまり、かわいた空気となり、吹き出し口36から吹き出される。
冷房運転時、および暖房運転時には第2の室内熱交換器9のみに冷媒が流通されるので、冷房運転時には室内空気の冷却・除湿作用、暖房運転時には室内空気の加熱をおこない、吹き出し口36から吹き出す。
次に図1、図2に示した空気調和機の動作を説明する。
冷房運転時、圧縮機1で低温低圧のガス冷媒は圧縮されて高温高圧のガス冷媒となり、四方弁2の通電がオフの状態である。冷媒は室外熱交換器3に導かれ室外送風機12の送風作用により、室外空気により冷却され凝縮し液冷媒となる。さらに、室外減圧装置4は開放され、液冷媒は通過しレシーバ16内に入る。つまり、レシーバ16内には余剰冷媒が貯溜され、冷媒回路内の冷媒量が調整される。
レシーバ16を出た飽和液冷媒は過冷却器17にて過冷却液となり、液側接続配管14を通じて室内機7へと送られる。一方、過冷却器17の出口にて過冷却液は分岐され、過冷却器用減圧装置18にて減圧され、低温低圧の気液二相冷媒となってメイン冷媒回路の冷媒を過冷却する。そして、過冷却器17の出口で分岐されたバイパス冷媒は過冷却器17にて蒸発して過冷却バイパス回路19を通じて圧縮機1に吸入される。過冷却器17に用いられる熱交換器の形態としては、例えば、プレート熱交換器や二重管熱交換器が望ましく、プレート熱交換器を用いた場合には省スペース性および熱交換量の面において優位となる。過冷却器17の過冷却作用により、室内機への冷媒循環量が低減され、低圧部分の圧力損失を減らすことができ、冷房能力は増加される。
室内機7では電磁弁23が開放され、室内機7へ送られた冷媒は直接、室内減圧装置22へと流れるが、電磁弁23を通過する際の圧損により、わずかに第1の室内熱交換器8へ冷媒が流れる。このわずかな第1の室内熱交換器8への冷媒流れにより、第1の室内熱交換器8において放熱されるが、この際の冷媒のエンタルピ低下により、第2の室内熱交換器9に入る冷媒のエンタルピが低下するため、第2の室内熱交換器9での能力が増加し、トータルの冷房能力はほとんど低下しない。
第1の室内熱交換器8を通過した少流量の冷媒は逆止弁25を通過して、電磁弁23を通過した冷媒と合流し、室内減圧装置22にて減圧される。ここで、低温低圧の気液二相冷媒となり第2の室内熱交換器9に流入し、室内送風機9による室内空気の送風作用により、室内空気を冷却・除湿して冷房作用を行う。冷媒は蒸発して高かわき度の低圧二相状態もしくは、ガス状態となり、ガス側接続配管15を通じて室外機へと送られる。その後、四方弁2を経て圧縮機1に吸入され、冷媒回路サイクル、冷凍サイクルを形成する。
第1の室内熱交換器8へのバイパス冷媒の流通による影響を、図3に示した冷房運転時のモリエル線図にて説明を行う。
dで示される点は室内機入口の過冷却液冷媒であり、d’の点は第1の室内熱交換器8の出口冷媒状態を示す。第1の室内熱交換器8へとわずかに流れ込んだ冷媒により、第2の室内熱交換器9を通過し、冷却された空気が再熱され、冷房能力の低下が生じる。この際、冷媒の状態はdからd’へとエンタルピが低下している。そのため、室内減圧装置22の手前で合流した冷媒はeからe’点で示されるようにわずかにエンタルピが低下し、第2の室内熱交換器9に流れ込む冷媒のエンタルピがf’点となる。したがって、dからd’へと放熱を行った冷媒は、第2の室内熱交換器9の入口冷媒状態をfからf’へとエンタルピを減少させるため、第2の室内熱交換器9での能力増加に寄与する。そのため、トータルとしての冷房能力の低下は極僅かである。
次に暖房運転時の動作を説明する。
暖房運転時には四方弁2が通電ONとなり、圧縮機1にて圧縮された高温高圧のガス冷媒は四方弁2を通過して、ガス側接続配管15を介して室内機7へ導かれる。室内機では第2の室内熱交換器9にて室内空気と熱交換し、室内空気を加熱して暖房作用を行う。冷媒は凝縮して液冷媒となり、室内減圧装置22で若干減圧され、中間圧力の気液二相冷媒もしくは液冷媒となる。電磁弁23は開放され、冷媒は電磁弁23を通過する。そして、逆止弁25が無いときには、電磁弁23の圧損に応じて第1の室内熱交換器8に冷媒が流れ込むため、第2の室内熱交換器9により暖められた空気を再冷却し、暖房能力の損失が発生する。しかし、逆止弁25を設置することにより、第1の室内熱交換器8への冷媒の流れを防いで暖房能力の損失を防止できる。
