JP5341622B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、空気調和機に係り、特に暖房運転可能な冷凍サイクルを備えた空気調和機に好適なものである。
暖房運転可能な冷凍サイクルを備えた従来の空気調和機では、暖房運転時に、外気温度の低下に伴い、室外熱交換器の温度が0℃以下となり、外気中の水分が霜となり室外熱交換器に付着する。この状態で暖房運転を続けた場合、霜が徐々に成長して室外熱交換器の熱交換性能を阻害し、暖房能力が低下する問題が生じる。
それを防止するため、室外熱交換器の着霜を検出し、霜を融かすための運転(以下、除霜運転と呼ぶ)を実施することが行なわれている。この除霜運転は、暖房運転中にもかかわらず、四方弁を切換えることで冷凍サイクルを冷房サイクルに切換え、室内機及び室外機の送風機の運転を停止し、圧縮機から吐出される高温高圧のガス冷媒を室外熱交換器に流すことにより室外熱交換器に付着した霜を融かすものである。従って、この除霜運転の間は、暖房能力がゼロになると共に、室内熱交換器が蒸発器として動作してその温度が低下することから、室内空間の快適性の低下を招き、ユーザーにとって空気調和機に対する不満の一つとなっていた。
そこで、特開平11−182994号公報(特許文献1)に示された空気調和機が案出されている。この空気調和機は、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、電動膨張弁および室外熱交換器を冷媒回路で連結してなるヒートポンプ式冷凍サイクルを備えている。この冷凍サイクルには、電動膨張弁及び室外熱交換器の間と圧縮機の吸込側との間を連結して燃焼式冷媒加熱器を有する冷媒加熱回路が設けられると共に、圧縮機の吐出側と室外熱交換器及び四方弁との間を連結した除霜用回路が設けられている。暖房運転時の除霜運転においては、燃焼式冷媒加熱器によって加熱された冷媒が、圧縮機を通った後、室内熱交換器を通る流れと、除霜用回路から室外熱交換器を通る流れとに分岐され、室内熱交換器を通る冷媒によって室内の暖房が行われると同時に、室外熱交換器を通る冷媒によって除霜が行われる。
特開平11−182994号公報
しかし、特許文献1の空気調和機では、燃焼式冷媒加熱器を追加する必要があるため、冷凍サイクルが高価になり、燃焼式冷媒加熱器への燃料の補給が必要となって使い勝手が劣り、燃焼式冷媒加熱器を含めた制御が必要になる等の問題があった。
本発明の目的は、安価で制御が簡単な冷凍サイクルで、外気温度が低下しても室外熱交換器への着霜を防止して除霜運転を不用とし、継続的な暖房運転を可能として室内空間の快適性を確保できる空気調和機を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明では、圧縮機、切換え弁、室外膨張弁、室外熱交換器、外気温度を検出する外気温度検出器または前記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度検出器を有する室外機と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内機と、制御装置と、を備え、前記圧縮機、前記切換え弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張弁、前記室外膨張弁、前記室外熱交換器、前記切換え弁及び前記圧縮機を順に接続して冷凍サイクルを構成して暖房運転が可能な空気調和機において、前記冷凍サイクルは前記圧縮機の吐出側と前記室外側熱交換器の暖房運転時入口側とを連結するバイパス回路を有し、前記バイパス回路はバイパス減圧装置を備え、前記制御装置は、暖房運転時に、前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に、前記圧縮機の吐出側から冷媒を前記バイパス回路のバイパス減圧装置を通して分流して前記室外熱交換器に供給すると共に、前記圧縮機の回転数を上昇させるように制御する構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記室内機は前記室外機に複数台接続して設置され、前記バイパス減圧装置は前記バイパス回路を開閉する機能を有し、前記制御装置は、暖房運転時に、前記外気温度検出器で検知した外気温度及び前記室外熱交換器温度検出器で検知した室外熱交換器温度に基づいて前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に前記バイパス回路を開とする制御を行うこと。
