JP6203230B2 - 空調装置、空調装置の制御方法 - Google Patents

空調装置、空調装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、空調装置、空調装置の制御方法に関する。
空調装置を寒冷地において使用する場合、熱交換器に着霜し、熱交換器における冷媒と外気との熱交換の効率が低下するという問題があった。
特許文献1は、暖房運転時に室外熱交換器に高温冷媒を流すバイパス管路を使用した除霜運転モードを設けることにより、室外熱交換器の除霜を行う技術を開示している。
特開2014−196017号公報
しかしながら、着霜は室外熱交換器だけでは無く、室内熱交換器も着霜するという問題がある。特に、除湿運転時においては、室内熱交換器で湿度が高い室内空気を冷却して空気中の水分を結露することにより除湿するので、室内熱交換器に着霜する恐れが高くなる。室内空気が低温の場合には、さらに室内熱交換器に着霜する恐れが高くなる。特許文献1が開示する技術は、室内熱交換器の着霜を防止する技術については開示しておらず、寒冷地における除湿運転時に、室内熱交換器に着霜するという問題を解決できない。
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、外気温が低い環境における除湿運転において、室内熱交換器の着霜を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る空調装置は、
冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機に第1管路を介して接続された第1室内熱交換器と、
前記第1室内熱交換器に第2管路を介して接続された膨張弁と、
前記膨張弁に第3管路を介して接続された第2室内熱交換器と、
前記第1管路と前記第3管路との間に接続されたバイパス管路と、
前記バイパス管路に設けられた第1電磁弁と、
ハウス内の温度に応じて前記第1電磁弁の開閉状態を制御する制御装置と、
前記圧縮機に接続される第1ポート、アキュムレータに接続される第2ポート、前記第2室内熱交換器に接続される第3ポート、前記第1管路に接続される第4ポートを有する四方弁と、
前記四方弁の第4ポートから前記第1管路と分岐して設けられた第4管路を介して接続される室外熱交換器と、
前記室外熱交換器と前記膨張弁とを接続する第5管路と、
前記第1管路に設けられた第2電磁弁と、
前記第4管路に設けられた第3電磁弁と、
前記第5管路に設けられた第4電磁弁と
を備え
前記制御装置は、更に、前記四方弁の第1、第2、第3、第4ポートそれぞれの接続状態と、前記第2電磁弁、前記第3電磁弁および前記第4電磁弁の開閉状態を制御することを特徴とする。
前記制御装置は、ハウス内の温度に基づいて該第1電磁弁のスロットの開閉度を調整することにより、前記バイパス管路に流入する冷媒の流入量を制御してもよい。
前記制御装置は、
冷房運転モードにおいて、
前記第1電磁弁と前記第2電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを開状態にし、前記四方弁を第1ポートと第4ポートとが接続され且つ第2ポートと第3ポートとが接続された第1状態にし、
暖房運転モードにおいて、
前記第1電磁弁と前記第2電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを開状態にし、前記四方弁を、第1ポートと第3ポートとが接続され且つ第2ポートと第4ポートとが接続された第2状態にし、
通常除湿運転モードにおいて、
前記第2電磁弁を開状態にし、前記第1電磁弁と前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記四方弁を前記第1状態にし、
除霜除湿運転モードにおいて、
前記第1電磁弁を前記ハウス内の温度に応じた開度で開状態にし、前記第2電磁弁を開状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記四方弁を、前記第1状態にしてもよい。
前記制御装置は、