電磁弁23を通過した気液二相冷媒は液側接続配管14を通じて、室外機13へと送られ、過冷却器17を通過する。過冷却バイパス用減圧装置18は閉止され、過冷却作用は行われことなくレシーバ16に送られる。レシーバ16では余剰冷媒が貯溜され、冷媒回路内の冷媒量が調整される。レシーバ16を出た液冷媒は室外減圧装置4で減圧され、低圧二相冷媒となり、室外熱交換器12にて室外空気と熱交換し、低圧ガス冷媒となり、四方弁2を通過して圧縮機1へ再び吸入される。
逆止弁25による第1の室内熱交換器8への冷媒流れの閉止効果について、図4の暖房運転時のモリエル線図により説明を行う。
eで示された点は室内減圧装置22の出口冷媒であり、この後、冷媒は電磁弁23を通過するが、この際発生する圧力損失は、第1の室内熱交換器8への冷媒の駆動圧力として作用する。逆止弁25が無い場合には、第1の室内熱交換器8にバイパス冷媒流が発生し、第2の室内熱交換器9で加熱された室内空気は第1の室内熱交換器8で冷却される。バイパス冷媒のエンタルピは点線に示されるようにeからe’まで増加する。したがって、バイパス冷媒流による冷却作用により、合計の暖房能力は低下する。これに対して、逆止弁25を配置した場合、実線で示されるように第1の室内熱交換器8での冷却が防止でき、暖房能力低下を防止できる。
また、図6に示したように、図1の逆止弁25の代わりにキャピラリやオリフィス等の流路抵抗体50を設置しても良い。この場合には、安価な構成で暖房能力の低下防止を図ることができる。さらに、図7に示したように、図1の逆止弁25の代わりに電磁弁51を設置しても良い。この場合には、暖房のみならず冷房運転時においても完全に冷媒の流通を閉止でき、能力低下を図ることができる。
次に再熱除湿運転時の動作を説明する。
再熱除湿運転時は冷房運転時と同様に四方弁2は通電がOFFにされ、圧縮機1の吐出ガス冷媒は室外熱交換器3にて室外空気で冷却、凝縮して高圧液冷媒となる。再熱除湿運転時には、室外送風機12の回転数を冷房運転時よりも低速回転とし、室外熱交換器3での熱交換量を抑えて凝縮圧力を高めに設定する。これにより、再熱器入口の冷媒温度を高めて再熱量の確保を行うことができる。
室外熱交換器3を出た液冷媒は、全開状態の室外減圧装置4をそのまま通過して、レシーバ16に貯溜される。レシーバ16は冷媒回路内の余剰冷媒を貯溜することで、冷媒量調整を行う。レシーバ16を出た飽和液冷媒は過冷却器17を通過するが、過冷却器用減圧装置18は全閉状態とされ、過冷却作用は行われない。その後、圧縮機1の吐出配管から接続された吐出ガスバイパス回路21を通して、過熱ガス冷媒が吐出ガスバイパス用減圧装置によって流量制御され、液側接続配管14の手前に混入される。そのため、液側接続配管14を通して室内機7に高圧気液二相冷媒が送られる。
室内機7では電磁弁23が閉止され、第1の室内熱交換器8に高圧気液二相冷媒が送られ、第1の室内熱交換器8にて冷却・除湿された室内空気を加熱し、冷媒は凝縮して過冷却液冷媒となる。この液冷媒は逆止弁25を通過し、室内減圧装置22により減圧されて、低温低圧の気液二相冷媒となり、第2の室内熱交換器9に流入して、室内空気と熱交換がなされて室内空気を冷却・除湿する。冷媒は蒸発し、ガス冷媒もしくはかわき度の大きい気液二相冷媒となり、ガス側接続配管15を介して、室外機13に送られ、四方弁2から圧縮機1へと戻り、一連の冷凍サイクルを形成する。
吐出ガスバイパス回路19を通した、ガス冷媒の液側接続配管14への混入の効果について、図5の再熱除湿運転時のモリエル線図により説明を行う。
実線は吐出ガスバイパスが無い場合の再熱除湿運転時の冷凍サイクルを示している。圧縮機1でa点の低圧低温ガス冷媒が圧縮され、b点の高圧高温ガス冷媒となる。その後、室外熱交換器3において凝縮されたc点の液冷媒は室内機7に送られd点となる。第1の室内熱交換器8にて冷却され過冷却液e点となり、室内減圧装置22で減圧され、fの低圧低温冷媒は第2の室内熱交換器9にて加熱され、a点の低圧ガス冷媒となって圧縮機1に吸入される。