(2)前記制御装置は、前記暖房運転時に着霜のおそれがある場合に、前記バイパス回路を開とすると共に、前記複数台の室内機に流れる冷媒循環量を前記バイパス回路が開とされる前と同じ循環量となるように前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行うこと。
(3)前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え、前記制御装置は、前記圧縮機の回転数を上昇させても前記複数台の室内機に流れる冷媒循環量を前記バイパス回路が開とされる前と同じ循環量とならず前記複数台の室内機に流れる循環量が不足した場合に、前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、その減少量の総和が前記バイパス回路に流れる冷媒循環量と同じ循環量になるように制御すること。
(4)前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え、
前記制御装置は、前記暖房運転時に着霜のおそれがある場合に、前記バイパス回路を開とすると共に、前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、その減少量の総和が前記バイパス回路に流れる冷媒循環量と同じ循環量になるように制御すること。
(5)前記制御装置は、前記暖房運転時に着霜のおそれがある場合に、前記バイパス回路を開とすると共に、前記圧縮機の回転数を最大として当該圧縮機の冷媒総循環量が最大となるように制御すること。
(6)前記バイパス減圧装置は電子式バイパス膨張弁で構成され、前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え、前記制御装置は、前記圧縮機の回転数を最大として当該圧縮機の冷媒総循環量が最大となるように制御する場合に、前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、前記減少した室内機への冷媒循環量分も前記バイパス回路に流すように前記バイパス膨張弁を制御すること。
(7)前記制御装置の判定条件等をユーザーが任意に設定可能な操作スイッチを備えていること。
係る本発明の空気調和機によれば、安価で制御が簡単な冷凍サイクルで、外気温度が低下しても室外熱交換器への着霜を防止して除霜運転を不用とし、継続的な暖房運転を可能として室内空間の快適性を確保できる。
本発明の第1実施形態の空気調和機の全体構成図である。 図1の空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の空気調和機の全体構成図である。 図3の空気調和機の制御方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態の空気調和機を図1及び図2を用いて説明する。
まず、第1実施形態の空気調和機50の全体構成、機能等に関して図1を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施形態の空気調和機50の全体構成図である。
空気調和機50は、室外機51と、複数台(第1実施形態では、2台)の室内機52と、室外機51と室内機52とを接続するガス接続配管53及び液接続配管54とから構成されている。ガス接続配管53は、室外機51のガス阻止弁11と室内機52の室内熱交換器7との間を連通するように設けられている。液接続配管54は、室外機51の液阻止弁12と室内機52の室内膨張弁8との間を連通するように設けられている。室内機52は、ガス接続配管53及び液接続配管54を介して並列に接続されている。
なお、ガス阻止弁11及び液阻止弁12は、空気調和機50の据付け前に室外機51の冷凍サイクル中に充填した冷媒を封止するためのものであり、空気調和機50を据付けてガス接続配管53及び液接続配管54を接続した後には常時開いた状態とされる。
室外機51は、圧縮機1、切換え弁2、室外熱交換器3、室外膨張弁4、バイパス回路17(キャピラリーチューブ5及びバイパス電磁弁6を含む)、室外ファン、室外熱交換器温度検出器13、外気温度検出器14及び室外制御装置16a等を具備している。室外機51における冷凍サイクルは、特許文献1に示される燃焼式冷媒加熱器を備える必要がないため、安価で制御が簡単なものとなっている。
圧縮機1は、その運転周波数がインバータで可変して制御される容量可変式圧縮機で構成されている。切換え弁2は、この圧縮機1から吐出された冷媒の流れ方向及び圧縮機1へ吸い込まれる冷媒の流れ方向を切換える弁であり、第1実施形態では四方弁で構成されている。この切換え弁2は、制御装置16により、暖房運転時に実線に示す流路を形成し、冷房運転時に点線で示す流路を形成するように制御される。