除湿フロンリバース運転モードにおいて、
前記第1電磁弁と前記第2電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁を開状態にし、前記四方弁を、前記第2状態にしてもよい。
第2の観点に係る空調装置の制御方法は、
冷房運転モードと暖房運転モードと除湿運転モードを有する第1の観点に係る空調装置の制御方法であって
除湿運転モードで動作させる前に、室外熱交換器内に残っている冷媒を該室外熱交換器の外に排除する工程を設けた後に、除湿運転モードで動作する。
第3の観点に係る空調装置の制御方法は、
冷房運転モードと暖房運転モードと除湿運転モードと除湿ノンフロスト運転モードとを有する第1の観点に係る空調装置の制御方法であって
前記除湿運転モードの動作から前記除湿ノンフロスト運転モードの動作に切り替わるにあたって、室内熱交換器への着霜を防止するために、動作が切り替わるための閾値温度又は閾値湿度が、前記室内熱交換器への着霜が発生する温度よりも高く設定される。
本発明によれば、外気温が低い環境における除湿運転において、室内熱交換器の着霜を防止できる。
本発明の実施形態に係る空調装置の構成を示す図である。 空調装置を構成する制御装置の構成を示す図である。 空調装置の冷房運転モードについて説明するための図である。 空調装置の冷房運転モードについて説明するためのフローチャートである。 空調装置の許容設定範囲について説明するための図である。 空調装置の暖房運転モードについて説明するための図である。 空調装置の暖房運転モードについて説明するためのフローチャートである。 空調装置の除湿フロンリバース運転モードについて説明するための図である。 空調装置の通常除湿運転モードについて説明するための図である。 空調装置の除湿ノンフロスト運転モードについて説明するための図である。 空調装置の除湿運転モードについて説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る空調装置、空調装置の制御方法について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、植物を栽培するためのハウスに適用される空調装置の例について説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
実施形態1に係る空調装置1は、図1に示すように、制御装置100、室外機200、室内機300を備える。
室外機200は、アキュムレータ10、圧縮機20、四方弁30、室外熱交換器40、膨張弁50、第1電磁弁81、第2電磁弁82、第3電磁弁72、第4電磁弁71から構成される。室内機300は、第1室内熱交換器61、第2室内熱交換器60、送風機62、から構成される。
アキュムレータ10は、液体状の冷媒が圧縮機20に吸入されることを防止するためのものである。アキュムレータ10は、液体状の冷媒と気体状の冷媒とを分離して気体状の冷媒のみを圧縮機20へ供給する機能を有する。圧縮機20は、冷媒を圧縮する機能を有し、電動コンプレッサ等から構成される。
四方弁30は、圧縮機20に接続される第1ポートP1と、アキュムレータ10に接続される第2ポートP2と、第2室内熱交換器60に接続される第3ポートP3と、室外熱交換器40及び第1管路91に接続される第4ポートP4と、を有する。制御装置100は、冷房運転モード、暖房運転モード、除湿フロンリバース運転モード、通常除湿運転モード、および除湿ノンフロスト運転モードのそれぞれに応じて、四方弁30内部の第1ポートP1から第4ポートP4の接続状態を適宜変更する。
室外熱交換器40は、冷媒と室外空気との間で熱交換する。つまり、冷房運転時においては、高温冷媒の熱を放熱する。また、暖房運転時においては、外気温を冷媒に吸熱する。膨張弁50では、冷媒が拡散膨張することにより温度が低下する。
第2室内熱交換器60は、冷媒と室内空気との間で熱交換する。第2室内熱交換器60は、冷房運転時において、低温の冷媒により室内の空気を冷却し、暖房運転時において、高温の冷媒により室内の空気を暖める。また、除湿運転時においては、低温の冷媒で室内の空気に含まれる水分を結露させることにより室内の空気の除湿を行う。