これに対して、吐出ガスバイパスを行った場合の冷凍サイクルは点線で示されるように、室外熱交換器3で凝縮されたc点の液冷媒にb点の圧縮機1の吐出ガスが混入されるため、c’点のようにかわき度が0.1から0.5程度の高圧気液二相状態となって室内機7へと送られd’点となる。この際のかわき度の調整はガスバイパス用減圧装置20の開度により制御が行われ、所要の再熱量を得るためのかわき度に設定される。これにより液冷媒を送る場合に比べてエンタルピの大きい冷媒が室内機へと送られるため、第1の室内熱交換器8でのエンタルピ差がd’からe’となり、ガスバイパスを行わない時の第1の室内熱交換器8でのエンタルピ差がdからeであるのに比べて、大きくなり再熱量が増加する。
上記のように室内機に高圧二相冷媒を供給した場合においても、再熱器として作用する第1の室内熱交換器8の入口側には減圧装置が配置されていないため、高圧のままで再熱器へと供給することが可能となり、再熱器入口の冷媒温度の低下を防止して、再熱量を大きくすることができる。
次に複数の室内機が設置されている空気調和機で、再熱除湿運転と冷房運転を混在運転した時の動作を説明する。
再熱除湿と冷房を混在した運転状態においては、過冷却バイパス用減圧装置18、吐出ガスバイパス用減圧装置20を全閉として運転を行う。室外機のその他の運転状態としては再熱除湿運転のみを行った場合と同様である。
室外機13から室内機7へ液側接続配管14を通して飽和液冷媒が送られ、図1中の室内機7aの運転状態が再熱除湿モード、室内機7bの運転状態が冷房モードのときには、室内機7a内に設置された電磁弁23aは閉止状態、室内機7b内の電磁弁23bは開放状態に制御される。これにより、室内機7aでは、第1の室内熱交換器8aにおいて再熱され、第2の室内熱交換器9aにおいて冷却・除湿されることとなり、再熱除湿運転が行われる。図5の再熱除湿運転のモリエル線図で実線にて示される状態がこの時の運転状態を示している。
室内機7bにおいては電磁弁23bが開放され、室内減圧装置22b、第2の室内熱交換器9bに大部分の冷媒が流れて、冷却・除湿作用を行い、第1の室内熱交換器8bにはほとんど冷媒が流れず、通常の冷房運転を行う。これにより、各室内機の運転モードを再熱除湿および冷房のいずれに設定した場合においても、それぞれ任意の運転を行うことができる。
以上説明した空気調和機は、電磁弁等の部品の追加を最小限に抑えたシンプルな室内機となり、冷房、暖房、再熱除湿の運転モードを切替え運転が可能となる。また、室内機内へ室内減圧装置22を備えることにより、冷房運転、暖房運転、および再熱除湿運転時における、室内機ごとの容量制御を行うことができる。そして、複数台接続された室内機の運転モードを冷房または再熱除湿のどちらでも任意に選択運転が可能となり、必要な冷房能力、再熱除湿能力を発生させることが可能となる。
さらに、冷房運転と再熱除湿運転を混在した場合には、冷房能力が低下するが、室内減圧装置22により再熱除湿運転を行っている室内機よりも冷房運転を行っている室内機の方へ供給する冷媒循環量を多く制御することで、冷房運転と再熱除湿運転とを混在して運転した場合においても、冷房運転する室内機の冷房能力を低下することを防止することができる。
さらに、再熱除湿運転を行う室内機の再熱量を多くするときにおいては、室内機に送る冷媒に圧縮機吐出ガスをバイパスさせて気液二相冷媒とする必要があり、この際にはさらに冷房運転を行う室内機の冷房能力が低下しやすくなる。しかし、室内減圧装置22の開度調整により、冷房運転を行っている室内機への冷媒量を多くすることで所要の冷房能力を発生することが可能となる。
さらに、再熱除湿運転時において、室外機より供給される気液二相冷媒または液冷媒は、室内膨張弁を通過せずに第1の室内熱交換器に直接導かれるため、室内減圧装置による圧力損失を防止でき、再熱器での冷媒圧力を高くすることが可能となる。そのため再熱能力を高くすることが可能となる。
さらに、再熱器で熱交換する際の空気と冷媒の温度変化としては、再熱器出口空気温度が24℃程度に対して冷媒入口温度が40℃程度となり、2者の温度差が大きいことから再熱熱交換器の面積は比較的小さくてもよい。つまり、冷房運転時に蒸発器、暖房運転時に凝縮器として作用する第2の室内熱交換器は能力の向上のため熱交換器面積は大きいほど良く、図2に示されるように第1の室内熱交換器8は1列とし、第2の室内熱交換器9は2列とすることが望ましい。