室外熱交換器3は、狭い間隔で並置された多数枚のプレート状フィンと、これらのフィンを貫通する蛇行状の冷媒パイプとからなるプレートフィン型熱交換器で構成されている。この冷媒パイプ内を流れる冷媒と室外ファンにより通風される外気(室外空気)とが熱交換される。
室外膨張弁4は、冷凍サイクルの主回路を流れる冷媒の減圧を行うための電子式膨張弁であり、室外熱交換器3と液阻止弁12(液接続配管54)との間に設置されている。
バイパス回路17は、暖房運転時に圧縮機1から吐出される高温高圧のガス冷媒をバイパスして室外熱交換器3に供給するためのものであり、圧縮機1の吐出側冷媒配管と室外熱交換器3の暖房運転時入口側冷媒配管との間に接続されている。バイパス回路17は、キャピラリーチューブ5及びバイパス電磁弁6からなるバイパス減圧装置18を有している。バイパス電磁弁6はバイパス回路17を開閉するためのものであり、バイパス電磁弁6はバイパス回路17を流れる冷媒を減圧するためのものである。
室外熱交換器温度検出器13は、室外温度の一つである室外熱交換器3の温度を検出するためのものであり、第1実施形態では、暖房運転時における室外熱交換器3の入口側部分に設置されている。外気温度検出器14は、室外温度の一つである外気温度を検出するためのものであり、第1実施形態では、室外熱交換器3へ吸込まれる外気の温度を検出するように室外熱交換器3の外気吸込み側に設置されている。
室外制御装置16aは、室外操作スイッチ等と共に室外制御基板上に搭載され、室内制御装置16bと共に制御装置16を構成する。室外操作スイッチは室内操作スイッチと共に操作スイッチを構成する。室外制御基板は室内制御基板と共に制御基板を構成する。
制御装置16は、室外熱交換器温度検出器13、外気温度検出器14、室内温度検出器15等のセンサで検出した信号や、操作スイッチで設定された信号等に基づいて、空気調和機50を構成する機器の制御を行う。
各室内機52は、室内熱交換器7、室内膨張弁8、室内ファン及び室内温度検出器15等を具備している。室内熱交換器7と室内膨張弁8とは、ガス接続配管53と液接続配管54との間に、直列に接続して設けられている。
室内熱交換器7は、狭い間隔で並置された多数枚のプレート状フィンと、これらを貫通する蛇行状の冷媒パイプとからなるプレートフィン型熱交換器で構成されている。この冷媒パイプ内を流れる冷媒と室内ファンにより通風される室内空気とが熱交換される。
室内膨張弁8は、冷凍サイクルの主回路を流れる冷媒の減圧を行うための電子式膨張弁であり、室内熱交換器7と液接続配管54との間に設置されている。
室内温度検出器15は、室内温度を検出するためのものであり、第1実施形態では、室内熱交換器7に吸い込まれる室内空気の温度を検出するように室内熱交換器7の室内空気吸込み側に設置されている。
室内制御装置16bは、室内操作スイッチ等と共に室内制御基板上に搭載されている。
次に、係る空気調和機50の冷凍サイクルの基本動作について、図1を参照しながら説明する。
暖房運転について説明する。圧縮機1から吐出される高温高圧のガス冷媒は、実線矢印に示すように、切換え弁2を経由して、ガス阻止弁11、ガス接続配管53を通り、各室内機52の室内熱交換器7に至り、室内熱交換器7で凝縮されて液冷媒となる。この液冷媒は、全開の室内膨張弁8、液接続配管54及び液阻止弁12を通って室外膨張弁4に至り、室外膨張弁4により減圧されて低温低圧のガス液混合冷媒となる。この減圧された冷媒は、室外熱交換器3により蒸発され、ガス冷媒となって圧縮機1に戻される。
係る暖房運転中に、バイパス電磁弁6を開とすることにより、圧縮機1から吐出されたガス冷媒は、上述の切換え弁2を経由した流れとは分岐し、キャピラリーチューブ5にて減圧され、バイパス電磁弁6を通った後に、室外膨張弁4を通って室外熱交換器3に流入される冷媒と合流されて室外熱交換器3に流入される。これによって、冷媒をバイパスしない場合に比較して、室外熱交換器3の温度を上昇させることができる。なお、キャピラリーチューブ5により流量は一定であることから、第1実施形態では、室外熱交換器3への循環量は圧縮機1の吐出循環量に比例する。
冷房運転について説明する。圧縮機1から吐出されるガス冷媒は、点線矢印に示すように、切換え弁2を経由して室外熱交換器3に至り、室外熱交換器3により凝縮されて液冷媒となる。この液冷媒は、全開の室外膨張弁4、液阻止弁12及び液接続配管54を通って室外膨張弁4に至り、室外膨張弁4で減圧されて低圧のガス液混合冷媒となる。この減圧された冷媒は、室外熱交換器3で蒸発され、ガス冷媒となって圧縮機1に戻される。なお、冷房運転中には、バイパス電磁弁6は常に閉じられ、バイパス回路17は使用されない。