第1室内熱交換器61は、除湿運転時において、高温の冷媒により、第2室内熱交換器60により冷却された空気を暖める。送風機62は、室内の空気を第2室内熱交換器60、第1室内熱交換器61へ送る。第1室内熱交換器61は、第2室内熱交換器60よりも送風機62で送風される空気の風下に設置されている。
四方弁30の第4ポートP4と第1室内熱交換器61とは、第1管路91を介して接続されている。室外熱交換器40と膨張弁50とは、第5管路96を介して接続されている。第1室内熱交換器61は、第2管路92を介して第5管路96に接続されている。膨張弁50と第2室内熱交換器60とは、第3管路93を介して接続されている。四方弁30の第4ポートP4と室外熱交換器40とは、第4管路95を介して接続されている。四方弁30の第3ポートP3と第2室内熱交換器60とは、第6管路97を介して接続されている。第1管路91と第3管路93とは、バイパス管路94を介して接続されている。
バイパス管路94は、除湿ノンフロスト運転時に、膨張弁50へ流れる冷媒の一部を膨張弁50の下流側の第3管路93へバイパスするためのものである。
第1電磁弁81は、バイパス管路94に設けられている。第1電磁弁81は、例えば比例制御弁から構成され、制御装置100から入力される制御信号に応じて、バイパス管路94を流れる冷媒の流量を変化させる。
第2電磁弁82は、第1管路91に設けられている。第3電磁弁72は、第4管路95に設けられている。第4電磁弁71は、第5管路96に設けられている。
制御装置100は、ハウス内、室外機200、室内機300に設けた温度センサと湿度センサから取得する温湿度情報基づいて、室外機200と室内機300とを制御する。制御装置100は、図2に示すように、制御部110と、記憶部120と、入力部130と、表示部140と、バス150と、を備える。
制御部110は、RAM(Random Access Memory)とCPU(Central Processing Unit)とを備える。RAMは、CPUのワークエリアとして機能する。CPUは、記憶部120に記憶された制御プログラムをRAMに読み出して実行することにより、四方弁30内部のポートの接続状態を変更するとともに、第1電磁弁81、第2電磁弁82、第3電磁弁72、第4電磁弁71それぞれのスロットの開閉状態を変更する。
記憶部120は、外部記憶装置から構成され、許容温度設定範囲、許容湿度設定範囲、後述する除湿ノンフロスト運転モードに切り替える閾値温度T1等を記憶する。また、記憶部120は、空調装置1の制御プログラムを記憶する。入力部130は、スイッチ、キーボード、タッチパネル等から構成される。入力部130は、ユーザが設定する運転モード、動作温度、動作湿度等を取得する。表示部140は、LEDランプ、液晶ディスプレイ等から構成される。表示部140は、動作中の運転モード、ユーザによって設定された温湿度、温湿度センサで計測した温湿度、等を表示する。また、表示部140は、ユーザが入力した設定温湿度が許容範囲外である場合にはエラー表示を行い、また、装置の故障時には故障表示を行う。バス150は、制御部110、記憶部120、入力部130、表示部140、を接続する。
次に、以上の構成を有する空調装置1の動作について説明する。空調装置1は、制御装置100からユーザが設定した冷房運転モード、暖房運転モード、除湿運転モードで動作するので、それぞれの運転モードの動作について順次説明する。
(冷房運転モード)
空調装置1が実行する冷房運転処理について、図3と図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。図3は、冷房運転時における冷媒の流れを示す図である。太実線は、冷媒が流れる管路を示す。点線は、冷媒が流れていない管路を示す。この冷房運転処理は、ユーザにより温度設定がなされ運転モードが冷房運転モードに設定されたことを契機として開始する。また、制御部110は、冷房運転処理中、送風機62を動作させ続ける。