図8は空気調和機の構成を示す冷凍サイクル構成図であり、図において、13は室外機、7は室内機、14、15は冷媒配管で、室外機13および室内機7は液側接続配管14、ガス側接続配管15によって接続され、冷媒を循環させて冷凍サイクルを構成している。室外機13の構成および動作については実施例1に示した空気調和機の室外機と同一である。
室内機7において、22は室内減圧装置、8は第1の室内熱交換器、10は除湿用減圧装置、9は第2の室内熱交換器であり、再熱除湿運転時には順次これらを接続した冷媒配管を通して冷媒を流し、再熱除湿運転を行う。室内減圧装置22および除湿用減圧装置10は例えば、電子膨張弁とし、冷媒の流量および減圧量を調整する。
室内送風機11により送られた室内空気は第2の室内熱交換器9、第2の室内熱交換器8の順に送られるため、再熱除湿運転時においては、蒸発器として作用する第2の室内熱交換器9により冷却・除湿され、凝縮器として作用する第1の室内熱交換器8により再熱されて、湿度を下げながら温度の低下を小さくした再熱除湿運転を行う。
第1の室内熱交換器8と除湿用減圧装置10を迂回するバイパス回路と、除湿用減圧装置10と第2の室内熱交換器9とを迂回するバイパス回路とが構成され、それぞれ第1の電磁弁23、第2の電磁弁24により回路の流通が開閉制御される。これらの回路を閉止した場合には、第1の室内熱交換器8、除湿用減圧装置10、第2の室内熱交換器9の順に冷媒が流通して再熱除湿運転を行うが、回路を開放した場合には、第1の室内熱交換器8と第2の室内熱交換器9が並列に接続され、冷媒が流通され、冷房運転もしくは暖房運転を行う。
第2の電磁弁24は冷房運転時の蒸発器の出口側に配置されているため、開放時の流通圧損の少ないものが望ましい。つまり、圧損により蒸発器の冷媒循環量と熱交換量が低下して、冷房能力が低下するためである。
以上により、冷房運転時には蒸発器として作用する複数の室内熱交換器を並列に接続されるので、蒸発器の圧力損失が低減されて冷房能力を大きく確保できる。また、室内機7には室内減圧装置22が備えられているため、複数台の室内機7a、7bが設置されていても、冷房運転および暖房運転時において、室内機毎に木目細かく、容量制御を行うことができる。さらに、第1の室内熱交換器8を冷房運転時には蒸発器、暖房運転時には凝縮器として使用することができるため、図1で説明したものに対してそれぞれ冷房能力、暖房能力を増加させることが可能となる。
図9は、冷暖同時運転システムに再熱除湿可能な室内機を適用した際の空気調和機の冷凍サイクル構成例を示したものであり、室外機13と室内機7とを接続する接続配管が液側接続配管14、高圧ガス側接続配管27、低圧ガス側接続配管28の3本設置されている。そして、3本の接続配管と室内機7との間に接続配管切替え装置40が設置されている。また、このシステムに再熱除湿型の室内機7を設置することにより、多室型空気調和機の各々の室内機において、冷房、暖房、再熱除湿の運転を任意に組み合わせた運転が可能となる。
室外機13は、圧縮機1、四方弁2a、2b、逆止弁26、室外熱交換器3a、3b、室外減圧装置4a、4b、レシーバ16、過冷却器17およびこれらを接続する接続配管からなるメイン冷媒回路として構成されている。また、過冷却器17と室内機7とをつなぐ液側接続配管14との間には過冷却バイパス回路19が接続され、過冷却バイパス用減圧装置18、過冷却器17の順でつながれ、圧縮機1の吸入側に接続されている。さらに、四方弁2aには高圧ガス側接続配管27が接続され、圧縮機吸入側には低圧ガス側接続配管28が接続されている。室内機7は、実施例1と同様である。
14、27、28の接続配管と室内機7との間には接続配管切替え回路40が設置され、低圧ガス管電磁弁41、高圧ガス管電磁弁42、液管電磁弁43が設置されている。低圧ガス管電磁弁41、高圧ガス管電磁弁42は、それぞれ低圧ガス側接続配管28と室内機7のガス配管、および高圧ガス側接続配管27と室内機7のガス配管への切替え回路に設けられ、液管電磁弁43は高圧ガス側接続配管27から室内機7液配管へのバイパス回路に設けられている。