次に、暖房運転における具体的な制御方法について、図2を参照しながら説明する。図2は図1の空気調和機50の制御方法を示すフローチャートである。この制御は制御装置16により行われる。
暖房運転が開始されると、バイパス電磁弁6が閉じた状態で、室外熱交換器温度検出器13により室外熱交換器温度を検出すると共に、外気温度検出器14により外気温度を検出する(ステップS1)。次いで、検出した室外熱交換器温度及び外気温度に基づいて、室外熱交換器3に着霜のおそれがあるか否かを判定する(ステップS2)。この判定で、着霜のおそれがないと判定した場合には、ステップS1に戻り、バイパス電磁弁6が閉じた状態の暖房運転を継続する。
ステップS2で、着霜のおそれがあると判定した場合には、バイパス電磁弁6を開く(ステップS3)。バイパス電磁弁6を開弁することで、圧縮機1から吐出される高温高圧のガス冷媒がバイパス回路17に分流され、キャピラリーチューブ5で減圧されて室外熱交換器4へ流通される。
これらの制御によれば、高温高圧のガス冷媒をバイパス回路17を通して分流しない場合に比較して室外膨張弁4の温度を上昇させることができるので、室外熱交換器3の着霜を防止することができ、除霜運転を不用とする暖房運転が可能となり、室内空間の快適性を確保することができる。
上述したようにバイパス電磁弁6を開いてバイパス回路17を通して冷媒を分流すると、室内機52への冷媒循環量が減少して暖房能力が低下し、室内空間の快適性を損なうおそれがある。そこで、圧縮機1の回転数を上昇させて総冷媒循環量の増加を図っている(ステップS4)。これによって、室内機52への冷媒循環量の減少を補うことができ、室内空間の快適性をより確実に確保できる。
そして、室内機52への冷媒循環量の減少を十分に補うことができない場合を想定して、ステップS4に続いて、室内熱交換器7への冷媒循環量がバイパス電磁弁6を開く前の室内熱交換器7への循環量と同じになったか否かを判定する(ステップS5)。この判定で、冷媒循環量が同じになった場合には、ステップS1に戻り、バイパス電磁弁6を開いた状態の暖房運転を継続する。
ステップS5で、室内熱交換器7への冷媒循環量が同じになっていないと判定した場合には、室内温度検出器15で室内温度を検出し、この検出した室内温度と操作スイッチ等で設定された室内設定温度との差を演算し、この差に基づいて各室内機52の室内膨張弁8の絞り開度を演算する(ステップS6)。
この演算結果に基づいて、室内膨張弁8の絞り開度を閉方向に調整して室内機52を流れる冷媒循環量を減少させ、その減少量の総和がバイパス冷媒回路に流れる冷媒循環量と同じ循環量になるようにし(ステップS7)、ステップS1へ戻り、処理を継続させる。
これらによって、バイパス回路17からの冷媒による室外熱交換器3の温度上昇と、各室内機52の室内熱交換器7暖房能力の確保とを調和させることができる。
上述したように、第1実施形態によれば、暖房能力を低下させつつも、最低限の快適性を確保したまま除霜運転を不要とした暖房運転とすることができる。
即ち、第1実施形態は、一つの室外機51からのガス冷媒配管53と液冷媒配管54とから分岐して複数の室内機52が並列に接続して構成され、室外機51において、圧縮機1の吐出側から室外熱交換器3と室外膨張弁4との間に連結するバイパス回路17に減圧装置18が設けられ、暖房運転時に室外機51が有する温度センサ13、14、15から各要素の温度を制御装置16が取込み、これらの温度に基づいて減圧装置18を開閉するものである。そして、室外機51の室外熱交換器3の温度が低下し、室外熱交換器3に着霜のおそれがある場合に、減圧装置18を開とし、圧縮機1からの高温高圧の冷媒を減圧装置18にて減圧し、室外熱交換器3に流通させることで、室外熱交換器3の温度の低下を防ぐ。
ここで減圧装置18を開くことにより室内機52への循環量が低下し、暖房能力の低下、室内空間の快適性を損なうおそれがある。そこで、室内機52と室外機51との組合せにおいて、インバータ駆動により圧縮機1の回転数を上げ、時間当りの吐出循環量を増加させることにより、室内機52への循環量減少分を補うようにしている。
ここで十分に補えない場合は、各々の室内機52に設定された室内設定温度と室内温度検出器15で検知された実際の室内温度との差から、室内機52が具備する室内膨張弁8の絞り開度を、快適性が確保できる必要最低限分を算出し、閉方向に調整する。これによって室内機52への必要冷媒循環量を調整し、圧縮機1の回転数調整で補えなかったバイパス循環量分を補填することができる。