このとき、制御部110は、図3に示すように、第1電磁弁81と第2電磁弁82とを閉状態にし、第3電磁弁72と第4電磁弁71とを開状態にする。また、四方弁30内部を第1ポートP1と第4ポートP4とが接続され且つ第2ポートP2と第3ポートP3とが接続された第1状態にする。
これにより、冷媒は、圧縮機20→四方弁30→第3電磁弁72→第4管路95→室外熱交換器40→第4電磁弁71→第5管路96→膨張弁50→第3管路93→第2室内熱交換器60→第6管路97→四方弁30→アキュムレータ10→圧縮機20の順に循環する。
冷房運転が開始されると、制御部110は、ユーザにより入力された設定温度が許容設定温度の範囲内であるか否かを判別する(ステップS11)。具体的には、空調装置1の許容温度設定範囲が図5に示す範囲であった場合、制御部110は、ユーザにより入力された設定温度が15℃〜30℃の範囲であるか否かを判別する。
制御部110は、ユーザにより入力された設定温度が許容温度の範囲内であると判別した場合(ステップS11:Yes)、ハウス内に設けた温度センサから取得した温度が、設定温度以上であるか否かを判別する(ステップS12)。制御部110は、ハウス内の温度が設定温度以上である場合(ステップS12:Yes)、圧縮機20を動作させる(ステップS13)。このとき、室外熱交換器40では、圧縮機20で高温高圧に圧縮された冷媒と外気との間で熱交換されることにより、冷媒が冷却される。そして、膨張弁50では、室外熱交換器40において冷却された冷媒が拡散膨張する際に更に冷却される。第2室内熱交換器60では、ハウス内の空気と冷却された冷媒との間で熱交換されることにより、ハウス内の空気が冷却される。
一方、ハウス内の温度が、ユーザが入力した設定温度よりも低い場合は(ステップS12:No)、制御部110は、圧縮機20の動作を停止させる(ステップS14)。
また、制御部110は、設定温度が許容温度の範囲外であると判別した場合(ステップS11:No)、表示部140のエラー表示ランプを点灯させる(ステップS15)。その後、制御部110は、冷房運転処理を終了する。
(暖房運転モード)
空調装置1が実行する暖房運転処理について、図6と図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。図6は、暖房運転時における冷媒の流れを示す図である。太実線は、冷媒が流れる管路を示す。点線は、冷媒が流れていない管路を示す。この暖房運転処理は、ユーザにより温度設定がなされ運転モードが暖房運転モードに設定されたことを契機として開始する。また、制御部110は、暖房運転処理中、送風機62を動作させ続ける。
このとき、制御部110は、図6に示すように、第1電磁弁81と第2電磁弁82とを閉状態にし、第3電磁弁72と第4電磁弁71とを開状態にする。また、四方弁30内部を、第1ポートP1と第3ポートP3とが接続され且つ第2ポートP2と第4ポートP4とが接続された第2状態にする。
これにより、冷媒は、圧縮機20→四方弁30→第6管路97→第2室内熱交換器60→第3管路93→膨張弁50→第5管路96→第4電磁弁71→室外熱交換器40→第4管路95→第3電磁弁72→四方弁30→アキュムレータ10→圧縮機20の順に循環する。
暖房運転が開始されると、制御部110は、ユーザにより入力された設定温度が許容設定温度の範囲内であるか否かを判別する(ステップS31)。具体的には、空調装置1の許容温度設定範囲が図5に示す範囲であった場合、制御部110は、ユーザにより設定された温度が0℃〜28℃の範囲であるか否かを判別する。
制御部110は、ユーザにより入力された設定温度が許容温度の範囲内であると判別した場合(ステップS31:Yes)、ハウス内に設けた温度センサから取得した温度が、設定温度以下であるか否かを判別する(ステップS32)。制御部110は、ハウス内の温度が、設定温度以下である場合(ステップS32:Yes)、圧縮機20を動作させる(ステップS33)。
このとき、第2室内熱交換器60では、圧縮機20で圧縮された高温高圧冷媒とハウス内の空気との間で熱交換されることによりハウス内の空気を暖める。そして、膨張弁50では、第2室内熱交換器60で放熱した冷媒が拡散膨張する。室外熱交換器40では、拡散膨張した冷媒と外気との間で熱交換が行われる。