全室内機が冷房運転を行う場合、四方弁2aは圧縮機1の吐出側と室外熱交換器3a、および圧縮機1の吸入側と高圧ガス側接続配管27とを接続するように切り替えられる。四方弁2bは圧縮機1吐出側と室外熱交換器3b、および圧縮機1の吸入側と逆止弁26とを接続するように切り替えられ、2つの室外熱交換器3a、3bが共に凝縮器として作用する。また、高圧ガス側接続配管27、低圧ガス側接続配管28が圧縮機の吸入側に接続されて、共に低圧ガス接続配管として使用される。
接続配管切替え装置40では低圧ガス管電磁弁41、高圧ガス管電磁弁42が開放され、液管電磁弁43が閉止される。これにより、27、28の2本のガス側接続配管に室内機のガス側配管が接続された状態で、実施例1と同様の冷房運転が行われる。この際、室内機7内の電磁弁23は開放状態とし、第2の室内熱交換器9のみに冷媒を流通させ、冷房作用を行う。
全室内機が暖房運転を行う場合、四方弁2aは圧縮機1の吐出側と高圧ガス側接続配管27および、圧縮機1の吸入側と室外熱交換器3aとを接続するように切り替えられる。四方弁2bは圧縮機1の吐出側と逆止弁26および、圧縮機1の吸入側と室外熱交換器3bとを接続するように切り替えられる。これにより、室外熱交換器3a、3bともに蒸発器として作用する。
また、高圧ガス側接続配管27は高圧ガスの流通に使用され、低圧ガス側接続配管28は低圧に引かれた状態として使用され、接続配管切替え装置40では低圧ガス管電磁弁41が閉止され、高圧ガス管電磁弁42が開放され、液管電磁弁43が閉止される。これにより、高圧ガス側接続配管27および液側接続配管14が室内機に接続され、実施例1と同様の暖房運転が行われる。この際、室内機7内の電磁弁23は開放状態とし、第2の室内熱交換器9のみに冷媒を流通させ、暖房作用を行う。
次に冷房と暖房を混在運転する場合、四方弁2aは圧縮機1の吐出側と高圧ガス側接続配管27および、圧縮機1の吸入側と室外熱交換器3aとを接続するように切り替えられ、四方弁2bは圧縮機1の吐出側と室外熱交換器3bおよび、圧縮機1の吸入側と逆止弁26とを接続するように切り替えられる。
冷房運転容量が暖房運転容量に比べ大きいときには、室外減圧装置4aを全閉状態として、室外熱交換器3aを休止状態とし、室外減圧装置4bを全開状態として、室外熱交換器3bを凝縮器として使用する。暖房運転容量が冷房運転容量よりも大きいときには、室外減圧装置4aを全開状態として、室外熱交換器3aを蒸発器として使用し、室外減圧装置4bを全閉状態として、室外熱交換器3bを休止状態とする。
冷房運転を行っている室内機7に接続された、接続配管切替え装置40では、低圧ガス管電磁弁41を開放し、高圧ガス管電磁弁42、液管電磁弁43は閉止する。また、室内機7内の電磁弁22は開放状態として、運転を行うことにより、液側接続配管14から供給されるエンタルピの低い液冷媒により、第2の室内熱交換器9において、冷房作用を行うことができる。
暖房運転を行っている室内機7に接続された、接続配管切替え装置40では、低圧ガス管電磁弁41、液管電磁弁43を閉止し、高圧ガス管電磁弁42を開放する。また、室内機7内の電磁弁22は開放状態として、運転を行うことにより、高圧ガス側接続配管28を通して供給されるエンタルピの高いガス冷媒により、第2の室内熱交換器9において、暖房作用を行うことができる。
次に、再熱除湿運転時の運転状態の場合、再熱除湿運転時には先に説明を行った、冷房と暖房を混在運転する場合と同じように室外機の四方弁2a、2bを切り替える。、室外減圧装置4a、4bの開閉状態は、冷房、暖房同時運転時と同様に冷房と暖房の運転容量により決定する。
再熱除湿を行う室内機に接続された接続配管切替え装置40は低圧ガス電磁弁41、液管電磁弁43を開放し、高圧ガス管電磁弁42を閉止する。これにより、高圧ガス側接続配管27から液側接続配管14へ液管電磁弁43を通して高圧ガスが混入され、室内機7の液接続配管側に高圧気液二相流を導入することができる。さらに室内機7内の電磁弁23を閉止状態とすることにより、高圧気液二相流を第1の室内熱交換器へ導くことができ、液冷媒を室内機に導入する時に比べて再熱量を大きくすることができる。