暖房運転における室外熱交換器3の着霜を予防するために、圧縮機1の吐出側と切換え弁2との間から室外熱交換器3へ冷媒を循環させたときに、室内機52への冷媒循環量が低下し、暖房能力が低下するが、室内設定温度、室内温度を勘案して制御することにより、室内空間の快適性を保ったまま連続的な暖房運転を実施することが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の空気調和機について図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の第2実施形態の空気調和機50の全体構成図、図4は図3の空気調和機50の制御方法を示すフローチャートである。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第2実施形態では、第1実施形態のバイパス電磁弁6及びキャピラリーチューブからなるバイパス減圧装置17の代わりに、一つのバイパス膨張弁9からなるバイパス減圧装置を用いたものである。このバイパス膨張弁9は、バイパス回路17の開閉及びバイパス回路17を流れる冷媒の減圧を行う電子式膨張弁で構成されている。このバイパス膨張弁9を開とした際に、圧縮機1から吐出されたガス冷媒の一部は、切換え弁2を経由した流れとは分岐したバイパス回路17への流れを生じ、バイパス膨張弁9にて減圧され、室外熱交換器3へ供給される。ここで、バイパス膨張弁9の開閉量を調整することで、バイパス回路17への冷媒循環量を決定することが可能である。
この第2実施形態の暖房運転における具体的な制御方法について、以下に説明する。
暖房運転が開始されると、バイパス膨張弁9が閉じた状態で、室外熱交換器温度検出器13により室外熱交換器温度を検出すると共に、外気温度検出器14により外気温度を検出する(ステップS8)。次いで、検出した室外熱交換器温度及び外気温度に基づいて、室外熱交換器3に着霜のおそれがあるか否かを判定する(ステップS9)。この判定で、着霜のおそれがないと判定した場合には、ステップS1に戻り、バイパス膨張弁9が閉じた状態の暖房運転を継続する。
ステップS9で、着霜のおそれがあると判定した場合には、圧縮機1の回転数(運転周波数)を最大にすることにより、冷媒循環量を最大とする(ステップS10)。そして、室内機52からの圧縮機1の要求回転数(要求運転周波数)と圧縮機1の上限回転数(上限運転周波数)との差分から、バイパス膨張弁9の開度を演算し(ステップS11)、バイパス膨張弁9をこの演算した開度(指定開度)に開弁する(ステップS12)。こられの制御によって、圧縮機1から吐出される高温高圧のガス冷媒のバイパス回路17への分流量と、室内機52の暖房能力とを適切に調節することができる。
次いで、室外熱交換器温度及び外気温度を再度検出し(ステップS13)、これらの検出した温度に基づいて室外熱交換器4に着霜のおそれがあるか否かを再度判定する(ステップS14)。この判定で、着霜のおそれがないと判定した場合には、ステップS8に戻り、バイパス膨張弁9が指定開度に開いた状態の暖房運転を継続する。
ステップS14で、着霜のおそれがあると判定した場合には、操作スイッチ等で設定された室内設定温度と室内温度検出器15により検出された室内温度との差から各室内機52の室内膨張弁8の開度を演算し(ステップS15)、この演算結果に基づいて室内膨張弁8の絞り開度を調整する(ステップS16)。
次いで、ステップS16における室内膨張弁8の絞り開度の調整分からバイパス膨張弁9の開度を演算し(ステップS17)、この演算結果に基づいてバイパス膨張弁9の開度を調整し(ステップS18)、ステップS8へ戻り処理を継続させる。これによって、暖房運転を継続しつつ、室外熱交換器への着霜を防止することができる。
第2実施形態によれば、暖房能力を満足させつつ、余剰となった暖房能力分を使用し、除霜運転を不要とさせた暖房運転とすることができる
即ち、第2実施形態は、一つの室外機51からのガス冷媒配管53と液冷媒配管54とから分岐して複数の室内機52が並列に接続され、圧縮機1の吐出側から室外熱交換器1と室外膨張弁4との間に連結するバイパス回路17に冷媒量調整装置であるバイパス膨張弁9が設けられ、暖房運転時に室外機51が有する温度センサ13、14から各要素の温度を制御装置16が取込み、バイパス膨張弁9の冷媒循環量を調整するものである。そして、室外機51の室外熱交換器3の温度が低下し、室外熱交換器3に着霜のおそれがある場合に、インバータ駆動により圧縮機1の回転数を最大にすることにより、冷媒循環量を最大とする。ここで、圧縮機1の駆動上の上限回転数に対する室内機52からの要求周波数の差分である回転数分を室外熱交換器3にバイパス回路17を通して流す。