一方、ハウス内の温度が、ユーザが入力した設定温度よりも高い場合は(ステップS32:No)、制御部110は、圧縮機20の動作を停止させる(ステップS34)。
また、制御部110は、設定温度が許容温度の範囲外であると判別した場合(ステップS31:No)、表示部140のエラー表示ランプを点灯させる(ステップS35)。その後、制御部110は、暖房運転処理を終了する。
以上のように、空調装置1は、第2室内熱交換器60で放熱した後の冷媒を室外熱交換器40に供給するので、外気で冷媒が冷やされることによる熱エネルギーの損失を低減することができる。
(除湿運転モード)
空調装置1が実行する除湿運転処理について、図8から図10および図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。本実施形態に係る空調装置1は、除湿運転モードにおいて、除湿運転を開始する際に室外熱交換器40内に残っている冷媒の量を減少させるための除湿フロンリバース運転モード、通常除湿運転モード、除霜機能を有する除湿ノンフロスト運転モードの3つの運転モードを有する。図8は除湿フロンリバース運転モード、図9は通常除湿運転モード、図10は除湿ノンフロスト運転モード、で除湿運転時おける冷媒の流れを示す図である。太実線は、冷媒が流れる管路を示す。点線は、冷媒が流れていない管路を示す。この除湿運転処理は、ユーザにより湿度設定がなされ運転モードが除湿運転モードに設定されたことを契機として開始する。また、制御部110は、除湿運転処理中、送風機62を動作させ続ける。
除湿運転モードの設定が行われると、制御部110は、運転モードを除湿フロンリバース運転モードに遷移する(ステップS51)。
(除湿フロンリバース運転モード)
除湿フロンリバース運転モードは、室外熱交換器40内に残っている冷媒の量を減少させるための運転モードである。例えば、除湿運転を開始する前の運転モードが冷房運転モードであった場合、室外熱交換器40内には大量の冷媒が残っている可能性がある。室外熱交換器40内に大量の冷媒が残ったままの状態で除湿運転に切り替えると、室外熱交換器40内に残された冷媒を使用できない状態で除湿運転をすることになり、除湿運転時に冷媒を効率よく使用できないことになる。この問題を解決するために、除湿運転の前に除湿フロンリバース運転を行う。
除湿フロンリバース運転モードに遷移すると、制御部110は、図8に示すように、第1電磁弁81と第2電磁弁82と第4電磁弁71とを閉状態にし、第3電磁弁72を開状態にする。また、四方弁30内部を、第1ポートP1と第3ポートP3とが接続され且つ第2ポートP2と第4ポートP4とが接続された第2状態にする。
制御部110は、室外熱交換器40内に残っている冷媒を四方弁30を介してアキュムレータ10側に追い出すように、図示しない室外熱交換器40のロータリー圧縮機と四方弁30と圧縮機20とを制御する。
図11に戻って、除湿フロンリバース運転モードで所定時間(例えば、20秒程度)運転後(ステップS52)、制御部110は、ユーザにより入力された設定湿度が許容設定湿度の範囲内であるか否かを判別する(ステップS53)。具体的には、制御部110は、空調装置1の許容湿度設定範囲が図5に示す範囲であった場合、ユーザにより入力された設定湿度が50%〜90%の範囲であるか否かを判別する。なお、所定時間(例えば、20秒程度)は、室外熱交換器40内に残っている冷媒の量が減少するまでに要する時間を考慮して決める。
制御部110は、ユーザにより入力された設定湿度が許容湿度の範囲内であると判別した場合(ステップS53:Yes)、ハウス内に設けた温度センサから取得したハウス内の温度が閾値温度T1(例えば、15℃)以下であるか否かを判別する(ステップS55)。閾値温度T1は、第2室内熱交換器60に着霜し始める温度に設定する。
制御部110は、ハウス内の温度が閾値温度T1(例えば、15℃)以上である場合(ステップS55:No)、運転モードを通常除湿運転モードに遷移する(ステップS56)。
(通常除湿運転モード)
制御部110は、通常除湿運転モードに遷移すると、図9に示すように、第2電磁弁82を開状態にし、第1電磁弁81と第3電磁弁72と第4電磁弁71とを閉状態にする。また、四方弁30を、第1状態にする。