以上、説明したように、実施例3では、冷房運転、暖房運転、再熱除湿運転の3つの運転状態を室内機ごとに任意に選択して運転することができ、幅広い負荷に対応することのできる多室型空気調和機を提供することができる。
本発明による一実施例のサイクル構成図。 一実施例の室内機における内部構造を示す断面図。 一実施例の空気調和機の冷房運転時における動作を示すモリエル線図。 一実施例の空気調和機の暖房運転時における動作を示すモリエル線図。 一実施例の空気調和機の再熱除湿運転時における動作を示すモリエル線図。 他の実施例による室内器のサイクル構成図。 さらに、他の実施例による室内器のサイクル構成図。 本発明による他の実施例によるサイクル構成図。 さらに他の実施例によるサイクル構成図。
符号の説明
1…圧縮機、2…四方弁、3…室外熱交換器、4…室外減圧装置、7…室内機、8…第1の室内熱交換器、9…第1の室内熱交換器、11…室内送風機、12…室外送風機、13…室外機、14…液側接続配管、15…ガス側接続配管、16…レシーバ、17…過冷却器、18…過冷却器用減圧装置、19…過冷却器バイパス回路、20…吐出ガスバイパス用減圧装置、21…吐出ガスバイパス回路、22…室内減圧装置、23…開閉弁(電磁弁)、25…逆止弁、26…逆止弁、27…高圧ガス側接続配管、28…低圧ガス側接続配管、32 吸込み口。

Claims (5)

  1. 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、を有する室外機と、室内機とを冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、
    前記室内機は、第1の室内熱交換器、逆止弁、室内減圧装置、第2の室内熱交換器が順次配管接続され、前記第1の室内熱交換器と逆止弁をバイパスする回路と、該回路を開閉させる開閉弁とを備え、
    前記開閉弁を開放して、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて冷房運転を行い、
    前記開閉弁を閉鎖して前記第1の室内熱交換器を凝縮器、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて再熱除湿運転を行うこと特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載のものにおいて、前記逆止弁に替えて流路抵抗体としたことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載のものにおいて、前記逆止弁に替えて電磁弁としたことを特徴とする空気調和機。
  4. 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、を有する室外機と、室内機とを冷媒配管で接続して冷凍サイクルを構成する空気調和機において、
    前記室内機は、室内減圧装置、第1の室内熱交換器、除湿用減圧装置、第2の室内熱交換器が順次配管接続され、前記第1の室内熱交換器と前記除湿用減圧装置をバイパスする回路と、該回路を開閉させる第1の開閉弁と、前記除湿用減圧装置と前記第2の室内熱交換器をバイパスする回路と、該回路を開閉させる第2の開閉弁と、を備え、
    前記第1及び第2の開閉弁を開放して、前記第1の室内熱交換器および前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて冷房運転を行い、
    前記第及び第2の開閉弁を閉鎖して前記第1の室内熱交換器を凝縮器、前記第2の室内熱交換器を蒸発器として作用させて再熱除湿運転を行うことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1又は2に記載のものにおいて、前記冷媒配管を液配管、低圧ガス配管、高圧ガス配管の3本とし、該3本の接続配管と、前記室内機との間に接続配管切替え回路を設け、前記高圧ガス配管から前記液配管へ高圧ガスを混入して再熱除湿運転を行うことを特徴とする空気調和機。
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