室外機51に接続された室内機52において、設定室内温度と室内温度において温度差があまり無く、暖房能力が過剰とされる室内機52がある場合には、その室内機52の過剰循環量分についてその室内膨張弁8を絞ることにより、暖房能力の適正化を図る。また、室外機51に対して室内機52が複数台接続された場合、室内機52間で必要循環量を調整することで、余剰冷媒量を作り出すことが可能である。余剰となった任意の冷媒循環量はバイパス回路17に設置されたバイパス膨張弁9を調整され、室外熱交換器温度の低下をより適切に防ぐことができる。
なお、第1実施形態、第2本実施形態において、室外機51が具備する室外制御基板上に搭載された室外操作スイッチまたは室内機52が具備する室内制御基板上に搭載された室内操作スイッチにより、制御装置16の判定条件、設定仕様等をユーザーが任意に設定可能とすることが好ましい。これによって、より適切な制御が可能となる。
1…圧縮機、2…切換え弁、3…室外熱交換器、4…室外膨張弁、5…キャピラリーチューブ、6…バイパス電磁弁、7…室内熱交換器、8…室内膨張弁、9…バイパス膨張弁、11…ガス阻止弁、12…液阻止弁、13…室外熱交換器温度検出器、14…外気温度検出器、15…室内温度検出器、16…制御装置、16a…室外制御装置、16b…室内制御装置、17…バイパス回路、18…バイパス減圧装置、50…空気調和機、51…室外機、52…室内機、53…ガス接続配管、54…液接続配管。

Claims (4)

  1. 圧縮機、切換え弁、室外膨張弁、室外熱交換器、外気温度を検出する外気温度検出器または前記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度検出器を有する室外機と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内機と、制御装置と、を備え、前記圧縮機、前記切換え弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張弁、前記室外膨張弁、前記室外熱交換器、前記切換え弁及び前記圧縮機を順に接続して暖房運転が可能な冷凍サイクルを構成し、前記冷凍サイクルは前記圧縮機の吐出側と前記室外側熱交換器の暖房運転時入口側とを連結するバイパス回路を有し、前記バイパス回路はバイパス減圧装置を備え、前記制御装置は、暖房運転時に、前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に、前記圧縮機の吐出側から冷媒を前記バイパス回路のバイパス減圧装置を通して分流して前記室外熱交換器に供給すると共に、前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行う空気調和機において
    前記室内機は前記室外機に複数台接続して設置され
    前記バイパス減圧装置は前記バイパス回路を開閉する機能を有し
    前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え、
    前記制御装置は、暖房運転時に、前記外気温度検出器で検知した外気温度及び前記室外熱交換器温度検出器で検知した室外熱交換器温度に基づいて前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に前記バイパス回路を開とすると共に前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行い、更に前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、その減少量の総和が前記バイパス回路に流れる冷媒循環量と同じ循環量になるように制御する
    ことを特徴する空気調和機