これにより、冷媒は、圧縮機20→四方弁30→第2電磁弁82→第1管路91→第1室内熱交換器61→第2管路92→膨張弁50→第3管路93→第2室内熱交換器60→第6管路97→四方弁30→アキュムレータ10→圧縮機20の順に循環する。
通常除湿運転モードにおいて、制御部110は、ハウス内に設けた湿度センサから取得した湿度が、ユーザにより入力された設定湿度以上であるか否かを判別する(ステップS58)。制御部110は、ハウス内の湿度が設定湿度よりも高い場合は(ステップS58:Yes)、圧縮機20を運転させる(ステップS59)。
このとき、冷媒は、膨張弁50で拡散膨張して冷却される。第2室内熱交換器60では、ハウス内の空気と冷却された冷媒との間で熱交換され、第2室内熱交換器60を通過する空気内の水分が冷却結露されることによりハウス内の空気が除湿される。また、第2室内熱交換器60よりも風下に設置されている第1室内熱交換器61は、高温の冷媒により第2室内熱交換器60で冷却された空気を暖める。
一方、制御部110は、ハウス内の湿度が設定湿度よりも低い場合は(ステップS58:No)、圧縮機20を停止させる(ステップS60)。
また、ハウス内の温度が閾値温度T1(例えば、15℃)以下である場合(ステップS55:Yes)、制御部110は、運転モードを除湿ノンフロスト運転モードに遷移する(ステップS57)。
なお、ステップS55では、制御部110は、閾値温度T1以下であるか否かを判別することにより、運転モードを通常除湿運転モードに遷移するか除湿ノンフロスト運転モードに遷移するかを決定していた。しかしながら、制御部110は、ハウス内湿度が閾値湿度H1(例えば、80〜90%の中のいずれか)以下であるか否かによって判別することによって決定してもよい。
(除湿ノンフロスト運転モード)
ハウス内の空気が閾値温度T1以下(又は、閾値湿度H1以下)である場合に除湿運転を行うと、低温になった第2室内熱交換器60に着霜する場合がある。このため、閾値温度T1を着霜が発生する温度よりも高く設定しておくことが好ましい。着霜前に(例えば、15℃以下になった場合に)、除湿ノンフロスト運転モードでの動作が行われることにより、第2室内熱交換器60の着霜を防止するとともに、除湿時に第2室内熱交換器60で冷却された空気を暖めることができる。
除湿ノンフロスト運転モードに遷移すると、制御部110は、図10に示すように、第1電磁弁81をハウス内の温度に応じた開度で開状態にし、第2電磁弁82を開状態にし、第3電磁弁72と第4電磁弁71とを閉状態にする。また、四方弁30内部を、第1状態にする。
これにより、冷媒は、圧縮機20→四方弁30→第2電磁弁82→第1管路91→第1室内熱交換器61→第2管路92→膨張弁50→第3管路93→第2室内熱交換器60→第6管路97→四方弁30→アキュムレータ10→圧縮機20の順に循環する。
また、制御部110は、ハウス内の温度に応じて第1電磁弁81のスロットの開閉度を制御する。これにより、第1管路91を流れる冷媒の一部はバイパス管路94に分流し、第1室内交換器61と膨張弁50とをバイパスして第2室内熱交換器60に供給される。
圧縮機20の動作制御(ステップS58、S59、S60)については、通常除湿運転モードと同じである。
除湿ノンフロスト運転モードにおいては、制御部110は、バイパス管路94に設けられた第1電磁弁81の開閉度を調節してバイパス管路94を流れる冷媒の量を調整する。これにより、制御部110は、第2室内熱交換器60における冷媒の温度を調節して第2室内熱交換器60に着霜することを防止する。
また、第2室内熱交換器60に対して送風機62の風下に設けられた第1室内熱交換器61を流れる冷媒は、高温高圧状態である。したがって、除湿時に第2室内熱交換器60により冷却された空気は、第1室内熱交換器61で再度暖められた後、ハウス内に排出される。制御部110は、第1電磁弁81を制御してバイパス管路94に分岐する冷媒の量を調整することにより、第2室内熱交換器60を流れる冷媒の温度を調整してハウス内に排出される空気の温度調整を行う。