  2. 圧縮機、切換え弁、室外膨張弁、室外熱交換器、外気温度を検出する外気温度検出器または前記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度検出器を有する室外機と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内機と、制御装置と、を備え、前記圧縮機、前記切換え弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張弁、前記室外膨張弁、前記室外熱交換器、前記切換え弁及び前記圧縮機を順に接続して暖房運転が可能な冷凍サイクルを構成し、前記冷凍サイクルは前記圧縮機の吐出側と前記室外側熱交換器の暖房運転時入口側とを連結するバイパス回路を有し、前記バイパス回路はバイパス減圧装置を備え、前記制御装置は、暖房運転時に、前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に、前記圧縮機の吐出側から冷媒を前記バイパス回路のバイパス減圧装置を通して分流して前記室外熱交換器に供給すると共に、前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行う空気調和機において
    前記室内機は前記室外機に複数台接続して設置され
    前記バイパス減圧装置は前記バイパス回路を開閉する機能を有し
    前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え
    前記制御装置は、暖房運転時に、前記外気温度検出器で検知した外気温度及び前記室外熱交換器温度検出器で検知した室外熱交換器温度に基づいて前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に前記バイパス回路を開とすると共に、前記複数台の室内機に流れる冷媒循環量を前記バイパス回路が開とされる前と同じ循環量となるように前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行い
    更に、前記制御装置は、前記圧縮機の回転数を上昇させても前記複数台の室内機に流れる冷媒循環量を前記バイパス回路が開とされる前と同じ循環量とならず前記複数台の室内機に流れる循環量が不足した場合に、前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、その減少量の総和が前記バイパス回路に流れる冷媒循環量と同じ循環量になるように制御する
    ことを特徴する空気調和機
  3. 圧縮機、切換え弁、室外膨張弁、室外熱交換器、外気温度を検出する外気温度検出器または前記室外熱交換器の温度を検出する室外熱交換器温度検出器を有する室外機と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内機と、制御装置と、を備え、前記圧縮機、前記切換え弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張弁、前記室外膨張弁、前記室外熱交換器、前記切換え弁及び前記圧縮機を順に接続して暖房運転が可能な冷凍サイクルを構成、前記冷凍サイクルは前記圧縮機の吐出側と前記室外側熱交換器の暖房運転時入口側とを連結するバイパス回路を有し、前記バイパス回路はバイパス減圧装置を備え、前記制御装置は、暖房運転時に、前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に、前記圧縮機の吐出側から冷媒を前記バイパス回路のバイパス減圧装置を通して分流して前記室外熱交換器に供給すると共に、前記圧縮機の回転数を上昇させる制御を行う空気調和機において
    前記室内機は前記室外機に複数台接続して設置され
    前記バイパス減圧装置は前記バイパス回路を開閉する機能を有し
    前記各室内機は室内空気の温度を検出する室内温度検出器を備え
    前記制御装置は、暖房運転時に、前記外気温度検出器で検知した外気温度及び前記室外熱交換器温度検出器で検知した室外熱交換器温度に基づいて前記室外熱交換器に着霜のおそれがあるか否かを判定し、着霜のおそれがある場合に前記バイパス回路を開とすると共に、前記圧縮機の回転数を最大として当該圧縮機の冷媒総循環量が最大となるように制御を行ない
    前記バイパス減圧装置は電子式バイパス膨張弁で構成され
    更に、前記制御装置は、前記圧縮機の回転数を最大として当該圧縮機の冷媒総循環量が最大となるように制御する場合に、前記各室内機に設定された室内設定温度と前記室内温度検出器で検知された室内温度との差に基づいて前記各室内機の室内膨張弁の絞り開度を調整して前記室内機への冷媒循環量を減少させ、前記減少した室内機への冷媒循環量分も前記バイパス回路に流すように前記電子式バイパス膨張弁を制御する
    ことを特徴とする空気調和機
  4. 請求項3において
    前記制御装置の判定条件等を設定する操作スイッチを備えている
    ことを特徴とする空気調和機
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