また、制御部110は、ユーザにより入力された設定湿度が許容湿度の範囲外であると判別した場合(ステップS53:No)、表示部140のエラー表示ランプを点灯させる(ステップS54)。その後、制御部110は、除湿運転処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る空調装置1は、バイパス管路94を用いた除湿ノンフロスト運転モードを有することにより、第2室内熱交換器60を除霜することが出来る。
また、空調装置1は、第1電磁弁81でバイパス管路94にバイパスする冷媒の量を調整することにより、室内機300内の温度に応じて第2室内熱交換器60を除霜することが出来る。
また、空調装置1は、第1室内熱交換器61を設けることにより、第2室内熱交換器60により冷却された空気をハウス内にそのまま排出することを防止できる。また、空調装置1は、第1電磁弁81によりバイパス管路94にバイパスする冷媒の量を調整することにより、第1室内熱交換器61に流す冷媒の量を調整して、ハウス内に排出する空気の温度を調整することが出来る。
また、本実施形態に係る空調装置1は、除湿運転を行う前に、室外熱交換40内に残っている冷媒を室外熱交換器40の外に排除する工程を有する。これにより、空調装置1は、室外熱交換器40内に残された冷媒を使用できない状態で除湿運転することを防止し、冷媒を効率よく使用することが出来る。
また、空調装置1は、除湿運転時に冷媒が室外熱交換器40を経由して循環しないように制御する。これにより、空調装置1は、寒冷地における除湿運転時においても、室外熱交換器40で冷媒が冷却されることによるエネルギー効率の低下を防止することが出来る。また、空調装置1は、室外熱交換器40を除霜する必要が無いので、室外熱交換器40の除霜に使用するエネルギーを削減することが出来る。
なお、以上の説明では、制御装置100と室外機200と室内機300とを別々の装置に実装した場合について説明した。しかし、本発明の範囲はこれに限定する必要は無い。例えば、制御装置100には、入力部130と表示部140のみを実装し、制御部110と記憶部120を室外機200もしくは室内機300の中に実装してもよい。また、制御装置100と室外機200とを同一装置内に実装するようにしてもよい。
また、上記の説明では、除湿ノンフロスト運転モードに切り替える閾値温度T1を、ハウス内に設けた温度センサから取得する説明をしたが、この温度センサは室内機300内に設けてもよい。
また、上記の説明では、閾値温度T1を第2室内熱交換器60が着霜し始める温度に設定する説明をしたが、閾値温度T1は、第2室内熱交換器60が着霜し始める温度ではなくともよい。具体的には、閾値温度T1を着霜し始める温度よりも低い温度に設定することにより、第2室内熱交換器60が着霜した後で除霜してもよい。また、閾値温度T1をハウス内の植物に冷害が生じない温度に設定してもよい。
また、以上の説明では、除湿ノンフロスト運転に移行する条件として温度条件のみを使用する場合について説明したが、湿度条件と組み合わせてもよい。例えば、湿度が低くい場合には、湿度が高い場合と比べると同じ温度でも着霜する可能性が低くなる。したがって、温度と湿度とを合わせた遷移条件としてもよい。
また、以上の説明では、冷媒の流路を設定する弁(71、72、81、82)に電磁弁を使用する場合について説明したが、冷媒の流路を設定する弁は電動弁であってもよい。
また、制御装置100と室外機200及び室内機300との間で送受する温湿度情報及び制御信号は、無線で送受してもよく、また、有線で送受してもよい。
1…空調装置、10…アキュムレータ、20…圧縮機、30…四方弁、40…室外熱交換器、50…膨張弁、60…第2室内熱交換器、61…第1室内熱交換器、62…送風機、71…第4電磁弁、72…第3電磁弁、81…第1電磁弁、82…第2電磁弁、91…第1管路、92…第2管路、93…第3管路、94…バイパス管路、95…第4管路、96…第5管路、97…第6管路、100…制御装置、110…制御部、120…記憶部、130…入力部、140…表示部、150…バス、200…室外機、300…室内機

Claims (6)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機に第1管路を介して接続された第1室内熱交換器と、
    前記第1室内熱交換器に第2管路を介して接続された膨張弁と、
    前記膨張弁に第3管路を介して接続された第2室内熱交換器と、
    前記第1管路と前記第3管路との間に接続されたバイパス管路と、
    前記バイパス管路に設けられた第1電磁弁と、
    ハウス内の温度に応じて前記第1電磁弁の開閉状態を制御する制御装置と、
    前記圧縮機に接続される第1ポート、アキュムレータに接続される第2ポート、前記第2室内熱交換器に接続される第3ポート、前記第1管路に接続される第4ポートを有する四方弁と、
    前記四方弁の第4ポートから前記第1管路と分岐して設けられた第4管路を介して接続される室外熱交換器と、
    前記室外熱交換器と前記膨張弁とを接続する第5管路と、
    前記第1管路に設けられた第2電磁弁と、
    前記第4管路に設けられた第3電磁弁と、
    前記第5管路に設けられた第4電磁弁と
    を備え
    前記制御装置は、更に、前記四方弁の第1、第2、第3、第4ポートそれぞれの接続状態と、前記第2電磁弁、前記第3電磁弁および前記第4電磁弁の開閉状態を制御する空調装置。
  2. 前記制御装置は、ハウス内の温度に基づいて該第1電磁弁のスロットの開閉度を調整することにより、前記バイパス管路に流入する冷媒の流入量を制御する、
    請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記制御装置は、
    冷房運転モードにおいて、
    前記第1電磁弁と前記第2電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを開状態にし、前記四方弁を第1ポートと第4ポートとが接続され且つ第2ポートと第3ポートとが接続された第1状態にし、
    暖房運転モードにおいて、
    前記第1電磁弁と前記第2電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを開状態にし、前記四方弁を、第1ポートと第3ポートとが接続され且つ第2ポートと第4ポートとが接続された第2状態にし、
    通常除湿運転モードにおいて、
    前記第2電磁弁を開状態にし、前記第1電磁弁と前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記四方弁を前記第1状態にし、
    除霜除湿運転モードにおいて、
    前記第1電磁弁を前記ハウス内の温度に応じた開度で開状態にし、前記第2電磁弁を開状態にし、前記第3電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記四方弁を、前記第1状態にする、
    請求項1又は2に記載の空調装置。
  4. 前記制御装置は、
    除湿フロンリバース運転モードにおいて、
    前記第1電磁弁と前記第2電磁弁と前記第4電磁弁とを閉状態にし、前記第3電磁弁を開状態にし、前記四方弁を、前記第2状態にする、
    請求項に記載の空調装置。
  5. 冷房運転モードと暖房運転モードと除湿運転モードを有する請求項1から4のいずれか一項に記載の空調装置の制御方法であって
    除湿運転モードで動作させる前に、室外熱交換器内に残っている冷媒を該室外熱交換器の外に排除する工程を設けた後に、除湿運転モードで動作する、
    空調装置の制御方法。
  6. 冷房運転モードと暖房運転モードと除湿運転モードと除湿ノンフロスト運転モードとを有する請求項1から4のいずれか一項に記載の空調装置の制御方法であって
    前記除湿運転モードの動作から前記除湿ノンフロスト運転モードの動作に切り替わるにあたって、室内熱交換器への着霜を防止するために、動作が切り替わるための閾値温度又は閾値湿度が、前記室内熱交換器への着霜が発生する温度よりも高く設定される、
    空調装置の制御方法。
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